JPH0795188A - 非同期ディジタル通信方法および装置 - Google Patents

非同期ディジタル通信方法および装置

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JPH0795188A
JPH0795188A JP5237078A JP23707893A JPH0795188A JP H0795188 A JPH0795188 A JP H0795188A JP 5237078 A JP5237078 A JP 5237078A JP 23707893 A JP23707893 A JP 23707893A JP H0795188 A JPH0795188 A JP H0795188A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、送信回路と受信回路との間
の相互接続遅延とは無関係に、互いに独立したクロック
で動作するモジュール間でディジタル・データ転送を行
う非同期ディジタル通信方法を提供する。 【構成】 非同期転送の送信側では、NRZライト信号
と、前記NRZライト信号と比較される遅延入力データ
を生成し、受信側からのBAF信号を送信側のローカル
クロックに同期させ、非同期転送を停止させるのにBA
F信号を用い、受信側では、NRZライト信号を受信側
のローカルクロックに同期させ、送信側からのデータの
ラッチ制御およびライト信号生成のために、同期された
NRZライト信号を用い、エラスティック・メモリとし
てFIFOバッファを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル通信方法に
関し、特に互いに独立したクロックで動作するモジュー
ル間でデータ転送を行う非同期ディジタル通信方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】クロック位相が互いに独立している2つ
のモジュール間でデータ転送を行うディジタル装置の一
例として、カードケージ内のプリント回路基板(PC
B)があり、各PCBには個別のクロック源からクロッ
クが供給される。また、各PCBはここではモジュール
と見なされる。このようなディジタル装置の他の例は、
PCB上の集積回路(IC)であり、各PCBには個別
のクロック源からクロックが供給される。また、各IC
はここではモジュールと見なされる。
【0003】従来の非同期ディジタル通信方法は、ビッ
トワイズ・ハンドシェイク・プロトコルを用いている。
しかしながら、最大転送速度は、モジュール間のリンク
での相互接続遅延によって制限されている。もし、ビッ
トワイズ・ハンドシェイク・プロトコルが、同期ディジ
タル装置によって実現されるならば、すなわち共通クロ
ックに従属するならば、最大伝送速度は同期遅延によっ
ても制限される。自己同期回路がビットワイズ・ハンド
シェイク・プロトコルの実現のために応用されるなら
ば、同期遅延を避けることができる。しかしながら、自
己同期回路の設計および検証のためのソフトウェアツー
ルは、現時点では広く普及していない。
【0004】独立したクロック源を有するモジュール間
でデータ転送を行う他の方法は、ディジタル通信装置に
用いられている。このようなディジタル通信装置におい
て、タイミング情報は、たとえば同期ワードを用いてデ
ータから、またはデータと並列する追加のデータ有効
(data valid)信号から取り出される。ロー
カルクロックへのデータの同期は、PLL(Phase
Locked Loop)方式によって行われる。し
かしながらPLL方式に基づいた同期回路において、P
LLのクロック速度は、データ・ビット速度よりも数倍
速い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ディジタル装置のクロ
ック速度が高速になるにつれて、相互接続遅延およびク
ロック・スキューは比較的大きくなる。したがって、デ
ータ転送を同期させるグローバルクロックの分配は困難
である。従来、非同期ハンドシェイク・プロトコルの最
大通信速度は、相互接続遅延によって制限されていた。
【0006】本発明の目的は、送信回路と受信回路との
間の相互接続遅延とは無関係に、データと並列してNR
Zライト信号を用いることによって、互いに独立したク
ロックで動作するモジュール間でディジタル・データ転
送を行う非同期ディジタル通信方法を提供することにあ
る。
【0007】本発明の他の目的は、現在入手可能なチッ
プ設計ツールおよび標準的な同期論理要素を用いて実現
可能な非同期ディジタル通信方法を提供することにあ
る。
【0008】本発明のさらに他の目的は、これら方法を
