JPH11353212A - 領域共用ファイル内のメンバ管理方法および装置 - Google Patents

領域共用ファイル内のメンバ管理方法および装置

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JPH11353212A
JPH11353212A JP10163054A JP16305498A JPH11353212A JP H11353212 A JPH11353212 A JP H11353212A JP 10163054 A JP10163054 A JP 10163054A JP 16305498 A JP16305498 A JP 16305498A JP H11353212 A JPH11353212 A JP H11353212A
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JP10163054A
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Kenji Mori
研司 森
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 領域共用ファイルにおいて、ディレクトリブ
ロックでディレクトリエントリのオーバフローが発生し
た場合のメンバの高速検索処理を可能とする。 【解決手段】 メンバ登録手段12は、ディレクトリブ
ロック51を決定し、該ディレクトリブロック51に空
き領域がない場合は該ディレクトリブロック51のブロ
ックヘッダ52にオーバフロー発生情報を記録し、オー
バフローディレクトリ部6のオーバフローディレクトリ
ブロック61にディレクトリエントリ63を登録する。
メンバ検索手段12は、ディレクトリブロック51を決
定し、該ディレクトリブロック51内に該メンバのディ
レクトリエントリ53が存在しない場合は該ディレクト
リブロック51のブロックヘッダ52のオーバフロー発
生情報を参照して過去にオーバフローが発生していれば
オーバフローディレクトリ部6のオーバフローディレク
トリブロック61内のディレクトリエントリ63を検索
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は領域共用ファイル内
のメンバ管理方法および装置に関し、特に複数のホスト
コンピュータから共用される領域共用ファイル内のメン
バ管理方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の領域共用ファイル内のメンバ管理
方法および装置では、領域共用ファイルが、ファイルラ
ベルと、ブロックヘッダおよび1つ以上のディレクトリ
エントリからなるディレクトリブロックを1つ以上格納
するディレクトリ部と、ブロックヘッダおよび1つ以上
のディレクトリエントリからなるオーバフローディレク
トリブロックを1つ以上格納するオーバフローディレク
トリ部と、1つ以上のデータブロックを格納するデータ
部とが階層構造をなし、メンバが1つのディレクトリエ
ントリと1つ以上のデータブロックとから構成される場
合、領域共用ファイルにおいてオーバフローディレクト
リ部のオーバフローディレクトリブロックを使用してい
るかどうかを表す情報(オーバフローディレクトリ使用
情報)をファイルラベルに持っていた。
【0003】このような従来の領域共用ファイル内のメ
ンバ管理方法および装置では、ディレクトリ部のディレ
クトリブロックでオーバフローが発生した場合には、フ
ァイルラベルにオーバフローディレクトリ使用情報を記
録して、オーバフローディレクトリ部のオーバフローデ
ィレクトリブロックにディレクトリブロックを登録して
いた。また、ファイルラベルのオーバフローディレクト
リ使用情報をホストコンピュータのメモリ上に反映して
いた。
【0004】なお、先行技術文献として、特開平4−1
13426号公報があるが、この公報に開示された「ラ
イブラリ型ファイルのディレクトリ拡張方式」では、デ
ィレクトリブロックがオーバフローした場合に拡張ディ
レクトリ領域を作成してサブファイル記述情報(ディレ
クトリエントリに相当)を格納するようにし、作成され
た拡張ディレクトリ領域もオーバフローする場合にディ
レクトリオーバフロー領域にサブファイル記述情報を登
録するようにしている。このため、サブファイル(メン
バに相当)の検索時には、ディレクトリブロック,拡張
ディレクトリ領域,およびオーバフローディレクトリ領
域と順次検索しなければならず、サブファイルの検索処
理に一層の時間を要するものである。
【0005】また、先行技術文献として、特開平1−1
62951号公報もあるが、この公報に開示された「フ
ァイル管理方式」は、ファイルをディレクトリが1回で
アクセスできるブロック単位に分割して管理する技術で
あり、本発明の前提とするファイルとは構造を異にする
ファイルを扱うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の領域共
用ファイル内のメンバ管理方法および装置には、次のよ
うな問題点があった。
【0007】第1の問題点は、ディレクトリ部において
ディレクトリエントリのオーバフローが発生している場
合には、領域共用ファイルにおけるメンバの検索処理が
遅くなるということである。その理由は、領域共用ファ
イルにおいてオーバフローディレクトリ部のオーバフロ
ーディレクトリブロックを使用しているかどうかを表す
オーバフローディレクトリ使用情報をファイルラベルに
持っているだけであったので、たかだか1つのディレク
トリブロックでオーバフローが発生した場合でも、全て
のディレクトリブロック中のディレクトリエントリの検
索処理で、オーバフローディレクトリブロックの中のデ
ィレクトリエントリの検索処理を行う必要があるためで
ある。
【0008】第2の問題点は、複数のホストコンピュー
タから共用されている領域共用ファイルの場合、メンバ
の検索処理がよりいっそう遅くなるということである。
その理由は、ファイルラベル上のオーバフローディレク
トリ使用情報をホストコンピュータのメモリ上のオーバ
フローディレクトリ使用情報に反映する処理が必要とな
るためである。
【0009】本発明の第1の目的は、領域共用ファイル
において、ディレクトリブロックでディレクトリエント
リのオーバフローが発生した場合のメンバの高速検索処
理を可能とする領域共用ファイル内のメンバ管理方法を
提供することにある。
【0010】本発明の第2の目的は、複数のホストコン
ピュータで共用する領域共用ファイルにおいて、ディレ
クトリブロックでディレクトリエントリのオーバフロー
が発生した場合のメンバの高速検索処理を可能とする領
域共用ファイル内のメンバ管理装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の領域共用ファイ
