JPH07930Y2 - 溶融金属試料採取用プローブ - Google Patents
溶融金属試料採取用プローブInfo
- Publication number
- JPH07930Y2 JPH07930Y2 JP1987186279U JP18627987U JPH07930Y2 JP H07930 Y2 JPH07930 Y2 JP H07930Y2 JP 1987186279 U JP1987186279 U JP 1987186279U JP 18627987 U JP18627987 U JP 18627987U JP H07930 Y2 JPH07930 Y2 JP H07930Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- molten metal
- tube
- sample chamber
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Investigating And Analyzing Materials By Characteristic Methods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、金属の精錬時に分析用の溶融金属試料を採取
するために用いられる溶融金属試料採取用プローブに関
する。
するために用いられる溶融金属試料採取用プローブに関
する。
（従来の技術） 従来から金属材料の含有成分を正確に調整するため、金
属の精錬時に、溶融金属試料採取用プローブを用いて溶
融金属を採取し分析することが行われてきた。例えば、
鉄鋼材料は、多くの用途に用いられ、各用途に応じた鋼
種が生産されているが、各鋼種の精錬工程においてはそ
れぞれ含有成分、例えば、Ｃ、Si、Mn、Ｐ、Ｓなど、が
正確に調整されることが必要であり、精錬工程において
溶鋼を採取し含有成分を分析することが行われてきた。
属の精錬時に、溶融金属試料採取用プローブを用いて溶
融金属を採取し分析することが行われてきた。例えば、
鉄鋼材料は、多くの用途に用いられ、各用途に応じた鋼
種が生産されているが、各鋼種の精錬工程においてはそ
れぞれ含有成分、例えば、Ｃ、Si、Mn、Ｐ、Ｓなど、が
正確に調整されることが必要であり、精錬工程において
溶鋼を採取し含有成分を分析することが行われてきた。
第１図は、本考案の実施例の溶融金属試料採取用プロー
ブを示すが、同図を参照して従来の技術を説明すると、
同図において、多重巻紙管からなる保護管４上部にホル
ダ挿入紙管５の端部が嵌着され、ホルダ挿入紙管５の他
端には金属管からなるホルダ（図示されない）が挿入さ
れ、保護管４の内部に下方から別個に形成された部品か
らなる耐火モルタル６、試料室１、ワッシャ２、及び受
湯口10を有する流入室３が収納された構成は、従来の溶
融金属試料採取用プローブと同じであり、また、該プロ
ーブを下降させ溶融金属中に保護管４が浸漬されると、
溶融金属が受湯口10から流入室３を経て試料室１に流入
すること、ホルダ挿入紙管５が一端を保護管４に他端を
ホルダにそれぞれ耐火セメント等により固着され、保護
管４には流入室３の受湯口10に対応する位置に開口が設
けられ、流入室３がその底部に試料室１に通ずる開口を
有する点も、従来のプローブと同じである。従来の溶融
金属試料採取用プローブにおいては、試料採取後の試料
室を保持するのに、試料室に外装される保護管や、この
保護管の底部に固着した耐火モルタル又は紙リング等に
たよっていた。
ブを示すが、同図を参照して従来の技術を説明すると、
同図において、多重巻紙管からなる保護管４上部にホル
ダ挿入紙管５の端部が嵌着され、ホルダ挿入紙管５の他
端には金属管からなるホルダ（図示されない）が挿入さ
れ、保護管４の内部に下方から別個に形成された部品か
らなる耐火モルタル６、試料室１、ワッシャ２、及び受
湯口10を有する流入室３が収納された構成は、従来の溶
融金属試料採取用プローブと同じであり、また、該プロ
ーブを下降させ溶融金属中に保護管４が浸漬されると、
溶融金属が受湯口10から流入室３を経て試料室１に流入
すること、ホルダ挿入紙管５が一端を保護管４に他端を
ホルダにそれぞれ耐火セメント等により固着され、保護
