JPH0799412B2 - 梃子型レンズ交換式眼鏡枠 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はレンズの交換、清掃が容易に行なえ外観の良い
眼鏡枠に関する。

［従来の技術］ 従来の眼鏡枠は一般的には左右のリムが中央のブリッヂ
と一体に形成され、左右のテンプルと上記リムとの連結
個所でリムを分離し、ネジによって結合しリム内に形成
された溝によってレンズを固定保持するようにしてい
た。

そして、レンズを交換する場合には上記ネジを外すこと
によってレンズ交換を行っていた。

ところが、上記眼鏡枠においてはネジ止めでレンズをリ
ム内に形成された溝に装着するようにしていたので、長
期間使用するとネジが緩みレンズが抜け落ちる等の事故
があるばかりか、レンズ交換が容易に行えないという問
題点があった。

これらの事情から、実開昭51-159150号公報記載のよう
に支持枠（リム）の上部部分を他の部分と別体的に形成
すると共に着脱自在又は開閉自在とした眼鏡枠、あるい
は特開昭58-72918号公報に記載のように左右のリムを連
結するブリッヂを一方のリム内縁から他方のリムの内縁
に渡って水平に横断分断し、該分割された上下一対のブ
リッヂ部間をその上下分離方向に押し広げ可能な付勢手
段と該手段を上下一対のブリッヂ部の締結状態位置でロ
ックする手段とからなる着脱機構をブリッヂ上に備える
ことを特徴とするレンズ取替式メガネが提案されてい
る。

更に、特開昭59-162510号公報に記載のようにリム先部
に背面側に止め穴を形成した取付具を夫々設け止め金を
止め穴方向に付勢するバネとを有してなる固定装置をブ
リッヂ背面両側に配置することを特徴とするレンズ交換
式眼鏡枠が提案されている。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、上記実開昭51-159150号公報記載の眼鏡
枠においては、左右の支持枠（リム）の一部分を別々に
着脱自在あるいは開閉自在とし、レンズの取替作業を左
右別々に行えるようにしているので、上記欠点は解決さ
れているが、着脱自在とする場合はその固定にはネジが
使用されているので、取り付け取り外しが不便であっ
た。

また、上記支持枠の一部を開閉自在とした場合には、該
支持枠の先部を他方の支持枠に嵌め込み部を形成するこ
とになるが、支持枠の形状によって噛合する嵌め込み部
分を形成しているので、嵌め込んだ際のロック状態が強
固になるように構成すると、レンズを取外す場合にはロ
ック状態を解くのに手間がかかり、嵌め込んだ際のロッ
ク状態を緩く構成するとレンズ交換は容易ではあるが、
衝撃等で開閉する支持枠が開き、レンズを落とすことが
あるという問題点があった。

また、上記実開昭51-159150号公報記載の眼鏡枠は、支
持枠の横方向厚みが薄い金属性の眼鏡枠の場合には、外
観を良好にした状態で適用することは困難であるという
問題点があった。

更には、上記実開昭51-159150号公報記載の眼鏡枠は、
眼鏡枠の正面側にネジが露出しており外観が悪いという
問題点もあった。

そして、上記特開昭58-72918号公報記載のレンズ取替式
メガネにおいては、上下に分断されたブリッヂを上下に
開くことで左右のリムが開き、内部に保持されていたレ
ンズが両方とも外されるので、両方のレンズを保持しな
がら動作を行う必要があり、更には別のレンズを入れ込
む場合には、一方のリムに交換しようとするレンズを載
せた後、他方のリムに他方側の交換しようとするレンズ
を載せるので、一方側のレンズを落下させないように、
他方のレンズを入れ込む必要があり、非常に慎重に行う
必要があり、一方のレンズを保持して作業を行うわけで
はないので、場合によってはレンズを落下させることが
あるという問題点がある。