ル内のメンバ管理方法は、ファイルラベルと、ブロック
ヘッダおよび1つ以上のディレクトリエントリからなる
ディレクトリブロックを1つ以上格納するディレクトリ
部と、ブロックヘッダおよび1つ以上のディレクトリエ
ントリからなるオーバフローディレクトリブロックを1
つ以上格納するオーバフローディレクトリ部と、1つ以
上のデータブロックを格納するデータ部とが階層構造を
なし、メンバが1つのディレクトリエントリと1つ以上
のデータブロックとから構成される領域共用ファイル内
のメンバ管理方法において、前記ディレクトリ部のディ
レクトリブロックのブロックヘッダに当該ディレクトリ
ブロックでディレクトリエントリのオーバフローが発生
したかどうかを表すオーバフロー発生情報を記録し、前
記ディレクトリ部のディレクトリブロックのブロックヘ
ッダ中のオーバフロー発生情報を使用して前記オーバフ
ローディレクトリ部のオーバフローディレクトリブロッ
ク内のディレクトリエントリを検索するかどうかを制御
することを特徴とする。
【0012】また、本発明の領域共用ファイル内のメン
バ管理装置は、ファイルラベルと、ブロックヘッダおよ
び1つ以上のディレクトリエントリからなるディレクト
リブロックを1つ以上格納するディレクトリ部と、ブロ
ックヘッダおよび1つ以上のディレクトリエントリから
なるオーバフローディレクトリブロックを1つ以上格納
するオーバフローディレクトリ部と、1つ以上のデータ
ブロックを格納するデータ部とが階層構造をなし、メン
バが1つのディレクトリエントリと1つ以上のデータブ
ロックとから構成される領域共用ファイル内のメンバ管
理装置において、メンバの登録時に該メンバのメンバ名
を乱変換することによりディレクトリエントリを登録す
るディレクトリブロックを決定し、該ディレクトリブロ
ックに新たなディレクトリエントリを登録可能な空き領
域がある場合は該ディレクトリブロックにディレクトリ
エントリを登録し、該ディレクトリブロックに新たなデ
ィレクトリエントリを登録可能な空き領域がない場合は
該ディレクトリブロックのブロックヘッダにオーバフロ
ー発生情報を記録し、前記オーバフローディレクトリ部
のオーバフローディレクトリブロックにディレクトリエ
ントリを登録するメンバ登録手段と、メンバの検索時に
該メンバのメンバ名を乱変換することによりディレクト
リエントリを検索するディレクトリブロックを決定し、
該ディレクトリブロック内に該メンバのディレクトリエ
ントリが存在しない場合は該ディレクトリブロックのブ
ロックヘッダのオーバフロー発生情報を参照して該ディ
レクトリブロックで過去にディレクトリエントリのオー
バフローが発生していれば前記オーバフローディレクト
リ部のオーバフローディレクトリブロック内のディレク
トリエントリを検索し、該ディレクトリブロックで過去
にディレクトリエントリのオーバフローが発生していな
ければ前記オーバフローディレクトリ部のオーバフロー
ディレクトリブロック内のディレクトリエントリの検索
を行わないメンバ検索手段とを有することを特徴する。
【0013】さらに、本発明の領域共用ファイル内のメ
ンバ管理装置は、ファイルラベルと、ブロックヘッダお
よび1つ以上のディレクトリエントリからなるディレク
トリブロックを1つ以上格納するディレクトリ部と、ブ
ロックヘッダおよび1つ以上のディレクトリエントリか
らなるオーバフローディレクトリブロックを1つ以上格
納するオーバフローディレクトリ部と、1つ以上のデー
タブロックを格納するデータ部とが階層構造をなし、メ
ンバが1つのディレクトリエントリと1つ以上のデータ
ブロックとから構成される領域共用ファイル内のメンバ
管理装置において、メンバの登録時に該メンバのメンバ
名を乱変換することによりディレクトリエントリを登録
するディレクトリブロックを決定し、該ディレクトリブ
ロックに新たなディレクトリエントリを登録可能な空き
領域がある場合は該ディレクトリブロックにディレクト
リエントリを登録し、該ディレクトリブロックに新たな
ディレクトリエントリを登録可能な空き領域がない場合
は該ディレクトリブロックのブロックヘッダにオーバフ
ロー発生情報を記録し、前記オーバフローディレクトリ
部のオーバフローディレクトリブロックにディレクトリ
エントリを登録するメンバ登録手段と、メンバの検索時
に該メンバのメンバ名を乱変換することによりディレク
トリエントリを検索するディレクトリブロックを決定
し、該ディレクトリブロック内に該メンバのディレクト
リエントリが存在しない場合は該ディレクトリブロック
のブロックヘッダのオーバフロー発生情報を参照して該
ディレクトリブロックで過去にディレクトリエントリの
オーバフローが発生していれば前記オーバフローディレ
クトリ部のオーバフローディレクトリブロック内のディ
レクトリエントリを検索し、該ディレクトリブロックで
過去にディレクトリエントリのオーバフローが発生して
いなければ前記オーバフローディレクトリ部のオーバフ
ローディレクトリブロック内のディレクトリエントリの
検索を行わないメンバ検索手段と、メンバの更新時に前
記メンバ検索手段を用いてメンバの検索を行い、該メン
バが登録されている場合は該メンバの更新処理を行い、
該メンバが登録されていない場合は更新エラー情報を返
却するメンバ更新手段と、メンバの削除時に前記メンバ
検索手段を用いてメンバの検索を行い、該メンバが登録
されていない場合は削除エラー情報を返却し、該メンバ
が登録されている場合は該メンバの削除処理を行い、削
除したメンバのディレクトリエントリがオーバフローデ
ィレクトリブロックに存在していたかどうかの判断を行
い、オーバフローディレクトリブロックに存在していた
場合は、削除したメンバのディレクトリエントリが前記
オーバフローディレクトリ部の最後のディレクトリエン
トリであるかどうかを判断し、最後のディレクトリエン
トリであった場合は前記ファイルラベル内のオーバフロ
ーディレクトリ使用情報を削除し、メモリ上のオーバフ
ローディレクトリ使用情報を削除するメンバ削除手段と
を有することを特徴する。
【0014】一方、本発明の記録媒体は、コンピュータ
に、ファイルラベルと、ブロックヘッダおよび1つ以上
のディレクトリエントリからなるディレクトリブロック
を1つ以上格納するディレクトリ部と、ブロックヘッダ
および1つ以上のディレクトリエントリからなるオーバ
フローディレクトリブロックを1つ以上格納するオーバ
フローディレクトリ部と、1つ以上のデータブロックを
格納するデータ部とが階層構造をなし、メンバが1つの
ディレクトリエントリと1つ以上のデータブロックとか
ら構成される領域共用ファイルに対して、前記ディレク
トリ部のディレクトリブロックのブロックヘッダに当該
ディレクトリブロックでディレクトリエントリのオーバ
