JP2001202090A - 訪問者受付方法及び装置と、訪問者受付プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

訪問者受付方法及び装置と、訪問者受付プログラムを記録した記録媒体

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JP2001202090A
JP2001202090A JP2000349257A JP2000349257A JP2001202090A JP 2001202090 A JP2001202090 A JP 2001202090A JP 2000349257 A JP2000349257 A JP 2000349257A JP 2000349257 A JP2000349257 A JP 2000349257A JP 2001202090 A JP2001202090 A JP 2001202090A
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visit
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kiosk
wand
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JP2000349257A
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English (en)
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J Hal Jonathan
ジョナサン・ジェー・ハル
Barabanovikku Marko
バラバノヴィック マルコ
Baxter Michael
バクスター マイケル
Jamey Graham
グラハム ジャメイ
Peter E Hart
イー ハート ピーター
Shan Rii Daa
リー ダー・シャン
Wolf Gregg
ウォルフ グレッグ
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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  • Telephonic Communication Services (AREA)
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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、訪問者に関する個人的情報を獲
得、蓄積する方法及び装置の提供を目的とする。 【解決手段】 訪問者受付装置は、監視される施設の入
口に設置される。各訪問者は受付装置に記名するよう要
求される。訪問者の名刺と顔の像がスキャンされる。名
刺が無い場合には、氏名と所属が手入力される。訪問者
は、訪問先の名前と訪問の目的とを入力する。訪問者の
到着は、電子メール若しくは音声電話で訪問先に連絡さ
れる。訪問者に関するデータは、局部的若しくは遠隔的
に記憶される。訪問者に関する多種の情報の自動照合が
行われ、訪問先に通知される。ネットワークインタフェ
ースを用いて、ユーザは来訪予定の訪問者に関する情報
を入力できる。電話インタフェースは、訪問者の到着時
における音声による挨拶及び検査の入力のため設けられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、訪問者を迎え、訪
問者を識別し、訪問者の経歴を照合し、訪問者を追跡す
る訪問者受付方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】オフィスへの訪問者は、一般的に、記名
用紙を使用する。一部のケースでは、この情報はコンピ
ュータデータベースに入力される。しかし、この情報
は、典型的に、セキュリティ上の目的のためだけに使用
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】訪問者に関する情報を
セキュリティ以外の目的のために使用する課題の解決が
非常に要求されている。
【0004】オフィスの入口は、身元を明らかにするこ
とを要求される場所であるため、入口で収集されたデー
タは非常に利用価値がある。たとえば、人の顔の画像を
捕捉することも可能である。その画像は、オフィスの従
業者が特定の人の人相を後で思い出すために使用でき
る。
【0005】したがって、本発明は、オフィスへの訪問
者を迎え、訪問者を識別し、訪問者の経歴を照合し、訪
問者を追跡する訪問者受付装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、訪問者
受付装置は、監視される施設の入口に設置される。各訪
問者は受付装置に記名するよう要求される。訪問者の名
刺と顔の像がスキャンされる。名刺が無い場合には、氏
名と所属が手入力される。訪問者は、訪問先の名前と訪
問の目的とを入力する。訪問者の到着は、電子メール若
しくは音声電話で訪問先に連絡される。訪問者に関する
データは、局部的若しくは遠隔的に記憶される。訪問者
に関する多種の情報の自動照合が行われ、訪問先に通知
される。ネットワークインタフェースを用いて、ユーザ
は来訪予定の訪問者に関する情報を入力できる。電話イ
ンタフェースは、訪問者の到着時における音声による挨
拶及び検査の入力のため設けられる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例による
