JPH0797345B2 - ファイル制御方式 - Google Patents

ファイル制御方式

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JPH0797345B2
JPH0797345B2 JP63164508A JP16450888A JPH0797345B2 JP H0797345 B2 JPH0797345 B2 JP H0797345B2 JP 63164508 A JP63164508 A JP 63164508A JP 16450888 A JP16450888 A JP 16450888A JP H0797345 B2 JPH0797345 B2 JP H0797345B2
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index
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子計算機のファイル制御方式に関し、特に複
数のファイル内のレコードをポイントする複数の索引キ
ーレコードからなる索引を持つファイル制御システムに
おけるファイル制御方式に関する。
〔従来の技術〕
従来のファイル制御方式では、ファイルの初期化処理で
ファイルに含まれるレコードを全件削除したときにその
ファイルに索引が付加されている場合には、その索引内
のすべての索引キーレコードを同時に削除している。し
かしながら、そのファイルに付加されている索引が複数
のファイル内のレコードをポイントする複数の索引キー
レコードからなる場合には、索引内のすべての索引キー
レコードを読み出し、索引キーレコード内のポインタ値
がポイントするレコードが含まれるファイルをチェック
し、削除の対象であるファイル内のレコードをポイント
するポインタ値だけを削除している。
第5図は、従来の複数のファイル内のレコードをポイン
トする複数の索引キーレコードからなる索引の初期化方
式の一例を示すブロック図であり、この索引初期化方式
は、索引一括初期化手段51と、索引部分初期化手段52
と、索引キーレコード入力手段53と、索引キーレコード
削除手段54と、索引キーレコード更新手段55と、索引61
と、複数のファイル62,63および64とから構成されてい
る。
第6図を参照すると、索引61は、複数の索引キーレコー
ド65からなり、索引キーレコード65内のポインタ値73
(第7図参照)は、複数のファイル62,63および64内の
レコード66をそれぞれポイントしている。
各索引キーレコード65は、第7図に示すように、索引キ
ー値71と、ポインタ値の個数72と、ポインタ値73とから
構成される。ポインタ値の個数72は、索引キーレコード
65が保持するポインタ値73の個数を示している。ポイン
タ値73は、さらに、ポイントするレコード66が格納され
ているファイルのファイル番号74と、ファイル内レコー
ドアドレス75とからなる。
索引一括初期化手段51は、索引全体の初期化処理のため
に、索引61に含まれるすべての索引キーレコード65を削
除する。
索引部分初期化手段52は、任意のファイルに対応する索
引部分だけについての初期化処理を行う。詳しくは、任
意のファイルに対応するファイル番号74を指定したファ
イルの初期化要求があると、索引部分初期化手段52は、
索引キーレコード入力手段53により索引61内から索引キ
ーレコード65を順次入力し、入力した索引キーレコード
65内のポインタ値73を順次取り出し、ポインタ値73に初
期化要求で指定されたファイル番号74を持つものがない
場合には、索引キーレコード65をそのままにする。索引
キーレコード65のポインタ値73に初期化要求で指定され
たファイル番号74を持つものがある場合には、そのポイ
ンタ値73だけを削除し、索引キーレコード更新手段55に
よって索引キーレコード65を更新する。特に、索引キー
レコード65のポインタ値73がすべて初期化要求で指定さ
れたファイル番号74を持つものであった場合には、索引
部分初期化手段52は、索引キーレコード削除手段54によ
り当該索引キーレコード65を削除する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の索引初期化方式では、任意のファイルに
対する初期化要求があった場合には索引61内の索引キー
レコード65をすべて読み出して初期化要求されたファイ
