JPH079859Y2 - オフセット印刷機への被印刷薄板・ヤレ板供給装置 - Google Patents

オフセット印刷機への被印刷薄板・ヤレ板供給装置

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JPH079859Y2
JPH079859Y2 JP7026989U JP7026989U JPH079859Y2 JP H079859 Y2 JPH079859 Y2 JP H079859Y2 JP 7026989 U JP7026989 U JP 7026989U JP 7026989 U JP7026989 U JP 7026989U JP H079859 Y2 JPH079859 Y2 JP H079859Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、オフセット印刷機に、金属性の被印刷薄板と
ためし刷り用のヤレ板とを、遅滞無く連続して供給する
装置に関する。
〔従来の技術〕
缶詰用缶胴を製造するにあたり、オフセット印刷によっ
て金属製の薄板に印刷を施すことが行われているが、周
知の通り、オフセット印刷では、刷り始めて約10枚位の
間、色ムラ等が発生して、品質面で不安定であるので、
缶胴用の薄板の印刷においても、不良品発生を防止し
て、歩留まりを良くするために、薄板の印刷にかゝる前
に、ヤレ板(ためし刷り用のシート)を印刷機に供給
し、ためし刷りをしている。
一方、オフセット印刷機に被印刷物である金属製の薄板
を供給する従来のフィーダーは、薄板を積み重ねたパレ
ットをエレベーターによって徐々に上昇させ、パレット
の最上段の薄板をサクションカップで吸着させて、印刷
機に供給している。而して、色替え等で印刷機を停止さ
せたり、印刷を停止した場合等、再びヤレ板を供給する
必要が生じると、オペレーターは、フィーダーのエレベ
ーターを下降させ、薄板の上にヤレ板を積み重ね、その
ヤレ板をフィーダーから薄板と同様にして印刷機に供給
させている。
さらに、印刷が進んで薄板が無くなると、フィーダーの
エレベーターを下降させて、空になったパレットを取り
除き、代って、積み重ねた薄板の上にヤレ板を乗せたパ
レットを補填し、再びエレベーターを上昇させて、最上
段のヤレ板から印刷を再開するようにしている。
一方、上述の作業を自動化し、薄板の連続供給を行うた
めの努力が払われており、その一例が、実公昭63-33864
号公報に開示されている。該公報には、薄板が無くなっ
てパレットを交換している間にも、薄板を供給し続ける
ことで印刷を中断させないために、従来のフィーダーに
補助的な薄板の供給装置を付加した薄板連続供給装置が
示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、従来の装置は、薄板をフィーダー若しくはそれ
に付加した補助供給装置から印刷機に供給するので、連
続的に薄板を供給することはできるが、印刷の立ち上が
りや、印刷の中断でヤレ板を供給する必要が生じた場合
には、依然手作業でヤレ板を薄板の上に積み重ねなけれ
ばならない。よしんば補助供給装置にヤレ板を積重ねて
おいたとしても、主フィーダーのパレットを交換する時
に、印刷を続けるためには、補助供給装置のヤレ板を印
刷機に流さなければならなくなる。
本考案を解決しようとする課題は、オフセット印刷機
に、被印刷薄板とヤレ板とを遅滞なく連続的に供給する
装置を得る事である。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、中間コンベヤと空薄板パレット取出装置との
間に配設され、薄板パレット受取位置で中間コンベヤか
ら薄板パレットを受取り、該パレットを薄板フィーディ
ング位置まで上昇させ、空薄板パレットを受取位置より
下方にある空薄板パレット排出位置まで下降させ、排出
する、昇降可能なフィーダーコンベア; 該フィーディング位置にある薄板パレットから、薄板を
順次オフセット印刷機に供給する薄板吸着供給装置; フィーダーコンベアと薄板吸着供給装置との直上に配設
され、ヤレ板パレット受取兼用済みヤレ板パレット引渡
位置でヤレ板パレットを中間コンベヤから受取り、受取
ったヤレ板パレットをヤレ板フィーディング位置まで上
昇させ、用済みヤレ板パレットを該位置から前記位置ま
で下降させ、中間コンベヤに引渡す、昇降可能なヤレ板
コンベヤ; 該ヤレ板フィーディング位置にあるヤレ板パレットか
ら、ヤレ板を順次オフセット印刷機に供給するヤレ板吸
着供給装置; 該薄板パレット受取位置に在るフィーダーコンベヤに、
薄板パレットを引渡し、該ヤレ板パレット受取兼用済み
ヤレ板パレット引渡位置に在るヤレ板コンベヤに、ヤレ
板パレットを引渡し、又、該コンベヤから用済みヤレ板
パレットを受取る、昇降可能な中間コンべヤ;及び 該中間コンベヤの真上に設けられ、薄板保持フォークを
