JPH079866U - ボビン交換装置 - Google Patents

ボビン交換装置

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Publication number
JPH079866U
JPH079866U JP3831693U JP3831693U JPH079866U JP H079866 U JPH079866 U JP H079866U JP 3831693 U JP3831693 U JP 3831693U JP 3831693 U JP3831693 U JP 3831693U JP H079866 U JPH079866 U JP H079866U
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JP
Japan
Prior art keywords
rail
elevating
bobbin
transport
carriage
Prior art date
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Pending
Application number
JP3831693U
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English (en)
Inventor
安彦 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Publication of JPH079866U publication Critical patent/JPH079866U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボビン交換のために一部が昇降する搬送路に
段差が生じるのを防止する。 【構成】 満パーン6を保持するパーンキャリッジ7等
を走行させるための搬送レール17,18と、パーンキ
ャリッジ7を受け入れてボビン交換すべく昇降する昇降
レール19と、昇降レール19及び搬送レール17,1
8の連結箇所に設けられ互いに少なくとも同一レベルと
なる位置において昇降レール19を係止する位置決め手
段20とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、搬送ユニットの走行によりボビンを交換するボビン交換装置に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
ダブルツイスター等の給糸を自動的に交換するための装置としては、機台に沿 って搬送路を設けて、これに従って走行する搬送ユニットにボビンを保持させ、 搬送路のうちの機台に相応する部分を昇降させることで、一斉に空ボビンを搬出 したり満ボビンを搬入したりする構成が考えられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながらこのようなボビン交換装置においては、搬送路のうちの昇降する 部分と固定の部分とが正確に同一のレベルに保持されないと、その段差により搬 送ユニットの走行に悪影響が生じ、円滑な搬送を行うことができない。この段差 対策を配慮したボビン交換装置は、従来なかった。
【0004】 そこで本考案は、一部が昇降する搬送路において段差が生じることのないボビ ン交換装置を提供すべく創案されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ボビン等を保持する搬送ユニットを走行させるための搬送レールと 、搬送ユニットを受け入れてボビン交換すべく昇降する昇降レールと、昇降レー ル及び搬送レールの連結箇所に設けられ互いに少なくとも同一レベルとなる位置 において昇降レールを係止する位置決め手段とを備えたものである。
【0006】
【作用】
上記構成によって、搬送ユニットが搬送レールから昇降レールに入ってその昇 降によりボビン交換動作を行う。昇降レールが搬送レール側へ戻るときに、位置 決め手段はその昇降レールを係止し、搬送レールと昇降レールとを同一のレベル にする。
【0007】
【実施例】
以下、本考案に係わるボビン交換装置の一実施例を、添付図面に従って説明す る。
【0008】 先に図2及び図3によって全体の構成を説明する。このボビン交換装置は、フ ィラメント用ダブルツイスター1とパーンワインダー2とを直結する搬送路3が 、機台4,5に沿ってループ状に形成され、この搬送路3に従って搬送ユニット が走行するようになっている。搬送ユニットとしては、ボビンたる空パーン及び 満管のパーン6を搬送するパーンキャリッジ7の他に、テンサー8を着脱・搬送 するためのテンサーキャリッジ(図示せず)と、ダブルツイスター1により生産 されたパッケージPを搬送するためのパッケージキャリッジ(図示せず)とが備 えられている。そして機台4,5と並行に、テンサーキャリッジの待機ステーシ ョン9、空のパーンキャリッジ7の待機ステーション10、パッケージPの紙管 交換用ステーション11が設けられ、ダブルツイスター1側の共通搬送路12と 機台5及び各ステーション9,10,11とを結ぶ分岐搬送路13,14,15 ,16が形成されている。
