JPH0795968B2 - 背もたれ付椅子 - Google Patents

背もたれ付椅子

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JPH0795968B2
JPH0795968B2 JP20209588A JP20209588A JPH0795968B2 JP H0795968 B2 JPH0795968 B2 JP H0795968B2 JP 20209588 A JP20209588 A JP 20209588A JP 20209588 A JP20209588 A JP 20209588A JP H0795968 B2 JPH0795968 B2 JP H0795968B2
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chair
seat
belt
support rod
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正光 宮下
恒太郎 伊藤
美義 片桐
陽一 鈴木
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Kokuyo Co Ltd
Takano Co Ltd
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Kokuyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は背もたれ付椅子に関し、更に詳しくは、背もた
れ部が後方に傾動しつつ座部が前動する椅子であって、
使用者の着用しているシャツ等がたくし上げられること
のない背もたれ付椅子に関する。
(従来技術) 執務用椅子のように使用者が長時間座る椅子にあって
は、使用者はただ1つの姿勢をとると疲れるため種々の
姿勢をとるものであるが、この種々の執務姿勢に追随し
て座部や背もたれ部等が容易に動いてくれるものが望ま
しい。
また、休憩時には一般に背もたれ部に背を寄り掛けるの
であるが、この休息時にも座部や背もたれ部が更に深く
使用者の動きに追随して容易に動いてくれる椅子が望ま
しい。
更には使用していないとき等には、座部や背もたれ部が
椅子本来の形態である標準位置に復帰してくれる椅子が
要求される。
従来のこの種の椅子は、例えば背もたれ部及び座部をス
プリング等によって支承し、休息時背もたれ部に寄り掛
ることによって背もたれ部及び座部が後方に傾動するも
のが知られている。
また、背もたれ部と座部とを、背もたれ部の下端部及び
座部の後端部においてヒンジ継手を介して連結し、また
背もたれ部をその上下方向中途部において水平支軸によ
って前後方向に回動自在にフレームに軸着し、更に座部
の下面に固定したクロスバーの両端を、フレームの前端
側に設けた座部ガイドの長孔に沿って移動自在に案内し
た椅子が知られている(特開昭61-247418号公報)。こ
の椅子によれば、休息時に背もたれ部に寄り掛ると背も
たれ部が後方に傾動し、この背もたれ部の後方への傾動
に連動して座部が前方かつ上方に移動し、以って休息姿
勢がとれるようになっている。
しかしながら、上記従来の椅子は次のような問題点を有
している。
即ち、前者の椅子にあっては、背もたれ部や座部が使用
者の動きに応じて後方へは傾動してくれるが、その際に
も背もたれ部と座部との角度は変動せず、また座部が前
方に移動するものでもないので、執務姿勢や休息姿勢を
とる自由度がそれだけ制限される。
また、背もたれ部及び座部が傾動すると重心が後方に移
動するので、後方に転倒しやすいというおそれもある。
更に、上記椅子にあっては、使用者の体重の軽重によっ
て背もたれ部に加わる荷重が変動するので、使用者の体
重に応じて使用前にスプリングの強さを調整する初期調
整が不可欠となる。この初期調整を使用者が最適に行う
のは必ずしも容易でない。
また、使用者の体重に応じてスプリングの強さを設定す
るものであるので、一般にはその使用者専用の椅子とし
てしか使用することができず、不特定多数の人が使用す
る、例えば会議室用の椅子としては不向きである。
後者の椅子にあっては、背もたれ部を後方に傾動させる
際、背もたれ部の上部側は後方に傾動するが、背もたれ
部の下部側は逆に前方へ出る動きをする。
このため、使用者が背全体を背もたれ部に寄り掛けて休
息姿勢をとろうとする際、使用者の背の動きと背もたれ