訪問者受付システムの構成図である。訪問者受付システ
ムは、コンピュータ・タッチスクリーン、オプション構
成のキーボード、名刺スキャナ、マイクロホン、ビデオ
カメラ、及び、スピーカを含むキオスク端末1と、訪問
者ワンド用ドッキングステーション2と、サーバー3
と、インターネット及びワールド・ワイド・ウェブ(WW
W)へのコネクション4と、公衆交換電話網(PSTN若しく
はPOTS)へのコネクション5と、クライアントモニター
6とを有する。
【0008】訪問者受付システムの中で訪問者の目に触
れる部分は、キオスク端末1と、訪問者ワンド用ドッキ
ングステーション2である。訪問者ワンドは、後述する
ような拡張型のバッジである。
【0009】サーバー3は、ローカル・エリア・ネット
ワークに設置され、訪問者に関する情報を蓄積すること
ができる。
【0010】次に、本発明の一実施例の訪問者受付シス
テムにおける各構成要素の機能と、種々の実施形態につ
いて説明する。
【0011】1.訪問者キオスク端末用コンピュータ 訪問者キオスク端末用コンピュータは、タッチスクリー
ン型パーソナルコンピュータであり、キーボードの有無
を問わない。タッチスクリーンは、典型的に、キオスク
アプリケーションのため使用され、ユーザが使い慣れて
いるものである。タッチスクリーン上のボタンを使用す
ることにより、キーボードが必要ではなくなり、キオス
ク端末を時間的に有効に活用できるようになる。訪問者
キオスク端末用コンピュータは、キーボード付き(すな
わち、タッチスクリーン無し)の一般的なパーソナルコ
ンピュータでも構わない。
【0012】キオスク端末上のユーザインタフェース
は、数ヶ国語で動作するよう設計される。訪問者は、初
期ログイン画面上で好きな言語を選択することができ
る。ユーザインタフェース中の入力促進用プロンプト
は、音声発話指示で補われる。インタフェースに音楽を
付加してもよい。音楽を付加することによって、訪問者
が訪問先の人を待たなければならないときに、訪問者の
感じ方を改善することが可能である。
【0013】キオスク端末用コンピュータ上のユーザイ
ンタフェースは、訪問者の名前と、所属機関と、訪問の
目的と、関連事項と、訪問日時と、訪問先(手入力、若
しくは、リストからの選択)と、同時に訪問している訪
問者グループの一員であるかどうかを獲得することがで
きる。
【0014】ユーザインタフェースは、リコー画像若し
くは製品、広告、最新株価、及び、日刊漫画を含むスラ
イドショーを含む回転式挨拶の一部として、情報を表示
することができる。
【0015】訪問に関するデータは訪問者キオスク端末
用コンピュータに局部的に蓄積される。このデータを用
いることによって、訪問者が受ける挨拶の中に、その訪
問者が一番最後に訪問した日付を組み込むことができ
る。また、このデータは、所定の期間中の全ての訪問の
記録を出力するために使用される。このような要求は、
日付の範囲、時刻の範囲、或いは、ユーザが働く企業の
範囲によって制限することができる。
【0016】2.名刺スキャナ 市販されている名刺スキャナがキオスク端末用コンピュ
ータに連結される。名刺スキャナは、ユーザインタフェ
ース内のイベントベースのソフトウエアによって制御さ
れる。訪問者との対話中の適当な時点で、名刺のスキャ
ナへの挿入が検出され、スキャナが始動される。
【0017】名刺の画像が獲得され、保存される。OCR
が、キオスク端末用コンピュータ上で局部的に、或い
は、サーバー上で遠隔的に、画像に対し適用される。OC
Rの結果は、ユーザインタフェースソフトウエアにフィ
ードバックされる。OCRによって検出された「名前」の
ようなフィールドは、ユーザインタフェースで使用され
る。OCRの結果を確認するため、訪問者に問い合わせを
行ってもよい。
【0018】望ましい選択肢は、両面名刺スキャナであ
る。このスキャナは、特に、英語の情報と日本語の情報
が片面ずつに印刷されている日本で使用される名刺の場
合に有効である。OCRソフトウエアは、印刷されている
言語を判定し、適当なアルゴリズムを自動的に適用す
る。
【0019】3.マイクロホン マイクロホンは、訪問者の話し声をオーディオ捕捉する
ことができる。これは、訪問者が無意識のうちに行われ
る。オーディオ捕捉は、ユーザに問い合わせることな
く、ターンオンされ得る。これにより、訪問者がキオス
ク端末の付近にいるときの全ての話し声が捕捉される。
勿論、訪問者の意識的なオーディオ捕捉を行うことも可
能である。ユーザは、たとえば、「お名前をお答えくだ
さい」という要求を受ける。記録されたオーディオは、
訪問先へ転送可能である。これにより、訪問者の識別を
支援することができる。
【0020】オーディオデータは、蓄積され、分類され
ていないオーディオトラックの話者を識別し、或いは、
発話された言葉を理解する他のアルゴリズムの訓練デー
タとして使用することが可能である(Newman他の1999年
の文献を参照のこと)。 4.ビデオカメラ 1台以上のビデオカメラが訪問者キオスク端末用コンピ
ュータに取り付けられる。最も簡単なケースでは、1台
のビデオカメラがユーザインタフェースと対話的に使用
される。ユーザに対し、撮影してもよいかどうかを尋ね
るように構成してもよい。撮影しても構わない場合、ユ
ーザはカメラの前でポーズをとり、システムによって像
を捕捉されるための準備ができたときに、「撮影」ボタ
ンを押す。クリップは、「撮影」ボタンが押された時間
の周辺の時間窓内で捕捉される。ユーザを表現するため
に最良のフレーム、すなわち、最も構図の優れたフレー
ムがクリップの中から選択される。