【0009】 ダブルツイスター1の機台4に沿って形成された共通搬送路12は、機台4の 両端位置から外側に伸びた搬送レール17,18と、搬送レール17,18間に おいて昇降自在の昇降レール19とで構成され、昇降レール19の両端の箇所に 、本考案の特長となる位置決め手段20が設けられている。昇降レール19には 、適宜間隔でワイヤ(スチールベルト)21が取り付けられている。機台4の上 部フレーム22にはローラー23及びモーター24が設けられ、モーター24の プーリー25によりワイヤ21が巻き取り或いは巻き戻されることで、ローラー 23を介して昇降レール19が昇降するようになっている。その昇降の上端位置 は搬送レール17,18との間でパーンキャリッジ7などの受け渡しを行う位置 であり、下端位置はパーン交換を行うための位置(図中二点鎖線で示した位置Q )である。機台4には上下方向にガイド26が設けられ、昇降レール19に設け られたガイドローラ(図示せず)と係合してその昇降を導くようになっている。
【0010】 図2で示した一対の位置決め手段20は同様の構成であるので、以下の説明は 搬出側に位置されたものについて行う。図1に示すように、この位置決め手段2 0は、搬送レール18の端部に設けられた係止プレート27と、係止プレート2 7に設けられたブロック28と、昇降レール19に設けられ係止プレート20及 びブロック28の丸穴29に嵌入する円柱状の突起30とで構成され、搬送レー ル18の端部には可動支持部材31が設けられている。搬送レール18及び昇降 レール19は、長尺のアルミ成形体が切断されて成るものであって、高さ及び幅 などが等しい略矩形の同一断面形状を呈している。そしてレール18,19の下 端内壁面32が、パーンキャリッジ7等の走行輪33のための走行面となってい る。係止プレート27は、一端側が搬送レール18の上面34に取り付けられ、 他端側が昇降レール19の側に水平に延出されて、上昇してくる昇降レール19 の上面35の端部に当接するようになっている。ブロック28は、係止プレート 27の他端側上面に取り付けられ、突起30がその丸穴29に嵌入することで搬 送レール18と昇降レール19との隙間sが最小となるように位置されている。 突起30は、昇降レール19の端部の上面に起立し、その先端部36が尖った形 状とされ、丸穴29に接近する過程でその下端周縁部分に摺接して同軸の位置に 案内されるようになっている。
【0011】 可動支持部材31は、搬送レール18の上面34にブラケット37を介して取 り付けられたロッド38を備え、このロッド38の先端が機台フレーム(図示せ ず)に取り付けられたガイド板39の穴に進退自在に挿通されている。ガイド板 39とブラケット37との間にはロッド38に周設されたスプリング40が挟持 され、搬送レール18の端部を下方に付勢している。すなわち昇降レール19が 、スプリング40により押さえられた状態の搬送レール18の位置よりも僅かに 上まで上昇されることで、係止プレート27の下面と昇降レール19の上面35 とが密着接合するようになっている。なおこの可動支持部材31において、ロッ ド38をガイド板39に固定するものとし、ブラケット37にロッド38の挿通 穴を設けて、当接上昇を案内すると共に、挿通させたロッド38の下端部のフラ ンジをブラケット37に係合させることで、搬送レール18の端部の下限位置を 決定するようにしてもよい。また搬送レール18に適宜間隔で設けられるべき他 の支持部材は、通常の固定構造でよい。
【0012】 このほかダブルツイスター1には、多数並設された錘のそれぞれに、駆動ベル ト40で一斉に回転駆動されるスピンドル41と、スピンドル41によって撚が 掛けられた糸(フィラメント)を巻き取る巻取装置42とが備えられている。そ してパーンキャリッジ7は、昇降レール19に相応した長さのキャリッジバー4 2と、キャリッジバー42の各錘に対応する位置に取り付けられたチャッカ43 とで構成されている。キャリッジバー42の上部には走行輪33が設けられ、モ ーター(図示せず)の回転駆動力で一方向に走行するようになっている。チャッ カ43は、満パーン6或いは空パーンの芯管内に挿入されることで動作し、これ を把持或いは把持解除するように形成されている。またキャリッジバー42は、 搬送路3の曲線部分でカーブが切れるように長手方向に適宜分割されている。な おテンサーキャリッジ及びパッケージキャリッジは、チャッカ43の代わりにテ ンサー8或いはパッケージPを支持するためのアタッチメント(図示せず)が同 様のキャリッジバー42に備えられて成るものである。
【0013】 次に本実施例の作用を説明する。
【0014】 ダブルツイスター1の給糸(フィラメント)がなくなってパーンを交換する必 要が生じると、まずテンサーキャリッジがその待機ステーション9から分岐搬送 路14を通ってダブルツイスター1へ向かう。そして昇降レール19内に入ると 、昇降レール19の下降によりテンサーチャッカがテンサー8を把持し、上昇に より空パーンから外す。そして上昇した昇降レール19の両端は係止プレート2 7に当接し、搬送レール17,18と同一のレベルに保持されると共に、突起3 0がブロック28の丸穴29に嵌入されることで左右方向或いは紙面垂直方向の 位置決めが同時に行われる。これでテンサーキャリッジは昇降レール19から搬 出側の搬送レール18に移り、待機ステーション9へ戻る。続いて空のパーンキ ャリッジ7が、その待機ステーション10から分岐搬送路15を経由して昇降レ ール19まで走行し、同様にして昇降レール19の昇降によりチャッカ43が空 パーンを把持してパーンワインダ2へと向かう。次にパーンワインダー2からの 満パーン6が別のパーンキャリッジ7により搬入され、空になったパーンキャリ ッジ7は待機ステーション10まで走行する。そしてテンサーキャリッジ9によ り、新たに搬入した満パーン6にテンサー8を挿着させ、ダブルツイスター1の 運転を再開する。なおダブルツイスター1により生産されたパッケージPは、オ ペレータが玉揚してパッケージキャリッジにより分岐搬送路16を通って紙管交 換用ステーション11まで運び、空の紙管と交換する。