備え、指令に応じて、前記薄板フィーディング位置まで
下降し、該位置に在る薄板パレット上の薄板を、新たな
薄板パレットが補給されるまでの間、該フォークで保持
し、新たな薄板パレットの補給後、ヤレ板パレット及び
用済みヤレ板パレットのヤレ板コンベヤ・中間コンベヤ
間の受取・引渡を妨げない位置まで上昇する、昇降可能
なフォーク差し装置を備えた装置によって上記問題を解
決するものである。
〔作用〕
本考案装置では、薄板は、フィーダーコンベヤ上の薄板
パレットから、又、ヤレ板はヤレ板コンベヤ上のヤレ板
パレットから、夫々、印刷機に供給されるが、その中
に、薄板パレット上の薄板が残りすくなくなると、指令
によってフォーク差し装置が作動し、薄板フィーディン
グ位置にある薄板パレットから残りの薄板を受取り、パ
レットの代役を果す。その間に、空になったパレットは
排出位置まで下げられ、フィーダーコンベアは、新たな
薄板パレットを受取って、再びフィーディング位置に上
昇してきて、薄板供給可能態勢に入り、それと共に、フ
ォーク差し装置は、もとの待機状態に戻る。こうするこ
とで、薄板は途切れることなく且つ自動的に連続送給さ
れる。この場合、フォーク差し装置によって保持される
薄板の量は、印刷速度に応じ、空になったパレットが排
出され新たな薄板パレットが補給されるまで、薄板を印
刷機に送り続け得るに足るものであることは、当然であ
り、これは予じめ計算され、決定される。なお、ヤレ板
の場合は、ヤレ板フィーディング位置にあるヤレ板パレ
ット上のヤレ板が無くなったり、或いは、ヤレ板の残り
枚数が適宜決定される数以下になったりすると、その用
済みとなったパレットは、上昇してきた中間コンベヤに
引き渡され、中間コンベヤは一旦原位置まで下降し、用
済みパレットに代り、新たなヤレ板パレットを受取り、
再び上昇し、ヤレ板コンベヤに引渡す。こうすること
で、ヤレ板コンベヤ上には、いつも供給待機状態にある
ヤレ板パレットが確保されることになる。もちろん、こ
の中間コンベヤの昇降は、前記フォーク差し装置が作動
していないときに行われる。ヤレ板は、薄板の印刷に先
立って、印刷機に供給されるものであり、薄板の供給中
は、ヤレ板の供給は不要であるから、ヤレ板の残り枚数
が不足してきたような場合は、フォーク差し装置の不作
動時を利用して、予じめ新たなパレットを補給しておく
ことで、次の印刷再開に備えて、ヤレ板パレットが待機
状態におかれることになる。
〔実施例〕
以下、図面によって、本考案の実施例を説明する。
図中、1は、公知のターンコンベヤ、2は中間コンベ
ヤ、3はパレクター、4はフィダーコンベヤ、5はヤレ
板コンベヤ、6はフォーク差し装置であるが、はじめ
に、これらの各部の構造を述べることとする。
なお、以下の説明において、「薄板パレット」とは、被
印刷板である薄金属板を積載し、フィーダーコンベヤに
供給されるパレットをいゝ、「空薄板パレット」とは、
薄板の載置されていないパレットをいう(第9図)。
又、「ヤレ板パレット」とは、ヤレ板コンベヤに補給さ
れる、ヤレ板を積載したパレットをいゝ、「用済みヤレ
板パレット」とは、ヤレ板の載置されていないパレット
(第10図)もしくは積載されているヤレ板が所定数以下
になったパレットであって、何れも、新たな「ヤレ板パ
レット」と交換されるべきものをいう。
ターンコンベヤ1は、フォークリフト等で乗せられたパ
レット(ここでは、薄板パレットBを示すが、ヤレ板パ
レットの場合も当然、ある。)を旋回させて中間コンベ
ヤ2に向けさせ、駆動手段(図示せず)でローラを回転
させ、矢印Eで示した搬送方向に該パレットを移動させ
て中間コンベヤ2上へ移載させる。このコンベヤ2は、
パレクター3上に載っている。
第1〜4図を参照して、該パレクター3は上板32と機枠
に固設した下板31とを備え、該下板31と上板32との間に
は、リンク機構を備えた公知のリフター33が設けてあ
る。
該上板32の上面には回転軸301で回転自在な旋回テーブ
ル30が設けてあり、該旋回テーブル30の上面には2本の
ロッド34,34′が回転軸301を挾んで互いに平行に固設し
てある。該ロッド34,34′は中間コンベヤ2のローラの
間に位置していて、リフター33が上板32を押し上げる
と、該ロッド34,34′の上面で中間コンベヤ2上のパレ
ットを保持することができる。さらにロッド34,34′の
上面で保持したパレットの向きが搬送方向Eに対して正
しく平行になる様に矯正する矯正装置35,35′が中間コ
ンベヤ2上のパレットをはさむ位置に機枠に固定して一
対設けられている。この装置は、搬送方向Eに平行な押
圧面を備えた押圧板351,351′と、該押圧板351,351′を
搬送方向Eに直角な方向に移動させる一組の案内部材35
2,352′を備えたエアシリンダー353,353′とを備えてい
る。