【0021】ビデオ捕捉は、無意識のうちに行うことも
可能である。これにより、「撮影」ボタンを設ける必要
が無くなり、全ての訪問者の画像の取得が保証される。
ビデオクリップは、訪問者が最初にログインを開始した
ときから始まり、訪問者がログインを終了する直後まで
捕捉される。クリップと、クリップの中の最良の1枚の
フレームとが保存される。
【0022】2台以上のビデオカメラを使用してもよ
い。1台のカメラは、正面から見た顔全体の画像を捕捉
するため使用される。他のカメラは、キオスク端末の近
くの領域に配置され、異なるアングルからの訪問者のク
リップ映像を収集するため使用される。既知の場所から
撮影された広角映像は、システムが訪問者の背丈を測定
するため利用され得る。
【0023】ビデオクリップは、後で、他の環境におい
て訪問者を識別する際の補助として使用することができ
る。クリップが室内を歩き回る訪問者を示す場合、識別
処理は、人が背丈、体型、姿勢、及び、歩調の組み合わ
せから屡々識別可能であるという周知の結果を活用する
ことができる(Cunado他による1999年の文献を参照のこ
と)。
【0024】訪問者の多数のクローズアップ撮影像は、
訪問者の頭部の3次元表現を作成するため組み合わされ
る(www.avatar.comを参照のこと)。これは、後で訪問
者を他の環境で識別する際に非常に有効である。同じ捕
捉インタフェースと、訪問者キオスク端末によって出力
された分類データは、別のオフィス施設におけるユーザ
識別に適用され得る。これにより、無意識の間に捕捉す
る装置のユーザの自動識別が行えるようになる。
【0025】5.スピーカ スピーカは、キオスク端末が予め記録された挨拶を再生
するため使用される。予め記録されている挨拶は、たと
えば、「リコー カリフォルニア リサーチサンターへ
ようこそ」のような一般的な挨拶である。また、この
挨拶は、個々の訪問者に対し特殊化してもよい。たとえ
ば、X氏の名刺をスキャンした後に、システムは、「X
さん、CRCへようこそ」のような挨拶を発声すること
も可能である。
【0026】システムは、訪問者に対する指示を発声す
る。合成音声(たとえば、Dec-talk)、或いは、予め記
録されたオーディオクリップが使用される。
【0027】また、システムは、訪問者が記名する前
後、或いは、記名処理中の別の時点で、音楽を再生する
ことが可能である。
【0028】6.訪問者ワンド 訪問者ワンドは、バッジと同じように使用される。各訪
問者には、1個の訪問者ワンドが渡され、施設内ではそ
の訪問者ワンドを携帯するよう求められる.訪問者ワン
ドは、訪問者の場所(ロケーション)を記録し、訪問者
が面会した人を記録し、面会中に話をした内容を記録す
る。
【0029】訪問者ワンドは、局部プロセッサ及びメモ
リを具備した無線トランシーバーである。この無線トラ
ンシーバーは、他のトランシーバーとの距離を判定する
回路を含む。施設には、多数のこのようなトランシーバ
ーが備え付けられている。訪問者ワンドは、施設内の固
定トランシーバーを用いて三角測量に基づいてその訪問
者ワンド自体の位置を判定する。この位置情報は、固定
トランシーバーによって基地局へ送信される。
【0030】訪問者ワンドは施設内で訪問者を案内す
る。訪問者ワンドには、訪問者の巡回路が予めロードさ
れ、当日のあらゆる時刻での訪問者の行き先に関する情
報と共にその巡回路を表示することができる。たとえ
ば、午前10時に、「エレベータで4階まで昇り、右方
向へ、50フィート歩くと、部屋番号561に到着しま
す」というメッセージを表示する。或いは、地図上にグ
ラフ的に方向を表示してもよい。
【0031】訪問者ワンドは、機能が制限されたアプラ
イアンスのようなセルラ電話機でもよい。訪問者は、訪
問先の名前をスクロールさせ、ボタンを押すことによ
り、訪問先と連絡をとる。ライブのコネクションが、ワ
ンドと訪問先との間で確立される。同様に、訪問先は、
訪問者に与えられたワンドの電話番号を呼ぶことにより
訪問者と連絡をとる。この番号は、キオスク端末用コン
ピュータに記録され、巡回表に掲載された訪問先へ通知
される。また、この番号は、ローカル・エリア・ネット
ワーク上でアクセス可能なウェブページに掲示される。
【0032】訪問者が面会した相手の記録は、訪問先の
物理的位置が固定しているという仮定に基づいて、三角
測量を用いて作成される。これは、訪問先の仮定的な位
置と実際の物理的位置との間に正確な対応関係があるこ
とを前提とする。別の案は、訪問先の人が、訪問者ワン
ドと同じトランシーバーを携帯することである。この場
合、訪問先は、訪問者の最も近くにあるワンドを携帯し
ている人であるとみなされる。
【0033】訪問者ワンドは、オーディオレコーダでも
よい。オーディオレコーダは、マイクロホンとオーディ
オ記録回路とを有する。オーディオレコーダは、訪問者
が施設内を移動するときに、訪問者との面会中の会話の
コピーをワンド側で蓄積する。これらの記録内容は、上
述の通り計算された訪問先の識別情報によってパラメー
タ化される。これにより、後で、訪問者若しくは訪問先
を用いて、記録物を検索することができる。たとえば、
「8月9日にXさんと交わした会話を検索してくださ
い」という問い合わせが可能になるワンドに取り付けら
れていない施設内のマイクロホンは、記録能力を追加す
ることができる。このような付加マイクロホンは、上述
の固定トランシーバーに取り付け可能であり、場合によ
っては、他のコネクションを介して接続可能である。一
実施例において、ワンドは、ワンド自体の位置と、記録
中のオーディオ信号を基地局へ送信する。基地局は、施
