JPH079906A - トラック用移動式後部昇降装置 - Google Patents
トラック用移動式後部昇降装置Info
- Publication number
- JPH079906A JPH079906A JP35354091A JP35354091A JPH079906A JP H079906 A JPH079906 A JP H079906A JP 35354091 A JP35354091 A JP 35354091A JP 35354091 A JP35354091 A JP 35354091A JP H079906 A JPH079906 A JP H079906A
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- JP
- Japan
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- load
- lifter
- truck
- lifting
- guide rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 トラック用昇降装置に於いて、荷物を荷台の
高さまで持ち上げ、そのまま荷台の前方まで運んで行く
事が出来る昇降装置であり、これまでのような手積み作
業の重労働を軽減し、作業時間の短縮と安全運転に寄与
する事を目的とする。 【構成】 トラック荷台後部の電動或いは油圧等に依り
荷物を乗せて上下駆動する従来の昇降装置に対し、荷物
を乗せたまま昇降すると供に荷台全体に移動出来、且つ
荷台上で上下する事の出来る門型移動式後部昇降装置。
高さまで持ち上げ、そのまま荷台の前方まで運んで行く
事が出来る昇降装置であり、これまでのような手積み作
業の重労働を軽減し、作業時間の短縮と安全運転に寄与
する事を目的とする。 【構成】 トラック荷台後部の電動或いは油圧等に依り
荷物を乗せて上下駆動する従来の昇降装置に対し、荷物
を乗せたまま昇降すると供に荷台全体に移動出来、且つ
荷台上で上下する事の出来る門型移動式後部昇降装置。
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野]本発明であるトラック用移動式後
部昇降装置は、トラックの後部扉付近に於いて電動又は
油圧などを利用した従来の後部昇降装置の機能に加え、
荷物を載せたまま荷台全体に移動できる事を特徴とす
る、トラック用移動式昇降装置に関するものである。
部昇降装置は、トラックの後部扉付近に於いて電動又は
油圧などを利用した従来の後部昇降装置の機能に加え、
荷物を載せたまま荷台全体に移動できる事を特徴とす
る、トラック用移動式昇降装置に関するものである。
[従来の技術]これまでのトラック用昇降装置は、荷台
後部扉等を、主に油圧などを用いて荷台の高さまで昇降
させるだけのものであった。
後部扉等を、主に油圧などを用いて荷台の高さまで昇降
させるだけのものであった。
[発明が解決しようとする課題]通常の荷役作業の中
で、クレーンやフォークリフトなどを使用せず作業者の
手で積み込む手積み作業行程では、まず荷物を荷台後部
に、ある程度の量を積み、それから作業者が荷台に乗
り、こんどは荷台後部に積んだ荷物を荷台前方へ運び直
すと言う作業が必要であった。仮にこのトラックの積載
量が10トンであればこの作業者は10トンの荷物を手
で運んでいる事と同一であり大変な重労働である。そこ
で、従来までの油圧式或いは電動式後部昇降装置は、重
い荷物など、地上から荷台の高さまで持上げる事に就い
ては、手積み作業に比べるとかなり作業の負担を軽減さ
せてくれるが、その荷台の高さまで持上げられた荷物は
相変らず作業者が荷台前方まで手作業で運ぶ必要があっ
た。本発明であるトラック用移動式後部昇降装置は、荷
物を荷台の高さまで持上げ、そのまま荷台の前方まで運
んで行く事が出来る昇降装置であり、これまでの様な手
積み作業の重労働を軽減し、作業時間の短縮を目的とす
る。また、例えば作業者がこのトラックの運転者と同一
であるなら、荷役作業での疲労を軽減し安全運転に大き
く寄与する事を目的としている。
で、クレーンやフォークリフトなどを使用せず作業者の
手で積み込む手積み作業行程では、まず荷物を荷台後部
に、ある程度の量を積み、それから作業者が荷台に乗
り、こんどは荷台後部に積んだ荷物を荷台前方へ運び直
すと言う作業が必要であった。仮にこのトラックの積載
量が10トンであればこの作業者は10トンの荷物を手
で運んでいる事と同一であり大変な重労働である。そこ
で、従来までの油圧式或いは電動式後部昇降装置は、重
い荷物など、地上から荷台の高さまで持上げる事に就い
ては、手積み作業に比べるとかなり作業の負担を軽減さ
せてくれるが、その荷台の高さまで持上げられた荷物は
相変らず作業者が荷台前方まで手作業で運ぶ必要があっ
た。本発明であるトラック用移動式後部昇降装置は、荷
物を荷台の高さまで持上げ、そのまま荷台の前方まで運
んで行く事が出来る昇降装置であり、これまでの様な手
積み作業の重労働を軽減し、作業時間の短縮を目的とす
る。また、例えば作業者がこのトラックの運転者と同一
であるなら、荷役作業での疲労を軽減し安全運転に大き
く寄与する事を目的としている。
[課題を解決するための手段]前記目的を達成するため
の本発明によるトラック用移動式後部昇降装置は、通常
の作業の妨げにならないよう、(4)門形フレーム構造
の形状をした昇降装置を、(5)ガイドレールに沿って
荷物を載せたまま(3)荷台の全体に移動する事が出
