JPH0934764A - 情報処理方法及び装置 - Google Patents

情報処理方法及び装置

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JPH0934764A
JPH0934764A JP7182557A JP18255795A JPH0934764A JP H0934764 A JPH0934764 A JP H0934764A JP 7182557 A JP7182557 A JP 7182557A JP 18255795 A JP18255795 A JP 18255795A JP H0934764 A JPH0934764 A JP H0934764A
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JP
Japan
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JP7182557A
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Inventor
Miyuki Enokida
幸 榎田
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH0934764A publication Critical patent/JPH0934764A/ja
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】各ファイルの内容に従ったファイル情報を用い
てファイルと付加情報の整合性を確認することにより、
付加情報の整合性チェック精度を向上する。 【解決手段】本情報処理装置によれば、複数のファイル
がそのファイル情報とともに格納され、また、それら複
数のファイルの各々について、各ファイルに付与すべき
付加情報が当該ファイルのファイル情報とともに管理情
報として格納される。そして、所望のファイルの付加情
報を取り出すに際しては、当該ファイルとともに格納さ
れたファイル情報と、当該ファイルの管理情報として付
加情報とともに格納されたファイル情報とを比較する
(ステップS30〜S32)。この比較の結果、両ファ
イル情報が一致した場合、上記所望のファイルに対応す
る付加情報が読み出される(ステップS34)。両ファ
イル情報が不一致の場合は、当該ファイルに対する管理
情報を削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理方法及び装
置に関する。更に詳しくは、ファイル単位で格納された
データを管理するのに好適な情報処理方法及び装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】DOS(米国マイクロソフト社の商標)
やWindows(米国マイクロソフト社の商標)等の
OS管理下では、各情報/データはディレクトリ構造中
において、ファイルを単位として、ファイル名で管理さ
れている。このようなファイルに対して付加情報をつけ
ようとする場合、直接各ファイルに付加情報を書き込む
ことは、各種データフォーマットが決まっているため
に、独自フォーマットを決めない限り一般的には許され
ない。
【0003】そのためファイルを検索/管理するための
付加情報、例えば作成者、コメント、検索のためのキー
ワード等、を各ファイルに付けられる検索/管理ソフト
がある。この場合、検索/管理ソフトは、これらの付加
情報を、各ディレクトリに1つ、通常使われないファイ
ル名、或はその検索/管理ソフト名から類推できる固有
のファイル名を有するファイルによって管理する。こう
して検索/管理ソフトは、複数のファイルの付加情報を
管理している。
【0004】一般ユーザはこのファイルの内容を直接に
更新する等の作業をすることは許可されず、検索/管理
ソフトが全てを管理する様に構成されている。またこの
検索/管理ソフト以外のソフトは、この付加情報管理フ
ァイルの内容について一切感知しないように構成されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、ディレクトリ名を含むファイル名だけで管理
する場合には、ディレクトリ名、ファイル名には、指定
できる文字数等に制限があり、ファイル名だけで全ての
ファイルをユーザが管理することは不可能であるという
問題がある。
【0006】また、付加情報を直接ファイルに書き込む
場合には、独自にファイルフォーマットを決める必要が
有り、他のソフトとのデータ互換が失われるという問題
が有る。
【0007】更に、上記従来例のような、付加情報を検
索/管理するソフトの場合、このソフトが有する機能内