該矯正装置35,35′のエアシリンダ353,353′が伸びて案
内部材352,352′の案内で押圧板351,351′が搬送方向E
に直角な方向に移動すると、ロッド34,34′上のパレッ
トは、押圧板351,351′に両側から挾まれ搬送方向Eに
平行に正しく向けられる。この時旋回テーブル30も回転
させられるが、この回転を保持してパレットが再び動か
ない様にするために、上板32の上面に垂設したエアシリ
ンダーから成り、旋回テーブル30の下面をおさえる2個
のテーブルストッパー36,36′を設けている(第3
図)。又、旋回テーブル30が回りすぎてロッド34,34′
が中間コンベヤ2のローラに衝突しない様に、上板32の
上面に設けた一対の押え部材371,371′と、旋回テーブ
ル30の下面から押え部材371,371′の間に垂下する垂下
板372とから成る回り止め37を設けてある。さらに、回
転した旋回テーブル30を元に戻してロッド34,34′が搬
送方向Eに対して直角に向く様にするため、テーブル復
元機38(第4図)が設けてある。該復元機38は、上板32
の上面に、作動部を向い合わせて水平に設けた一対のエ
アシリンダー381,381′と、ロッド34,34′が搬送方向E
に対して正しく直角に向いている時にエアシリンダー38
1,381′の作動部の中央に位置する様に旋回テーブル30
の下面から垂下している垂下板382とから構成されてい
る。尚、中間コンベヤ2を該パレクター3上に載置する
ために、ボルトとナットで高さの微調整が可能な一組の
台39,39′が、両側に設けられている。
中間コンベヤ2は、第1,2,5,6図を参照して、両側に一
対の側板20,20′を備えていて、該側板20,20′の下端が
パレクター3の台39,39′上に載る。さらに、該側板20,
20′は横板21,22で一体に組立られており、該横板22に
は正逆回転可能なモーター23が固設され、該モーター23
はチェーン伝動で側板20,20′間に設けられた駆動ロー
ラ24を回転させる。又、該横板22には、ローラ上のパレ
ットの先端に当接する先端ストッパー25が固設されてお
り、該先端ストッパー25はパレットに当接する当接板25
1を備えていて、該当接板251はエアシリンダー252の伸
縮で作動するリンク機構で当接位置からローラの上面よ
りも下方に位置する非当接位置に動く。
さらにターンコンベヤ1が旋回する時に該中間コンベヤ
2に衝突しない様に、中間コンベヤ2の上流側(搬送方
向Eからみて、パレットの流れてゆく方向を下流側、そ
の反対を上流側という。)に乗継ローラ26が設けてあ
る。該乗継ローラ26は側板20′に固設された正逆回転可
能なモータ261によって乗継位置から衝突回避位置に動
かされる。
又、該中間コンベヤ2は、フィーダーコンベヤ4に薄板
パレットを、又ヤレ板コンベヤ5にヤレ板パレットを夫
々押し込む押し込み装置27,27′を下流側の両側に一対
備えている。該押し込み装置27,27′は各パレットの後
端に当接してパレットを押し込むエアシリンダー270,27
0′を備え、該エアシリンダー270,270′は、側板20,2
0′に固設された箱271,271′内に固設されたエアシリン
ダー272,272′の伸縮によって、待機位置から押し込み
位置に作動する。さらに、該箱271,271′の外側には、
中間コンベヤ2をパレクター3の台39,39′上からヤレ
板コンベヤ5の所まで昇降させるエレベーターの受力部
28,28′が固設されている。該受力部28,28′は、それぞ
れ4個のレール受280,280′と、内側に螺子を切ったシ
リンダー281,281′とから成る。該シリンダー281,281′
は、両側の機枠に垂設されたスクリューロッド29,29′
の回転によって昇降力を受け、該レール受280,280′
は、該スクリューロッド29,29′を挾んで垂設されたレ
ール290,290′に案内され、中間コンベヤ2を垂直に昇
降させる。さらにスクリューロッド29,29′の回転は、
パレクター3の下方で、正逆回転モータ(図示せず)か
らの回転を水平軸291にベルト伝動で伝達し、該水平軸2
91の回転を、ベベルギアボックス292内のベベルギヤで
該スクリューロッド29、29′に伝えて行なわれる。また
該水平軸291には電磁ブレーキ(図示せず)が設けてあ
り、中間コンベヤ2の停止を正確に行なわせている。
この中間コンベヤ2は、後に詳述するが、フィダーコン
ベヤ4に対し、薄板パレット受取位置Pで、薄板パレッ
トBを引渡し、又、ヤレ板コンベヤ5に対しては、ヤレ
板パレット受取位置Sでヤレ板パレットDを引渡し、そ
れを同一位置である用済みヤレ板パレット引渡位置Sで
ヤレ板コンベヤ5から用済みヤレ板パレットを引取るも
のである。
次に、第1,2,7図により、フィーダーコンベヤにつき説
明する。
これは、薄板パレット受取位置Pで中間コンベヤ2から