フローが発生したかどうかを表すオーバフロー発生情報
を記録する手順と、前記ディレクトリ部のディレクトリ
ブロックのブロックヘッダ中のオーバフロー発生情報を
使用して前記オーバフローディレクトリ部のオーバフロ
ーディレクトリブロック内のディレクトリエントリを検
索するかどうかを制御する手順とを実行させるためのプ
ログラムを記録する。
【0015】また、本発明の記録媒体は、コンピュータ
に、ファイルラベルと、ブロックヘッダおよび1つ以上
のディレクトリエントリからなるディレクトリブロック
を1つ以上格納するディレクトリ部と、ブロックヘッダ
および1つ以上のディレクトリエントリからなるオーバ
フローディレクトリブロックを1つ以上格納するオーバ
フローディレクトリ部と、1つ以上のデータブロックを
格納するデータ部とが階層構造をなし、メンバが1つの
ディレクトリエントリと1つ以上のデータブロックとか
ら構成される領域共用ファイルに対して、メンバの登録
時に該メンバのメンバ名を乱変換することによりディレ
クトリエントリを登録するディレクトリブロックを決定
し、該ディレクトリブロックに新たなディレクトリエン
トリを登録可能な空き領域がある場合は該ディレクトリ
ブロックにディレクトリエントリを登録し、該ディレク
トリブロックに新たなディレクトリエントリを登録可能
な空き領域がない場合は該ディレクトリブロックのブロ
ックヘッダにオーバフロー発生情報を記録し、前記オー
バフローディレクトリ部のオーバフローディレクトリブ
ロックにディレクトリエントリを登録するメンバ登録手
段,およびメンバの検索時に該メンバのメンバ名を乱変
換することによりディレクトリエントリを検索するディ
レクトリブロックを決定し、該ディレクトリブロック内
に該メンバのディレクトリエントリが存在しない場合は
該ディレクトリブロックのブロックヘッダのオーバフロ
ー発生情報を参照して該ディレクトリブロックで過去に
ディレクトリエントリのオーバフローが発生していれば
前記オーバフローディレクトリ部のオーバフローディレ
クトリブロック内のディレクトリエントリを検索し、該
ディレクトリブロックで過去にディレクトリエントリの
オーバフローが発生していなければ前記オーバフローデ
ィレクトリ部のオーバフローディレクトリブロック内の
ディレクトリエントリの検索を行わないメンバ検索手段
として機能させるためのプログラムを記録する。
【0016】さらに、本発明の記録媒体は、コンピュー
タを、ファイルラベルと、ブロックヘッダおよび1つ以
上のディレクトリエントリからなるディレクトリブロッ
クを1つ以上格納するディレクトリ部と、ブロックヘッ
ダおよび1つ以上のディレクトリエントリからなるオー
バフローディレクトリブロックを1つ以上格納するオー
バフローディレクトリ部と、1つ以上のデータブロック
を格納するデータ部とが階層構造をなし、メンバが1つ
のディレクトリエントリと1つ以上のデータブロックと
から構成される領域共用ファイルに対して、メンバの登
録時に該メンバのメンバ名を乱変換することによりディ
レクトリエントリを登録するディレクトリブロックを決
定し、該ディレクトリブロックに新たなディレクトリエ
ントリを登録可能な空き領域がある場合は該ディレクト
リブロックにディレクトリエントリを登録し、該ディレ
クトリブロックに新たなディレクトリエントリを登録可
能な空き領域がない場合は該ディレクトリブロックのブ
ロックヘッダにオーバフロー発生情報を記録し、前記オ
ーバフローディレクトリ部のオーバフローディレクトリ
ブロックにディレクトリエントリを登録するメンバ登録
手段,メンバの検索時に該メンバのメンバ名を乱変換す
ることによりディレクトリブロックを検索するディレク
トリブロックを決定し、該ディレクトリブロック内に該
メンバのディレクトリエントリが存在しない場合は該デ
ィレクトリブロックのブロックヘッダのオーバフロー発
生情報を参照して該ディレクトリブロックで過去にディ
レクトリエントリのオーバフローが発生していれば前記
オーバフローディレクトリ部のオーバフローディレクト
リブロック内のディレクトリエントリを検索し、該ディ
レクトリブロックで過去にディレクトリエントリのオー
バフローが発生していなければ前記オーバフローディレ
クトリ部のオーバフローディレクトリブロック内のディ
レクトリエントリの検索を行わないメンバ検索手段,メ
ンバの更新時に前記メンバ検索手段を用いてメンバの検
索を行い、該メンバが登録されている場合は該メンバの
更新処理を行い、該メンバが登録されていない場合は更
新エラー情報を返却するメンバ更新手段,およびメンバ
の削除時に前記メンバ検索手段を用いてメンバの検索を
行い、該メンバが登録されていない場合は削除エラー情
報を返却し、該メンバが登録されている場合は該メンバ
の削除処理を行い、削除したメンバのディレクトリエン
トリがオーバフローディレクトリブロックに存在してい
たかどうかの判断を行い、オーバフローディレクトリブ
ロックに存在していた場合は、削除したメンバのディレ
クトリエントリが前記オーバフローディレクトリ部の最
後のディレクトリエントリであるかどうかを判断し、最
後のディレクトリエントリであった場合は前記ファイル
ラベル内のオーバフローディレクトリ使用情報を削除
し、メモリ上のオーバフローディレクトリ使用情報を削
除するメンバ削除手段として機能させるためのプログラ
ムを記録する。
【0017】本発明の領域共用ファイル内のメンバ管理
方法および装置では、領域共用ファイルに登録されてい
るメンバは、1つのディレクトリエントリと、1つ以上
のデータブロックとから構成されている。メンバ登録手
段は、ディレクトリエントリを登録するディレクトリブ
ロックを、登録するメンバのメンバ名を乱変換(ハッシ
ュ変換)することにより決定する。乱変換により決定さ
れたディレクトリブロックに新たなディレクトリエント
リを登録可能な空き領域がある場合は、決定されたディ
レクトリブロックにディレクトリエントリを登録する
が、空き領域が無く登録が不可能な場合は、ブロックヘ
ッダにオーバフロー発生情報を登録し、オーバフローデ
ィレクトリブロックにディレクトリエントリを登録す
る。なお、オーバフローディレクトリブロックは乱変換
を使用せずに、先頭から順次に使用される。メンバ検索
手段は、乱変換により決定されたディレクトリブロック
内に検索するメンバのディレクトリエントリが存在しな
い場合は、ブロックヘッダのオーバフロー発生情報を参
照し、当該ディレクトリブロックで過去にオーバフロー
が発生している場合のみ、オーバフローディレクトリブ
ロックを検索する。このようにして、ディレクトリブロ
ックでオーバフローが発生している領域共用ファイルに
おける高速なメンバ検索を可能にする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳しく説明する。
【0019】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
領域共用ファイル内のメンバ管理方法および装置が適用
された情報処理システムの構成を示すブロック図であ
る。この情報処理システムは、プログラム制御により動
作するホストコンピュータ(中央処理装置;プロセッ
サ;データ処理装置)1が複数台、領域共用ファイル3
に接続されて構成されている。
【0020】領域共用ファイル3は、ファイルラベル4
と、ブロックヘッダ52および1つ以上のディレクトリ
エントリ53からなるディレクトリブロック51を1つ
以上格納するディレクトリ部5と、ブロックヘッダ62
および1つ以上のディレクトリエントリ63からなるオ
ーバフローディレクトリブロック61を1つ以上格納す
るオーバフローディレクトリ部6と、1つ以上のデータ
ブロック71を格納するデータ部7とが階層構造をなし
て構成されている。なお、メンバは、1つのディレクト
リエントリ53または63と、1つ以上のデータブロッ
ク71とから構成されている。
【0021】ファイルラベル4は、図2(a)に示すよ
うに、領域共用ファイル3のファイル属性情報と、領域
共用ファイル3がオーバフローディレクトリ部6を使用
しているか否かを表すオーバフロディレクトリ使用情報
とを含む。オーバフロディレクトリ使用情報は、0でオ
ーバフローディレクトリ未使用を、1でオーバフローデ
ィレクトリ使用をそれぞれ表す。
【0022】ブロックヘッダ52は、図2(b)に示す
ように、当該ディレクトリブロック51でディレクトリ
エントリ53のオーバフローが発生したか否かを表すオ
ーバフロー発生情報と、未使用領域(RFU:Rese
rve for FutureUse)と、当該ディレ
クトリブロック51内に存在するディレクトリエントリ
53が使用している総バイト数を記録するブロック内使
用バイト数とを含む。オーバフロー発生情報は、0でオ
ーバフロー発生を、1でオーバフロー未発生をそれぞれ
表す。
【0023】ブロックヘッダ62は、図2(c)に示す
ように、オーバフロー発生情報が無いことを除けば、ブ
ロックヘッダ52と同様の構成である。
【0024】ディレクトリエントリ53および63は、
図2(d)に示すように、メンバ名と、メンバ毎に一意
に決められた番号であるメンバ識別子と、メンバに割り
当てられた先頭のデータブロック71のアドレスである
開始ブロックアドレスと、メンバに割り当てられた終端
のデータブロック71のアドレスである終了ブロックア
ドレスとを含む。ここでいうメンバとは、領域共用ファ
イル3内に作成される一連のデータの集まりの単位であ
り、1つのディレクトリエントリ53または63と、1
つ以上のデータブロック71とから構成される。
【0025】データ部7は、1つ以上のデータブロック
71で構成される。各データブロック71は、データを
格納するための物理的な最小単位である。
【0026】ホストコンピュータ1は、メンバ検索手段
11と、メンバ登録手段12と、メンバ更新手段13
と、メンバ削除手段14と、オーバフローディレクトリ
使用情報15とを含む。
【0027】メンバ検索手段11は、メンバ名をキーと
して、ディレクトリ部5またはオーバフローディレクト
リ部6に登録されたディレクトリエントリ53または6
3を検索する。
【0028】メンバ登録手段12は、メンバ名をキーと
して、ディレクトリ部5またはオーバフローディレクト
リ部6にディレクトリエントリ53または63を登録す
る。
【0029】メンバ更新手段13は、メンバ名をキーと
して、ディレクトリ部5またはオーバフローディレクト
リ部6に登録されているディレクトリエントリ53また
は63を更新する。
【0030】メンバ削除手段14は、メンバ名をキーと
して、ディレクトリ部5またはオーバフローディレクト
リ部6に登録されているディレクトリエントリ53また
は63を削除する。
【0031】オーバフローディレクトリ使用情報15
は、領域共用ファイル3がオーバフローディレクトリ部
6を使用しているか否かを表す情報であり、ファイルラ
ベル4中のオーバフローディレクトリ使用情報をメモリ
中に格納したものである。
【0032】図3を参照すると、メンバ検索手段11の
処理は、ディレクトリブロック決定ステップA1と、デ
ィレクトリエントリ検索ステップA2と、検索結果判定
ステップA3と、オーバフロー発生判定ステップA4
と、ファイル共用判定ステップA5と、オーバフローデ
ィレクトリ使用情報反映ステップA6と、オーバーフロ
ーディレクトリ部使用判定ステップA7と、オーバフロ
ーディレクトリブロックのディレクトリエントリ検索ス
テップA8と、検索結果判定ステップA9と、検索情報
返却ステップA10と、検索エラー情報返却ステップA
11とからなる。
【0033】図4を参照すると、メンバ登録手段12の
処理は、メンバ検索手段呼び出しステップB1と、検索
結果判定ステップB2と、ディレクトリブロック決定ス
テップB3と、ディレクトリブロックへのディレクトリ
エントリ登録可否判定ステップB4と、ブロックヘッダ
のオーバフロー発生情報登録ステップB5と、ファイル
ラベルのオーバフローディレクトリ使用情報登録ステッ
プB6と、メモリ上のオーバフローディレクトリ使用情
報登録ステップB7と、オーバフローディレクトリブロ
ックへのメンバ登録ステップB8と、ディレクトリブロ
ックへのメンバ登録ステップB9と、登録エラー情報返
却ステップB10とからなる。
【0034】図5を参照すると、メンバ更新手段13の
処理は、メンバ検索手段呼び出しステップC1と、検索
結果判定ステップC2と、メンバ更新処理ステップC3
と、更新エラー情報返却ステップC4とからなる。
【0035】図6を参照すると、メンバ削除手段14の
処理は、メンバ検索手段呼び出しステップD1と、検索
結果判定ステップD2と、メンバ削除処理ステップD3
と、オーバフローディレクトリブロックのディレクトリ
エントリ削除判定ステップD4と、オーバフローディレ
クトリ部の最後ディレクトリエントリ判定ステップD5
と、ファイルラベルのオーバフローディレクトリ使用情
報削除ステップD6と、メモリ上のオーバフローディレ
クトリ使用情報削除ステップD7と、削除エラー情報返
却ステップD8とからなる。
【0036】次に、このように構成された第1の実施の
形態に係る領域共用ファイル内のメンバ管理方法および
装置の動作について、図1ないし図6を参照して説明す
る。
【0037】メンバの検索時には、メンバ検索手段11
は、まずメンバ名を乱変換し、メンバが登録されている
と思われるディレクトリブロック51を決定する(ステ
ップA1)。
【0038】次に、メンバ検索手段11は、ステップA
1で決定したディレクトリブロック51内に検索対象メ