部の動作とが一致せず、違和感が生じるという問題点が
ある。
また、水平支軸が背もたれ部の上下方向中途部に位置し
ているので、体重の軽い人、座高の低い人等は、背もた
れ部に必要な荷重が掛けられず、背もたれ部を後方に傾
動させるのが困難となる問題点がある。
更には、座部が背もたれ部の下端部に連結されているの
で、座部が前動してはくれるものの座空間の奥行きまで
は広がらず、ゆったりとした休息姿勢をとりにくいなど
の問題点がある。
(背景技術) そこで、この様な従来の背もたれ付椅子の欠点を改良し
た椅子について、先に本発明者等は特願昭62-193392号
明細書、特願昭62-193393号明細書、特願昭62-193394号
明細書、及び特願昭62-193395号明細書にて提案した。
かかる椅子は、背もたれ付椅子であって、座部基盤と、
支持基部と、前記座部基盤の下方で、座部基盤の前後方
向にむけて前記支持基部に支持され、後部に背支桿が設
けられた天秤部材と、前記座部基盤を前後方向に移動自
在に支承すると共に、座部基盤への荷重を前記天秤部材
の支点部を挾む作用点部に分力する座受部を含み、前記
背支桿が前記天秤部材の支点部を中心として後方に傾動
する際の天秤部材の後方への傾動運動を前記座受部を介
して座部基盤の前動運動に変換する力伝達手段と、該力
伝達手段を介して、前記座部基盤及び背支桿を椅子本来
の静止位置(以下、標準状態と称する)に復帰させる機
械的弾性体とを具備するものである。
この椅子は、背もたれ部が後方に傾動しつつ座部が前動
する椅子であって、背もたれ部と座部とを体の動きに容
易に追随させて動かすことができ、休息姿勢も容易にと
れるものである。
唯、かかる椅子は、使用者が背もたれ部に寄り掛かって
背もたれ部を後方に傾動させたり又は背もたれ部から身
を起こして背もたれ部を標準状態に復帰させることを繰
り返すと、使用者の着用しているシャツ等が上方にたく
しあげられ易いことが判明した。
(発明の目的) 前述した様に、背もたれ部が後方に傾動しつつ座部が前
動する椅子は、座空間を広くとることができゆったりと
した休息姿勢を容易にとることができるため、使用者が
着用しているシャツ等のたくしあげを防止できれば、更
に使用勝手を向上できる。
そこで、本発明者等は、上記問題点を解決すべく種々検
討した結果、JIS S−1011の表1に準拠して求められる
座位基準点と背もたれ点との距離を標準状態時と、背も
たれ部を後方に傾動しつつ座部を前動した状態時とで可
及的に一定に保つことができれば解決できることを見い
出した。
即ち、本発明の目的は、背もたれ部及び座部の状態のい
かんを問わず、座位基準点と背もたれ点との距離を可及
的に一定に保つことができる背もたれ付椅子を提供する
ことにある。
尚、座位基準点とは、座部に掛る荷重の中心点であり、
背もたれ点とは、背もたれ部に掛る荷重の中心点であ
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的は、次の構成を有する椅子によって達成でき
る。
即ち、背もたれ付椅子において、該椅子が下記〔I〕を
満足する機構と、下記〔II〕を満足する帯状体とを有す
ることを特徴とする背もたれ付椅子である。
〔I〕機構 (i)座部基盤と、 (ii)支持基部と、 (iii)前記座部基盤の下方で、座部基盤の前後方向に
向けて前記支持基部に支持され、後部に背支桿が設けら
れている天秤部材と、 (iv)前記座部基盤を前後方向に移動自在に支承すると
共に、座部基盤への荷重を前記天秤部材の支点部を挾む
作用点部に分力する座受部を含み、前記背支桿が前記天
秤部材の支点部を中心として後方に傾動する際の天秤部
材の後方への傾動運動を前記座受部を介して座部基盤の
前動運動に変換する力伝達手段と、 (v)該力伝達手段を介して、前記座部基盤及び背支桿
を椅子本来の静止位置に復帰させる機械的弾性体と を具備する。
〔II〕帯状体 前記機構〔I〕の背支桿を含む背もたれ部と座部の後部
とを連結する弾性帯状体であって、該帯状体が背支桿の
上端部近傍で背もたれ部に連結され、且つ前記背もたれ
部への連結部から下方に向けて所定範囲に亘る部位が前
方に浅く突出する湾曲部に形成され、背もたれ部を後方
に傾動することによって、前記湾曲部が背もたれ部の下
部側に対して前方に突出する。
かかる背もたれ付椅子において、帯状体の湾曲部の剛性
が当該部位よりも下方の部位に対して大大であること、
帯状体の湾曲部近傍に背支桿の先部が位置し、前記背支