薄板パレットBを受け取り、薄板を印刷機に供給する薄
板フィーディング位置Qまで上昇し、さらに、空薄板パ
レットB′を該位置Pよりも下方にある空薄板パレット
排出位置Rまで下降させ、該パレットB′を空薄板パレ
ット取出装置8(取出しコンベヤ)に排出するものであ
る。
図を参照し、平行な側壁40,40′の間にローラが設置さ
れ、該側壁40,40′が底板41で一体化されていて、該底
板41の下面には、ローラをチェーン伝動で回転させる一
方向回転モータ42が固設されており、さらに薄板パレッ
トB上の薄板と印刷機とのセンターを合せるために、セ
ンタリング装置43が設けられている。即ち、搬送方向E
に対して直角に設置された横棒44,44′上にそれぞれ2
本ずつのレール430,430′が固設され、該レール430,43
0′を跨いで底板41の下面にレール受431,431′が固設さ
れ、さらに、横棒44′に固設された正逆回転モーター43
2を備え、該モータ432の回転によって伸縮するロッド43
3の作用端が底板41の下面に固設されている。又、パレ
ットBの両側面に接触する一対のタッチセンサー(図示
せず)が設けてあり、該モータ432は、該センサーの両
方がパレットBの側面に接触するまで発信される信号に
基づいて回転し、該回転は、ロッド433を伸縮させ、レ
ール430,430′上のローラを横方向に移動させ、センタ
リングが行れるようになっている。
又、横棒44,44′の両側には、フィーダーコンベヤ4を
昇降させるフィーダーエレベーター45が設けてある。こ
のエレベーター45は、中間コンベヤ2を昇降させるエレ
ベーターとほぼ同じ構造をしていて、水平軸450を正逆
回転可変速モータ(図示せず)で所望方向に回転させ、
該回転を、ベベルギヤボックス451,451′内のベベルギ
ヤで、機枠に垂設したスクリューロッド452,452′に伝
え、該スクリューロッド452,452′の回転が、フィーダ
ーコンベヤ4の端部に固設したシリンダー453,453′に
伝わり、フィーダーコンベヤ4は、機枠に垂直に立設さ
れたレール455,455′とフィーダーコンベヤ4に固設し
たレール受454,454′との係合構造に案内されて昇降す
る。
さらに、中間コンベヤ2から薄板パレットBを受取る位
置Pで、該パレットBの搬送方向前端面に当接する停止
板46が機枠に固設されている。
該パレットの受取り位置Pの上方には、薄板フィーディ
ング位置Qまで上昇してきた薄板パレットB上の薄板を
吸着して印刷機につながる水平ベルトコンベヤ7へ、順
次供給する吸着供給装置47が機枠に固設してある。この
装置47は公知である。
さらに、この受取位置Pより下方で且つ、搬送方向下流
側に、空パレット取出しコンベヤ8が設置されている。
第1図、第2図を参照して、この取出しコンベヤ8は、
フィーダーコンベヤ4から空薄板パレットB′を受取る
ローラコンベヤ80と、該ローラコンベヤ80上の空薄板パ
レットを横方向へ搬出するベルトコンベヤ81とから成
り、該ローラコンベヤ80は、駆動ローラを備えており、
該ベルトコンベヤ81は、作動時にローラコンベヤ80より
も上方に持ち上がって作動し、空薄板パレットを搬出す
る構造をもつ。
フィーダーコンベヤ4と吸着供給装置47の真上には、ヤ
レ板コンベヤ5が設置してある。
これは、薄板フィーディング位置Qよりも上方にあるヤ
レ板パレット受取兼用済みヤレ板パレット引渡位置Sに
おいて、上昇してきた中間コンベヤからヤレ板パレット
を受取り、そのパレットをさらに上方のヤレ板フィーデ
ィング位置Tまで上昇させる。なお、用済みヤレ板パレ
ットは該位置Tから前記位置Sまで降され、中間コンベ
ヤに引渡される。
第1図,第2図,第10図を参照して、このヤレ板コンベ
ヤ5は、平行な側壁50,50′間にローラが設置され、該
側壁50の下面には、駆動ローラをチェーン伝動で正逆回
転させるモーター(図示せず)が固設してある。該側壁
50,50′間の距離は、ヤレ板を積載する空ヤレ板パレッ
トD′(第10図)の脚部51,51′間の幅よりも小さく構
成されていて、パレットD′の脚部51,51′間の板部が
ローラ上に載る様になっている。さらに、該側壁50,5
0′の下面には、2本の平行な底板52,52′が固設されて
いて、該底板52,52′の下面には、それぞれに2個ずつ
レール受け53,53′が固設されている。該レール受け53,
53′はレール54,54′を跨いでいて、該ヤレ板コンベヤ
5は、手動で、横方向のセンタリングが出来る様になっ
ている。該レール54,54′は横板55,55′に固設されてい
て、該横板55,55′の端部にはエレベーター56が設けて
ある。該エレベーター56は、他のエレベーターとほぼ同
じ構造をしていて、フィーダーコンベヤ4とはそのエレ
ベーター45のレール455,455′を共用している。該レー
ル455,455′を挾むレール受け560,560′は、横板55,5