ル内のレコード66をポイントする索引キーレコード65の
ポインタ値73または索引キーレコード65をすべて削除し
なければならないので、大規模な索引61に対して任意の
ファイルに対応する索引部分についての初期化処理を行
うと膨大な処理時間がかかり、運用面に支障を来すとい
う欠点がある。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、索引内に索引情報レ
コードを設けて索引情報レコードを更新するだけで任意
のファイルに対応する索引部分についての初期化処理が
完了するようにして、任意のファイルに対応する索引部
分についての初期化処理を高速で行うことができるよう
にしたファイル制御方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のファイル制御方式は、複数のファイル内のレコ
ードをポイントする複数の索引キーレコードからなる索
引を持つファイル制御システムにおいて、前記索引内に
索引情報レコードが存在しない場合には前記索引内に索
引情報レコードを設け該索引情報レコードに索引全体の
レビジョン番号と前記複数のファイルのそれぞれに対応
する複数のレビジョン番号とを0クリアして設定し、前
記索引内に索引情報レコードがすでに存在する場合には
前記索引内のすべての索引キーレコードを削除し前記索
引情報レコードの索引全体のレビジョン番号と前記複数
のファイルのそれぞれに対応する複数のレビジョン番号
とを0クリアする索引一括初期化手段と、前記索引情報
レコードの索引全体のレビジョン番号と任意のファイル
に対応するレビジョン番号とを更新することによって任
意のファイルに対応する索引部分についての初期化を行
う索引部分初期化手段と、索引キーレコード内にポイン
タ値を登録し前記索引情報レコードの索引全体のレビジ
ョン番号を索引キーレコード内に複写するポインタ値登
録手段と、前記索引情報レコード内のファイルに対応す
るレビジョン番号と索引キーレコード内のレビジョン番
号とを比較して索引キーレコード内のポインタ値が有効
か否かを判定するポインタ値判定手段と、レコードの検
索が要求されたときに索引キーレコード内から前記ポイ
ンタ値判定手段によって有効と判定されるポインタ値を
検索するポインタ値検索手段と、レコードの削除が要求
されたときに索引キーレコード内から前記ポインタ値判
定手段によって有効と判定されるポインタ値を削除する
ポインタ値削除手段とを有する。
〔作用〕
本発明のファイル制御方式では、索引一括初期化手段が
索引内に索引情報レコードが存在しない場合には索引内
に索引情報レコードを設け該索引情報レコードに索引全
体のレビジョン番号と複数のファイルのそれぞれに対応
する複数のレビジョン番号とを0クリアして設定し、索
引内に索引情報レコードがすでに存在する場合には索引
内のすべての索引キーレコードを削除し索引情報レコー
ドの索引全体のレビジョン番号と複数のファイルのそれ
ぞれに対応する複数のレビジョン番号とを0クリアし、
索引部分初期化手段が索引情報レコードの索引全体のレ
ビジョン番号と任意のファイルに対応するレビジョン番
号とを更新することによって任意のファイルに対応する
索引部分についての初期化を行い、ポインタ値登録手段
が索引キーレコード内にポインタ値を登録し索引情報レ
コードの索引全体のレビジョン番号を索引キーレコード
内に複写し、ポインタ値判定手段が索引情報レコード内
のファイルに対応するレビジョン番号と索引キーレコー
ド内のレビジョン番号とを比較して索引キーレコード内
のポインタ値が有効か否かを判定し、ポインタ値検索手
段がレコードの検索が要求されたときに索引キーレコー
ド内からポインタ値判定手段によって有効と判定される
ポインタ値を検索し、ポインタ値削除手段がレコードの
削除が要求されたときに索引キーレコード内からポイン
タ値判定手段によって有効と判定されるポインタ値を削
除する。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例のファイル制御方式の構成
を示すブロック図である。本実施例のファイル制御方式
は、索引21の一括初期化を行う索引一括初期化手段1
と、索引21の任意のファイルに対応する部分についての
初期化処理を行う索引部分初期化手段2と、索引21内の
索引キーレコード26(第2図参照)へのポインタ値44
(第4図参照)の登録を行うポインタ値登録手段3と、