特開昭58-72918号公報記載のレンズ取替式メガネは、ブ
リッヂ正面側に着脱機構（固定装置）が位置しており、
外観が悪いという問題点もある。

更に、上記実開昭51-159150号公報、特開昭58-72918号
公報双方の眼鏡枠は、着脱機構（固定装置）に通常のネ
ジを使用している為、長期間使用するとネジが緩み着脱
機構（固定装置）が破損し、リムが開きレンズを落下さ
せるという問題点がある。

そして、特開昭59-162510号公報記載のレンズ交換式眼
鏡枠は、「止め穴を形成した取付具」と限定されている
為、取付具作製の際に高度な作製技術が必要となる。

更に、清掃を行なう際、レンズとリムの間の清掃は容易
ではあるが、取付具の止め穴の清掃が簡単ではない。止
め穴に障害物が有れば、強固なロックが困難となりリム
が開きレンズが抜け落ちる事故となる問題点がある。

特開昭59-162510号公報記載の眼鏡枠は固定装置の位置
が背面に限定されている為、クリングス、パッド（鼻あ
て）が障害物ではあるが長期間使用する事で左右に広が
り操作部材が人の顔にさわりリムが開く可能性が出てく
ると言う問題がある。

本発明はこのような事情に鑑がみてなされたもので、片
側ずつのレンズの交換、各部分の清掃ができ、しかもそ
の作業が容易で、梃子型着脱機構（固定装置）作製に通
常のネジを使用せず強固な付勢手段を使用し、レンズが
抜け落ちる事故を最大限防ぎ外観も良いレンズ交換式眼
鏡枠の提供を目的とするものである。

［問題点を解決するための手段］ この発明は、テンプルを備えた左右のリムと、左右のリ
ムを繋ぐブリッヂとを有する眼鏡枠において、左右のリ
ムをブリッヂとの接続部分でそれぞれ切り離し、各リム
の切り離された端部の一方をブリッヂの左右接続部分に
それぞれ固着し、各リムの切り離された端部の他方に取
付具をそれぞれ設けるとともに、ブリッヂの左右接続部
分に挺子型着脱機構をそれぞれ設けて取付具をブリッヂ
に対して着脱可能とした挺子型レンズ交換式眼鏡枠であ
って、上記挺子型着脱機構が、ブリッヂに揺動自在に支
持されて押圧操作されるとともに、その一部が取付具の
一部に結合可能に設けられた操作部材と、操作部材の一
部が取付具の一部に結合するように付勢するバネと、を
備えることを特徴とする挺子型レンズ交換式眼鏡枠であ
る。更に、上記取付具の形、挺子型着脱機構の位置およ
び形は、限定されてはいない。したがって、取付具の形
は、清掃が容易で、着脱機構によりブリッヂに対して着
脱自在に形成されておれば、様々な形に変形可能であ
る。例えば、挺子型着脱機構をブリッヂの正面側に露出
して構成した場合、その操作部材の外面に石座を形成す
ることもできる。そして、この石座には宝石、貴金属、
アクセサリー等を固着することができる。また、この操
作部材を外見上操作部材であると簡単に判断することが
できないように、デザインして作製することもできる。
さらに、挺子型着脱機構を支持するブリッヂも溶接、ネ
ジ、または、強固に接合、固着する手段を用いて作製す
ることができる。また、テンプル、リムおよびブリッヂ
の材質をチタンとすることもできる。

［作用］ 本発明に係る梃子型レンズ交換式眼鏡枠は、左右リムを
ブリッヂ接続部分で切り離し、切り離されたリムの一方
の先部を上記ブリッヂに固着し、他方リム先部に取付具
を設けて、上記ブリッヂ左右の嵌入部に固着可能として
いる。

そして、上記左右の取付具には、止金嵌入部を設け、ブ
リッヂ側に上記止め金嵌入部に嵌入する止め金を設けた
挺子型着脱機構（以下、固定装置とも称する）をブリッ
ヂの両側に配置している。