ンバのディレクトリエントリ53があるかどうかを検索
する(ステップA2)。
【0039】ステップA2で検索対象メンバの検索が完
了した場合(ステップA3でイエス)、メンバ検索手段
11は、検索情報を検索要求元に返却し(ステップA1
0)、処理を終了する。
【0040】ステップA2で検索対象メンバの検索が完
了しなかった場合(ステップA3でノー)、メンバ検索
手段11は、ステップA2で検索したディレクトリブロ
ック51でオーバフローが過去に発生したかどうかを、
ブロックヘッダ52内のオーバフロー発生情報を元に判
断する(ステップA4)。なお、従来の領域共用ファイ
ル内のメンバ管理方法では、メンバ検索手段において、
ステップA4での検索したディレクトリブロックでオー
バフローが発生しているかどうかの判断は行えなえなか
ったので、無条件にステップA5のファイルの共用の判
定処理を行っていた。
【0041】検索したディレクトリブロック51でオー
バフローが過去に発生していない場合(ステップA4で
ノー)、メンバ検索手段11は、検索エラー情報を検索
要求元に返却し(ステップA11)、処理を終了する。
【0042】検索したディレクトリブロック51でオー
バフローが過去に発生している場合(ステップA4でイ
エス)、メンバ検索手段11は、対象としている領域共
用ファイル3が複数のホストコンピュータ1で共用され
ているかどうかを判断し(ステップA5)、複数のホス
トコンピュータ1に共用されている場合は、他のホスト
コンピュータ1によって情報が更新されている可能性が
あるため、ファイルラベル4内のオーバフローディレク
トリ使用情報をメモリ上のオーバフローディレクトリ使
用情報15に反映する(ステップA6)。
【0043】この後、メンバ検索手段11は、オーバフ
ローディレクトリ使用情報15を基にオーバフローディ
レクトリ部6が使用されているかどうかの判断を行い
(ステップA7)、オーバフローディレクトリ部6が使
用されていない場合は、検索エラー情報を検索要求元に
返却し(ステップA11)、処理を終了する。
【0044】オーバフローディレクトリ部6が使用され
ている場合(ステップA7でイエス)、メンバ検索手段
11は、オーバフローディレクトリ部6の全てのオーバ
フローディレクトリブロック61内のディレクトリエン
トリ63の検索を行う(ステップA8)。
【0045】ステップA8で検索対象メンバのディレク
トリエントリ63の検索が完了した場合(ステップA9
でイエス)、メンバ検索手段11は、検索情報を検索要
求元に返却し(ステップA10)、処理を終了する。検
索対象メンバの検索が完了しなかった場合(ステップA
9でノー)、メンバ検索手段11は、検索エラー情報を
検索要求元に返却し(ステップA11)、処理を終了す
る。
【0046】メンバの登録時には、メンバ登録手段12
は、まずメンバ検索手段11を用いてメンバの検索を行
う(ステップB1)。次に、メンバ登録手段12は、す
でにメンバが登録されているか否かの判断を行い(ステ
ップB2)、すでにメンバが登録されている場合は、登
録エラー情報を登録要求元に返却し(ステップB1
0)、処理を終了する。
【0047】メンバが登録されていなかった場合(ステ
ップB2でノー)、メンバ登録手段12は、メンバ名を
乱変換し、ディレクトリエントリ53を登録するディレ
クトリブロック51を決定し(ステップB3)、ディレ
クトリブロック51内にディレクトリエントリ53が登
録可能かどうかの判断を行う(ステップB4)。
【0048】ディレクトリブロック51内にディレクト
リエントリ53が登録可能な場合(ステップB4でイエ
ス)は、メンバ登録手段12は、ディレクトリブロック
51に登録メンバのディレクトリエントリ53を登録し
(ステップB9)、処理を終了する。
【0049】ディレクトリブロック51内にディレクト
リエントリ53が登録できない場合(ステップB4でノ
ー)、メンバ登録手段12は、ディレクトリエントリ5
3の登録ができなかったディレクトリブロック51のブ
ロックヘッダ52内にオーバフロー発生情報を登録し
(ステップB5)、ファイルラベル4内のオーバフロー
ディレクトリ使用情報を登録し(ステップB6)、メモ
リ上のオーバフローディレクトリ使用情報15を登録し
(ステップB7)、しかる後にオーバフローディレクト
リブロック61にディレクトリエントリ63の登録を行
い(ステップB8)、処理を終了する。なお、オーバフ
ローディレクトリブロック61は、乱変換を使用せず
に、先頭から順次に使用される。
【0050】メンバの更新時には、メンバ更新手段13
は、まずメンバ検索手段11を用いてメンバの検索を行
う(ステップC1)。次に、メンバ更新手段13は、メ
ンバが登録されているか否かの判断を行い(ステップC
2)、メンバが登録されている場合はメンバの更新処理
を行い(ステップC3)、処理を終了する。メンバが登
録されていない場合は、メンバ更新手段13は、更新エ
ラー情報を更新要求元に返却し(ステップC4)、処理
を終了する。
【0051】メンバの削除時には、メンバ削除手段14
は、まずメンバ検索手段11を用いてメンバの検索を行
う(ステップD1)。次に、メンバ削除手段14は、メ
ンバが登録されているか否かの判断を行い(ステップD
2)、メンバが登録されていない場合は削除エラー情報
を削除要求元に返却し(ステップD8)、処理を終了す
る。
【0052】メンバが登録されている場合(ステップD
2でイエス)、メンバ削除手段14は、メンバの削除処
理を行う(ステップD3)。次に、メンバ削除手段14
は、削除したメンバのディレクトリエントリ53または
63がオーバフローディレクトリブロック61に存在し
ていたかどうかの判断を行い(ステップD4)、オーバ
フローディレクトリブロック61に存在していなかった
場合は処理を終了する。
【0053】オーバフローディレクトリブロック61に
存在していた場合は、メンバ削除手段14は、さらに削
除したメンバのディレクトリエントリ63が、オーバフ
ローディレクトリ部6の最後のディレクトリエントリ6
3であるかどうかを判断し(ステップD5)、最後のデ
ィレクトリエントリ63でなかった場合は処理を終了す
る。
【0054】最後のディレクトリエントリ63であった
場合は、メンバ削除手段14は、ファイルラベル4内の
オーバフローディレクトリ使用情報を削除し(ステップ
D6)、メモリ上のオーバフローディレクトリ使用情報
15を削除し(ステップD7)、処理を終了する。
【0055】なお、上記第1の実施の形態では、ディレ
クトリ部5のブロックヘッダ52中のオーバフロー発生
情報は一旦登録されると、以後削除されることないよう
になっている。原理的には、オーバフローディレクトリ
部6の最後のディレクトリエントリ63だった場合は、
ディレクトリ部5の各ディレクトリブロック51のブロ
