JPH0797461B2 - スイツチ - Google Patents

スイツチ

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JPH0797461B2
JPH0797461B2 JP20770787A JP20770787A JPH0797461B2 JP H0797461 B2 JPH0797461 B2 JP H0797461B2 JP 20770787 A JP20770787 A JP 20770787A JP 20770787 A JP20770787 A JP 20770787A JP H0797461 B2 JPH0797461 B2 JP H0797461B2
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圭介 小西
賢二 篠原
憲雄 岩切
友文 倉繁
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は、例えば無人化工場の生産ラインにおいて、加
工すべき製品等の物体が所定位置に移送されたことを検
出して、加工機械を自動的に起動するなど、各種物体を
検出して各種機械や装置を起動するなどに用いるスイッ
チに関する。
(従来技術とその問題点) これまでのこの種のスイッチとしては、従来一般に、リ
ミットスイッチを用い、物体との接触に伴って変位する
作動体(アクチュエータ)に連動し、物体からの押圧力
による作動体の変位やスプリング等の付勢機構による復
帰に伴ってリミットスイッチをオンとオフの状態に相互
に切り換えるように構成していた。
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合で
は、作動体の変位に対する摩擦力が増大したときに作動
体の所定位置への復帰が不良になると接点の復帰不良が
発生し、その結果、物体が所定位置に移送されていなが
ら所定の機械や装置を動作できず、製品の加工不良を発
生し、また逆に機械や装置が暴走して損傷するような問
題があった。さらにリミットスイッチ補修のために生産
ラインを停止させざるを得なくなるという問題もあり、
一時的であれ、生産ラインをストップすることは、他の
生産工程にも影響を及ぼすものであり、生産効率の著し
い低下を招くという問題があった。
(発明の目的) 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、スイッチにおける接点の復帰不良の発生を予知する
ことにより適宜補修を加えられるようにして、機械や装
置の作動不良発生を未然に防止できるようにすることを
目的としている。
(発明の構成と効果) 本発明は、このような目的を達成するために、ケーシン
グから外方に突出するように設けられ物体との接触によ
り変位動作する作動体を備え、前記ケーシング内に前記
作動体に連動するスイッチ部を備えるスイッチにおい
て、 前記スイッチ部が主スイッチと前記主スイッチより復帰
タイミングの遅い補助スイッチより構成されるととも
に、 前記2つのスイッチの復帰タイミング間において前記作
動体側にかかる復帰荷重を軽減させる復帰荷重軽減手段
と、 前記補助スイッチの復帰時間を検出してその復帰時間が
所定時間を越えた際に復帰不良信号を出力する復帰不良
検出手段と、 前記復帰不良信号に応答して警報を発する警報手段とを
備える構成とした。
この構成によれば、復帰負荷軽減手段により主スイッチ
が復帰した後にスイッチ側から前記作動体側にかかる復
帰荷重が軽減されるので、作動体の変位に対する摩擦力
が増大している時には補助スイッチの復帰が容易に妨げ
られる。これによりその復帰時間が所定時間を越えると
復帰不良検出手段が復帰不良信号を出力し、その復帰不
良信号に基づいて警報手段が警報を発する。
したがって本発明によれば、作動体の変化に対する摩擦
力が増大している時には、補助スイッチの復帰が復帰負
荷軽減手段の働きにより容易に妨げられることにより復
帰不良信号が確実に出力されてその信号に基づいて警報
が発せられるので、スイッチの復帰不良の発生が予知で
きて機械や装置の作動不良発生を未然に防止できるよう
になった。
(実施例の説明) 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。第1図は本発明のスイッチの分解斜視図、第2図
は縦断面図、一部切欠正面図である。
これら図において、符号1は金属製のケーシングであ
り、その上面には通孔2が設けられ、前面には装着口3
が設けられている。ケーシング1の上面には、作動体
(アクチュエータ)4の装着用ブロック5がビス6それ
