JPH0793347A

JPH0793347A - 情報検索表示システム

Info

Publication number: JPH0793347A
Application number: JP5233714A
Authority: JP
Inventors: Junichi Hashimoto; 順一橋本; Takashi Numayama; 隆志沼山; Mikio Koyae; 幹夫小八重; Tetsuo Ota; 哲夫太田; Takumi Okubo; 匠大久保
Original assignee: Fujitsu General Ltd
Current assignee: Fujitsu General Ltd
Priority date: 1993-09-20
Filing date: 1993-09-20
Publication date: 1995-04-07

Abstract

(57)【要約】【目的】検索メニューのタッチ操作で地図等を表示す
るようにする。【構成】記憶部３より読み出した検索メニューを表示
部８に表示し、入力部４よりの画面のタッチ位置を判別
部５で判別し、情報区分識別部６で識別した情報を地図
データベース１等より読み出し表示部に表示する。入力
部にて印刷を指定すれば地図データを印刷処理部９で処
理し、印刷部10で紙に印刷する。操作方法が不明なら、
音声案内を指定すれば、音声データ記憶部11より音声合
成用のデータを読み出し、音声合成部12で音声合成し、
音声出力部13より出力する。留守にするときは不在設定
部15を不在にすれば、入力部４よりの信号にてカメラ17
が作動し、画像処理部18で処理した画像を回線接続部21
を介し通信網により、音入力部19よりの音信号と共に所
要の送信先へ送出する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は情報検索表示システムに
係り、指定に応じて地図等の情報を検索し、ＰＤＰ（プ
ラズマディスプレイパネル）等の画面に表示するものに
関する。

【０００２】

【従来の技術】警察署の交番等では、警察官の仕事で一
番多いのが道案内であると言われるほど道を尋ねる人が
多く、大勢の人が出入りする公共の建物等が近くにある
交番等には、道順を印刷したものを常備している所があ
るほどである。このような交番では、警察官が警邏中で
不在の場合等には市民に迷惑をかける。また、交番が方
々にあれば、道案内以外にも、拾得物の届け出等のよう
な日常よくある簡単な届け出等にも便利であり、交番を
もっと方々に設置して欲しいという要望があるが、交番
は、敷地あるいは警察官の数の制約等から設置数には限
りがある。交番を数多く設置できない場合、交番の機能
を果たすものが町中に数多く設置されるならば市民にと
って便利である。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑み、警察官が不在でも、訪れた人の簡単な操作で道
案内の地図が画面に表示され、必要に応じて紙に印刷さ
れ、目の不自由な人には点字入力すれば音声で案内し、
また、拾得物の届け出を、警察官が不在でも届け出手続
きのできるものを提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、地図・情報等の検索メニューを記憶する記
憶部と、地図データを記憶する地図データベースと、情
報を記憶する情報記憶部と、地図あるいは情報の検索等
を入力する入力部と、入力部よりの信号に相応する地図
あるいは情報等を識別する情報識別部と、前記記憶部よ
り読み出した検索メニュー、前記情報識別部よりの信号
に相応する地図データベース若しくは情報記憶部より読
み出したデータに基づいて表示を行う表示部と、前記記
憶部、地図データベース、情報記憶部、入力部、情報識
別部および表示部を制御する制御部とで構成した情報検
索表示システムを提供するものである。

【０００５】

【作用】以上のように構成したので、本発明による情報
検索表示システムにおいては、ＰＤＰ等で構成した表示
画面に地図・情報等の検索メニューが表示され、所望の
表示に指等でタッチすれば、指定された情報区分を識別
し、該当する情報をメモリから読み出し、ＰＤＰ等の画
面に表示する。表示された画像は指定により紙等に印刷
される。また、目が不自由な人には所要の操作に応じて
合成音声で案内を行う。さらに、操作方法がわからない
人のためには通信網を介して操作方法の案内等を行う。

