JPH0795036A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0795036A
JPH0795036A JP5233862A JP23386293A JPH0795036A JP H0795036 A JPH0795036 A JP H0795036A JP 5233862 A JP5233862 A JP 5233862A JP 23386293 A JP23386293 A JP 23386293A JP H0795036 A JPH0795036 A JP H0795036A
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JP
Japan
Prior art keywords
power supply
circuit
internal circuit
semiconductor device
supply circuit
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Withdrawn
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JP5233862A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Matsunaga
博 松永
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CMOS構造により回路が構成された半導体
装置に関し、共通バスラインを有するシステムへ共通バ
スラインをクランプさせることなく接続が可能なCMO
S構造の半導体装置を提供することを目的とする。 【構成】 CMOS構造の内部回路12と内部回路12
に電源電圧VCCを印加する電源回路13との間に電源回
路13側にアノード、内部回路12側にカソードが接続
されたダイオードDO を接続し、電源回路13の電源電
圧VCC低下時の内部回路12側からのインピーダンスを
高くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に係り、特に
CMOS構造により回路が構成された半導体装置に関す
る。
【0002】近年、半導体装置を用いた機器においては
複数の半導体装置を共通のバスラインで接続して使用す
る方法を取るものがある。このような半導体装置の使用
方法では低消費電力化のために各半導体装置を夫々独立
の電源で駆動し、必要とする半導体装置のみに電源を供
給する構成とされている。
【0003】このような機器においては高速化、及びさ
らなる低消費電力化のためにCMOS構造の半導体装置
を搭載する動きがある。
【0004】
【従来の技術】図6に従来の一例の構成図を示す。同図
中、51は内部回路を示す。内部回路51は例えば、C
MOSインバータ52等で構成されており、CMOSイ
ンバータ52には電源回路53より電源電圧VCCが印加
される。
【0005】CMOSインバータ52はNチャネルMO
S電界効果トランジスタQ11とPチャネルMOS電界効
果トランジスタQ12とを組み合わせた構成で、高速、低
消費電力で動作させることができる。
【0006】図7にCMOSインバータ52の断面構成
図を示す。NチャネルMOS電界効果トランジスタQ11
はN型基板54上に直接P型のドレイン領域55及びP
型のソース領域56を形成し、絶縁層57を介してゲー
ト58が形成されてなる。また、PチャネルMOS電界
効果トランジスタQ12はN型基板54上にP型ウェル5
9を形成し、P型ウェル59上にN型のドレイン領域6
0及びN型のソース領域61を形成し、絶縁層62を介
してゲート63が形成されてなる。
【0007】CMOSインバータ52には構造的に寄生
のダイオードD11,D12が形成されていた。
【0008】この寄生ダイオードD11,D12は図6に示
すように入出部分においては入出力端子Tin,Tout
電源回路53との間に接続されると等価なものとなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のC−
MOS構造の半導体装置では入出力端子Tin,Tout
電源回路53との間に寄生のダイオードD11,D12が接
続されることになるため、図8に示すように複数の半導
体装置71,72,73を共通のバスライン74で接続
し、各半導体装置71,72,73を夫々独立の電源に
より駆動する場合、不要な半導体装置71が電源断の場
合図6に示す寄生のダイオードD12を介してオフとされ
た電源回路53に低インピーダンスで接続されてしま
う。
【0010】電源回路53は一般にオフ時には抵抗等を
介して接地されているため、バスライン72が接地レベ
ルにクランプされ、他の半導体装置72,73間での信
号の伝送が行なえない。
【0011】このように、従来のC−MOS構造の半導
体装置では構造的な問題により図8に示すような共通バ
