JPH0795804A - 施肥装置付き田植機おける肥料移送装置 - Google Patents

施肥装置付き田植機おける肥料移送装置

Info

Publication number
JPH0795804A
JPH0795804A JP24403393A JP24403393A JPH0795804A JP H0795804 A JPH0795804 A JP H0795804A JP 24403393 A JP24403393 A JP 24403393A JP 24403393 A JP24403393 A JP 24403393A JP H0795804 A JPH0795804 A JP H0795804A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fertilizer
transfer
hose
air
exhaust air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24403393A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Ishida
石田  伊佐男
Kenji Iwanaga
憲二 岩永
Kazuhiro Takegawa
和弘 竹川
Hitoshi Yamazaki
仁史 山崎
Masatake Tanimoto
真丈 谷本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP24403393A priority Critical patent/JPH0795804A/ja
Publication of JPH0795804A publication Critical patent/JPH0795804A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fertilizing (AREA)
  • Transplanting Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 肥料を移送ホ−ス内で圧風移送するとき、肥
料詰りを防止する排風口を構成する場合の構成に関し、
排風時に田植機の部品及び部材の錆びを起こさせない。 【構成】 田植え作業と同時に圃場の土壌中に粒状の肥
料を施す施肥装置付き田植機において、肥料移送ホ−ス
34の移送途中に、肥料詰り等の移送抵抗が生じたとき
に移送ホ−ス34内の空気が排出される開閉蓋付きの排
風口38を設けるに、この排風口38は、移送ホ−ス3
4の上方に向かう所定高さの排出風路39の上端部に形
成し、この排風口38を蔽う蓋体40は、当該排出風路
39の上部と排出風路筒の外周面を粒状肥料が抜け出る
隙間tを形成させて構成し、排風を下向きしたことを特
徴とする施肥装置付き田植機おける肥料移送装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、施肥装置付き田植機お
ける肥料移送装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、特開昭63−87906号公報に開
示された通り、粒状肥料を移送するホ−スの途中部分に
外気が出入りする口を形成したものは周知であった。
【0003】
【発明があ解決しようとする課題】従来技術では、肥料
を移送するホ−スに上向きの孔を形成していても、肥料
を圧風させて移送中に詰りが生じると肥料が上向きに排
出されて田植機の部材に肥料が付着し、その付着した部
材が錆びて破損される欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前述の課題
を解消するために、次の技術的な手段を講じた。即ち、
粒状の肥料を収納するホッパ−32から繰出装置33で
少量づつ肥料を繰り出し、この繰り出された肥料を移送
ホ−ス34内へ供給すると共に送風機36による送風ダ
クトを該移送ホ−ス34内に連通させ、田植機の水田圃
場面を作溝させる作溝器35内に当該移送ホ−ス34に
よって圧風移送ならしめて田植え作業と同時に圃場の土
壌中に粒状の肥料を施す施肥装置付き田植機において、
この肥料移送ホ−ス34の移送途中に、肥料詰り等の移
送抵抗が生じたときに移送ホ−ス34内の空気が排出さ
れる開閉蓋付きの排風口38を設けるに、この排風口3
8は、移送ホ−ス34の上方に向かう所定高さの排出風
路39の上端部に形成し、この排風口38を蔽う蓋体4
0は、当該排出風路39の上部と排出風路筒の外周面を
粒状肥料が抜け出る隙間tを形成させて構成してなる施
肥装置付き田植機おける肥料移送装置とした。
【0005】
【実施例】実施例は乗用型の施肥装置付き田植機を示
し、次の構成になっている。走行車体1は、左右一対の
操舵用の駆動前輪2,2と、左右一対の駆動後輪3,3
とを備えた車体4の上部に乗車フロア−5を張設し、前
側左右中央部に操縦枠6を立設させて操縦ハンドル7を
設け、その後方側に原動機8を前記車体4に搭載させ
て、これを覆うようフロア−5を上方へ膨らませ、その
カバ−膨出部9の上に操縦席10を設けた構成としてい
る。11はフロントミッションケ−ス、12はリヤ−ミ
ッションケ−ス、13は後輪伝動ケ−スを示す。
【0006】14は昇降リンク機構である。これは、前
記車体4の後端側に支柱15を立設させて、これに上、
下リンク杆16a,16bの基部側を枢着し、後端側に
縦リンク枠16cを枢結させ、このリンク枠16cに田
植機17を連結させるロ−リング軸18を装着してい
る。19は昇降作動用の油圧シリンダ−装置である。2
0は田植機17の伝動ケ−スで、機枠を兼用している。
21は苗載置台で前記ケ−ス20の上部に支持体22,
23を介して左右往復横移動可能に支架し、前記ケ−ス
18内の左右往復横移動機構に連動した移動棒24に該
苗載置台21を連結させている。そして、該苗載置台2
1の下端側に苗分割口を設けた苗受け止め用のストッパ
−体25をケ−ス18側に固着ならしめ、後方へ分岐し
て延びる前記伝動ケ−スに一体状の植付部伝動ケ−ス2
6の後端側に設けた植付装置27の苗植付具28が該苗
分割口から苗を分離して植付けるように構成している。
29aはセンタ−フロ−ト、29b,29bは左右外側
に配設のサイドフロ−トを示し、いずれも、後部を枢着
して前側が上下動自由になるようリンク機構等でケ−ス
側に取り付けている。
【0007】そして、センタ−フロ−ト29aの先端側
とケ−ス20に固着の突起杆との間に、前記昇降リンク
機構14の油圧シリンダ−装置19の切替バルブ30を
介在させ、フロ−ト29aが一定以上に上方へ押し上げ
られてケ−ス20側との間が接近すると田植機17が上
昇され、逆に、接近しすぎいると田植機17を下降させ
るように構成している。
【0008】31は施肥装置で、次の通り構成されてい
る。前記支柱15に、粒状肥料を収納するホッパ−32
とその下部に一体的に設けられた肥料繰出装置33とを
支持し、繰出装置33の繰り出しロ−ラ軸が前記リヤ−