【０００６】

【実施例】以下、図面に基づいて本発明による情報検索
表示システムの実施例を詳細に説明する。図１は本発明
による情報検索表示システムの一実施例の要部ブロック
図である。このブロック図の装置は、例えば、警察署の
交番あるいは駐在所等に設置される。図において、１は
地図データベースで、適宜に区分した地図を記憶する。
２は情報記憶部で、届け出のあった拾得物情報等を記憶
する。３は記憶部で、検索メニュー等を記憶する。４は
入力部で、例えば、装置の表示画面上に形成されたタッ
チパネルのタッチ操作により検索情報の指定等を入力す
る。５は判別部で、入力部４による指定を判別する。６
は情報区分識別部で判別部５よりの信号に対応する情報
区分を識別する。７は表示メモリで、地図データベース
１、情報記憶部２あるいは記憶部３より転送されたデー
タを記録する。８は表示部で、表示メモリ７よりのデー
タに基づいてＰＤＰ等の画面に表示する。９は印刷処理
部で、地図データベース１あるいは情報記憶部２より読
み出したデータを印刷用の信号に処理する。10は印刷部
で、印刷処理部９よりの信号に基づいて紙等に印刷す
る。11は音声データ記憶部で、音声合成用のデータを記
憶する。12は音声合成部で、音声データ記憶部11よりの
データに基づいて音声合成する。13は音声出力部で、音
声合成部12よりの信号に基づいて音出力する。14は制御
部で、地図データベース１乃至音声出力部13の各部を制
御する。

【０００７】15は不在設定部で、交番あるいは駐在所を
留守にする場合に留守に切り換える。16は人検出部で、
感熱センサ等により人を検出する。17はテレビジョンカ
メラで、撮像による映像信号を出力する。18は画像処理
部で、テレビジョンカメラ17よりの映像信号に基づいて
間引きした画像の信号に処理する。19は音入力部で、マ
イクロホンよりの音を入力する。20は音処理部で、音入
力部19よりの音信号を回線接続部21に送出し、回線接続
部21より入力される音信号を音出力部22に出力する。音
出力部22は、入力された音信号に基づいてスピーカ等よ
り音出力する。回線接続部21は、画像処理部18よりの画
像信号および音処理部20よりの音信号を、例えば、ＩＳ
ＤＮ（総合ディジタル通信網）等の通信網を介して所要
の送信先へ送出する。

【０００８】次に、本発明による情報検索表示システム
の動作を説明する。ＰＤＰ等で構成した表示部８の画面
には、制御部14を介し記憶部３より読み出され、表示メ
モリ７を介し入力された、例えば、図２（イ）のような
検索メニューが表示される。この画面により、例えば、
道案内を希望の場合は「道案内」に指等をタッチする。
表示画面の上部には画面の上下方向および左右方向に赤
外線が走っており、タッチした指等によりこの赤外線が
遮断される。判別部５により赤外線の遮断位置を判別
し、判別部５よりの信号に基づいて情報区分識別部６に
より「道案内」を識別し、この識別に基づいて、例え
ば、図２（ロ）のような地図区分の入力画面を表示す
る。ここで所望の区分表示にタッチすれば、前記判別部
５によりタッチ位置を判別し、情報区分識別部６を介し
て指定された区分を識別し、この識別に基づいて、制御
部14を介し地図データベース１より指定された区域の地
図データを読み出し、表示メモリ７を介し表示部８のＰ
ＤＰ等の画面に表示する。

【０００９】画面に表示された地図を紙に印刷したもの
で欲しい場合、地図画面の隅に表示された「プリント」
等にタッチする。このタッチを前記同様に判別部５で判
別し、判別部５よりの信号に基づいて、制御部14を介し
地図データベース１よりのデータを印刷処理部９に入力
し、所要の印刷用の信号に処理し、印刷部10に印加して
紙等に印刷する。なお、目的地までの道順を設定するた
めのプログラムを記憶部３に記憶し、処理回路を付設し
ておき、画面上で指定された目的地までの道順を設定
し、地図に表示し、指定に応じて紙等に印刷されるよう
にしてもよい。道順の設定は、例えば、訪れる人の多い
公共の施設等への道順は予め各施設について道順を設定
しておき、個人の住宅等の場合は住宅地を適宜に区分
し、各区分別に道順を設定し記憶しておくようにする。
あるいは、道順が複数存在する場合は道路を所要の道程
に区分し、各道程区分別に所要時間を設定しておき、目
的地の指定に応じて目的地までの道程の所要時間を合計
し、一番近い道順を求めるようにしてもよい。この場
合、例えば、夜間照明の有無等に応じて時間に所要の係
数を乗算するようにしておき、昼間と夜間とでは道順を
変えるようにもできる。

