JPH0798871A - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

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JPH0798871A
JPH0798871A JP24477293A JP24477293A JPH0798871A JP H0798871 A JPH0798871 A JP H0798871A JP 24477293 A JP24477293 A JP 24477293A JP 24477293 A JP24477293 A JP 24477293A JP H0798871 A JPH0798871 A JP H0798871A
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JP
Japan
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track
continuity
scratch
information
detecting
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP24477293A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Hagiwara
光夫 萩原
Kiyohito Goto
潔人 後藤
Yuki Matsuyama
祐樹 松山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Hitachi Microcomputer System Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Microcomputer System Ltd
Priority to JP24477293A priority Critical patent/JPH0798871A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的簡単かつ小規模な構成でもって、トラ
ック傷によるロックドループからの脱出を確実に行なわ
せる。 【構成】 光ピックアップの読出信号レベルに基づくト
ラック傷の検出と、上記光ピックアップの読出信号から
のトラック位置情報の検出と、同一トラック位置情報の
連続性の検出とを併せて行なうとともに、トラックの傷
と同一トラック位置情報の連続性とが一緒に検出された
ときに、上記光ピックアップのトランッキングサーボを
行なう制御手段に対してトラック飛び越しを指令させ
る。 【効果】 サーボ系でのトラッキングエラー信号を単に
ミュートまたはホールドするだけでは飛び越せないよう
なトラック傷によるロックドループが生じても、そこか
らの脱出を確実に行なわせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク再生装置、
さらには記録トラックの傷によって生じるロックドルー
プの防止に適用して有効な技術に関するものであって、
たとえばコンパクト・オーディオ・ディスク(CD)の
再生装置に利用して有効な技術に関するものである(た
とえば、日経BP社刊行「日経エレクトロニクス 19
88年3月21日号 no.443」177〜181頁
参照)。
【0002】
【従来の技術】光ディスク再生装置では、回転中の光デ
ィスクの記録トラックに光ピックアップを追従させるト
ラッキングサーボを行ないながら、その光ピックアップ
からの読出信号をエラー訂正などの信号処理にかけて記
録情報を再生することが行なわれる。このとき、記録ト
ラックの傷によって読出エラーを生ずることがあるが、
軽度の読出エラーはエラー訂正によって修復させること
ができる。
【0003】しかし、これよりも大きなトラック傷があ
った場合、光ピックアップを記録トラックに追従させる
トラッキングサーボ自体がうまく行かずに同一トラック
位置を繰り返しトレースする、いわゆるロックドルーブ
を生じることがある。このような場合、従来の装置で
は、トラック傷をピックアップからの読出信号(EFM
信号)のレベル低下によって検出し、これよりトラック
傷が検出されたならば、サーボ系でのトラッキングエラ
ー信号を一時的にミュートまたはホールドすることによ
り、その傷の位置を飛び越させて、上記ロックドループ
の発生を回避するようにしていた(日立製作所:日立プ
リサーボIC HA12158、HA12168のデー
タシート参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た技術には、次のような問題のあることが本発明者らに
よってあきらかとされた。
【0005】すなわち、上述した装置では、記録トラッ
クの傷の範囲が大きい場合、あるいはその傷が連続する
ような場合に、サーボ系でのトラッキングエラー信号を
単にミュートまたはホールドするだけでは、その傷の位
置を飛び越えさせることができず、ロックドループから
の脱出ができなくなってしまう、という問題が生じる。
【0006】本発明の目的は、比較的簡単かつ小規模な
構成でもって、トラック傷によるロックドループからの
脱出を確実に行なわせる、という技術を提供することに
ある。
【0007】本発明の前記ならびにそのほかの目的と特
徴は、本明細書の記述および添付図面からあきらかにな
るであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0009】すなわち、光ピックアップの読出信号レベ
ルに基づくトラック傷の検出と、上記光ピックアップの
読出信号からのトラック位置情報の検出と、同一トラッ
ク位置情報の連続性の検出とを併せて行なうとともに、
トラックの傷と同一トラック位置情報の連続性とが一緒
に検出されたときに、上記光ピックアップのトランッキ
ングサーボを行なう制御手段に対してトラック飛び越し
を指令させる、というものである。
【0010】
【作用】上述した手段によれば、サーボ系でのトラッキ
ングエラー信号を単にミュートまたはホールドするだけ
では飛び越せないようなトラック傷によるロックドルー
プが生じても、そこからの脱出を確実に行なわせること
ができる。さらに、そのロックドループからの脱出動作
は、トラックの傷と同一トラック位置情報の連続性とが
一緒に検出されたときだけ行なわれるため、トラック傷
だけによって生じるロックドループだけに対して選択に
行なわせることができる。したがって、他の原因、たと
えば機構系の不具合が原因となって生じたロックドルー
プに対しては、その機構系に損傷をもたらすかも知れな
い無用な脱出動作を回避させることができる。
【0011】これにより、比較的簡単かつ小規模な構成
でもって、トラック傷によるロックドループからの脱出
を確実に行なわせる、という目的が達成される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面を参照し
ながら説明する。
【0013】図1は本発明の技術が適用された光ディス
ク再生装置の一実施例を示したものであって、1はコン
パクト・オーディオ・ディスク(CD)、2は光ピック
アップ、3はディスク1を回転駆動するスピンドルモー
タ、4は光ピックアップ2を送り駆動するスレッドモー
タ、5は光ピックアップ2を光ディスク1の記録トラッ
クに追従させるトラッキングサーボ制御部、6はプリア
ンプ、7は上記ピックアップ2の読出信号レベルに基づ
いて上記トラックの傷を検出する傷検出部、8は光ピッ
クアップ2からの読出信号に対してエラー訂正およびト
ラック位置情報の検出などを行なう信号処理部、9は論
理制御部、10はメモリー、11は同一トラック位置情
報の繰り返し連続性を検出する連続性検出部である。
【0014】ここで、論理制御部9は、上記傷検出部7
と上記連続性検出部11によってトラックの傷と同一ト