ぞれにより取り付けられ、作動体4はその装着用ブロッ
ク5に側方から嵌入される第4図に示す回転ロッド7端
に固着されて取り付けられている。8は筒状の押圧部材
で、装着用ブロック5内において上記回転ロッド7の偏
平部9を内部に装着されるコイルバネ10力により上方か
ら押圧し、回転ロッド7及び作動体4を所定の回転位置
に位置決めする。11はプランジャであり、上面部12が回
転ロッド7の偏平部9の下面に当接し、回転ロッド7の
回転に伴って上下動するようになっている。
回転ロッド7の偏平部9の押圧部材8に対応する上面の
両側縁には、第5図の断面図に示すように、外方におい
て低くなるテーパ面9a(テーパα度)が設けられてい
る。そして偏平部9が水平状態にある際には偏平部9の
水平面9bが押圧部材8の下面に当接し、偏平部9が水平
状態からα度の回転角度を越えた際には一方のテーパ面
7a押圧部材8の下面に当接する。この構成によりコイル
バネ10の作動体4側に及ぼすバネ力(復帰荷重)は、押
圧部材8の当接位置がテーパ面9bである場合の方が回転
モーメントが大きくなるので、当接位置が水平面9bであ
る場合より大きくなるようにされている。したがって作
動体4への物体の当接が解除され、後に述べるスイッチ
機構が復帰する際には、始めに押圧部材8によりテーパ
面9aが押され、次に水平面9bが押されるので、その作動
体4側にかかる復帰荷重は途中において軽減されるよう
になっている。上記テーパ面9a構成が復帰荷重軽減手段
を構成する。
13はスイッチユニットであり、スイッチ本体14と水侵入
検出機構15とから構成されている。
スイッチ本体14は樹脂製ベース16内に上下方向に2対の
固定接点17が嵌合固定されて設けられ、それら2対の固
定接点17間を上下動するように可動体18が設けられてい
る。上記下段に位置する一対の固定接点17にはともに突
起部17aが一体に備えられている。また樹脂ベース16の
後面には、第6図に示すように、2対の固定接点17に相
対するようにコネクタ端子の嵌入コネクタ部19が設けら
れている。可動体18には2段に上記2対の固定接点17に
対応する可動接点20が板バネ20aそれぞれを介して連動
可能に取り付けられている。可動体18は、下端に装着さ
れるコイルバネ21により上方に付勢され、また上端の樹
脂製ベース16内から突出する部分には調整ネジ22が取り
付けられ、その調整ネジ22の上面にば上記プランジャ11
の下端に当接するようになっている。23は透明カバーで
あり、可動体18等を覆うように設けられ、下部には上記
下段の固定接点17の突起部17aをそれぞれが嵌入突出さ
れる1対の開口24が設けられていて、この開口24から突
起部17aが外方に突出している。
上記樹脂ベース16の固定接点17の設けられるそれぞれの
装着ベース17bは、第6図に示すように、下段に位置す
るものが上段に位置するものより上下方向において幅広
く構成されている。この構成により、可動体18の下降位
置(第6図に示すものは上昇位置で接点は当接)におい
て板バネ20aにより上方に付勢されてそれぞれの可動接
点20は装着スペース17b内の上方に位置にそれぞれの固
定接点17と離間状態に位置するが、その際に下段に位置
する接点機構が上段に位置する接点機構よりその接点の
離間距離が大きくなる。一方板バネ20aの変位は、可動
体18の上下方向の動作に伴って板バネ20aの可動体18へ
の係止位置が可動接点20高さ位置を越えると発生する。
したがって作動体4の復帰動作に伴って可動体18が上昇
復帰する際、可動接点20と固定接点17の離間距離が大き
くて板バネ20aの可動体18への係止位置と可動接点20高
さ位置間の距離が長い下段の接点機構の方が、上段の接
点機構より板バネ20aの変位が遅れて発生し、それ故に
接点の切り離しが遅延されるようになっている。
水侵入検出機構15は、1対の電極板25とその間に介装さ
れる絶縁シート26とからなり、電極板25それぞれには3
個の嵌合孔27が設けられ、絶縁シート26の下部には嵌合
孔28が設けられるとともに上部の両側に切欠部29が設け
られていて、それらの部分に樹脂製ベース16面の相対す
る位置に突設された嵌合突起30が嵌合されて電極板25と
絶縁シート26は透明カバー23面上に取り付けられるよう
になっている。さらに外面に位置する電極板25を押さえ
るようにやはり嵌合孔31の設けられた押さえカバー32が
装着され、この押さえカバー32により全体が固定される
構成となっている。
電極板25それぞれはその間に絶縁シート26が介在される
ことにより所定間隔をおいて離間状態に維持されてい
る。また電極板25のそれぞれには、下部の相反する側に