でファイルの移動/消去等のファイル管理を行うだけの
場合には問題は生じないのであるが、他のソフト或は、
直接DOS/Windowsの機能を用いてファイルの
移動/消去を行った後にその検索/管理ソフトを使う場
合には、実際のファイルと付加情報の間で整合性が失わ
れるという問題が有る。例えば、あるディレクトリa内
のファイルAに付加情報を付けておいた場合に、そのフ
ァイルAを別のディレクトリに移動或は消去し、その後
に別のファイルBを先程のファイル名Aでディレクトリ
aに作成した場合には、この新しいファイルA(内容は
ファイルBである)の付加情報は、以前のファイルAの
付加情報がそのまま付いてしまうという問題がある。
【0008】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
であり、各ファイルの内容に従ったファイル情報を用い
てファイルと付加情報の整合性を確認することにより、
整合性チェックの精度を向上することが可能な情報処理
方法及び装置を提供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、各ファイルが有するファ
イル情報を付加情報にも備えておき、これらファイル情
報に基づいてファイルと付加情報の整合性を判断するこ
とを可能とする情報処理方法及び装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の情報処理装置は以下の構成を備えている。
即ち、複数のファイルをそのファイル情報とともに格納
する第1格納手段と、前記複数のファイルの各々につい
て、各ファイルに付与する付加情報を当該ファイルのフ
ァイル情報とともに管理情報として格納する第2格納手
段と、所望のファイルの付加情報の取り出しに際して、
前記第1格納手段で格納された当該ファイルのファイル
情報と前記第2格納手段で格納された当該ファイルに対
応するファイル情報とを比較する比較手段と、前記比較
手段による比較の結果、両ファイル情報が一致した場
合、前記所望のファイルに対応する付加情報を読み出す
読出し手段とを備える。
【0011】また、好ましくは、前記比較手段による比
較の結果、両ファイルが不一致であった場合、当該ファ
イルに対応する管理情報を破棄する破棄手段を更に備え
る。不要となった管理情報を自動的に破棄でき、無駄な
メモリ消費を防止できるからである。
【0012】また、好ましくは、前記ファイル情報は、
ファイルの作成日付である。ファイルの作成日付は一般
に用いられるファイル情報であり、本発明の適用範囲を
広範なものとすることができる。
【0013】また、好ましくは、前記ファイル情報は、
ファイルのサイズである。ファイルのサイズは一般に用
いられるファイル情報であり、本発明の適用範囲を広範
なものとすることができる。更に、圧縮された画像デー
タ等の場合は、元の画像データのサイズが一致していて
も、その内容によって圧縮データのサイズは異なるの
で、このようなデータに対してより精度のよい整合性判
断が可能となる。
【0014】また、好ましくは、前記第1格納手段は、
複数のファイルを階層的に格納し、前記第2格納手段
は、前記階層の各階層毎に、当該階層に属する各ファイ
ルに付与する付加情報を当該ファイルのファイル情報と
ともに管理情報として格納する。階層構造によるファイ
ル管理は一般によく用いられる手法であり、このような
ファイル管理手法に本発明を適応させることができる。
【0015】また、好ましくは、ファイルに対して変更
が生じた場合、当該ファイルに対する管理情報中のファ
イル情報を更新する更新手段を更に備える。ファイルの
変更に対してファイルと管理情報との整合性を保つこと
ができるからである。
【0016】また、好ましくは、ファイルに対して変更
が生じた場合、当該ファイルに対する管理情報中の付加
情報を変更する変更手段を更に備える。ファイルの変更
に対して付加情報を常に適切な内容に保つことができる
からである。
【0017】また、好ましくは、ファイルに対して変更
が生じた場合、操作者の指示によって当該ファイルに対
する管理情報を削除する削除手段を更に備える。
【0018】上記の構成によれば、複数のファイルがそ
のファイル情報とともに格納され、また、それら複数の
ファイルの各々について、各ファイルに付与すべき付加
情報が当該ファイルのファイル情報とともに管理情報と
して格納される。そして、所望のファイルの付加情報を
取り出すに際しては、当該ファイルとともに格納された
ファイル情報と、当該ファイルの管理情報として付加情
報とともに格納されたファイル情報とを比較する。この
比較の結果、両ファイル情報が一致した場合、上記所望
