JPH05265821A - データベースのインデックス管理方式 - Google Patents
データベースのインデックス管理方式Info
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- JPH05265821A JPH05265821A JP4058548A JP5854892A JPH05265821A JP H05265821 A JPH05265821 A JP H05265821A JP 4058548 A JP4058548 A JP 4058548A JP 5854892 A JP5854892 A JP 5854892A JP H05265821 A JPH05265821 A JP H05265821A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 データベースにおけるインデックス管理で、
削除すべきインデックスレコードを検索する時間を減少
させ性能向上を図る。 【構成】 削除すべきインデックスレコードの検索を行
う際に、インデックスレコードのキーにポインタを付加
し、インデックスレコード全体を1つの固有キーとして
扱い、この固有キ−で削除対象のインデックスレコ−ド
を検索する。
削除すべきインデックスレコードを検索する時間を減少
させ性能向上を図る。 【構成】 削除すべきインデックスレコードの検索を行
う際に、インデックスレコードのキーにポインタを付加
し、インデックスレコード全体を1つの固有キーとして
扱い、この固有キ−で削除対象のインデックスレコ−ド
を検索する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データベースの各デ−
タレコ−ドに格納されたデ−タの特定項目をインデック
スキ−として用いて検索を行うデータベースのインデッ
クス管理方式に関するものである。
タレコ−ドに格納されたデ−タの特定項目をインデック
スキ−として用いて検索を行うデータベースのインデッ
クス管理方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】データベースの各レコ−ドに格納された
デ−タの特定項目(または識別項目)をインデックスキ
−として用いて検索を行うデータベースは、索引付き編
成法として知られているが、かかるデータベースにおい
ては、インデックスキ−は該インデックスキ−で示され
るデ−タの格納位置を表わすポインタ(識別子)と一対
になってインデックスレコ−ドに格納されるようになっ
ている。このことについては、例えば、「情報の検索と
データベース」(社団法人 電子通信学会(1986)
pp61−63)等の文献に述べられている。
デ−タの特定項目(または識別項目)をインデックスキ
−として用いて検索を行うデータベースは、索引付き編
成法として知られているが、かかるデータベースにおい
ては、インデックスキ−は該インデックスキ−で示され
るデ−タの格納位置を表わすポインタ(識別子)と一対
になってインデックスレコ−ドに格納されるようになっ
ている。このことについては、例えば、「情報の検索と
データベース」(社団法人 電子通信学会(1986)
pp61−63)等の文献に述べられている。
【0003】このようなデータベースにおいて、例えば
「A」というインデックスキ−を持つ複数のインデック
スレコ−ドが存在する場合に、その中のa番地に格納さ
れているデ−タAaを更新する場合、インデックスキ−
=A,ポインタ=aという内容のインデックスレコ−ド
を削除し、デ−タの更新の後に新たなインデックスレコ
−ドを作成する必要がある。
「A」というインデックスキ−を持つ複数のインデック
スレコ−ドが存在する場合に、その中のa番地に格納さ
れているデ−タAaを更新する場合、インデックスキ−
=A,ポインタ=aという内容のインデックスレコ−ド
を削除し、デ−タの更新の後に新たなインデックスレコ
−ドを作成する必要がある。
【0004】このようにデ−タを更新する場合あるいは
削除する必要が生じた場合、旧のインデックスレコード
のインデックスキ−の他にポインタを確認する必要があ
る。
削除する必要が生じた場合、旧のインデックスレコード
のインデックスキ−の他にポインタを確認する必要があ
る。
【0005】図5は、従来のインデックスレコ−ドの削
除手順を示すフロ−チャ−トであり、まず、更新しよう
とするデ−タレコ−ドの識別項目(あるいは特定項目)
を参照してインデックスキ−を作成し(ステップ30
1)、次に、この作成したインデックスキーと同じキー
を持つインデックスレコードの入力要求を行なう(ステ
ップ302)。
除手順を示すフロ−チャ−トであり、まず、更新しよう
とするデ−タレコ−ドの識別項目(あるいは特定項目)