【００１０】また、遺失物が届け出されているかどうか
問い合わせる場合、表示部８の検索メニューにて「拾得
物案内」にタッチすれば、タッチ位置の判別に基づいて
情報記憶部２より拾得物の登録データを読み出し、例え
ば、拾得物の品名および拾得物の簡単な説明等を表示
し、保管している警察署への道順等を表示部８の画面に
表示する。

【００１１】なお、このような装置の操作に不慣れな人
のために音声で案内するようにもできる。すなわち、所
要の操作で「音声案内」を指定すれば、入力部４よりの
信号に基づいて、以降、音声データ記憶部11より操作手
順に対応するデータを順次読み出し、音声合成部12によ
り音声合成し、音声出力部13より、「道案内、または拾
得物案内のどちらかを指で押して下さい」等と案内する
ようにする。

【００１２】警察官が不在で、装置の操作に困っている
場合等に本署等から操作の案内を行うことができる。す
なわち、不在設定部15を操作して装置を「不在」に設定
しておく。この設定により、前記入力部４より案内メニ
ュー画面のタッチによる信号が入力された場合、制御部
23を介しテレビジョンカメラ17およびマイクロホン19が
作動し、テレビジョンカメラ17よりの画像を画像処理部
18により間引き処理し、回線接続部21に入力し、音入力
部19より入力されるマイクロホンの音と共に所要の通信
網を介して本署等のモニタに送出する。本署等ではモニ
タ画面を見ながら前記通信網を介して案内の音声を送出
し、回線接続部21を介し、音処理部20により音出力部22
に入力し、音声で出力する。このように、警察官が不在
の場合でも他所で状況を監視し、適宜の処置を行うよう
にできるので、町中に「無人交番」式に設置する場合等
に好都合である。

【００１３】また、警察官が不在の間に交番内に不審者
が入っていないか等を、本署あるいは交番の仮眠所等で
監視することができる。すなわち、不在設定部15により
「不在」に設定され、人検出部16の感熱センサ等により
人が検出された場合、制御部23を介しテレビジョンカメ
ラ17およびマイクロホン19を作動させ、テレビジョンカ
メラ17よりの画像を画像処理部18により間引き処理し、
回線接続部21に入力し、音入力部19より入力されるマイ
クロホンの音と共に所要の通信網を介して本署等のモニ
タに送出し、交番内を監視するようにする。

【００１４】警察官の居ない交番で拾得物の届け出手続
きを行うようにもできる。この場合、記憶部３に拾得物
等の届け出記載用のフォーマットを記憶しておき、所要
の操作で記憶部３より詠み出した拾得物届け出のフォー
マット画面を表示部８の画面に表示し、画面上にペン書
きで文字を入力できるペン書き入力部を形成しておく。
そして、例えば、拾得物の名称、拾った場所、時間、自
分の住所、氏名、電話番号等を画面に表示されたフォー
マットの所要箇所に記入する。記入された文字等のデー
タは記憶部３の届け出情報記憶領域に一旦記録される。
そして、所要の載置台に拾得物を載置し、所要の撮像指
定を操作する。これにより、テレビジョンカメラ17が作
動し、テレビジョンカメラ17よりの画像は画像処理部18
により間引き処理され、記憶部３の届け出情報記憶領域
より詠み出したデータと共に、回線接続部21を介し所要
の通信網により本署等へ送出し、所要のデータファイル
等に記録する。本署ではこのデータファイルの情報を参
照し、電話連絡等により所要の処置をとるようにする。

【００１５】なお、外国人に利用し易いようにするた
め、地図データベース１、情報記憶部２および記憶部３
にそれぞれのデータを外国語で記憶しておき、外国語表
示の指定を行えば、指定された国の言葉で表示されるよ
うにしておく。

【００１６】

【発明の効果】以上に説明したように、本発明による情
報検索表示システムによれば、ＰＤＰ等で構成された画
面に道路地図等の検索メニューが表示され、画面のタッ
チ操作で指定された地図が表示され、あるいは指定によ
り紙に印刷されるもので、例えば、警察署の交番等に設
置すれば、警察官が警邏中等の場合でも市民の操作で道
案内の地図を表示できるものであるから、無人式交番等
の実現を可能にするもので、市民サービスの向上にも役
立つ。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による情報検索表示システムの一実施例
の要部ブロック図である。

