JPH0796243A - 塗装装置 - Google Patents

塗装装置

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Publication number
JPH0796243A
JPH0796243A JP23992693A JP23992693A JPH0796243A JP H0796243 A JPH0796243 A JP H0796243A JP 23992693 A JP23992693 A JP 23992693A JP 23992693 A JP23992693 A JP 23992693A JP H0796243 A JPH0796243 A JP H0796243A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
pump
paint
reciprocating
coating material
Prior art date
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Pending
Application number
JP23992693A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Ueda
清志 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP23992693A priority Critical patent/JPH0796243A/ja
Publication of JPH0796243A publication Critical patent/JPH0796243A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 塗料循環路における塗料の循環量を安定化し
て、塗装の品質向上図るとともに、塗料循環路における
塗料の沈降を防止する。 【構成】 ポンプ10の往復動に伴ってオン動作するリ
ミットスイッチ80と、リミットスイッチ80の出力に
基づいてポンプ10の往復動周波数を検出する周波数検
出部74と、目標周波数とポンプ10の往復動周波数の
偏差を演算する減算器75と、上記偏差がなくなるよう
に圧力制御弁21を駆動する弁駆動部76とを備えてお
り、したがって、ポンプ10の往復動周波数が目標周波
数に近付くようにポンプ駆動用の流体圧が自動調整され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体圧によって駆動さ
れるレシプロポンプおよび塗料タンクを介在させた塗料
の循環路と、この循環路に接続した塗料塗布手段とを有
する塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の塗装装置において、上記循環路
にける塗料の循環量レシプロポンプの往復動の周波数で
決定される。なぜなら、レシプロポンプの1往復動作に
おける塗料の吐出量はほぼ一定と見做されるからであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、塗料塊の詰
まり等のためにレシプロポンプや塗料循環路の一部で塗
料の流通が阻害される事態が発生した場合、レシプロポ
ンプの負荷が増大して該ポンプの往復動周波数が低下す
る。この場合、塗料の循環量が減少するので、スプレー
ガン等の塗料塗布手段に供給される塗料の量が不足し
て、塗装の品質が低下する。また、塗料の流速が低下す
るので、循環路内に塗料が沈降するという不都合も発生
する。
【0004】本発明の目的は、かかる状況に鑑み、塗料
循環路における塗料の循環量を安定化して、塗装品質の
向上と塗料循環路における塗料の沈降防止を図ることが
できる塗装装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、流体圧によっ
て駆動されるレシプロポンプおよび塗料タンクを介在さ
せた塗料の循環路と、該循環路に接続した塗料塗布手段
とを有する塗装装置において、上記ポンプの往復動の周
波数を検出する周波数検出手段と、上記周波数検出手段
で検出される周波数が予設定された目標周波数になるよ
うに上記流体圧を制御する圧力制御手段とを設けてい
る。
【0006】
【作用】レシプロポンプの往復動の周波数が検出され、
検出された周波数が予設定された目標周波数になるよう
にポンプ駆動用流体の圧力が制御される。したがって、
塗料循環路における塗料の循環量が安定化されて、塗料
塗布手段に対する塗料の供給不足と塗料循環路における
塗料の沈降が防止される。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1に示す実施例において、レシプロポンプ10
は、アクチュエータ部11とシリンダ部12とを備えて
いる。
【0008】上記アクチュエータ部11のエア給排口1
1aは、電磁式オンオフ弁20および電磁式圧力調整弁
21を介して空圧源30に接続されるとともに、電磁式
オンオフ弁22を介して大気に解放されている。
【0009】上記弁20が開かれた場合には、弁21で
調圧されたエアがアクチュエータ部11内に供給され、
また、弁22が開かれた場合には、アクチュエータ部1
1内のエアが排出される。したがって、これらの弁2
0,22を交互に開閉することにより、アクチュエータ
部11に内蔵されたダイアフラム(図示せず)が往復動
する。
【0010】上記シリンダ部12のピストン12aは、
ピストンロッド12bを介して上記ダイアフラムに連結
されており、したがって、該ガイダイアフラムと一体作
動する。
【0011】また、上記シリンダ部12の塗料吐出口1
2cは、管路40を介して塗料タンク50の塗料流入口
に接続され、塗料吸入口12dは管路41を介して上記
タンク50の塗料流出口に接続されている。
【0012】なお、上記管路40および41の途中に
は、それぞれ逆止弁23および24が介在されている。
また、上記管路40には、複数のスプレーガン60が接
続されている。
【0013】制御部70の発振器71は、デューティ比
1のパルス信号を発生する可変周波数発振器であり、そ
の出力パルスは前記オンオフ弁20に加えられるととも
に、インバータ73を介して前記オンオフ弁22に加え
られる。なお、この発振器71の発振周波数は、目標周
波数設定器72によって設定される。
【0014】弁20,22は、発振器71の発振周波数
に従った周期で開閉動作するが、それらに加えられる駆
動信号の位相が180度相違しているため、互いに逆動
作する。つまり、一方が開いているときに他方は閉じ
る。
【0015】この結果、ポンプ10のアクチュエータ部
11は、弁20,22の交互開閉動作によるエアの給排
作用によって往復運動力を発生し、これをシリンダ部1
2のピストン12aに伝達する。
【0016】上記ピストン12aの上昇時には、タンク
50内の塗料が前記管路41を介してシリンダ部12内
に導入され、また、ピストン12aの下降時には上記導
入された塗料がシリンダ部12の塗料吐出口12cから
管路40に吐出される。そして、このシリンダ部12か
ら吐出された塗料は、前記管路40を通ってタンク50
に戻され、また、スプレーガン60の使用時にはその一
部が該ガン60から吐出される。
【0017】以上の説明から明らかなように、ポンプ1
