JPH0798553B2 - 伸縮性を有する可搬式粉体貯蔵タンク - Google Patents
伸縮性を有する可搬式粉体貯蔵タンクInfo
- Publication number
- JPH0798553B2 JPH0798553B2 JP2273365A JP27336590A JPH0798553B2 JP H0798553 B2 JPH0798553 B2 JP H0798553B2 JP 2273365 A JP2273365 A JP 2273365A JP 27336590 A JP27336590 A JP 27336590A JP H0798553 B2 JPH0798553 B2 JP H0798553B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- powder storage
- storage tank
- portable powder
- accessories
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、セメント、土質改良材などの粉体を工事現場
等において貯蔵し、随時使用するサービスタンク等に用
いる、伸縮性を有する可搬式粉体貯蔵タンクに関する。
等において貯蔵し、随時使用するサービスタンク等に用
いる、伸縮性を有する可搬式粉体貯蔵タンクに関する。
セメント又は土質改良材などの粉体を工事現場等に貯蔵
し、随時使用するサービスタンクは、現場の実情、例え
ば、粉体の使用量、工事期間、地域的制約、道路や交通
事情などに応じて、それぞれ適切な大きさの現場貯蔵の
ための可搬式粉体貯蔵タンクが用いられる。このような
可搬式タンクは、運搬、据付、撤去等が容易なものが望
まれる。
し、随時使用するサービスタンクは、現場の実情、例え
ば、粉体の使用量、工事期間、地域的制約、道路や交通
事情などに応じて、それぞれ適切な大きさの現場貯蔵の
ための可搬式粉体貯蔵タンクが用いられる。このような
可搬式タンクは、運搬、据付、撤去等が容易なものが望
まれる。
一方、例えば４トントラック等で運搬するような小型の
タンクでは運搬経路の制約等が著しく、荷台上の高さが
制限され、非常に小さい容量のタンクとさぜるを得ない
実情にある。
タンクでは運搬経路の制約等が著しく、荷台上の高さが
制限され、非常に小さい容量のタンクとさぜるを得ない
実情にある。
〔発明が解決しようとする課題〕 高さの低いタンクは容量が少なく、一方、組立式にする
と、組立、分解手間が大変である等の事情に鑑み、タン
クの胴体を伸縮可能にすることによって、運搬時には高
さが低く、据付使用時には容量が大きくなるタンクを創
案した。
と、組立、分解手間が大変である等の事情に鑑み、タン
クの胴体を伸縮可能にすることによって、運搬時には高
さが低く、据付使用時には容量が大きくなるタンクを創
案した。
本発明はこのような伸縮性を有する可搬式粉体貯蔵タン
クを提供することを目的とする。
クを提供することを目的とする。
本発明はタンク本体は胴体を互いに嵌挿して上下に摺動
伸縮する複数の異径筒体からなり、該異径筒体の伸張端
には相互に抜け止めフランジを設け、各隣接異径筒体の
壁の間にタンク壁を少なくとも一周し圧縮空気により内
圧を上げて膨張し任意の位置でシール可能なシール部材
を介装し、前記異径筒体は周囲に設けた振止柱にそれぞ
れ摺動自在なアームを介して係留され、付属品としてバ
グフィルタ、引出装置、揚荷装置及びサービスタンクを
備え、前記タンク本体、前記付属品及び振止柱のすべて
を１つの共通台板上に立設したことを特徴とする伸縮性
を有する可搬式粉体貯蔵タンクである。
伸縮する複数の異径筒体からなり、該異径筒体の伸張端
には相互に抜け止めフランジを設け、各隣接異径筒体の
壁の間にタンク壁を少なくとも一周し圧縮空気により内
圧を上げて膨張し任意の位置でシール可能なシール部材
を介装し、前記異径筒体は周囲に設けた振止柱にそれぞ
れ摺動自在なアームを介して係留され、付属品としてバ
グフィルタ、引出装置、揚荷装置及びサービスタンクを
備え、前記タンク本体、前記付属品及び振止柱のすべて
を１つの共通台板上に立設したことを特徴とする伸縮性
を有する可搬式粉体貯蔵タンクである。
伸縮する複数の異径円筒を嵌挿した形式のタンクによっ
て、搬送時は高さが低く、使用時は容量の大きいタンク
として使用することができる。
て、搬送時は高さが低く、使用時は容量の大きいタンク
として使用することができる。
本発明の実施例のタンクを第１図、第２図に示した。
第１図は１部切欠側面図、第２図はその平面図である。
実施例タンク１の本体は異径筒体２、３、４を互いに嵌
挿しその下部にコーン部５を設けている。異径筒体２、
３、４は運搬時等には下方へ縮少し、使用時には上方へ
伸張し、タンクの内容積を著しく大きくする。異径筒体
２、３、４はその周囲に立設されている４体の振止柱に
腕14、15、16を介して支持されており、腕14、15は振止
柱６に対して摺動自在になっている。異径筒体２、３、
４は最も伸張したときに抜けるのを防止する抜け止フラ
ンジを備え、隣接嵌挿管との間にはシール材９を備えて
いる。シール材９はタンク壁を少なくとも一周するゴム
チューブ等が用いられ、タンクの使用時には圧縮空気に
より内圧を上げて膨張させることができ、任意の位置で
シールすることができる。
実施例タンク１の本体は異径筒体２、３、４を互いに嵌
挿しその下部にコーン部５を設けている。異径筒体２、
３、４は運搬時等には下方へ縮少し、使用時には上方へ
伸張し、タンクの内容積を著しく大きくする。異径筒体
２、３、４はその周囲に立設されている４体の振止柱に
腕14、15、16を介して支持されており、腕14、15は振止
柱６に対して摺動自在になっている。異径筒体２、３、
