JPH079339B2 - 冷蔵庫用扉ロック機構の制御装置 - Google Patents

冷蔵庫用扉ロック機構の制御装置

Info

Publication number
JPH079339B2
JPH079339B2 JP5907788A JP5907788A JPH079339B2 JP H079339 B2 JPH079339 B2 JP H079339B2 JP 5907788 A JP5907788 A JP 5907788A JP 5907788 A JP5907788 A JP 5907788A JP H079339 B2 JPH079339 B2 JP H079339B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electromagnetic solenoid
signal
capacitor
switching element
lock mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5907788A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01234784A (ja
Inventor
雅彦 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5907788A priority Critical patent/JPH079339B2/ja
Publication of JPH01234784A publication Critical patent/JPH01234784A/ja
Publication of JPH079339B2 publication Critical patent/JPH079339B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えばホテル,旅館等の宿泊施設の客室に設
置される冷蔵庫に好適する冷蔵庫用扉ロック機構の制御
装置、即ち扉ロック用の電磁ソレノイド及び扉ロック解
除用の電磁ソレノイドの駆動を、外部から与えられる指
令信号により選択的に制御するようにした冷蔵庫用扉ロ
ック機構の制御装置に関する。
(従来の技術) ホテル,旅館等の宿泊施設においては、各客室に宿泊客
が自由に取出して飲食できるように、缶,瓶入りの酒
類,ジュース等の飲料品及びパックしたつまみ等の食品
を収納して冷却する冷蔵庫が設置されるのが通常であ
る。この場合、上記のような冷蔵庫にあっては、一般家
庭用の冷蔵庫とは異なり、扉を開放して内部の飲料品及
び食品を取出し得る時間即ち販売時間帯が予め決められ
ており、この販売時間帯以外は冷蔵庫に設けられた扉ロ
ック機構により扉を閉鎖状態にロックするという制御を
行なうようになっている。勿論、冷蔵庫内に新たな飲料
品及び食品を補充するときには、上記販売時間帯以外の
時間であっても扉ロック機構によるロック状態が解除さ
れるようになっている。
一方、近年では、上記のように各客室に冷蔵庫を設置し
た宿泊施設において、各冷蔵庫毎の販売内容(販売した
品物の種類,数等のデータ)をフロントに設けたコンピ
ュータにより集中的に管理することが行なわれており、
この場合には前述した冷蔵庫用扉ロック機構の制御も上
記コンピュータにより遠隔制御する構成とされるのが一
般的である。しかして、このような冷蔵庫用扉ロック機
構においては、従来より扉ロック用の電磁ソレノイド及
び扉ロック解除用の電磁ソレノイドを設け、コンピュー
タからロック指令信号が与えられたときに扉ロック用の
電磁ソレノイドに短時間だけ通電して扉をロックすると
共に、コンピュータからロック解除指令信号が与えられ
たとき扉ロック解除用の電磁ソレノイドに短時間だけ通
電して扉をロック解除するように構成されている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、コンピュータからのロック指令信号或はロッ
ク解除指令信号は、各客室に設けられた多数台の冷蔵庫
に対し夫々同一タイミングで与えらえる構成となってい
るが通常であり、また電磁ソレノイドの駆動時には比較
的大きな突入電流が流れるという性質があるため、扉の
ロック或はロック解除時には、多数の電磁ソレノイドに
同時通電されて全体として大きな負荷電流が流れること
になり、宿泊施設内の電源ライン電圧が瞬間的に異常低
下するという問題点を惹起する。そこで、従来では、こ
のような問題点に対処するために、常時において直流電
源から抵抗を介して充電されるコンデンサを設けると共
に、このコンデンサの充電電荷を扉ロック及びロック解