ラック位置情報の連続性とが一緒に検出されたときに、
上記サーボ制御部5に対してトラック飛び越しを指令す
るように構成されている。この場合のトラック位置情報
としては、読出信号から検出されるサブコードデータの
中のQコード時間情報が使用される。
【0015】なお、上記論理制御部9は、信号処理部
8、メモリー10、連続性検出部11などとともに、マ
イクロ回路化された汎用データ処理装置いわゆるマイコ
ンによって集中的に構成されている。
【0016】次に、動作について説明する。
【0017】図2は、図1に示した光ディスク再生装置
の要部における動作フローチャートを示す。
【0018】図1および図2において、ディスク1から
光ピックアップ2によって読み出された信号(EFM信
号)は、サーボ制御部5と信号処理部8へ送られる。
【0019】サーボ制御部5側では、光ピックアップ2
からの読出信号に基づいて、その光ピックアップ2の読
取位置を光ディスク1の記録トラックに追従させるトラ
ッキング制御を行なう。これとともに、傷検出部7が、
上記読出信号のレベルに基づくトラック傷の検出を行な
う。
【0020】一方、信号処理部8側では、光ピックアッ
プ2からの読出信号に対して、エラー訂正等による記録
情報の再生処理とともに、サブコードデータの検出処理
を行なう。連続性検出部11は、検出したサブコードデ
ータの中のQコード時間情報が一定時間を過ぎても進行
しない状態が続いたかどうかを監視する。そして、Qコ
ード時間情報が一定時間を過ぎても進行しなかった場合
に、同一トラック位置情報の繰り返し連続性が有りと判
定する。
【0021】論理制御部9は、上記傷検出部7によるト
ラック傷の検出出力と、上記連続性検出部11による連
続性の検出出力との積論理(AND論理)をとり、両検
出出力が一緒に検出されたときに、上記サーボ制御部5
に対してトラック飛び越しを指令する。
【0022】トラック飛び越しを指令されたサーボ制御
部5は、トラッキングサーボの制御ループを切り、トラ
ックジャンプまたはスレッド送りを行なうことにより、
傷トラック上の光ピックアップ2を次のトラック位置へ
強制的に移動させる。
【0023】これにより、サーボ系でのトラッキングエ
ラー信号を単にミュートまたはホールドするだけでは飛
び越せないようなトラック傷によるロックドループが生
じても、そこからの脱出を確実に行なわせることができ
る。
【0024】さらに、そのロックドループからの脱出
は、トラックの傷と同一トラック位置情報の連続性とが
一緒に検出されたときだけ行なわれるため、トラック傷
だけによって生じるロックドループだけに対して選択に
行なわせることができる。
【0025】したがって、他の原因、たとえば機構系の
不具合が原因となって生じたロックドループに対して
は、その機構系に損傷をもたらすかも知れない無用な脱
出動作を回避させることができる。
【0026】以上のようにして、比較的簡単かつ小規模
な構成でもって、トラック傷によるロックドループから
の脱出を確実に行なわせることができる。
【0027】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例にもとづき具体的に説明したが、本発明は上記実施
例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0028】たとえば、同一トラック位置情報の繰り返
し連続性は、サブコードデータ以外のデータ、たとえば
再生された記録データの内容に基づいて行なわせるよう
にしてもよい。
【0029】以上の説明では主として、本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野であるオー
ディオ用のCD再生装置に適用した場合について説明し
たが、それに限定されるものではなく、たとえばCD−
ROMあるいは書込可能な光ディスク装置にも適用でき
る。
【0030】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものの効果を簡単に説明すれば、下記のとおりで
ある。
【0031】すなわち、比較的簡単かつ小規模な構成で
もって、トラック傷によるロックドループからの脱出を
確実に行なわせることができる、という効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の技術が適用された光ディスク再生装置
の実施例を示す回路図
【図2】図1に示した装置の要部における動作を示すフ
ローチャート
【符号の説明】
1 光ディスク(CD) 2 光ピックアップ 3 スピンドルモータ 4 スレッドモータ 5 トラッキングサーボ制御部 6 プリアンプ 7 傷検出部 8 信号処理部 9 論理制御部 10 メモリー 11 連続性検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松山 祐樹 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立マイコンシステム内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ピックアップを光ディスクの記録トラ
    ックに追従させるトラッキングサーボ制御手段と、上記
    ピックアップの読出信号レベルに基づいて上記トラック
    の傷を検出する傷検出手段と、上記ピックアップの読出
    信号からトラック位置情報を検出する信号処理手段と、
    同一トラック位置情報の繰り返し連続性を検出する連続
    性検出手段と、上記傷検出手段と上記連続性検出手段に
    よってトラックの傷と同一トラック位置情報の連続性が
    一緒に検出されたときに上記サーボ制御手段に対してト
    ラック飛び越しを指令する論理制御手段とを備えたこと
    を特徴とする光ディスク再生装置。
JP24477293A 1993-09-30 1993-09-30 光ディスク再生装置 Withdrawn JPH0798871A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24477293A JPH0798871A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 光ディスク再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24477293A JPH0798871A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 光ディスク再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0798871A true JPH0798871A (ja) 1995-04-11

Family

ID=17123688

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24477293A Withdrawn JPH0798871A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 光ディスク再生装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0798871A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7944789B2 (en) 2006-02-24 2011-05-17 Pioneer Corporation Recording medium playback device and method thereof

Cited By (1)

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Effective date: 20001226