【0015】 このように、搬送レール17,18の端部に係止プレート27を設けて、上昇 してくる昇降レール19に当接させて同一レベルに保持するようにしたので、走 行面の継ぎ目における段差をなくすることができ、パーンキャリッジ等が有害な 振動なく円滑に走行することができる。また搬送レール17,18の端部を可動 支持部材31により下方付勢した状態で支持して、昇降レール19を高めの位置 で止めるようにしたので、係止プレート27との当接した状態が維持されて確実 に同一のレベルに保持できる。
【0016】 また本実施例にあっては、昇降レール19に突起30を設けて、係止プレート 27に当接するときにブロック28の丸穴29に嵌入させるようにしたので、昇 降レール19は突起30の径方向に拘束されることとなり、昇降を案内するガイ ドローラの遊びなどでズレが生じても、搬送レール17,18との隙間sを必要 最小限の値にすることができる。
【0017】 なお、搬送レール及び昇降レールとして高さが異なる成形品を使用している場 合は、上面レベルを係止プレートで一致させても走行面は一致しないこととなる が、このような場合はその高さの相違を考慮して、例えば係止プレートを階段状 に形成して、当接したときに走行面が一致するように構成すればよい。また搬送 ユニットの走行が邪魔にならない構成であれば、係止プレート及び突起を下面側 に設けてもよい。
【0018】 さらに本実施例では、パーンワインダーとダブルツイスターとの間でボビン交 換を行う装置を示したが、本考案はこれに限るものではなく、ボビン交換を行う 装置に広く適用されるものである。
【0019】
【考案の効果】
以上要するに本考案によれば、次のような優れた効果を発揮する。
【0020】 昇降レール及び搬送レールの連結箇所に昇降レールを係止する位置決め手段を 設けたので、昇降移動の際のレール間の段差をなくすことができ、円滑な走行に よるボビン交換が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わるボビン交換装置の一実施例を示
した側面図である。
【図2】図1の全体を示した側面図である。
【図3】図2の全体を示した平面図である。
【符号の説明】
6 満パーン(ボビン) 7 パーンキャリッジ(搬送ユニット) 17,18 搬送レール 19 昇降レール 20 位置決め手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボビン等を保持する搬送ユニットを走行
    させるための搬送レールと、上記搬送ユニットを受け入
    れてボビン交換すべく昇降する昇降レールと、該昇降レ
    ール及び上記搬送レールの連結箇所に設けられ互いに少
    なくとも同一レベルとなる位置において昇降レールを係
    止する位置決め手段とを備えたことを特徴とするボビン
    交換装置。
JP3831693U 1993-07-13 1993-07-13 ボビン交換装置 Pending JPH079866U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3831693U JPH079866U (ja) 1993-07-13 1993-07-13 ボビン交換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3831693U JPH079866U (ja) 1993-07-13 1993-07-13 ボビン交換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH079866U true JPH079866U (ja) 1995-02-10

Family

ID=12521887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3831693U Pending JPH079866U (ja) 1993-07-13 1993-07-13 ボビン交換装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH079866U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58119562A (ja) * 1981-12-29 1983-07-16 Howa Mach Ltd 粗糸ボビンの搬送装置
JP4083967B2 (ja) * 2000-10-20 2008-04-30 美津濃株式会社 野球用又はソフトボール用バット

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58119562A (ja) * 1981-12-29 1983-07-16 Howa Mach Ltd 粗糸ボビンの搬送装置
JP4083967B2 (ja) * 2000-10-20 2008-04-30 美津濃株式会社 野球用又はソフトボール用バット

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