設内のほかのマイクロホンからのオーディオ入力も受信
する。基地局は、ワンドの物理的位置が与えられた「正
当な」マイクロホンを判定する。正当なマイクロホンか
らのオーディオは捕捉され、最大オーディオレベルを有
するオーディオが保存される。
【0034】多数のマイクロホンからのオーディオ信号
は、ワンド以外のマイクロホンの選択を確認するため比
較される。これは、ワンド以外のマイクロホンからの振
幅が減衰した信号は、ワンドマイクロホン上に記録され
たサウンドの背景に存在することを前提とする。
【0035】一つのオーディオトラックを選択する別の
案は、正当なマイクロホンの組からの二つ以上のオーデ
ィオトラックを保存することである。正当なマイクロホ
ンからの最も明瞭なN個の信号が選択される。或いは、
単純に、正当な全てのマイクロホンからの信号を保存し
てもよい。
【0036】ビデオカメラをワンドに取り付けてもよ
い。ビデオカメラは訪問者の行動を記録する。ビデオカ
メラの記録内容は、施設内の他のカメラから撮影された
静止画像若しくはビデオクリップで補充される。たとえ
ば、部屋番号561のカメラからの画像は、訪問者がそ
の室内にいるとき、ワンド(又は、サーバー)上で捕捉
し、保存することが可能である(Xerox Euro PARC vide
o diary project)。
【0037】慣性センサをワンドに装着してもよい(Vi
redaz 1999)。慣性センサは、ワンドが長時間静止して
いるときを報せる。これにより、訪問者がワンドを取り
外したことがわかる。
【0038】心拍、体温及び匂い用の生物学的センサを
ワンドに装着してもよい。これらのセンサは、ワンドの
ユーザを認識し、ワンドが別の人に渡されたかどうかを
検出するために役立つ。これらのセンサは、訪問者の感
情的状態を検出し、訪問先が訪問者の居心地をよくする
ためにも役立つ。たとえば、非常に神経質な訪問者に
は、ハーブティーが出される。
【0039】ディジタル筆記具は、ワンドの一部を構成
する。訪問者は、メモを取るため、そのディジタル筆記
具を使用できる。そのメモはワンドに記憶される。
【0040】ワンド用のドッキングステーションが設け
られる。ドッキングステーションは、ワンドが持ち出さ
れた時刻及び返却された時刻を登録する。また、ドッキ
ングステーションは、データをワンドにダウンロードす
る。
【0041】7.生物学的及び生物測定センサ 多数の生物学的及び生物測定センサがキオスク端末用コ
ンピュータに取り付けられる。これらのセンサによって
収集されたデータは、引き続き、訪問者を生物測定的に
同定するため使用される。キオスク端末で必要とされる
訪問者の厳密な身元の値を実証する。
【0042】生物測定的識別情報又はワンドの近接性
は、ネットワーク化されたコピー機のコンソールで使用
される。適切な許可を得た訪問者は、コピーを取ること
が許可される。訪問者がコピーを作成した文書の無意識
のうちに捕捉された画像を、訪問が終了したときに、訪
問者へ送信してもよい。
【0043】生物学的センサは、体重(キオスク端末の
前方のパッド[Addlesee, 1971])、体温、心拍、呼吸
数、指紋(特殊なマウス、キーボードのスペースバー、
或いは、タッチセンサなどによって読み取られる)、及
び、匂いなどを検知する。
【0044】訪問者の感情的な状態は、これらの測定の
組み合わせによって認識される。このための方法は周知
である。認識結果は訪問先へ通知される。これは、訪問
者の無言の要求に応じるために有効である。たとえば、
神経質な人は、電話をかける機会を喜んで受け入れる。
家庭での出来事を心配している人は、万事大丈夫である
ことを再確認できる。
【0045】8.手書き用タブレット 訪問者の署名を捕捉するタブレットは、キオスク端末に
装着される。訪問者は、ユーザインタフェースから、タ
ブレット上に署名するよう促される。好ましくは、感圧
タブレットが使用される。これにより、訪問の後で、正
確な署名照合が行われる(Plamondon and Lorette 198
9)。
【0046】9.セキュリティセンサ 金属検出器若しくは爆発物検出器がキオスク端末に取り
付けられる。これらによる効果は明白である。RF送信若
しくは受信の検出器は、訪問者が盗聴器を携行している
ことを見つけるために有効である。たとえば、http://w
ww.thespystore.comに記載されているような多数のスパ
イ対抗技術をセキュリティセンサに利用することが可能
である。
【0047】10.電話インタフェース キオスク端末には、電話インタフェースが取り付けられ
る。訪問者がキオスクに登録し、訪問先(ホスト)を指
定したとき、その訪問先の人が呼び出される。キオスク
端末は、訪問者の到着を訪問先に通知する。ホストが返
答しないとき、指定された代わりの人が呼び出される。
キオスクは、予め記録されたメッセージをホスト若しく
はその代理の人へ送出する。訪問者の名前が(名刺のOC
R処理結果、又は、記入された名前から)わかっている
ときには、その名前が音声合成パッケージによって発話
される。
【0048】電話インタフェースは、キオスク端末をス
ピーカーホンとしても機能させる。ホストが返答したと
き、ホストと訪問者との間にライブのコネクションが開
設される。これにより、ホストは訪問者に挨拶を述べ、
直ぐにキオスク端末まで出迎えに行き、施設へ案内する
旨を伝える。このインタフェースには、ビデオリンクを
付加することも可能であり、これにより、テレビ会議の
ような対話が行える。
【0049】キオスク端末は、電話呼を受けることも可
能である。キオスク端末は、タッチトーンインタフェー