除用の各電磁ソレノイドに選択的に与えるスイッチング
回路を設けることにより、電磁ソレノイドに対する通電
に上記コンデンサの放電に伴う電流を利用する構成と
し、以て電源ライン電圧の異常低下を防止することが考
えられている。しかしながら、このような構成とした場
合には次に述べるような新たな問題点が惹起される。
即ち、上記のように扉ロック機構の遠隔操作を行なう制
御系は、その制御信頼性を高めるために、フィードバッ
ク制御系として構成されるものが通常である。この場
合、冷蔵庫側から前記コンピュータ側には、その扉ロッ
ク機構の状態を示す信号がフィードバックされるように
なっており、コンピュータは、ロック指令信号及びロッ
ク解除指令信号の各出力時において、上記フィードバッ
ク信号に基づいて指令内容の実行が完了したか否かを判
断し、否の期間には上記各信号を周期的に反復出力する
ように構成されるのが通常である。一方、新たな飲料品
及び食品の補充作業等に伴い比較的短い期間においてロ
ック指令信号及びロック解除指令信号がこの順或は逆の
順で出力されたときに、一旦放電状態となったコンデン
サの端子電圧が再充電により電磁ソレノイドの正常な駆
動に必要な最低駆動電圧まで上昇する前の段階で、その
駆動のためにコンデンサの充電電荷が放電されることが
ある。このため、このような場合には、コンピュータか
ら指令信号が反復して出力されることになり、コンデン
サの充電電荷が、その端子電圧の十分な上昇を見る前に
次の指令信号により放電されることがあり、この結果、
何時まで経っても電磁ソレノイドの駆動が終了しなくな
るという深刻な事態に陥る虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目
的は、冷蔵庫用扉ロック機構が有する電磁ソレノイドの
駆動にコンデンサを利用することにより電源電圧の異常
低下を防止する構成としたものでありながら、上記電磁
ソレノイドが駆動不能状態に陥る虞がなくなる冷蔵庫用
扉ロック機構の制御装置を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するために、冷蔵庫用扉ロック
機構を動作させるための電磁ソレノイドの駆動を、外部
から与えられる指令信号により制御するようにした冷蔵
庫用扉ロック機構の制御装置において、前記電磁ソレノ
イドの通電路にスイッチング素子を介在させ、且つ上記
スイッチング素子のオフ状態で直流電源から抵抗を介し
て充電されると共に当該スイッチング素子のオン状態で
対応する電磁ソレノイドに充電電荷を与えてこれを駆動
するコンデンサを設けた上で、このコンデンサの端子電
圧が前記電磁ソレノイドの最低駆動電圧以上あるときの
み待機信号を出力する検知手段、並びに外部から前記ス
イッチング素子に対するオン指令信号が与えられたとき
に前記待機信号が出力されていることを条件に対応する
スイッチング素子をオンさせる制御手段を夫々設ける構
成としたものである。
また、前記同様のスイッチング素子、充電用抵抗、並び
にコンデンサを設けた上で、上記コンデンサの端子電圧
が前記電磁ソレノイドの最低駆動電圧以上になるまでの
最長充電所要時間を示す時間信号を発生する信号発生手
段、並びに外部から前記スイッチング素子に対するオン
指令信号が与えられたときに前記時間信号により示され
る最長充電所要時間が経過するのを待って対応するスイ
ッチング素子をオンさせる制御手段を夫々設ける構成と
することもできる。
(作用) スイッチング素子がオフされた状態では、コンデンサに
対し直流電源から抵抗を介して充電される。そして、斯
かる充電によってコンデンサの端子電圧が電磁ソレノイ
ドの最低駆動電圧以上となったときには、検知手段から
待機信号が出力される。このように待機信号が出力され
た状態で、外部からスイッチング素子に対するオン指令
信号が与えられたときには、制御手段が当該スイッチン
グ素子をオンさせる。すると、コンデンサの充電電荷が
上記スイッチング素子を通じて扉ロック用の電磁ソレノ
イドに与えられるため、その電磁ソレノイドが駆動され
て冷蔵庫用扉ロック機構が動作される。このように電磁
ソレノイドの駆動がコンデンサの充電電荷により行なわ
れる結果、同一電源ラインに接続された多数台の冷蔵庫
に対応した電磁ソレノイドを同時に駆動した場合でも、
その電源ライン電圧の異常低下が防止されるようにな
る。
一方、前記待機信号が出力されていない状態、つまりコ
ンデンサの端子電圧が電磁ソレノイドの最低駆動電圧に
到達していない状態で、外部からスイッチング素子に対
するオン指令信号が与えられたときには、制御手段が上
記スイッチング素子をオンさせることがない。このた
め、コンデンサの充電電荷が無用に放電されることがな
