JPH079299Y2 - 照明器具 - Google Patents
照明器具Info
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- JPH079299Y2 JPH079299Y2 JP1990034154U JP3415490U JPH079299Y2 JP H079299 Y2 JPH079299 Y2 JP H079299Y2 JP 1990034154 U JP1990034154 U JP 1990034154U JP 3415490 U JP3415490 U JP 3415490U JP H079299 Y2 JPH079299 Y2 JP H079299Y2
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Links
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Landscapes
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば、学童用の学習用机に取付けられるデ
スク灯などの照明器具に係り、灯具を滑らかに摺動させ
るレールの構造に関する。
スク灯などの照明器具に係り、灯具を滑らかに摺動させ
るレールの構造に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の照明器具、例えば、デスク灯は、机上の
本棚の天板の下面に直管形蛍光ランプを装着した主照明
器具を固定的に設けた構造、蛍光ランプを装着した照明
器具を回動可能に装着し、ランプの位置を任意に変更可
能とした構造が汎く使用され、このような机面の全面を
照明する主照明器具とは別に机上の一部を部分的に照明
するために、主照明器具に加えて補助照明用の点光源で
あるスポットライトを固定的または移動可能に設けた構
造が知られている。
本棚の天板の下面に直管形蛍光ランプを装着した主照明
器具を固定的に設けた構造、蛍光ランプを装着した照明
器具を回動可能に装着し、ランプの位置を任意に変更可
能とした構造が汎く使用され、このような机面の全面を
照明する主照明器具とは別に机上の一部を部分的に照明
するために、主照明器具に加えて補助照明用の点光源で
あるスポットライトを固定的または移動可能に設けた構
造が知られている。
そして、例えば第9図に示すようにスポットライト70を
取付けた灯具71を移動可能に設けた構造のデスク灯にお
いては、一般的に、本棚の天板の下面に第11図に示すレ
ール73を固定し、このレール73に第12図に示す灯具71の
ブラケット74を摺動自在に支持し、このブラケット74に
アーム75を介して灯具71を取付けている。
取付けた灯具71を移動可能に設けた構造のデスク灯にお
いては、一般的に、本棚の天板の下面に第11図に示すレ
ール73を固定し、このレール73に第12図に示す灯具71の
ブラケット74を摺動自在に支持し、このブラケット74に
アーム75を介して灯具71を取付けている。
このような灯具71のランプソケット76への給電用の電源
コード77は、レール73内での灯具71の移動量に応じた長
さを有し、さらに、灯具71の摺動に連動しながらも常に
レール73内に略U字状に屈曲して収納される構造が採ら
れている。
コード77は、レール73内での灯具71の移動量に応じた長
さを有し、さらに、灯具71の摺動に連動しながらも常に
レール73内に略U字状に屈曲して収納される構造が採ら
れている。
(考案が解決しようとする課題) 上記の従来の灯具71をレール73に移動可能に取付けたデ
スク灯などの照明器具では、電源コード77を引出したレ
ール73の一端部よりレール73の他方端部に向けて灯具71
を摺動させる場合、電源コード77の有する可撓性によっ
て、略U字状に屈曲した電源コード77の形状が変形し
て、第9図および第10図に示すように電源コード77の一
部が前側の係合縁片部から離反してC字形状のレール73
内を電源コード77が移動しなくなり、この移動しない電
源コード77が障害物となって、灯具71が円滑に摺動しな
くなったり、または摺動不可能になるなどの問題を有し
ている。
スク灯などの照明器具では、電源コード77を引出したレ
ール73の一端部よりレール73の他方端部に向けて灯具71
を摺動させる場合、電源コード77の有する可撓性によっ
て、略U字状に屈曲した電源コード77の形状が変形し
て、第9図および第10図に示すように電源コード77の一
部が前側の係合縁片部から離反してC字形状のレール73
内を電源コード77が移動しなくなり、この移動しない電
源コード77が障害物となって、灯具71が円滑に摺動しな
くなったり、または摺動不可能になるなどの問題を有し
ている。
本考案は、上記問題点に鑑みなされたもので、常に灯具
が円滑に摺動する照明器具を提供するものである。
が円滑に摺動する照明器具を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本考案の照明器具は、レールと、このレールに摺動自在
に支持されランプを装着するランプソケットを設けた灯
具と、この灯具のランプソケットに接続された給電用の
可撓性を有する電源コードとを備え、前記レールは、基