管４には流入室３の受湯口10に対応する位置に開口が設
けられ、流入室３がその底部に試料室１に通ずる開口を
有する点も、従来のプローブと同じである。従来の溶融
金属試料採取用プローブにおいては、試料採取後の試料
室を保持するのに、試料室に外装される保護管や、この
保護管の底部に固着した耐火モルタル又は紙リング等に
たよっていた。
（考案が解決しようとする問題点） 近年、各種金属材料の成分調整の高度化に伴い、溶融金
属試料の採取個所が高温領域や減圧領域に広がる傾向に
あるが、このような場合試料採取後に試料室を保持する
保護管の焼損が激しく試料の重量に耐えられず、試料が
脱落することがしばしばおきていた。また、精錬工程に
おける省力化、自動化に伴い、溶融金属の採取も、プロ
ーブを自動サンプリング装置に装着して行う、いわゆる
機械化の方向にある。このような機械化方式によれば、
プローブが所定の深さに正確に浸漬でき、試料の信頼性
が高まると共に、作業員が高熱にさらされず安全面でも
好ましいが、その反面プローブに振動等により比較的大
きな力が加わる、プローブを溶融金属へ浸漬し、試料室
に試料をくみ取り、プローブを引き上げ、試料を取り出
すまでの所要時間が30秒乃至60秒と長く、採取した試料
の熱により保護管が内部から焼損し、保護管の底部に設
けた耐火モルタルと保護管の内部とに隙間が生じ、耐火
モルタルが脱落し、採取した試料が脱落する問題があ
る。このような採取後の試料の脱落を防止するため、従
来は、保護管の肉圧を厚くしたり、耐火性の高い材質を
用いたり、また実開昭59-77066号公報に開示されている
ように流入室とその流入室押えを係止するものがある。
しかしながら従来のいずれのものも脱落を根本的に防止
するには到っていない。そこで本考案の目的は、高温又
は比較的大きな機械的力の作用下においても試料室の脱
落が生じない改良された溶融金属試料採取用プローブを
提供することである。
属試料の採取個所が高温領域や減圧領域に広がる傾向に
あるが、このような場合試料採取後に試料室を保持する
保護管の焼損が激しく試料の重量に耐えられず、試料が
脱落することがしばしばおきていた。また、精錬工程に
おける省力化、自動化に伴い、溶融金属の採取も、プロ
ーブを自動サンプリング装置に装着して行う、いわゆる
機械化の方向にある。このような機械化方式によれば、
プローブが所定の深さに正確に浸漬でき、試料の信頼性
が高まると共に、作業員が高熱にさらされず安全面でも
好ましいが、その反面プローブに振動等により比較的大
きな力が加わる、プローブを溶融金属へ浸漬し、試料室
に試料をくみ取り、プローブを引き上げ、試料を取り出
すまでの所要時間が30秒乃至60秒と長く、採取した試料
の熱により保護管が内部から焼損し、保護管の底部に設
けた耐火モルタルと保護管の内部とに隙間が生じ、耐火
モルタルが脱落し、採取した試料が脱落する問題があ
る。このような採取後の試料の脱落を防止するため、従
来は、保護管の肉圧を厚くしたり、耐火性の高い材質を
用いたり、また実開昭59-77066号公報に開示されている
ように流入室とその流入室押えを係止するものがある。
しかしながら従来のいずれのものも脱落を根本的に防止
するには到っていない。そこで本考案の目的は、高温又
は比較的大きな機械的力の作用下においても試料室の脱
落が生じない改良された溶融金属試料採取用プローブを
提供することである。
（問題を解決するための手段） 上記の従来技術の問題を解決するために本考案において
は、保護管の上部にホルダ挿入紙管の端部が嵌着され、
該保護管内部に下方から別個に形成された少なくとも試
料室及び流入室が配置される溶融金属試料採取用プロー
ブにおいて、該ホルダ挿入紙管の端部外面と該試料室の
外面とが帯状の支持金具により連結された構成を採用し
ている。本考案の構成を、実施例に対応する第１図乃至
第４図を用いて説明すると、多重紙管からなる保護管４
の内部に下方から試料室１、流入室３、及びホルダ挿入
紙管５の一端が順に収納され、保護管４とホルダ挿入紙
管５の一端が耐火セメント等により固着され、受湯口10
から流入室３を経て試料室に溶融金属が流入するように
され、試料室１とホルダ挿入紙管５を連結する薄板又は
金属線からなる帯状の支持金具７が、保護管４の内面
と、試料室１、流入室３、及びホルダ挿入紙管５の一端
