JPH0793759B2 - 浮遊振動システム - Google Patents

浮遊振動システム

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JPH0793759B2
JPH0793759B2 JP11577284A JP11577284A JPH0793759B2 JP H0793759 B2 JPH0793759 B2 JP H0793759B2 JP 11577284 A JP11577284 A JP 11577284A JP 11577284 A JP11577284 A JP 11577284A JP H0793759 B2 JPH0793759 B2 JP H0793759B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R9/00Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
    • H04R9/06Loudspeakers
    • H04R9/066Loudspeakers using the principle of inertia

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、振動板、ボイスコイルなどの振動系を空中に
保持するスピーカに空気を送入して振動系を適正位置に
保った後に、そのスピーカに電気信号が入力する振動シ
ステムに関し、これにより振動系を音質が最良の位置に
保ことができる。
第1図から第7図は本発明実施例を示すものであり、第
1図から第5図はスピーカとして、ボビン1の中央に振
動板2および隔壁3を設け、ボビンの両端にボイスコイ
ル4、4′を巻き、これらを一体として振動エレメント
5として振動系を形成し、マグネット6、6′を有する
磁気回路のセンターポール7、7′およびヨーク8、
8′の磁極間にボイスコイル4、4′を入れ、ボイスコ
イル部分と磁極との間を埋めるように磁性流体9を注入
する。
センターポールにはその中央を貫通し、ボビン内の空質
10、10′に分岐して抜ける空気孔11、11′にパイプ12よ
り空気送入系のコンプレッサ13から空気を入れるとボビ
ン1が磁気回路に接触しないで振動系が磁性流体を介し
て空中に保持される。ボビン内の空質は磁性流体でシー
ルされているので磁性流体を使用しない場合に比して空
気の洩出がないのでコンプレッサは小型でもよい。
磁性流体は例えばマグネタイト、フェライト等の磁性体
微粉とジエステル系溶剤のアゼライン酸ジオクチルを混
和したものであり、溶剤は沸点が高く蒸発量が少ないも
のから選ばれ、磁極間に磁力により懸架して貯留され、
ボイスコイルの熱をヨーク8、8′に伝え、分散させて
温度上昇を抑制し、振動を妨げることなくして共振を押
え、またセルフセンタリング効果をあらわすものであ
る。
振動系5はスピーカボックス14にブリッジ15、15′によ
り支持されている。このブリッジはスピーカボックス14
の上板に向い合った弓状に設けられ、その内側にヨーク
8、8′が固定される。振動板2はスピーカボックス14
の開口16内に遊嵌され、既知のスピーカのごとくスピー
カボックスにダンパー等で固定されていない。
17、18は振動板2の高さすなわち開口16に対する位置を
検知するセンサーであって、開口16の縁で振動板の上下
面にそれぞれ近接して取付けられ、光を投射して振動板
のエッジからの反射光を検知して振動板の位置を検出す
る。このセンサーは振動板の最大振動移動距離が開口縁
厚みから上下いづれかにはみ出したとき検知し、その信
号は増幅器19で増幅されパイプ12を流れる空気量を空室
10と10′に調節して分配する空気送入系のバルブ20を作
動させる。すなわち振動板2が上にはみ出るとセンサ17
が感知して、バルブ20の分配弁36を矢印37のようにまわ
して空気室10に空気を多く入れて振動エレメントを引下
げ、振動板が下にかたよれば分配弁36を矢印38のように
まわして空気室10′に空気を多く入れて振動エレメント
を引き上げる。これにより振動板2の位置が第4図のご
とく開口16の縁に対し適正に保たれる。
しかる後にボイスコイル4、4′に電気信号を入力す
る。
これにより第5図のように振動板2がずれて、例えば振
動板上側の正圧に対し下側の負圧が上側に洩れて音が打
消されたり、洩れるほどでなくても、ずれにより音出力
に歪みを生ずることが防止でき、またボイスコイルが磁
極に対し常に適正な位置に保持して最低の入力で最高の
音質を保持させることができる。
第6図および第7図はスピーカと空気送入系の別の本発
明実施例を示す。
第1図の箱14の前面両側に高音域のトゥイータ21および
ウーハ22として設けた第1図のスピーカの振動板2の裏
から通じて箱の孔14′から出るホーン状音道21′を設け
