JPH0796893A - 船の推進装置 - Google Patents

船の推進装置

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JPH0796893A
JPH0796893A JP6112642A JP11264294A JPH0796893A JP H0796893 A JPH0796893 A JP H0796893A JP 6112642 A JP6112642 A JP 6112642A JP 11264294 A JP11264294 A JP 11264294A JP H0796893 A JPH0796893 A JP H0796893A
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JP
Japan
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ship
propulsion device
exhaust
exhaust outlet
propeller shaft
Prior art date
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Application number
JP6112642A
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English (en)
Inventor
George G Lassanske
ジョージ・ジー・ラッサンスク
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Outboard Marine Corp
Original Assignee
Outboard Marine Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N13/00Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
    • F01N13/12Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00 specially adapted for submerged exhausting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H20/00Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
    • B63H20/24Arrangements, apparatus and methods for handling exhaust gas in outboard drives, e.g. exhaust gas outlets
    • B63H20/245Exhaust gas outlets

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 補助的な排気ガス排気装置から排出される排
気ガスが船の中に吹き込まれることを防止する。 【構成】 本願発明の船の推進装置12は、内燃機関を
有するパワーヘッド46を備えており、前記内燃機関
は、出力シャフト44と排気ポート50とを有してお
り、プロペラ48を保持可能なプロペラシャフト42
と、内燃機関の前記出力シャフトを前記プロペラシャフ
トに選択的に連結する選択的連結手段15と、第1の排
気出口60と第2の排気出口62とを有する排気通路5
2であって、内燃機関の前記排気ポート50と連通する
排気通路52と、前記選択的連結手段と協働して、前記
第2の排気出口を開閉する手段72とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、選択的に作動でき
る、補助的な排気排出装置を備えた船の推進装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】船外機や船尾駆動装置などの船の推進装
置の製造において、主要な排気排出装置と補助的な排気
排出装置とを構成することは、周知のことである。主要
な排気排出装置は、ほぼ、プロペラの後方で水中の低圧
力領域に、排気ガスを導いている。これは、通気防止プ
レートの下側の出口を通して、あるいは中空プロペラハ
ブを通して排気ガスを導くことによって、行っている。
有害な排気ガスや騒音は、ほぼ水中内で保持される。
【0003】船の推進装置が関連する船に取り付けられ
たとき、補助的な排気排出装置は、通常、水の表面レベ
ルより上方に設けられている。内燃機関(エンジン)が
アイドリング状態や低速度で走行している状態のとき、
補助的な排気排出装置は、通常、船の推進装置における
排気ガスの背圧を減少させるように、設計されている。
【0004】したがって、補助的な排気排出装置は、一