実施する非同期ディジタル通信装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、独立したクロ
ックで動作する2つのディジタル・モジュール間で、デ
ィジタル・データの非同期転送を行う非同期ディジタル
通信方法において、前記非同期転送の送信側では、NR
Zライト信号を生成するステップと、入力データを前記
NRZライト信号に比べて(相対的に)遅延させるステ
ップと、前記非同期転送の受信側からのBAF信号を前
記送信側のローカルクロックに同期させるステップと、
前記非同期転送を停止させるのに前記BAF信号を用い
るステップとを含み、前記非同期転送の受信側では、前
記NRZライト信号を前記受信側のローカルクロックに
同期させるステップと、前記送信側からのデータのラッ
チ制御およびライト信号生成のために、前記同期された
NRZライト信号を用いるステップと、エラスティック
・メモリとしてFIFOバッファを用いるステップとを
含む、ことを特徴とする。
【0010】また本発明は、独立したクロックで動作す
る2つのディジタル・モジュール間で、ディジタル・デ
ータの非同期転送を行う非同期ディジタル通信装置にお
いて、nビット・データバスと並列に入力されるNRZ
ライト信号を生成する送信回路と、同期回路およびFI
FOバッファより成る受信回路とから構成され、前記同
期回路は、前記NRZライト信号を受信側のローカルク
ロックに同期させ、前記NRZライト信号上に事象が検
出されると入力データをラッチし、前記FIFOバッフ
ァは、エラスティック・メモリとして働き、信号BAF
を送信回路へ返送し、データ転送を停止すべきかどうか
を知らせる、ことを特徴とする。
【0011】
【作用】大規模ディジタル・システムは同期領域の集合
として見なされ、各領域にはそれぞれ独立したクロック
が供給される。各領域のクロック関係は、メソクロナス
(mesochronous:共通のクロック源である
が異なった位相)、またはプレシオクロナス(ples
iochronous:異なったクロック源であるが同
じクロック速度)、またはヘテロクロナス(heter
ochronous:異なったクロック速度)のいずれ
かである。
【0012】図1は、2つの同期領域間の通信リンクを
示している。受信モジュールは、同期回路(SYNC)
とFIFOバッファとから成るインターフェースを有す
る。
【0013】同期モジュールは、入力ライト信号WR1
とデータ信号D2とをローカルクロックCLK2Hに同
期させる。ライト信号WR1はデータ信号D2と並列に
入力され、データが有効であるときを知らせる。NRZ
(Non Return to Zero)シグナル方
式は、ライト信号WR1に使用される。これは、新しい
データが存在するたびにライト信号WR1のレベルを変
化させることを意味する。NRZシグナル方式は、転送
されるデータ・ビットごとにライト信号WR1に最小遷
移を必要とする。これは、後のライト信号WR1の同期
に対して重要なポイントである。
【0014】FIFOバッファ8は、エラスティック・
メモリを与え、ローカルクロック信号CLK1Hとロー
カルクロック信号CLK2Hとの間のクロック速度差を
補償する。ローカルクロック信号CLK1Hとローカル
クロック信号CLK2Hとの関係がメソクロナスなら
ば、データは連続的に流れ、オーバフローの危険性はな
い。しかし、2つの領域のクロック関係がプレシオクロ
ナスまたはヘテロクロナスならば、オーバフローの危険
性がある。したがって、バッファ・オールモスト・フル
(Buffer Almost Full)信号の形
で、FIFOバッファからの帰還ループは、データの流
入制御を保証する。信号BAFは2つの同期領域の間を
伝送するので、信号BAFをローカルクロック信号CL
K1Hに同期させることが必要である。システムが相互
接続遅延および同期遅延に影響を受けないようにするた
めに、FIFOバッファは、配線内でデータが消失しな
いことを保証する容量オーバヘッドを考慮して構成され
なければならない。
【0015】
【実施例】最初に、図1を参照して本発明の回路構成の
要素を説明する。本発明は、データを送信する回路(送
信回路)1と、データを受信する回路(受信回路)2と
から構成される。これらの2つの回路は、nビット・デ
ータのケーブル17,ライト信号のケーブル18,信号
BAF(Buffer Almost Full)のケ
ーブル19を経て接続されている。
【0016】送信回路1は、送信しようとする入力デー
タDINをラッチするnビット幅入力レジスタ3と、入
力ライト信号WRINからNRZ(Non Retur
nto Zero)ライト信号WR1を生成するトグル
フリップフロップ4と、データD1をローカルクロック
信号CLK1Hの周期の1/2周期だけ遅延させるnビ