桿の先端部を支点として背もたれ部の上部側が下部側に
対して後方に傾動すること、帯状体の背もたれ部への連
結部付近が、帯状体の他の部位よりも厚いこと及び/又
はリブを取付けることによって補強されていることが、
背もたれ部を後方に傾動するとき、帯状体の湾曲部を容
易に前方に突出することができる。
また、湾曲部と座部との間の帯状体が、帯状体の長手方
向に蛇腹状に屈曲されていることが、湾曲部の前方への
突出量を調整できる。
更に、帯状体が背もたれ部と一体に成形されていること
が本発明の背もたれ付椅子を容易に製作できる。
尚、本発明において言う「背もたれ部を後方に傾動す
る」とは、背もたれ部の先端部がその下端部よりも大き
く後方に傾動できればよく、背もたれ部の先端部のみが
後方に傾動する動作、背もたれ部の上端部及び下端部を
一様の角度で後方に傾動する動作、或いは両動作を複合
した動作を含む。
(作用) 本発明の背もたれ付椅子においては、使用者が背もたれ
部に寄り掛り背もたれ部に荷重を掛けると、機構〔I〕
によって背もたれ部が後方に傾動しつつ座部が前動して
背もたれ部と座部との間の座空間を拡大することがで
き、ゆったりとした休息姿勢がとれる。
その際、背もたれ部と座部とを連結する帯状体の湾曲部
が背もたれ部の傾動に従い前方に突出するため、前記湾
曲部上に背もたれ点が位置しているとき、湾曲部上の背
もたれ点の位置が下方に移動し、背もたれ点と座位基準
点との距離を可及的に一定に保つことが可能となる。
このため、使用者の着用しているシャツ等がたくし上げ
られることがない。
(実施例) 本発明の一実施例を図面を用いて更に詳細に説明する。
第1図及び第2図は、脚柱を有する椅子に本発明を適用
した実施例を示す。
図において、1は背もたれ部、2は座部、3、4は椅子
のシェル構造体を構成するシェル部材、5はクッション
部を夫々示す。
本実施例の椅子は、第1〜2図に示す如く、クッション
部5に接するシェル部材4(以下、インナーシェルと称
することがある)及び背もたれ部1の後部を形成するシ
ェル部材3(以下、アウターシェルと称することがあ
る)で構成されているシェル構造体と第2図に示す機構
とを有する。
この機構は、脚柱70の上端に支持基部たる固定枠71が固
定されている。固定枠71は前端側が緩やかに前方に向け
て上昇し、後端側が比較的急角度で後方に上昇してい
る。
72は天秤部材であり、固定枠71の両端に沿って、座部基
盤73の下方に、且つ座部基盤73の前後方向に伸びてお
り、その中途部において固定枠71に回動自在に軸着され
ている。74はその回動軸(支点部)である。
76は天秤部材72の後端に設けられている背支桿である。
77はL字状リンクであり、前記固定枠71の前端側の両側
部にL字の屈曲部において軸78により回動自在に軸着さ
れている。そして、L字状リンク77の一方のリンク片端
部が座部基盤73の前部側の側部に軸79により軸着され、
L字状リンク77の他方のリンク片端部が天秤部材72の前
端部にピン80と長孔81により連繋されている。即ち、L
字状リンク77のリンク片端部に突設したピン80が天秤部
材72の前端に前後方向に長く設けた長孔81に遊嵌してい
る。
尚、ピンを天秤部材72に、長孔をL字状リンク77側に設
けてもよいことはもちろんである。
座部基盤73の後部側は、リンク板82により、回動軸74よ
り後方側の天秤部材72上に支持されている。即ち、リン
ク板82は一端が軸83によって座部73の後部に軸着され、
他端が回動軸74により後方側の天秤部材72上に軸84によ
って軸着されている。
上記L字状リンク77とリンク板82とにより座受部を構成
している。また、L字状リンク77をピン80と長孔81によ
り天秤部材72の先端部に連繋することで、座部基盤73を
前動させる力伝達手段を構成している。
85は復帰およびバランス用の引張バネであり、前記L字
状リンク77の軸79と、固定枠71後端側に設けた固定軸86
との間に掛け渡され、座部73を椅子としての本来の標準
位置に付勢すると共に、L字状リンク77および天秤部材
72を介して背支桿76を椅子としての本来の標準位置(起
立位置)に付勢している。
尚、上記のように引張バネ85によって座部基盤73および
背支桿76が標準位置に付勢されて静止している際、L字
状リンク77の軸78と軸79を結ぶ線、及びリンク板82の軸
84と軸83を結ぶ線が、後方に向けて、且つ上向きに傾斜
するよう設定されている。またこのときL字状リンク77