く、上記オン指令信号が反復して与えられる場合でも電
磁ソレノイドが駆動不能に陥る虞がなくなる。
オン指令信号が与えられたときに最長充電所要時間が経
過するのを待ってスイッチング素子をオンさせる制御手
段を設けた構成においても、スイッチング素子素子がオ
フされた状態では、コンデンサに対し直流電源から抵抗
を介して充電される。このとき、スイッチング素子に対
するオン指令信号が与えられたときには、制御手段は、
時間信号により示される最長充電所要時間(即ちコンデ
ンサの端子電圧が電磁ソレノイドの最低駆動電圧以上に
なるまでの必要最長時間)が経過するのを待って対応す
るスイッチング素子をオンさせる。従って、この場合に
も、コンデンサの端子電圧が電磁ソレノイドの最低駆動
電圧に達していない状態では、スイッチング素子がオン
されることがないから、コンデンサの無用な放電が阻止
されるものであり、以てオン指令信号が反復して与えら
れる場合でも電磁ソレノイドが駆動不能状態に陥る虞が
なくなる。
(実施例) 以下、本発明の第1の実施例について第1図及び第2図
を参照しながら説明する。
第1図には冷蔵庫の内部回路構成のうち、本発明の要旨
に関係した部分のみが示されている。この第1図におい
て、1は扉ロック用の電磁ソレノイド、2は扉ロック解
除用の電磁ソレノイドで、電磁ソレノイド1が通電駆動
されたときには図示しない扉ロック機構が冷蔵庫用扉を
ロックした状態に切換り、電磁ソレノイド2が通電駆動
されたときには同扉ロック機構が冷蔵庫用扉をロック解
除した状態に切換るようになっている。この場合、上記
電磁ソレノイド1及び2は、各一端が電源ライン3に接
続されていると共に、各他端が夫々スイッチング素子た
るトランジスタ4及び5を介しグランド端子に接続され
ている。上記電源ライン3は、直流電源だる直流出力端
子6に対し抵抗7を介して接続されており、この電源ラ
イン3及びグランド端子間にはコンデンサ8が接続され
ている。このように接続された結果、上記コンデンサ8
は、トランジスタ4,5がオフされた状態で直流出力端子
6から抵抗7を介して充電されると共に、上記各トラン
ジスタ4,5がオンされた状態でそのオンされたトランジ
スタに対応する電磁ソレノイド1及び2に充電電荷を与
える。
9は検知手段であり、以下これについて説明する。即
ち、10は定電圧発生回路で、これは電磁ソレノイド1,2
の駆動に必要な最低駆動電圧Vsを発生するように構成さ
れている。尚、上記最低駆動電圧Vsは、電源ライン3の
電圧を基準としたものであり、このため実際には、電磁
ソレノイド1,2を夫々駆動するのに必要な下限電圧とト
ランジスタ4,5での電圧降下とを各々合計した値となっ
ている。11はコンパレータで、これは上記最低駆動電圧
Vsとコンデンサ8の端子電圧Vcとを比較し、Vs≦Vcの関
係となったときにハイレベル信号により成る待機信号Sa
を出力するようになっている。
一方、12は前記図示しない扉ロック機構に応動する検知
スイッチで、この検知スイッチ12からは、扉ロック機構
がロックがロック状態にあるときにはハイレベル信号と
なり且つロック解除状態にあるときにローレベル信号と
なる状態検知信号Sbが出力される。13は制御手段たるマ
イクロプロセッサで、これは上記待機信号Sa,状態検知
信号Sb及び外部回路からのオン指令信号たるロック指令
信号Sc及びロック解除指令信号Sdを受けるようになって
おり、これら各入力及び予め記憶したプログラムに基づ
いてトランジスタ4,5のオンオフ状態を制御するように
なっている。具体的には、上記マイクロプロセッサ13
は、ロック指令信号Scが与えられたときに待機信号Saが
与えられていることを条件にトランジスタ4のベースに
一定時間幅のオン信号Seを与え、ロック解除指令信号Sd
が与えられたときに待機信号Saが与えられていることを
条件にトランジスタ5のベースに一定時間幅のオン信号
Sfを与える。尚、上記各オン信号Se,Sfは、各指令信号S
c及びSdの入力後に所定時間だけ遅れて出力される。ま
た、マイクロプロセッサ13は、状態検知信号Sbを外部回
路に転送するようになっており、当該外部回路は、この
ような転送信号によって扉ロック機構の動作状態を判別
する。ここで、第1図の回路構成を備えた冷蔵庫は、例
えば宿泊施設の各客室に夫々設置されるものであり、前
記ロック指令信号Sc,Sdは、各冷蔵庫を集中的に管理す
るために設けられた外部回路としてのコンピュータ14か
ら出力されるようになっている。この場合、上記コンピ
ュータ14は、冷蔵庫による飲料等の販売時間帯に開始時
刻にパルス状のロック解除指令信号Sdを出力すると共
