JPH07990Y2 - 落し込み形食器収納装置 - Google Patents
落し込み形食器収納装置Info
- Publication number
- JPH07990Y2 JPH07990Y2 JP793391U JP793391U JPH07990Y2 JP H07990 Y2 JPH07990 Y2 JP H07990Y2 JP 793391 U JP793391 U JP 793391U JP 793391 U JP793391 U JP 793391U JP H07990 Y2 JPH07990 Y2 JP H07990Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tableware
- hot air
- spring
- storage
- tension spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は収納部内を上下する食
器受台を有し、食器受台上に重積された食器の高さに関
係なく最上段の食器が自動的に収納部開口に位置するよ
うに構成された落し込み形食器収納装置に関する。
器受台を有し、食器受台上に重積された食器の高さに関
係なく最上段の食器が自動的に収納部開口に位置するよ
うに構成された落し込み形食器収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、同種の食器を多数重積して収納す
るとともに、最上段の食器から順次取出されて、整然と
効率よく食器を供給できるようにした落し込み形食器収
納装置がある。
るとともに、最上段の食器から順次取出されて、整然と
効率よく食器を供給できるようにした落し込み形食器収
納装置がある。
【0003】このような落し込み形食器収納装置は、一
般に、上方開口の収納部を有する本体ケース内に、上下
動自在に食器受台が設けられており、この食器受台がば
ねにより上方へ付勢されて、重積された食器の重量に対
応して上下し、食器が取出されると食器の積重ねの高さ
に関係なく、常に最上段の食器が収納部開口に到来し
て、釣り合って静止するように構成されていた。
般に、上方開口の収納部を有する本体ケース内に、上下
動自在に食器受台が設けられており、この食器受台がば
ねにより上方へ付勢されて、重積された食器の重量に対
応して上下し、食器が取出されると食器の積重ねの高さ
に関係なく、常に最上段の食器が収納部開口に到来し
て、釣り合って静止するように構成されていた。
【0004】そして、食器受台の上方への付勢は、平板
状に形成された食器受台と本体ケース底部との間に介装
された圧縮コイルばねによるものと、箱状に形成された
食器受台の下部と本体ケース上部との間に介装された引
張りばねによるものとがあった。(例えば、前者のもの
としては特公昭48−26356号公報,後者のものと
しては実開昭55−16050号公報がある。)
状に形成された食器受台と本体ケース底部との間に介装
された圧縮コイルばねによるものと、箱状に形成された
食器受台の下部と本体ケース上部との間に介装された引
張りばねによるものとがあった。(例えば、前者のもの
としては特公昭48−26356号公報,後者のものと
しては実開昭55−16050号公報がある。)
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このような従
来構成の落し込み形食器収納装置においては、食器受台
の上下の移動距離とばねの収縮時の長さとが直列になる
ため、本体ケースの高さは、ばねの収縮時の長さ分だけ
有効に利用されないという問題があった。例えば、前者
の構成のものにあっては、最大量の食器が重積されたと
き、最上段の食器は収納部の開口にあり、食器受台は最
下位置にあって、圧縮コイルばねは食器受台下面と本体
ケース底部との間に圧縮されている。従って、本体ケー
スの高さは、圧縮された圧縮コイルばねの長さ分だけ不
利用部分が生じる。また、後者の構成のものにあって
は、食器受台を引張りばねで懸吊支持するため、食器受
台上面が収納部開口にあるときにおいても、収縮した引
張りばねの長さ分だけの寸法が必要となる。そのため、
一般には、収縮した引張りばねの長さだけ食器受台の厚
みを大きくして、その下面と本体ケース上部との間に引
張りばねが張設されていた。従って、食器が重積されて