の軸78とピン80を結ぶ線は後方に向けて、且つ下向きに
傾斜している。
他方、シェル構造体は、アウターシェル3とインナーシ
ェル4とが、その外周辺に沿って配置されている係止具
によって一体に組付き、機構を実質的に被包しているも
のである。
即ち、シェル構造体は、対応するインナーシェル4の下
面において座部基盤73の上面にビス等で固定され、背も
たれ部側のシェル構造体の空間内に背支桿76が中途部に
まで進入している。一方、座部基盤73に対応するアウタ
ーシェル3の部分は切り欠かれている。
本実施例の椅子は、第1図に示す如く、背もたれ部1に
寄り掛かると背もたれ部1が後方に傾動しつつ座部2が
前動すると共に、背もたれ部1の上部側が下部側に対し
て後方に傾動可能になっている。
即ち、背もたれ部及び座部に対応する夫々のシェル構造
体が内部機構の動きに追随でき、且つ背もたれ部に対応
するシェル構造体の上部が背支桿76の上部付近を中心と
して後方に弾性的に曲折しうるようになっている。
つまり、シェル構造体が前記変形をするとき、インナー
シェル4とアウターシェル3の変形の度合いが相違する
ため、前記係止具のうち背もたれ部の上下方向中部から
下部に配置されている係止具を、両シェル部材間のズレ
を許容する構成とし、シェル構造体が容易に内部機構の
動きに追随でき、且つ背もたれ部に対応するシェル構造
体の曲折がスムーズになされるようにしたのである。
次に、インナーシェル4とアウターシェル3との構造を
さらに詳細に説明する。
インナーシェル4とアウターシェル3とは、例えば弾性
を有する合成樹脂素材、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリエステル等によ
りそれぞれ所定の形状に一体成形される。
インナーシェル4は第2図から明らかなように、側方形
状が略L字状になるように形成され、その外周辺にはア
ウターシェル3方向に突出する嵌合縁6が形成されてい
る。
アウターシェル3はこのインナーシェル4に後方から嵌
入する形状となっており、中央部付近は図示のごとくイ
ンナーシェル4に対して所定の空間が形成されるが、周
縁部はインナーシェル4の嵌合縁6内に嵌合する形状と
なっている。このためにアウターシェル3はその外周部
付近においてインナーシェル4側に湾曲する形状となっ
ている。
尚、インナーシェル4外周部を湾曲させてもよい。
また、背支桿76上端よりも上方のシェル構造体部分にお
いては、インナーシェル4とアウターシェル3との間の
空間は小さく設定されており、当該部位が後方に曲折し
やすくなっている。
かかるシェル構造体において、内部機構の座部基盤73を
包む部分のアウターシェル3とインナーシェル4とは、
その外周辺でビス87等によって固定されており、一方、
背もたれ部側の両シェルは第3図に示す係止具20、30、
・・・、60によってズレが許容されるように一体に組付
けられているのである。
この様なシェル構造体を構成するインナーシェル4にお
いて、背支桿76の上端部75近傍と座部の後部に対応する
部分とを連結する帯状体10が設けられている。
かかる帯状体10について、第3〜4図を用いて説明す
る。
第3図は、第2図の矢印Eの方向から見た背もたれ部を
構成するシェル構造体の部分正面図であり、第4図は第
2図に示す帯状体10の部分斜視図を夫々示す。第3〜4
図に示す帯状体10は、インナーシェル4の一部を利用し
て形成されているものであって、インナーシェル4の背
もたれ部に対応する部分において、背もたれ部の上下方
向の略中央部から下部にかけて設けられている2本のス
リット状開孔部9によって形成されている。
この帯状体10には、背もたれ部への連結部(第2図にお
いて背支桿76の先端部75の近傍)から下方に向けて所定
範囲の部位が前方に浅く突出する湾曲部7に形成されて
いる。
この様な湾曲部7を有する帯状体10は、帯状体10を形成
する材料と相挨って弾性を有するため、背もたれ部に対
応するシェル構造体を後方に傾動することによって、特
に前記シェル構造体の上部側を背支桿76の先端部75を支
点として下部側に対して後方に傾動することによって、
湾曲部7は背もたれ部の下部側に対して前方に突出す
る。
かかる湾曲部7は、後述する様に帯状体10の背もたれ部
への連結部(以下、上部連結部と称することがある)を
支点として前方に突出するため、湾曲部7の全体を帯状
体10の他の部位よりも厚くする等の手段によって、湾曲