開口33が設けられており、絶縁シート26の下部両側にも
開口34が設けられている。そして透明カバー23の開口24
それぞれから突出する一方の突起部17aは近接する電極
板25接触し、他方の突起部17aは近接する電極板25の開
口33、絶縁シート26の開口34を通して遠くに位置する電
極板25に接触するようになっている。絶縁シート26には
一方側にのみ開口34が設けられていればよく、また遠く
に位置する電極板25には開口33は必要とされないが、部
品の兼用が行えるようにそれぞれ開口を設けているもの
である。
そしてスイッチユニット13のケーシング1内への取り付
けは、押さえカバー32側がケーシング1の奥側に位置す
るように装着口3から内方に押し入れるもので、その押
し入れはケーシング1内の両内側面に突出して設けられ
たガイド部35に、樹脂ベース16、電極板25、絶縁シート
26、押さえカバー32それぞれの側部にへこみ状に設けら
れたガイド部36がガイドされるようにしてなされる。ス
イッチユニット13がケーシング1内に取り付けられた状
態において、調整ネジ22を回転調整して作動体4の回転
角度調整をおこなう。
回路ユニット37は、プリント基板38と、そのプリント基
板38の取り付け用ブロック39とからなり、プリント基板
38上には後に説明する種々の回路要素が装着され、40は
その回路要素の1つであるLEDである。プリント基板38
の逆面にはプリント基板38面回路の所定の部位に接続さ
れた2対のコネクタ端子41が取り付けられている。そし
てプリント基板38はその回路面側を取り付け用ブロック
38に相対するように取り付け用ブロック38内に嵌合固定
され、その際に取り付け用ブロック39のプリット基板38
に相対しない側に取り付けられた出力用端子42端がプリ
ント基板38の所定の部位に接続される構成となってい
る。またこの取り付けにおいて、LED40は取り付け用ブ
ロック39の筒部43内におさめられている。
そして回路ユニット37の取り付けは、ケーシング1内に
押し込められた上記スイッチユニット13の樹脂ベース16
の嵌入コネクタ部19にコネクタ端子41を嵌入するように
してケーシング1内に押し込んで行うもので、この際に
も取り付け用ブロック39の側面に設けられたへこみ状の
ガイド部44が上記ケーシング1のガイド部35に案内され
る。
45は蓋であり、パッキン46を介して装着開口3にビス47
より取り付けられている。蓋45には、上記LED401の確認
窓48が設けられ、また中央には銘板取り付け部49が形成
されている。
次に、本実施例のスイッチ機構に用いられる回路(復帰
不良検出手段)構成について第7図に基づいて説明す
る。
符号101,102は上記した作動体4に連動してオンオフ
し、オンオフ信号S1,S2をそれぞれ出力する第1,第2の
スイッチ部であり、第2のスイッチ部102には並列に上
記相対して設けられる電極板25によって構成される水侵
入検出スイッチ15aが接続されている。第1のスイッチ1
01は、上記上段に位置する固定接点17とそれに対応する
可動接点20とにより構成されものであり、第2のスイッ
チ102は、上記下段に位置する固定接点17とそれに対応
する可動接点20とにより構成されるものである。そし
て、上記したように、第2のスイッチ部102は第1のス
イッチ部101よりも遅れて復帰するように構成されてい
る。
103は第1のスイッチ部101からスイッチ接点のオンオフ
信号S1が与えられ、かつそのオンオフ信号S1の立ち上が
りに対応した検出パルス(第1の立ち上がり検出パルス
S3)と立ち下がりに対応した検出パルス(第1の立ち下
がり検出パルスS5)とをそれぞれ出力する第1の入力回
路、104は第2のスイッチ部102からスイッチ接点のオン
オフ信号S2が与えられ、かつそのオンオフ信号S2の立ち
上がりに対応した検出パルス(第2の立ち上がり検出パ
ルスS4)と立ち下がりに対応した検出パルス(第2の立
ち下がり検出パルスS6)とをそれぞれ出力する第2の入
力回路である。
105は第1の立ち下がり検出パルスS5に応答してタイマ
動作をスタートさせられ、かつタイマ動作スタート後か
ら第2のスイッチ部102が正常な場合における第2の入
力回路104からの第2の立ち下がり検出パルスS6が与え
られるまでの期間よりも長く設定されたタイムアップ時
間Tを備えるとともに、そのタイムアップ時にはタイム
アップ信号S7を出力し、かつ、タイムアップ前に与えら
れる第2の立ち下がり検出パルスS6に応答してタイマ動
作をリセットされるタイマ回路である。
106は第1の入力回路103の出力を与えられる第1のDフ
リップフロップ6aと、第2の入力回路104の出力を与え