5′の端部に固設されていて、機枠に回転自在に設けら
れたスクリューロッド561,561′は横板55,55′の端部に
螺合している。該スクリューロッド561,561′は、機枠
の頂部に設けた可変速正逆回転モータ562の回転が横軸5
63に伝わり、該回転がベベルギヤボックス564,564′内
のベベルギヤによってスクリューロッド561,561′に伝
わり、回転する。尚、該横軸563には電磁ブレーキ565が
取り付けてある。又、機枠の下流側には、ヤレ板パレッ
トDが当接する停止板57が設けてあり、機枠の天井近く
には、ヤレ板を吸着して傾斜ベルトコンベヤ9から印刷
機につながる水平ベルトコンベヤ7へヤレ板を供給する
吸着供給装置58(公知)が設けてある。
中間コンベヤ2の真上には、フォーク差し装置6が設け
てある。
これは、通常は待機位置(ヤレ板パレット受取兼用済み
ヤレ板パレット引渡位置Sより上方)にあり、薄板保持
フォーク62を備え、指令を受けると、薄板フィーディン
グ位置Qまで下降し、そこに在る薄板パレット上の残り
の薄板を、新たな薄板パレットが補給されるまでの(即
ち、空になった空薄板パレットが排出位置まで下げら
れ、それに代って新たな薄板パレットが、当該フィーデ
ィング位置まで上昇、搬送されてきて、薄板供給態勢に
入るまで)の間、そのフォークで保持し、新たな薄板パ
レットが補給されたのち、もとの待機位置に戻るもので
ある。
このフォーク差し装置6は、第1,2,8,9図を参照して、
複数本の横棒61で一体化された側板60,60′の間に複数
(本例では4本)のフォークを設けており、薄板フィー
ディング位置にある薄板パレットBの薄板が残り少なく
なると発せられる信号で作動し、新たな薄板パレットB
が補給されてくるまで、その残余の薄板を保持し、印刷
機への供給を続ける。従って空薄板パレットB′は第9
図に示すように、4本のフォーク62が薄板とパレットと
の間に入って薄板を保持出来る様に、上板70の上に縦棒
71を平行に複数本(図例では5本)固設してある。該フ
ォーク62は横棒63で一体化されスライダー64,64′に固
設されている。該スライダー64,64′は側板60,60′に水
平に固設された案内ロッド65を摺動自在に挾持してい
る。さらに該スライダー64,64′の上端は水平に張られ
たチェーン66,66′に固設されていて、該チェーン66,6
6′は側板60に固設された正逆回転モータ67で往復運動
し、この動きに従って案内ロッド65,65′に案内された
スライダー64,64′が動き、フォーク62が搬送方向Eに
前,後進する。該フォーク差し装置6の下流側にはフォ
ーク62の下面に当接してフォーク62を僅かに持ち上げる
偏心カム装置68が設けられており、この偏心カム装置68
はモータ67の往復回転に従って往復回転する横軸680と
該横軸680に固設された回転自在なカム軸681,681′とか
ら成り、フォーク62が前進を始めた直後と、フォーク62
の後進が完了する直前にカム軸681,681′がフォーク62
の下面に当接し、フォーク62を僅かに持ち上げるように
なっている。
側板60,60′の外側にはエレベーター69が設けてある。
該エレベーター69は他のエレベーターとほぼ同じ構造を
していて、レール290,290′を中間コンベヤ2のエレベ
ーターと共用している。図中690,690′は該レール290,2
90′を跨ぐレール受けであり、691,691′はスクリュー
ロッド692,692′と螺合して昇降力を受力するシリンダ
ーであり、693はスクリューロッド692,692′を回転させ
る正逆回転可変速モータであり、694,694′はベベルギ
ヤボックス、695は動力伝達軸、696は電磁ブレーキであ
る。
次に、本考案装置の作動を述べる。まず、装置の始動時
において、ターンコンベヤ1は薄板パレット又はヤレ板
パレット受入れ位置で待機しており、中間コンベヤ2は
パレクター3の台39,39′に乗っていて、ターンコンベ
ヤ1から該パレットを受入れる位置にある。さらに該中
間コンベヤ2の乗継ローラ26は上昇して衝突回避位置に
あり、中間コンベヤ2の先端ストッパー25は図示してい
ない圧縮空気配送手段で作動し、該パレットの端面に当
接する位置にあり、パレット押し込み装置27は待機位置
にある。パレクター3のリフター33は縮んでいて、ロッ
ド34,34′は下死点に位置し、該ロッド34,34′の上面は
中間コンベヤ2のローラの上面よりも下方に位置してい
る。さらにテーブル復元機38のエアシリダー381,381′
が圧縮空気配送手段(図示せず)で作動し、垂下板382
を両側から挾持し、ロッド34,34′の長軸方向を搬送方
向Eに対して直角に向け、ロッド34,34′がこの様に搬
送方向Eに対して直角になると、テーブルストッパー3
6,36′が作動し、旋回テーブル30を固定する。旋回テー