部7の剛性を帯状体10の他の部位よりも大とすること、
上部連結部付近にリブ28を取付けること及び/又は上部
連結部付近が帯状体10の他の部位よりも特に厚くするこ
とによって補強されていることが好ましい。
また、帯状体10の湾曲部7と座部への連結部との間にお
いて、帯状体がその長手方向に蛇腹状に屈曲されている
部位〔以下、蛇腹部(第3〜4図の8に相当)と称す
る〕を設けることによって、背もたれ部を後方に傾動す
るとき、湾曲部75が容易に前方に突出することができ
る。
更に、この様な帯状体10がインナーシェル4と一体的に
成形されているものであることが椅子を製作する際に都
合がよい。
続いて動作を説明する。
まず、本実施例の機構について説明すると、第2図に示
す標準位置状態にある椅子に腰をおろすと、荷重は座部
基盤73を介して天秤部材72の回動軸74(支点部)の前後
の作用点部に分力される。この分力による荷重は、一方
はリンク板82を介して天秤部材72のその回動軸74を中心
とする右回りのモーメントを付与し、他方はL字状リン
ク77を介して左回りのモーメントを付与する。
尚、左回りのモーメントの方が大のときは、天秤部材72
は回動軸74を中心として左回りに回動するのが、図示し
ないストッパが作用して、座部基盤73および背支桿76が
標準位置に位置している。
また、右回りのモーメントの方が大のときは、天秤部材
72は右回りに回動しようとするが、前記の引張バネ85が
作用するので、背支桿76に荷重が加わらない状態におい
てはやはり標準状態を維持する。
この場合において(また後記する休息姿勢をとる際に
も)、荷重が天秤部材72の支点部の回りに分力され、そ
のバランスが天秤作用により相殺されることとなるの
で、そのアンバランス分である上記右回りのモーメント
は比較的に小さいものである。
したがって、上記の引張バネ85はそれほど強いバネでな
くともよい。
この引張バネ85の強さがそれ程大きくなくてもよいこと
は逆に次のような利点がある。
即ち、執務時においても、背もたれ部に若干寄り掛るよ
うな執務姿勢をとることがあるのであるが、その場合
に、引張バネ85の強さがそれ程大きくないので背支桿76
は後方に傾動する。
この場合座部基盤73は若干前方に移動し、座部も前方に
移動する。
このことは体重の重い人も軽い人もほとんど差異なく行
える。即ち、体重の重い人も軽い人も天秤部材72の天秤
作用により、その支点部回りの荷重のバランス分が相殺
されるので、体重の軽い人でも強さのそれ程大きくない
引張バネ85の引張力に抗して背支桿76を容易に傾動させ
ることができるのである。
次に、休息状態に移るときは、使用者は意図的に背もた
れ部に寄り掛かって背支桿76に荷重をかけ、引張バネ85
の引張力や後記する荷重による抵抗力等に抗して背支桿
76を回動軸74を中心に後方に傾動させるのである。
この場合にも、体重の重い人も軽い人もほとんど差異な
く背支桿76を後方に傾動させることができる。
即ち、体重の重い人の場合には背支桿76により大きな荷
重が、また体重の軽い人の場合には背支桿76には比較的
小さな荷重が掛ることになるが、天秤部材72の支点部に
対して、背支桿76に加わる荷重とは逆方向に作用する荷
重が、体重の重い人の場合には体重の軽い人に比してそ
れだけ多く生じてやはり天秤作用により相殺されるで、
体重の重い人でも軽い人でもほぼ同程度の寄り掛り具合
で背支桿76を後方に傾動させることが可能となるのであ
る。
背支桿76を後方に倒していくと、天秤部材72の先端側は
回動軸74を中心として上方に円弧回転し、これによりL
字状リンク77が軸78を中心として第1図上左方に回動す
る。即ち、L字状リンク77の軸78と軸79を結ぶリンク片
が、第2図に示す後方傾斜位置から次第に起立し、起立
位置を越えて若干前方に傾斜する位置まで回動する。し
たがって座部基盤73はこのL字状リンク77の回動に伴っ
て前方に移動する。またその際に座部基盤73の前部側は
若干上昇する。
一方、リンク板82も、座部基盤73の前方移動に伴って、
後方傾斜位置から、起立位置を越えて、更に前方に若干
傾斜する位置まで、軸84を中心として回動する。
ところで、軸84は天秤部材72が回動することによって回
動軸74を中心として円弧回転し、標準位置よりも若干下
降する。したがって座部基盤73後部側は背支桿76の後方
へ傾動に連動して、前方に移動しつつも若干沈み込む。
このように座部基盤73は背支桿76の後方への傾動に連動