食器受台が最下位置にくると、食器受台の縦寸法分だけ
不利用部分が生じていた。
来構成の落し込み形食器収納装置においては、食器受台
の上下の移動距離とばねの収縮時の長さとが直列になる
ため、本体ケースの高さは、ばねの収縮時の長さ分だけ
有効に利用されないという問題があった。例えば、前者
の構成のものにあっては、最大量の食器が重積されたと
き、最上段の食器は収納部の開口にあり、食器受台は最
下位置にあって、圧縮コイルばねは食器受台下面と本体
ケース底部との間に圧縮されている。従って、本体ケー
スの高さは、圧縮された圧縮コイルばねの長さ分だけ不
利用部分が生じる。また、後者の構成のものにあって
は、食器受台を引張りばねで懸吊支持するため、食器受
台上面が収納部開口にあるときにおいても、収縮した引
張りばねの長さ分だけの寸法が必要となる。そのため、
一般には、収縮した引張りばねの長さだけ食器受台の厚
みを大きくして、その下面と本体ケース上部との間に引
張りばねが張設されていた。従って、食器が重積されて
食器受台が最下位置にくると、食器受台の縦寸法分だけ
不利用部分が生じていた。
【0006】そのため、収納できる食器の数量が制約さ
れ、また、装置が嵩高になるという問題があった。
れ、また、装置が嵩高になるという問題があった。
【0007】更に、特公昭52−29063号公報に
は、揺動するレバーを有し、その自由端側のプーリーに
巻掛けられたケーブルで、プラットフォーム(食器受台
に相当)を昇降可能に支持するとともに、前記レバーに
スプリングによる偏倚力を与えてプラットフォームの荷
重を平衡させる荷重調整機構を側方に設けた自動高さ調
節式給仕装置が開示されている。
は、揺動するレバーを有し、その自由端側のプーリーに
巻掛けられたケーブルで、プラットフォーム(食器受台
に相当)を昇降可能に支持するとともに、前記レバーに
スプリングによる偏倚力を与えてプラットフォームの荷
重を平衡させる荷重調整機構を側方に設けた自動高さ調
節式給仕装置が開示されている。
【0008】しかし、この構成の装置においては、ケー
ブルによるプラットフォームの昇降機構、および荷重調
整機構が複雑化するとともに嵩高となり、装置が幅広に
なるという問題があった。
ブルによるプラットフォームの昇降機構、および荷重調
整機構が複雑化するとともに嵩高となり、装置が幅広に
なるという問題があった。
【0009】また、特開昭54−110694号公報に
は、食器の収納部に隔壁を隔てて設けられ、隔壁の上部
と下部に穿設された貫通孔により収納部と連通された熱
風機を有する保温庫が開示されている。しかし、この保
温庫においては、熱風送出のための貫通孔が下部にのみ
設けられているため、食器受台に多数の食器が積重ねら
れたとき、中,上位にある食器には充分に熱風が回らな
いおそれがあった。
は、食器の収納部に隔壁を隔てて設けられ、隔壁の上部
と下部に穿設された貫通孔により収納部と連通された熱
風機を有する保温庫が開示されている。しかし、この保
温庫においては、熱風送出のための貫通孔が下部にのみ
設けられているため、食器受台に多数の食器が積重ねら
れたとき、中,上位にある食器には充分に熱風が回らな
いおそれがあった。
【0010】
【課題を解決するための手段】この考案は上記問題点を
解決するためになされたものである、上方開口の収納部
を有する本体ケースと、ガイドレールに案内されて上記
収納部内を上下動自在に設けられた食器受台と、上記食
器受台を上方へ付勢する引張りばねと、上記収納部に隔
壁を隔てて設けられ上記食器受台上に載置された食器に
熱風を送風する熱風機と、を有する落し込み形食器収納
装置であって、上記引張りばねは、上記本体ケースの上
部に設けられたばね用ローラーを介して逆U字状に巻掛
けられた複数個のコイル状ばねからなり、上記熱風機
は、上記隔壁の上下方向の中部位置から下部位置にかけ
て設けられて上記収納部と連通した複数個の熱風送出口
を有することを特徴とする落し込み形食器収納装置であ
る。
解決するためになされたものである、上方開口の収納部
を有する本体ケースと、ガイドレールに案内されて上記
収納部内を上下動自在に設けられた食器受台と、上記食
器受台を上方へ付勢する引張りばねと、上記収納部に隔
壁を隔てて設けられ上記食器受台上に載置された食器に
熱風を送風する熱風機と、を有する落し込み形食器収納
装置であって、上記引張りばねは、上記本体ケースの上
