JPH0799005A - 回転灯 - Google Patents

回転灯

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JPH0799005A
JPH0799005A JP5264202A JP26420293A JPH0799005A JP H0799005 A JPH0799005 A JP H0799005A JP 5264202 A JP5264202 A JP 5264202A JP 26420293 A JP26420293 A JP 26420293A JP H0799005 A JPH0799005 A JP H0799005A
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JP
Japan
Prior art keywords
light
light source
light sources
rotating lamp
emitted
Prior art date
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Pending
Application number
JP5264202A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kawai
高 川井
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S S C KK
Original Assignee
S S C KK
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Publication date
Application filed by S S C KK filed Critical S S C KK
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Publication of JPH0799005A publication Critical patent/JPH0799005A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械的な回転部をなくすことにより、消費電
力を小さくし、耐久性を向上し、製造コストを安くす
る。 【構成】 回転灯本体1に対して複数の光源6a,6
b,6cを固定的に設けるとともに、各光源の内側に、
対応する光源から発せられた光を反射させて外方に発散
させる複数の反射面8を互いに異なる方向に向けて設
け、光源駆動回路9により複数の光源を順次、周期的に
点灯する。各光源から発せられた光が各反射面によって
発散されて人の目に入るので、実際の光源は小さくて
も、見掛け上はあたかも大きな光源が光っているように
見え、かつ各光源が順次、周期的に点灯されることによ
り、見掛け上はあたかも光の放射方向が回転しているか
のように見える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光の放射方向を回転さ
せる回転灯に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回転灯においては、ランプから発
せられた光を特定の方向に反射する反射鏡をモーターで
回転させることにより、光の放射方向を回転させてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の回
転灯は、(イ)モータを駆動するため、消費電力が大き
い、(ロ)機械的回転部があるため、耐久性が悪い、
(ハ)モータおよびこのモータで反射鏡を機械的に回転
させるための構成が必要なので、製造コストが高い、等
の問題があった。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、機械的な回転部をなくすことにより、消費電
力を極めて小さくでき、耐久性が非常に良く、製造コス
トを安くすることができる回転灯を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による回転灯は、
回転灯本体に対して固定的に設けられた複数の光源と、
それぞれ各前記光源の内側に、互いに異なる方向かつ外
方に向けて設けられ、対応する前記光源から発せられた
光をそれぞれ反射して外方に発散させる複数の反射面
と、前記複数の光源を順次、周期的に点灯する光源駆動
回路とを有してなるものである。
【0006】
【作用】本発明による回転灯においては、各光源から発
せられて内方に向かった光がそれぞれ各光源に対応する
反射面によって外方に反射され、この反射光が人の目に
入る。ここで、各光源から発せられる光が反射面に反射
されることなく、直接人の目に入るようになっていると