般に、アイドルリリーフ通路と言われている。アイドル
リリーフ通路は、通常の水中下の排気排出装置をバイパ
スすることから、一連のバッフルを設けることによって
該アイドルリリーフ通路を通って伝えられる排気騒音を
最小にするように設計されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多くの
船の推進装置においては、アイドルリリーフ通路によっ
て、種々の有害な排気ガスや煙りと共に、ある場合にお
いてはさらに水や蒸気と共に、騒音が、作動状態にある
とき、特に低速度の走行状態にあるときに、上記出口か
ら排出されていた。
【0006】船が長時間にわたって低速度で走行してい
るとき、かなりの量の排気ガスが補助的な排気ガス排気
装置から排出される可能性があった。風が船尾から吹く
ときなどのある一定の状態のときに、上記排気ガスが船
の中に吹き込まれ、操作者や乗客が不快になる原因とな
っていた。
【0007】米国特許第3,552,121号は、エン
ジン始動の間に生じる負圧を解放できるように排気管に
真空バルブが設けられている船の推進装置を開示してい
る。
【0008】米国特許第4,601,666号は、選択
的に作動可能なバルブを排気通路内に備えている船外機
を開示している。前記バルブにより、排気ガスの全て
が、水中下にある主要な排気排出ポートか、あるいは水
面上にある補助的な排気排出ポートに向けられる。これ
により、低速度の流し釣り運転をする際に、魚をかき乱
さないようにするために、排気ガスを補助的な排気排出
ポートに向けることができる。上記偏向装置は、エンジ
ンスロットルと連動するようになっている。
【0009】米国特許第5,106,330号は、パワ
ーヘッドの速度が高くなると、自動的に遮断する補助的
な排気出口を備えた船外機を開示している。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願発明は、出力シャフ
トと排気ポートとが設けられた内燃機関を有するパワー
ヘッドと、プロペラを保持可能なプロペラシャフトと、
内燃機関の前記出力シャフトを前記プロペラシャフトに
選択的に連結する選択的連結手段と、第1の排気出口と
第2の排気出口とを有する排気通路であって、内燃機関
の前記排気ポートと連通する排気通路と、前記選択的連
結手段と協働して、前記第2の排気出口を開閉する手段
とを備えている船の推進装置を提供するものである。
【0011】一実施例において、前記船の推進装置は、
表面レベルを有する水域に浮く船に取付け可能であり、
前記第2の排気出口は前記水域の表面レベルより上に設
けられており、前記第1の排気出口は、前記水域の表面
レベルより下に設けられている。
【0012】一実施例において、前記船の推進装置は、
また、通気防止プレートを備えており、前記第1の排気
出口が、該通気防止プレートより下に設けられている。
【0013】一実施例において、前記プロペラは中空ハ
ブを備えており、前記第1の排気出口により、排気が前
記中空ハブを通過できるようになっている。
【0014】一実施例において、前記船の推進装置は、
下部ユニットを備えており、該下部ユニットは、その頂
端部で前記パワーヘッドを支持すると共に、その下端部
の近くで前記プロペラを回転可能に支持できるようにな
っており、前記下部ユニットは、前記内燃機関の前記出
力シャフトに駆動可能に係合された、垂直方向に伸びる
駆動シャフトを備えている。前記下部ユニットは、ま
た、前記排気通路と、前記第1の排気出口と、前記第2
の排気出口とを備えている。
【0015】一実施例において、第2の排気出口を開閉
する前記手段が、スライドドアを備えている。内燃機関
の出力シャフトをプロペラシャフトに選択的に連結する
前記選択的連結手段が、前進、中立、及び後進用の伝動
装置を備えている。前記伝動装置は、前記駆動シャフト
を前記プロペラシャフトに連結させている。内燃機関の
出力シャフトをプロペラシャフトに選択的に連結する前
記選択的連結手段は、操作者によるインターフェースを
備えるようにしてもよい。該インターフェースはベルク
ランクを有している。また、前記ベルクランクにより、
第2の排気出口を開閉する前記手段を作動させるように
してもよい。
【0016】一実施例において、前記伝動装置が前記前
進位置にあるとき、第2の排気出口を開閉する前記手段
は、前記第2の排気出口を閉じている。
【0017】また、本願発明は、トランソムを有する船
を駆動できるようにした船の推進装置であって、排気ポ
ートを有するパワーヘッドと、船の前記トランソムに取
付け可能な、前記パワーヘッドを支持する下部ユニット
であって、主要な排気出口と補助的な排気出口とを有す
る下部ユニットと、該下部ユニットに回転可能に支持さ
れ、前記パワーヘッドに選択可能に且つ駆動可能に係合
でき、プロペラを保持可能なプロペラシャフトと、前記