索引キーレコード26内のポインタ値44が有効か無効かを
判定するポインタ値判定手段4と、索引キーレコード26
内のポインタ値44の検索を行うポインタ値検索手段5
と、索引キーレコード26内のポインタ値44の削除を行う
ポインタ値削除手段6と、索引21と、索引キーレコード
26内のポインタ値44がポイントするレコード27(第2図
参照)を格納する複数(図示は3つ)のファイル22,23
および24とから構成されている。
第2図を参照すると、索引21は、索引全体を管理する索
引情報レコード25と、複数の索引キーレコード26とから
なり、各索引キーレコード26内のポインタ値44(第4図
参照)は複数のファイル22,23および24内のレコード27
をポイントしている。
第3図を参照すると、索引情報レコード25は、索引全体
のレビジョン番号31と、ファイル22に対応するレビジョ
ン番号32と、ファイル23に対応するレビジョン番号33
と、ファイル24に対応するレビジョン番号34とを保持し
ている。
第4図を参照すると、索引キーレコード26は、索引キー
値41と、レビジョン番号42と、ポインタ値の個数43と、
ポインタ値44とからなる。ポインタ値の個数43は、索引
キーレコード26に含まれるポインタ値44の個数を示して
いる。ポインタ値44は、さらに、ポイントするレコード
27が格納されているファイルのファイル番号45と、ファ
イル内レコードアドレス46とからなる。
次に、このように構成された本実施例のファイル制御方
式の動作について説明する。
すべてのファイル22,23および24に対する初期化要求が
あると、すべてのファイル22,23および24内に含まれる
すべてのレコード27が削除され、索引一括初期化手段1
が起動される。索引一括初期化手段1は、索引21内に索
引情報レコード25がすでに存在する場合には、索引21内
のすべての索引キーレコード26を削除し、索引情報レコ
ード25の索引全体のレビジョン番号31と、ファイル22,2
3および24にそれぞれ対応するレビジョン番号32,33およ
び34と0として更新する。また、索引21内に索引情報レ
コード25が存在しない場合(索引21の初めての初期化時
の場合)には、索引全体のレビジョン番号31と、ファイ
ル22,23および24にそれぞれ対応するレビジョン番号32,
33および34とを0として索引情報レコード25を作成す
る。索引一括初期化手段1は、これらの操作により、索
引21を使用可能な状態にする。
本発明の理解を助けるために、第2図ないし第4図を根
拠として、索引情報レコード25,索引キーレコード26,フ
ァイル22,23および24ならびにレコード27の詳細状態を
第8図および第9図として例示する。第8図は、第2図
のレコード等にさらに詳細に符号を付して識別した図で
ある。第8図において、索引キーレコード26を図面の上
から順に索引キーレコード26a,索引キーレコード26bお
よび索引キーレコード26cとする。また、レコード27も
同様に、レコード27a,レコード27b,レコード27c,レコー
ド27d,レコードeおよびレコード27fとする。また、レ
コード27aおよびレコードbは索引キー値は“AAA"、レ
コード27cおよびレコード27dの索引キー値は“BBB"、レ
コード27eおよびレコード27fの索引キー値は“CCC"とす
る。
第9図(a)は、索引一括初期化手段1によって初期化
後、ポインタ値登録手段3によって、索引キーレコード
26a,索引キーレコード26bおよび索引キーレコード26cが
登録された状態を示す図である。第9図(a)を参照す
ると、索引情報レコード25の索引全体のレビジョン番号
31、また各々のファイル単位に対応するレビジョン番号
32,レビジョン番号33およびレビジョン番号34はいずれ
も“0"である。また、索引キーレコード26a,索引キーレ
コード26bおよび索引キーレコード26cのレビジョン番号
42もそれぞれ“0"である。各索引キーレコード26a,索引
キーレコード26bおよび索引キーレコード26cは、ポイン
タ値の個数43が各々“2"であり、ポインタ値の個数43分
のファイル番号45とファイル内レコードアドレス46とを
それぞれ所持している。
ファイル22,23および24のうちの任意のファイルに対す
るファイル番号45を指定した初期化要求があると、該当
するファイル内に含まれるすべてのレコード27が削除さ
れ、索引部分初期化手段2が起動される。索引部分初期