部に設けられたばね用ローラーを介して逆U字状に巻掛
けられた複数個のコイル状ばねからなり、上記熱風機
は、上記隔壁の上下方向の中部位置から下部位置にかけ
て設けられて上記収納部と連通した複数個の熱風送出口
を有することを特徴とする落し込み形食器収納装置であ
る。
【0011】
【作用】この考案は上記のように構成されたものであ
り、食器受台に所定量の食器が重積されると、その荷重
が引張りばねの付勢力に勝ち、食器受台は下降して収納
部底部の最下位置に到達し、最上段の食器は収納部開口
に位置する。このとき、引張りばねは、収納室側方にお
いて、ばね用ローラーを介してばね掛け片とばね掛け部
材との間で略逆U字状に伸張状態にあり、その引張力と
食器受台の荷重とが釣り合っている。
り、食器受台に所定量の食器が重積されると、その荷重
が引張りばねの付勢力に勝ち、食器受台は下降して収納
部底部の最下位置に到達し、最上段の食器は収納部開口
に位置する。このとき、引張りばねは、収納室側方にお
いて、ばね用ローラーを介してばね掛け片とばね掛け部
材との間で略逆U字状に伸張状態にあり、その引張力と
食器受台の荷重とが釣り合っている。
【0012】食器受台上の食器が減じられると、食器の
高さに等しい距離だけ食器受台が上昇し、新しく最上段
に位置する食器が収納部開口に到来し、荷重と引張りば
ねの引張力とが釣り合って静止する。
高さに等しい距離だけ食器受台が上昇し、新しく最上段
に位置する食器が収納部開口に到来し、荷重と引張りば
ねの引張力とが釣り合って静止する。
【0013】食器受台上の食器がなくなると、食器受台
は収納部開口の最上位置に到来する。このとき、引張り
ばねは、収納室の側方において、ばね用ローラーに巻掛
けられてばね掛け片とばね掛け部材との間で収縮状態と
なり、その引張力と食器受台重量とは釣り合い状態にあ
る。
は収納部開口の最上位置に到来する。このとき、引張り
ばねは、収納室の側方において、ばね用ローラーに巻掛
けられてばね掛け片とばね掛け部材との間で収縮状態と
なり、その引張力と食器受台重量とは釣り合い状態にあ
る。
【0014】このように、引張りばねは、収納部の側方
において、ばね用ローラに逆U字状に巻掛けられ、収納
部の高さ寸法にほぼ匹敵する範囲を伸縮して、食器受台
の上下移動を行うものである。
において、ばね用ローラに逆U字状に巻掛けられ、収納
部の高さ寸法にほぼ匹敵する範囲を伸縮して、食器受台
の上下移動を行うものである。
【0015】そして、引張りばねの付勢力は、ばね掛け
部材の位置により微調整でき、また載置される食器の種
類等が変って平衡させる荷重が大きく変った場合は、引
張りばねの個数の増減により対応を行うことができる。
また、熱風機よりの熱風は、隔壁の中部位置から下部位
置にかけて収納部内に送出され、食器受台の上下移動に
よる食器の熱風浴の差を小さくすることができる。
部材の位置により微調整でき、また載置される食器の種
類等が変って平衡させる荷重が大きく変った場合は、引
張りばねの個数の増減により対応を行うことができる。
また、熱風機よりの熱風は、隔壁の中部位置から下部位
置にかけて収納部内に送出され、食器受台の上下移動に
よる食器の熱風浴の差を小さくすることができる。
【0016】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図1ないし図4
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0017】図において1は落し込み形食器収納装置で
あり、本体ケース3および食器受台10,ガイドレール
20並びにばね用ローラー25,引張りばね30,熱風
機35とから主に構成されている。
あり、本体ケース3および食器受台10,ガイドレール
20並びにばね用ローラー25,引張りばね30,熱風
機35とから主に構成されている。
【0018】本体ケース3は、内周面を断熱壁で形成し
た箱状体であり、所定の位置に設けられた隔壁4によ
り、一側に上方が開口した収納部7および他側に機構部
9が形成され、収納部7の開口部を開閉自在に蓋6が蝶
着されている。隔壁4には、所定位置に後述する食器受
台10の腕部材12,13の上下動のための1対のスリ
ット5が設けられている。更には、隔壁4の上部には熱
風機35への貫通孔38が穿設されており、隔壁4の中
央上部から下部にかけては、平行した多数の長孔状の熱