のファイルに対応する付加情報が読み出される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面を参照して本発
明の実施の形態を説明する。
【0020】(実施形態1)実施形態1では、ファイル
情報として、ファイルの作成日付を用いて管理する場合
を説明する。
【0021】図1は、本実施形態のファイル管理機能を
実現する情報処理装置の概略の構成を示すブロック図で
ある。同図において、1はCPUであり、ROM2に格
納された制御プログラム、或はRAM3にロードされた
制御プログラムにより各種の制御を実現する。2はRO
Mであり、CPU1が実行する制御プログラムや各種の
データを格納する。3はRAMであり、CPU1が実行
する制御プログラムをロードして格納するとともに、C
PU1が各種の制御を実行する際の作業領域を提供す
る。
【0022】4はディスプレイであり、CPU1の制御
により各種表示を行う。5はキーボードであり、本情報
処理装置に各種の入力操作を行う。なお、入力操作を行
うための構成としては、マウス等のポインティングデバ
イスを用いてもよい。6はハードディスクであり、各種
データファイルを格納する。7はFDドライブであり、
フロッピーディスクに対するデータの読み書きを実行す
る。8はバスであり、上述の各構成を接続し、相互のデ
ータの授受を可能とする。
【0023】図2は本実施形態におけるファイルの格納
状態を説明する図である。本例では、DOSやWind
ows等に用いられているディレクトリ構造でファイル
を管理している。即ち、ハードディスク6或はフロッピ
ーディスクにおいて、図2に示したような構成でファイ
ルが格納される。
【0024】図2において、ディレクトリAには、Fil
e.1からFile.4までの4個のファイル、ディレクトリ
Bには、File.aからFile.dまでの4個のファイルがあ
る。そして、ディレクトリA及びBの夫々には、付加情
報管理ファイル11、12があり、各々の付加情報が管
理されている。これら付加情報管理ファイル11、12
のフォーマットを図3を用いて説明する。
【0025】図3は付加情報管理ファイルにおける、フ
ァイル1つ分の付加情報管理データのデータ構成を表す
図である。図3において、フィールド20は、付加情報
を付ける対象のファイルのファイル名を格納するフィー
ルドである。フィールド21は、付加情報を付ける対象
のファイルが作成された日付を格納するフィールドであ
る。フィールド23は、実際の付加情報、例えば、作成
者、作成者のコメント、検索のためのキーワード等を格
納するフィールドである。
【0026】図4は図2に示した付加情報管理ファイル
11、12のデータ構成を表す図である。同図に示すよ
うに、付加情報管理ファイル11には、ディレクトリA
にある“File.1”から“File.4”の4つのファイルを
管理するための付加情報管理データが、付加情報管理フ
ァイル12にはディレクトリBにある“File.a”から
“File.d”の4つのファイルを管理するための付加情
報管理データが格納されている。
【0027】以上のような構成を備える本実施形態の情
報処理装置における動作について以下に説明する。図5
は実施形態1における付加情報管理の処理手順を表すフ
ローチャートである。なお、図5のフローチャートで示
される制御を実現するための制御プログラムはハードデ
ィスク6或はフロッピーディスクよりRAM3にロード
され、CPU1によって実行されるものとする。制御プ
ログラムの提供方法はもちろんこれに限られず、例えば
ROM2に格納されていてもよい。
【0028】まず、ステップS30では、選択されたフ
ァイルの作成日付を、当該ファイルより獲得する。次
に、ステップS31では、当該ファイルの格納されたデ
ィレクトリにある付加情報管理ファイルから、当該ファ
イルの付加情報管理データをファイル名によって検索
し、そのファイルが作成された日付(フィールド22の
内容)を獲得する処理を行う。次にステップS32に移
り、ステップS30,S31で取り出した2つの日付を
比較し、ファイルが更新された可能性がある場合、すな
わちステップS30とS31で取り出した日付が異なる
場合にはステップS33へ進む。ステップS33では、
付加情報管理ファイル内の該当する付加情報管理データ
を無効にする処理を行う。一方、当該ファイルより獲得
した日付と付加情報管理ファイルから獲得した日付が同
じであった場合には、ステップS34に分岐する。ステ
ップS34では、該当するファイルの付加情報データ
(フィールド23の内容)を読み出す処理を行うように
動作する。
【0029】上記のフローチャートに基づき、実施形態
1の動作を更に具体的に説明する。ここでは、図2の1
0に示す様に、ディレクトリBにあるファイル“File.