スラインを用いるシステムには用いることができない等
の問題点があった。
【0012】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、共通バスラインを有するシステムへ共通バスライン
をクランプさせることなく接続が可能なC−MOS構造
の半導体装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理ブロ
ック図を示す。内部回路1は端子Tin,Tout を有し、
端子Tin,Tout に供給される信号に応じて動作が制御
される。電源回路2は内部回路1を動作させるための電
源電圧を内部回路1に供給すると共に端子Tin,Tout
との間に内部回路1を介してPN接合が寄生する。
【0014】インピーダンス可変手段3は内部回路1と
電源回路2との間に設けられ、電源回路2の電源電圧の
低下に応じて高インピーダンスとなる。
【0015】
【作用】インピーダンス可変手段は電源電圧の低下に応
じて高インピーダンスとなり、電源回路のオフ時には内
部回路から電源回路に電流が流れなくなるため、電源回
路のオフ時に端子に信号が供給されても寄生のPN接合
を介して電源回路に流れてしまうことがなくなる。
【0016】このため、電源回路がオフ時に端子に信号
が供給されても供給された信号レベルを低下させてしま
うことがなく、したがって別の電源で駆動される他の半
導体装置と共通のバスラインとの接続が可能となる。
【0017】
【実施例】図2に本発明の第1実施例の構成図を示す。
同図中、11は半導体装置を示す。半導体装置11はC
MOS回路より構成される内部回路12,内部回路12
に電源電圧VCCを供給する電源回路13,内部回路12
と電源回路13との間に設けられ、電源オフ時に内部回
路12と電源回路13との接続を切断するインピーダン
ス可変回路14とより構成され、同一チップ上に集積回
路化されている。
【0018】内部回路12はCMOS構造とされてお
り、本実施例では入出力回路としてCMOSインバータ
15,16が形成されているものとする。CMOSイン
バータ15はNチャネルMOS電界効果トランジスタQ
1 ,PチャネルMOS電界効果トランジスタQ2 よりな
り、CMOSインバータ16はNチャネルMOS電界効
果トランジスタQ3 ,PチャンネルMOS電界効果トラ
ンジスタQ4 より構成される。 CMOSインバータ1
5を構成するNチャネルMOS電界効果トランジスタQ
1 ,PチャネルMOS電界効果トランジスタQ2 のゲー
トは入力端子Tinに接続され、CMOSインバータ16
を構成するNチャネルMOS電界効果トランジスタ
3 ,PチャネルMOS電界効果トランジスタQ4 のド
レインは出力端子Tout に接続される。
【0019】CMOSインバータ15,16は電源供給
ラインLCCと接地ラインLGND とに接続され、駆動電圧
ccが印加される。
【0020】電源回路13は電源17から供給される電
圧を定電圧化して出力する。電源回路13から出力され
た定電圧VCCはインピーダンス可変回路14を介して電
圧供給ラインLCCに供給され、内部回路12を駆動す
る。
【0021】インピーダンス可変回路14はダイオード
O で構成されている。ダイオードDO は電源回路13
側にアノード、内部回路12側にカソードが接続され
る。
【0022】本実施例によれば電源回路13がオフされ
出力電源電圧VCCが低下した状態で、入力端子Tin又は
出力端子Tout に信号が供給され、寄生ダイオード
1 ,D 2 を介して電圧供給ラインLCCがハイレベルと
された場合でも、ダイオードDOは逆方向にバイアスさ
れることになり、オフ(高インピーダンス)となるた
め、入出力端子Tin,Tout に供給された信号レベルを
低下させてしまうことがない。
【0023】このため、半導体装置11を図8に示すよ
うに他の半導体装置と共通バスラインに接続し、電源を
オフした場合でも、バスラインを伝送される信号は低下
してしまうことがない。
【0024】図3に本発明の第2実施例の構成図を示
す。同図中、図2と同一構成部分には同一符号を付し、
その説明は省略する。
【0025】本実施例は第1実施例とスイッチ回路の構
成が異なる。本実施例のインピーダンス可変回路21は
NPNトランジスタTr1 及びバイアス回路22より構
成される。
【0026】NPNトランジスタTr1 はコレクタが電
源回路13に接続され、エミッタが内部回路12の電源
ラインLCCに接続され、ベースにはバイアス回路22が
接続される。バイアス回路22は抵抗R1 ,R2 よりな
り、電源回路13と接地間に接続されており、電源電圧
CCを抵抗R1 ,R2 により分圧し、NPNトランジス
タTr1 のベースに供給する。
【0027】本実施例によれば、電源電圧VCCが印加さ
れている状態では抵抗R1 ,R2 により分圧された電圧
でトランジスタTr1 がバイアスされ、トランジスタT
1はオンの状態に保持されるため、電圧VCCは内部回