のそれぞれの外面との間に配置され、支持金具７の一端
は試料室１の外面に溶接又は巻き付けによって固着さ
れ、支持金具の他端はホルダ挿入紙管５の外面に固定具
９を用いて固着され、固定具９には頭部に面積のある形
状のものが用いられる。
は、保護管の上部にホルダ挿入紙管の端部が嵌着され、
該保護管内部に下方から別個に形成された少なくとも試
料室及び流入室が配置される溶融金属試料採取用プロー
ブにおいて、該ホルダ挿入紙管の端部外面と該試料室の
外面とが帯状の支持金具により連結された構成を採用し
ている。本考案の構成を、実施例に対応する第１図乃至
第４図を用いて説明すると、多重紙管からなる保護管４
の内部に下方から試料室１、流入室３、及びホルダ挿入
紙管５の一端が順に収納され、保護管４とホルダ挿入紙
管５の一端が耐火セメント等により固着され、受湯口10
から流入室３を経て試料室に溶融金属が流入するように
され、試料室１とホルダ挿入紙管５を連結する薄板又は
金属線からなる帯状の支持金具７が、保護管４の内面
と、試料室１、流入室３、及びホルダ挿入紙管５の一端
のそれぞれの外面との間に配置され、支持金具７の一端
は試料室１の外面に溶接又は巻き付けによって固着さ
れ、支持金具の他端はホルダ挿入紙管５の外面に固定具
９を用いて固着され、固定具９には頭部に面積のある形
状のものが用いられる。
（作用） 上記の構成を有する本考案の溶融金属試料採取用プロー
ブは、金属精錬時に手動又は自動サンプリング装置によ
って溶融金属試料を採取するに際し、試料室に流入した
溶融金属試料を、脱落させることなく確実に採取するこ
とを可能にする。
ブは、金属精錬時に手動又は自動サンプリング装置によ
って溶融金属試料を採取するに際し、試料室に流入した
溶融金属試料を、脱落させることなく確実に採取するこ
とを可能にする。
（実施例） 以下第１図乃至第４図に描かれた本考案の実施例の溶融
金属試料採取用プローブについて説明する。これらの本
考案の実施例のプローブは、鋼材の精錬時に溶鋼を採取
するために用いられる。同プローブにおいては、多重巻
紙管からなる保護管４の内部に下方から、それぞれ別個
に形成された耐火性モルタル６、試料室１、ワッシャ
２、流入室３、及びホルダ挿入紙管５の端部が収納され
る。保護管４の中腹部には流入室３の受湯口10に通じる
開口が設けられる。保護管４とホルダ挿入紙管５は耐火
セメント等によって相互に固着され、ホルダ挿入紙管５
の下端は流入室３に当接するまで保護管４内に挿入され
る。試料室１の外形の形状は、要求されるサンプルの形
状、例えば、円筒状、截頭円錐状、円板状に応じて異な
っており、またその材質も鉄やセラミックが使用され
る。流入室３は受湯口10を有すると共に底部に試料室１
に通ずる開口を有する。保護管４の中腹部に設けられた
開口から受湯口及び流入室３を経て試料室１に溶鋼が流
入するようにされる。
金属試料採取用プローブについて説明する。これらの本
考案の実施例のプローブは、鋼材の精錬時に溶鋼を採取
するために用いられる。同プローブにおいては、多重巻
紙管からなる保護管４の内部に下方から、それぞれ別個
に形成された耐火性モルタル６、試料室１、ワッシャ
２、流入室３、及びホルダ挿入紙管５の端部が収納され
る。保護管４の中腹部には流入室３の受湯口10に通じる
開口が設けられる。保護管４とホルダ挿入紙管５は耐火
セメント等によって相互に固着され、ホルダ挿入紙管５
の下端は流入室３に当接するまで保護管４内に挿入され
る。試料室１の外形の形状は、要求されるサンプルの形
状、例えば、円筒状、截頭円錐状、円板状に応じて異な
っており、またその材質も鉄やセラミックが使用され
る。流入室３は受湯口10を有すると共に底部に試料室１
に通ずる開口を有する。保護管４の中腹部に設けられた
開口から受湯口及び流入室３を経て試料室１に溶鋼が流
入するようにされる。
試料室１とホルダ挿入紙管５を連結するための支持金具
７が、保護管４の内面と、試料室１、ワッシャ２、流入
室３、及びホルダ挿入紙管５の一端のそれぞれの外面と
の間に配置される。第２図に示されるように、支持金具
７の一端は、釘又はステープル等の固定具９によってホ
ルダ挿入紙管５の下端に固着される。流入室３、ワッシ
ャ２、試料室１はこの順に複数の支持金具７で挟むよう