に、その販売時間帯に終了時刻にパルス状のロック指令
信号Scを出力する構成となっており、また冷蔵庫内に飲
料品,食品の補充を行なう場合等の適宜時期にも上記各
指令信号Sc,Sdを出力する構成となっている。また、コ
ンピュータ14は、前述の如く冷蔵庫からフィードバック
される転送信号(状態検知信号Sb)に基づいて扉ロック
機構の動作状態を判別するものであり、上記ロック指令
信号Sc及びロック解除指令信号Sdの出力時には、その出
力後に一定時間が経過したときに各指令が完了したか否
かを判断し、否の場合には指令信号Sc或はSdを再出力す
るようになっている。従って、ロック指令信号Sc或はロ
ック解除指令信号Sdの出力時に各指令が完了しない場合
は、当該指令信号が周期的に反復出力される。
次に、上記構成の作用について第2図のタイミングチャ
ートも参照しながら説明する。即ち、冷蔵庫の電源投入
後には、コンデンサ8に対し抵抗7を介して充電される
ため、その端子電圧Vcが第2図(a)のように上昇す
る。そして、その端子電圧Vcが定電圧発生回路10からの
最低駆動電圧Vs以上に達すると、第2図(b)に示すよ
うにコンパレータ11から待機信号Saが出力される(第2
図中時刻t1)。しかして、この後において、第2図
(c)に示すように待機信号Saが出力された状態の時刻
t2にてコンピュータ14からロック指令信号Scが出力され
ると、これを受けたマイクロプロセッサ13が第2図
(d)に示すようにトランジスタ4のベースに一定時間
幅のオン信号Seを与える(時刻t3)。すると、トランジ
スタ4がオンされるため、コンデンサ8の充電電荷が電
磁ソレノイド1に与えられてこれが駆動されるようにな
り、以て図示しない扉ロック機構がロックされる。ま
た、コンパレータ11から待機信号Saが出力された状態で
コンピュータ14からロック解除指令信号Sdが出力された
ときには、マイクロプロセッサ13がトランジスタ5のベ
ースに一定時間幅のオン信号Sfを与えるため、トランジ
スタ5のオンに応じて、コンデンサ8の充電電荷が電磁
ソレノイド2に与えられるようになり、以て図示しない
扉ロック機構がロック解除される。尚、上記のような電
磁ソレノイド1,2の各駆動時には、コンデンサ8の端子
電圧Vcは、電磁ソレノイド1,2の最低駆動電圧Vs以上あ
るから、それらの駆動が確実に行なわれる。
上記のように電磁ソレノイド1或は2が駆動された後に
は、コンデンサ8の端子電圧Vcが低下してコンパレータ
11が待機信号Saを出力停止する。しかして、このように
待機信号Saが出力停止された期間に、コンピュータ14か
ら例えばロック指令信号Scが出力されたとき(時刻t4
には、マイクロプロセッサ13はオン信号Seを出力しな
い。このような場合においては、コンピュータ14は、マ
イクロプロセッサ13からフィードバックされる状態検知
信号Sbに基づいて一定時間後にロック解除指令信号Scを
再出力する(時刻t5)。そして、この再出力時に待機信
号Saが出力された状態となっていた場合には、マイクロ
プロセッサ13からオン信号Seが出力されて(時刻t6)、
前述同様に電磁ソレノイド1が駆動される。勿論、待機
信号Saが出力停止された期間に、コンピュータ14からロ
ック解除指令信号Sdが出力されたときにも上述と同様に
電磁ソレノイド2が駆動される。
以上のように、電磁ソレノイド1及び2の各駆動がコン
デンサ8の充電電荷により行なわれる結果、同一電源ラ
イン(本実施例では宿泊施設内の電源ライン)に接続さ
れた多数台の冷蔵庫に対応した各電磁ソレノイド1或は
2を同時に駆動した場合でも、その電源ライン電圧の異
常低下が防止されるようになる。また、コンデンサ8の
端子電圧Vcが最低駆動電圧Vsに到達しない状態では、ロ
ック信号指令Sc及びロック解除指令信号Sdが与えられた
各場合でもトランジスタ4及び5がオンされることがな
い。従って、コンデンサ8の充電電荷が無用に放電され
ることがなくなり、ロック指令信号Sc或はロック解除指
令信号Sdが周期的に出力されるという事情下にあるにも
拘らず、電磁ソレノイド1,2が従来のように駆動不能状
態に陥る虞がなくなる。
尚、上記実施例では、検知手段9をコンパレータ11の利
用により構成したが、他の回路素子の利用により構成し
ても良いことは勿論である。
第3図には上記第1の実施例と同様の効果を奏する本発
明の第2の実施例が示されており、以下これについて第
1の実施例と異る部分のみ説明する。即ち、15は第1の
実施例における検知手段9に代えて設けられた信号発生
手段たる記憶回路で、これには、コンデンサ8の端子電
圧Vcが電磁ソレノイド1,2の最低駆動電圧Vs以上になる
までの最長充電所要時間Tが記憶されており、その時間
