JPH079320U - 患部冷却又は加熱用器具 - Google Patents

患部冷却又は加熱用器具

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JPH079320U
JPH079320U JP4414593U JP4414593U JPH079320U JP H079320 U JPH079320 U JP H079320U JP 4414593 U JP4414593 U JP 4414593U JP 4414593 U JP4414593 U JP 4414593U JP H079320 U JPH079320 U JP H079320U
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JP
Japan
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cooling
heating
heat exchanger
liquid
heat
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Pending
Application number
JP4414593U
Other languages
English (en)
Inventor
和憲 谷
岳 藤沢
Original Assignee
ワイエイシイ株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】取扱い及び保守が容易であると共に、冷却又は
加熱効率に優れた患部冷却又は加熱用器具。 【構成】患部を冷却又は加熱する熱媒体液を収納した液
体袋体1と、熱媒体液を冷却又は加熱する熱交換器8
と、熱交換器8を冷却又は加熱させる電子冷却素子11
と、液体袋体1と熱交換器8に熱媒体液が循環するよう
に液体袋体1と熱交換器8を接続するパイプ4、5と、
熱媒体液を循環させるポンプ9とを備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は頭、腕等の患部を冷却又は加熱するための患部冷却又は加熱用器具に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、患部を冷やすものとして、例えばアイスノン、冷却ヘアバンド、アイス ボックス器具等が知られている。アイスノンは、コロイド状の液体を収納した袋 を冷蔵庫で冷却して固化させる。冷却ヘアバンドは、冷却フィンを備えたもので ある。アイスボックス器具は、氷を入れたアイスボックスより氷水を液体袋に流 すものであり、液体袋内の水を入れ換える時は、アイスボックスを液体袋より下 方に位置させてアイスボックス内の暖まった水をアイスボックスに流し込み、そ の後アイスボックスを液体袋の上方に位置させてアイスボックス内の氷水を液体 袋に流し込む。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
アイスノンは、固化した冷却体であるので、患部へのフィット感がなく、また 患部を効率よく冷やすことができない。冷却ヘアバンドは、冷却フィンによる自 然冷却であるので、冷却効率が悪い。アイスボックス器具は、アイスボックスを 上下動させる必要があり、取扱いが不便である。また氷を使用し、暖まった水を 氷水の中に混入させるので、氷が短時間に解け、氷の入れ換えを頻繁に行う必要 があり、この点からも取扱いが不便であった。
【0004】 本考案の目的は、取扱い及び保守が容易であると共に、冷却又は加熱効率に優 れた患部冷却又は加熱用器具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案の構成は、患部を冷却又は加熱する熱媒体液 を収納した液体袋体と、熱媒体液を冷却又は加熱する熱交換器と、この熱交換器 を冷却又は加熱させる電子冷却素子と、液体袋体と熱交換器に熱媒体液が循環す るように液体袋体と熱交換器を接続するパイプと、前記熱媒体液を循環させるポ ンプとを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
例えば、患部冷却用器具の場合は、電子冷却素子の熱交換器側が低温になるよ うに電子冷却素子に直流電流を流す。これにより、熱交換器が冷却される。電子 冷却素子によって熱交換器が冷却されると、熱交換器内を流れる熱媒体液が冷却 される。この熱交換器で冷却された熱媒体液は、ポンプによって液体袋体内を通 って熱交換器内に戻る。即ち、液体袋体は冷却され、患部を冷やすことができる 。患部の熱によって温度が上がった熱媒体液は、再び熱交換器で冷却される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1により説明する。密閉して形成された液体袋体 1には、バンド2が取付けられており、バンド2の端部にはマジックテープ3が 取付けられている。液体袋体1の両側には、該液体袋体1の内部に連通するよう にパイプ4、5の一端が取付けられており、パイプ4、5の他端は、液収納槽6 と冷却フィン7とで構成する熱交換器8の液収納槽6に接続されている。冷却フ ィン7はアルミニュウムよりなり、液収納槽6の上面を覆うカバー部7aと、こ のカバー部7aの下面に多数設けられた突起7bとからなっている。液体袋体1 、パイプ4、5及び熱交換器8内には、例えばアルキルビエニル等の熱媒体液が 封入されており、熱媒体液は、パイプ4の途中に設けたポンプ9により循環する ようになっている。