ミッションケ−ス12に設けられたPTO軸で駆動され
る構成になっている。そして、繰り出された肥料は移送
ホ−ス34中へ放出され、この移送ホ−ス34の先端側
を前記各フロ−ト29a,29b,29bに取り付けら
れた作溝器35内へ連通ならしめている。
【0009】また、移送ホ−ス34の基部側には、送風
機36の起風を吹き込むように構成され、起風は一旦、
風圧タンク37で蓄えられて各移送ホ−ス34へ送りこ
まれる構成になっている。即ち、タンク37と移送ホ−
ス34の基部側とを連通させている。したがって、ホッ
パ−32内の肥料が少量づつ移送ホ−ス34内へ繰出装
置33で繰り出されると、たちまち風圧によって作溝器
35側へ移送され、圃場の土壌中へ肥料が施される構成
になっている。
【0010】このように構成された移送ホ−ス34の移
送途中に、当該ホ−ス34に肥料が詰るようなことが生
じると、空気が排出される脱気用の排風口38を次の通
り構成している。即ち、この排風口38は、移送ホ−ス
34の上方に向けて所定高さの排出風路39を形成して
その上端部に形成する。そして、この排風口38を蔽う
蓋体40は、当該排出風路39の上部と排出風路39の
外周面とを粒状肥料が抜け出る隙間tを形成させて構成
し、風が下向きになるよう構成する。
【0011】したがって、移送ホ−ス34の作溝器35
寄り泥土や肥料で詰ると、たちまち圧風が排出風路39
を通して排風口38から蓋体40を押し上げへ排出され
る。そして、これと同時に肥料もこの口38から放出さ
れてホ−ス全体が肥料で詰るようなことを防止する。ま
た、排風と同時に排出される肥料は、隙間tを通って下
方へ排出されるために、田植機の伝動部材や外部部品に
肥料が直接付着せず部品の耐久性を向上できる。
【0012】尚、この移送ホ−ス34は、排風口38部
を構成する部分を製造上容易にするため分割して透明製
の樹脂で形成し、上部側の可撓製ホ−スに挿通させて連
結ならしめている。また、蓋体40には排風圧の強さで
押し上げられる抵抗を調節する分胴41を蓋体に一体の
螺子軸に螺合わせた形態に構成している。42は蓋体4
0の回動支えピンを示す。43はクランプである。
【0013】前記作溝器35を装着するフロ−ト29に
ついては、肥料が施された後の水田表土面を整地するこ
とと、溝内に撒かれた肥料の上に泥土をかぶせる働きが
期待される。そこで、該フロ−ト29の構成を第4図〜
第6図で示した構成にすれば上記の目的を達成できる。
【0014】即ち、しゃもじ形をしたフロ−ト29のく
びれ部の前側裏面に、作溝器35の前側下部に断面くさ
び状に形成した作溝部35aを配設させてこの作溝器3
5をフロ−トに固着し、この前後に向かう作溝部35a
の内側部分のフロ−ト裏壁面部を上方へ凹ました泥土溜
り部(イ)を構成する。このような構成にすると、作溝
器35の作溝部35aで溝形成時に排出される排泥土が
泥土溜り部(イ)で蓄えられ、ここに集められる泥土が
作溝器35の通過跡へ吐き出され、施肥された跡の肥料
上面に泥土がかぶせられてきれいに整地されることにな
る。
【0015】また、作溝器35の肥料を放出する平面視
がU字状の放出部枠35bの後方開放部分について、第
7図及び第8図で示した通り、該枠の左右枠板の長さ
を、フロ−ト外壁に近い側を前後に短く、遠い側を前後
に長く構成すると、フロ−ト底面から左右外側へ吐き出
される泥土が、、外寄りの長い枠板で抑えられて施され
た肥料の上面を十分に覆土させることができる。
【0016】
【発明の作用効果】この発明によれば、粒状の肥料が送
風移送される移送ホ−スの肥料放出側である作溝器側に
泥土等のために詰ってホ−ス内に送風抵抗が起こり、肥
料の移送ができなくなるとき、排出風路の上部排出口か
ら蓋体を押し上げて風が抜け出るため、肥料の移送不能
が起こらないですむ。また、このとき、排出風が蓋体と
排出風路の筒外周部分に形成する隙間から下向きに排出
されるから、肥料及び肥料粉が一緒に排出されてもその
方向が下向きであるために田植機の部品に肥料が付着す
るようなことがなく、部品の錆び促進されるのを防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】側面図
【図2】要部の拡大側面図
【図3】要部の断面図
【図4】フロ−トの側面図
【図5】フロ−トの平面図
【図6】第5図で示したフロ−トのA−A断面図
【図7】別例の作溝器付きフロ−トの要部の側面図
【図8】第7図の要部を含むフロ−トの平面図
【符号の説明】
32 ホッパ− 33 繰出装置 34 移送ホ−ス 35 作溝器 36 送風機 38 排風口 39 排出風路 40 蓋体40 t 隙間
フロントページの続き (72)発明者 山崎 仁史 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 谷本 真丈 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒状の肥料を収納するホッパ−32から
    繰出装置33で少量づつ肥料を繰り出し、この繰り出さ
    れた肥料を移送ホ−ス34内へ供給すると共に送風機3
    6による送風ダクトを該移送ホ−ス34内に連通させ、
    田植機の水田圃場面を作溝させる作溝器35内に当該移
    送ホ−ス34によって圧風移送ならしめて田植え作業と
    同時に圃場の土壌中に粒状の肥料を施す施肥装置付き田
    植機において、この肥料移送ホ−ス34の移送途中に、
    肥料詰り等の移送抵抗が生じたときに移送ホ−ス34内
    の空気が排出される開閉蓋付きの排風口38を設ける
    に、この排風口38は、移送ホ−ス34の上方に向かう
    所定高さの排出風路39の上端部に形成し、この排風口
    38を蔽う蓋体40は、当該排出風路39の上部と排出
    風路筒の外周面を粒状肥料が抜け出る隙間tを形成させ
    て構成し、排風を下向きしたことを特徴とする施肥装置
    付き田植機おける肥料移送装置。
JP24403393A 1993-09-30 1993-09-30 施肥装置付き田植機おける肥料移送装置 Pending JPH0795804A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24403393A JPH0795804A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 施肥装置付き田植機おける肥料移送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24403393A JPH0795804A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 施肥装置付き田植機おける肥料移送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0795804A true JPH0795804A (ja) 1995-04-11