プロペラシャフトと前記パワーヘッドとを選択可能に係
合する手段と、前記プロペラシャフトとパワーヘッドと
を選択可能に係合する前記手段と協働して、前記補助的
な排気出口を開閉する手段とを備えている船の推進装置
を提供するものである。
【0018】一実施例において、プロペラシャフトとパ
ワーヘッドとを選択可能に係合する前記手段により、前
記プロペラシャフトが、前進、中立、あるいは後進方向
に係合する。前記プロペラシャフトが前記前進方向に係
合されたとき、前記補助的な排気出口が閉ざされる。
【0019】また、本願発明は、排気ポートを有するパ
ワーヘッドと、駆動可能に係合される前記パワーヘッド
と選択的に連結されるプロペラシャフトと、前記パワー
ヘッドを前記プロペラシャフトに選択的に連結する手段
と、パワーヘッドの前記排気ポートと連通する排気通路
とを備えており、前記排気通路は、主要な排気排出手段
と、補助的な排気排出手段とを備えており、前記パワー
ヘッドが前記プロペラシャフトに駆動可能に連結された
とき、前記補助的な排出手段と前記排気通路との間の連
通が、遮断される。
【0020】本願発明の主要な特徴は、伝動装置の係
合、特に伝動装置の前進方向への係合に応答して、排気
通路から、アイドルリリーフポート、すなわち補助的な
排気排出部への連通を遮断する手段である。
【0021】本願発明の少なくとも一つの実施例を詳細
に説明する前に、本願発明は、下記の記載に述べられあ
るいは図面に図示された構成や要素の配置の詳細への適
用に限定されるものではないことを理解するべきであ
る。本願発明は、他の実施例に用いることができ、種々
の方法で実行でき成し遂げることができる。また、ここ
の使用された用語や述語は、説明のためであって、限定
して考えるべきでないことを理解するべきである。
【0022】
【実施例】図に示されているのは、本願発明の一実施例
にかかわる船の推進システム10である。図1に示され
ているように、船の推進システム10は、船の推進装置
12と、運転制御装置14とを備えている。この実施例
においては、船の推進装置12は、船外機13からなっ
ている。しかしながら、本願発明は、船尾駆動装置や他
の船の推進装置においても、同様に作動させることがで
きる。運転制御装置14は、ギヤシフトレバー16を備
えている。このギヤシフトレバー16は、プッシュプル
(push−pull)ケーブル18の第1の端部に連
結することによって、船の推進装置12を作動できるよ
うに該装置に連結されている。ギヤシフトレバー16を
枢動させることによって、船外機13の設けられた伝動
手段の作動を通じて、パワーヘッド46が、プロペラシ
ャフト42に駆動可能に係合しあるいはプロペラシャフ
ト42と非係合状態となる。伝動手段は、その全体が参
照符号15によって示されている。
【0023】図示されていないが、運転制御装置14
は、また、スロットルレバーを備えている。このスロッ
トルレバーは、船の推進装置12のスロットルを作動さ
せることができるように、ギヤシフトレバー16に取り
付けることができる。また、図示されていないが、運転
制御装置14は、船の推進装置12の操舵運動を制御す
るための操舵輪(ステアリングホイール)を備えてい
る。
【0024】伝動手段15は、プッシュプルケーブル1
8の第2の端部に連結されている。当該技術で周知のよ
うに、プッシュプルケーブル18の第2の端部は、船の
推進装置12に設けられた第1のベルクランク20に、
作動可能に連結されている。ベルクランク20は、枢動
軸22を中心として回転する。プッシュプルケーブル1
8は、ベルクランク20の一方のアーム24に連結され
ている。垂直伝達シャフト26が、ベルクランク20の
他方のアーム28に連結されている。したがって、ギヤ
シフトレバー16を枢動させることにより、ベルクラン
ク20が回転し、さらに垂直伝達シャフト26が垂直軸
線方向に移動する。
【0025】また、垂直伝達シャフトの下端部は、一対
のアーム32、34を有する第2のベルクランク30に
連結されている。この実施例において、垂直伝達シャフ
ト26を垂直方向に移動させることにより、下方の第2
のベルクランク30が回転する。そして、この回転によ
り、ドグクラッチ(かみあいクラッチ)36が、スライ
ドして、プロペラシャフト42を囲む前進用ベベルギヤ
38や後進用ベベルギヤ40と係合しあるいはこの係合
から解除される。
【0026】前進用ベベルギヤ38と後進用ベベルギヤ
40とは、垂直駆動シャフト44に駆動可能に係合され
ている。この垂直駆動シャフト44は、船の推進装置1
2の頂部近くに配置されたパワーヘッド46によって、
駆動される。ドグクラッチ36が前進用ベベルギヤ38
と係合したとき、プロペラシャフト42は第1の方向に
回転し、該プロペラシャフトに連結されたプロペラ48
もその第1の方向と同じ方向に回転し、船を前進させる
方向に駆動力が生じる。逆に、ドグクラッチ36が後進
