JPH0797015A - カルテ管理装置 - Google Patents

カルテ管理装置

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JPH0797015A
JPH0797015A JP26411893A JP26411893A JPH0797015A JP H0797015 A JPH0797015 A JP H0797015A JP 26411893 A JP26411893 A JP 26411893A JP 26411893 A JP26411893 A JP 26411893A JP H0797015 A JPH0797015 A JP H0797015A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 規模が小さくても容易に導入できるカルテ管
理システムを提供する。 【構成】 患者の氏名、固有番号、受診科名などを示す
受診デ−タがバ−コ−ドにより表示されたカルテであっ
て棚設備等のカルテ収納部に整理して収納されるカルテ
と、受診デ−タが外部から入力されることにより該当す
るカルテの受診デ−タをプリントアウトする機能と受診
デ−タの受発信機能を具備したカルテ管理コンピュ−タ
Dと、この管理コンピュ−タDに対する無線通信機能を
有し、CPU,表示部,入力部,出力部,記憶部を具備
した1台又は2台以上のハンディタ−ミナル4〜7で構
成される。受信したカルテの受診デ−タを表示部に表示
すると共にバ−コ−ドを読取らせ、読取ったバ−コ−ド
デ−タを管理コンピュ−タに発信するようにしたハンデ
ィタ−ミナルと、各カルテが収容,取出しできるように
形成した棚設備によるカルテ収納部とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は病院等におけるカルテ管
理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば大学病院のような大規
模病院に好適なカルテ管理システムとしては、本出願人
らが提案した特公平4−27124号などとして、多くの提案
がなされ、実際に各地の大学病院等に導入されている。
【0003】しかし、従来提案されているカルテ管理シ
ステムは、完全自動化、乃至は、完全無人化、或は、そ
れらに近い内容のカルテ管理システムの開発を目的とし
てなされたものが大半であるため、そのような目的のカ
ルテ管理システムとしては、きわめて有用性の高いもの
であることは明白なのであるが、システム全体が複雑か
つ高度化された内容であり、また、ハ−ド面でも、例え
ば、自動倉庫に近いカルテ収容手段や容量の大きな大型
コンピュ−タなどを必須としていた。
【0004】このため、中小規模の病院等にあっては、
上記のカルテ管理システムの有用性を認識しながらも、
価格面、設置スペ−ス面、或は、専任オペレ−タ等の人
材面などの理由によってなかなか導入できないでいるの
が実情である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
現状のカルテ管理システムの問題点に鑑み、規模が小さ
くても容易に導入できるカルテ管理システムを提供する
ことを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明カルテ管理装置の構成は、
患者の氏名、固有番号、受診科名などを示す受診デ−タ
がバ−コ−ドにより表示されたカルテであって棚設備等
のカルテ収納部に整理して収納されるカルテと、前記受
診デ−タが外部から入力されることにより該当するカル
テの受診デ−タをプリントアウトする機能と前記受診デ
−タの受発信機能を具備したカルテ管理コンピュ−タ
と、この管理コンピュ−タに対する無線通信機能を有
し、CPU,表示部,入力部,出力部,記憶部を具備し
た1台又は2台以上のハンディタ−ミナルであって、前
記管理コンピュ−タから送信されるカルテの受診デ−タ
が受信されたとき、受信したカルテの受診デ−タを表示
部に表示すると共に、この表示に基づいて前記カルテ収
納部からカルテが取出されるとそのカルテのバ−コ−ド