を参照してインデックスキ−を作成し(ステップ30
1)、次に、この作成したインデックスキーと同じキー
を持つインデックスレコードの入力要求を行なう(ステ
ップ302)。
【0006】次に、その要求したインデックスレコード
が入力されたならば、その入力インデックスレコードの
示すポインタと、更新しようとするデ−タレコードの格
納位置が等しいか否かの確認を行なう(ステップ30
3)。もし、入力されたインデックスレコードのポイン
タと更新しようとするデ−タレコードの格納位置が等し
くなければ、入力したインデックスレコードは別のデ−
タレコードをポイントしているものと判断できるため、
作成したインデックスキーと同じキーを持つ別のインデ
ックスレコードの再入力を要求する(ステップ30
4)。
が入力されたならば、その入力インデックスレコードの
示すポインタと、更新しようとするデ−タレコードの格
納位置が等しいか否かの確認を行なう(ステップ30
3)。もし、入力されたインデックスレコードのポイン
タと更新しようとするデ−タレコードの格納位置が等し
くなければ、入力したインデックスレコードは別のデ−
タレコードをポイントしているものと判断できるため、
作成したインデックスキーと同じキーを持つ別のインデ
ックスレコードの再入力を要求する(ステップ30
4)。
【0007】そこで、再要求したインデックスレコ−ド
が入力されたならば、その入力されたインデックスレコ
ードの示すポインタと更新しようとするデ−タレコード
の格納位置が等しいかどうかを再度判定し、その結果、
等しい場合は、今回入力されたインデックスレコードは
更新しようとするデ−タレコードをポイントしていると
判断できるため、そのインデックスレコードの削除要求
を行ない、削除させる(ステップ305)。
が入力されたならば、その入力されたインデックスレコ
ードの示すポインタと更新しようとするデ−タレコード
の格納位置が等しいかどうかを再度判定し、その結果、
等しい場合は、今回入力されたインデックスレコードは
更新しようとするデ−タレコードをポイントしていると
判断できるため、そのインデックスレコードの削除要求
を行ない、削除させる(ステップ305)。
【0008】なお、インデックスの保守に関して、特開
昭61−82232、特開昭61−67123号、特開
昭63−240677号等で示された従来技術が挙げら
れる。
昭61−82232、特開昭61−67123号、特開
昭63−240677号等で示された従来技術が挙げら
れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のインデックス管理方法にあっては、目的のインデッ
クスレコードを削除するに際し、インデックスキ−の他
にポインタが一致するインデックスレコ−ドを検索して
削除するという手法をとっているため、同じインデック
スキーを持つインデックスレコードが多数存在する場
合、目的のインデックスレコードが検索できるまでステ
ップ303とステップ304を繰返し実行しなければな
らない。すなわち、同じインデックスキーを持つインデ
ックスレコードの数が多くなるほど、その中から目的の
インデックスレコードを見つけ出す検索時間が長くな
り、処理能力が低下してしまうという問題がある。
来のインデックス管理方法にあっては、目的のインデッ
クスレコードを削除するに際し、インデックスキ−の他
にポインタが一致するインデックスレコ−ドを検索して
削除するという手法をとっているため、同じインデック
スキーを持つインデックスレコードが多数存在する場
合、目的のインデックスレコードが検索できるまでステ
ップ303とステップ304を繰返し実行しなければな
らない。すなわち、同じインデックスキーを持つインデ
ックスレコードの数が多くなるほど、その中から目的の
インデックスレコードを見つけ出す検索時間が長くな
り、処理能力が低下してしまうという問題がある。
【0010】本発明の目的は、デ−タレコ−ドを削除し
たり更新する場合のインデックスの保守処理時間を短縮
し、処理能力を向上させることができるデータベースの
インデックス管理方式を提供することにある。
たり更新する場合のインデックスの保守処理時間を短縮
し、処理能力を向上させることができるデータベースの
インデックス管理方式を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、インデックスレコードのキーとポインタと
を結合して固有のキ−を作成し、この固有キーを用いて
インデックスを形成し、インデックスレコ−ドを削除す
るに際しては、この固有のキ−を使用して削除対象のイ
ンデックスレコ−ドを検索の後に削除するようにした。
に本発明は、インデックスレコードのキーとポインタと