用ベベルギヤ40と係合したとき、プロペラシャフト4
2は第2の方向に回転し、該プロペラシャフトに連結さ
れたプロペラ48もその第2の方向に回転し、後進方向
の推進力が生じる。上述された伝動手段15は、多数存
在する船の推進装置12や船外機13において、周知で
ある。
【0027】船外機13は、排気システム45を備えて
おり、この排気システム45は船外機13の外側に排気
ガスを排出する。パワーヘッド46の下面には、排気ポ
ート50が設けられている。この排気ポート50は、排
気通路52に連通している。排気通路52は、船の推進
装置12の下部ユニット54に配置されている。この実
施例において、また、下部ユニット54により、船外機
13がその船58のトランソム56に取り付けられるよ
うになっている。排気通路52を設けるようにしたこと
に加えて、下部ユニット54は、また、その頂端部でパ
ワーヘッド46を支持している。さらに、下部ユニット
54は、垂直駆動シャフト44とプロペラシャフト42
とを、回転可能に支持している。
【0028】排気通路52は、また、第1のあるいは主
要な排気出口、すなわち第1の排出手段60を備えてい
る。この実施例において、第1のあるいは主要な排気出
口、すなわち第1の排出手段60は、プロペラ48の中
空ハブを通る排気通路を備えている。船58が水域に配
置されたとき、この第1の排気出口60は、水域の表面
レベル59の下に配置される。また、当該技術で知られ
た他の実施例においては、その第1の排出手段60を、
通気防止プレート51から垂下するトリムタブ49に設
けるようにしてもよい。両方の実施例において、プロペ
ラ48が第1の方向に回転しているとき、パワーヘッド
46からの排気は、プロペラ48の真後ろで、水域表面
下における水中の低圧力領域内に送出される。
【0029】また、排気通路52は、第2のあるいは補
助的な排気排出出口、すなわち第2の排出手段62を備
えている。この実施例において、その補助的な排気排出
出口62は、水域の表面レベル59の上方で且つ下部ユ
ニット54の上部の近くに、アイドル排気リリーフすな
わち排出手段を備えている。
【0030】図2、3及び4で見ることができるよう
に、補助的な排気排出出口は、水平方向に間隔をあけて
設けた一対の開口部64を備えており、この開口部64
は、下部ユニット54の外壁66に設けられている。内
側の排気ハウジング54に設けられた一連の開口部67
と、下部ユニットに設けられた(図示しない)バッフル
を有する一連の通路とによって、開口部64は、主要な
排気通路52に連通している。前記バッフルによって、
排気騒音が押さえられるようになっている。ここまでの
船の推進装置12の記述は、当該技術において周知であ
る。
【0031】本願発明の船の推進装置12は、また、前
記第2の排気排出出口62を選択的に開閉するための手
段68を備えている。この開閉手段68によって、第2
の排気排出出口62と排気通路52との間が連通する。
第2の排気排出出口62を開閉する手段68は、バルブ
69を備えている。バルブ69は、操作者(オペレー
タ)によって開けたり閉めたりすることができる。図2
において見ることができるように、第2の排気排出出口
を開閉する手段68は、伝動手段15、すなわちプロペ
ラ42と選択的に係合あるいは非係合する手段と協働す
る。言い換えれば、バルブ69は、操作者による伝動手
段15の操作に応答して、開閉する。
【0032】さらに詳述すれば、好ましい実施例におい
て、プッシュプルケーブル70の第1端部がベルクラン
ク20に連結されており、プッシュプルケーブル70の
第2端部が垂直方向に摺動するドア72に連結されてい
る。ドア72は、アイドル排気リリーフ62の近くに配
置されている。この構成によって、ドア72は、ベルク
ランク20の運動に応答して、スロット73内で垂直方
向に摺動する。上述したように、ベルクランク20は、
操作者によるギヤシフトレバー16の運動に応答して、
運動する。
【0033】この実施例において、ドア72は、水平方
向に間隔をあけて設けられた一対の第1下部開口部74
と、水平方向に間隔をあけて設けられた一対の第2上部
開口部76とを備えている。両組の開口部74、76の
下では、ドア72は中実となっている。したがって、図
2及び図3で示された状態においては、伝動手段15
は、プロペラシャフトを第1の方向に回転させる前進状
態にある。また、ベルクランク20は反時計方向に枢動
されており、ドア72は、持ち上げられた位置となって
いる。この状態においては、排気通路52と補助的な排
気排出出口62の開口部64との間は、非連通となり、
補助的な排気排出出口62から排気ガスは排出されな
い。
【0034】操作者により中立位置が選択されると、す
なわち、動力がパワーヘッド46からプロペラシャフト
42に伝達されない状態が選択されると、ベルクランク
20が時計方向に回転され、ドア72は下げられる。そ
