JPH0798298B2 - 駆動装置の制御方法 - Google Patents

駆動装置の制御方法

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JPH0798298B2
JPH0798298B2 JP63086237A JP8623788A JPH0798298B2 JP H0798298 B2 JPH0798298 B2 JP H0798298B2 JP 63086237 A JP63086237 A JP 63086237A JP 8623788 A JP8623788 A JP 8623788A JP H0798298 B2 JPH0798298 B2 JP H0798298B2
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ルドルフ・シユナイダー
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エーローヴア・アー・ゲー
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H7/00Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H7/00Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
    • B23H7/26Apparatus for moving or positioning electrode relatively to workpiece; Mounting of electrode

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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電食加工装置のスピンドルまたは加工品パレ
ットを駆動して回転運動させるための駆動装置の制御方
法に関する。
〔従来の技術〕
電食加工装置は、電気腐食効果を利用して加工品材料を
削り取ることにより加工品の極めて精密な加工を行なう
ことは当業者には周知である。加工品の正確な形状を得
るためには、電食加工装置の部品および部材は、少なく
とも加工品の所望の形状精度と同じ精度またはできれば
より高い精度で制作されかつ運転をされなければならな
い。
例えば放電電食加工装置の場合、加工品を加工するため
に電極が使用されるが、前記電極は装置のスピンドル内
に収容されていて上下動と同時に回転が可能である。駆
動手段はスピンドル、従って電極を回転するように設け
られるが、前記駆動手段は通常電動モータからなる。電
極を所定の角位置に移動するためには、スピンドルは減
速歯車箱を介して電動モータにより回転される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記に引用した種類の既知の駆動装置に関連する主要問
題点の1つは、モータ軸と、歯車箱と、スピンドルとの
間における伝動バックラッシュである。従ってスピンド
ルの角位置に対し所望の高さの位置決め精度を得るため
には、極めて正確に製作された減速歯車箱および動力伝
達要素を使用せざるを得なかった。しかしこのような駆
動装置は極めて高価であり、しばしば保守を必要とし、
かつ比較的早く摩耗しやすいので得られる精度は落ちて
くる。同様のことは加工品パレット回転用駆動装置につ
いても言える。
前記の欠点を取除いた上記引用の種類の駆動装置の制御
方法を提供することが本発明の目的である。特に低費用
で製作可能な駆動装置で長期間にわたり高精度で信頼で
きる運転を提供することが可能な駆動装置の制御方法を
提供することが本発明の目的である。
スピンドルまたは加工品パレットの回転角に関してさら
に精度の高い位置決めを可能にし、かつスピンドルまた
は加工品パレットを所望の角位置へ正確でかつ迅速な回
転を可能にする駆動装置の制御方法を提供することが本
発明のさらに他の目的である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、2つの反対方向に回転可能に運転され
る第1、第2の電動モータと、前記第1、第2の電動モ
ータに夫々対応し、互いに等しい減速比を有している2
つの減速歯車手段であって、各々が、対応する電動モー
タに結合されかつ前記電動モータにより駆動される歯車
入力部材と、電食加工装置のスピンドルまたは加工品パ
レットに結合された歯車出力部材とを含む減速歯車手段
