JPH079455Y2 - 通信機の受信周波数制御装置 - Google Patents

通信機の受信周波数制御装置

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JPH079455Y2
JPH079455Y2 JP1988014951U JP1495188U JPH079455Y2 JP H079455 Y2 JPH079455 Y2 JP H079455Y2 JP 1988014951 U JP1988014951 U JP 1988014951U JP 1495188 U JP1495188 U JP 1495188U JP H079455 Y2 JPH079455 Y2 JP H079455Y2
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洋司 清水
雅啓 長谷川
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は通信機に関し、特に、通信機の受信周波数帯
を周波数帯指定手段で指定切替え出来る通信機の受信周
波数制御装置に関するものである。
〔従来技術とその課題〕
アマチュア無線用の周波数帯として割り当てられた1.9M
Hz帯、3.5MHz帯等の周波数帯をはじめ、アマチュア無線
用ではない周波数帯の受信も出来る通信機では、例えば
各周波数帯に対応するキーを通信機のフロントパネルに
備えておいて、目的とするキーを選択することによっ
て、所定の周波数帯の受信が可能になるようになってい
る。しかしながら、この段階では受信周波数は、その周
波数帯の内の特定の周波数、例えばその周波数帯の中心
の値、になるように設定されており、オペレーターは目
的とする周波数を受信するために、更に、選局操作をす
る必要がある。更に、電波形式にはAM、FM、SSBと云っ
た各種のモードがあり、オペレータは上記周波数帯指定
キーを選択した後、モードの指定をも行う必要がある。
しかもこのような異なる周波数帯に跨がる周波数の変更
は頻繁に行われ、例えば、ある周波数帯のある周波数で
の受信を行っているときに、一時的に別の周波数帯の別
の周波数での受信を行い、再び、元の周波数帯の元の周
波数に戻って受信を続けるといった、操作は一般的にお
こなわれている。このときに、上記のように周波数の選
択、モードの選択といった操作を繰り返すことは甚だ面
倒な作業であった。
一方、周波数選択操作を簡単にするために、頻繁に使用
する周波数やモードをメモリーに記憶しておいて必要な
ときに読出すことが近年おこなわれている。しかしなが
ら、この方法は所定のアドレスに目的とする周波数を予
め書込んでおき、必要時にテンキーで該アドレスを指定
し、更に、読出しキーを押して、目的とする周波数を読
出すといった非常に面倒な操作を行う必要があり、甚だ
手数を要したのである。
尚、特開昭58-213520号公報には前チャンネル選択スイ
ッチを設けて2つのチャンネルを迅速に切り換えできる
発明が開示されている。即ち上記前チャンネル選択スイ
ッチと前チャンネル記憶レジスタとを設け、前チャンネ
ル選択スイッチを押すことによって前チャンネル記憶レ
ジスタに記憶されている前回のチャンネル情報をチュー
ナに送出するようにしたものである。さらに、上記機能
を有効に発揮するために遅延用レジスタを設けて現在の
受信チャンネルと前回の受信チャンネルを区別するよう
にしており、更に、前チャンネル選択スイッチが押され
たときとテンキーが押されたときのチャンネル情報の流
れを変えるために、セレクターを使用している。
上記特開昭58-213520号公報の内容と本願考案とは目的
を異にする上、特開昭58-213520号公報の内容は構成が
複雑になり、コスト高になる欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は上記従来の事情に鑑みて提案されたものであ
って、少なくとも前回その周波数帯で受信していた周波
数に関しては、周波数帯指定を行うのみで、目的とする
周波数を選択できるようにして、操作を簡略にした通信
機の受信周波数制御装置を提供することを目的とするも
のである。
上記目的を達成するために、この考案は以下の手段を採
用している。即ち、運用周波数の受信に必要なデータを
予め記憶手段に記憶しておき、当該運用周波数が選択さ