を読取らせ読取ったバ−コ−ドデ−タを前記管理コンピ
ュ−タに発信するようにしたハンディタ−ミナルと、前
記各カルテが収容,取出しできるように形成した棚設備
によるカルテ収納部とから成り、前記各カルテのカルテ
収納部への出入れとハンディタ−ミナルの操作を人手に
より実行するようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】カルテ全体の入,出庫状態を示すデ−タは、全
てのカルテの入出庫管理をする管理コンピュ−タにおい
て格納,保存,書き替えを行なわせ、棚設備等によるカ
ルテ収納部と前記コンピュ−タの間に、人手により操作
されるハンディタ−ミナルを介在させてカルテ収納部で
のカルテの出入れは人手により行い、カルテ収納部に対
し入,出庫される各カルテのデ−タを、そのハンディタ
−ミナルの表示と入力操作によって、前記コンピュ−タ
との間でやりとりするようにした。これによりカルテ管
理システムのハ−ド側の構成を小規模かつ簡易な型に形
成することが出来る。
【0008】
【実施例】次に本発明の実施例を図に拠り説明する。図
1は本発明カルテ管理装置の一例を形成する管理システ
ムの機能ブロック図、図2は管理装置の概要図、図3は
ハンディタ−ミナルの表示部における表示例を示す正面
図である。
【0009】図1,図2において、Aは病院等における
外来受付、B,Cは病院における内科,外科等から成る
各診療科で、前記受付A、及び、各診療科B,Cには、
パソコンやワ−クステ−ション等による端末機器a1,b
1,c1が設備される。Dは本発明装置におけるカルテ管
理のための管理コンピュ−タで、後述するカルテ収納部
8,9,10との間で、ハンディタ−ミナル4〜7を介し
てカルテの入,出庫に関するデ−タの交換を行う。
【0010】なお、病院等におけるカルテの保管場所
は、院内の適宜箇所に設けられたカルテ保管室で集中的
に保管する集中保管方式と、各診療科ごとに所轄のカル
テを保管する各科保管方式とがあり、本発明はいずれの
保管方式であっても適用できるものである。このような
管理方式において、上記端末機器b1,c1、或は、カルテ
管理コンピュ−タDは、カルテ保管室(図示せず)乃至
はその近傍に設けられたり、或は、各診療科B,Cの窓
口に設けられている。以下、実施例は、端末機器b1,c1
がカルテ保管室又は各診療科B,Cにおかれた例につい
て説明する。
【0011】而して、本発明装置により管理されるカル
テについて、管理のためのデ−タは、当初、上記外来受
付Aにおいて作成される。即ち、初診外来患者の場合、
その氏名,固有番号,診療科名等が、受診デ−タとして
数字デ−タ等によりコ−ド化されホストコンピュ−タH
Cに格納される。
【0012】コ−ド化された受診デ−タは、磁気ストラ
イプ化されると共にバ−コ−ドに変換されて、前記磁気
ストライプは受診カ−ドに記録されてそのカ−ドが患者
に発行され、また、バ−コ−ドはバ−コ−ドプリンタに
よりラベルにプリントされる。プリントアウトされたバ
−コ−ドラベルは、カルテ用紙の所定位置に貼着され、
前記受診デ−タがバ−コ−ドラベルで表示されたカルテ
用紙は、所定診療科に回送される。
【0013】上記のようにして初診外来患者に対し外来
受付Aにおいて作成されるカルテの受診デ−タは、病院
内又は外部のホストコンピュ−タHCに格納されると共
に、本発明装置のカルテ管理コンピュ−タDに供給さ
れ、このコンピュ−タDのメモリに格納保存される。
【0014】このようにして、当初に外来受付Aにおい
て受診デ−タが作成され、次々に新たなバ−コ−ドを貼
付して作られる各カルテは、例えば、現在も通院がつづ
く外来アクティブカルテ、完治等によって通院が途絶え
た外来インアクティブカルテ等のように、カルテの種類
ごとに各患者の受診デ−タが分類,整理されてカルテ管
理コンピュ−タDに格納保存される。なお、上記以外の
カルテやカルテ以外のX線フィルムやCTスキャンフィ
ルム等のカルテ外資料を示すデ−タも、前記受診デ−タ
と同じ種類のデ−タによって前記コンピュ−タDのメモ
リに格納保存される。
【0015】カルテ管理コンピュ−タDには、受診デ−