ブル30が固定されるとすぐテーブル復元機38のエアシリ
ンダー381,381′は作動を停止する。また、パレットを
両側から挾んでパレットの向きを矯正する矯正装置35,3
5′も待機位置にある。フィーダーコンベヤ4は、中間
コンベヤ2から薄板パレットを受け取る位置Pで待機し
ており、該フィーダーコンベヤ4のセンタリング装置43
は、モーター432でロッド433を伸縮させて、該コンベヤ
4を設計上のセンターに位置合せする。さらにヤレ板コ
ンベヤ5はヤレ板パレット受取位置Sで待機しており、
フォーク差し装置6は、フォークを後退させて待機位置
におかれる。
上記の状態で、薄板パレットもしくはヤレ板パレットを
ターンコンベヤ1にフォークリフト等で供給する。該パ
レットの供給をセンサー(図示せず)が検出すると、タ
ーンコンベヤ1は、旋回して中間コンベヤ2に向い合
う。次に、中間コンベヤ2の乗継ローラ26が乗継位置に
移動した後、ターンコンベヤ1の駆動ローラと中間コン
ベヤ2の駆動ローラ24が前進回転し、該パレットが中間
コンベヤ2上に載せられる。該パレットが中間コンベヤ
2上に載ると、乗継ローラ26は待機位置に戻り、ターン
コンベヤ1も待機位置に戻る。一方、パレクター3のリ
フター33が作動を始め、ロッド34,34′が上昇し、中間
コンベヤ2上の該パレットがロッド34,34′上に乗り移
り、やがてロッド34,34′は上死点に達し、リフター33
は停止する。該リフター33が停止すると、テーブルスト
ッパー36,36′の作動が解除され、旋回テーブル30が旋
回可能になる。すると、矯正装置35,35′が作動する。
該矯正装置35,35′はロッド34,34′上の該パレットの上
流側を両側から挾み、搬送方向Eに正しく向ける。該パ
レットの向きを矯正するとすぐ、テーブルストッパー3
6,36′が作動し、旋回テーブル30に固設されたロッド3
4,34′上の該パレットを動かない様に固定する。固定す
るとすぐ矯正装置35,35′は待機位置に戻され、パレク
ター3のリフター33が下降を始め、ロッド34,34′上の
該パレットが中間コンベヤ2上に乗り移り、ロッド34,3
4′は下死点に戻り、リフター33は停止する。リフター3
3が停止するとテーブルストッパー36,36′の作動が解か
れ、テーブル復元機38のエアシリンダー381,381′が作
動してロッド34,34′の長軸方向を搬送方向Eに対して
直角に向けた後、テーブルストッパー36,36′が再び作
動して旋回テーブル30を固定し、しかる後、テーブル復
元機38の作動を解く。ここで中間コンベヤ2の駆動ロー
ラ24は、再び前進回転し、中間コンベヤ2上の該パレッ
トを先端ストッパー25の当接板251に当接させて停止
し、該パレットを中間コンベヤ2上で待機させる。
このように中間コンベヤ2上で待機している該パレット
が、ヤレ板パレットDであれば、オペレーターがヤレ板
パレット供給回路(図示せず)をオンにすると、中間コ
ンベヤ2は前記位置Sまで上昇する。ここで中間コンベ
ヤ2の先端ストッパー25は解除され、中間コンベヤ2と
ヤレ板コンベヤ5が前進運転し、ヤレ板パレットDはヤ
レ板コンベヤ5上に載置される。さらに中間コンベヤ2
のパレット押し込み装置27が作動し、ヤレ板パレットD
は下流側にある停止板57に当接し、移載が完了する。パ
レット押し込み装置27が待機位置に戻ると、先端ストッ
パー25が当接位置に作動し、中間コンベヤ2は降下して
原位置に戻る。この間にオペレーターはヤレ板コンベヤ
5上のパレットDのセンターを手動で合わせる。
又、中間コンベヤ2上で待機しているパレットが、薄板
パレットBであれば、オペレーターは薄板パレット供給
回路をオンにする。すると、中間コンベヤ2の先端スト
ッパー25が解除され、中間コンベヤ2とフィーダーコン
ベヤ4の駆動ローラが前進回転を始め、パレットBがフ
ィーダーコンベヤ4上に載り、駆動ローラが停止する
と、パレット押し込み装置27が作動し、パレットBの下
流端面を停止板46に当接させる。この後、パレット押し
込み装置27が待機位置に戻り、先端ストッパー25が当接
位置に作動し、同時に、フィーダーコンベヤ4のセンタ
リング装置が作動し、パレットBのセンタリングを行な
う。
ここでオペレーターが自動運転スイッチを投入すると、
薄板とヤレ板とを印刷機に搬送する水平ベルトコンベヤ
7が回転を始め、同時に、フィーダーコンベヤ4とヤレ
板コンベヤ5は、それぞれのエレベーター45,56が作動
して上昇し、それぞれのパレットB,Dはその最上段の板
A,Cがそれぞれの吸着供給装置47,58に吸着される位置で
あるフィーディング位置Q,Tまで上昇し、待機する。
次にオペレーターがヤレ板供給スイッチを投入すると、
ヤレ板を水平ベルトコンベヤ7に搬送する傾斜ベルトコ
ンベヤ7が回転を始め、吸着供給装置58が最上段のヤレ