４は最も伸張したときに抜けるのを防止する抜け止フラ
ンジを備え、隣接嵌挿管との間にはシール材９を備えて
いる。シール材９はタンク壁を少なくとも一周するゴム
チューブ等が用いられ、タンクの使用時には圧縮空気に
より内圧を上げて膨張させることができ、任意の位置で
シールすることができる。
タンク１には、タンクローリーから粉体を受入れる受入
管７、バグフィルタ８を備え、また、満量計または内容
物検出計等を設け、排出装置としてエアスライドまたは
スクリューコンベヤ等の引出装置10、揚荷装置11、サー
ビスタンク12を備えることができる。また、これら全体
を共通台板13上に固定し、台板13ごと運搬トラックの荷
台に載せて運搬することができる。
管７、バグフィルタ８を備え、また、満量計または内容
物検出計等を設け、排出装置としてエアスライドまたは
スクリューコンベヤ等の引出装置10、揚荷装置11、サー
ビスタンク12を備えることができる。また、これら全体
を共通台板13上に固定し、台板13ごと運搬トラックの荷
台に載せて運搬することができる。
第１図に示した実施例は４トントラックに積載するもの
で、公称筒径2.1m、運搬時全高2.6m、使用時全高4.8m、
有効内容積13m3（約16t）のものである。
で、公称筒径2.1m、運搬時全高2.6m、使用時全高4.8m、
有効内容積13m3（約16t）のものである。
本発明によれば、運搬時の高さの制限をクリアし、か
つ、現場使用時のタンク内容積の大きい伸縮性を有する
可搬式粉体貯蔵タンクとして好適である。
つ、現場使用時のタンク内容積の大きい伸縮性を有する
可搬式粉体貯蔵タンクとして好適である。
小型車に搭載して運搬可能であるから運搬経路に道路幅
が狭い場所や高さ制限のきびしい位置等が含まれている
ような作業現場にも容易に持込み可能である。
が狭い場所や高さ制限のきびしい位置等が含まれている
ような作業現場にも容易に持込み可能である。
第１図は本発明の実施例の伸縮性を有する可搬式粉体貯
蔵タンクの一部切欠側面図、第２図はその平面図であ
る。 １……タンク ２、３、４……異径筒体 ５……コーン部 ６……振止柱 ７……受入管 ８……バグフィルタ ９……シール材 10……引出装置 11……揚荷装置 12……サービスタンク 13……台板
蔵タンクの一部切欠側面図、第２図はその平面図であ
る。 １……タンク ２、３、４……異径筒体 ５……コーン部 ６……振止柱 ７……受入管 ８……バグフィルタ ９……シール材 10……引出装置 11……揚荷装置 12……サービスタンク 13……台板
Claims (1)
- 【請求項１】タンク本体は胴体を互いに嵌挿して上下に
摺動伸縮する複数の異径筒体からなり、該異径筒体の伸
張端には相互に抜け止めフランジを設け、各隣接異径筒
体の壁の間にタンク壁を少なくとも一周し圧縮空気によ
り内圧を上げて膨張し任意の位置でシール可能なシール
部材を介装し、前記異径筒体は周囲に設けた振止柱にそ
れぞれ摺動自在なアームを介して係留され、付属品とし
てバグフィルタ、引出装置、揚荷装置及びサービスタン
クを備え、前記タンク本体、付属品及び振止柱のすべて
を１つの共通台板上に立設したことを特徴とする伸縮性
を有する可搬式粉体貯蔵タンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2273365A JPH0798553B2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 伸縮性を有する可搬式粉体貯蔵タンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2273365A JPH0798553B2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 伸縮性を有する可搬式粉体貯蔵タンク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04154584A JPH04154584A (ja) | 1992-05-27 |
| JPH0798553B2 true JPH0798553B2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=17526887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2273365A Expired - Fee Related JPH0798553B2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 伸縮性を有する可搬式粉体貯蔵タンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0798553B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2621009C3 (de) * | 1976-05-12 | 1979-04-26 | Wilma 7129 Pfaffenhofen Bissinger Geb. Sinn | Silobehälter |
-
1990
- 1990-10-15 JP JP2273365A patent/JPH0798553B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04154584A (ja) | 1992-05-27 |
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Legal Events
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