を結合して固有のキ−を作成し、この固有キーを用いて
インデックスを形成し、インデックスレコ−ドを削除す
るに際しては、この固有のキ−を使用して削除対象のイ
ンデックスレコ−ドを検索の後に削除するようにした。
【0012】
【作用】上記手段によれば、固有のキ−は更新または削
除しようとしているデ−タレコ−ドを一意に示している
ので、この固有キ−と同じインデックスレコ−ドが見つ
かれば、このインデックスレコ−ドが更新または削除し
ようとしているデ−タレコ−ドに対応しているものと一
意に判定できる。そこで、、このインデックスレコ−ド
に対して削除要求をおこなうことにより、目的とするイ
ンデックスレコ−ドを削除することができる。
除しようとしているデ−タレコ−ドを一意に示している
ので、この固有キ−と同じインデックスレコ−ドが見つ
かれば、このインデックスレコ−ドが更新または削除し
ようとしているデ−タレコ−ドに対応しているものと一
意に判定できる。そこで、、このインデックスレコ−ド
に対して削除要求をおこなうことにより、目的とするイ
ンデックスレコ−ドを削除することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0014】図1は本発明のインデックス管理方式の一
実施例を示すフロ−チャ−トであり、図2はB−tre
e構造のインデックスとインデックスレコードとの関係
を示したものである。
実施例を示すフロ−チャ−トであり、図2はB−tre
e構造のインデックスとインデックスレコードとの関係
を示したものである。
【0015】最初に、インデックスとインデックスレコ
ードの関係について図2を参照して説明すると、図2に
おいて1はインデックス、2はインデックスページ、3
はキ−4とポインタ5とから成るインデックスレコー
ド、6はデータ部、7はデータページ、8はデ−タレコ
ードである。
ードの関係について図2を参照して説明すると、図2に
おいて1はインデックス、2はインデックスページ、3
はキ−4とポインタ5とから成るインデックスレコー
ド、6はデータ部、7はデータページ、8はデ−タレコ
ードである。
【0016】インデックスページ2は、それぞれ垂直ポ
インタ、水平ポインタで結ばれており、インデックスペ
ージ2内には各インデックスレコード3がキー(図示の
例では、A,G,H)の上昇順に格納されている。そし
て、各インデックスレコ−ド3は対応したデ−タレコ−
ド8をポインタ5によってポイントしている。
インタ、水平ポインタで結ばれており、インデックスペ
ージ2内には各インデックスレコード3がキー(図示の
例では、A,G,H)の上昇順に格納されている。そし
て、各インデックスレコ−ド3は対応したデ−タレコ−
ド8をポインタ5によってポイントしている。
【0017】ここで、インデックス3は、キー4とポイ
ンタ5の2つの情報で構成され、キー4にはデ−タレコ
ード8中の識別項目9のデータ、ポインタ5にはキー9
と同じ識別項目を持つデ−タレコード7の外部記憶装置
上の格納位置が示されており、論理ボリューム番号、論
理ブロック番号、そこからの相対位置で表わしている。
ンタ5の2つの情報で構成され、キー4にはデ−タレコ
ード8中の識別項目9のデータ、ポインタ5にはキー9
と同じ識別項目を持つデ−タレコード7の外部記憶装置
上の格納位置が示されており、論理ボリューム番号、論
理ブロック番号、そこからの相対位置で表わしている。
【0018】これに対し、データ部6はデータベースフ
ァイル内のデ−タレコード8を格納してあるデータペー
ジ7から成り立っており、各データページ7はそれぞれ
前後ポインタで結ばれている。このデ−タレコード7は
デ−タの識別項目9と付加情報10とから構成され、追
加された順番にデータページ7の先頭から格納されい
る。
ァイル内のデ−タレコード8を格納してあるデータペー
ジ7から成り立っており、各データページ7はそれぞれ
前後ポインタで結ばれている。このデ−タレコード7は
デ−タの識別項目9と付加情報10とから構成され、追
加された順番にデータページ7の先頭から格納されい
る。
【0019】このようなインデックスとデ−タレコ−ド
の関係において、ユーザがデータベースファイル内にデ
−タレコ−ド8を作成し、新たなインデックスを定義し
た場合、定義したインデックスに関して図3に示すよう
なインデックス詳細情報11がシステムによって作成さ
れる。このインデックス詳細情報11は、ユーザが定義
したインデックスの名称12、インデックスレコード3
のキー4の長さ13、インデックスレコードの長さ1
4、デ−タレコード7中の識別項目9に関する詳細情報
15などが格納されており、システムがインデックスア
クセスを行なう場合に参照している。
の関係において、ユーザがデータベースファイル内にデ