化手段2は、索引21内の索引情報レコード25の索引全体
のレビジョン番号31を1カウントアップし、索引全体の
レビジョン番号31の値を初期化要求のあった任意のファ
イルに対応するレビジョン番号32,33または34のいずれ
かに複写して、初期化要求のあった任意のファイルに対
応する索引部分に対して初期化処理を行ったことを記憶
させる。なお、この時点では、索引キーレコード26内の
ポインタ値44の削除等は行われない。したがって、きわ
めて短時間で索引21の任意のファイルに対応する部分に
ついての初期化処理を行うことができる。
第9図(b)は、ファイル22に対して初期化を行った直
後の状態を説明する図である。索引情報レコード25の索
引全体のレビジョン番号31は、1つ上がって“1"とな
る。また、ファイル22に対するレビジョン番号32も“1"
になる。このとき、索引キーレコード26a,索引キーレコ
ード26bおよび索引キーレコード26cは何も更新されな
い。
索引キー値41を指定したレコード27の登録要求がある
と、任意のファイル内にレコード27が登録されるととも
に、レコード27が登録されたファイルのファイル番号45
およびファイル内レコードアドレス46(ポインタ値44)
が指定されてポインタ値登録手段3が起動される。ポイ
ンタ値登録手段3は、指定された索引キー値41を有する
索引キーレコード26の検索し、指定された索引キー値41
を有する索引キーレコード26が索引21内に存在しない場
合には、索引情報レコード25の索引全体のレビジョン番
号31の値を新たな索引キーレコード26のレビジョン番号
42に複写し指定されたポインタ値44を格納して、この索
引キーレコード26を索引21内に新たに登録する。指定さ
れた索引キー値41を有する索引キーレコード26が索引21
内にすでに登録されている場合には、該当する索引キー
レコード26内のポインタ値44が有効か無効かをポインタ
値判定手段4により判定させる。
ポインタ値判定手段4は、索引キーレコード26のレビジ
ョン番号42とポインタ値44のファイル番号45が示すファ
イルに対応する索引情報レコード25内のレビジョン番号
32,33または34とを比較する。比較の結果、索引キーレ
コード26のレビジョン番号42が等しいか新しい(番号が
大きい)場合には、ポインタ値判定手段4は、ポインタ
値44を有効とする。また、索引キーレコード26のレビジ
ョン番号42が古い(番号が小さい)ものであった場合に
は、ポインタ値判定手段4は、ポインタ値44を無効とす
る。そして、ポインタ値判定手段4は、要求者(いまの
場合はポイント値登録手段3)に対してポインタ値44が
有効か無効かを通知する。
ポインタ値判定手段4による判定の結果が有効であった
場合には、ポインタ値登録手段3は、有効となったポイ
ンタ値44と指定されたポインタ値44だけを索引キーレコ
ード26内に再登録し、ポイント値の個数43を更新し、索
引情報レコード25の索引全体のレビジョン番号31の値を
索引キーレコード26のレビジョン番号42に複写する。そ
して、索引21内の索引キーレコード26を更新する。
第9図(c)は、ファイル22に対してレコード27gを追
加した状態を示す図である。レコード27gは索引キー値
“CCC"を所持する。索引キー値41が“CCC"である索引キ
ーレコード26cであり、更新の対象となる。索引キーレ
コード26cのポインタ値の個数43は“2"である。最初の
ポインタ値44のファイル番号45は“23"であり、索引情
報レコード25のファイル23に対応したレビジョン番号33
の“0"と索引キーレコード26cのレビジョン番号42の
“0"とが比較され、等しいために有効なポインタ値44と
して判断される。次に、同様に、索引情報レコード25の
ファイル24に対応したレビジョン番号34の“0"と索引キ
ーレコード26cのレビジョン番号42の“0"とが比較さ
れ、等しいために有効なポインタ値44として判断され
る。したがって、有効なポインタ値44は2個であり、登
録要求のあったレコード27gに対するポインタ値44を新
たに生成し、ポインタ値の個数43を“3"とする。また、
レビジョン番号42は“1"となる。
第9図(d)は、ファイル22に対してレコード27hを追
加した状態を示す図である。レコード27hは、索引キー
値“AAA"を所持する。索引キー値41が“AAA"である索引
キーレコードは26aであり、更新の対象となる。索引キ