板を傾斜ベルトコンベヤ9に供給し、ヤレ板コンベヤ5
はエレベーター56で微速上昇を始め、順次最上段のヤレ
板をフィーディング位置Tに送り、ヤレ板の印刷機への
供給を続けることが可能ならしめる。而して、印刷機の
調整終了後、オペレーターが薄板供給スイッチを投入す
ると、ヤレ板の吸着供給装置58はヤレ板の吸着を止め、
次の吸着タイミングで薄板の吸着供給装置47が薄板を吸
着し、水平ベルトコンベヤ7への薄板供給を開始する。
同時に、ヤレ板コンベヤ5のエレベーター56が停止し、
フィーダーコンベヤ4のエレベーター45が微速上昇を始
め、つづいて傾斜ベルトコンベヤ9が停止する。
上述の様にして、薄板が印刷機に供給され、何らかの原
因で印刷を停止する場合は、オペレーターが薄板供給ス
イッチをオフにする。又、印刷を再開する場合は、ヤレ
板をまず供給し、次に遅滞なく薄板を供給する。
印刷機に送られるヤレ板と薄板は、それぞれ、図示して
いないカウンターでカウントされていて、例えば、パレ
ットB上の薄板が残り枚数で150枚(高さで約3cm)(も
ちろん、この残量は、具体的な印刷態様によって決まる
ものであり、いかなる場合でも150枚或いは3cmに限られ
るものでないことは、当然である。)ほどに減少する
と、新しい薄板パレットBの補充指令が出され、待機し
ていたフォーク差し装置6がエレベーター69によって薄
板フィーディング位置Qまで降下し、一方では、フラッ
シュライト(図示せず)が点滅する。この点滅を見たオ
ペレーターは、新しい薄板パレットBをフォークリフト
等でターンコンベヤ1に供給する。該ターンコンベヤ1
上のパレットBは、前述した始動時のプロセスと同一の
プロセスを経て、中間コンベヤ2上で、先端ストッパー
25に当接して、待機する。この間、降下したフォーク差
し装置6は、フィーダーコンベヤ4上の薄板パレットB
とそのパレット上に残っている薄板との間に、フォーク
62を差し込む。その際、該フォーク62は偏心カム装置68
によって、僅かに持ち上った状態でパレットBとその上
の薄板との間に入り、しかる後に僅かに降下して前進す
るため、フォーク62は、その前進中に薄板の下面に接触
せず、従って、薄板を傷付けることは無い。フォーク62
が差し込まれると、フォーク差し装置6はエレベーター
69によって微速上昇を始め、フォーク62上の薄板はとぎ
れる事無く印刷機に供給される。一方、空薄板パレット
B′が載っているフィーダーコンベヤ4はエレベーター
45によって一気に空パレット排出位置Rまで下ろされ、
フィーダーコンベヤ4の駆動ローラと空パレット取出し
コンベヤ8のローラコンベヤ80とが前進回転し、該パレ
ットB′をローラコンベヤ80上に排出する。排出された
パレットB′は、ベルトコンベヤ81で空パレット積上げ
装置(図示せず)に搬送され、同時にフィーダーコンベ
ヤ4は、中間コンベヤ2から新たな薄板パレットを受け
取る位置Pまで上昇し、停止後、フィーダーコンベヤ4
のセンタリング装置43が作動し、該コンベヤ4は設計上
のセンターに位置合わせされる。次に、中間コンベヤ2
上で待機している新しい薄板パレットBが、前述した始
動時のプロセスと同一のプロセスを経てフィーダーコン
ベヤ4に乗せられ、フォーク62の下面に接触するまで持
ち上げられる。該接触があると、フィーダーコンベヤ4
とフォーク差し装置6は等速で微速上昇し、薄板の供給
を続け、フォーク62上の薄板が全部印刷機に供給された
り、或いは、また何枚か残っている状態でもよいが、何
れにせよカウンターで確認されると、フォーク62は抜き
出される。なお、フォーク62上に何枚かの薄板が残って
いるときは、それら薄板は、上流側に設けた停止板(図
示せず)に端面を当接させ、従って、フォーク62上に乗
ったまま上流側に導出される事なく、下に続くフィーダ
ーコンベヤ4上の薄板パレットB上に降ろされる。フォ
ーク62が後退したフォーク差し装置6は、ただちに待機
位置まで上昇する。かくして、薄金属板パレットBの補
充指令サイクルが完了する。
なお、ヤレ板の枚数をカウントしているカウンターは、
ヤレ板の枚数が所定枚数よりも少なくなると、警報機
(図示せず)を鳴らす。そうするとオペレーターは、新
たなヤレ板パレットの補給作業に入るが、この作業は、
薄板パレットBの補充指令サイクルが完了した直後や、
薄板残量が十分にあって新たな薄板パレットBの補充を
要しない安定稼動時に、ヤレ板パレット補給回路をオン
にする。すると、ヤレ板コンベヤ5は、その用済みヤレ
板パレットを載せたまゝ、パレット受渡し位置Sまで降
下し、同時に中間コンベヤ2は空のまゝ、そのパレット
受渡し位置Sまで上昇し、先端ストッパー25を解除す
る。つづいて、中間コンベヤ2とヤレ板コンベヤ5は後
進回転し、ヤレ板コンベヤ5上の用済みヤレ板パレット
が中間コンベヤ2に載り移る。中間コンベヤ5は先端ス
トッパー25を作動させた後、原位置まで降りる。そこで