スを具備し、呼出側は種々のオプションを実行すること
ができる。一つのオプションは、予定される訪問者の状
況を確認し、予定される訪問者が到着したときに、その
訪問者宛てに流される音声メッセージを残すことであ
る。また、タッチトーンインタフェースを用いて、訪問
者に対するホストを変更することや、予定訪問者を追加
することも可能である。
【0050】11.ネットワークインタフェース 標準的なネットワークインタフェースがキオスク端末用
コンピュータに装備される。ネットワークインタフェー
スは、キオスク端末と、ローカル・エリア・ネットワー
ク(LAN)上の他の装置、たとえば、IM或いはFMAとの間
で通信が行えるようにする。また、キオスク端末と、ワ
ールド・ワイド・ウェブ(WWW)上のサイトとの間の通信
も可能になる。
【0051】ネットワークコネクションは、キオスク端
末と、LAN上のクライアントコンピュータとの間で種々
のタイプの通信を実現する。たとえば、キオスク端末上
のビデオカメラからの映像は、訪問者を待つ人のコンピ
ュータモニターへ表示される。訪問者を待つ人は、キオ
スク端末周辺の領域を観察することができる。これによ
り、訪問者を待つ人は、訪問者が到着すると直ぐに、キ
オスク端末まで出向いて、訪問者に挨拶することによ
り、親しみのある出迎えが行える。クライアントモニタ
ーを装備することも可能であり、クライアントモニター
は、キオスク端末用コンピュータ上で行われたキーボー
ド及びタッチスクリーン動作が実時間的に通知する。ク
ライアントモニターは、キオスク端末上のマイクロホン
からの生の(おそらく、無意識の間の)オーディオ信号
を取り込むことができる。
【0052】多数のシステム保守及びアップデート機能
がネットワークインタフェースによって実現可能にな
る。本実施例の場合、ユーザがログインした後、Unixソ
ケットがIMサーバー上のプロセスへ開かれる。新しい
訪問者の到着を示すメッセージがソケットに書き込まれ
る。IMサーバー上のプロセスは、キオスク端末用コン
ピュータへのftpコネクションを開設し、訪問者と関連
したファイル(たとえば、名刺画像、OCR処理結果、テ
キストデータ、サウンドファイル、ビデオクリップな
ど)をコピーする。
【0053】キオスクシステムは、状態要求に応答する
ことができる。キオスクシステムは、そのパフォーマン
ス(データプログラム開始、訪問者数、訪問者が最後に
ログインした日時など)を記録し、要求に応じて(たと
えば、ソケット呼を受信した後)、記録されたイベント
のリストを要求元へ送信することができる。これによ
り、キオスクシステムが正常に動作していることを確認
する。
【0054】キオスクシステムは、ネットワークを介し
て電子メールメッセージを送信することができる。この
電子メールメッセージは、訪問者の到着をホストへ通知
する。この電子メールメッセージは、訪問者の身元を明
らかにし、場合によっては、記録済みのサウンド及びビ
デオ(若しくは静止画)クリップのような添付ファイル
を含む。
【0055】キオスクシステムは、電子メールメッセー
ジを受信し、コマンドに応じてそのメッセージを処理す
る。たとえば、kiosk@crc.ricoh.comへ送信された"SHOW
VISITORS"というタイトルの電子メールメッセージは、
訪問者のリストと、その訪問者がキオスクシステムにロ
グインした日付とを返す。同様に、キオスクシステム
は、特定の訪問者の来訪予定が通知される。たとえば、
電子メールメッセージ"VISITOR 7/22/1999 Masamitsu S
akurai"は、来訪予定日が7月22日であることを示す。こ
の情報は、OCR処理の結果を後で処理するためにキオス
クシステムによって使用される。また、この情報は、ユ
ーザインタフェースを平易にするため使用される。たと
えば、来訪予定がキオスクシステムへ通知された訪問者
を含むプルダウンメニューが作られる。来訪予定者に関
する情報は、来訪予定者が未だ到着していない旨をホス
トに通知するため使用される。ユーザインタフェース
は、来訪予定者に基づいて変更可能である。たとえば、
有名企業Xのある人が来訪予定であるならば、企業Xと
の関係を強調した写真を画面上に表示させることができ
る。
【0056】キオスクシステムは、専用のウェブサーバ
ーを動かす。これにより、キオスクシステムは、LAN上
でスタンド・アローン・システムにすることができる。
ホームページは、取り扱った全訪問者及び訪問先を表示
するよう自動的に保守される。ユーザは、訪問者若しく
はホストの名前、日付若しくは日付の範囲、目的、及
び、関連したイベントによってパラメータ化された問い
合わせを選択する。たとえば、「再検討会議のため6月
に来訪した訪問者を表示せよ」のような問い合わせが選
択される。標準CGIスクリプトがキオスクシステム上で
実行され、適当なデータが検索され、検索結果がウェブ
ページとして表示される。
【0057】予定訪問者は、ウェブサーバー上でCGIス
クリプトを用いて入力される。フォームインタフェース
を用いて、ユーザは、日付、名前、組織、電話番号、電
子メールアドレス、訪問目的、予定到着時刻、及び、日
程を入力することができる。さらに、訪問者が面会する
施設内の各人の名前と各面会時刻も入力される。
【0058】12.ワールド・ワイド・ウェブ(WWW) 外部のワールド・ワイド・ウェブへの接続は、訪問者に
関する個人情報を自動的に収集するため使用される。一
つの目的は、会話の話題を調べることである。最も簡単
な話題の例は、訪問者の地元におけるこの数日間又は数
週間の天候である。また、地元のスポーツチームの順位