路12に供給される。電源回路13がオフされ、電源電
圧VCCが低下すると、トランジスタTr1 のベース電位
が低下するため、トランジスタTr1 がオフする(高イ
ンピーダンスとなる)。
【0028】従って、本実施例によれば、第1実施例同
様な効果が得られると共にトランジスタTr1 を用いる
ことによりオン時の電圧降下が0.1 〔V〕程度で済む。
【0029】図4に本発明の第3実施例の構成図を示
す。同図中、図3と同一構成部分には同一符号を付し、
その説明は省略する。
【0030】本実施例のインピーダンス可変回路31は
第2実施例のNPNトランジスタTr1 に代えて、サイ
リスタS1 を用いた構成とされている。サイリスタS1
はアノードが電源回路13側、カソードが内部回路12
側に接続され、ゲートにはバイアス回路22よりバイア
ス電流が供給される。
【0031】本実施例によれば第1実施例と同様な効果
が得られる。
【0032】図5に本発明の第4実施例の構成図を示
す。同図中、図2と同一構成部分には同一符号を付し、
その説明は省略する。
【0033】本実施例はインピーダンス可変回路41に
フォトカプラを用いた構成とされている。本実施例のイ
ンピーダンス可変回路41は発光ダイオード42,受光
素子43,抵抗R3 より構成される。
【0034】発光ダイオード42のアノードは電源電圧
13に接続され、電源電圧VCCが印加され、カソードは
抵抗R3 を介して接地される。また、受光素子43はN
PNトランジスタ出力とされており、コレクタに電源回
路13が接続され、電源電圧VCCが印加され、エミッタ
は電圧供給ラインLCCに接続される。
【0035】本実施例によれば、電源回路13がオンの
ときには発光ダイオード42が発光して受光素子43が
オンし、電圧供給ラインLCCに電源電圧VCCが供給され
る。また、電源回路13がオフのときには発光ダイオー
ド42に電流が流れず、発光ダイオード42は発光しな
いため、受光素子43はオフ(高インピーダンス)とな
る。
【0036】従って、第1実施例と同様な効果を得るこ
とができる。
【0037】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、電源回路
の電源電圧に応じて電源回路と内部回路との接続を切断
するスイッチ手段を設けることにより、電源電圧が端子
に供給される信号レベルより低下しても電源回路と接続
されることがないため、端子に供給された信号レベルを
低下させることがなく、従って共通バスラインへの接続
が可能となる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例の構成図である。
【図3】本発明の第2実施例の構成図である。
【図4】本発明の第3実施例の構成図である。
【図5】本発明の第4実施例の構成図である。
【図6】従来の一例の構成図である。
【図7】CMOSインバータの断面構成図である。
【図8】半導体装置の接続方法の説明図である。
【符号の説明】
1 内部回路 2 電源回路 3 インピーダンス可変手段 11 半導体装置 12 内部回路 13 電源回路 14,21,31,41 インピーダンス可変手段 15,16 CMOSインバータ Tin 入力端子 Tout 出力端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部回路(1)と接続され、該内部回路
    (1)の動作を制御する端子(Tin,Tout )と、該内
    部回路(1)に電源電圧を供給する電源回路(2)との
    間に該内部回路(1)を介してPN接合が寄生する半導
    体装置において、 前記内部回路(1)と前記電源回路(2)との間に設け
    られ、前記電源回路(2)の前記電源電圧の低下に応じ
    て高インピーダンスとなるインピーダンス可変手段
    (3)を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記インピーダンス可変手段(3)は前
    記電源回路(2)から前記内部回路(1)に向かう方向
    が順方向となるように接続されたダイオードにより構成
    されたことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記インピーダンス可変手段(3)は前
    記電源回路(2)と前記内部回路(1)との間にコレク
    タ−エミッタ間が接続されたトランジスタ(Tr1 ,S
    1 ,43)と、 前記電源回路(2)の前記電源電圧レベルに応じて前記
    トランジスタ(Tr1)のベース電流を制御するバイア
    ス手段(21,31,41)とを有することを特徴とす
    る請求項1記載の半導体装置。
JP5233862A 1993-09-20 1993-09-20 半導体装置 Withdrawn JPH0795036A (ja)

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