ックヘッダ52中のオーバフロー発生情報をすべて削除
することは可能であるが、そのためには、オーバフロー
ディレクトリ部6の最後のディレクトリエントリ63が
削除されるたびに全てのディレクトリブロック51(オ
ーバフローが発生していないかもしれないディレクトリ
ブロック51も含めて)を入力してオーバフロー発生情
報を書き換えた後に再度出力する必要があるため、入出
力回数が増加して、性能上問題があるからである。
【0056】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0057】図7を参照すると、本発明の第2の実施の
形態に係る領域共用ファイル内のメンバ管理方法および
装置は、図1に示した第1の実施の形態に係る領域共用
ファイル内のメンバ管理方法および装置に対して、各ホ
ストコンピュータ1にメンバ検索手段11,メンバ登録
手段12,メンバ更新手段13およびメンバ削除手段1
4として機能させるためのメンバ管理プログラムを記録
した記録媒体2を備えるようにしたものである。この記
録媒体2は、磁気ディスク,半導体メモリ,その他の記
録媒体であってよい。
【0058】メンバ管理プログラムは、記録媒体2から
ホストコンピュータ1に読み込まれ、メンバ検索手段1
1,メンバ登録手段12,メンバ更新手段13およびメ
ンバ削除手段14としてホストコンヒュータ1の動作を
制御する。メンバ管理プログラムの制御によるホストコ
ンピュータ1の動作は、第1の実施の形態に係る領域共
用ファイル内のメンバ管理方法および装置の場合と全く
同様になるので、その詳しい説明を割愛する。
【0059】
【発明の効果】第1の効果は、ディレクトリオーバフロ
ーが発生している領域共用ファイルにおけるメンバの検
索処理の高速化が図れることにある。その理由は、メン
バ検索手段において、検索したディレクトリブロックで
オーバフローが発生していなかった場合、オーバフロー
ディレクトリブロック内のディレクトリエントリの検索
を行う必要がないためである。
【0060】第2の効果は、複数のホストコンピュータ
から共用されている領域共用ファイルの場合、メンバの
検索処理のよりいっそうの高速化が図れることにある。
その理由は、メンバ検索手段において、検索したディレ
クトリブロックでオーバフローが発生していなかった場
合、ファイルラベル内のオーバフローディレクトリ使用
情報のメモリへの反映をする必要がないためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る領域共用ファ
イル内のメンバ管理方法および装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】(a),(b),(c)および(d)は図1中
のファイルラベル,ブロックヘッダ,ブロックヘッダお
よびディレクトリエントリの内容をそれぞれ示す図であ
る。
【図3】図1中のメンバ検索手段の処理を示すフローチ
ャートである。
【図4】図1中のメンバ登録手段の処理を示すフローチ
ャートである。
【図5】図1中のメンバ更新手段の処理を示すフローチ
ャートである。
【図6】図1中のメンバ削除手段の処理を示すフローチ
ャートである。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る領域共用ファ
イル内のメンバ管理方法および装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 記録媒体 3 領域共用ファイル 4 ファイルラベル 5 ディレクトリ部 6 オーバフローディレクトリ部 7 データ部 11 メンバ検索手段 12 メンバ登録手段 13 メンバ更新手段 14 メンバ削除手段 15 オーバフローディレクトリ使用情報 51 ディレクトリブロック 52 ブロックヘッダ 53 ディレクトリエントリ 61 オーバフローディレクトリブロック 62 ブロックヘッダ 63 ディレクトリエントリ 71 データブロック A1 ディレクトリブロック決定ステップ A2 ディレクトリエントリ検索ステップ A3 検索結果判定ステップ A4 オーバフロー発生判定ステップ A5 ファイル共用判定ステップ A6 オーバフローディレクトリ使用情報反映ステップ A7 オーバーフローディレクトリ部使用判定ステップ A8 オーバフローディレクトリブロックのディレクト
リエントリ検索ステップ A9 検索結果判定ステップ A10 検索情報返却ステップ A11 検索エラー情報返却ステップ B1 メンバ検索手段呼び出しステップ B2 検索結果判定ステップ B3 ディレクトリブロック決定ステップ B4 ディレクトリブロックへのディレクトリエントリ
登録可否判定ステップB 5 ブロックヘッダのオーバフロー発生情報登録ステッ
プ B6 ファイルラベルのオーバフローディレクトリ使用
情報登録ステップ B7 メモリ上のオーバフローディレクトリ使用情報登
録ステップ B8 オーバフローディレクトリブロックへのメンバ登
録ステップ B9 ディレクトリブロックへのメンバ登録ステップ B10 登録エラー情報返却ステップ C1 メンバ検索手段呼び出しステップ C2 検索結果判定ステップ C3 メンバ更新処理ステップ C4 更新エラー情報返却ステップ D1 メンバ検索手段呼び出しステップ D2 検索結果判定ステップ D3 メンバ削除処理ステップ D4 オーバフローディレクトリブロックのディレクト
リエントリ削除判定ステップ D5 オーバフローディレクトリ部の最後ディレクトリ
エントリ判定ステップD 6 ファイルラベルのオーバフローディレクトリ使用情
報削除ステップ D7 メモリ上のオーバフローディレクトリ使用情報削
除ステップ D8 削除エラー情報返却ステップ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイルラベルと、ブロックヘッダおよ
    び1つ以上のディレクトリエントリからなるディレクト
    リブロックを1つ以上格納するディレクトリ部と、ブロ
    ックヘッダおよび1つ以上のディレクトリエントリから
    なるオーバフローディレクトリブロックを1つ以上格納
    するオーバフローディレクトリ部と、1つ以上のデータ
    ブロックを格納するデータ部とが階層構造をなし、メン
    バが1つのディレクトリエントリと1つ以上のデータブ
    ロックとから構成される領域共用ファイル内のメンバ管
    理方法において、前記ディレクトリ部のディレクトリブ
    ロックのブロックヘッダに当該ディレクトリブロックで
    ディレクトリエントリのオーバフローが発生したかどう
    かを表すオーバフロー発生情報を記録し、前記ディレク
    トリ部のディレクトリブロックのブロックヘッダ中のオ
    ーバフロー発生情報を使用して前記オーバフローディレ
