JPH0795831A - ペットの曳き綱緩衝具 - Google Patents

ペットの曳き綱緩衝具

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JPH0795831A
JPH0795831A JP5265813A JP26581393A JPH0795831A JP H0795831 A JPH0795831 A JP H0795831A JP 5265813 A JP5265813 A JP 5265813A JP 26581393 A JP26581393 A JP 26581393A JP H0795831 A JPH0795831 A JP H0795831A
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JP
Japan
Prior art keywords
spring
pet
hook
dog
shock
Prior art date
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Pending
Application number
JP5265813A
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English (en)
Inventor
Takayuki Nishimura
享之 西村
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ペットを曳く時に、曳く者の手首やペット自
身への衝撃を和らげ、且つ曳き綱の切断等の損傷を軽減
する。 【構成】 ショック吸収用弾性体を有し、両側に係止具
を有するもので、通常曳き綱とペットの首輪の間で使用
されるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペットの曳き綱緩衝具
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ここでいうペットとは、一般的には犬で
あるが、曳き綱によって誘導する動物ならばどのような
ものでもよい。
【0003】曳き綱とは、犬の首輪等に係止したロープ
であり、人間がその他端を手で曳くものである。材質や
太さ等は、曳く動物によるが、通常はナイロン製で5mm
〜10mm程度の太さのものが多い。
【0004】特に犬の場合、ロープに繋いだままで飼う
とストレスが溜まり、犬自身の健康に悪く、また凶暴に
もなると言われている。そのため、通常は1日1回程度
の散歩に連れて行く。この場合、他人に噛みつくことは
希であっても、子供やお年寄りを驚かしたり、他の犬と
争いになったりするため、曳き綱を使用することとな
る。また、犬の種類によっては法律や条例で曳き綱の使
用が義務付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】犬が人間と同じ速度
で、同じ方向に歩いている場合には何の問題もない。し
かし、犬は他の犬や、道端の物に反応して瞬時に方向を
変えたり、走り出したりするのが常である。このような
場合、衝撃が大きいと大人でも転倒することがあり非常
に危険である。また、自転車に乗って散歩させている場
合にもその危険性は大きい。勿論、人間の方が力が強い
ので(自分より力の強い犬は、原則として散歩させられ
ないので)、瞬時の衝撃さえなければ引っ張られたり、
転倒することはない。
【0006】また、そのような瞬時の衝撃が毎日、それ
も頻繁に生じると、手首に相当の負担が掛り、手首を痛
めることとなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような現状に鑑み、
本発明者は鋭意研究の結果本発明緩衝具を完成したもの
であり、その特徴とするところは、ショック吸収用弾性
体を有し、両側に係止具を有する点にある。
【0008】ここで、ショック吸収用弾性体とは、一般
的にはバネである。しかし、ゴムやその他の弾性体でも
よい。この弾性体の強さ(弾性定数)は、勿論、動物に
よって異なるが、通常、人間が散歩させるような犬で、
衝撃を受けるものと言えば、体重で、約10〜50Kg
程度のものである。よって、犬が引っ張った時に、常時
はほとんど延びず、衝撃が掛かった時に、10〜50mm
程度延びるような強さと長さが好適である。体重10K
gの犬と、50Kgの犬とでは、衝撃に相当の差がある
ため、バネの強さも異なることは当然である。
【0009】弾性体として、バネを使用する場合、単に
バネの両側に係止具を付けたものより、バネを収納する
筒状容器を設けるとよい。このようにすると、バネの間
にものが挟持されることがない。筒状容器は、金属製で
もプラスチック製でもよい。また、バネは強さ(バネ定
数)の異なるものを用いて、2段階で収縮するようにし
てもよい。簡単には直列に連結すればよいが、径の大き
いものの内側に径の小さなバネを設けてもよい。
【0010】また、バネ等の弾性体のみで連結した場
合、はずれる恐れがないとは言えないため、中心部にワ
イヤにより連結し、最もバネ等が延びた時の長さに調整
しておくこともできる。ワイヤ自体の切断強度は非常に
大きく、また取付けも強固にできるため、上記のはずれ
たりする危険性は完全に回避できる。
【0011】係止具は、どのようなものでもよく、一般
的に犬の曳き綱の根本に設けられているものでよい。フ
ックのような開閉部を設けて、リングを入れるのは簡単
であるが、はずす場合には開閉部を内側に開けて行なう
タイプにするとよい。材質は金属が一般的であるが、プ
ラスチック等でもよい。
【0012】
【実施例】以下図面に示す実施例に基づいて本発明をよ
り詳細に説明する。図1は、本発明緩衝具1の1例を示
す断面図である。中央部の筒状容器2の内部にバネ3が
収納され、その両側に係止具4が取付けられている。両
側からの衝撃は、このバネが延びることによって吸収さ
れる。これが本発明の根本的な構造である。
【0013】図2は、本発明の他の例を示す断面図であ
る。これは図1の例と異なり、内部のバネを押し縮めて
ショックを吸収するタイプである。左フック5が外筒6
に固定され、右フック7が内筒8に固定されている。そ
して、内筒8と外筒6の間にバネ9が嵌挿されている。
また、スライドした時の金属音を軽減するため、プラス
チック(ここでは硬質ポリアミド)製のタッチ部材10
がバネ9の両端部に挿入されている。
【0014】図3は、図2の例を両端から引っ張ったと
ころの断面図である。外筒6が左フッツ5と共に左側に
スライドし、それに伴い内筒8が右フック7と共に相対