や最近の試合結果を検索することも可能である。訪問者
の地元における最新の文化行事(たとえば、演劇など)
も検索できる。Yahooは、このようなデータを取得する
ことができる多数のサイトの中の一つである。
【0059】訪問者が前回来訪したときの天候や、その
ときの非常に重要なニュースストーリーのリストも有用
である。
【0060】会話素材の作成には、その人の名前(最近
編集者に手紙を書いた人か、最近逮捕された人か、FBI
の10大指名手配リストに掲載された人か、安全を警戒
すべき人か)をオンライン新聞で探すこと、訪問者の地
元での最近の重大ニュースを知るため地元紙を調べるこ
と、できるだけ多数のデータベースでその人の名前に言
及されている事項を探すことが含まれる。データベース
の中には、系譜情報、ハム無線免許、航空機操縦士、DM
Vデータ(運転者免許及び登録)、有権者登録、財産所
有権、納税義務、及び、種々の犯罪記録などに関する容
易に利用可能なデータベースが含まれる。
【0061】このような方法は、訪問者の個人的関心に
ついてキオスクシステムのデータベースに蓄積される情
報によって強化される。訪問者の個人的関心情報は、
「来訪予定者」ウェブフォームを使って入力される。こ
の情報には、たとえば、訪問者の自家用車の種類、趣味
(たとえば、ゴルフ)、好きな食べ物、前回来訪時に食
事を摂った場所などが含まれる。この情報は、訪問者が
行きたい場所を提案するため、オンラインレストラン案
内へ連絡される。宿泊ホテルの履歴も訪問者の宿泊先を
提案するため使用される。
【0062】キオスクシステムは、これらの情報をワー
ルド・ワイド・ウェブから収集し、訪問者の到着予定の
1時間前に、殆どの場合に電子メールを用いて、収集さ
れた情報をホストへ自動的に配信する。
【0063】13.サーバー LAN上のサーバーは、場合によっては、企業内の一つ以
上の施設に配置された二つ以上のキオスクシステムから
収集された訪問者に関する蓄積情報を保存するための便
利な場所である。
【0064】訪問者に関する情報を使用するアプリケー
ションプログラムは、サーバー上で動く。アプリケーシ
ョンプログラムの一例は、個人名照合サービスである。
文書のソースがサービス側に渡される。サービスは、文
書の中から個人名を探す。ハイパーテキストリンクが個
人名のある場所に挿入される。そのリンクは、訪問者が
その企業を訪問した記録を指示する。このようなメッセ
ージを受け取ることによって、1回のボタンクリックを
用いてその訪問者の画像をポップアップさせることが可
能になる。これにより、訪問者がどんな人であるかにつ
いてのユーザの記憶が回復される。したがって、名前と
顔の対応付けという周知の問題に対する解決策が提供さ
れる。
【0065】図2は、個人名照合サービスの一例の説明
図である。Internet Explorer 5.0のユーザがデフォル
トツールバーに個人名照合ボタンを組み込んでいる場合
を考える。ブラウザ内の文書を読むとき、ユーザはこの
ボタンをクリックすることができる。関連したアプリケ
ーションが文書を解析し、全ての個人名の場所を検出
し、訪問者キオスクサーバーへ連絡する。文書内の個人
名の中で、サーバー上に記録が存在する個人名は、それ
らの記録へのハイパーテキストリンクで置き換えられ
る。これにより、ユーザは、ボタンをクリックして、そ
の記録を開くことができる。別の実施例において、個人
名照合サービスはプロキシとして構成される。プロキシ
は、上述のハイパーテキストリンクを自動的に挿入す
る。他の実施例は、ワールド・ワイド・ウェブから、
(たとえば、http://www.whowhere.lycos.com/を用い
て)各人の名前と関連したホームページ若しくは電子メ
ールアドレスを自動的に探索する。
【0066】14.公開WWWサーバー 公開ワールド・ワイド・ウェブ上のサーバーは、エクス
トラネットとしてセットアップ可能であり、訪問者との
フォーローアップ通信用の中心として使用される。訪問
した人は、永久的なウェブページが与えられる。訪問者
が来訪する都度、このウェブページは、訪問日時及び面
会者(写真付き)などの記録を使って更新される。ま
た、可能であれば,当日の天候模様、見出しなどのよう
な上述の種々雑談のデータストリームの一部もウェブペ
ージの更新に使用される。さらに、訪問時に訪問者が提
出した技術レポート或いは文献が訪問者のウェブページ
に掲載される。このようなシステムは、訪問先にとって
有益であるばかりではなく、訪問者にとっても有益であ
る。
【0067】エクストラネットは、企業内部の人が選択
された情報を顧客と安全に共用するという考え方であ
り、本例の場合、情報を顧客のウェブページに掲載する
ことによって実現される。もちろん、この考え方は、直
接的に面談する形式の訪問以外の場面でも有用であり、
電子メールや電話によって通信する継続中の関係を包含
するように拡張することができる。訪問者ログに関して
は、訪問者の開始時点は、訪問者ログ機械から、URLが
固有に割り当てられた印刷された「レシート」を、(で
きれば、最後の訪問後に変化した事項のようなその他の
有用な情報と共に)受け取ることである。
【0068】15.他のパッケージング例 携帯型訪問者キオスクシステムは、ディジタルカメラ
と、随意的な携帯型カードスキャナとから構成される。
カメラで実行されるソフトウエアは、面会相手の写真を
撮影する。面会相手は、名前、所属、面会理由を発話
し、或いは、カメラ上のキーパッドでタイプ入力する。
このデータはカメラに保存され、或いは、訪問者キオス
クサーバーへダウンロードされる。このソフトウエア