Tを示す時間信号Sgを出力するようになっている。ここ
で、上記最長充電所要時間Tは、トランジスタ4或は5
のオンに伴うコンデンサ8の放電開始後に、待機信号Sa
が出力停止されている時間(前記第2図参照)と一致す
るように設定されている。16は制御手段たるマイクロプ
ロセッサで、これは、コンピュータ14からロック指令信
号Sc及びロック解除指令信号Sdが与えられた各場合に、
対応するトランジスタ4,5の各ベースにオン信号Se,Sfを
与えるものであり、この場合上記オン信号Se,Sfの出力
を、記憶回路15からの時間信号Sgにより示される最長充
電所要時間Tが経過するのを待って行なうようになって
いる。従って、この実施例においても、コンデンサ8の
端子電圧Vcが最低駆動電圧Vs以上になるまでの間におい
て、そのコンデンサ8の充電電荷が無用に放電されるこ
とがなくなる。尚、マイクロプロセッサ16は、第1の実
施例におけるマイクロプロセッサ13と同様に状態検知信
号Sbを外部回路に転送する機能を有する。
また、上記第2の実施例では、信号発生手段として記憶
回路15を利用したが、これに代えて例えばCR時定数回路
を信号発生手段として利用することもできる。
[発明の効果] 本発明によれば以上の説明によって明らかなように、冷
蔵庫用ロック機構が有する電磁ソレノイドの駆動にコン
デンサの充電電荷を利用したから、多数の電磁ソレノイ
ドを同時駆動する場合でも電源電圧の以上低下を来たす
ことがないものであり、また、上記コンデンサの電圧が
不十分な状態では電磁ソレノイドの駆動を行なわない構
成としたから、電磁ソレノイドが駆動不能状態に陥る虞
もなくなるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の第1の実施例を示すもの
で、第1図は要部の電気的構成図、第2図は作用説明用
のタイミングチャートである。また、第3図は本発明の
第2の実施例を示す第1図相当図である。 図中、1,2は電磁ソレノイド、4,5はトランジスタ(スイ
ッチング素子)、6は直流出力端子(直流電源)、7は
抵抗、8はコンデンサ、9は検知手段、13はマイクロプ
ロセッサ(制御手段)、15は記憶手段(信号発生手
段)、16はマイクロプロセッサ(制御手段)を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷蔵庫用扉ロック機構を動作させるための
    電磁ソレノイドの駆動を、外部から与えられる指令信号
    により制御するようにした冷蔵庫用扉ロック機構の制御
    装置において、前記電磁ソレノイドの通電路に介在され
    たスイッチング素子と、このスイッチング素子のオフ状
    態で直流電源から抵抗を介して充電されると共に当該ス
    イッチング素子のオン状態で対応する電磁ソレノイドに
    充電電荷を与えてこれを駆動するコンデンサと、このコ
    ンデンサの端子電圧が前記電磁ソレノイドの最低駆動電
    圧以上あるときのみ待機信号を出力する検知手段と、外
    部から前記スイッチング素子に対するオン指令信号が与
    えられたときに前記待機信号が出力されていることを条
    件に対応するスイッチング素子をオンさせる制御手段と
    を具備したことを特徴とする冷蔵庫用扉ロック機構の制
    御装置。
  2. 【請求項2】冷蔵庫用扉ロック機構を動作させるための
    電磁ソレノイドの駆動を、外部から与えられる指令信号
    により制御するようにした冷蔵庫用扉ロック機構の制御
    装置において、前記電磁ソレノイドの通電路に介在され
    たスイッチング素子と、このスイッチング素子のオフ状
    態で直流電源から抵抗を介して充電されると共に当該ス
    イッチング素子のオン状態で対応する電磁ソレノイドに
    充電電荷を与えてこれを駆動するコンデンサと、このコ
    ンデンサの端子電圧が前記電磁ソレノイドの最低駆動電
    圧以上になるまでの最長充電所要時間を示す時間信号を
    発生する信号発生手段と、外部から前記スイッチング素
    子に対するオン指令信号が与えられたときに前記時間信
    号により示される最長充電所要時間が経過するのを待っ
    て対応するスイッチング素子をオンさせる制御手段とを
    具備したことを特徴とする冷蔵庫用扉ロック機構の制御
    装置。