ット幅ネガティブエッジ・トグルレジスタ5と、信号B
AF1をローカルクロックCLK1Hに同期させるDフ
リップフロップ6とから構成される。
【0017】受信回路2は、データD2およびNRZラ
イト信号WR1をローカルクロックCLK2Hに同期さ
せる同期回路7と、エラスティック・バッファとして働
くnビット幅同期FIFO(First In Fir
st Out)バッファ8と、FIFOバッファ8に対
して適切なリード・パルスを生成するDフリップフロッ
プ9と、2入力ANDゲート10とから構成される。
【0018】同期回路7の構成を、図2を参照して説明
する。同期回路は、nビット幅データD2をイネーブル
またはディスエーブルするn個の2入力ANDゲート1
1と、データD2のサンプリングとライト信号WR1S
の生成を制御し、簡単なステートマシンを構成するDフ
リップフロップ12および2入力EXORゲート14
と、信号WR1をローカルクロックCLK2Hに同期さ
せるDフリップフロップ13と、データD2をサンンプ
リングするnビット幅レジスタ15と、ライト信号WR
1Sを保持するDフリップフロップ16とから構成され
る。
【0019】図1の各回路要素は、以下のように接続さ
れている。nビット幅入力データDINは、クロック信
号CLK1によって同期されたレジスタ3の入力Dに接
続されている。レジスタ3の出力Qは、ローカルクロッ
ク信号CLK1Hによって同期されたネガティブエッジ
・トリガレジスタ5の入力Dに接続されている。ネガテ
ィブエッジ・トリガレジスタ5の出力Qは、出力信号D
2に接続されている。出力信号D2は、ケーブル17を
経て受信回路2の同期回路7のデータ入力DIに接続さ
れている。ライト信号WRINは、クロック信号CLK
1によって同期されたトグルフリップフロップ4のイネ
ーブル入力Eに接続されている。トグルフリップフロッ
プ4の出力Qは、出力信号WR1に接続されている。出
力信号WR1は、ケーブル18を経て受信回路2の同期
回路7のライト入力WRに接続されている。送信回路1
の出力信号BAFOUTは、ローカルクロック信号CL
K1Hによって同期されたDフリップフロップ6の出力
Qに接続されている。Dフリップフロップ6の入力D
は、ケーブル19を経て受信回路2のFIFOバッファ
8の信号BAFに接続されている。
【0020】同期回路7およびFIFOバッファ8は、
nビット・データ接続D2Sとライト信号WR1Sを経
て接続されている。FIFOバッファ8の出力データD
Oは出力データDOUTに接続され、FIFOバッファ
8の出力信号BEは出力信号BEOUTに接続されてい
る。同期回路7、FIFOバッファ8およびDフリップ
フロップ9は、ローカルクロック信号CLK2Hによっ
て同期されている。リード信号RDINは、ANDゲー
ト10の一方の入力に接続されている。ANDゲート1
0の他方の入力はDフリップフロップ9の反転出力/Q
に接続され、ANDゲート10の出力はDフリップフロ
ップ9の入力Dに接続されている。Dフリップフロップ
9の出力Qは、FIFOバッファ8のリード入力RDに
接続されている。
【0021】図2の各回路要素は以下のように接続され
ている。ケーブル17からのデータD2の各ビットは、
n個のANDゲート11の一方の各入力に接続されてい
る。n個のANDゲート11の出力は、n個のDフリッ
プフロップ15の入力Dに接続されている。ケーブル1
8からのNRZライト信号WR1は、Dフリップフロッ
プ13の入力Dに接続されている。Dフリップフロップ
13の出力Qは、Dフリップフロップ12の入力DとE
XORゲート14の一方の入力に接続されている。Dフ
リップフロップ12の出力Qは、EXORゲート14の
他方の入力に接続されている。EXORゲート14の出
力は、Dフリップフロップ16の入力Dおよびn個のA
NDゲート11の他方の各入力に接続されている。nビ
ット幅レジスタ15の出力Qは、FIFOバッファ8の
nビット幅入力DIに接続されている。Dフリップフロ
ップ16の出力Qは、FIFOバッファ8のライト入力
WRに接続されている。同期回路7のすべてのフリップ
フロップは、ローカルクロック信号CLK2Hによって
同期されている。
【0022】図3のタイミング図および図1のブロック
図を参照して、本発明の非同期ディジタル通信装置の動
作を説明する。送信回路1および受信回路2は、2つの
異なったモジュールに配置されている。各モジュールに
は、個別のローカルクロック源が供給されている。した
がって、ローカルクロック信号CLK1Hはローカルク
ロック信号CLK2Hとは独立している。クロック信号
CLK1の周波数は、ローカルクロック信号CLK1H
の周波数の1/2であり、クロック信号CLK1とロー
カルクロック信号CLK1Hとの間には一定の位相差が