すると、各光源が小さく光って見え、視認性が非常に悪
くなる。しかるに、本発明においては、各光源から発せ
られた光が各反射面によって発散されて人の目に入るの
で、実際の光源は小さくても、見掛け上はあたかも大き
な光源が光っているように見え、視認性が非常に良くな
る。
【0007】そして、光源駆動回路により各光源が順
次、周期的に点灯されることにより、各反射面が順次、
周期的に大きく光って見えるので、見掛け上はあたかも
光の放射方向が回転しているかのように見え、従来の反
射鏡を機械的に回転する回転灯と同様の視覚効果を得る
ことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明する。図1は、本発明による回転灯の一実施例を示
す縦断面図、図2はこの実施例のカバー体を取り外した
状態の平面図を示している。この実施例において、回転
灯本体1は円筒状部1Aと、この円筒状部1Aの途中部
分に設けられたフランジ部1Bとを一体的に有してい
る。前記フランジ部1Bには、赤色、青色等の適当な色
を着色された透光性のプラスチックからなるカバー体2
が取り外し可能に取り付けられている。このカバー体2
は、大略、一端部が閉じられたテーパー筒状をなしてお
り、回転灯本体1の円筒状部1Aの一端側を覆ってい
る。そして、図3(図1のIII−III線における拡
大断面図)に良く示されるように、このカバー体2の内
周側には該カバー体2の母線方向に延びる突条3が全周
に渡って多数設けられている。
【0009】前記フランジ部1Bには、回転灯本体1の
軸線を中心とする同一円周上に120度間隔で取付具4
a,4b,4cを介して3枚の基板5a,5b,5cが
立設されており、これらの基板5a,5b,5cの上端
部付近にはLED6a,6b,6cが、該LED6a,
6b,6cから発せられた光が主として回転灯の内方に
照射されるように、それぞれカバー体2の中心側に向け
て取り付けられている。前記円筒状部1Aの上端部に
は、3つの反射体7a,7b,7cが、それぞれ回転灯
本体1の軸線を中心とする同一円周上、かつ各LED6
a,6b,6cの内側に取り付けられており、これらの
反射体7a,7b,7cの反射面8はそれぞれ各LED
6a,6b,6cに対向して外方に向けられている。こ
こにおいて、前記基板5a,5b,5c、LED6a,
6b,6cおよび反射体7a,7b,7cはいずれもカ
バー体2内に収容されている。各反射面8は、対応する
LED6a,6b,6cから発せられた光をそれぞれ反
射して外方に発散させるのに適当な凹面形状をなしてい
る。便宜上、図面には示していないが、各反射体7a,
7b,7cの反射面8は、各LED6a,6b,6cか
らの光をより広範囲な方向に散乱させるため、種々の方
向に向いている多数の小さな面の集合により構成されて
いることが好ましい。
【0010】図4は、本実施例における光源駆動回路9
の回路図を示す。10は発振器であり、一定周期のクロ
ックパルスaを発生するようになっている。11は発振
器10の出力を入力とするカウンタであり、発振器10
から出力されるクロックパルスaをカウントするように
なっている。12はカウンタ11の出力を入力とするデ
コーダであり、4つの出力Q0 ,Q1 ,Q2 ,Q3 を有
しており、次のような動作を行うようになっている。す
なわち、カウンタ11が初期状態(計数零の状態)にな
っているときは、出力Q0 のみをロウレベルにし、カウ
ンタ11が第1発目のクロックパルスaをカウントする
と、出力Q1 のみをロウレベルにし、カウンタ11が第
2発目のクロックパルスaをカウントすると、出力Q2
のみをロウレベルにし、カウンタ11が第3発目のクロ
ックパルスaをカウントすると、カウンタ11のクリア
入力に接続された出力Q3 をロウレベルにして、カウン
タ11をクリアするようになっている。そして、カウン
タ11がクリアされると、出力Q0 をロウレベルにし、
カウンタ11が第4発目のクロックパルスaをカウント
すると、出力Q1 のみをロウレベルにし、カウンタ11
が第5発目のクロックパルスaをカウントすると、出力
2 のみをロウレベルにし、カウンタ11が第6発目の
クロックパルスaをカウントすると、カウンタ11のク
リア入力に接続された出力Q3 をロウレベルにして、カ
ウンタ11をクリアし、以後、同様の動作を繰り返す。
【0011】したがって、デコーダ12の出力Q0 ,Q
1 ,Q2 は、発振器10からクロックパルスaが出力さ
れる毎に循環的にロウレベルになる。
【0012】前記デコーダ12の出力Q0 ,Q1 ,Q2
は抵抗器13a,13b,13cを介してPNP型トラ
ンジスタ14a,14b,14cのベースにそれぞれ接
続されている。前記トランジスタ14a,14b,14
cのエミッタは、陰極側を接地された直流電源15の陽