来、積下ろし場所では先に積み降ろした高さによっては
(C)昇降動作2の様に積下ろしの高さまで変える事が
出来る事を特徴とするものである。
の本発明によるトラック用移動式後部昇降装置は、通常
の作業の妨げにならないよう、(4)門形フレーム構造
の形状をした昇降装置を、(5)ガイドレールに沿って
荷物を載せたまま(3)荷台の全体に移動する事が出
来、積下ろし場所では先に積み降ろした高さによっては
(C)昇降動作2の様に積下ろしの高さまで変える事が
出来る事を特徴とするものである。
[作 用]この昇降装置では、作業者は荷物を(6)リ
フターに載せ、作業者自身もこのリフターに乗ったまま
(13)操作箱のスイッチなどを操作する事により
(A)昇降動作1を経て(3)荷台の高さまで荷物を持
上げる。また、この作業者はそのリフターに乗ったまま
今度は(B)スライド移動動作に依り目的の積下ろし位
置まで移動する。この時、先に積下ろした荷物の高さが
ある程度高く、次にその上に積み上げる必要がある場合
は、(C)昇降動作2の様にリフターを上げた状態で荷
物を積み上げる事で作業者はより楽な姿勢で作業が行な
える。
フターに載せ、作業者自身もこのリフターに乗ったまま
(13)操作箱のスイッチなどを操作する事により
(A)昇降動作1を経て(3)荷台の高さまで荷物を持
上げる。また、この作業者はそのリフターに乗ったまま
今度は(B)スライド移動動作に依り目的の積下ろし位
置まで移動する。この時、先に積下ろした荷物の高さが
ある程度高く、次にその上に積み上げる必要がある場合
は、(C)昇降動作2の様にリフターを上げた状態で荷
物を積み上げる事で作業者はより楽な姿勢で作業が行な
える。
[実施例]以下、本発明に依るトラック用移動式後部昇
降装置について図面を参照しつつ具体的に説明する。ま
ず、第1図では荷物の積下ろし作業の中でも最も人手に
よる積下ろし作業が多いと考えられる(2)箱形ボディ
ー形状の(1)トラックを例に、本装置とトラックの位
置関係及びその動作を示す。本昇降装置は作業者の通常
の作業の妨げにならないように(4)門形フレームの形
状をし、(5)ガイドレールに沿って移動する事で目的
を達成している。第2図ではこの(4)門形フレームの
側面、及び正面から見た、内部構造の概略を示す。この
門形フレームは(2)箱形ボディー内壁の側面に位置
し、(5)ガイドレールの内部にはめ込まれた(17)
スライド走行用車輪によって位置決めされ、前後に倒れ
る事なく移動する事が出来る。この移動動作の駆動源は
(4)門形フレームの上部に設置された(16)スライ
ド駆動用ギヤーモータであり、(18)スライド駆動伝
達チェンと(8)スライド駆動用スプロケットにより左
右バランス良く移動する事が出来る。また、(6)リフ
ターは(7)リフターアーム先端に取付けられた(1
2)ガイドローラが(11)昇降ガイドレールの中を位
置決めされながら上下する事で安定した昇降動作が出来
る。この昇降駆動源は同じく(4)門形フレームの上部
に設置された(15)昇降用ギヤーモータであり(1
0)リフター吊り上げチェンで左右のバランスをとりな
がら昇降を行なっている。このリフターの昇降とスライ
ド移動の関係では、たとえば、リフターは(4)門形フ
レームが荷台の最後部に位置する時に限り荷台高さより
下へ下降する事が可能であり、(4)門形フレームはリ
フターが荷台高さより上に位置している時に限り前方に
移動する事が可能であると云う、電気的なインターロッ
ク機構が必要である。そのため各移動動作点には位置検
出スイッチ等を設置する必要がある。第3図はスライド
移動機構を拡大した側面及び正面の断面図を示す。門形
フレームをガイドレールに沿って移動させる方法は何通
か考えられる。シャフトとベベルギヤで連結し、ラック
&ピニオンギヤーで駆動する方法等も可能であるが、図
ではスペース的に有利であることを特徴とするチェン駆
動の一例を表している。また、製造コストを考慮して市
販のC形チャンネル鋼材を(5)ガイドレールとし、そ
のレールの上部に(9)スライド駆動穴を設け(8)ス
ライド駆動用スプロケットの駆動力を受ける構造として
いる。
降装置について図面を参照しつつ具体的に説明する。ま
ず、第1図では荷物の積下ろし作業の中でも最も人手に
よる積下ろし作業が多いと考えられる(2)箱形ボディ
ー形状の(1)トラックを例に、本装置とトラックの位
置関係及びその動作を示す。本昇降装置は作業者の通常
の作業の妨げにならないように(4)門形フレームの形
状をし、(5)ガイドレールに沿って移動する事で目的
を達成している。第2図ではこの(4)門形フレームの
側面、及び正面から見た、内部構造の概略を示す。この
門形フレームは(2)箱形ボディー内壁の側面に位置
し、(5)ガイドレールの内部にはめ込まれた(17)
スライド走行用車輪によって位置決めされ、前後に倒れ
る事なく移動する事が出来る。この移動動作の駆動源は
(4)門形フレームの上部に設置された(16)スライ
ド駆動用ギヤーモータであり、(18)スライド駆動伝
達チェンと(8)スライド駆動用スプロケットにより左
右バランス良く移動する事が出来る。また、(6)リフ
ターは(7)リフターアーム先端に取付けられた(1
2)ガイドローラが(11)昇降ガイドレールの中を位
置決めされながら上下する事で安定した昇降動作が出来
る。この昇降駆動源は同じく(4)門形フレームの上部
に設置された(15)昇降用ギヤーモータであり(1
0)リフター吊り上げチェンで左右のバランスをとりな