風送出口39が穿設されている。
た箱状体であり、所定の位置に設けられた隔壁4によ
り、一側に上方が開口した収納部7および他側に機構部
9が形成され、収納部7の開口部を開閉自在に蓋6が蝶
着されている。隔壁4には、所定位置に後述する食器受
台10の腕部材12,13の上下動のための1対のスリ
ット5が設けられている。更には、隔壁4の上部には熱
風機35への貫通孔38が穿設されており、隔壁4の中
央上部から下部にかけては、平行した多数の長孔状の熱
風送出口39が穿設されている。
【0019】食器受台10は、食器45を載置する多孔
板11と、多孔板11を支持する腕部材12,13とか
ら形成されている。多孔板11には、収納部7内におい
て、食器受台10の下方と上方との間の熱風流通のため
の多数の孔11aが穿設されている。また、腕部材1
2,13の基端部12a,13aは、機構部9内に突出
するとともに、夫々に1対のガイドローラー15および
1対の補助ローラー16が回動自在に配設されており、
更に、基端部12aにはばね掛け片14が延設されてい
る。そして、腕部材12,13は収納部7内において、
連結部材18により一体的に連結され、その上部に多孔
板11が固着されている。
板11と、多孔板11を支持する腕部材12,13とか
ら形成されている。多孔板11には、収納部7内におい
て、食器受台10の下方と上方との間の熱風流通のため
の多数の孔11aが穿設されている。また、腕部材1
2,13の基端部12a,13aは、機構部9内に突出
するとともに、夫々に1対のガイドローラー15および
1対の補助ローラー16が回動自在に配設されており、
更に、基端部12aにはばね掛け片14が延設されてい
る。そして、腕部材12,13は収納部7内において、
連結部材18により一体的に連結され、その上部に多孔
板11が固着されている。
【0020】ガイドレール20は、1対の異形C状断面
の部材からなり、機構部9の隔壁4に近接して対向状に
配設されている。そして、その内壁立上り部においてガ
イドローラー15を転動させて上下方向へ案内し、その
折曲端縁において補助ローラー16を転動させて、多孔
板11の水平状態を保持するように形成されている。そ
して、食器受台10はガイドレール20に案内されて、
収納部7内を水平状態で上下動可能に形成されている。
の部材からなり、機構部9の隔壁4に近接して対向状に
配設されている。そして、その内壁立上り部においてガ
イドローラー15を転動させて上下方向へ案内し、その
折曲端縁において補助ローラー16を転動させて、多孔
板11の水平状態を保持するように形成されている。そ
して、食器受台10はガイドレール20に案内されて、
収納部7内を水平状態で上下動可能に形成されている。
【0021】ばね用ローラー25は、実施例では並設さ
れた4個の環状凹入部を有する円筒部材からなり、上記
ばね掛け片14の上方に位置するように、そのローラー
軸27が、ガイドレール15の上部に設けられた1対の
軸受部28により回転自在に支持されている。
れた4個の環状凹入部を有する円筒部材からなり、上記
ばね掛け片14の上方に位置するように、そのローラー
軸27が、ガイドレール15の上部に設けられた1対の
軸受部28により回転自在に支持されている。
【0022】一方、機構部9の下部には突出片8が設け
られており、この突出片8には、引張りばね30の一端
を係止するためのばね掛け部材31が、調整用ボルト3
2を介して上下移動可能に配設されている。そして、実
施例では4個の引張りばね30が、ばね用ローラー25
の環状凹入部に夫々巻掛けられて、食器受台10のばね
掛け片14とばね掛け部材31との間に張設されてい
る。この引張りばね30の引張力は、ばね掛け片14と
ばね用ローラー25との間では上方に作用し、ばね用ロ
ーラー25とばね掛け部材31との間では下方に作用し
ており、全体として食器受台10を上方へ付勢するよう
に作用している。そして、この付勢力は、引張りばねの
線材の材質,太さ,コイル径,巻き数等により調整可能
であり、張設個数の増減によっても調整できる。更に、
上記調整用ボルト32のねじ込み,ねじ戻しによって付
勢力の微調整を行うことができる。
られており、この突出片8には、引張りばね30の一端
を係止するためのばね掛け部材31が、調整用ボルト3
2を介して上下移動可能に配設されている。そして、実
施例では4個の引張りばね30が、ばね用ローラー25