極に接続され、前記トランジスタ14a,14b,14
cのコレクタは抵抗器16a,16b,16cおよびL
ED6a,6b,6cを介して接地されている。
【0013】次に、本実施例の作動を説明する。前述の
ように発振器10からクロックパルスaが出力される毎
に、デコーダ12の出力Q0 ,Q1 ,Q2 が順次、ロウ
レベルになることにより、トランジスタ14a,14
b,14cが、順次、オンして、電源15からLED6
a,6b,6cに順次電流が流れ、LED6a,6b,
6cが順次点灯する。各LED6a,6b,6cが点灯
すると、各LEDから発せられた光が各LEDに対応す
る反射体7a,7b,7cの反射面8によって図1の矢
印Aのように外方に反射され、この反射光が人の目に入
る。ここで、各LED6a,6b,6cから発せられる
光が反射体7a,7b,7cに反射されることなく直接
人の目に入るようになっているとすると、各LED6
a,6b,6cが小さく光って見え、視認性が非常に悪
くなる。しかるに、この回転灯においては、各LED6
a,6b,6cから発せられた光が各反射体7a,7
b,7cの反射面8によって発散されてから人の目に入
るので、実際のLED6a,6b,6cは小さくても、
見掛け上はあたかも大きな光源が光っているように見
え、視認性が非常に良くなる。
【0014】そして、光源駆動回路9により各LED6
a,6b,6cが順次、周期的に点灯されることによ
り、各反射体7a,7b,7cの反射面8が順次、周期
的に大きく光って見えるので、見掛け上はあたかも光の
放射方向が回転しているかのように見え、従来の反射鏡
を機械的に回転する回転灯と同様の視覚効果を得ること
ができる。
【0015】なお、本実施例では、カバー体2に突条3
が設けられており、この突条3によっても各反射体7
a,7b,7cの反射面8からの反射光がより一層広範
囲な方向に散乱されるため、突条3がない場合より、よ
り一層大きく光源が光っているように見せることができ
るとともに、見掛け上、より一層広範囲の角度からこの
回転灯の発光を見ることができるようにすることができ
る。
【0016】この回転灯においては、従来のようにモー
タにより反射鏡を回転させないので、消費電力を極めて
小さくでき、乾電池や太陽電池や蓄電池により長期間駆
動することも可能となる。また、機械的な回転部がない
ので、非常に耐久性が良くなる。さらに、モータおよび
このモータで反射鏡を機械的に回転させるための構成が
不要なので、製造コストを安くすることができる。
【0017】なお、前記実施例においては、光源(LE
D6a,6b,6c)および反射面8の数をそれぞれ3
個ずつとしているが、本発明においては、これらは2以
上の任意数とすることができる。
【0018】また、前記実施例においては、光源をLE
Dとしているが、本発明においては、光源を白熱電球等
の他の種の光源とすることも可能である。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明による回転灯は、
機械的な回転部がなく、消費電力を極めて小さくでき、
耐久性が非常に良く、製造コストを安くすることができ
る等の優れた効果を得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転灯の一実施例を示す縦断面図
である。
【図2】前記実施例を、カバー体を取り外した状態で示
す平面図である。
【図3】図1のIII−III線における拡大断面図で
ある。
【図4】前記実施例における光源駆動回路を示す回路図
である。
【符号の説明】
1 回転灯本体 6a,6b,6c LED(光源) 8 反射面 9 光源駆動回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転灯本体に対して固定的に設けられた
    複数の光源と、それぞれ各前記光源の内側に、互いに異
    なる方向かつ外方に向けて設けられ、対応する前記光源
    から発せられた光をそれぞれ反射して外方に発散させる
    複数の反射面と、前記複数の光源を順次、周期的に点灯
    する光源駆動回路とを有してなる回転灯。
  2. 【請求項2】 前記光源は、該光源から発せられた光が
    主として前記反射面に入射するように前記反射面に向け
    られている請求項1記載の回転灯。
JP5264202A 1993-09-28 1993-09-28 回転灯 Pending JPH0799005A (ja)

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JP5264202A JPH0799005A (ja) 1993-09-28 1993-09-28 回転灯

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040302