ーレコード26aのポインタ値の個数43は“2"である。最
初のポインタ値44のファイル番号45は“22"であり、索
引情報レコード25のファイル22に対応したレビジョン番
号32の“1"と索引キーレコード26aのレビジョン番号42
の“0"とが比較され、レビジョン番号42が小さいために
無効なポインタ値44として判断される。次に、同様に、
索引情報レコード25のファイル24に対応したレビジョン
番号34の“0"と索引キーレコード26aのレビジョン番号4
2の“0"とが比較され、等しいために有効なポインタ値4
4として判断される。したがって、有効なポインタ値44
は1個であり、登録要求のあったレコード27hに対する
ポインタ値44を新たに生成し、ポインタ値の個数43を
“2"とする。また、レビジョン番号42は“1"となる。
一方、索引キー値41を指定したレコード27の検索要求が
あると、ポインタ値検索手段5が起動される。ポインタ
値検索手段5は、索引21内から指定された索引キー値41
を有する索引キーレコード26を検索し、検索された索引
キーレコード26内のポインタ値44をポインタ値判定手段
4により有効か無効か判定させ、有効であったポインタ
値44がポイントするレコード27だけを検索対象とさせ
る。
ファイル22に対する検索キー値“BBB"の検索要求に対し
て、検索キーレコード26bが検索される。検索キーレコ
ード26bはポインタ値の個数43が“2"であるが、最初の
ポインタ値44はファイル22に対するもので、索引情報レ
コード25のファイル22に対応するレビジョン番号32の
“1"と索引キーレコード26bのレビジョン番号42の“0"
とが比較され、レビジョン番号42が小さいために無効な
ポインタ値44として判断される。また、2番目のポイン
タ値44はファイル24に対するもので、索引情報レコード
25のファイル24に対応するレビジョン番号34の“0"と索
引キーレコード27bのレビジョン番号42の“0"とが比較
され、等しいために有効なポインタ値44として判断され
る。ファイル22に対するポインタ値44は無効であるた
め、ファイル22に対する索引キー値“BBB"の検索は失敗
に終わる。
また、索引キー値41を指定したレコード27の削除要求が
あると、ポインタ値削除手段6が起動される。ポインタ
値削除手段6は、索引21内から指定された索引キー値41
を有する索引キーレコード26を検索し、検索された索引
キーレコード26内のポインタ値44を順次読み出して、読
み出したポインタ値44をポインタ値判定手段4により有
効か無効か判定させる。そして、ポインタ値判定手段4
から有効と通知されたポインタ値44があれば、ポインタ
値削除手段6は、有効なポインタ値44がポイントするレ
コード27のみを該当するファイル内からの削除対象とさ
せる。そして、索引キーレコード26内から該当するポイ
ンタ値44を削除し、ポインタ値の個数43を1つ減算す
る。ポインタ値44の削除の結果、ポインタ値の個数43が
0にならなかったときには、ポインタ値削除手段6は、
索引情報レコード25の索引全体のレビジョン番号31の値
を索引キーレコード26のレビジョン番号42に複写して、
索引21内の索引キーレコード26を更新する。特に、ポイ
ンタ値44の削除の結果、ポインタ値の個数が43が0にな
ったときには、ポインタ値削除手段6は、索引キーレコ
ード26自体を削除する。
第9図(e)は、ファイル24に対してレコード27cを削
除した状態を示す図である。レコード27cは、索引キー
値“BBB"を所持する。索引キー値41が“BBB"である索引
キーレコードは26bであり、更新の対象となる。索引キ
ーレコード26bのポインタ値の個数43は“2"である。最
初のポインタ値44のファイル番号45は“22"であり、索
引情報レコード25のファイル22に対応したレビジョン番
号32の“1"と索引キーレコード26bのレビジョン番号42
の“0"とが比較され、レビジョン番号42が小さいために
無効なポインタ値44として判断される。次に、同様に、
索引情報レコード25のファイル23に対応したレビジョン
番号33の“0"と索引キーレコード26bのレビジョン番号4
2の“0"とが比較され、等しいために有効なポインタ値4
4として判断される。したがって、有効なポインタ値44
は1個であるが、削除要求のあったレコード27cに対す
るポインタ値44を削除し、ポインタ値44が0個となり、