タをプリントアウトするためのプリンタ1、バ−コ−ド
をプリントアウトするためのバ−コ−ドプリンタ2、及
び、後述する通信ユニット3が接続されている。即ち、
3は小型パソコンを利用した通信ユニットで、前記管理
コンピュ−タDに接続されている。そして、前記受付A
やカルテ保管室又は各診療科B,Cにおいて、ホストコ
ンピュ−タHCを経由して特定のカルテの出庫(又は取
出)要求や、入庫(又は返却)要求が出されると、当該
特定カルテの受診デ−タが管理コンピュ−タDの格納メ
モリから検索され、その特定カルテを示す受診デ−タ
と、当該カルテの取扱い内容(出庫,入庫,移し替え)
を指示する取扱モ−ドを示す信号がこの通信ユニット3
から後述するハンディタ−ミナル4〜7に向け発信され
る。カルテ外資料についても、上記カルテと同様の要
求,取扱いを行う。
【0016】カルテの種類とそれらの取扱モ−ドとして
は、例えば、「外来アクティブカルテ」についての
「再来取出し」、「外来インアクティブカルテ」につ
いての「再来取出し」、上記「,のカルテ」につ
いての「予約取出し」、上記「カルテ外資料」につい
ての「貸出し取出し」、「外来インアクティブカル
テ」を「アクティブカルテ」へ、又は、その逆への「移
し替え」、上記〜において取出されたカルテ等の
元の位置への「返却」等の各モ−ドがある。この取扱い
モ−ドの設定は、管理するカルテ等の数量や種類などに
より、任意に設定できるものである。
【0017】従って、受付Aやカルテ保管室又は各診療
科B,Cにおいて要求される特定のカルテについての受
診デ−タは、指定された取扱いモ−ドを伴って管理コン
ピュ−タDに供給され、このコンピュ−タDの通信ユニ
ット3を経由し、各ハンディタ−ミナル4〜7に送信さ
れる。
【0018】各ハンディタ−ミナル4〜7は、図示しな
いが、それぞれCPU,表示部,記憶部,入力部,出力
部を具備し、かつ、上記通信ユニット3から逐次送信さ
れて来る各カルテについて、例えば、同一種類のカルテ
であって同一の取扱モ−ドのカルテを単位として、各カ
ルテの受診デ−タ等を個々のハンディタ−ミナル4〜7
に受信し、受信内容をその表示部LDに表示できる機能
を具備している。
【0019】ハンディタ−ミナル4〜7の夫々の表示部
LDは、一例として図3に示すが、少なくとも個々の患
者を示すIDコ−ドd1,診療科の表示d2,取扱モ−ドの
表示d3,同種のカルテで同じ取扱モ−ドのカルテの伴数
を示す件数表示d4とを表示できるように形成されてい
る。ここで、各ハンディタ−ミナル4〜7には、通信ユ
ニット3を経由して送信されて来る要求カルテの種類と
取扱モ−ドの種類に夫々に対応させた受信発信機能を持
たせるか、或は、カルテの種類と複数の取扱モ−ドに順
序を付け、その順に受信する優先受信機能を各タ−ミナ
ルごとに異なる順で持たせておくことにより、同一の指
令内容を異なるハンディタ−ミナル4〜7が同時に重複
受信することを回避することが望ましい。
【0020】図1において、8〜10は、カルテ等の収納
をするカルテ収納部で、ここでは一例として棚設備8が
外来アクティブカルテ用、棚設備9が外来インアクティ
ブカルテ用、棚設備10がX線フィルム等のカルテ外資料
用のカルテ収納部として設けられている。
【0021】上記棚設備8〜10は、ここでは一例として
カルテ等の収納及び取出しを行う棚の開口面にのみに通
路を形成するいわゆる密集式電動移動棚又は手動式移動
棚を使用した例を示したが、棚設備は、フォルダ収納式
のカルテを整列収納できる機能があれば、固定式の開放
タイプの棚やその他の型式の棚でよく、また、棚設備と
しての配置の仕方も、例えば、診療科単位で設けるな
ど、この実施例の設備態様に限られるものではない。
【0022】上記の各棚設備8〜10に収納された所要カ
ルテ等の出庫(取出し)又は入庫(返却)は、本発明に
おいては、上記ハンディタ−ミナル4〜7を所持した作
業要員によって行なわれ、従って、受付,カルテ保管室
又は各診療科A〜Cと、各棚設備8〜10との間におい
て、取出したカルテ等、或は、返却されるカルテ等は、
他の作業要員が運転乃至は運搬する専用の搬送台車、或