と、前記電食加工装置の前記スピンドルまたは前記加工
品パレットに結合された回転検知手段と、前記第1、第
2の電動モータと前記回転検知手段とに結合された電力
供給手段を含む制御手段とを具備してなる、電食加工装
置のスピンドルまたは加工品パレットの回転駆動装置の
制御方法であって、スピンドルまたは加工品パレットを
停止状態に維持するときは、前記第1、第2の電動モー
タの出力が、互いに反対方向でかつ同じ値の第1、第2
のトルクに夫々維持されるように、前記第1、第2の電
動モータを制御し、スピンドルまたは加工品パレットを
第1の高位速度を維持し回転させるときは、前記第1、
第2の電動モータの出力が、互いに同一方向でかつ異な
る値の第3、第4のトルクに夫々維持されるように、前
記第1、第2の電動モータを制御し、スピンドルまたは
加工品パレットを第2の低位速度を維持して回転させる
ときは、前記第1、第2の電動モータの出力が、互いに
反対方向でかつ異なる値の前記第3、第2のトルクに夫
々維持されるように、前記第1、第2の電動モータを制
御することを特徴とする制御方法が提供される。
ここで、前記第1のトルクの方向と前記第3のトルクの
方向は同一であり、前記第3のトルクのトルク値は、前
記第4のトルクのトルク値よりも大きく、前記第4のト
ルクのトルク値は、前記第1、第2のトルクのトルク値
よりも大きいことが望ましい。
〔作用〕
上記構成によれば、電食加工装置のスピンドルまたは加
工品パレットは、減速歯車手段を介して、制御手段の制
御のもと、第1、第2の電動モータにて回転駆動され
る。制御手段による第1、第2の電動モータの制御は以
下の通りに行われる。
1.もしスピンドルまたは加工品パレットを停止状態に維
持するならば、第1、第2の電動モータは同じ値の第
1、第2のトルクを夫々出力するがそのトルクの向きが
反対方向になるように運転される。この場合、トルクの
値が同じで、向きが反対なので、第1、第2のトルクは
相殺され、第1、第2のモータは停止状態を維持し、結
局スピンドルまたは加工品パレットは停止状態を維持さ
れる。
2.もし、スピンドルまたは加工品パレットを第1の高位
回転速度で駆動するならば、第1、第2の電動モータは
同一方向ではあるが異なる値の第3、第4のトルクを夫
々出力するように運転される。この場合、第1、第2の
電動モータは両モータの共通の出力トルク方向に回転さ
れ、スピンドルまたは加工品パレットも両モータの回転
方向に対応する方向に高速で回転駆動される。
3.もしスピンドルまたは加工品パレットを第2の低位回
転速度で駆動するならば、第1、第2の電動モータは反
対向きの異なる値の第3、第2のトルクを夫々出力する
ように運転される。この場合、第1、第2のモータは、
トルク値の大きい方のモータの出力トルク方向に回転さ
れ、スピンドルまたは加工品パレットも両モータの回転
方向に対応する方向に低速で回転駆動される。
これらのことは、第1、第2の電動モータはスピンドル
また加工品パレットへ決して同一に駆動されず、伝動組
立内で常にあるバイアストルクを発生していることを意
味する。
スピンドルまたは加工品パレットが停止状態にあるとき
は、第1、第2の電動モータは方向が反対でかつ同じ値
のトルクを出力するように運転されるので、スピンドル
または加工品パレットがその回転運動を開始する瞬間に
伝動装置内に不規定状態が起ることはありえず、これは
スピンドルまたは加工品パレットの停止時ならびに回転
時に電動モータの一方は常にあるトルクを出力し、かつ
一方起動の瞬間に他方の電動モータは前記一方の電動モ
ータより高いトルクを出してスピンドルまたは加工品パ
レットを回転させるからである。
従って、全伝動組立体、即ち減速歯車箱および協働の伝
動部材は、歯車箱内のすべてのバックラッシュおよび歯
車間の隙間を除去し、かつ機械的伝動系内に常に存在す
る弾性を補償するあるバイアストルクを常時受けてい
る。主要な利点は、減速歯車箱および伝動部材は設計が
はるかに簡単になり、従ってより安価な駆動装置を使用
し得ることである。例えば摩耗などにより長期間運転後
たとえ伝動バックラッシュが増大したとしてもこの影響
は位置決め精度には及ぼない。
本発明の制御方法の他の実施例によれば、スピンドルま
たは加工品パレットの停止状態から前記第1の高位回転
速度へ移る間に、前記第1の電動モータは同一回転方向
へのトルク出力を継続したまま高位の値のトルクを出力
し、一方前記第2の電動モータの出力トルク方向は一定
時間の遅れを伴なって逆転される。伝動組立は慣性を有
しているのでこの特性は必ずしも必要ではないが、この