    クトリ部のオーバフローディレクトリブロック内のディ
    レクトリエントリを検索するかどうかを制御することを
    特徴とする領域共用ファイル内のメンバ管理方法。
  2. 【請求項2】 ファイルラベルと、ブロックヘッダおよ
    び1つ以上のディレクトリエントリからなるディレクト
    リブロックを1つ以上格納するディレクトリ部と、ブロ
    ックヘッダおよび1つ以上のディレクトリエントリから
    なるオーバフローディレクトリブロックを1つ以上格納
    するオーバフローディレクトリ部と、1つ以上のデータ
    ブロックを格納するデータ部とが階層構造をなし、メン
    バが1つのディレクトリエントリと1つ以上のデータブ
    ロックとから構成される領域共用ファイル内のメンバ管
    理装置において、メンバの登録時に該メンバのメンバ名
    を乱変換することによりディレクトリエントリを登録す
    るディレクトリブロックを決定し、該ディレクトリブロ
    ックに新たなディレクトリエントリを登録可能な空き領
    域がある場合は該ディレクトリブロックにディレクトリ
    エントリを登録し、該ディレクトリブロックに新たなデ
    ィレクトリエントリを登録可能な空き領域がない場合は
    該ディレクトリブロックのブロックヘッダにオーバフロ
    ー発生情報を記録し、前記オーバフローディレクトリ部
    のオーバフローディレクトリブロックにディレクトリエ
    ントリを登録するメンバ登録手段と、メンバの検索時に
    該メンバのメンバ名を乱変換することによりディレクト
    リエントリを検索するディレクトリブロックを決定し、
    該ディレクトリブロック内に該メンバのディレクトリエ
    ントリが存在しない場合は該ディレクトリブロックのブ
    ロックヘッダのオーバフロー発生情報を参照して該ディ
    レクトリブロックで過去にディレクトリエントリのオー
    バフローが発生していれば前記オーバフローディレクト
    リ部のオーバフローディレクトリブロック内のディレク
    トリエントリを検索し、該ディレクトリブロックで過去
    にディレクトリエントリのオーバフローが発生していな
    ければ前記オーバフローディレクトリ部のオーバフロー
    ディレクトリブロック内のディレクトリエントリの検索
    を行わないメンバ検索手段とを有することを特徴する領
    域共用ファイル内のメンバ管理装置。
  3. 【請求項3】 ファイルラベルと、ブロックヘッダおよ
    び1つ以上のディレクトリエントリからなるディレクト
    リブロックを1つ以上格納するディレクトリ部と、ブロ
    ックヘッダおよび1つ以上のディレクトリエントリから
    なるオーバフローディレクトリブロックを1つ以上格納
    するオーバフローディレクトリ部と、1つ以上のデータ
    ブロックを格納するデータ部とが階層構造をなし、メン
    バが1つのディレクトリエントリと1つ以上のデータブ
    ロックとから構成される領域共用ファイル内のメンバ管
    理装置において、メンバの登録時に該メンバのメンバ名
    を乱変換することによりディレクトリエントリを登録す
    るディレクトリブロックを決定し、該ディレクトリブロ
    ックに新たなディレクトリエントリを登録可能な空き領
    域がある場合は該ディレクトリブロックにディレクトリ
    エントリを登録し、該ディレクトリブロックに新たなデ
    ィレクトリエントリを登録可能な空き領域がない場合は
    該ディレクトリブロックのブロックヘッダにオーバフロ
    ー発生情報を記録し、前記オーバフローディレクトリ部
    のオーバフローディレクトリブロックにディレクトリエ
    ントリを登録するメンバ登録手段と、メンバの検索時に
    該メンバのメンバ名を乱変換することによりディレクト
    リエントリを検索するディレクトリブロックを決定し、
    該ディレクトリブロック内に該メンバのディレクトリエ
    ントリが存在しない場合は該ディレクトリブロックのブ
    ロックヘッダのオーバフロー発生情報を参照して該ディ
    レクトリブロックで過去にディレクトリエントリのオー
    バフローが発生していれば前記オーバフローディレクト
    リ部のオーバフローディレクトリブロック内のディレク
    トリエントリを検索し、該ディレクトリブロックで過去
    にディレクトリエントリのオーバフローが発生していな
    ければ前記オーバフローディレクトリ部のオーバフロー
    ディレクトリブロック内のディレクトリエントリの検索
    を行わないメンバ検索手段と、メンバの更新時に前記メ
    ンバ検索手段を用いてメンバの検索を行い、該メンバが
    登録されている場合は該メンバの更新処理を行い、該メ
    ンバが登録されていない場合は更新エラー情報を返却す
    るメンバ更新手段と、メンバの削除時に前記メンバ検索
    手段を用いてメンバの検索を行い、該メンバが登録され
    ていない場合は削除エラー情報を返却し、該メンバが登
    録されている場合は該メンバの削除処理を行い、削除し
    たメンバのディレクトリエントリがオーバフローディレ
    クトリブロックに存在していたかどうかの判断を行い、
    オーバフローディレクトリブロックに存在していた場合
    は、削除したメンバのディレクトリエントリが前記オー
    バフローディレクトリ部の最後のディレクトリエントリ
    であるかどうかを判断し、最後のディレクトリエントリ
    であった場合は前記ファイルラベル内のオーバフローデ
    ィレクトリ使用情報を削除し、メモリ上のオーバフロー
    ディレクトリ使用情報を削除するメンバ削除手段とを有
    することを特徴する領域共用ファイル内のメンバ管理装
    置。
  4. 【請求項4】 コンピュータに、ファイルラベルと、ブ
    ロックヘッダおよび1つ以上のディレクトリエントリか
    らなるディレクトリブロックを1つ以上格納するディレ
    クトリ部と、ブロックヘッダおよび1つ以上のディレク
    トリエントリからなるオーバフローディレクトリブロッ
    クを1つ以上格納するオーバフローディレクトリ部と、
    1つ以上のデータブロックを格納するデータ部とが階層
    構造をなし、メンバが1つのディレクトリエントリと1
    つ以上のデータブロックとから構成される領域共用ファ
    イルに対して、前記ディレクトリ部のディレクトリブロ
    ックのブロックヘッダに当該ディレクトリブロックでデ
    ィレクトリエントリのオーバフローが発生したかどうか