られてかつ、第2のスイッチ部102の接点の復帰不良の
ときにタイマ回路105から与えられるタイムアップ信号S
7(クロック)に応答して故障予知信号S10を出力する復
帰不良検出回路部としての第3のDフリップフロップ10
6cと、水侵入検出スイッチ15aの導通(シール不良)の
ときに第1の入力回路103からの第1の立ち下がり検出
パルスS5(クロック)に応答して故障予知信号S11を出
力するシール不良検出回路部としての第4のDフリップ
フロップ106dと、第1のスイッチ部101の接点不良のと
きに第2の入力回路4から与えられる第2の立ち下がり
検出パルスS6(クロック)に応答して故障予知信号S9を
出力する接点不良検出回路部としての第2のDフリップ
フロップ106bとを含む故障予知検出回路である。故障予
知検出回路106はまた、第1および第3のDフリップフ
ロップ106a,106cの出力の論理和を出力するOR回路106e
と、そのOR回路106eの出力と第2および第4のDフリッ
プフロップ106d,106dの出力との論理和を出力するOR回
路106fと、インバータ106gとを含む。
107は第1の入力回路103と第2の入力回路104との各出
力をスイッチ信号S12として出力するRSフリップフロッ
プ(出力回路)である。
次に、上記構成のスイッチの動作について説明する。
まず通常における正常な機械的動作について説明する
と、物体が作動体4に接触して作動体4を押圧すると、
作動体4は回転して回転ロッド7をコイルバネ10の付勢
力に抗して一体に回転させる。この回転ロッド7の回転
に伴い、その偏平部9面に上面部12が当接するプランジ
ャ11が押し下げされ、その下端部に調整ネジ22部分が押
し下げられて可動体18はコイルバネ21の付勢力に抗して
下降される。そして可動体18が下降すると可動接点20そ
れぞれが板バネ20aの偏位により押し上げられ、可動接
点20は固定接点17をそれぞれから切り離される。
次に作動体4から物体が離脱すると、コイルバネ10力に
より作動体4は復帰し、この作動体4の復帰動作に対応
してプランジャ12が上昇し、それに伴っテコイルバネ21
力により可動体18も上方に復帰し、まず第1のスイッチ
部101が次に第2のスイッチ部102が復帰接続される。こ
の復帰動作においては、第1のスイッチ部101が復帰し
た後に、上記押圧部材8による回転ロッド7の偏平部9
の被押圧部位置がテーパ面9aから水平面9bに切り替わ
り、コイルバネ10に基づく復帰荷重は途中で軽減される
ものの、作動体4に摩擦不良等の問題がないので第2の
スイッチ部102もスムーズに接続される。
(A)上記の正常な機械的動作に対応する回路動作〔第
8図(a)参照〕 第1のスイッチ部101から立ち上がり時刻がt0で立ち下
がり時刻がt1のオンオフ信号S1が第1の入力回路103に
与えられる。また、これに応じて第2のスイッチ部102
から立ち上がり時刻がt0で立ち下がり時刻がt2のオンオ
フ信号S2が第2の入力回路104に与えられる。そうする
と、第1の入力回路103からは、時刻t0に第1の立ち上
がり検出パルスS3が、時刻t1に第1の立ち下がり検出パ
ルスS5がそれぞれ出力され、第2の入力回路104から
は、時刻t0に第2の立ち上がり検出パルスS4が、時刻t2
に第2の立ち下がり検出パルスS106がそれぞれ出力され
る。
タイマ回路105は第1の入力回路103からの第1の立ち下
がり検出パルスS5によりタイマ動作をスタートさせら
れ、第2の入力回路104からの第2の立ち下がり検出パ
ルスS6によりそのタイマ動作をリセットさせられる。し
たがって、タイマ回路5からはタイムアップ信号S7が出
力されることはない。
また、故障予知検出回路106からは故障予知信号S13が出
力されることはなく、このスイッチからはその出力回路
107からスイッチ信号S12が出力されるだけであり、この
スイッチ信号S12によっては一方のLED40か点灯し、スイ
ッチ正常作動が確認される。
(B)摩擦力の増大により作動体4が復帰途中で動作停
止もしくは復帰動作が遅くなったり、接点部分へのゴミ
の食い込み等により第2のスイッチ部103が正常に復帰
しない場合の回路動作〔第8図(b)参照〕 この場合はオンオフ信号S2の立ち下がりが遅れ、第2の
入力回路104からは時刻t4になって第2の立ち下がり検
出パルスS6がタイマ回路105に与えられることから、既
に第1の入力回路103からの第1の立ち下がり検出パル
スS5によりタイマ動作をスタートさせているタイマ回路
105は、第2の立ち下がり検出パルスS6が与えられる前
の時刻t3においてタイムアップしているので、そのタイ