は、別設のコンベア等による搬送ラインによって、受け
渡しされる。
【0023】以上により、本発明カルテ管理装置の一例
を構成するので、以下にこの管理装置によるカルテの取
出し、或は、返却の例について説明する。
【0024】すべての外来患者は、外来受付Aにおいて
受診カ−ドの提出、或は、初診申込みによって、この受
付Aからホストコンピュ−タHCを経由した管理コンピ
ュ−タDに対する受診デ−タの供給がなされる。このと
き再来患者については、その受診デ−タが受付Aからホ
ストコンピュ−タHCを経由して管理コンピュ−タDの
格納デ−タに対しアクセスされることによって、管理コ
ンピュ−タDでは各再来患者の夫々のカルテの受診デ−
タをそのメモリから読出し、各カルテの種類ごとに各カ
ルテの受診デ−タを並べ、各デ−タを通信ユニット3を
介して、棚設備8〜10の近くのハンディタ−ミナル4〜
7に対し、各カルテの取出指令として発信する。
【0025】なお、初診患者については、外来受付Aで
の端末機器の操作によりIDコ−ド等の受診デ−タをバ
−コ−ドプリンタにプリントアウトさせ、これを新たな
カルテ用紙に貼着して、所定の診療科B,Cへ、回送す
る。
【0026】カルテの種類ごとに、いずれかのハンディ
タ−ミナル4〜7の表示部LDに、例えば、「外来アク
ティブカルテ」についていえば、まず、1枚目のカルテ
に関するデ−タd1〜d4が表示されるので、係員はそのカ
ルテが格納されている棚設備8から該当カルテを取出
す。ここで、上記例の「外来アクティブカルテ」につい
ての出庫要求を、例えば、2台のハンディタ−ミナル
4,5に、出庫要求順(又は、棚設備8における格納位
置)に従って、2つの要求カルテ群に分け、分けられた
群における各カルテについての前記デ−タd1〜d4を、逐
次2台のハンディタ−ミナル4,5の表示部LDに、次
々と表示させるようにすることが望ましい。なお、管理
コンピュ−タDの通信ユニット3を経由して供給される
受診デ−タと同一デ−タによって、その受診デ−タに該
当するカルテが収納されている棚設備8〜10の該当箇所
を、図示しないパイロットランプの点灯等により表示す
るようにすると、人手によるカルテの抽出,取出しが容
易になる。図1の破線は、このための信号ラインであ
る。
【0027】取出されたカルテは、そのカルテの取出要
求が表示部LDに表示されたハンデタ−ミナル4〜7の
バ−コ−ドリ−ダによって、取出したカルテに貼付され
ている受診デ−タを示したバ−コ−ドを読ませる。この
読取りデ−タは、ハンディタ−ミナルの内部CPUにお
いて、前記の取出しのための表示デ−タd1〜d4と一致し
ているかどうかが判別され、一致しているとき、ハンデ
ィタ−ミナル4〜7により読込まれた受診デ−タが、そ
のタ−ミナル4〜7から通信ユニット3に発信され、管
理コンピュ−タDに格納されている該当カルテに関する
デ−タを、例えば、棚設備8に格納保管中から所定診療
科B,Cのいずれかに出た旨のデ−タに書き替える。取
出し表示されたデ−タと読取りデ−タが不一致の場合に
は、ハンディタ−ミナルにその旨の表示がなされるの
で、カルテの取出し直しを行う。
【0028】このようにして上記の取出要求が逐次ハン
ディタ−ミナル4,5の表示部LDに表示デ−タd1〜d4
により示される外来アクティブカルテは、2枚目以降が
上記と同様の手順を踏んで取出され、所定の診療科B,
Cのいずれかに向け、人手により、或は、適宜搬送手段
により搬送される。この場合において、2枚目以降の各
カルテに関する管理コンピュ−タDの内部デ−タが、こ
れら2枚目以降の各カルテの現況に合せて書き替えられ
る点は、上記1枚目のカルテと同じである。上記のよう
にして、取出された各カルテ等はその種類ごとに、外来
アクティブカルテ、外来インアクティブカルテ、或は、
カルテ外資料に分けられて、夫々が各診療科に搬送され
る。
【0029】なお、カルテ外資料については、例えば、
カルテ保管室又は各診療科B,Cにおける端末機器を操
作して、その棚設備10から取出すべき指令が管理コンピ
ュ−タDの通信ユニット3を経由して、予め対応するよ
うに設定されたいずれかのハンディタ−ミナル4〜7の