は、ウェブサービスとして販売される。
【0069】本発明の実施例による訪問者キオスクシス
テムは、CRCでのマルチメディア・オフィス・アプライ
アンス(MOA)プロジェクトの一部として設計された。こ
のプロジェクトの目的は、マルチメディア情報取得及び
検索のための使い勝手の良い手法を開発することであ
る。
【0070】訪問者キオスクシステムのプロトタイプ
は、CRCの受付に構築され、組み込まれている。この訪
問者キオスクシステムは、タッチスクリーン型PCと、名
刺スキャナと、ビデオカメラと、マイクロホンと、スピ
ーカと、ネットワークコネクションとを有する。訪問者
は、名刺をスキャンさせ、訪問に関する情報を入力し、
顔の画像をスキャンし,名前を発声する。この情報は、
IMサーバーへ転送され、IMサーバー上でIM3文書と
して保存され、後で検索するための索引が付けら得る。
図3には、ある訪問者について保存された情報表現の例
が示されている。
【0071】図4は、分散型ロケーション履歴システム
の説明図である。分散型ロケーション履歴システムは、
訪問者キオスクシステムのような装置を、能動型バッジ
の観点でロケーション(測位)用のインフラストラクチ
ャーと結合することである。
【0072】分散型ロケーション履歴システムは、固定
ロケーションであるロケータボックスと、移動PDA(た
とえば、パームパイロット)とを含む。このシステムの
目的は、以下の個人履歴とロケーション履歴の二つの履
歴を構築することである。
【0073】個人履歴は、ユーザの居所を示す。従来、
この種の履歴を構築するためには、建物内に高価なイン
フラストラクチャーか、又は、翻訳することが困難な座
標のストリームを生成するGPS受信器が必要とされた。
【0074】ロケーション履歴は、特定の場所に現れた
人の履歴である。従来、この種の機能は提供されていな
いが、本発明の一実施例による訪問者キオスクシステム
のプロトタイプでは取り扱われている。
【0075】両方の履歴を使用することにより、以下の
ような問い合わせに対し回答することが可能である。 問い合わせ1:「私は、今、あるイベント(打ち合わ
せ、会議、セミナーなど)に参加しました。このイベン
トで私がお会いしたのはどなたですか。」・・・この問
い合わせの場合、イベント企画者はロケータボックスを
設置し、各参加者は登録するよう求められる。 問い合わせ2:「私は、会議室A12における打ち合わせ
である方とお会いしました。その方はどなたですか。」
・・・この問い合わせに対し、ロケータボックスが建物
内の特定の部屋に設置され、ユーザは、自分自身のため
にそのボックスで登録することが可能である。これによ
り、ユーザのダイアリーが自動的に更新され、後で、他
の会合の出席者を検索することができる。 問い合わせ3:「私のイベントを訪問したのはどなたで
すか。」・・・この問い合わせは、訪問者キオスクシス
テムにおける問い合わせと同様である。 問い合わせ4:「ある特定の日に私はどこにいました
か。」 問い合わせ5:「私がこの会合に参加したのはいつです
か。」 ロケータボックスとは、ウェブサーバーを含むネットワ
ークアライアンスである。上述の訪問者キオスクシステ
ムと同様に、全ての「訪問者」を記録する。すなわち、
ロケータボックスは、ユーザ登録を行う。
【0076】ロケータボックスは、選択的に、GPSを具
備し、これにより、正確な時刻と、ロケータボックス自
体の設置場所(緯度・経度)を知ることができる。
【0077】また、ロケータボックスには、訪問者キオ
スクシステムに関して説明したように、名刺スキャナ、
カメラ、及び、オーディオキャプチャのような種々の情
報捕捉装置が組み込まれ得る。
【0078】次に、分散型ロケーション履歴を作成する
手順について具体的に説明する。PDAを携帯したユーザ
は、ロケーションボックスを見つけたとき、ロケータボ
ックスと情報交換を行う。そのため、以下のIR通信プロ
トコル: 1)PDA→ロケータボックス a)ユーザID又は名刺情報(たとえば、vCardフォーマ
ット、又は、Palm Pilotコンタクト情報として) b)ユーザ名 c)ホームページのURL 2)ロケータボックス→PDA a)ロケータボックス記述名又はID b)ロケータボックスURL c)地理学的位置(緯度・経度) d)現在時刻 が規定される。
【0079】個人履歴及びロケーション履歴の両方の履
歴は、タイムスタンプ付きのイベントによって更新され
る。個人履歴の場合、イベントは、ロケーションに関す
る詳細情報を含む。特に、ロケータボックスのURLは、
ユーザが後で、会合の他の出席者のような情報を検索で
きるようにする。ロケーション履歴は、ユーザに関する
詳細情報を含む。訪問者キオスクシステムに関して説明
したように、履歴を強化するため、多数の付加的な捕捉
装置を簡単に組み込むことができる。特に、ビデオ静止
画は、ユーザが後で名前と顔を照合するときに有効であ
る。
【0080】尚、PDAの代わりに、ある種の受動的バッ
ジ、たとえば、IDカードを使用してもよい。その場合、
ユーザの個人履歴が更新できるようなウェブプロトコル
が必要になる。
【0081】また、IRの代わりに、多数の別の通信技
術、たとえば、無線(例:Bluetooth)、直接コネクシ
ョン、視覚(例:Timex Data Link watch)、移動電話
/ページャー/SMS、磁気カードなどを利用することが
可能である。
【0082】更に、ロケータボックスは、より簡単に実
装するため、インターネットに無線接続してもよい。
【0083】
【実施例】以下、上述のスパイ対抗技術について説明す