存在する。クロック信号CLK2の周波数は、ローカル
クロック信号CLK2Hの周波数の1/2であり、クロ
ック信号CLK2とローカルクロック信号CLK2Hと
の間には一定の位相差が存在する。
【0023】データは、同期FIFOバッファ8へのラ
イト信号と同じように伝送される。ライト信号WRIN
が論理“ハイ”のとき、入力データDINはFIFOバ
ッファ8に転送される。入力データDINのデータ速度
は、クロック信号CLK1のクロック速度と同じであ
る。受信側では、データは同期FIFOバッファ8内に
あるものとしてリードされる。リード信号RDINが論
理“ハイ”のとき、FIFOバッファ8内のデータは、
出力データDOUTに出力される。出力データDOUT
は、クロック信号CLK2のクロック速度と同じ速度で
FIFOバッファ8からリードされる。信号BAFOU
Tは、FIFOバッファ8がオールモスト・フル(al
most full)になるときを知らせる。信号BE
OUTは、FIFOバッファ8のデータがエンプティに
なるときを知らせる。
【0024】図3は、送信回路1と受信回路2との間
で、5ワードが転送される例を示している。FIFOバ
ッファ8は、オールモスト・フルになり、十分なデータ
がFIFOバッファ8からリードされるまでにデータ転
送を停止しなければならない。送信回路1および受信回
路2は、独立したクロック源で動作しており、信号はケ
ーブル17〜19を伝播しなければならないので、受信
回路2でバッファがフルになってから、それが送信回路
1で検出されるまでに遅延が存在する。FIFOバッフ
ァ8のオーバフローを避けるために、バッファ・オール
モスト・フル信号BAFが、バッファ・フルの代わりに
用いられる。これは、追加のデータ・ワードに対してオ
ーバヘッドを与え、たとえ信号BAFが論理“ハイ”の
後に、データ・ワードが送られてきてもオーバフローは
防止される。このオーバヘッドは、相互接続による遅延
および同期による遅延に依存する。
【0025】図4のタイミング図を参照して送信回路1
の機能を説明する。データ・ワードDINはレジスタ3
に同期入力される。このデータは、ライト信号WR1と
比較してデータD2を遅延させる第2レジスタ5に再び
同期入力される。ライト信号WRINが論理“ハイ”の
とき、トグルフリップフロップ4はレベルを変化させ、
データが有効であることを知らせる。この種のシグナリ
ングは、NRZ(Non Return to Zer
o)方式とも呼ばれる。NRZ方式を用いることによっ
て、ライト信号WR1に最小遷移をもたらす。これは、
ライト信号WR1が変化レベルのとき、ライト信号WR
1のサンプリングの可能性を少なくするための重要ポイ
ントである。
【0026】図2を参照して同期回路7の機能を説明す
る。Dフリップフロップ12および2入力EXORゲー
ト14は、データ信号D2のサンプリングとライト信号
WR1Sの生成を制御する。図5に、この機能の状態遷
移図を示す。同期したライト信号WR1がレベルを変化
するごとにデータ信号D2はサンプリングされ、ライト
信号WR1Sが設定される。前述した通信方法における
重要ポイントは、ローカルクロック信号CLK2Hに対
するライト信号WR1の同期である。ライト信号WR1
とデータ信号D2との間の遅延が一定であると仮定でき
るので、データ信号D2は同期させる必要がない。ライ
ト信号WR1の位相はローカルクロック信号CLK2H
の位相とは独立しているので、同期回路7の受信Dフリ
ップフロップ13は、その出力Qが不定である不安定状
態に陥る可能性がある。整定時間tE として定義された
一定の期間の後、出力が定レベルに安定する可能性が存
在する。しかしながら、Dフリップフロップ13の出力
Qのレベルが論理“1”または論理“0”にあるかを予
期することはできない。したがって、Dフリップフロッ
プ13を同期させるクロック速度は、データ・ビット転
送速度の2倍でなければならない。これを図6および図
7に示す。ここで、Dフリップフロップ13は、不安定
状態に陥っている。なぜならば、ライト信号WR1がロ
ーカルクロック信号CLK2Hの立ち上がりエッジと同
時にレベルを変化しているからである。これは、図6お
よび図7にハッチングを施したエリアとして示されてい
る。図6において、Dフリップフロップ13の出力Qす
なわち信号WR2は論理“ハイ”レベルに安定し、一
方、図7において、論理“ロー”レベルに安定してい
る。図6および図7は両方とも、データ信号D2が首尾
よくサンプリングされることを示している。もし、デー
タ信号D2が第1クロック・エッジでサンプリングされ
ないと、第2クロック・エッジでサンプリングされる。
【0027】次に、図8を参照して受信回路2の機能を
説明する。同期回路7からの出力データ信号D2Sは、