−タレコ−ド8を作成し、新たなインデックスを定義し
た場合、定義したインデックスに関して図3に示すよう
なインデックス詳細情報11がシステムによって作成さ
れる。このインデックス詳細情報11は、ユーザが定義
したインデックスの名称12、インデックスレコード3
のキー4の長さ13、インデックスレコードの長さ1
4、デ−タレコード7中の識別項目9に関する詳細情報
15などが格納されており、システムがインデックスア
クセスを行なう場合に参照している。
【0020】このような構造のインデックス1とデ−タ
レコ−ド8の関係において、デ−タレコ−ド8の更新あ
るいは削除に際し、対応するインデックスレコ−ド3を
削除する必要が生じた場合、この発明においては、削除
または更新対象のデ−タレコ−ド8に対応するインデッ
クスレコ−ド3のキ−4とポインタ5とを結合して、削
除または更新対象のデ−タレコ−ド8を一意に指定する
固有のキ−を作成し、この固有のキ−によって削除また
は更新対象のデ−タレコ−ド8を削除するようにしてい
る。
レコ−ド8の関係において、デ−タレコ−ド8の更新あ
るいは削除に際し、対応するインデックスレコ−ド3を
削除する必要が生じた場合、この発明においては、削除
または更新対象のデ−タレコ−ド8に対応するインデッ
クスレコ−ド3のキ−4とポインタ5とを結合して、削
除または更新対象のデ−タレコ−ド8を一意に指定する
固有のキ−を作成し、この固有のキ−によって削除また
は更新対象のデ−タレコ−ド8を削除するようにしてい
る。
【0021】すなわち、ポインタ5に関しては対応する
デ−タレコード8の実際の格納位置が示されているた
め、キー4が同じであってもポインタ5は全て異なる内
容となる。従って、インデックスレコード3のキー4に
ポインタ5を付加すれば、特定のデ−タレコ−ド8を一
意に指定し得るキ−を得ることができる。
デ−タレコード8の実際の格納位置が示されているた
め、キー4が同じであってもポインタ5は全て異なる内
容となる。従って、インデックスレコード3のキー4に
ポインタ5を付加すれば、特定のデ−タレコ−ド8を一
意に指定し得るキ−を得ることができる。
【0022】本発明は、このことに着目し、インデック
スレコード3のキー4にポインタ5を付加することで、
インデックスレコード全体を固有のキーとして用い、こ
の固有のキ−によって削除または更新対象のデ−タレコ
−ド8に対応するインデックスレコ−ドを削除するよう
にした。
スレコード3のキー4にポインタ5を付加することで、
インデックスレコード全体を固有のキーとして用い、こ
の固有のキ−によって削除または更新対象のデ−タレコ
−ド8に対応するインデックスレコ−ドを削除するよう
にした。
【0023】このようにすることで、重複する内容のデ
−タレコード8をポイントするインデックスレコード3
のキー4を全てユニーク化することが可能となる。ま
た、実際にインデックスレコード3の削除を行なう場
合、そのインデックスレコ−ド3に対応するデ−タレコ
ード8の外部記憶装置上の格納位置はインデックスレコ
ード3の削除を行なう時点で既に判明しているため、対
応するデ−タレコード8の識別項目と格納位置を参照し
てキーを作成し、インデックス1に対して検索を行なえ
ば、目的のインデックスレコード3を直接指定できるこ
とになる。
−タレコード8をポイントするインデックスレコード3
のキー4を全てユニーク化することが可能となる。ま
た、実際にインデックスレコード3の削除を行なう場
合、そのインデックスレコ−ド3に対応するデ−タレコ
ード8の外部記憶装置上の格納位置はインデックスレコ
ード3の削除を行なう時点で既に判明しているため、対
応するデ−タレコード8の識別項目と格納位置を参照し
てキーを作成し、インデックス1に対して検索を行なえ
ば、目的のインデックスレコード3を直接指定できるこ
とになる。
【0024】この場合、キーを固有化した場合とそうで
ない場合のインデックス詳細情報11上で違いは、イン
デックスレコード3のキーの長さ13に表れる。つま
り、キー固有化ではインデックスレコード3のキー4の
長さは図3のようにL1,そうでない場合はL2の長さ
で詳細情報11内に格納されている。インデックスアク
セスはこのインデクス詳細情報11内にあるキーの長さ
11をそのインデックスのキー長として処理しているた
め、インデックスの詳細情報11内のキー長をL1とす
ることでインデックスレコード全体を1つのキーとして
処理を行なうことが可能となるわけである。
ない場合のインデックス詳細情報11上で違いは、イン
デックスレコード3のキーの長さ13に表れる。つま
り、キー固有化ではインデックスレコード3のキー4の
長さは図3のようにL1,そうでない場合はL2の長さ
で詳細情報11内に格納されている。インデックスアク