特性は伝動組立体における不規定または無負荷状態の発
生防止をも助ける。
〔実施例〕
以下に本発明の駆動装置の制御方法の好ましい実施例を
添付図により詳細に説明する。
第1図および第2図から分かるように、駆動装置は電色
加工装置のスピンドル2を受け入れる軸受ハウジング1
を含む。スピンドル2は、それ自身当業者には既知であ
る不図示の軸受部材により軸受ハウジング1内で回転可
能に装着される。回転センサ3が、スピンドル2から離
れてそれと共軸にかつ捩りが与えられるようにスピンド
ル2に固定結合されて設けられる。センサ3はスピンド
ル2の角位置を監視するように働らき、制御ユニット
(図示なし)に結合される。
スピンドル2には、スピンドル2を回転運動させるよう
に働らく歯車4が設けられる。2個の中間歯車5a,5b
は、歯車4と、2個の減速歯車箱6a,6bの出力部材であ
る2個の歯車7a,7bとに噛み合う。歯車箱6a,6bに近接し
て配置された2個の電動モータ8a,8bは、それぞれの出
力軸9a,9bに固定された滑車10a,10bをそれぞれ有する。
滑車10a,10bは歯付ベルト11a,11bを介して、歯車箱6a,6
bの入力部材として働らく他の滑車12a,12bに結合され
る。
この種のまたはこれに類似の歯車伝動装置は無私できな
いある弾性を有し、さらに歯車箱6a,6b内にある種のバ
ックラッシュが存在しかつ噛み合い歯車4,5a,7aおよび
4,5b,7bのそれぞれの間に隙間が存在することはすべて
の当業者に周知である。このようなバックラッシュや隙
間は構造的手段により減少させることは極めてむずかし
く、たとえできても高価な手段を必要とするであろう。
本発明によれば、2個の電動モータ8a,8bを決して同様
には運転しないことによりこれらの欠点が回避可能であ
る。換言すると、スピンドル2が停止状態にあるとき
は、電動モータ8aが例えば時計方向のトルクを出力する
ように運転され、電動モータ8bは反時計方向のトルクを
出力するように運転される。しかし制御ユニットは2個
の電動モータが同じ量のトルクを出力するように2個の
電動モータを運転し、このトルクは駆動歯車機構に、従
ってそれによりスピンドル2の歯車4に伝達される。従
って駆動歯車機構はある種のバイアス力を受けるが、こ
のバイアス力はすべてのバックラッシュおよび隙間が除
去されまた弾性ひずみが補償されるという効果を有す
る。もしスピンドルをゆっくり、例えば近接位置の角位
置へ回転したいときは、所望回転方向に応じて2個の電
動モータの一方が例えば電動モータ8aが高位のトルクを
出力するように運転され、一方他方の電動モータ8bの運
転状態は不変のままである。もしスピンドル2が遠く離
れた角位置へ迅速に回転されねばならない時は、所望回
転方向に応じて2個の電動モータの一方、例えば電動モ
ータ8aが高位のトルクを出力するように運転され、一方
他の電動モータ8bの出力トルクの方向は逆転され、かつ
電動モータ8bは電動モータ8aより低位のトルクを出すよ
うに運転される。
第3図の線図はこれらの運転状態を簡単に示す。実線は
電動モータ8aを示し、点線は電動モータ8bを示す。
時間間隔t0〜t1の間は、電動モータ8aは正のトルク+M1
を出しかつ電動モータ8bは負のトルク−M1を出すので、
スピンドル2は停止状態にある。ここで2つのトルクの
絶対値は同一であるが方向は反対である。例えば時刻t1
において、スピンドル2は比較的遠く離れた角位置へ回
転されなければならない。このためモータ8aはその出力
トルクが値+M1から値+M3へ増加するように運転され
る。同時にモータ8bの出力トルク方向は逆転されて値+
M2のトルクを出すように運転される。値+M2は値+M3
り小で、従って歯車伝動装置内のバイアス力は維持され
る。
時刻t2で所望角位置に極めて近い角位置が得られたもの
とする。このとき時刻t2においてモータ8bの出力トルク
方向が逆転され、モータ8bは停止状態におけると同様に
再び値−M1のトルクを出す。かくてモータ8bはモータ8a
に対しブレーキにかけるように働らき、これにより歯車
伝動装置内のバイアス力を増加する。所望の角位置が得
られるとただちに、即ち時刻t3においてモータ8aは値+
M1のトルクを出すように運転され、これによりスピンド
ル2はt3からt4までの時間間隔の間は停止状態にある。
しかしモータ8bの運転状態は時刻t3においても不変のま
まであり、そのまま−M1の値の負のトルクを出力するよ
うに運転される。
さらに時刻t4で、スピンドル2は同一回転方向における
近接の角位置に回転されなけばならないと仮定する。こ