また、該固定装置は操作部材とバネとを有し、この操作
部材の一端に設けられている上記止め金を上記バネによ
って止め金嵌入部に付勢している。

そして、操作部材の他端には該バネに対抗して上記止め
金を止め金嵌入部から外す押圧部が設けられている。

従って、常時はバネによって止め金が止め金嵌入部に押
圧状態に嵌入しているので、上記他方のリムに設けられ
た取付具をブリッヂに強固に固定することができるが、
上記押圧部をバネに対抗して押すことによって、止め金
が止め金嵌入部から外れるので、簡単に上記取付具をブ
リッヂの嵌入部から外すことができる。

［実施例］ 続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化し
た実施例につき説明し、本発明の理解に供する。

ここに第１図は本発明の実施例に係る梃子型レンズ交換
式眼鏡枠の全体背面図、第２図は同正面図、第３図は同
側面図、第４図は該梃子型レンズ交換式眼鏡枠のブリッ
ヂ回りの斜視図、第５図は上記ブリッヂの正面図、第６
図は同平面図、第７図は同側面図、第８図は第５図にお
ける矢視Ａ−Ａ線断面図、第９図はリムの一方側に固定
する取付具の正面図、第10図は第９図における矢視Ｂ−
Ｂ線断面図、第11図は第９図における矢視Ｃ−Ｃ線断面
図、第12図は上記取付具の平面図、取付具の形は左右対
称型となる、第13図は本発明の梃子型着脱機構（固定装
置）の変形を示すブリッヂ回りの斜視図、第14図は上記
ブリッヂ正面図、第15図は同平面図、第16図は同側面
図、第17図は同背面図、第18図は同底面図、第19図は第
16図における矢視Ｄ−Ｄ線断面図、第20図は上記第13図
〜第19図に示す梃子型着脱機構（固定装置）の変形にお
いてリムの一方側に固着する取付具の正面図、第21図は
第20図における矢視Ｅ−Ｅ線断面図、第22図は第20図に
おける矢視Ｆ−Ｆ線断面図、第23図は同取付具平面図、
第24図は操作部材外観面を立て爪型石座に変形形成た正
面図、第25図は同側面図、第26図は同平面図、第27図は
操作部材外観面を立て爪型石座に変形形成した例その２
の正面図、第28図は同側面図、第29図は同平面図、第30
図は操作部材外観面を埋め込み型石座に形成した正面
図、第31図は同側面図、第32図は同平面図、第１図〜第
４図に示すように本発明の一実施例に係る梃子型レンズ
交換式眼鏡枠は、基本的骨格を成す金属部分をチタンに
構成可能であって、内側に図に示さないレンズを保持す
る斜め溝が形成されたリム11、12と、該リム11、12の両
側に取り付けられたテンプル13、14と上記リム11、12を
連結するブリッヂ15とを有して構成されている。

以下、これらについて詳しく説明する。

上記左右のリム11、12は中央のブリッヂ15の部分で切り
離され、切り離された下側のリム11a、12aの先部を上記
ブリッヂ15に固定し、切り離された他方の上側のリム11
b、12bの先部には、夫々取付具16、17が固着されてい
る。

そして、上記取付具16（17も同様）は、第９図〜第12図
に示すように後部に三角形の突出部18を有し、正面側に
は止め金嵌入部19が形成されている。

この止め金嵌入部19の内部は下部に水平面部20を有し、
第11図に示すように縦断三角形に形成されている。

また、上記取付具16、17の外側部には溝21が形成され
て、該溝21に切り離された上側のリム11b、12bの先部が
その先端をやや突出するようにして固着されている。

尚、上側のリム11b、12bの底面は三角状に突出し、下側
のリム11a、12aの底面は三角状に窪み噛合するようにな
っている。

一方、上記ブリッヂ15の両側には上記取付具16、17が嵌
まり込む嵌入部22、23が形成されているが、該嵌入部2
2、23には取付具16、17に夫々形成されている三角形状
の突出部18が嵌入する溝24、25が形成されて、該取付具
16、17がブリッヂ15から外側に移動しないようになって
いる。