【図２】本発明による情報検索表示システムの検索メニ
ューの一例である。

【符号の説明】

１地図データベース２情報記憶部３記憶部４入力部５判別部６情報区分識別部８表示部 10 印刷部 11 音声データ記憶部 12 音声合成部 13 音声出力部 14 制御部 15 不在設定部 16 人検出部 17 テレビジョンカメラ 18 画像処理部 19 音入力部 20 音処理部 21 回線接続部 22 音出力部 23 制御部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者太田哲夫川崎市高津区末長1116番地株式会社富士通ゼネラル内 (72)発明者大久保匠川崎市高津区末長1116番地株式会社富士通ゼネラル内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】地図・情報等の検索メニューを記憶する
記憶部と、地図データを記憶する地図データベースと、
情報を記憶する情報記憶部と、地図あるいは情報の検索
等を入力する入力部と、入力部よりの信号に相応する地
図あるいは情報等を識別する情報識別部と、前記記憶部
より読み出した検索メニュー、前記情報識別部よりの信
号に相応する地図データベース若しくは情報記憶部より
読み出したデータに基づいて表示を行う表示部と、前記
記憶部、地図データベース、情報記憶部、入力部、情報
識別部および表示部を制御する制御部とで構成した情報
検索表示システム。
【請求項２】前記表示部の画面上にタッチパネルを設
け、地図あるいは情報の検索等をタッチパネルのタッチ
操作で入力するようにした請求項１記載の情報検索表示
システム。
【請求項３】前記地図データベースあるいは情報記憶
部より読み出したデータに基づいて紙等に印刷する印刷
部を設けてなる請求項１記載の情報検索表示システム。
【請求項４】道順等を設定する処理部を設け、前記記
憶部に道順設定用のプログラムを記憶し、前記表示部の
画面上にタッチパネルを設け、画面に表示された地図上
で目的地をタッチ操作で入力することにより、指定地点
までの道順を設定し表示するようにした請求項１記載の
情報検索表示システム。
【請求項５】音声合成用のデータを記憶する音声デー
タ記憶部と、音声データ記憶部よりのデータに基づいて
音声合成する音声合成部とを設けてなり、前記入力部よ
り入力された指定に応じて操作案内のための音声合成用
のデータを順次読み出し、音声合成部を介して音声合成
し、スピーカ等より出力するようにした請求項１記載の
情報検索表示システム。
【請求項６】不在を設定する不在設定部と、テレビジ
ョンカメラと、テレビジョンカメラよりの画像を間引き
処理する画像処理部と、マイクロホンよりの音を入力す
る音入力部と、前記画像処理部よりの信号および音入力
部よりの信号を所要の通信網を介して送出すると共に、
通信網よりの音信号を入力する回線接続部と、回線接続
部よりの音信号に基づいて音出力する音出力部とを設け
てなり、前記不在設定部による不在設定時、前記入力部
よりの信号に基づいて前記画像処理部よりの信号および
音入力部よりの信号を所要の送信先に送出し、送信先よ
りの音を音出力部を介し出力するようにした請求項１記
載の情報検索表示システム。
【請求項７】不在を設定する不在設定部と、人を検出
する人検出部と、テレビジョンカメラと、テレビジョン
カメラよりの画像を間引き処理する画像処理部と、マイ
クロホンよりの音を入力する音入力部と、前記画像処理
部よりの信号および音入力部よりの信号を所要の通信網
を介して送出する回線接続部とを設けてなり、前記不在
設定部による不在設定時、前記人検出部よりの信号に基
づいて前記画像処理部よりの信号および音入力部よりの
信号を所要の送信先に送出するようにした情報検索表示
システム。
【請求項８】拾得物等の届け出記載用のフォーマット
を記憶する記憶部と、記憶部より読み出したデータに基
づいて画面にフォーマットを表示する表示部と、表示画
面上に形成され文字をペン書き等で入力する入力部と、
入力部よりの信号をフォーマットに対応させて記録する
メモリ部と、所要の載置台に載置された物品を撮像する
テレビジョンカメラと、テレビジョンカメラよりの信号
を所要の静止画信号に処理する画像処理部と、前記メモ
リ部より読み出した信号および画像処理部よりの信号を
所要の通信網を介し所要の送信先に送出する回線接続部
とで構成した情報検索表示システム。