Family

ID=17112714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24403393A Pending JPH0795804A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 施肥装置付き田植機おける肥料移送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0795804A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013048609A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Kubota Corp 田植機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013048609A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Kubota Corp 田植機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5109623B2 (ja) 多目的機
JPH0795804A (ja) 施肥装置付き田植機おける肥料移送装置
JP2014036623A (ja) 水田作業機
JP6458496B2 (ja) 施肥装置
JP6617795B2 (ja) 施肥装置
JP4742707B2 (ja) 多条施用機
CN110313283B (zh) 作业车辆
JPH0739384Y2 (ja) 施肥装置付田植機の接地フロート構造
JP3006027B2 (ja) 施肥装置
JP4510262B2 (ja) 施肥機
JPH0139145Y2 (ja)
JPS6345852Y2 (ja)
JP3670270B2 (ja) 田植機
JPS60126008A (ja) 施肥機
JP3998866B2 (ja) 施肥装置
JP3409150B2 (ja) 田植機
JP2004173698A (ja) 苗移植機
JP2861204B2 (ja) 施肥装置付き乗用型移植機
JPH10215622A (ja) 施肥装置付き田植機
JP2024060713A (ja) 資材散布装置
JP2014027899A (ja) 苗移植機の施肥装置
JPS63269922A (ja) 施肥装置付き乗用型作業機
JP3491297B2 (ja) 農作業機のバイザー
JP2022112704A (ja) 乗用型苗移植機
JPH1118523A (ja) 乗用型田植機の機体構造