JPH079755Y2 - クルーザーのシートクッション - Google Patents
クルーザーのシートクッションInfo
- Publication number
- JPH079755Y2 JPH079755Y2 JP9508288U JP9508288U JPH079755Y2 JP H079755 Y2 JPH079755 Y2 JP H079755Y2 JP 9508288 U JP9508288 U JP 9508288U JP 9508288 U JP9508288 U JP 9508288U JP H079755 Y2 JPH079755 Y2 JP H079755Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cushion
- seat cushion
- seat
- cruiser
- sub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Special Chairs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、デッキに装着されるヨット特にクルーザのシ
ートクッションに関するものである。
ートクッションに関するものである。
(従来の技術と考案が解決しようとする課題〕 クルーザが、海上において左右いずれかに傾斜して帆走
する際、乗員は傾斜したデッキ上を左右に移動したり、
或いはデッキに座る向きを内外に変えている。しかしな
がら、着座状態を快適にしたり、落水やブームに対する
安全性を考慮したクルーザ用のシートクッション或いは
椅子は従来存在していなかった。
する際、乗員は傾斜したデッキ上を左右に移動したり、
或いはデッキに座る向きを内外に変えている。しかしな
がら、着座状態を快適にしたり、落水やブームに対する
安全性を考慮したクルーザ用のシートクッション或いは
椅子は従来存在していなかった。
よって、本考案は、帆走時の快適性及び安全性を配慮し
たクルーザのシートクッションを提供することを目的と
する。
たクルーザのシートクッションを提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 本考案は、この目的を達成するために、デッキ(1)に
載置されるシートクッション本体(11)の前端に、シー
トクッション本体(11)に対して前後方向の幅は狭く、
横方向の幅はほぼ同一でより厚みのある副クッション部
(12)をシートクッション本体(11)の表面へ折返し可
能に接続し、シートクッション本体(11)の表面には、
折返された副クッション部(12)の裏面に取付けられた
面ファスナ(12c)に係合可能なように、裏面に面ファ
スナ(13a)を備えて後端がシートクッション本体(1
1)に接続している副クッション部係止シート(13)が
設けられ、シートクッション本体(11)の後端部には、
トーレール(2)への係止具(15)が取付けられてい
る。
載置されるシートクッション本体(11)の前端に、シー
トクッション本体(11)に対して前後方向の幅は狭く、
横方向の幅はほぼ同一でより厚みのある副クッション部
(12)をシートクッション本体(11)の表面へ折返し可
能に接続し、シートクッション本体(11)の表面には、
折返された副クッション部(12)の裏面に取付けられた
面ファスナ(12c)に係合可能なように、裏面に面ファ
スナ(13a)を備えて後端がシートクッション本体(1
1)に接続している副クッション部係止シート(13)が
設けられ、シートクッション本体(11)の後端部には、
トーレール(2)への係止具(15)が取付けられてい
る。
ライフライン(3、3a)への係止具(23、24)を備えた
シートバッククッション(20)を付属させると、チェア
が構成される。
シートバッククッション(20)を付属させると、チェア
が構成される。
使用に際しては、シートクッション本体(11)をデッキ
(1)に置いて、その後端部の係止具(15)をトーレー
ル(2)へ係止させる。通常、副クッション部(12)は
広げたままにして置く。
(1)に置いて、その後端部の係止具(15)をトーレー
ル(2)へ係止させる。通常、副クッション部(12)は
広げたままにして置く。
デッキ(1)が傾斜した状態で、外側を向いて着座する
場合には、副クッション部(12)をシートクッション本
体(11)の表面へ折返し、副クッション部(12)の裏面
に取付けられた面ファスナ(12c)に副クッション部係
止シート(13)の面ファスナ(13a)を係合させて保持
する。
場合には、副クッション部(12)をシートクッション本
体(11)の表面へ折返し、副クッション部(12)の裏面
に取付けられた面ファスナ(12c)に副クッション部係
止シート(13)の面ファスナ(13a)を係合させて保持
する。
シートバッククッション(20)をシートクッション本体
(11)に対してほぼ直交方向へ配置して、その係止具
(23、24)をライフライン(3、3a)に係止させるとチ
ェアとなる。
(11)に対してほぼ直交方向へ配置して、その係止具
(23、24)をライフライン(3、3a)に係止させるとチ
ェアとなる。
第1図〜第5図は本考案の一実施例によるシートクッシ
ョンを示す。
ョンを示す。
第1図において、10は第2図に示すクルーザのデッキ1
に装着されるシートクッションであり、シートバックク
ッション20とでチェアを構成している。
に装着されるシートクッションであり、シートバックク
ッション20とでチェアを構成している。
シートクッション10は、ウレタンフォーム11a(第4図