の結果、一対の第1下部開口部74が、第2排気排出出
口の開口部64と整合する。したがって、伝動手段が中
立位置にあるとき、パワーヘッド46からの排気ガス
が、第1下部開口部74を通って、整合された開口部6
4に向けて、さらに第2排気排出出口62を通って排出
される。上述したように、これによって、プロペラの後
方の低圧力領域が存在しなくなることから、ニュートラ
ル時のアイドル操作状態の間、排気ガスの背圧が減少さ
れる。
【0035】また、この実施例において、ドア72は、
水平方向に配置された一組の第2上部開口部76を備え
ている。この第2上部開口部76は、一組の前記第1下
部開口部74の上方に設けられている。伝動手段が後進
状態にあるとき、第2上部開口部76が開口部64と整
合することによって、排気ガスが第2の排気排出出口6
2から排出される。このとき、伝動手段は後進状態に整
合され、ベルクランク20は、時計方向に十分に回転さ
れている。船外機が後進用モードで操作されていると
き、プロペラの後方に低圧力領域が形成されていないこ
とが理解される。したがって、この実施例において、補
助的な排気排出出口62は、後進モードの操作で開口し
ており、これにより、パワーヘッド46内に排気背圧を
増加させることなしに、排気ガスを船外機から容易に排
出させる手段が提供される。
【0036】エンジンが後進状態にあるとき、排気ガス
は、高圧力ではあるが、主要な排気出口60を通って排
出することができる。したがって、ある実施例において
は、操作者は、後進状態にある間、補助的な排気排出出
口62を閉じることを望むかもしれない。また、他の状
況では、操作者は、補助的な排気排出出口62を開け
て、推進システムの作動状態を高めることを望むかもし
れない。かかるシステムは、各希望により注文によって
作ることができる。すなわち、後進時において補助的な
排気排出出口62を開口することを望む人に対しては、
第2上部開口部76をドア72に設けるようにすればよ
い。また、後進時において補助的な排気排出出口62を
閉じることを望む人に対しては、第2上部開口部76を
ドア72に設けないようにすればよい。
【0037】排気ガスが補助的な排気排出出口62を通
って排出されるとき、この排気ガスは、船の後方で大気
中内に直接的に且つ直ちに入り込むことになることが理
解される。もし、風が船の後ろから吹いているならば、
この排気ガスは船の中に入り込み、操作者や乗客を不快
にさせることとなる。しかしながら、特にニュートラル
時や始動後まもない時は、エンジンが安定した作動状態
となるようにするために、船外機のパワーヘッドに低い
背圧を与えることが重要である。
【0038】しかしながら、他のアイドル状態、すなわ
ちゆっくり走行している状態において、この補助的な排
気排出出口を遮断することが好ましい。これらの走行状
態には、魚を流し釣りするための長時間にわたる低速走
行や、航跡を起こしてはいけないと示された区域あるい
は港を通過する際の、長時間にわたる低速走行が含まれ
ている。これらの状況においては、エンジンはアイドル
状態すなわち少なくとも低速度にあるが、ギヤがかみ合
っており、船内の排気ガスの煙りを減らすために、エン
ジンの走行状態をできる限り犠牲にすることが望まし
い。本願発明は、補助的な排気排出出口が開いている時
間を、その開口が必要な時間だけに制限する、独特で新
規な手段を提供している。
【0039】第2の排気排出出口を選択的に開閉する手
段68が示されているが、それは好ましい一実施例であ
って、本願発明の範囲内に適合する他のバルブ手段を採
用することもできるということを理解するべきである。
具体的に言えば、バルブを回転させたり、枢動させるよ
うにしてもよい。さらに、好適な実施例においては、直
接的な機械的なアクチュエータやプッシュプルケーブル
が示されたが、電気で作動する手段、空気で作動する手
段、油圧で作動する手段、水圧で作動する手段、液圧で
作動する手段など他のアクチュエータ手段を採用するよ
うにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明の一実施例を有する船の推進
システムの側面図であって、薄いけい線が船の推進装置
のある程度の詳細を示している側面図である。
【図2】図2は、図1の船の推進装置における一部の断
面を取った側面図であって、本願発明の一実施例の詳細
を示している側面図である。
【図3】図3は、本願発明の一実施例を示している船の
推進装置の一部の背面図である。
【図4】図4は、線4−4に沿った横断面図である。
【符号の説明】
10 船の推進システム 12 船の推進装
置 13 船外機 14 運転制御装
置 15 伝動手段 16 ギヤシフト
レバー 18 プッシュプルケーブル 20 ベルクラン
ク 22 枢動軸 24 アーム 26 垂直伝達シャフト 28 アーム 30 第2のベルクランク 32 アーム 34 アーム 36 ドグクラッ