a”を、ディレクトリAのファイル“File.1”に“Fil
e.1”という名前で移動/複写した場合を例に挙げて説
明する。
【0030】この移動作業は、例えばDOS或はWin
dowsにおける“MOVE”コマンド、もしくは“C
OPY”コマンドを用いて行うことができる。なお、こ
の操作によって作成されたディレクトリAの下にある新
しい“File.1”のファイル作成日付は、以前のディレ
クトリBの下にあった“File.a”と同じ作成日付が与
えられるとする。
【0031】さて、例えばMOVEコマンドでファイル
操作を行った場合、上述した付加情報管理ファイルを扱
う付加情報管理ソフト以外の環境でファイルの移動作業
が行われたことになる。このため、ディレクトリA,B
にある各付加情報管理ファイル11、12は、この移動
作業をする前の状態のままとなる。すなわち、ディレク
トリAの下にある付加情報管理ファイル11内で管理し
ている“File.1”の付加情報管理データは、MOVE
コマンドによるファイル操作後の“File.1”に対して
は整合性が失われ、使えない状態になっている。
【0032】上述したような状態において、本実施形態
の付加情報管理ソフトを起動して、ディレクトリAの下
にあるファイルの付加情報を読み出す場合、上述の図5
のフローチャートで示した制御が実行される。
【0033】ここで、“File.1”の内容は、移動元の
“File.a”のファイルとなっており、その作成日付は
“94/9/6”である。従って、ステップS30で取
り出されるファイルの作成日付は“94/9/6”とな
る。一方、付加情報管理ファイル11に対しては何の変
更も加えられていないので、ステップS32で取り出さ
れるファイル作成日付は“94/9/1”となる。そこ
でステップS32で比較すると、“94/9/6”≠
“94/9/1”であるので、“File.1”のファイル
作成日付の方が新しいことになりステップS33に分岐
する。
【0034】ステップS33で、“File.1”に関する
付加情報フィールドを全て空にする。これにより、この
新しい“File.1”に関する付加情報は無くなり、誤っ
て昔の“File.1”に関する付加情報を読み出すことは
無くなる。必要に応じてユーザがこの新しい“File.
1”に関する付加情報を追加することになる。その他の
ディレクトリAの下にあるファイル“File.2”から“F
ile.4”までは、ステップS32の日付比較処理におい
て、ステップS30とS31で取り出した日付は同じに
なるのでステップS34に分岐し、付加情報データを取
り出すことが可能である。以上の処理の結果、付加情報
管理ファイル11の更新後の内容を図6に示す。
【0035】なお、上記実施形態では、DOSもしくは
Windowsの“COPY”コマンド、“MOVE”
コマンドにより、移動されて新しく出来るファイルの作
成日付は、移動元のファイルの作成日付をそのまま受け
継ぐ場合を説明したが、これに限るものではない。例え
ば、ファイルの移動/複写作業を行った日付が新しいフ
ァイルの日付になるファイル移動/複写コマンドを用い
た場合でも同様の処理が可能である。
【0036】(実施形態2)上記実施形態1では、実際
のファイルと付加情報管理ファイル内の情報との整合性
と取るためにファイル作成日付と付加情報管理ファイル
内で管理しているファイル作成日付を比較している。実
施形態2では、ファイル作成日付の比較と同時に、ファ
イルサイズも比較する。
【0037】本実施形態2での付加情報管理ファイルの
フォーマットを図7に示す。図中、実施形態1(図3)
で用いたフォーマットのフィールドと同じフィールドに
は、同じ番号を付与し、説明を省略する。図7におい
て、フィールド50は、ファイルサイズフィールドであ
り、付加情報を付加する対象のファイルのバイト数を格
納する。
【0038】図7のごときフォーマットを用いた実施形
態2の処理について説明する。図8は実施形態2におけ
る付加情報管理の処理手順を表すフローチャートであ
る。なお、図8に示される制御を実現するための制御プ
ログラムの提供方法は実施形態1と同様である。また、
図8において、実施形態1(図5)と同じ処理には、同
一のステップ番号を付与し、説明を省略する。
【0039】ステップS32においてファイル作成日付
の比較を行ない、この日付の比較において、付加情報管
理データと対象ファイルとの整合性がとれると判断でき
た場合は、ステップS60に移る。ステップS60で
は、対象としているファイルのバイト数を獲得する。次
にステップS61で、当該ファイルに対応する付加情報
管理データのフィールド50(図7)に格納されている
バイト数を獲得する。その後、ステップS62に進み、
ステップS60,S61で獲得したファイル長を比較す
る。そこでファイルのバイト数が一致するとそのファイ
ルと付加情報管理ファイル内のその情報は整合性がとれ
ていると判断し、付加情報データの取り出し処理を行
う。一方、2つのバイト数(ファイル長)が異なってい
る場合には、ステップS33に移り、該当する付加情報
を無効にする処理を行う。
【0040】以上のように実施形態2によれば、日付の
情報に加えて、ファイル長を用いて付加情報との整合性
をチェックするので、より正確に付加情報を管理でき
る。
【0041】(実施形態3)実施形態3では、付加情報
を管理しているアプリケーション・ソフト(付加情報管