JP5907788A 1988-03-11 1988-03-11 冷蔵庫用扉ロック機構の制御装置 Expired - Lifetime JPH079339B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5907788A JPH079339B2 (ja) 1988-03-11 1988-03-11 冷蔵庫用扉ロック機構の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5907788A JPH079339B2 (ja) 1988-03-11 1988-03-11 冷蔵庫用扉ロック機構の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01234784A JPH01234784A (ja) 1989-09-20
JPH079339B2 true JPH079339B2 (ja) 1995-02-01

Family

ID=13102929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5907788A Expired - Lifetime JPH079339B2 (ja) 1988-03-11 1988-03-11 冷蔵庫用扉ロック機構の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH079339B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BR9913688A (pt) * 1998-08-19 2002-07-30 Fisher & Paykel Sistema de abertura e fechamento de porta
CN1926344B (zh) * 2003-11-17 2011-11-30 远程接合技术公司 固定器和其他组件

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01234784A (ja) 1989-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8046127B2 (en) Vehicle-mounted electronic control apparatus
US6566768B2 (en) Two line switch and power sharing for programmable means
CA2022573C (en) Standby/run power supply and control circuit
US5914847A (en) Programmable irrigation valve controller providing extended battery life
US7493774B2 (en) Control system for a refrigerator ice/water dispenser
EP0581248A1 (en) Short circuit detector and isolator
JPH09509300A (ja) アクチュエータのような電流消費装置の主電源をオフに切換するためのシステム
US6411872B1 (en) Vehicle controlling apparatus
US5734204A (en) Backup apparatus
JPS63143476A (ja) 氷デイスペンサ
US20040246752A1 (en) Method and apparatus for valve control
JPH079339B2 (ja) 冷蔵庫用扉ロック機構の制御装置
JP2000184716A (ja) 電源回路
US20150357141A1 (en) Systems and methods for controlling relays
JPH01299976A (ja) 冷蔵庫用扉ロック機構の制御装置
US4943961A (en) Memory retention system for volatile memory devices
JP2000293744A (ja) 自動販売機およびその非常用電源ユニット
JP3240614B2 (ja) 直流電源装置
JPH01299975A (ja) 冷蔵庫用扉ロック機構の制御装置
US4433356A (en) Control circuit for transformer relay
JPH1097355A (ja) マイクロコンピュータの電源回路
JPH0467202A (ja) 状態記憶装置
CN114207679B (zh) 自动售货机
US20240344764A1 (en) Method for controlling refrigerated items of furniture
JP3837080B2 (ja) 燃焼制御装置