して前方に移動するが、その際に座部基盤73の前部側は
若干上昇し、座部基盤73の後部側は若干沈み込む動きを
することになる。
一方、L字状リンク77の前記リンク片、及びリンク板82
が、前記したように後方に傾斜した状態から起立位置ま
で回動する際、該リンク片やリンク板82に加わる使用者
からの荷重は、背支桿76の後方への傾動に対する一種の
抵抗力の1つとして作用する。この際の荷重による抵抗
力が、背支桿76に荷重を掛けた際、背支桿76が一気に後
方に倒れてしまうのを防止している。特に前記のよう
に、引張バネ85の強さはそれ程大きなものでなく、また
伸張初期の段階では特にその引張力が小さいものである
から、上記抵抗力が背支桿76の一気の傾動を防止するの
に有効に作用する。
次に、背支桿76が傾動するにつれて背支桿76への荷重は
次第に大きくなり、一方前記したリンクの片、リンク板
82の起立するに従って前記した抵抗力は減少してくる。
したがって、上記した抵抗力や引張バネ85の引張力と上
記の次第に増加してくる背支桿76に掛る荷重とはある位
置でバランスする。上記の引張バネ85はその際のバラン
サーとしても作用する。もちろん、使用者の腹筋力等の
筋力も作用し、これら各力がバランスした位置で背支桿
76の後方への傾動が停止し、この停止位置で休息姿勢が
とれる。この休息姿勢をとる際、前記したように背支桿
76が座部基盤73の下方に位置する回動軸74を中心として
後方に傾動し、一方座部基盤73が前方に移動するので、
座空間が前後に広がり、ゆったりとした休息姿勢がとれ
るのである。また座部基盤73が前方に移動する際、前記
したように座部基盤73後部側は前進しつつも若干沈み込
むので、休息姿勢をとろうとする際の臀部の動きと上記
座部基盤73の動きとがほぼ一致し、違和感なく休息姿勢
に移行できる。
尚、図示しないがこの休息位置で背支桿76のさらに後方
への傾動を阻止するロック装置を設けることができるの
はもちろんである。
標準状態に復帰するには、背を起すか、椅子から立ち上
がれば、引張バネ85の引張力によって座部基盤73および
背支桿76が標準位置に復帰する。
この様な座部基盤73及び背支桿76の動きは、シェル構造
体が座部基盤73に連結されているインナーシェル4及び
このインナーシェル4に対してズレが許容されるよう組
付けられているアウターシェル3によって構成されてい
るのでスムーズに行われる。
本実施例の椅子は、前述の如く、機構の動きにシェル構
造体が追随できる他に、背もたれ部上部が下部に対して
更に傾動し、種々の姿勢をとることができるのである。
即ち、使用者が背もたれ部1の上部に背中の上部を寄り
掛けてより安楽な姿勢をとろうとすると、シェル構造体
は、そのシェル構造の有する剛性に抗して背支桿76の上
端部75を支点として後方に曲折される。
かかる背もたれ部の動作の際に、帯状体10の湾曲部7は
前方に突出する。
このため、かかる湾曲部7上に背もたれ点が位置してい
るとき、背もたれ点は背もたれ部が後方に傾動するにつ
れて湾曲部7上を下部側に移動可能になるのである。
この様な背もたれ点の移動が可能となる帯状体10の湾曲
部7の前方への突出について説明する。
機構の背支桿76が後方に傾動しつつ座部基盤73が前動す
る動作のとき、或いは背もたれ部1の上部を下部に対し
て後方に曲折させるとき、荷重はアウターシェル3に対
してはその圧縮方向に、インナーシェル4に対してはそ
の伸長方向に作用する。
このため、インナーシェル4とアウターシェル3との変
形は第2図から明らかなように、背もたれ部が後方に傾
動しつつ座部が前動する際には、インナーシェル4は図
の矢印G、Iの方向に、アウターシェル3は矢印Hの方
向に夫々圧縮、伸長され、背もたれ部に対応するシェル
構造体の上部側が下部側に対して後方に曲折される際に
は、座部基盤73の前動がないためにインナーシェル4は
図の矢印Gの方向に、アウターシェル3は矢印Hの方向
に夫々伸長、圧縮される。
かかるインナーシェル4の変形に対して、第3〜4図に
示す如く、帯状体10の両側は、インナーシェル4から切
離されているため、帯状体10の上部連結部を支点として
湾曲部7の下方ほど前方に突出させようとする力が作用
する。
一方、帯状体10とインナーシェル4の座部の後部に対応
する部位との連結部(下部連結部)からは湾曲部7を下
方に引張る力が作用する。
そして、これらの力が合成されて湾曲部7の下方の一部
が前方に突出される結果、湾曲部7の形状が変化し背も