る。多数のスパイ対抗技術がhttp://www.thespystore.c
omで販売されている。図5乃至図9は、このような多数
の製品広告のコピーである。
【0084】図5は、オーディオ送信器の検出器の一例
の説明図である。オーディオ送信器の検出器TD-17は、
最も一般的なタイプの電子バグ、超小型RF送信器を検出
するよう設計されている。このようなRF送信器は、誰で
も簡単に製作することができる。
【0085】図6は、送信器の最新型検出器の一例の説
明図である。この最新型検出器TD-53は、住居内、オフ
ィス内、車内に隠されたRF送信器を検知、照合、測位す
るため使用される。
【0086】図7は、ポケットRF送信器及びテープレコ
ーダの検出器の一例の説明図である。この検出器TRD-80
0は、電話及び室内のRF送信器と、自動車追跡用送信器
と、テープレコーダを検出する。
【0087】図8は、ビデオ送信器の検出器の一例を示
す図である。この検出器VTD-1は、100KHzから3000MHZま
での周波数検出レンジをもつ。
【0088】図9は、ビデオカメラの検出器の一例を示
す図である。この検出器VCD-42は、隠されたビデオカメ
ラを素早く見つけることができる。
【0089】
【発明の効果】本発明の訪問者キオスクシステムによれ
ば、訪問者に関する情報を捕捉する使い易い方法が得ら
れる。このシステムは、人の顔と名前を思い出すという
一般的なユーザの要求を満たすことができる。また、本
発明によれば、訪問者に関する重要な真正のデータを収
集する手段が提供される。このデータは、適宜変更する
ことが可能であり、種々の形式で供給される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による訪問者受付システムの
構成図である。
【図2】個人名照合サービスの説明図である。
【図3】IMにおける訪問者用のHTML表現の説明図であ
る。
【図4】分散型ロケーション履歴システムの説明図であ
る。
【図5】オーディオ送信器の検出器の例の説明図であ
る。
【図6】送信器の最新型検出器の例の説明図である。
【図7】ポケットRF送信器及びテープレコーダの検出器
の例の説明図である。
【図8】ビデオ送信器の検出器の例の説明図である。
【図9】ビデオカメラの検出器の例の説明図である。
【符号の説明】
1 キオスク端末 2 訪問者ワンド用ドッキングステーション 3 サーバー 4 インターネット及びWWWへのコネクション 5 公衆交換電話網へのコネクション 6 クライアントモニター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 302 G10L 3/00 551S H04N 7/18 (72)発明者 マルコ バラバノヴィック アメリカ合衆国,カリフォルニア 94025, メンロ・パーク,サンド・ヒル・ロード 2882番,スイート115, リコーコーポレ ーション内 (72)発明者 マイケル バクスター アメリカ合衆国,カリフォルニア 94025, メンロ・パーク,サンド・ヒル・ロード 2882番,スイート115, リコーコーポレ ーション内 (72)発明者 ジャメイ グラハム アメリカ合衆国,カリフォルニア 94025, メンロ・パーク,サンド・ヒル・ロード 2882番,スイート115, リコーコーポレ ーション内 (72)発明者 ピーター イー ハート アメリカ合衆国,カリフォルニア 94025, メンロ・パーク,サンド・ヒル・ロード 2882番,スイート115, リコーコーポレ ーション内 (72)発明者 ダー・シャン リー アメリカ合衆国,カリフォルニア 94025, メンロ・パーク,サンド・ヒル・ロード 2882番,スイート115, リコーコーポレ ーション内 (72)発明者 グレッグ ウォルフ アメリカ合衆国,カリフォルニア 94025, メンロ・パーク,サンド・ヒル・ロード 2882番,スイート115, リコーコーポレ ーション内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 訪問者に対し、複数の個人情報の中の少
    なくとも一つの個人情報を求める工程と、 上記訪問者から上記複数の個人情報の中の少なくとも一
    つの個人情報を受ける工程と、 上記複数の個人情報の中の少なくとも一つの個人情報を
    記憶媒体に記録する工程とを有する、訪問者の受付方
    法。
  2. 【請求項2】 コンピュータに、 訪問者に対し、複数の個人情報の中の少なくとも一つの
    個人情報を求める手順と、 上記訪問者から上記複数の個人情報の中の少なくとも一
    つの個人情報を受ける手順と、 上記複数の個人情報の中の少なくとも一つの個人情報を
    記憶媒体に記録する手順とを行わせる訪問者受付プログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  3. 【請求項3】 訪問者に対し、複数の個人情報の中の少
    なくとも一つの個人情報を求める手段と、 上記訪問者から上記複数の個人情報の中の少なくとも一
    つの個人情報を受ける手段と、 上記複数の個人情報の中の少なくとも一つの個人情報を
    記憶媒体に記録する手段とを有する訪問者の自動受付装
    置。
JP2000349257A 1999-11-17 2000-11-16 訪問者受付方法及び装置と、訪問者受付プログラムを記録した記録媒体 Pending JP2001202090A (ja)

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