索引キーレコード26b自体を削除する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、複数のファイル内のレコ
ードをポイントする複数の索引キーレコードからなる索
引において任意のファイルに対応する索引部分だけを初
期化する場合に索引情報レコードを更新するだけで任意
のファイルに対応する索引部分についての初期化処理を
完了できるようにしたことにより、任意のファイルに対
応する索引部分についての初期化処理に要していた処理
時間が大幅に短縮され、大規模な索引に対しても高速で
任意のファイルに対応する索引部分についての初期化処
理を行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のファイル制御方式の構成を
示すブロック図、 第2図は第1図中の索引およびファイルの構成を示す
図、 第3図は第2図中の索引情報レコードの構成を示す図、 第4図は第2図中の索引キーレコードの構成を示す図、 第5図は従来の複数のファイルから構成される索引の初
期化方式の一例を示すブロック図、 第6図は第5図中の索引およびファイルの構成を示す
図、 第7図は第6図中の索引キーレコードの構成を示す図、 第8図は第2図のレコード等にさらに詳細に符号を付し
て識別した図、 第9図(a)〜(e)は第8図の状態をさらに詳細に示
した遷移図である。 図において、 1……索引一括初期化手段、 2……索引部分初期化手段、 3……ポインタ値登録手段、 4……ポインタ値判定手段、 5……ポインタ値検索手段、 6……ポインタ値削除手段、 21……索引、 22〜24……ファイル、 25……索引情報レコード、 26……索引キーレコード、 27……レコード、 31〜34……レビジョン番号、 41……索引キー値、 42……レビジョン番号、 43……ポインタ値の個数、 44……ポインタ値、 45……ファイル番号、 46……ファイル内レコードアドレスである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のファイル内のレコードをポイントす
    る複数の索引キーレコードからなる索引を持つファイル
    制御システムにおいて、 前記索引内に索引情報レコードが存在しない場合には前
    記索引内に索引情報レコードを設け該索引情報レコード
    に索引全体のレビジョン番号と前記複数のファイルのそ
    れぞれに対応する複数のレビジョン番号とを0クリアし
    て設定し、前記索引内に索引情報レコードがすでに存在
    する場合には前記索引内のすべての索引キーレコードを
    削除し前記索引情報レコードの索引全体のレビジョン番
    号と前記複数のファイルのそれぞれに対応する複数のレ
    ビジョン番号とを0クリアする索引一括初期化手段と、 前記索引情報レコードの索引全体のレビジョン番号と任
    意のファイルに対応するレビジョン番号とを更新するこ
    とによって任意のファイルに対応する索引部分について
    の初期化を行う索引部分初期化手段と、 索引キーレコード内にポインタ値を登録し前記索引情報
    レコードの索引全体のレビジョン番号を索引キーレコー
    ド内に複写するポインタ値登録手段と、 前記索引情報レコード内のファイルに対応するレビジョ
    ン番号と索引キーレコード内のレビジョン番号とを比較
    して索引キーレコード内のポインタ値が有効か否かを判
    定するポインタ値判定手段と、 レコードの検索が要求されたときに索引キーレコード内
    から前記ポインタ値判定手段によって有効と判定される
    ポインタ値を検索するポインタ値検索手段と、 レコードの削除が要求されたときに索引キーレコード内
    から前記ポインタ値判定手段によって有効と判定される
    ポインタ値を削除するポインタ値削除手段と を有することを特徴とするファイル制御方式。
JP63164508A 1988-07-01 1988-07-01 ファイル制御方式 Expired - Lifetime JPH0797345B2 (ja)

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JPH0214339A (ja) 1990-01-18

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