チ 38 前進用ベベルギヤ 40 後進用ベベ
ルギヤ 42 プロペラシャフト 44 垂直駆動シ
ャフト 45 排気システム 46 パワーヘッ
ド 48 プロペラ 50 排気ポート 49 トリムタブ 51 通気防止プ
レート 52 排気通路 54 下部ユニッ
ト 56 トランソム 58 船 59 水面レベル 60 第1の排出手段(第1のあるいは主要な排気出
口) 62 第2の排出手段(第2のあるいは補助的な排気排
出出口) 64 開口部 66 外壁 67 開口部 68 第2の排気排出出口を選択的に開閉するための手
段 69 バルブ 70 プッシュプ
ルケーブル 72 ドア 73 スロット 74 第1下部開口部 76 第2上部開
口部

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船の推進装置であって、 内燃機関を有するパワーヘッドを備えており、前記内燃
    機関は、出力シャフトと排気ポートとを有しており、 プロペラを保持可能なプロペラシャフトと、 内燃機関の前記出力シャフトを前記プロペラシャフトに
    選択的に連結する選択的連結手段と、 第1の排気出口と第2の排気出口とを有する排気通路で
    あって、内燃機関の前記排気ポートと連通する排気通路
    と、 前記選択的連結手段と協働して、前記第2の排気出口を
    開閉する手段とを備えていることを特徴とする船の推進
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の船の推進装置におい
    て、 該船の推進装置は、表面レベルを有する水域に浮く船に
    取付け可能であり、前記第2の排気出口は、前記水域の
    表面レベルより上に設けられていることを特徴とする船
    の推進装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の船の推進装置におい
    て、 前記第1の排気出口は、前記水域の表面レベルより下に
    設けられていることを特徴とする船の推進装置。
  4. 【請求項4】 請求項3項に記載の船の推進装置におい
    て、 また、通気防止プレートを備えており、前記第1の排気
    出口が該通気防止プレートより下にあることを特徴とす
    る船の推進装置。
  5. 【請求項5】 請求項3項に記載の船の推進装置おい
    て、 前記プロペラは中空ハブを備えており、前記第1の排気
    出口により、排気が前記中空ハブを通過できるようにな
    っていることを特徴とする船の推進装置。
  6. 【請求項6】 請求項3項に記載の船の推進装置におい
    て、 また、下部ユニットを備えており、該下部ユニットは、
    その頂端部で前記パワーヘッドを支持すると共に、その
    下端部の近くで前記プロペラシャフトを回転可能に支持
    できるようになっており、 前記下部ユニットは、前記内燃機関の前記出力シャフト
    に駆動可能に係合された、垂直方向に伸びる駆動シャフ
    トを備えていることを特徴とする船の推進装置。
  7. 【請求項7】 請求項6項に記載の船の推進装置におい
    て、 前記下部ユニットは、また、前記排気通路を備えている
    ことを特徴とする船の推進装置。
  8. 【請求項8】 請求項7項に記載の船の推進装置におい
    て、 前記下部ユニットは、前記第1の排気出口と、前記第2
    の排気出口とを備えていることを特徴とする船の推進装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項8項に記載の船の推進装置におい
    て、 第2の排気出口を開閉する前記手段が、スライドドアを
    備えていることを特徴とする船の推進装置。
  10. 【請求項10】 請求項6項に記載の船の推進装置にお
    いて、 内燃機関の出力シャフトをプロペラシャフトに選択的に
    連結する前記選択的連結手段が、前進、中立、及び後進
    用の伝動装置を備えていることを特徴とする船の推進装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項10項に記載の船の推進装置に
    おいて、 前記伝動装置は、前記駆動シャフトを前記プロペラシャ
    フトに連結させることを特徴とする船の推進装置。
  12. 【請求項12】 請求項11項に記載の船の推進装置に
    おいて、 内燃機関の出力シャフトをプロペラシャフトに選択的に
    連結する前記選択的連結手段が、操作者によるインター
    フェースを備えており、該インターフェースはベルクラ
    ンクを有していることを特徴とする船の推進装置。
  13. 【請求項13】 請求項12項に記載の船の推進装置に
    おいて、 前記ベルクランクが、また、第2の排気出口を開閉する