のためモータ8aは値M3の高位のトルクを出すように運転
され、一方モータ8bの運転状態は不変のままである。時
刻t5において、所望の新たな角位置が得られると直ち
に、モータ8aは再び前の値+M1のトルクを出すように運
転されるが、これは2個のモータ8a,8bにより出力され
るトルクが相互に補償し合いスピンドル2が停止するこ
とを意味する。時刻t6においてスピンドルは前の付近の
角位置に回転により戻されなければならない。このため
には、モータ8bはこのモータにより出力されるトルク値
が−M1から値−M3へ増加するように運転され、一方モー
タ8aの運転状態は不変のままであり、すなわちモータ8a
は値+M1のトルクを出す。従って、スピンドル2はモー
タ8bの影響を受けて先とは逆方向に回転する。
時刻t7において新たな位置が得られると、モータ8bはこ
のモータにより出力されるトクル値−M1に減少しこれに
よりスピンドルは時刻t8に停止状態となるように運転さ
れる。その後、スピンドルは負方向に大きく回転されな
ればならない。このためには、同時にモータ8bは値−M3
の増大トルクを出すように運転されかつモータ8aの出力
トルク方向は逆転され、モータ8aは、モータ8bにより出
される値−M3のトルクより小なる値−M2のトルクを出す
ように運転される。かくしてモータ8aは弱いブレーキと
して作用して歯車伝動装置内のバイアス力を維持する。
新たな所望角位置がほぼ得られた時刻t9においてモータ
8aの出力トルク方向が逆転され、値+M1のトルクを出す
ように運転される。これによりモータ8bは大きく減速さ
れる。時刻t10で新たな所望角位置が得られると、モー
タ8bは値−M1の低位トルクを出すように運転され、一方
モータ8aは値+M1の正のトルクを出し続ける。従ってス
ピンドル2は時刻t11まで停止状態にある。
上記の説明から2個のモータ8a,8bは、伝動ベルト11a,1
1bと、歯車箱6a,6bと、歯車5a,5bおよび7a,7bと、歯車
4とを含む歯車伝動組立体上で常に異なる作用をなし、
これにより全歯車伝動組立体内で常時バイアス力を形成
することが分かる。スピンドルが迅速に回転されるとき
このバイアス力はやや低くなるが、たとえ低くなっても
この高速回転中は精度要求はそれほど大きくないので、
いずれにしてもこのバイアス力は十分な大きさである。
時刻t1,t8のように、一方のモータの出力トルクの方向
の逆転と他方のモータによる出力トルクの増加とが同時
に行われるようなある状況下では、危険トルクが発生す
ることがある。もし歯車伝動装置の慣性モーメントが十
分な減衰を与えるほど十分でない場合は、本発明は、一
方のモータの出力トルク方向の逆転と他方のモータによ
り出力されるトルク増加とがそれぞれ正確に同時に行わ
れず、ある時間の遅れをなして行われるという他の実施
例を提供する。
第4a図から分かるように、時刻t1においてモータ8aは高
位のトルクを出すように運転され、モータ8bの出力トル
ク方向の逆転ならびにトルクの値+M2への増加とは小さ
な時間遅れ△tをなして行われる。従ってこれにより、
モータ8bの出力トルク方向の逆転はモータ8aがその所望
のトルクを出した時にのみ行なわれ、従ってモータ8aの
起動の間は歯車伝動装置内にバイアス力を確実に維持す
る。第4b図に示す状態は時刻t8の状況に類似するが、モ
ータ8aの出力トルク方向はある時間遅れ△tの後で、即
ちモータ8bが値−M3の所望トルクを出力した直後に始め
て逆転される。
トルクM1,M2およびM3の絶対値およびそれらの関係はも
ちろん、駆動装置の個々の運転条件に依存する。指針と
して次の値が挙げられる。即ちM1の値はM3の値の約15%
〜約40%であって約20%が好ましく、M2の値はM3の値の
約60%〜約85%であって約80%が好ましい。
〔発明の効果〕
本発明による駆動装置の制御方法は、歯車箱内のすべて
のバックラッシュおよび歯車間のすべての隙間が除去さ
れること、および全伝動装置内の弾圧ひずみが補償され
ることとを保証する。従って極めて摩耗しやすい複雑で
精巧な、かつ高価な駆動および歯車部材を使用すること
なく、1/1000角度の範囲で回転角の極めて高精度の位置
決めが実現可能である。スピンドルまたは加工品パレッ
トはきわめて迅速に所望の角位置に回転され、回転運動
は行き過ぎることなく急停止が可能である。放電電食加
工の分野のように、電極が加工品の近くに移動されたと
きに放電が急に発生する場合には、この行き過ぎのない
急停止はとくに重要である。なぜならば、この瞬間に電
極の運動は急に停止されなければならないがこれが起き