れたときそのデータを読出し、通信回路に供する通信機
の受信周波数制御装置において、当該運用周波数が属す
る周波数帯を指定するための周波数帯指定手段と、上記
周波数帯指定手段に対応する周波数帯毎のエイアを備
え、運用周波数の受信に必要なデータをその運用周波数
が属する周波数帯毎のエリアに記憶する記憶手段と、上
記周波数帯指定手段によっていずれかの周波数帯が指定
された場合に、現在受信中の運用周波数の受信に必要な
データを受信回路より受け取って、現在受信中の運用周
波数の属する周波数帯のエリアに書込み、指定された周
波数帯のエリアに記憶された運用周波数の受信に必要な
データを記憶手段から読出し、該データで受信回路を制
御する制御手段と、よりなる構成としている。
この構成により、周波数指定手段を用いて運用しようと
する周波数帯を指定するだけで該周波数帯に於いて前回
受信していた周波数及びモード、フィルターの状態等、
その周波数の受信に必要なデータを受信回路に出力して
直ちに受信回路を元の状態に復帰出来ることになり、前
回受信していた周波数を容易に受信出来ることになる。
〔実施例〕
第1図はこの考案の1実施例を示すブロック回路図であ
り、第2図は第1図に用いられた制御手段の動作を示す
フローチャートである。
従来と同様、通信機のフロントパネル1には周波数帯指
定キー21等の周波数帯指定手段2が設置される。この周
波数帯指定キー21は他の用途にも使用されるテンキーを
利用しており、各キーと周波数帯とは例えば下記第1表
のように対応させることができる。
上記周波数帯指定キー21の出力は制御手段3に入力さ
れ、また該制御手段3は記憶手段4に接続されており、
該記憶手段4は第3図に示すように、上記周波数帯指定
キー21の各キーに対応するエリア、即ち、複数の運用周
波数帯の各周波数 帯に対応するエリアを備えている。また、フロントパネ
ル1には、表示手段であるディスプレー6が設けられて
おり、以下に説明するように、制御手段3から出力され
るデータが表示されるようになっている。通信機内には
当然のことながら受信回路5が内蔵されており、この受
信回路5に以下に詳しく説明するように、制御手段3か
ら必要なデータが供されることによって、目的とする周
波数の選択ができるようになっている。この受信回路5
に供されたデータは上記ディスプレー6にも供され、現
在受信している周波数等の表示を行うようになってい
る。尚、上記制御手段3としてはCPU等を用いることが
出来、また記憶手段4として、RAMを用いることが出来
る。
以下、第2図に示すフローチャートに基づいて、この考
案の構成を更に詳しく説明する。まず、周波数帯A(例
えば1.9MHz帯)から周波数帯B(例えば3.5MHz帯)に変
更するために、オペレーターによって周波数帯Bに対応
する周波数帯指定キー21B(テンキーの2)が選択され
た場合を想定する。制御手段3は、いずれかの周波数帯
指定キー21が選択されたことを判断して(F1)、現在受
信している周波数帯(この場合周波数帯A)を判定し
(F2)、記憶手段4の対応するエリアEAに、受信回路5
から得られる現在受信している周波数fA、モードMA、フ
ィルターの状態CA等のデータを書込む(F3)。この後、
上記F1のステップで選択されたキーがどの帯域に対応す
るかを、判断し(F4)、周波数帯Bに対応する記憶手段
4のエリアEBから既に入力されているデータが読出され
る(F5)が、この点に関してここでは説明を省略する。
この状態で次に、該周波数帯Bに属する特定の周波数fB
を一時的に受信した後再び元の周波数fAを受信するため
に、オペレーターが、周波数帯指定キー21の内の対応す
るキー21A(テンキーの1)を選択すると、制御手段3
は上記F1〜F5のステップを繰り返して、今度は、記憶手
段4の周波数帯Aに対応するエリアEAから、上記のよう
にして入力された前回まで受信されていた周波数fA、モ
ードMA、フィルターの状態CA等のデータを読出して、該
データを受信回路5に出力(F6)する。このデータに基
づいて受信回路5は周波数fAの選択を行うことになり、
周波数の選択作業が極めて簡略されることになる。尚、
上記受信回路5に転送されたデータはディスプレー6に
も転送され、該ディスプレー6上の受信周波数fA、モー
ドMAフィルターの状態CA等を表示するようになってい
る。
尚、上記したように、周波数帯Bに対応する周波数帯指
定キー21Bが選択されたときにも、記憶手段4の周波数