オペレーターは中間コンベヤ2上の用済みヤレ板パレッ
トを取り除き、ターンコンベヤ1に新しいヤレ板パレッ
トを供給する。そのヤレ板パレットは、前述した始動時
のプレセスと同一のプロセスを経て、ヤレ板コンベヤ5
上に設置され、フィーディング位置まで上昇して待機す
る。かくして、ヤレ板パレットの供給が完了し、次の作
業再開時に対するヤレ板供給態勢が出来上る。
〔考案の効果〕
本考案装置によれば、オフセット印刷機に遅滞無く薄板
とヤレ板とを供給する事が出来る様になり、従来装置に
みられるような、薄板の上にヤレ板を積む必要が無くな
るので、作業時間が短縮され、又、印刷機の調整に手間
取って、上に積んだヤレ板が無くなってしまい、止むを
得ず薄板を流す等の不都合が無くなり、歩留まりが向上
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の縦断面図であり、第2図は図中I
−I線の下側が本考案装置の平面図、上側が第1図のII
-II水平面を矢印方向に見た水平断面図である。第3図
は中間コンベヤ上のパレットの姿勢を正すパレクタの側
面図、第4図は該パレクタの本体の平面図、第5図は中
間コンベヤの縦断面図、第6図は該中間コンベヤの下流
側の端面図、第7図はフィーダーコンベヤとフィーダー
エレベータの要部を示した断面図、第8図はフォーク差
し装置を下流側から見た端面図、第9図は本考案装置で
使用する薄板用の空パレットの斜視図、第10図はヤレ板
用の空パレットの斜視図である。 A……薄板、B……薄板パレット、B′……空薄板パレ
ット、C……ヤレ板、D……ヤレ板パレット、D′……
空ヤレ板パレット、E……搬送方向、1……ターンコン
ベヤ、2……中間コンベヤ、3……パレクター、4……
フィーダーコンベヤ、47……薄板吸着供給装置、5……
ヤレ板コンベヤ、58……ヤレ板吸着供給装置、6……フ
ォーク差し装置、62……フォーク、7……水平ベルトコ
ンベヤ、8……空パレット取出しコンベヤ、P……薄板
パレット受取位置、Q……薄板フィーディング位置、R
……空薄板パレット排出位置、S……ヤレ板パレット受
取兼用済みヤレ板パレット引渡位置、T……ヤレ板フィ
ーディング位置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−321221(JP,A) 実開 昭57−30240(JP,U) 特公 昭60−296(JP,B2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中間コンベヤ2と空薄板パレット取出装置
    8との間に配設され、薄板パレット受取位置Pで中間コ
    ンベヤ2から薄板パレットBを受取り、該パレットBを
    薄板フィーディング位置Qまで上昇させ、空薄板パレッ
    トB′を受取位置Pより下方にある空薄板パレット排出
    位置Rまで下降させ、排出する、昇降可能なフィーダー
    コンベヤ4; 該フィーディング位置Qにある薄板パレットBから、薄
    板を順次オフセット印刷機に供給する薄板吸着供給装置
    47; フィーダーコンベヤ4と薄板吸着供給装置47との直上に
    配設され、ヤレ板パレット受取兼用済みヤレ板パレット
    引渡位置Sでヤレ板パレットDを中間コンベヤ2から受
    取り、受取ったヤレ板パレットDをヤレ板フィーディン
    グ位置Tまで上昇させ、用済みヤレ板パレットを該位置
    Tから前記位置Sまで下降させ、中間コンベヤ2に引渡
    す、昇降可能なヤレ板コンベヤ5; 該ヤレ板フィーディング位置Tにあるヤレ板パレットD
    から、ヤレ板を順次オフセット印刷機に供給するヤレ板
    吸着供給装置58; 該薄板パレット受取位置Pに在るフィーダーコンベヤ4
    に、薄板パレットBを引渡し、該ヤレ板パレット受取兼
    用済みヤレ板パレット引渡位置Sに在るヤレ板コンベヤ
    5に、ヤレ板パレットを引渡し、又、該コンベヤ5から
    用済みヤレ板パレットを受取る、昇降可能な中間コンベ
    ヤ2:及び 該中間コンベヤ2の真上に設けられ、薄板保持フォーク
    62を備え、指令に応じて、前記薄板フィーディング位置
    Qまで下降し、該位置Qに在る薄板パレットB上の薄板
    を、新たな薄板パレットが補給されるまでの間、該フォ
    ーク62で保持し、新たな薄板パレットの補給後、ヤレ板
    パレット及び用済みヤレ板パレットのヤレ板コンベヤ・
    中間コンベヤ間の受取・引渡を妨げない位置まで上昇す
    る、昇降可能なフォーク差し装置6 を備えたことを特徴とする、オフセット印刷機への被印
    刷薄板・ヤレ板供給装置。
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