るときの正確な位置は確実に予測できないからである。
【図面の簡単な説明】
第1図は電食加工装置のスピンドルの回転駆動装置の部
分断面平面図、第2図は第1図に示す装置の部分断面側
面図、第3図は本発明による駆動装置の運転を示す線
図、第4a図および第4b図は第3図に示す線図に類似の線
図からの抜粋である。 2……スピンドル、3……回転検知手段、4……出力部
材、7a,7b……入力部材、8a,8b……電動モータ、△t…
…時間遅れ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの反対方向に回転可能に運転される第
    1、第2の電動モータと、 前記第1、第2の電動モータに夫々対応し、互いに等し
    い減速比を有している2つの減速歯車手段であって、各
    々が、対応する電動モータに結合されかつ前記電動モー
    タにより駆動される歯車入力部材と、電食加工装置のス
    ピンドルまたは加工品パレットに結合された歯車出力部
    材とを含む減速歯車手段と、 前記電食加工装置の前記スピンドルまたは前記加工品パ
    レットに結合された回転検知手段と、 前記第1、第2の電動モータと前記回転検知手段とに結
    合された電力供給手段を含む制御手段とを具備してな
    る、電食加工装置のスピンドルまたは加工品パレットの
    回転駆動装置の制御方法であって、 スピンドルまたは加工品パレットを停止状態に維持する
    ときは、前記第1、第2の電動モータの出力が、互いに
    反対方向でかつ同じ値の第1、第2のトルクに夫々維持
    されるように、前記第1、第2の電動モータを制御し、 スピンドルまたは加工品パレットを第1の高位速度を維
    持し回転させるときは、前記第1、第2の電動モータの
    出力が、互いに同一方向でかつ異なる値の第3、第4の
    トルクに夫々維持されるように、前記第1、第2の電動
    モータを制御し、 スピンドルまたは加工品パレットを第2の低位速度を維
    持して回転させるときは、前記第1、第2の電動モータ
    の出力が、互いに反対方向でかつ異なる値の前記第3、
    第2のトルクに夫々維持されるように、前記第1、第2
    の電動モータを制御することを特徴とする制御方法。
  2. 【請求項2】前記第1のトルクの方向と前記第3のトル
    クの方向は同一であり、前記第3のトルクのトルク値
    は、前記第4のトルクのトルク値よりも大きく、前記第
    4のトルクのトルク値は、前記第1、第2のトルクのト
    ルク値よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の
    制御方法。
  3. 【請求項3】スピンドルまたは加工品パレットが停止状
    態から前記第1の高位速度に移る間に、前記第2の電動
    モータのトルクの方向の逆転を伴う前記第2のトルクか
    ら前記第4のトルクへのトルク切り換えは、前記第1の
    電動モータのトルクの方向が維持される前記第1のトル
    クから前記第3のトルクへのトルク切り換えに対して一
    定時間の遅れを伴なって行われることを特徴とする、請
    求項2に記載の制御方法。
JP63086237A 1987-04-08 1988-04-07 駆動装置の制御方法 Expired - Lifetime JPH0798298B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3711819A DE3711819C1 (de) 1987-04-08 1987-04-08 Drehantriebsvorrichtung
DE3711819.6 1987-04-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63260741A JPS63260741A (ja) 1988-10-27
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US (1) US5134346A (ja)
EP (1) EP0286585B1 (ja)
JP (1) JPH0798298B2 (ja)
KR (1) KR950009962B1 (ja)
AT (1) ATE62845T1 (ja)
CA (1) CA1303685C (ja)
DE (2) DE3711819C1 (ja)
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