    前記手段を作動させることを特徴とする船の推進装置。
  14. 【請求項14】 請求項10項に記載の船の推進装置に
    おいて、 前記伝動装置が前記前進位置にあるとき、第2の排気出
    口を開閉する前記手段は、前記第2の排気出口を閉じる
    ことを特徴とする船の推進装置。
  15. 【請求項15】 請求項9項に記載の船の推進装置にお
    いて、 前記スライドドアは開口部を備えており、また、前記第
    2の排気出口は開口部を備えており、スライドドアの前
    記開口部と、第2の排気出口の前記開口部とが、整合し
    たとき、前記第2の排気出口が開口することを特徴とす
    る船の推進装置。
  16. 【請求項16】 トランソムを有する船を駆動できるよ
    うにした船の推進装置であって、 排気ポートを有するパワーヘッドと、 前記船の前記トランソムに取付け可能な、前記パワーヘ
    ッドを支持する下部ユニットであって、主要な排気出口
    と補助的な排気出口とを有する下部ユニットと、 該下部ユニットに回転可能に支持され、前記パワーヘッ
    ドに選択可能に且つ駆動可能に係合でき、プロペラを保
    持可能なプロペラシャフトと、 前記プロペラシャフトと前記パワーヘッドとを選択可能
    に係合する手段と、 前記プロペラシャフトとパワーヘッドとを選択可能に係
    合する前記手段と協働して、前記補助的な排気出口を開
    閉する手段とを備えていることを特徴とする船の推進装
    置。
  17. 【請求項17】 請求項16項に記載の船の推進装置に
    おいて、 プロペラシャフトとパワーヘッドとを選択可能に係合す
    る前記手段により、前記プロペラシャフトが、前進、中
    立、あるいは後進方向に係合することを特徴とする船の
    推進装置。
  18. 【請求項18】 請求項17項に記載の船の推進装置に
    おいて、 前記プロペラシャフトが前記前進方向に係合されたと
    き、前記補助的な排気出口が閉ざされることを特徴とす
    る船の推進装置。
  19. 【請求項19】 請求項18項に記載の船の推進装置に
    おいて、 前記プロペラが中空ハブを備えており、前記主要な排気
    出口が前記中空ハブを通っていることを特徴とする船の
    推進装置。
  20. 【請求項20】 請求項19項に記載の船の推進装置に
    おいて、 補助的な排気出口を開閉する前記手段が、開位置から閉
    位置に向けて溝内で摺動するドアを備えていることを特
    徴とする船の推進装置。
  21. 【請求項21】 請求項20項に記載の船の推進装置に
    おいて、 また、前記ドアには開口部が設けられており、該開口部
    は、前記開位置において前記補助的な排気出口と整合す
    ることを特徴とする船の推進装置。
  22. 【請求項22】 船の推進装置であって、 排気ポートを有するパワーヘッドと、 駆動可能に係合される前記パワーヘッドと選択的に連結
    されるプロペラシャフトと、 前記パワーヘッドを前記プロペラシャフトに選択的に連
    結する手段と、 パワーヘッドの前記排気ポートと連通する排気通路とを
    備えており、 前記排気通路は、主要な排気排出手段と、補助的な排気
    排出手段とを備えており、 前記パワーヘッドが前記プロペラシャフトに駆動可能に
    連結されたとき、前記補助的な排気排出手段と前記排気
    通路との間の連通が、遮断されることを特徴とする船の
    推進装置。
  23. 【請求項23】 請求項22項に記載の船の推進装置に
    おいて、 パワーヘッドをプロペラシャフトに選択的に連結する前
    記手段が、前進、中立、及び後進用の伝動装置を備えて
    いることを特徴とする船の推進装置。
  24. 【請求項24】 請求項23項に記載の船の推進装置に
    おいて、 前記伝動装置は、一対のベベルギヤと、摺動可能なドグ
    クラッチとを備えていることを特徴とする船の推進装
    置。
  25. 【請求項25】 請求項24項に記載の船の推進装置に
    おいて また、船に取付け可能な下部ユニットを備えており、前
    記船は、表面レベルを有する水域に浮くことができ、 前記主要な排気排出手段は、前記水域の表面レベルより
    下で前記下部ユニットに設けられていることを特徴とす
    る船の推進装置。
  26. 【請求項26】 請求項25項に記載の船の推進装置に
    おいて、 前記補助的な排気排出手段は、水域の前記表面レベルよ
    り上に設けられていることを特徴とする船の推進装置。
JP6112642A 1993-06-28 1994-05-26 船の推進装置 Pending JPH0796893A (ja)

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