そして、上記ブリッヂ15の正面側には上記取付具16、17
をブリッヂ15から抜けないようにする為の固定装置26、
27が左右に設けられている。

該固定装置26、27は第４図〜第７図に示すように、外側
には押圧部28、29が形成され他方側には止め金30、31が
形成された操作部材32、33と、この操作部材32、33を回
動自在に保持する心棒34、35と、上記ブリッヂ15内に配
置されて上記押圧部28、29を夫々外方向に付勢するバネ
36、37とを夫々有して構成され、上記止め金30、31が上
記取付具16、17の止め金嵌入部19にバネ36、37によって
押圧状態で嵌入できるようになっている。

従って、梃子型レンズ交換式眼鏡枠10を使用する場合に
は、まず、上記固定装置26、27の押圧部28、29を押し
て、止め金30、31を夫々止め金嵌入部19から外し、上側
のリム11b、12bを引いて取付具16、17をブリッヂ15から
外す、これによって左右のリム11、12が開かれる。

そこで、例えば、一方のリム11の溝にレンズを嵌め込
み、取付具16が取付けられた上側のリム11bを押して取
付具16を嵌入部22に挿入する。

該嵌入部22に取付具16を挿入すると、止め金30の上部が
斜めになっているので、止め金30がバネ36に対抗して引
っ込み、更に押し込むと止め金30が止め金嵌入部19に嵌
入してロックされる。

これによって取付具16がブリッヂ15に固定され、レンズ
をリム11の溝に固定保持できる。

次に、同様の動作を繰り返して他方のリム12にレンズを
装着する。

レンズを交換する場合には、固定装置26、27、の押圧部
28、29に押すことによって、止め金30、31が止め金嵌入
部19から外れ、取付具16、17を夫々嵌入部22、23から引
き抜き、リムを開きレンズを取り外すことになる。

上記は取付具に三角形状の突出部18と取付具嵌入部に三
角形状の溝24、25を有した型を示すものである。

尚、第13図からは上記固定装置（挺子型着脱機構）26、
27の変形例を示すものであり、具体的には、取付具の底
面に四角状突出部44を設け嵌入部22、23には、これと噛
合する四角形状溝45、46を設け、ネジ38、39とこのネジ
の緩みを押さえるネジ止めネジ40、41を使用したもので
ある。更に、図面には示してはいないが溶接技術の使用
も可能であり、固定装置26、27の基本的構造は第12図ま
でのものとほぼ同様である。

尚、第１図から第12図までの実施例の図面にはブリッヂ
に作製上のネジ38、39ネジ止めネジ40、41の使用は示さ
れてはいないが、この構造でのネジ38、39はネジ止めネ
ジ40、41の使用作製も可能である。更に、第24図から第
32図までは操作部材の変形例を示したものであり、これ
に限らず本発明の障害とならぬ範囲での貴金属、アクセ
サリーを固着可能な形に変形形成することも可能であ
る。

尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の基本的要旨を変更しない範囲で種々変形実施でき
ることは明らかである。

具体的には、固定装置、取付具の位置、形が限定されて
いない為、操作部材を基本的型のまま上下の位置を変え
構成することも可能である。

上記記載のように操作部材32、33の変形形成が自由であ
る為、貴金属、アクセサリー等の固着可能な操作部材の
図面は、その数が様々で多い為省略します。

［発明の効果］ 本発明に係る梃子型レンズ交換式眼鏡枠は以上の説明か
らも明らかなように、固定装置の押圧部を押すという簡
単な動作によってリムを開きレンズの交換を行なうこと
ができる。更には、上記固定装置は左右のリムに別々に
設けられているので、左右のレンズの交換を別々に行な
うことができるので、安心してレンズ交換作業、レンズ
とリムの間の清掃作業が行なえるという効果をだす。

そして、レンズを固定した状態ではリムが開かないよう
にバネによって押圧された止め金が止め金嵌入部に嵌入
保持しているので、使用に伴う衝撃等によってリムが開
きレンズが落下するという心配もない。