0、管路40,41およびタンク50は、塗料の循環系
を構成している。この循環系における塗料の循環量一定
にするには、上記ポンプ10の往復動周波数を一定にす
れば良い。なぜなら、ポンプ10の1往復動作における
塗料の吐出量はほぼ一定であると見做されるからであ
る。
【0018】シリンダ部12のピストンロッド12bに
付設された突起13と、この突起の近傍に設けられたリ
ミットスイッチ80と、該リミットスイッチ80の出力
に接続された周波数検出部74は、上記ポンプ10の往
復動周波数を検出するものである。
【0019】すなわち、上記突起13は、シリンダ部1
2のピストン12aが下降する度にリミットスイッチ8
0をオン動作させるので、該リミットスイッチ80から
出力されるオン信号の周波数は上記ポンプ10の往復動
周波数と一致する。そこで、周波数検出部74に内蔵さ
れた図示していないカウンタは、単位時間(たとえば、
1分)内にリミットスイッチ80から出力されるオン信
号を計数して、上記ポンプ10の往復動周波数を検出す
る。
【0020】減算器75は、前記周波数設定器72の出
力と上記周波数検出部74の出力との偏差、つまり、上
記目標周波数とポンプ10の実際の往復動周波数との偏
差を算出し、この偏差に対応する信号を弁駆動部65に
出力する。
【0021】弁駆動部65は、いわゆるパルス幅変調
(PWM)等によって上記偏差に対応した弁駆動信号を
形成し、該信号によって上記偏差が無くなるように前記
圧力制御弁21を制御する。
【0022】すなわち、例えば、塗料塊の詰まり等のた
めにポンプ10や塗料循環路系の一部で塗料の流通が阻
害される事態が発生したとすると、該ポンプ10の負荷
が増大してその往復動周波数が上記目標周波数よりも低
くなるが、この場合、弁駆動部65は、オンオフ弁20
に供給されるエアの圧力が上昇するように、つまり、ポ
ンプ10の駆動力が増加するように圧力制御弁21を制
御し、この結果、上記低下した往復動周波数が上記目標
周波数まで上昇される。
【0023】かくして、この実施例によれば、ポンプ1
0の往復動周波数が上記目標周波数に近付くように圧力
制御弁21が制御されるので、塗料循環系における塗料
の循環量が一定に保持される。したがって、上記目標周
波数を適宜設定しておけば常に品質の高い塗装を行うこ
とができ、また、塗料循環系における塗料の沈降を防止
することができる。
【0024】なお、リミットスイッチ80等に異常が発
生した場合には、上記往復動周波数の適正な制御が不可
能になる。異常検出部77は、このような状態を検出す
るために設けたものであり、上記減算器75によって算
出される偏差を入力して、許容レベル以上の偏差が規定
時間(たとえば、数分〜10分)継続する場合に、ラン
プ、ブザー等の警報器78を作動して上記状態の発生を
外部に報知する。もちろん、異常検出部77の出力を利
用して、ポンプ10の運転を停止することも可能であ
る。
【0025】上記実施例では、ポンプ10の動作を検出
する手段として前記突起13とリミットスイッチ80と
を用いているが、上記動作を圧力スイッチによって検出
することも可能である。すなわち、前記圧力制御弁21
から弁20に供給されるエアの圧力は、ポンプ10の作
動時に一瞬だけ低下するが、もし、過負荷のためにポン
プ10が正常に作動できなかった場合には、このエア圧
力の低下度合いが極めて小さくなる。そこで、ポンプ1
0の正常作動時における上記エア圧力の低下で開閉する
圧力スイッチを設ければ、ポンプ10の動作を検出する
ことができる。
【0026】なお、上記実施例では、エアで駆動される
レシプロポンプ10を使用しているが、本発明は油圧で
駆動されるレシプロポンプを使用した場合でも同様の作
用を得ることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、塗料循環路における塗
料の循環量が安定化されるので、塗料塗布手段に常に十
分な塗料を供給して品質の高い塗装を行うことができ
る。また、塗料循環路における塗料の沈降を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した概念図。
【符号の説明】
10 レシプロポンプ 11 アクチュエータ部 12 シリンダ部 13 突起 20,22 オンオフ弁 21 圧力制御弁 30 加圧エア源 40,41,90 管路 50 塗料タンク 60 スプレーガン 70 制御部 71 発振器 72 周波数設定器 74 周波数検出部 75 減算器 80 リミットスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体圧によって駆動されるレシプロポン
    プおよび塗料タンクを介在させた塗料の循環路と、該循
    環路に接続した塗料塗布手段とを有する塗装装置におい
    て、 上記ポンプの往復動の周波数を検出する周波数検出手段
    と、 上記周波数検出手段で検出される周波数が予設定された
    目標周波数になるように上記流体圧を制御する圧力制御
    手段とを備えることを特徴とする塗装装置。
  2. 【請求項2】 上記周波数検出手段は、上記ポンプの往
    復動に伴って開閉されるリミットスイッチと、単位時間
    当たりに上記リミットスイッチから出力される開閉信号
    の数を計数する手段とを備えることを特徴とする請求項
    1に記載の塗装装置。
JP23992693A 1993-09-27 1993-09-27 塗装装置 Pending JPH0796243A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23992693A JPH0796243A (ja) 1993-09-27 1993-09-27 塗装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23992693A JPH0796243A (ja) 1993-09-27 1993-09-27 塗装装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0796243A true JPH0796243A (ja) 1995-04-11

Family

ID=17051902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23992693A Pending JPH0796243A (ja) 1993-09-27 1993-09-27 塗装装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0796243A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007175631A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Taikisha Ltd 塗料供給設備

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007175631A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Taikisha Ltd 塗料供給設備

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