セスはこのインデクス詳細情報11内にあるキーの長さ
11をそのインデックスのキー長として処理しているた
め、インデックスの詳細情報11内のキー長をL1とす
ることでインデックスレコード全体を1つのキーとして
処理を行なうことが可能となるわけである。
【0025】以上の前提を基に図1のフロ−チャ−トを
参照して本実施例のインデックスレコード削除処理につ
いて説明する。
参照して本実施例のインデックスレコード削除処理につ
いて説明する。
【0026】まず、上記のようにキーの固有化を行って
いるインデックスレコ−ド3のキーの内容は、デ−タレ
コード8内の識別項目9に対応したキ−4とそのデ−タ
レコード8の格納位置を示すポインタ5とを結合したも
のであるため、デ−タを更新するデ−タレコード8内の
識別項目9と格納位置を参照し、固有のキーを作成する
(ステップ401)。次に、インデックス1に対してそ
の作成した固有キーと同じキーを持つインデックスレコ
ード3の入力要求を行う(ステップ402)。ステップ
401で作成した固有キーはインデクスレコード3の内
容そのものであるため、入力要求したインデックスレコ
ード3のポインタ5は必ず、デ−タを更新するデ−タレ
コードを示していることが言える。よって、入力された
インデックスレコード3の削除要求を無条件で行う(ス
テップ403)。
いるインデックスレコ−ド3のキーの内容は、デ−タレ
コード8内の識別項目9に対応したキ−4とそのデ−タ
レコード8の格納位置を示すポインタ5とを結合したも
のであるため、デ−タを更新するデ−タレコード8内の
識別項目9と格納位置を参照し、固有のキーを作成する
(ステップ401)。次に、インデックス1に対してそ
の作成した固有キーと同じキーを持つインデックスレコ
ード3の入力要求を行う(ステップ402)。ステップ
401で作成した固有キーはインデクスレコード3の内
容そのものであるため、入力要求したインデックスレコ
ード3のポインタ5は必ず、デ−タを更新するデ−タレ
コードを示していることが言える。よって、入力された
インデックスレコード3の削除要求を無条件で行う(ス
テップ403)。
【0027】以上のことから、インデックスレコード3
のキーを固有化することで、目的のインデックスレコー
ド3を直接入力して削除できる。このため、同じキ−5
を持つインデックスレコ−ド3が多数存在したとして
も、削除対象のインデックスレコード3を常に一定の短
時間で検索可能になり、インデックスの削除などの保守
性能を向上させることが可能となる。
のキーを固有化することで、目的のインデックスレコー
ド3を直接入力して削除できる。このため、同じキ−5
を持つインデックスレコ−ド3が多数存在したとして
も、削除対象のインデックスレコード3を常に一定の短
時間で検索可能になり、インデックスの削除などの保守
性能を向上させることが可能となる。
【0028】図4は、キーの固有化を行っているインデ
ックス3を使用したデ−タレコード8の入力処理を示し
たフローチャートである。
ックス3を使用したデ−タレコード8の入力処理を示し
たフローチャートである。
【0029】ユーザがインデックス3を使用してデ−タ
レコード8の検索を行う場合、入力したいデ−タレコー
ド8の識別項目9のデータを指定する。デ−タレコード
入力処理では、まず最初に、インデックス1に対して検
索対象のインデックスレコード3のキー4を作成する
が、このキー4はユーザが指定した識別項目9のデータ
とポインタ5の内容をゼロ(NULL)と仮定したもの
で作成する(ステップ501)。
レコード8の検索を行う場合、入力したいデ−タレコー
ド8の識別項目9のデータを指定する。デ−タレコード
入力処理では、まず最初に、インデックス1に対して検
索対象のインデックスレコード3のキー4を作成する
が、このキー4はユーザが指定した識別項目9のデータ
とポインタ5の内容をゼロ(NULL)と仮定したもの
で作成する(ステップ501)。
【0030】キーの作成が完了したならば、インデック
ス1に対して、作成したキーよりも大きい値のキー4を
持つインデックスレコード3の入力要求を行う(ステッ
プ502)。次に、インデックスレコード3が入力され
たならば、ユーザが指定した識別項目9のデータと同じ
キー4を持つインデックスレコード3か否かの判定を行
う(ステップ503)。この時、ユーザが指定した識別
項目9のデータとインデックスレコード3のキー4が等
しければ、ユーザの求めたいインデックスレコード3を
検索できたことになるので、そのインデックスレコード
3のポインタ5が示すデ−タレコード8の入力を行う
(ステップ504)。
ス1に対して、作成したキーよりも大きい値のキー4を
持つインデックスレコード3の入力要求を行う(ステッ