表示部LDに表示されるので、作業係員は前記カルテの
場合と同様に棚設備10の中から要求されているカルテ外
資料を取出し、それぞれハンディタ−ミナル4〜7のバ
−コ−ドリ−ダによって、取出したカルテ外資料のバ−
コ−ドを読ませ、読取ったデ−タを通信ユニット3を経
由して管理コンピュ−タ7に供給する。このようにし
て、カルテ外資料についても、先の外来カルテと同様に
取扱うことができる。
【0030】上記のカルテ外資料は、通常は予約、或
は、貸出の取扱いモ−ドにより、取出し要求がハンディ
タ−ミナル4〜7のいずれかに供給される。この予約或
は貸出の取扱いは、上述の外来の2種類のカルテについ
ても同様に行うことがある。このようなカルテ等の予約
や貸出の取扱いモ−ドによる要求は、カルテ保管室又は
各診療科B,Cの端末機器の操作によってなされる。な
お、本発明において取扱モ−ドをどのような内容におい
て設定するかは、予め任意に定めることができる事項で
あるから、病院等の規模やその病院での診療形態(例え
ば、入院設備がない医院では、入院カルテの取扱いはな
い)などによって、適宜設定できるものである。
【0031】上記のようにして、各診療科B,Cにおい
て使用され用済みとなった各カルテやカルテ外資料は、
棚設備8〜10近くのハンディタ−ミナル4〜7の位置に
搬送台車等によって搬送される。搬送されて来た各カル
テ等は、各ハンディタ−ミナル4〜7を持った係員が各
自のハンディタ−ミナル4〜7を返却モ−ドに設定し、
各カルテに貼付されているバ−コ−ドをそのタ−ミナル
4〜7のバ−コ−ドリ−ダで読み、棚設備の所定位置に
返却格納する。
【0032】前記ハンディタ−ミナル4〜7による返却
モ−ドの設定と各カルテ等に貼付されたバ−コ−ドの読
出しデ−タは、返却デ−タとしてそれぞれ通信ユニット
3を経由して管理コンピュ−タDに供給されるので、管
理コンピュ−タDではハンディタ−ミナル4〜7から送
信されて来る各カルテ等の受診デ−タによって、格納保
存している各該当カルテ等が所定の格納位置に戻った旨
のデ−タ書き替えを行い、各カルテ等についての返却が
完了する。
【0033】ここで、返却のないカルテやカルテ外資料
は、管理コンピュ−タDに各ハンディタ−ミナル4〜7
から返却デ−タが供給されないので、該当するカルテ等
の現在位置を示す当該コンピュ−タDのメモリ−内のデ
−タは「貸出中」のままで保存される。従って、例え
ば、カルテ保管室又はある診療科B,Cから、現在貸出
中のカルテやカルテ外資料について、その科の端末機器
を操作して貸出要求が出されると、管理コンピュ−タD
は該当するカルテ又はカルテ外資料が現在「所定診療
科」に「貸出中」である旨が、プリンタ1からプリント
アウトされ、また、各科の端末機器の表示部にも表示さ
れるので、貸出を受けられないことが貸出を要求した診
療科において即座に判る。また、これによってそのカル
テ等の現在の行先も同時に伴るので、これにより貸出し
を受ける時期の調整等を図ることが可能になる。
【0034】
【発明の効果】本発明装置は以上の通りであって、棚設
備によるカルテ収納部に収納管理されているカルテ等を
取出したり、取出して使用したものを元の位置に戻すな
どのカルテの取扱いに関し、カルテ管理のための受診デ
−タが格納されている管理コンピュ−タと、カルテの取
出し,戻し作業を行うカルテ収納部との間で、ハンディ
タ−ミナルを介在させた無線通信によって、各カルテの
受診デ−タと取扱モ−ドのデ−タの交換を行うようにし
たので、カルテ管理システムを比較的簡素なシステムと
して構築することが可能になる。
【0035】また、本発明装置は、簡易なシステムであ
っても、ハンディタ−ミナルから、各カルテの取出し,
その行先,戻し等、各カルテの現在の位置を示すデ−タ
が管理コンピュ−タに供給されるため、すべてのカルテ
の現在の位置を示すデ−タを常に前記コンピュ−タに保
持させておくことが可能となり、人手によるカルテの出
入れであっても、フルオ−トタイプのカルテ管理システ
ムに何ら遜色のない管理態勢を構築することができる。
【0036】このため、従来のいわゆるフルオ−トタイ
プのカルテ管理システムでは、設備が大がかりになり、