がら昇降を行なっている。このリフターの昇降とスライ
ド移動の関係では、たとえば、リフターは(4)門形フ
レームが荷台の最後部に位置する時に限り荷台高さより
下へ下降する事が可能であり、(4)門形フレームはリ
フターが荷台高さより上に位置している時に限り前方に
移動する事が可能であると云う、電気的なインターロッ
ク機構が必要である。そのため各移動動作点には位置検
出スイッチ等を設置する必要がある。第3図はスライド
移動機構を拡大した側面及び正面の断面図を示す。門形
フレームをガイドレールに沿って移動させる方法は何通
か考えられる。シャフトとベベルギヤで連結し、ラック
&ピニオンギヤーで駆動する方法等も可能であるが、図
ではスペース的に有利であることを特徴とするチェン駆
動の一例を表している。また、製造コストを考慮して市
販のC形チャンネル鋼材を(5)ガイドレールとし、そ
のレールの上部に(9)スライド駆動穴を設け(8)ス
ライド駆動用スプロケットの駆動力を受ける構造として
いる。
[発明の効果]本発明に依るトラック用移動式後部昇降
装置は、前述の様に、作業者の手作業による積み込み作
業の労力の軽減と積み込み時間の短縮が可能となる。こ
れは、今日のトラック輸送の中でトラック運転者が自分
で荷物の積み込み作業を行ない、夜中にトラックを運転
し、朝目的地でその荷物を降ろしてくる事が一般的であ
る中で、積み込み作業の労力を軽減する事は、トラック
運転者の過労運転を少なくし、安全運転に大きく寄与す
るものである。
装置は、前述の様に、作業者の手作業による積み込み作
業の労力の軽減と積み込み時間の短縮が可能となる。こ
れは、今日のトラック輸送の中でトラック運転者が自分
で荷物の積み込み作業を行ない、夜中にトラックを運転
し、朝目的地でその荷物を降ろしてくる事が一般的であ
る中で、積み込み作業の労力を軽減する事は、トラック
運転者の過労運転を少なくし、安全運転に大きく寄与す
るものである。
第1図は本発明の全体動作と位置関係を表し、第2図は
本装置の側面及び正面の概略を表す。第3図はスライド
駆動方法の一例を表している。 Aは従来の昇降装置と同じ昇降動作1 Bはスライド移動動作 Cは荷台上の積下し高さを変える昇降動作2 Dは作業後の収納動作
本装置の側面及び正面の概略を表す。第3図はスライド
駆動方法の一例を表している。 Aは従来の昇降装置と同じ昇降動作1 Bはスライド移動動作 Cは荷台上の積下し高さを変える昇降動作2 Dは作業後の収納動作
Claims (1)
- トラック荷台後部の電動或いは油圧等により荷物をのせ
て上下駆動する従来の昇降装置に対し、荷物をのせたま
ま昇降するとともに荷台全体に移動出来、且つ荷台上で
上下する事の出来る門形移動式後部昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35354091A JPH079906A (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | トラック用移動式後部昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35354091A JPH079906A (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | トラック用移動式後部昇降装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH079906A true JPH079906A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=18431529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35354091A Pending JPH079906A (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | トラック用移動式後部昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH079906A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110103901A (zh) * | 2019-06-05 | 2019-08-09 | 河南广马汽车有限公司 | 多功能移动式快速换电车 |
CN114906035A (zh) * | 2022-07-18 | 2022-08-16 | 江苏立源自动化工程有限公司 | 一种具有称重功能的工业货物计量运输车 |
-
1991
- 1991-11-14 JP JP35354091A patent/JPH079906A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110103901A (zh) * | 2019-06-05 | 2019-08-09 | 河南广马汽车有限公司 | 多功能移动式快速换电车 |
CN110103901B (zh) * | 2019-06-05 | 2023-06-02 | 河南广马汽车有限公司 | 多功能移动式快速换电车 |
CN114906035A (zh) * | 2022-07-18 | 2022-08-16 | 江苏立源自动化工程有限公司 | 一种具有称重功能的工业货物计量运输车 |
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