プ502)。次に、インデックスレコード3が入力され
たならば、ユーザが指定した識別項目9のデータと同じ
キー4を持つインデックスレコード3か否かの判定を行
う(ステップ503)。この時、ユーザが指定した識別
項目9のデータとインデックスレコード3のキー4が等
しければ、ユーザの求めたいインデックスレコード3を
検索できたことになるので、そのインデックスレコード
3のポインタ5が示すデ−タレコード8の入力を行う
(ステップ504)。
【0031】しかし、ユーザが指定した識別項目9とイ
ンデックスレコード3のキー4が等しくなければ、ユー
ザの求めたいインデックスレコード3は存在しないこと
になるため、その旨を伝えるリターンコードを設定し、
ユーザの元へ処理を返す。
ンデックスレコード3のキー4が等しくなければ、ユー
ザの求めたいインデックスレコード3は存在しないこと
になるため、その旨を伝えるリターンコードを設定し、
ユーザの元へ処理を返す。
【0032】以上のように、固有化したキ−を用いてデ
−タレコ−ド8を検索する場合、ユーザの求めているデ
−タレコードの格納位置は実際にインデックス1をアク
セスするまで知ることが出来ないため、格納位置の値を
最小値(ゼロ)を仮定して固有キーの作成を行い、イン
デックスレコードの入力後、キーの内容を判定すること
によって、ユーザの求めているインデックスレコードで
あるかどうかを確認させる。
−タレコ−ド8を検索する場合、ユーザの求めているデ
−タレコードの格納位置は実際にインデックス1をアク
セスするまで知ることが出来ないため、格納位置の値を
最小値(ゼロ)を仮定して固有キーの作成を行い、イン
デックスレコードの入力後、キーの内容を判定すること
によって、ユーザの求めているインデックスレコードで
あるかどうかを確認させる。
【0033】これによって、固有化したキ−を用いた場
合でも、デ−タ部6のデ−タを通常通りに容易に検索す
ることができる。
合でも、デ−タ部6のデ−タを通常通りに容易に検索す
ることができる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
においては、インデックスレコードのキーとポインタと
を結合して固有のキ−を作成し、この固有キーを用いて
インデックスを形成し、インデックスレコ−ドを削除す
るに際しては、この固有のキ−を使用して削除対象のイ
ンデックスレコ−ドを検索するようにしたため、デ−タ
レコ−ドを削除したり更新する場合に、同じキーを持つ
インデックスレコードの数に関係なく常に一定の時間で
インデックス保守を行えるようになり、インデックスの
削除等の保守処理時間を短縮し、処理能力を向上させる
ことができる。
においては、インデックスレコードのキーとポインタと
を結合して固有のキ−を作成し、この固有キーを用いて
インデックスを形成し、インデックスレコ−ドを削除す
るに際しては、この固有のキ−を使用して削除対象のイ
ンデックスレコ−ドを検索するようにしたため、デ−タ
レコ−ドを削除したり更新する場合に、同じキーを持つ
インデックスレコードの数に関係なく常に一定の時間で
インデックス保守を行えるようになり、インデックスの
削除等の保守処理時間を短縮し、処理能力を向上させる
ことができる。
【図1】固有キ−を用いて目的のインデックスを削除す
る処理の本発明の一実施例を示すフロ−チャ−トであ
る。
る処理の本発明の一実施例を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図2】実施例におけるインデックスとデ−タレコ−ド
の関係を示す説明図である。
の関係を示す説明図である。
【図3】図2におけるインデックスレコードの構成と詳
細情報を示した説明図である。
細情報を示した説明図である。
【図4】固有キーを用いたデ−タレコ−ドの検索処理を
示すフロ−チャ−トである。
示すフロ−チャ−トである。
【図5】従来のインデックスレコード削除処理を示した
フローチャートである。
フローチャートである。
1…インデックス、2…インデックスページ、3…イン
デックスレコード、4…キー、5…ポインタ、6…デ−
タ部、7…データページ、8…デ−タレコ−ド、9…識
別項目、10…付属情報、11…詳細情報。
デックスレコード、4…キー、5…ポインタ、6…デ−
タ部、7…データページ、8…デ−タレコ−ド、9…識
別項目、10…付属情報、11…詳細情報。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸川 喜代成 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内
Claims (2)
- 【請求項1】データベースの各デ−タレコ−ドに格納さ
れたデ−タの特定項目をインデックスキ−として用いて