従って、設備コストもきわめて嵩張るものであったた
め、中小規模の病院等にはカルテ管理システムは導入し
難いという面があったものを、ほぼ全面的に解消できる
ので、特に、規模の比較的大きくない病院等に導入して
有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明カルテ管理装置の一例を形成する管理シ
ステムの機能ブロック図。
【図2】管理装置の概要図
【図3】ハンディタ−ミナルの表示部における表示例を
示す正面図。
【符号の説明】
D 管理コンピュ−タ HC ホストコンピュ−タ 1 プリンタ 2 バ−コ−ドプリンタ 3 通信ユニット 4,5,6,7 ハンディタ−ミナル 8,9,10 棚設備 d1 IDコ−ド d2 診療科の表示 d3 取扱モ−ドの表示 A 外来受付 B,C 診療科
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B42F 17/34 E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者の氏名、固有番号、受診科名などを
    示す受診デ−タがバ−コ−ドにより表示されたカルテで
    あって棚設備等のカルテ収納部に整理して収納されるカ
    ルテと、前記受診デ−タが外部から入力されることによ
    り該当するカルテの受診デ−タをプリントアウトする機
    能と前記受診デ−タの受発信機能を具備したカルテ管理
    コンピュ−タと、この管理コンピュ−タに対する無線通
    信機能を有し、CPU,表示部,入力部,出力部,記憶
    部を具備した1台又は2台以上のハンディタ−ミナルで
    あって、前記管理コンピュ−タから送信されるカルテの
    受診デ−タが受信されたとき、受信したカルテの受診デ
    −タを表示部に表示すると共に、この表示に基づいて前
    記カルテ収納部からカルテが取出されるとそのカルテの
    バ−コ−ドを読取らせ、読取ったバ−コ−ドデ−タを前
    記管理コンピュ−タに発信するようにしたハンディタ−
    ミナルと、前記各カルテが収容,取出しできるように形
    成した棚設備によるカルテ収納部とから成り、前記各カ
    ルテのカルテ収納部への出入れとハンディタ−ミナルの
    操作を人手により実行するようにしたことを特徴とする
    カルテ管理装置。
  2. 【請求項2】 患者の氏名、固有番号、受診科名などを
    示す受診デ−タがバ−コ−ドにより表示されたカルテで
    あって棚設備等のカルテ収納部に整理して収納されるカ
    ルテと、前記受診デ−タが外部から入力されることによ
    り該当するカルテの受診デ−タをプリントアウトする機
    能と前記受診デ−タの受発信機能を具備したカルテ管理
    コンピュ−タと、この管理コンピュ−タに対する無線通
    信機能を有し、CPU,表示部,入力部,出力部,記憶
    部を具備した1台又は2台以上のハンディタ−ミナルで
    あって、前記管理コンピュ−タから送信されるカルテの
    受診デ−タが受信されたとき受信したカルテの受診デ−
    タを表示部に表示し、この表示に基づいて該当カルテが
    前記カルテ収納部から取出されると、取出しカルテのバ
    −コ−ドを読取らせることにより、当該カルテの取出し
    完了と読取ったバ−コ−ドデ−タを前記管理コンピュ−
    タに発信すると共に、前記カルテがカルテ収納部に返却
    されたとき返却カルテのバ−コ−ドを読取らせることに
    より、そのカルテの返却完了と読取ったバ−コ−ドデ−
    タを前記管理コンピュ−タに発信すようにしたハンディ
    タ−ミナルと、前記各カルテを収容,取出しできるよう
    に形成した棚設備によるカルテ収納部とから成り、前記
    各カルテのカルテ収納部への収容,取出しとハンディタ
    −ミナルの操作を人手により実行するようにしたことを
    特徴とするカルテ管理装置。
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