また、固定装置の形は限定されていないので外観を梃子
型着脱機構（固定装置）の操作部材とは判断することを
困難とするデザインに作製することもできる。また操作
部材の外観面を石座に変形形成し宝石の固着可能、更
に、貴金属、アクセサリー等の固着可能な形に変形形
成、固着可能とする為、外見上もよい。また、梃子型着
脱機構（固定装置）の位置は限定されていない為、上下
の位置を変え、その性能を果たす形で配置し、外観から
は有無の判断が困難とする効果をだす。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係る梃子型レンズ交換式眼鏡
枠の背面図、第２図は同正面図、第３図は同側面図、第
４図は該梃子型レンズ交換式眼鏡枠のブリッヂ回りの斜
視図、第５図は上記ブリッヂの正面図、第６図は同平面
図、第７図は同側面図、第８図は第５図における矢視Ａ
−Ａ線断面図、第９図はリムの一方側に固定する取付具
の正面図、第10図は第９図における矢視Ｂ−Ｂ線断面
図、第11図は第９図における矢視Ｃ−Ｃ線断面図、第12
図は上記取付具の平面図、第13図は本発明の梃子型着脱
機構（固定装置）の変形を示すブリッヂ回りの斜視図、
第14図は上記ブリッヂの正面図、第15図は同平面図、第
16図は同側面図、第17図は同背面図、第18図は同底面
図、第19図は第16図における矢視Ｄ−Ｄ線断面図、第20
図は上記変形を示す梃子型着脱機構（固定装置）のリム
の一方側に固定する取付具の正面図、第21図は第20図に
おける矢視Ｅ−Ｅ線断面図、第22図は第20図における矢
視Ｆ−Ｆ線断面図、第23図は同平面図、第24図は操作部
材外観面を立て爪型石座に変形形成した例その１の正面
図、第25図は同側面図、第26図は同平面図、第27図は操
作部材外観面を立て爪型石座に変形形成した例その２の
正面図、第28図は同側面図、第29図は同平面図、第30図
は操作部材外観面を埋め込み型石座に変形形成した例そ
の１の正面図、第31図は同側面図、第32図は同平面図、
第33図は埋め込み型石座に変形形成した例その２の正面
図、第34図は同側面図、第35図は同平面図である。 ［符号の説明］ 10……梃子型レンズ交換式眼鏡枠、11、12……リム、11
a、12a……下側リム、11b、12b……上側リム、13、14…
…テンプル、15……ブリッヂ、16、17……取付具、18…
…三角形状突出部、19……止め金嵌入部、20……水平面
部、21……溝、22、23……嵌入部、24、25……三角形状
の溝、26、27……固定装置（挺子型着脱機構）、28、29
……押圧部、30、31……止め金、32、33……操作部材、
34、35……心棒、36、37……バネ、38、39……ネジ、4
0、41……ネジ止めネジ、42、43……ネジ穴、44……四
角形状突出部、45、46……四角形状の溝、47、48……ク
リングス、49、50……パット、51、52……先セル。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】テンプルを備えた左右のリムと、左右のリ
   ムを繋ぐブリッヂとを有する眼鏡枠において、 左右のリムをブリッヂとの接続部分でそれぞれ切り離
   し、各リムの切り離された端部の一方をブリッヂの左右
   接続部分にそれぞれ固着し、各リムの切り離された端部
   の他方に取付具をそれぞれ設けるとともに、ブリッヂの
   左右接続部分に挺子型着脱機構をそれぞれ設けて取付具
   をブリッヂに対して着脱可能とした挺子型レンズ交換式
   眼鏡枠であって、 上記挺子型着脱機構が、ブリッヂに揺動自在に支持され
   て押圧操作されるとともに、その一部が取付具の一部に
   結合可能に設けられた操作部材と、操作部材の一部が取
   付具の一部に結合するように付勢するバネと、を備える
   ことを特徴とする挺子型レンズ交換式眼鏡枠。
2. 【請求項２】上記操作部材に、宝石、貴金属、アクセサ
   リ等を固着可能な石座を設けた特許請求の範囲第１項に
   記載の挺子型レンズ交換式眼鏡枠。
3. 【請求項３】上記左右のリム、ブリッヂの少なくとも一
   方をチタン製とした特許請求の範囲第１項に記載の挺子
   型レンズ交換式眼鏡枠。