    を表すオーバフロー発生情報を記録する手順と、前記デ
    ィレクトリ部のディレクトリブロックのブロックヘッダ
    中のオーバフロー発生情報を使用して前記オーバフロー
    ディレクトリ部のオーバフローディレクトリブロック内
    のディレクトリエントリを検索するかどうかを制御する
    手順とを実行させるためのプログラムを記録した記録媒
    体。
  5. 【請求項5】 コンピュータに、ファイルラベルと、ブ
    ロックヘッダおよび1つ以上のディレクトリエントリか
    らなるディレクトリブロックを1つ以上格納するディレ
    クトリ部と、ブロックヘッダおよび1つ以上のディレク
    トリエントリからなるオーバフローディレクトリブロッ
    クを1つ以上格納するオーバフローディレクトリ部と、
    1つ以上のデータブロックを格納するデータ部とが階層
    構造をなし、メンバが1つのディレクトリエントリと1
    つ以上のデータブロックとから構成される領域共用ファ
    イルに対して、メンバの登録時に該メンバのメンバ名を
    乱変換することによりディレクトリエントリを登録する
    ディレクトリブロックを決定し、該ディレクトリブロッ
    クに新たなディレクトリエントリを登録可能な空き領域
    がある場合は該ディレクトリブロックにディレクトリエ
    ントリを登録し、該ディレクトリブロックに新たなディ
    レクトリエントリを登録可能な空き領域がない場合は該
    ディレクトリブロックのブロックヘッダにオーバフロー
    発生情報を記録し、前記オーバフローディレクトリ部の
    オーバフローディレクトリブロックにディレクトリエン
    トリを登録するメンバ登録手段,およびメンバの検索時
    に該メンバのメンバ名を乱変換することによりディレク
    トリエントリを検索するディレクトリブロックを決定
    し、該ディレクトリブロック内に該メンバのディレクト
    リエントリが存在しない場合は該ディレクトリブロック
    のブロックヘッダのオーバフロー発生情報を参照して該
    ディレクトリブロックで過去にディレクトリエントリの
    オーバフローが発生していれば前記オーバフローディレ
    クトリ部のオーバフローディレクトリブロック内のディ
    レクトリエントリを検索し、該ディレクトリブロックで
    過去にディレクトリエントリのオーバフローが発生して
    いなければ前記ディレクトリエントリ部のオーバフロー
    ディレクトリブロック内のディレクトリエントリの検索
    を行わないメンバ検索手段として機能させるためのプロ
    グラムを記録した記録媒体。
  6. 【請求項6】 コンピュータを、ファイルラベルと、ブ
    ロックヘッダおよび1つ以上のディレクトリエントリか
    らなるディレクトリブロックを1つ以上格納するディレ
    クトリ部と、ブロックヘッダおよび1つ以上のディレク
    トリエントリからなるオーバフローディレクトリブロッ
    クを1つ以上格納するオーバフローディレクトリ部と、
    1つ以上のデータブロックを格納するデータ部とが階層
    構造をなし、メンバが1つのディレクトリエントリと1
    つ以上のデータブロックとから構成される領域共用ファ
    イルに対して、メンバの登録時に該メンバのメンバ名を
    乱変換することによりディレクトリエントリを登録する
    ディレクトリブロックを決定し、該ディレクトリブロッ
    クに新たなディレクトリエントリを登録可能な空き領域
    がある場合は該ディレクトリブロックにディレクトリエ
    ントリを登録し、該ディレクトリブロックに新たなディ
    レクトリエントリを登録可能な空き領域がない場合は該
    ディレクトリブロックのブロックヘッダにオーバフロー
    発生情報を記録し、前記オーバフローディレクトリ部の
    オーバフローディレクトリブロックにディレクトリエン
    トリを登録するメンバ登録手段,メンバの検索時に該メ
    ンバのメンバ名を乱変換することによりディレクトリブ
    ロックを検索するディレクトリブロックを決定し、該デ
    ィレクトリブロック内に該メンバのディレクトリエント
    リが存在しない場合は該ディレクトリブロックのブロッ
    クヘッダのオーバフロー発生情報を参照して該ディレク
    トリブロックで過去にディレクトリエントリのオーバフ
    ローが発生していれば前記オーバフローディレクトリ部
    のオーバフローディレクトリブロック内のディレクトリ
    エントリを検索し、該ディレクトリブロックで過去にデ
    ィレクトリエントリのオーバフローが発生していなけれ
    ば前記オーバフローディレクトリ部のオーバフローディ
    レクトリブロック内のディレクトリエントリの検索を行
    わないメンバ検索手段,メンバの更新時に前記メンバ検
    索手段を用いてメンバの検索を行い、該メンバが登録さ
    れている場合は該メンバの更新処理を行い、該メンバが
    登録されていない場合は更新エラー情報を返却するメン
    バ更新手段,およびメンバの削除時に前記メンバ検索手
    段を用いてメンバの検索を行い、該メンバが登録されて
    いない場合は削除エラー情報を返却し、該メンバが登録
    されている場合は該メンバの削除処理を行い、削除した
    メンバのディレクトリエントリがオーバフローディレク
    トリブロックに存在していたかどうかの判断を行い、オ
    ーバフローディレクトリブロックに存在していた場合
    は、削除したメンバのディレクトリエントリが前記オー
    バフローディレクトリ部の最後のディレクトリエントリ
    であるかどうかを判断し、最後のディレクトリエントリ
    であった場合は前記ファイルラベル内のオーバフローデ
    ィレクトリ使用情報を削除し、メモリ上のオーバフロー
    ディレクトリ使用情報を削除するメンバ削除手段として
    機能させるためのプログラムを記録した記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200007080A (ko) * 2017-10-30 2020-01-21 티피알 가부시키가이샤 철기 소결 합금제 밸브 가이드 및 그의 제조 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200007080A (ko) * 2017-10-30 2020-01-21 티피알 가부시키가이샤 철기 소결 합금제 밸브 가이드 및 그의 제조 방법

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