参照)を表皮11bでカバーして形成されたシートクッシ
ョン本体11と、その前端に折返し可能に接続し、かつシ
ートクッション本体11に対して前後方向の幅は狭く、横
方向の幅はほぼ同一でより厚みのあるウレタンフォーム
12aを表皮12bでカバーして形成された副クッション部12
とより構成されている。シートクッション本体11の後端
両側には、係止具としてトーレール2を挟持して互に係
合する登録商標マジックテープとして周知の面ファスナ
を備えた係止シート15が取付けられると共に、表側の表
皮11bには、折返された副クッション部12の裏面に取付
けられた面ファスナ12c(第3図a)に係合可能なよう
に、裏面に面ファスナ13aを備えて後端がシートクッシ
ョン本体11に接続している副クッション部係止シート13
が設けられている。
参照)を表皮11bでカバーして形成されたシートクッシ
ョン本体11と、その前端に折返し可能に接続し、かつシ
ートクッション本体11に対して前後方向の幅は狭く、横
方向の幅はほぼ同一でより厚みのあるウレタンフォーム
12aを表皮12bでカバーして形成された副クッション部12
とより構成されている。シートクッション本体11の後端
両側には、係止具としてトーレール2を挟持して互に係
合する登録商標マジックテープとして周知の面ファスナ
を備えた係止シート15が取付けられると共に、表側の表
皮11bには、折返された副クッション部12の裏面に取付
けられた面ファスナ12c(第3図a)に係合可能なよう
に、裏面に面ファスナ13aを備えて後端がシートクッシ
ョン本体11に接続している副クッション部係止シート13
が設けられている。
また、シートクッション本体11における副クッション部
12の折返し領域にも面ファスナ13aと係合する面ファス
ナ11cが取付けられている。さらに、裏側の表皮11bに
は、ずれ防止用のラバー14が取付けられている。
12の折返し領域にも面ファスナ13aと係合する面ファス
ナ11cが取付けられている。さらに、裏側の表皮11bに
は、ずれ防止用のラバー14が取付けられている。
シートバッククッション20には、同様にウレタンフォー
ムを表皮でカバーして形成されている。そして、ワンタ
ッチで離脱されるバックル21、21aを備えたベルト22が
取付けられ、背面にはライフライン3、3a及びトーレー
ル2を挟んで互に係合される面ファスナをそれぞれ備え
た係止シート23、24、25がそれぞれ取付けられている。
さらに、ファスナ26a付きの小物入れ26も設けられてい
る。
ムを表皮でカバーして形成されている。そして、ワンタ
ッチで離脱されるバックル21、21aを備えたベルト22が
取付けられ、背面にはライフライン3、3a及びトーレー
ル2を挟んで互に係合される面ファスナをそれぞれ備え
た係止シート23、24、25がそれぞれ取付けられている。
さらに、ファスナ26a付きの小物入れ26も設けられてい
る。
このように構成されたチェア10、20の使用方法を以下に
説明する。
説明する。
シートクッション10をデッキ1に載せて係止シート15で
トーレール2を挟んで、その面ファスナを互に係合させ
る。また、シートバッククッション20を、第3図bに示
すように、それぞれ係止シート23、24、25でそれぞれラ
イフライン3、3a、トーレール2を挟んで所属の面ファ
スナを互に係合させる。この状態で、シートクッション
本体11はラバー14の作用と相俟って位置的に安定化され
る。
トーレール2を挟んで、その面ファスナを互に係合させ
る。また、シートバッククッション20を、第3図bに示
すように、それぞれ係止シート23、24、25でそれぞれラ
イフライン3、3a、トーレール2を挟んで所属の面ファ
スナを互に係合させる。この状態で、シートクッション
本体11はラバー14の作用と相俟って位置的に安定化され
る。
そして、通常の乗船時には、副クッション部12を第4図
aに示すように広げた状態にして、第4図bに示すよう
に着座する。デッキ1が傾斜したハイクアウト時には、
第5図aに示すように、係止シート13を開いて副クッシ
ョン部12を折返して、その裏面の面ファスナ12cに面フ
ァスナ13aを係合させる。そして、第5図bに示すよう
に、乗員が外側を向いて座った状態で副クッション部12
がシートストッパとしてその臀部に当接可能であり、姿
勢が安定化され、ラバー14で滑りも防止され、下位適性
及び安全性が確保される。さらに、ベルト22を着用する
ことにより、両手を使うこともでき、安全性も増す。
aに示すように広げた状態にして、第4図bに示すよう
に着座する。デッキ1が傾斜したハイクアウト時には、
第5図aに示すように、係止シート13を開いて副クッシ
ョン部12を折返して、その裏面の面ファスナ12cに面フ
ァスナ13aを係合させる。そして、第5図bに示すよう
に、乗員が外側を向いて座った状態で副クッション部12
がシートストッパとしてその臀部に当接可能であり、姿
勢が安定化され、ラバー14で滑りも防止され、下位適性
及び安全性が確保される。さらに、ベルト22を着用する
ことにより、両手を使うこともでき、安全性も増す。
以上、本考案をチェアとして説明したが、シートクッシ
ョン10のみとして実施することも可能である。また、ラ
イフライン及びトーレールに対する係止具としては面フ
ァスナ以外のものを使用することもできる。さらに、副
クッション部係止シートはクッション本体の後端でな
く、途中に接続しても良く、シートクッション本体の折
返し領域の面ファスナは廃止することもできる。シート
バッククッションは、バックル付きベルトを備えない場
合にも快適性の向上には有効である。
ョン10のみとして実施することも可能である。また、ラ