たれ点の位置が湾曲部7上を下方に移動するのである。
この様な背もたれ点の移動を第5図によって説明する。
第5図(a)は背もたれ部1を後方に傾動させつつ座部
2を前動させたときのものであり、第5図(b)は座部
2を前動させることなく背もたれ部1の上部側のみを後
方に傾動させたときのものである。
第5図(a)において、インナーシェル4の背支桿76の
先端部75近傍に相当する部位と座部の後部に相当する部
位とを連結する帯状体10の湾曲部7上に背もたれ点Xが
位置する。この時(標準状態時)の座位基準点Yと背も
たれ点Xとの間の距離をAとする。
次に、背支桿76を後方に傾動させつつ座部基盤73を前動
させ、インナーシェル4の背もたれ部に相当する部位を
点線4′の位置にまで後方に傾動する。
このとき、座位基準点YはY′の位置にまで前方に移動
し、同時に湾曲部7も点線まで前方に突出して背もたれ
点XがX′の位置まで下方に移動する。
他方、点線上のX″は背もたれ点Xが下方に移動しなか
ったとき、即ち湾曲部7が前方に突出することなくイン
ナーシェル4と共に後方に傾動した場合の背もたれ点の
位置である。
この様に、背もたれ点Xは、インナーシェル4の背もた
れ部に対応する部位の後方への傾動によって、湾曲部7
の下方のX′の位置に移動するため、座位基準点Yが前
方のY′の位置に移動しても、背もたれ点X′と座位基
準点Y′との距離Bは、標準状態時の距離Aと可及的に
等しくすることが可能となる。
特に、背もたれ部の後方への傾動に比較して座部の前動
が小さいとき、前記距離Bは距離Aとほぼ等しくするこ
とができる。
また、第5図(b)において、座部2を前動させること
なく、つまり背支桿76を後方に傾動させることなく背支
桿76の先端部75を支点として、インナーシェル4の背も
たれ部の上部側に相当する部位を点線4′まで後方に傾
動する。
このときも、帯状体10の湾曲部7は点線まで前方に突出
されて背もたれ点Xは湾曲部7の下方X′の位置まで移
動する。
一方、湾曲部7が前方に突出しない場合の背もたれ点X
は湾曲部7の下方に移動せず、点線上のX″の位置にあ
る。
第5図(b)の場合には、座部2が前動しないために座
位基準点Yの位置は移動しないので、座位基準点Yと背
もたれ点X′との距離Bは、標準状態時の距離Aとほぼ
等しくすることができる。
かかる作用・効果を奏する帯状体10において、湾曲部7
の下方に位置する蛇腹部8は、前述した湾曲部7の前方
への突出量を調整することができる。
即ち、インナーシェル4の背もたれ部が後方に大きく傾
動したとき、蛇腹部8も伸長しつつ湾曲部7の下部を適
度な力で引張ることによって、第5図に示す距離Aと距
離Bとを可及的に等しくすることができる。
また、帯状体10の上部連結部の近傍は、前述した様に、
湾曲部7を前方に突出する支点となるため、変形しない
様に補強されていることが好ましく、第4図に示す如
く、リブ28を設けること、及び/又は湾曲部7の剛性を
帯状体10の部位よりも大とすることが好ましい。
尚、第2図に示す椅子では、背支桿76がシェル構造体の
内部に設けられているが、背支桿76はシェル構造体の外
部、例えばアウターシェル3の外側に設けられていても
よい。
以上、述べてきた実施例は背もたれ部及び座部が実質的
にシェル構造体によって一体に構成されている椅子を例
示したが、シェル構造体を有しない椅子においても本発
明において採用する帯状体10を設けることによって、同
様な作用・効果を奏することができる。
このため、第6図に本発明の他の実施例を示す。
第7図に示す椅子は、第2図に示す機構の背支桿76に背
板88を取付けたものであって、背板88の背支桿76の先端
部近傍と座部基盤73とを連結する弾性帯状体10が設けら
れているものである。帯状体10は、その上部連結部から
下方の所定範囲に亘って前方に浅く突出する湾曲部7、
及び湾曲部7の下方で且つ下部連結部との間に蛇腹部8
が形成されている。
かかる椅子においても、背もたれ部の傾動にかかわら
ず、座位基準点と背もたれ点との距離を可及的に一定に
保つことができる。
これは、帯状体10の湾曲部7が背もたれ部の傾動に伴い
前方に突出し、湾曲部7上を背もたれ点が下方に移動可
能であることに因る。
これまで述べてきた本発明の椅子は、脚柱70を有するも
のについて説明してきたが、脚柱70を有しない椅子にお
いても適用できる。
(発明の効果) 本発明の椅子によれば、標準状態にある椅子において使