の環状凹入部に夫々巻掛けられて、食器受台10のばね
掛け片14とばね掛け部材31との間に張設されてい
る。この引張りばね30の引張力は、ばね掛け片14と
ばね用ローラー25との間では上方に作用し、ばね用ロ
ーラー25とばね掛け部材31との間では下方に作用し
ており、全体として食器受台10を上方へ付勢するよう
に作用している。そして、この付勢力は、引張りばねの
線材の材質,太さ,コイル径,巻き数等により調整可能
であり、張設個数の増減によっても調整できる。更に、
上記調整用ボルト32のねじ込み,ねじ戻しによって付
勢力の微調整を行うことができる。
【0023】熱風機35は、送風機36,ヒーター3
7,熱風機カバー40を有しており、対向した1対のガ
イドレール20の間に配設されている。この送風機36
は、その吸込口が隔壁4の上部の貫通孔38に連通さ
れ、貫通孔38より収納部7内の空気を吸込んで、下方
へ吐出するように形成されている。送風機36の下方に
はヒーター37が配設されており、送風機36よりの空
気を加熱して熱風機カバー40により熱風送出口39へ
導くように形成されている。そして、ヒータ37により
加熱された熱風は、収納部7とその中央上部から下部の
間において連通した熱風送出口39より送出され、更
に、収納部7内を上部へ流過して貫通孔38に至り、循
環するように形成されている。
7,熱風機カバー40を有しており、対向した1対のガ
イドレール20の間に配設されている。この送風機36
は、その吸込口が隔壁4の上部の貫通孔38に連通さ
れ、貫通孔38より収納部7内の空気を吸込んで、下方
へ吐出するように形成されている。送風機36の下方に
はヒーター37が配設されており、送風機36よりの空
気を加熱して熱風機カバー40により熱風送出口39へ
導くように形成されている。そして、ヒータ37により
加熱された熱風は、収納部7とその中央上部から下部の
間において連通した熱風送出口39より送出され、更
に、収納部7内を上部へ流過して貫通孔38に至り、循
環するように形成されている。
【0024】尚、この考案は上述の説明および図例に制
限されることなく、この考案の技術的思想から逸脱しな
い範囲において、その実施態様を変更することができ
る。例えば、蓋は脱着自在に構成してもよく、また、ば
ね用ローラーは左右対称形に配設してもよい。更に、熱
風機は殺菌温度と保温温度とに切換えできるように構成
することができる。
限されることなく、この考案の技術的思想から逸脱しな
い範囲において、その実施態様を変更することができ
る。例えば、蓋は脱着自在に構成してもよく、また、ば
ね用ローラーは左右対称形に配設してもよい。更に、熱
風機は殺菌温度と保温温度とに切換えできるように構成
することができる。
【0025】
【考案の効果】この考案による落し込み形食器収納装置
は以上のような構成よりなるものであり、食器受台を付
勢する引張りばねは、収納部の側方において、食器受台
の上下移動方向と並行してばね用ローラに逆U字状に巻
掛けられ、収納部の高さ寸法にほぼ匹敵する範囲を伸縮
するので、装置の高さ寸法全体を食器収納のために利用
でき、同じ高さをもつ従来の装置に比し多量の食器を収
納することができる。
は以上のような構成よりなるものであり、食器受台を付
勢する引張りばねは、収納部の側方において、食器受台
の上下移動方向と並行してばね用ローラに逆U字状に巻
掛けられ、収納部の高さ寸法にほぼ匹敵する範囲を伸縮
するので、装置の高さ寸法全体を食器収納のために利用
でき、同じ高さをもつ従来の装置に比し多量の食器を収
納することができる。
【0026】従って、カウンターレベルを揃えるような
高さの制約がある場合において、特に効果を発揮できる
とともに、多量の食器を収納できる装置をコンパクトに
構成することができる。
高さの制約がある場合において、特に効果を発揮できる
とともに、多量の食器を収納できる装置をコンパクトに
構成することができる。
【0027】また、引張りばねの付勢力は、ばね掛け部
材の位置により微調整できるとともに、載置される食器
の種類等が変って平衡させる荷重が大きく変った場合で
も、引張りばねの個数の増減により容易に対応すること
ができる。しかも、このような食器受台の付勢と荷重調
整のための機構部が、簡潔にかつ小容積に構成でき、装
置内に食器の熱風消毒および保温のための熱風機の組込