的に右側にスライドしている。そして、外筒6の先端曲
げ部11及び内筒8の先端曲げ部12により、バネ9が
圧縮されている。これによって、引張衝撃は吸収緩和さ
れる。また、タッチ部10が先端曲げ部よりわずかに大
きいため、金属同士の接触がほとんどなく、スライド時
の金属音はほとんどない。
【0015】図4は、本発明の更に他の例を示す断面図
である。これは、内部のバネを引っ張ってシッョクを吸
収するものである。外筒6が右フック7に固定され、内
筒8が左フック5に固定されている。そして、バネ9
は、それぞれの端部固定されたにネジ13によって螺合
固定されている。フックが左右に引っ張られると、それ
に固定されている2つのネジ13間距離が広がり、バネ
9が延びる。この時、外筒と内筒は摺動する。この時、
ネジからバネが外れたり、バネが破断するのを防止する
ため、中央部にワイヤ14が設けられている。これは、
バネの最大長さでピンと張る長さのもので、通常は内部
で弛んでいる。
【0016】図5は、本発明の更に他の例を示す。これ
は、2段階吸収できるタイプのものである。左フック5
に内筒が固定され、右フック7には芯筒15が固定され
ている。外筒6は左右のフックとはフリーになってい
る。また、バネは外筒6と内筒8との間の外ネジ16
と、芯筒15と内筒8との間の内ネジ17の2つ設けら
れている。ここで、バネの強さは、内ネジ17の方が弱
いとする。
【0017】フックを左右に引っ張ると、図6の状態と
なる。右フック7が右側にスライドし、それに伴って内
バネ17が押圧されて縮む。これは、芯筒15の先端の
曲げ部が内バネ17を右側に押圧し、内バネ17の右端
は、スライド固定具18によって固定されているためで
ある。スライド固定具18が右側に移動するのを、防止
するのは、外バネ16の強さである。外バネ16が内バ
ネ17よりも強いため固定具として働くのである。
【0018】次に、さらに右フック7が右側に移動する
と、内バネ17が押圧されてそれ以上圧縮できなくなる
と、当然外バネよりも強い抵抗となるため、スライド固
定具18が右側に移動する。その時、外バネ16が圧縮
されていくのである。この状態を図7に示す。このよう
にして、2段階のショック吸収ができるのである。
【0019】図5に示す例では、内バネを外バネよりも
強くすると、図6と図7が逆になる、即ち先に外バネが
圧縮されて、その後内バネが圧縮されるだけである。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明緩衝具
においては、瞬間的な衝撃が弾性体によって吸収される
ため、人間の手に係るショックが著しく軽減される。こ
れにより、手首の障害の発生を防止し、且つ動物自体が
受けるショックも軽減できる。即ち、犬等が繋がれてい
る場合、車や他の犬の突然の出現によって、瞬間的に飛
び出した場合等は犬自身も首等に相当の衝撃を受ける。
これらも軽減できるのである。
【0021】また、瞬間的な衝撃が和らぐため、曳き綱
の本体である綱やロープが切れる可能性も著しく小さく
なる。
【0022】プラスチック製の部材を摺動部に使用した
ものでは、金属同士の接触音がないため、不快感がな
い。また、強度の異なるバネを2つ使用したものでは、
2段階に渡ってショックを吸収できる。これは、犬等が
人間より早く走ろうとして、常に曳き綱が緊張した状態
であり、その状態からさらに衝撃がある場合には非常に
有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1例を示す断面図である。
【図2】本発明の他の例を示す断面図である。
【図3】図2に示す例の、フックが引かれた状態の断面
図である。
【図4】本発明の更に他の例を示す断面図である。
【図5】本発明の更に他の例を示す断面図である。
【図6】図5に示す例の、フックが引かれた状態の断面
図である。
【図7】図5に示す例の、更にフックが引かれた状態の
断面図である。
【符号の説明】
1 本発明緩衝具の1例 2 筒状容器 3 バネ 4 係止具 5 左フック 6 外筒 7 右フック 8 内筒 9 バネ 10 タッチ部材 11 外筒の先曲げ部 12 内筒の先曲げ部 13 ネジ 14 ワイヤ 15 芯筒 16 外ネジ 17 内ネジ 18 スライド固定具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ショック吸収用弾性体を有し、両側に係
    止具を有することを特徴とするペットの曳き綱緩衝具。
JP5265813A 1993-09-28 1993-09-28 ペットの曳き綱緩衝具 Pending JPH0795831A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5265813A JPH0795831A (ja) 1993-09-28 1993-09-28 ペットの曳き綱緩衝具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5265813A JPH0795831A (ja) 1993-09-28 1993-09-28 ペットの曳き綱緩衝具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0795831A true JPH0795831A (ja) 1995-04-11

Family

ID=17422414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5265813A Pending JPH0795831A (ja) 1993-09-28 1993-09-28 ペットの曳き綱緩衝具

Country Status (1)

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JP (1) JPH0795831A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009517076A (ja) * 2005-12-02 2009-04-30 ミスティ シー トレーディング 86(プロプライエタリー)リミテッド 動物用リード

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009517076A (ja) * 2005-12-02 2009-04-30 ミスティ シー トレーディング 86(プロプライエタリー)リミテッド 動物用リード

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