【0008】 熱交換器8の上面(冷却フィン7の上面)には、銅製の熱伝導板10を介して 電子冷却素子11の一方面が接触して取付けられている。電子冷却素子11には 、熱交換器8側が低温、反対側が高温になるように直流電流を流す直流電源12 が接続されている。電子冷却素子11の他方面には、放熱フィン13が接触して 取付けられている。また放熱フィン13の熱を放熱させるために、該放熱フィン 13と一定距離離れて放熱ファン14が配設されている。
【0009】 次に作用について説明する。冷やしたい患部、例えば頭、腕等に液体袋体1を 当て、バンド2を頭、腕等に巻いてマジックテープ3で固定する。そして、直流 電源12、ポンプ9及び放熱ファン14をオンにする。直流電源12をオンにす ると、電子冷却素子11の冷熱側が低温となり、熱交換器8の冷却フィン7を冷 却させる。また電子冷却素子11の温熱側の高温は放熱フィン13に伝達し、放 熱ファン14で放熱される。電子冷却素子11によって冷却フィン7が冷却され ると、熱交換器8内を流れる熱媒体液が冷却される。この熱交換器8で冷却され た熱媒体液は、ポンプ9によって液体袋体1内を通って熱交換器8内に戻る。こ れにより、液体袋体1は冷却され、患部を冷やす。患部の熱によって温度が上が った熱媒体液は、再び熱交換器8で冷却される。
【0010】 このように、熱媒体液が流れる液体袋体1を患部に取付けるので、患部への密 着性が良くフィット感がある。また熱媒体液の冷却は電子冷却素子11によって 行うので、小型、軽量かつ取扱い及び保守が容易であると共に、冷却効果に優れ ている。
【0011】 なお、上記実施例は、患部を冷やす場合について説明したが、患部を暖める加 熱用器具としても実施できる。即ち、電子冷却素子11には、熱交換器8側が温 熱側になるように直流電流を流す。これにより、熱交換器8内を流れる熱媒体液 は加熱されて液体袋体1に供給される。この場合は、放熱フィン13及び放熱フ ァン14は必要ない。また図は電子冷却素子11が1個の場合を図示したが、電 子冷却素子11は小さいので、熱交換器8を効率よく冷却又は加熱させるには、 平面的に複数個配置して用いる必要がある。
【0012】
【考案の効果】
本考案によれば、患部を冷却又は加熱する熱媒体液を収納した液体袋体と、熱 媒体液を冷却又は加熱する熱交換器と、この熱交換器を冷却又は加熱させる電子 冷却素子と、液体袋体と熱交換器に熱媒体液が循環するように液体袋体と熱交換 器を接続するパイプと、前記熱媒体液を循環させるポンプとを備えた構成よりな るので、取扱い及び保守が容易であると共に、冷却又は加熱効率に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案になる患部冷却又は加熱用器具の一実施
例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 液体袋体 4、5 パイプ 8 熱交換器 9 ポンプ 11 電子冷却素子 12 直流電源

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患部を冷却又は加熱する熱媒体液を収納
    した液体袋体と、熱媒体液を冷却又は加熱する熱交換器
    と、この熱交換器を冷却又は加熱させる電子冷却素子
    と、液体袋体と熱交換器に熱媒体液が循環するように液
    体袋体と熱交換器を接続するパイプと、前記熱媒体液を
    循環させるポンプとを備えたことを特徴とする患部冷却
    又は加熱用器具。
JP4414593U 1993-07-21 1993-07-21 患部冷却又は加熱用器具 Pending JPH079320U (ja)

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ID=12683474

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012063400A1 (ja) * 2010-11-12 2012-05-18 株式会社ライト光機製作所 頭部冷却用枕および頭部冷却装置

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