JPH079398Y2 - ガスレーザ管 - Google Patents

ガスレーザ管

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JPH079398Y2
JPH079398Y2 JP6104088U JP6104088U JPH079398Y2 JP H079398 Y2 JPH079398 Y2 JP H079398Y2 JP 6104088 U JP6104088 U JP 6104088U JP 6104088 U JP6104088 U JP 6104088U JP H079398 Y2 JPH079398 Y2 JP H079398Y2
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JP
Japan
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cathode
gas laser
laser tube
vacuum envelope
partition plate
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JP6104088U
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弘人 浦方
昌康 松田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案はガスレーザ管に係り、特にそのレーザビーム
の方向振動やシフトを抑制する手段の改良に関する。
(従来の技術) 従来、ガスレーザ管は第5図に示すように構成され、放
電細管1を挾んで両側に陽極2と螺旋状の直熱型陰極3
が設けられ、更に両端にはそれぞれレーザミラー8、9
が取付けられている。陰極3は真空外囲器5内で光軸の
回りに略同軸的に配置され、その両端がそれぞれ陰極支
持リード4a、4bに支持されている。この陰極支持リード
4a、4bの各一端は、真空外囲器5の端板6に絶縁スペー
サ11a、11bを介して気密溶接により固着され、各他端
(陰極3側)は陰極支持リード4aが保持板7の透孔12を
貫通し、陰極支持リード4bは保持板7に固着されてい
る。尚、保持板7の中央にも透孔13が穿たれている。
又、図中の10は放熱フィンを表わしている。
(考案が解決しようとする課題) 以上説明した従来技術によると、次のような不都合があ
る。
即ち、陰極3は陰極支持リード4a、4bと端板6によって
のみ支持されており、端板6の気密溶接箇所から陰極3
まで距離が長いことから振動に弱く、結果として、陰極
支持リード4a、4bに発生した振動が端板6に伝播し、端
板6に封着されたレーザミラー9へと振動が伝わる。
従って、このガスレーザ管から出力されるレーザビーム
は、直接この振動の影響を受け、レーザビーム方向が不
安定なものとなってしまう。
この考案は、陰極の振動を抑制し、レーザビーム方向が
安定なガスレーザ管を提供することを目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) この考案は、陰極の近傍に陰極支持リードを絶縁的に保
持する隔壁板が設けられ、この隔壁板が陰極を取囲む真
空外囲器又はこの真空外囲器に固定された筒体に弾性的
に接触保持されてなるガスレーザ管である。
(作用) この考案によれば、陰極支持リードを保持する支点が増
加するので、耐振性が向上してレーザミラーの振動が抑
制され、この結果、レーザビームの方向安定性が著しく
向上する。更に、陰極支持リードの熱膨張が、弾性接合
による隔壁板の移動によって吸収され、端板側への熱伝
達(輻射)が抑制されるので、この端板に封着されたレ
ーザミラーのアライメントずれを回避することが出来
る。
(実施例) 以下、図面を参照して、この考案の一実施例を詳細に説
明する。
この考案によるガスレーザ管は第1図に示すように構成
されているが、陰極付近を改良しているので、陰極付近
のみについてのべることにする。
即ち、従来例(第5図)と同一箇所は同一符号を付すこ
とにすると、螺旋状の直熱型陰極3が真空外囲器5内で
光軸の回りに略同軸的に配置され、この陰極3の両端は
それぞれ陰極支持リード4a、4bに固着されている。この
陰極支持リード4a、4bの各一端は絶縁スペーサ11a、11b
を介して真空外囲器5の端板6に気密溶接により固着さ
れ、各他端(陰極3側)は絶縁スペーサ14a、14bを介し
て隔壁板15に固着されている。
この隔壁板15は、第2図及び第3図に示すように円板状
にして中央及びその両側にそれぞれ透孔16、17a、17bが
穿たれ、外周にはほぼ120°の等間隔に弾力性をもつ3
個の接触片18a、18b、18cが突設されている。そして、
この接触片18a、18b、18cが真空外囲器5の内面に弾性
的に接触保持されている。
尚、この考案のガスレーザ管は、上記以外は、従来例
(第5図)と同様構成ゆえ、詳細な説明は省略する。
(他の実施例) 第4図はこの考案の他の実施例を示したもので、上記実
施例と同様効果が得られる。即ち、この例では陰極3を
取囲むように熱遮蔽用の筒体19が設けられ、その一端が
真空外囲器5の円板部5aに取付けられている。そして、
隔壁板15は上記実施例よりも小さく設定され、この隔壁
板15の接触片18a、18b、18cが熱遮蔽用の円筒体19の内
面に弾性的に接触保持されている。従って、この例では
陰極3は、円筒体19と真空外囲器5により二重に囲まれ
ていることになる。
尚、上記の場合、隔壁板15の接触片18a、18b、18cは3
個に限らない。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案によれば、陰極支持リード
を保持する支点が増加するので、耐振性が向上してレー
ザミラーの振動が抑制され、この結果、レーザビームの
方向安定性が著しく向上する。更に、陰極支持リードの
熱膨張が弾性接合による隔壁板が移動することによって
吸収され、又、端板側への熱伝達(輻射)が隔壁板によ
って抑制されるので、この端板に封着されたレーザミラ
ーのアライメントずれを回避することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係るガスレーザ管を示す
縦断面図、第2図は第1図の要部を示す横断面図、第3
図はこの考案で用いる隔壁板を示す平面図、第4図はこ
の考案の他の実施例を示す縦断面図、第5図は従来のガ
スレーザ管を示す縦断面図である。 1……放電細管、2……陽極、3……陰極、4a、4b……
陰極支持リード、5……真空外囲器、15……隔壁板、19
……円筒体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空外囲器内で光軸の回りに略同軸的に配
    置され陰極支持リードに支持された螺旋状の直熱型陰
    極、放電細管及び陽極が所定間隔で縦列配設されてなる
    ガスレーザ管において、 上記陰極の近傍に上記陰極支持リードを絶縁的に保持す
    る隔壁板が設けられ、この隔壁板が上記真空外囲器又は
    該真空外囲器に固定された筒体に弾性的に接触保持され
    てなることを特徴とするガスレーザ管。
JP6104088U 1988-05-11 1988-05-11 ガスレーザ管 Expired - Lifetime JPH079398Y2 (ja)

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JP6104088U JPH079398Y2 (ja) 1988-05-11 1988-05-11 ガスレーザ管

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Publication Number Publication Date
JPH01165668U JPH01165668U (ja) 1989-11-20
JPH079398Y2 true JPH079398Y2 (ja) 1995-03-06

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