マ回路105からはタイムアップ信号S7(復帰不良信号)
が第1のDフリップフロップ106aおよび第3のDフリッ
プフロップ106cにそれぞれ出力されている。そして、こ
の場合、第3のDフリップフロップ106cの入力部Dに与
えられている第2の入力回路104の出力は、この時刻t3
においては既にハイレベルであるから、タイムアアップ
信号S7を与えられた第3のDフリップフロップ106cの出
力はその時刻t3でハイレベルとなり、そのハイレベル出
力(故障予知信号S10)はOR回路106cおよび106fを介し
てその故障予知検出回路106から故障予知信号S13として
出力され、この故障予知信号S13により他方のLED(警報
手段)40が点灯される。
上記のLED40の点灯される状態においても、出力回路107
からの第1のスイッチ部101動作に基づくスイッチ信号S
12は所定の状態に出力されるので、制御対象機械は正常
な動作を継続して行う。作動体4もしくは接点部分の修
復は、生産ラインの停止時に行えばよい。
上記の摩擦力の増大による作動体4の復帰途中での動作
時停止もしくは復帰動作の遅延は、回転ロッド7の偏平
部9におけるテーパ面9aの復帰荷重軽減作用により確実
に発生されるようになっている。
(C)第1のスイッチ部101の接点がゴミの食い込み等
により復帰不良の場合の回路動作〔第8図(c)参照〕 この場合は、第1のスイッチ部1からはハイレベルのオ
ンオフ信号S1が継続して出力されるから、第1の入力回
路3からは第1の立ち下がり検出パルスS5が出力されな
くなる。したがって、タイマ回路5はタイマ動作をスタ
ートさせられない。そして、時刻t2で第2の入力回路4
から第2の立ち下がり検出パルスS6(クロック)が第2
のDフリップフロップ106bに入力されると、第2のDフ
リップフロップ106bの入力部には第1の入力回路3から
のハイレベル出力が与えられているらか、第2のDフリ
ップフロップ106bの出力部からは時刻t2でハイレベルと
なる出力(故障予知信号S9)が出力され、そのハイレベ
ル出力はOR回路106e,106fを介して故障予知検出回路106
の故障予知信号S13として出力されこの故障予知信号S13
により他方のLED40が点灯される。
上記のLED40の点灯される状態においても、出力回路107
からの第2のスイッチ部102動作に基づくスイッチ信号S
12は所定の状態に出力されるので、制御対象機械は正常
な動作を継続して行う。
上記の(A)(B)(C)それぞれの状態はケーシング
1内への水の侵入がなく、電極板26間は絶縁シート25が
介在されて離間状態に維持されショートしていない状態
である。そして使用に際してケーシング1隙間から水が
侵入して徐々に溜まっていき、その水に電極板25それぞ
れが触れる状態において両電極板25間がショート状態と
なり、次にその際の回路動作を説明する。
(D)ケーシング1内への水侵入時における回路動作
〔第2図(d)参照〕 この場合は、第2の入力回路104の出力は継続してロー
レベルとなり、時刻t1においても第2の入力回路4の出
力はローレベルであるから、インバータ106gからはハイ
レベルの出力が第4のDフリップフロップ106dの入力部
に与えられている。そして、第4のDフリップフロップ
106dの入力部Dには時刻t1において、第1の入力回路3
から第1の立ち下がり検出パルスS5がクロックとして与
えられるから、その時刻t1においては第4のフリップフ
ロップ106dからハイレベルの出力(故障予知信号S11)
が出力される。このハイレベル出力は、OR回路106e,106
fを介して故障予知検出回路106から故障予知信号S13と
して出力され、この故障予知信号S13により他方のLED40
が点灯される。
水が侵入して上記のように第2のスイッチ部102がショ
ートする状態においても、上方に位置する第1のスイッ
チ部101は正常に動作し、その動作に基づいて出力回路1
07から出力されるスイッチ信号S12により制御対象機器
は正常に運転される。そして他方のLED40の点灯の確認
により、生産ラインの停止時にその修復を行う。
水侵入検出機構15を構成する電極板25が、第1のスイッ
チ部101より下方に位置するように設けられているの
で、水侵入の際電極板25間が第1のスイッチ部101間よ
り先にショートするので、第1のスイッチ部101により
制御対象機械は正常に動作を行い、突然に暴走するよう
なことが確実に防止される。
第9図は他の回路実施例を示す回路図であり、第10図は
その動作を示すタイムチャートである。この実施例に示
すものは、上記実施例のように相対する電極板25を備え
ず水侵入検出を行わない構成のものである。