る。ウーハ22には四分の一球殻反射板23をかぶせて音を
前方に拡散させるようにした広周波域のスピーカとす
る。第1図の増幅器19、バルブ20、コンプレッサー13は
箱14内に収める。箱14の上板前端にスイッチS1,S2およ
びレバーLを設ける。スイッチS1は電源へのプラグ24か
ら箱14内のコンプレッサ13への電流をオンオフし、レバ
ーLは空気室10、10′に送入する空気量を分配する前記
のバルブ20を調節する手動レバーであり、第1図のよう
にセンサー17、18を用いる自動調節ではないが、これに
より前記のごとく振動系の位置を上下させ適正な位置に
保つものである。
これらの操作はスイッチS2を切ってスピーカへの電気信
号を入れぬ状態でスイッチS1を入れ、コンプレッサ13を
起動し、レバーLを動かし、磁気回路に接して沈んでい
るボイスコイルを適正な位置に離して浮かせた後にスイ
ッチS2を入れてスピーカに電気信号を入力する。
これによりボイスコイルが磁気回路に接したまま電気信
号が入ってボイスコイルが摩擦等により損傷するような
ことがなく、スピーカより常に最良の音質で支障なく発
音することができる。
尚、スイッチS1で作動する前記例のセンサー17、18を設
けてバルブ20を自動的に操作すればレバーLを省略で
き、タイムリレーによりその後スイッチS2が入るように
自動化することができる。
第8図、第9図は前記例のスピーカに空気を送入するコ
ンプレッサ13をスピーカボックスの箱14に内蔵した例を
示し、箱14に上向きにスピーカ26を取付けて四分の一球
殻反射板23を設け、スピーカ26に空気を送入するコンプ
レッサ13は箱内を仕切った室27にグラスウール等の吸音
材28を介して装入し、コンプレッサの振動音を遮断し、
且つ仕切室27の外側は開口して防音材を有孔のパンチン
グプレート29で覆い、コンプレッサの放熱を行うもので
ある。
前記パンチングプレート29は第10図のごとく多数の放熱
ひだ30を有するプレートとしてもよい。
第11図は前記パンチングプレート29に代えて、箱14の一
部の側板上部および底板に孔32、33を設け、孔33の上に
防振ゴム34を介してコンプレッサ13を取付け、その周囲
に吸音材28により孔33より孔32に到る屈曲した通路35を
形成したもので、コンプレッサの音を吸収させるととも
に通気によりコンプレッサを冷却するものである。
これによりスピーカボックス内の空間を利用してコンプ
レッサを内蔵するので外部にコンプレッサを設けるより
はスピーカ装置が単一、小型となって扱い易く、またス
ピーカボックスが重くなって共振を防止でき、コンプレ
ッサの遮音も箱内で有孔に行い得るなど多くの著効を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第7図までは本発明実施例を示し、 第1図は第1実施例の平面図 第2図は第1図の側面図 第3図は第1図のA−A線断面図 第4図及び第5図は第1図のB−B線断面図 第6図は第2実施例の斜視図 第7図は第6図のブロック線図 第8図はコンプレッサの実施例の斜視図 第9図は第8図のC−C線断面図 第10図は第8図の他のC−C線の他の断面図 第11図は第8図の別のC−C線の更に他の断面図 5……振動系 13、20……空気装入装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボビンの中央に振動板および隔壁を設け、
    ボビンの両端にボイスコイルを巻き、これらを一体とし
    て振動エレメントを形成し、前記隔壁によりボビン内の
    空間が上下に分かれ、その空間に入つた空気圧により振
    動板が開口の縁に対し適正に保たれるようにしたスピー
    カとその空気送入系から成り、前記空気送入により振動
    エレメントを適正位置に保つセンサを有する事を特徴と
    する浮遊振動システム。
JP11577284A 1984-06-06 1984-06-06 浮遊振動システム Expired - Fee Related JPH0793759B2 (ja)

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JPS60259099A JPS60259099A (ja) 1985-12-21
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JP2544820Y2 (ja) * 1993-02-15 1997-08-20 鹿島建設株式会社 磁気浮上式スピーカ
CN1163891C (zh) * 1998-02-17 2004-08-25 松下电器产业株式会社 图像和/或声音记录装置

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