ローカルクロック信号CLK2Hの1周期の期間内に変
動し得る。FIFOバッファ8は、この変動を補償す
る。受信回路2に接続されたディジタル装置は、FIF
Oバッファ8のクロック速度の1/2のクロック速度で
動作する。Dフリップフロップ9およびANDゲート1
0は、リード信号RDINがクロック信号CLK2の1
周期の間論理“ハイ”のとき、1データ・ワードのみの
リードを保証する。
【0028】
【発明の効果】本発明の非同期ディジタル通信方法は、
送信回路と受信回路との間の相互接続遅延とは無関係で
ある。データ信号と並列にNRZライト信号を用いるこ
とによって、簡単な同期回路が得られる。また、本発明
の非同期ディジタル通信方法は、現在入手可能なチップ
設計ツールおよび標準的な同期論理要素を用いて実現可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の同期回路の詳細を示すブロック図であ
る。
【図3】図1の非同期ディジタル通信装置の動作を説明
するタイミング図である。
【図4】図1の送信回路の動作を説明するタイミング図
である。
【図5】図2の同期回路の動作を説明する状態遷移図で
ある。
【図6】図2の同期回路の動作を説明するタイミング図
である。
【図7】図2の動作を説明するタイミング図である。
【図8】図1の受信回路の動作を説明するタイミング図
である。
【符号の説明】
1 送信回路 2 受信回路 3 nビット幅入力レジスタ 4 トグルフリップフロップ 5 ネガティブエッジ・トリガレジスタ 6,9,12,13,16 Dフリップフロップ 7 同期回路 8 FIFOバッファ 10 2入力ANDゲート 11 2入力ANDゲート 14 2入力EXORゲート 15 nビット幅入力レジスタ 17,18,19 ケーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】独立したクロックで動作する2つのディジ
    タル・モジュール間で、ディジタル・データの非同期転
    送を行う非同期ディジタル通信方法において、 前記非同期転送の送信側では、 NRZライト信号を生成するステップと、 入力データを前記NRZライト信号に比べて(相対的
    に)遅延させるステップと、 前記非同期転送の受信側からのBAF信号を前記送信側
    のローカルクロックに同期させるステップと、 前記非同期転送を停止させるのに前記BAF信号を用い
    るステップとを含み、 前記非同期転送の受信側では、 前記NRZライト信号を前記受信側のローカルクロック
    に同期させるステップと、 前記送信側からのデータのラッチ制御およびライト信号
    生成のために、前記同期されたNRZライト信号を用い
    るステップと、 エラスティック・メモリとしてFIFOバッファを用い
    るステップとを含む、 ことを特徴とする非同期ディジタル通信方法。
  2. 【請求項2】前記NRZライト信号の同期は、データ・
    ビット速度のクロック速度の2倍で行われ、前記同期は
    さらに前記NRZライト信号を同期ストローブ信号に変
    換することを特徴とする請求項1記載の非同期ディジタ
    ル通信方法。
  3. 【請求項3】独立したクロックで動作する2つのディジ
    タル・モジュール間で、ディジタル・データの非同期転
    送を行う非同期ディジタル通信装置において、 nビット・データバスと並列に入力されるNRZライト
    信号を生成する送信回路と、 同期回路およびFIFOバッファより成る受信回路とか
    ら構成され、 前記同期回路は、前記NRZライト信号を受信側のロー
    カルクロックに同期させ、前記NRZライト信号上に事
    象が検出されると入力データをラッチし、 前記FIFOバッファは、エラスティック・メモリとし
    て働き、信号BAFを送信回路へ返送し、データ転送を
    停止すべきかどうかを知らせる、 ことを特徴とする非同期ディジタル通信装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6850580B1 (en) 1999-06-21 2005-02-01 Sharp Kabushiki Kaisha Bit synchronizing circuit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6850580B1 (en) 1999-06-21 2005-02-01 Sharp Kabushiki Kaisha Bit synchronizing circuit

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