みを容易に行うことができる。更に、熱風機よりの熱風
は、隔壁の中部位置から下部位置にかけて収納部内に送
出され、食器受台の上下移動による食器の熱風浴の差を
小さくすることができる効果を奏する。
材の位置により微調整できるとともに、載置される食器
の種類等が変って平衡させる荷重が大きく変った場合で
も、引張りばねの個数の増減により容易に対応すること
ができる。しかも、このような食器受台の付勢と荷重調
整のための機構部が、簡潔にかつ小容積に構成でき、装
置内に食器の熱風消毒および保温のための熱風機の組込
みを容易に行うことができる。更に、熱風機よりの熱風
は、隔壁の中部位置から下部位置にかけて収納部内に送
出され、食器受台の上下移動による食器の熱風浴の差を
小さくすることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の落し込み形食器収納装置の側面断面図
である。
である。
【図2】同じく正面断面図である。
【図3】同じく平面断面図である。
【図4】同じく最大量の食器収納時の側面断面図であ
る。
る。
1 落し込み形食器収納装置 3 本体ケース 10 食器受台 14 ばね掛け片 25 ばね用ローラー 30 引張りばね 31 ばね掛け部材 35 熱風機 39 熱風送出口
Claims (1)
- 【請求項1】 上方開口の収納部を有する本体ケース
と、 ガイドレールに案内されて前記収納部内を上下動自在に
設けられた食器受台と、 前記食器受台を上方へ付勢する引張りばねと、 前記収納部に隔壁を隔てて設けられ前記食器受台上に載
置された食器に熱風を送風する熱風機と、を有する落し
込み形食器収納装置であって、 前記引張りばねは、前記本体ケースの上部に設けられた
ばね用ローラーを介して逆U字状に巻掛けられた複数個
のコイル状ばねからなり、 前記熱風機は、前記隔壁の上下方向の中部位置から下部
位置にかけて設けられて前記収納部と連通した複数個の
熱風送出口を有することを特徴とする落し込み形食器収
納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP793391U JPH07990Y2 (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | 落し込み形食器収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP793391U JPH07990Y2 (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | 落し込み形食器収納装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0619588U JPH0619588U (ja) | 1994-03-15 |
JPH07990Y2 true JPH07990Y2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=11679322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP793391U Expired - Lifetime JPH07990Y2 (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | 落し込み形食器収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07990Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4513144B2 (ja) * | 1999-09-01 | 2010-07-28 | パナソニック株式会社 | 昇降式収納装置 |
KR101258480B1 (ko) * | 2010-01-12 | 2013-04-26 | 오종찬 | 플라즈마 파이프절단기 배연장치 |
-
1991
- 1991-02-21 JP JP793391U patent/JPH07990Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0619588U (ja) | 1994-03-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19950711 |