にセットされる。支持金具７の下端と試料室１の外側と
の接着方法は、試料室の材質又は形状によって異なる
が、試料室１が鉄製であれば溶接で止められてよく（第
１図）、溶接のできない材質で製作されている場合は、
支持金具７の他端が試料室の底を挟むように曲げられ掛
着又は巻き付け（第３図及び第４図）によって固着され
る等適宜の手段で脱落しないようにされる。固定具９に
は釘等の頭部に面積のある形状のものが用いられる。
７が、保護管４の内面と、試料室１、ワッシャ２、流入
室３、及びホルダ挿入紙管５の一端のそれぞれの外面と
の間に配置される。第２図に示されるように、支持金具
７の一端は、釘又はステープル等の固定具９によってホ
ルダ挿入紙管５の下端に固着される。流入室３、ワッシ
ャ２、試料室１はこの順に複数の支持金具７で挟むよう
にセットされる。支持金具７の下端と試料室１の外側と
の接着方法は、試料室の材質又は形状によって異なる
が、試料室１が鉄製であれば溶接で止められてよく（第
１図）、溶接のできない材質で製作されている場合は、
支持金具７の他端が試料室の底を挟むように曲げられ掛
着又は巻き付け（第３図及び第４図）によって固着され
る等適宜の手段で脱落しないようにされる。固定具９に
は釘等の頭部に面積のある形状のものが用いられる。
ホルダ挿入紙管の他端には、金属管からなるホルダ（図
示されない）が挿入される。
示されない）が挿入される。
流入室３には、予め脱酸剤を挿入しておき、流入する溶
鋼に混入し、溶鋼が固まったとき試料中に孔が生じない
ようにすることもできる。
鋼に混入し、溶鋼が固まったとき試料中に孔が生じない
ようにすることもできる。
支持金具７の厚みによって生じる受湯口10付近の保護管
４内壁と流入室３の外壁との隙間には、耐火性モルタル
等が充填される。
４内壁と流入室３の外壁との隙間には、耐火性モルタル
等が充填される。
（考案の効果） 本考案の溶融金属試料採取用プローブは、試料室とホル
ダ紙管端部とを支持金具で連結しているので、試料採取
後に試料が保護管から脱落することがなくなり、また保
護管４の内壁と試料室１の外壁との間に支持金具７の厚
みだけ隙間が形成されたこの隙間に空気層ができるので
保護管の内壁の焼損が減少し、保護管の底部の耐火性モ
ルタルの脱落を防ぐことができ、保護管の底部からの有
害ガスの侵入による試料の汚染を防ぐこともできる。溶
融金属試料採取時に支持金具７に外側から加わる熱は保
護管４に遮られて少なく、また支持金具７が試料室１及
び流入室３の外側にあるので、それらの内部に流入した
溶融金属の熱の影響も比較的少なく、試料室の脱落の防
止を効果的に行うことができる。本考案において支持金
具は、熱の影響の比較的少ない位置に配置されるため支
持金具を帯状の薄板又は線材で容易に安価に形成するこ
とが可能である。また本考案の溶融金属試料採取用プロ
ーブは、従来の溶融金属試料採取用プローブの基本的構
造を変えることなく帯状の支持金具を加えることによっ
て容易に製造することができる。
ダ紙管端部とを支持金具で連結しているので、試料採取
後に試料が保護管から脱落することがなくなり、また保
護管４の内壁と試料室１の外壁との間に支持金具７の厚
みだけ隙間が形成されたこの隙間に空気層ができるので
保護管の内壁の焼損が減少し、保護管の底部の耐火性モ
ルタルの脱落を防ぐことができ、保護管の底部からの有
害ガスの侵入による試料の汚染を防ぐこともできる。溶
融金属試料採取時に支持金具７に外側から加わる熱は保
護管４に遮られて少なく、また支持金具７が試料室１及
び流入室３の外側にあるので、それらの内部に流入した
溶融金属の熱の影響も比較的少なく、試料室の脱落の防
止を効果的に行うことができる。本考案において支持金
具は、熱の影響の比較的少ない位置に配置されるため支
持金具を帯状の薄板又は線材で容易に安価に形成するこ
とが可能である。また本考案の溶融金属試料採取用プロ
ーブは、従来の溶融金属試料採取用プローブの基本的構
造を変えることなく帯状の支持金具を加えることによっ
て容易に製造することができる。
第１図は本考案の溶融金属試料採取用プローブの実施例
を示す一部破断された斜視図、第２図乃至第４図はそれ
ぞれ本考案の他の実施例を示す図解的な部分図である。 １……試料室、２……ワッシャ ３……流入室、４……保護管 ５……ホルダ挿入紙管 ６……耐火性モルタル、７……支持金具 10……受湯口