帯Bに対応するエリアEBに書込まれているデータが読出
される。このときのデータは、若し周波数帯Bで受信さ
れた周波数が以前にある場合には、該周波数fB、モード
MB、フィルターの状態CB等が読出される。また、以前に
受信された周波数がない場合は予め設定された周波数等
が読出される。受信回路5はこのようにして読出された
データに基づいて特定周波数の受信を行うが、この周波
数がオペレーターの目的とする周波数と異なるときは、
オペレーターは、更に、受信手段の選択操作を行う必要
がある。次に、上記のように元の周波数(この場合周波
数fA)に戻るために運用しようとする周波数帯キー21
(この場合21A)を選択すると、その直前の周波数fB
モードMB、フィルターの状態CBの等のデータは受信回路
5から制御手段3に入力され、記憶手段4のエリアEB
書込まれることになる。
以上、周波数指定手段2が各周波数に対応した周波数指
定キー21である場合に付いて記述したが、帯域変換キー
とダイアルを用いた周波数帯指定手段であってもこの考
案に適用できることは勿論である。また、アマチュア無
線に割り当てられた周波数帯の利用についてのみ説明し
たが、この考案は各種の目的に応じた周波数帯の受信、
例えば短波放送の各周波数帯の受信にも利用できること
は勿論である。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案は、運用周波数帯での前回
の受信周波数、モード、フィルターの状態等受信に必要
なデータを記憶手段に書込んでおき、次に上記運用周波
数帯での受信を行おうとするときに、該周波数の受信に
必要ばデータを読出して利用するので、周波数の変更が
極めて簡単な操作で迅速に行うことが出来る効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の概要を示すブロック図、第2図は制
御周波数の動作を示すフローチャート、第3図はこの考
案に使用する記憶手段のデータ記憶構造を示すものであ
る。 図中 2…周波数帯指定手段、3…制御手段、4…記憶手段、
5…受信回路、6…ディスプレー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−213520(JP,A) 特開 昭58−171122(JP,A) 特開 昭58−66412(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】運用周波数の受信に必要なデータを予め記
    憶手段に記憶しておき、当該運用周波数が選択されたと
    きそのデータを読出し、通信回路に供する通信機の受信
    周波数制御手段において、 当該運用周波数が属する周波数帯を指定するための周波
    数帯指定手段と、 上記周波数帯指定手段に対応する周波数帯毎のエリアを
    備え、運用周波数の受信に必要なデータをその運用周波
    数が属する周波数帯毎のエリアに記憶する記憶手段と、 上記周波数帯指定手段によっていずれかの周波数帯が指
    定された場合に、現在受信中の運用周波数の受信に必要
    なデータを受信回路より受け取って、現在受信中の運用
    周波数の属する周波数帯のエリアに書込み、指定された
    周波数帯のエリアに記憶された運用周波数の受信に必要
    なデータを記憶手段から読出し、該データで受信回路を
    制御する制御手段と、 よりなる通信機の受信周波数制御装置。
JP1988014951U 1988-02-05 1988-02-05 通信機の受信周波数制御装置 Expired - Lifetime JPH079455Y2 (ja)

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JPH01119216U JPH01119216U (ja) 1989-08-11
JPH079455Y2 true JPH079455Y2 (ja) 1995-03-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58213520A (ja) * 1982-06-07 1983-12-12 Sony Corp テレビジヨン受像機の選局装置

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