検索を行うデータベースのインデックス管理方式であっ
て、インデックスレコードのキーとポインタとを結合し
て固有のキ−を作成し、この固有キーを用いてインデッ
クスを形成し、インデックスレコ−ドを削除するに際し
ては、この固有のキ−を使用して削除対象のインデック
スレコ−ドを検索することを特徴とするデータベースの
インデックス管理方式。 - 【請求項2】前記固有のキ−を用いて作成されたインデ
ックスを使用してデ−タを検索するに際しては、検索対
象のデ−タの識別項目に対応するキ−を入力し、このキ
−よりも大きい値のキーを持つインデックスレコードか
ら順に検索を始め、入力したキ−と一致するインデック
スレコ−ドが検索されたならば、このインデックスレコ
−ドのポインタで示されるデ−タレコ−ドのデ−タを検
索することを特徴とする請求項1記載のデータベースの
インデックス管理方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4058548A JPH05265821A (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | データベースのインデックス管理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4058548A JPH05265821A (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | データベースのインデックス管理方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05265821A true JPH05265821A (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=13087514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4058548A Pending JPH05265821A (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | データベースのインデックス管理方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05265821A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009090697A1 (ja) * | 2008-01-17 | 2009-07-23 | S.Grants Co., Ltd. | ビット列検索装置、検索方法及びプログラム |
WO2009093290A1 (ja) * | 2008-01-22 | 2009-07-30 | S.Grants Co., Ltd. | ビット列検索装置、検索方法及びプログラム |
JP4870305B2 (ja) * | 1999-12-21 | 2012-02-08 | ティヴォ インク | 配信対話型テレビ番組案内のシステムおよび方法 |
-
1992
- 1992-03-17 JP JP4058548A patent/JPH05265821A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4870305B2 (ja) * | 1999-12-21 | 2012-02-08 | ティヴォ インク | 配信対話型テレビ番組案内のシステムおよび方法 |
WO2009090697A1 (ja) * | 2008-01-17 | 2009-07-23 | S.Grants Co., Ltd. | ビット列検索装置、検索方法及びプログラム |
JP2009169715A (ja) * | 2008-01-17 | 2009-07-30 | S Grants Co Ltd | ビット列検索装置、検索方法及びプログラム |
JP4567754B2 (ja) * | 2008-01-17 | 2010-10-20 | 株式会社エスグランツ | ビット列検索装置、検索方法及びプログラム |
US8195667B2 (en) | 2008-01-17 | 2012-06-05 | S. Grants Co., Ltd. | Bit string search apparatus, search method, and program |
WO2009093290A1 (ja) * | 2008-01-22 | 2009-07-30 | S.Grants Co., Ltd. | ビット列検索装置、検索方法及びプログラム |
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