理アプリケーションと称する)から各アプリケーション
を呼び出し、管理しているファイルの内容を変更/更新
した場合を説明する。この場合、上記実施形態1、2で
説明したファイルの作成日付、ファイルのバイト数が、
付加情報管理ファイルで管理している値と変わってしま
うため、不都合が生じる。
【0042】この場合には、各アプリケーション・ソフ
トでファイルを更新した後に、付加情報管理アプリケー
ションに制御を返し、更新されたファイルの付加管理情
報に対して有効化/無効化/変更のいずれを行うかをユ
ーザに確認するようにする。この場合、このディスプレ
イ4に専用のポップアップウインドウを表示するなどし
て、付加管理情報に対する処理についてユーザに決定を
促すようにする。
【0043】ユーザが無効化が選択された場合は、管理
情報ファイルから該当するデータを削除する。また、有
効化が選択された場合は、ファイルの作成日付、ファイ
ルのバイト数を更新する。更に、付加管理情報を変更す
る場合には、上記有効化の場合の処理の他、フィールド
23内の付加情報を変更する。
【0044】以上のように実施形態3によれば、ファイ
ルに対して何等かの更新がなされた場合に、管理情報デ
ータの更新が催促されるので、付加管理情報を適切な内
容に保つことが容易となる。
【0045】以上説明したように、上記の各実施形態に
よれば、付加情報がつけられたファイルを付加情報を管
理しているソフト以外の環境/コマンドで移動/複写等
を行った場合に発生する、実際のファイルと付加情報デ
ータとの間の不一致の問題に対する解決法方が提供され
る。例えば、実施形態1によれば、ファイルの作成日付
と付加情報管理ファイル内のファイルの作成日付を比較
することによって整合性を判断することが出来る。
【0046】また、実施形態2によれば、移動元のファ
イル作成日付と移動先のファイルの作成日付がもし同じ
であっても、ファイルのバイト数で比較することによ
り、整合性判断の精度を向上することが出来る。このフ
ァイルのバイト数で比較する方法は、特に画像データを
符号化して管理する場合に有効である。例えば、MM
R,JBIG,JPEG,MPEG方式等でデータ圧縮
・符号化された場合には、元画像のファイルサイズが同
じであっても符号化データのバイト数まで同じになる可
能性は大変低いためである。
【0047】また、管理しているファイルを更新した場
合は、付加情報管理データを有効化/無効化/変更する
かを決定すべくユーザを促すことにより、付加情報管理
データを常に適切な状態に保つことが容易となる。
【0048】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明はシステム或は装置にプロ
グラムを供給することによって達成される場合にも適用
できることは言うまでもない。この場合、本発明に係る
プログラムを格納した記憶媒体が、本発明を構成するこ
とになる。そして、該記憶媒体からそのプログラムをシ
ステム或は装置に読み出すことによって、そのシステム
或は装置が、予め定められた仕方で動作する。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
ファイルの内容に従ったファイル情報を用いてファイル
と付加情報との整合性を確認することが可能となり、整
合性チェックの精度をより向上することができる。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のファイル管理機能を実現する情報
処理装置の概略の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態におけるファイルの格納状態を説明
する図である。
【図3】付加情報管理ファイルにおける、ファイル1つ
分の付加情報管理データのデータ構成を表す図である。
【図4】図2に示した付加情報管理ファイル11、12
のデータ構成を表す図である。
【図5】実施形態1における付加情報管理の処理手順を
表すフローチャートである。
【図6】以上の処理の結果、付加情報管理ファイル11
の更新後の内容を示す図である。
【図7】本実施形態2での付加情報管理ファイルのフォ
ーマットを示す図である。
【図8】実施形態2における付加情報管理の処理手順を
表すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 ディスプレイ 5 キーボード 6 ハードディスク 7 FDドライブ 8 バス

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のファイルをそのファイル情報とと
    もに格納する第1格納手段と、 前記複数のファイルの各々について、各ファイルに付与
    する付加情報を当該ファイルのファイル情報とともに管
    理情報として格納する第2格納手段と、 所望のファイルの付加情報の取り出しに際して、前記第
    1格納手段で格納された当該ファイルのファイル情報と
    前記第2格納手段で格納された当該ファイルに対応する
    ファイル情報とを比較する比較手段と、 前記比較手段による比較の結果、両ファイル情報が一致
    した場合、前記所望のファイルに対応する付加情報を読
    み出す読出し手段とを備えることを特徴とする情報処理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記比較手段による比較の結果、両ファ