イフライン及びトーレールに対する係止具としては面フ
ァスナ以外のものを使用することもできる。さらに、副
クッション部係止シートはクッション本体の後端でな
く、途中に接続しても良く、シートクッション本体の折
返し領域の面ファスナは廃止することもできる。シート
バッククッションは、バックル付きベルトを備えない場
合にも快適性の向上には有効である。
以上、本考案によれば、特にハイクアウト時にもシート
クッションの膨らみがシートストッパとして作用し、着
座姿勢の快適性及び安全性を高めたクルーザのシートク
ッションが実現可能となる。さらに、シートバッククッ
ションと組合わせたチェアとすることにより、着座姿勢
の快適性が増し、安全性を一層高めるためにバックル付
きベルトを付加することも可能である。
クッションの膨らみがシートストッパとして作用し、着
座姿勢の快適性及び安全性を高めたクルーザのシートク
ッションが実現可能となる。さらに、シートバッククッ
ションと組合わせたチェアとすることにより、着座姿勢
の快適性が増し、安全性を一層高めるためにバックル付
きベルトを付加することも可能である。
第1図〜第5図は本考案の一実施例によるチェアを示す
もので、第1図は使用時の斜視図、第2図は本考案が適
用されるクルーザの斜視図、第3図aは副クッション部
の折返し過程を示す斜視図、第3図bは使用時の背面か
らの斜視図、第4図aは通常の使用時の第1図のA−A
線断面図、第4図bは通常の使用状態を示す側面図、第
5図aはハイクアウト状態での使用状態を示すA−A線
断面図並びに第5図bはハイクアウト時の使用状態を示
す側面図である。 1……デッキ、3、3a……ライフライン、11……シート
クッション本体、12……副クッション部、12c,13a……
面ファスナ、13……副クッション部係止シート、15、2
3、24……係止シート、20……シートバッククッショ
ン、22……ベルト。
もので、第1図は使用時の斜視図、第2図は本考案が適
用されるクルーザの斜視図、第3図aは副クッション部
の折返し過程を示す斜視図、第3図bは使用時の背面か
らの斜視図、第4図aは通常の使用時の第1図のA−A
線断面図、第4図bは通常の使用状態を示す側面図、第
5図aはハイクアウト状態での使用状態を示すA−A線
断面図並びに第5図bはハイクアウト時の使用状態を示
す側面図である。 1……デッキ、3、3a……ライフライン、11……シート
クッション本体、12……副クッション部、12c,13a……
面ファスナ、13……副クッション部係止シート、15、2
3、24……係止シート、20……シートバッククッショ
ン、22……ベルト。
Claims (2)
- 【請求項1】デッキに載置されるシートクッション本体
の前端に、前記シートクッション本体に対して前後方向
の幅は狭く、横方向の幅はほぼ同一でより厚みのある副
クッション部を前記シートクッション本体の表面へ折返
し可能に接続し、 前記シートクッション本体の表面には、折返された前記
副クッション部の裏面に取付けられた面ファスナに係合
可能なように、裏面に面ファスナを備えて後端が前記シ
ートクッション本体に接続している副クッション部係止
シートが設けられ、 前記シートクッション本体の後端部には、トーレールへ
の係止具が取付けられていることを特徴とするクルーザ
のシートクッション。 - 【請求項2】チェアを構成するように、ライフラインへ
の係止具を備えたシートバッククッションが付属してい
ることを特徴とする請求項1のクルーザのシートクッシ
ョン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9508288U JPH079755Y2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | クルーザーのシートクッション |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9508288U JPH079755Y2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | クルーザーのシートクッション |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0216384U JPH0216384U (ja) | 1990-02-01 |
JPH079755Y2 true JPH079755Y2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=31319697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9508288U Expired - Lifetime JPH079755Y2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | クルーザーのシートクッション |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH079755Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-07-20 JP JP9508288U patent/JPH079755Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0216384U (ja) | 1990-02-01 |
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