を示す一部破断された斜視図、第２図乃至第４図はそれ
ぞれ本考案の他の実施例を示す図解的な部分図である。 １……試料室、２……ワッシャ ３……流入室、４……保護管 ５……ホルダ挿入紙管 ６……耐火性モルタル、７……支持金具 10……受湯口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田島 光義 東京都中央区銀座７―３―13 ニューギン ザビル六階 日本ミンコ株式会社内 (72)考案者 安井 潔 広島県呉市昭和町11―１ 日新製鋼株式會 社呉製鉄所内 (72)考案者 浜本 実 広島県呉市昭和町11―１ 日新製鋼株式會 社呉製鉄所内 (56)参考文献 実開 昭57−166170（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭56−53326（ＪＰ，Ｙ１) 実公 昭50−44145（ＪＰ，Ｙ１) 実公 昭56−9965（ＪＰ，Ｙ１)
Claims (1)
- 【請求項１】多重紙管からなる保護管（４）の上部にホ
ルダ挿入紙管（５）の端部が嵌入され、該保護管の内部
に別個に形成された少なくとも試料室（１）及び流入室
（３）が下方から順に配置される溶融金属試料採取プロ
ーブにおいて、 ホルダ挿入紙管（５）の端部外面と試料室（１）の外面
とが少なくとも２本の帯状の支持金具（７）により連結
され、且つ帯状の支持金具（７）は、ホルダ挿入紙管
（５）の端部外面と保護管（４）の内面との間、及び試
料室（１）の外面と保護管（４）の内面との間に存在す
ることを特徴とする溶融金属試料採取プローブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987186279U JPH07930Y2 (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | 溶融金属試料採取用プローブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987186279U JPH07930Y2 (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | 溶融金属試料採取用プローブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0191254U JPH0191254U (ja) | 1989-06-15 |
| JPH07930Y2 true JPH07930Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=31477511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987186279U Expired - Lifetime JPH07930Y2 (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | 溶融金属試料採取用プローブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07930Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5312596Y2 (ja) * | 1973-08-21 | 1978-04-05 | ||
| JPS569965U (ja) * | 1979-07-03 | 1981-01-28 | ||
| JPS5653326U (ja) * | 1979-09-29 | 1981-05-11 | ||
| JPS57166170U (ja) * | 1981-04-14 | 1982-10-20 |
-
1987
- 1987-12-07 JP JP1987186279U patent/JPH07930Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0191254U (ja) | 1989-06-15 |
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