用者にとって理想的な位置に調整した背もたれ点を背も
たれ部を傾動した後にも維持することができ、且つ使用
者が着用しているシャツ等もたくし上げられることも防
止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る椅子の側面図及び部分断面図、第
2図は第1図に示す椅子の断面図、第3図は第2図の矢
印Eの方向から見た背もたれ部を構成するシェル構造体
の部分正面図、第4図は第2図に示す帯状体10の部分斜
視図、第5図は本発明の作用・効果を説明する説明図、
第6図は本発明の椅子の他の例を示す断面図を夫々示
す。 図において、 10……帯状体、7……帯状体10に設けられている湾曲
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片桐 美義 長野県上伊那郡宮田村137 タカノ株式会 社内 (72)発明者 鈴木 陽一 大阪府大阪市東成区大今里南6丁目1番1 号 コクヨ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−247418(JP,A) 特開 昭62−57518(JP,A) 特開 昭62−196047(JP,A) 特開 昭63−161905(JP,A) 特開 昭63−277012(JP,A) 特開 昭63−277013(JP,A) 特開 昭63−279809(JP,A) 特開 昭63−279810(JP,A) 特開 平1−37912(JP,A) 特開 平1−37913(JP,A) 特開 平1−139013(JP,A) 実開 昭62−196047(JP,U) 実開 昭62−153936(JP,U) 実開 昭61−158244(JP,U) 実開 昭61−179946(JP,U) 実開 昭60−158445(JP,U)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】背もたれ付椅子において、該椅子が下記
    〔I〕を満足する機構と、下記〔II〕を満足する帯状体
    とを有することを特徴とする背もたれ付椅子。 〔I〕機構 (i)座部基盤と、 (ii)支持基部と、 (iii)前記座部基盤の下方で、座部基盤の前後方向に
    向けて前記支持基部に支持され、後部に背支桿が設けら
    れている天秤部材と、 (iv)前記座部基盤を前後方向に移動自在に支承すると
    共に、座部基盤への荷重を前記天秤部材の支点部を挾む
    作用点部に分力する座受部を含み、前記背支桿が前記天
    秤部材の支点部を中心として後方に傾動する際の天秤部
    材の後方への傾動運動を前記座受部を介して座部基盤の
    前動運動に変換する力伝達手段と、 (v)該力伝達手段を介して、前記座部基盤及び背支桿
    を椅子本来の静止位置に復帰させる機械的弾性体と を具備する。 〔II〕帯状体 前記機構〔I〕の背支桿を含む背もたれ部と座部の後部
    とを連結する弾性帯状体であって、該帯状体が背支桿の
    上端部近傍で背もたれ部に連結され、且つ前記背もたれ
    部への連結部から下方に向けて所定範囲に亘る部位が前
    方に浅く突出する湾曲部に形成され、背もたれ部を後方
    に傾動することによって、前記湾曲部が背もたれ部の下
    部側に対して前方に突出する。
  2. 【請求項2】帯状体の湾曲部の剛性が当該部位よりも下
    方の部位に対して大である請求項第1項記載の背もたれ
    付椅子。
  3. 【請求項3】帯状体の湾曲部近傍に背支桿の先端部が位
    置し、前記背支桿の先端部を支点として背もたれ部の上
    部側が下部側に対して後方に傾動する請求項第1項又は
    第2項記載の背もたれ付椅子。
  4. 【請求項4】帯状体の背もたれ部への連結部付近が、帯
    状体の他の部位よりも厚いこと及び/又はリブを取付け
    ることによって補強されている請求項第1項、第2項、
    又は第3項記載の背もたれ付椅子。
  5. 【請求項5】湾曲部と座部との間の帯状体が、帯状体の
    長手方向に蛇腹状に屈曲されている請求項第1〜4項い
    ずれか1項記載の背もたれ付椅子。
  6. 【請求項6】帯状体が背もたれ部と一体に成形されてい
    る請求項第1〜5項いずれか1項記載の背もたれ付椅
    子。
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