以下、第2のスイッチ部102の正常復帰時と作動体4の
復帰不良に基づく異常復帰時についての回路動作につい
て説明する。
(A)正常復帰時 この場合は、第1のスイッチ部101が時刻t0で導通し、
時刻t1で切り離されると、第1の入力回路103の一出力
部からは時刻t0〜t1の間はハイレベルのオンオフ信号S1
が出力され、他出力部からは時刻t1で第1の立ち下がり
検出パルスS3が出力される。上記のt0〜t1間においてス
イッチ回路108からスイッチ信号S1が出力される。ま
た、第1のスイッチ部101が時刻t0でオンするのと同時
に第2のスイッチ部102もオンし、第1のスイッチ部101
が時刻t1でオフするよりも復帰時間差T1だけ遅れた時刻
t2で第2のスイッチ部102がオフする。第2のスイッチ
部102は一出力部からその時刻t0〜t2の間だけハイレベ
ルのオンオフ信号S2を出力するとともに、他出力部から
は時刻t2で第2の立ち下がり検出パルスS4を出力する。
上記のt0〜t2間においてスイッチ回路108からスイッチ
信号S2が出力される。
タイマ回路105は、時刻t1で与えられる第1の立ち下が
り検出パルスS3によりタイマ動作をスタートさせられる
とともに、そのタイムアップ時間T2の到来前に入力され
た第2の立ち下がり検出パルスS4によりそのタイマ動作
をリセットされる。したがって、タイマ回路105はタイ
ムアップ信号S5を出力しないから、ホールド回路106は
両入力回路103,104の出力のホールド動作を行わない。
これによって、OR回路107からは故障予知信号S6が出力
されることはない。
(B)異常復帰時 第1のスイッチ部101が時刻t3でオンし、時刻t4でオフ
する場合は、第2のスイッチ部102は時刻t3でオンし、
時刻t5で本来はオフすべきであるのに、作動体4が復帰
しないのでオンの状態が継続されてしまう。タイマ回路
105は上述の動作と同様にして第1の入力回路103からの
立ち下がり検出パルスS3でタイマ動作をスタートさせら
れるのであるが、第2の入力回路104からはそれをリセ
ットする立ち下がり検出パルスSが与えられないから、
結局、タイマ回路105はタイムアップして、その出力部
からタイムアップ信号S5が出力される。
その結果ホールド回路106にはそのタイムアップ信号S5
が与えられ、そのホールド回路106に入力された両入力
回路103,104からの出力信号がそこでホールドされる。
このホールド回路106の出力はOR回路107を介して故障予
知信号S6として出力される。そしてこの故障予知信号S6
により対応するLED40が点灯される。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第10図は本発明の実施例に係り、第1図は
分解斜視図、第2図は縦断面図、第3図は一部切欠部を
含む正面図、第4図は回転ロッドの側面図、第5図は回
転ロッドの偏平部の断面図、第6図はスイッチ機構部分
の拡大正面図、第7図は回路図、第8図の各図は動作を
示すタイムチャート、第9図は他の実施例の回路図、第
10図は他の実施例の動作を示すタイムチャートである。 1はケーシング、 4は作動体、 13はスイッチ本体(スイッチ部)、 9aはテーパ面(復帰荷重軽減手段)、40はLED(警報手
段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシングから外方に突出するように設け
    られ物体との接触により変位動作する作動体を備え、前
    記ケーシング内に前記作動体に連動するスイッチ部を備
    えるスイッチにおいて、 前記スイッチ部が主スイッチと前記主スイッチより復帰
    タイミングの遅い補助スイッチより構成されるととも
    に、 前記2つのスイッチの復帰タイミング間において前記作
    動体側にかかる復帰荷重を軽減させる復帰荷重軽減手段
    と、 前記補助スイッチの復帰時間を検出してその復帰時間が
    所定時間を越えた際に復帰不良信号を出力する復帰不良
    検出手段と、 前記復帰不良信号に応答して警報を発する警報手段とを
    備えるスイッチ。
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US07/574,083 US5015996A (en) 1987-08-10 1990-08-29 Switch device with a trouble detecting and indicating function

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