    イルが不一致であった場合、当該ファイルに対応する管
    理情報を破棄する破棄手段を更に備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記ファイル情報は、ファイルの作成日
    付であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ファイル情報は、ファイルのサイズ
    であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1格納手段は、複数のファイルを
    階層的に格納し、 前記第2格納手段は、前記階層の各階層毎に、当該階層
    に属する各ファイルに付与する付加情報を当該ファイル
    のファイル情報とともに管理情報として格納することを
    特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 ファイルに対して変更が生じた場合、当
    該ファイルに対する管理情報中のファイル情報を更新す
    る更新手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記
    載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 ファイルに対して変更が生じた場合、当
    該ファイルに対する管理情報中の付加情報を変更する変
    更手段を更に備えることを特徴とする請求項6に記載の
    情報処理装置。
  8. 【請求項8】 ファイルに対して変更が生じた場合、操
    作者の指示によって当該ファイルに対する管理情報を削
    除する削除手段を更に備えることを特徴とする請求項1
    に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 複数のファイルをそのファイル情報とと
    もに格納する第1格納工程と、 前記複数のファイルの各々について、各ファイルに付与
    する付加情報を当該ファイルのファイル情報とともに管
    理情報として格納する第2格納工程と、 所望のファイルの付加情報の取り出しに際して、前記第
    1格納工程で格納された当該ファイルのファイル情報と
    前記第2格納工程で格納された当該ファイルに対応する
    ファイル情報とを比較する比較工程と、 前記比較工程による比較の結果、両ファイル情報が一致
    した場合、前記所望のファイルに対応する付加情報を読
    み出す読出し工程とを備えることを特徴とする情報処理
    方法。
  10. 【請求項10】 前記比較工程による比較の結果、両フ
    ァイルが不一致であった場合、当該ファイルに対応する
    管理情報を破棄する破棄工程を更に備えることを特徴と
    する請求項9に記載の情報処理方法。
  11. 【請求項11】 前記ファイル情報は、ファイルの作成
    日付であることを特徴とする請求項9に記載の情報処理
    方法。
  12. 【請求項12】 前記ファイル情報は、ファイルのサイ
    ズであることを特徴とする請求項9に記載の情報処理方
    法。
  13. 【請求項13】 前記第1格納工程は、複数のファイル
    を階層的に格納し、 前記第2格納工程は、前記階層の各階層毎に、当該階層
    に属する各ファイルに付与する付加情報を当該ファイル
    のファイル情報とともに管理情報として格納することを
    特徴とする請求項9に記載の情報処理方法。
  14. 【請求項14】 ファイルに対して変更が生じた場合、
    当該ファイルに対する管理情報中のファイル情報を更新
    する更新工程を更に備えることを特徴とする請求項9に
    記載の情報処理方法。
  15. 【請求項15】 ファイルに対して変更が生じた場合、
    当該ファイルに対する管理情報中の付加情報を変更する
    変更工程を更に備えることを特徴とする請求項14に記
    載の情報処理方法。
  16. 【請求項16】 ファイルに対して変更が生じた場合、
    操作者の指示によって当該ファイルに対する管理情報を
    削除する削除工程を更に備えることを特徴とする請求項
    9に記載の情報処理方法。
JP7182557A 1995-07-19 1995-07-19 情報処理方法及び装置 Withdrawn JPH0934764A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7182557A JPH0934764A (ja) 1995-07-19 1995-07-19 情報処理方法及び装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7079282B2 (en) 2000-06-21 2006-07-18 Canon Kabushiki Kaisha Print output unit calibration system
JP2010092239A (ja) * 2008-10-07 2010-04-22 Alpine Electronics Inc ファイルシステム管理装置

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