板部と、この基板部の前記灯具の摺動方向に沿う両側縁
からそれぞれ同一方向に屈曲された両側面部と、この両
側面部の先端縁からそれぞれ互いに対向する方向に向っ
て屈曲形成された係合縁片部を有し、この両側係合縁片
部の先端縁間に前記灯具の摺動間隙を形成した略C字状
形状とし、前記灯具は基部両側に前記レールの両側係合
縁片部に摺動自在に係合するブラケットを有し、前記灯
具から引出した電源コードは、前記レール内において略
U字状に屈曲して収納するとともに先端側を前記レール
の側面部に沿って配設してこのレールの端部から引出
し、前記レールの基板部の長さ方向の略中間部に、この
レール内に配設された電源コードを案内する案内突起を
このレールの長さ方向に突設したものである。
に支持されランプを装着するランプソケットを設けた灯
具と、この灯具のランプソケットに接続された給電用の
可撓性を有する電源コードとを備え、前記レールは、基
板部と、この基板部の前記灯具の摺動方向に沿う両側縁
からそれぞれ同一方向に屈曲された両側面部と、この両
側面部の先端縁からそれぞれ互いに対向する方向に向っ
て屈曲形成された係合縁片部を有し、この両側係合縁片
部の先端縁間に前記灯具の摺動間隙を形成した略C字状
形状とし、前記灯具は基部両側に前記レールの両側係合
縁片部に摺動自在に係合するブラケットを有し、前記灯
具から引出した電源コードは、前記レール内において略
U字状に屈曲して収納するとともに先端側を前記レール
の側面部に沿って配設してこのレールの端部から引出
し、前記レールの基板部の長さ方向の略中間部に、この
レール内に配設された電源コードを案内する案内突起を
このレールの長さ方向に突設したものである。
(作用) 本考案の照明器具は、灯具から引出された電源コード
は、レールの基板部の外周面を囲むように配設されて略
U字状に屈曲され、C字形状のレール内に収納されたレ
ールの一端部より引出され、この灯具のブラケットをこ
のレールに摺動自在に係合させることにより、灯具が、
このレールの電源コードが引出されている一端部より他
方端部に向けて摺動する場合、レール内に配設された電
源コードは、電源コードの有する可撓性によって変形し
ても、前記案内突起によりこのコードの変形は灯具の円
滑な摺動を可能とする程度に滞められ、常に灯具はレー
ルを滑かに摺動できる。
は、レールの基板部の外周面を囲むように配設されて略
U字状に屈曲され、C字形状のレール内に収納されたレ
ールの一端部より引出され、この灯具のブラケットをこ
のレールに摺動自在に係合させることにより、灯具が、
このレールの電源コードが引出されている一端部より他
方端部に向けて摺動する場合、レール内に配設された電
源コードは、電源コードの有する可撓性によって変形し
ても、前記案内突起によりこのコードの変形は灯具の円
滑な摺動を可能とする程度に滞められ、常に灯具はレー
ルを滑かに摺動できる。
(実施例) 次に、本考案の照明器具の一実施例を学習用机などのデ
スク灯に実施した構成について図面に基づいて説明す
る。
スク灯に実施した構成について図面に基づいて説明す
る。
第7図において、1は机上に設けられた本棚で、この本
棚1の底板の前縁から下方へ垂直に屈曲した棚板部2が
形成されている。そして、この本棚1の底板の下面に
は、図示しない主照明用の直管形蛍光ランプを装着した
照明器具が取付けられている。
棚1の底板の前縁から下方へ垂直に屈曲した棚板部2が
形成されている。そして、この本棚1の底板の下面に
は、図示しない主照明用の直管形蛍光ランプを装着した
照明器具が取付けられている。
11は横方向に細長いレールで、このレール11は、第7図
に示すように、前記主照明の器具の前方に位置して前記
本棚1の底板の下面に取付けられている。そして、第4
図に示すようにこのレール11は、鉄板などの金属板にて
成形され、水平な基板部12の前後両側縁からそれぞれ下
方(第4図前方)へ垂直に屈曲した側面部13,14が一体
に形成され、この両側面部13,14の下側先端縁からそれ
ぞれ対向する方向へ垂直に屈曲した係合縁片部15,16が
一体に形成され、このレール11は、Cチャンネル状すな
わち断面略C字形状に形成され、灯具17の摺動間隙18を
形成している。
に示すように、前記主照明の器具の前方に位置して前記
本棚1の底板の下面に取付けられている。そして、第4
図に示すようにこのレール11は、鉄板などの金属板にて
成形され、水平な基板部12の前後両側縁からそれぞれ下
方(第4図前方)へ垂直に屈曲した側面部13,14が一体
に形成され、この両側面部13,14の下側先端縁からそれ
ぞれ対向する方向へ垂直に屈曲した係合縁片部15,16が
一体に形成され、このレール11は、Cチャンネル状すな
わち断面略C字形状に形成され、灯具17の摺動間隙18を
形成している。
そして、前記レール11の長さ方向ほぼ中央部と一端部近
傍には、このレール11の後側となる側面部14と係合縁片
部16とに亘って、ほぼU字形状の打抜き孔19がそれぞれ
形成されており、これら打抜き孔19によって、内側に側
面部14の基部側爪部と係合縁片部16の先端側爪部とに
て、前記レール11の長手方向と直交する細長いコード保
持部20が略L字形状にそれぞれ一体に形成され、このコ
ード保持部20は、コード配線後に折曲されて電源コード
21を保持するようになっている。
傍には、このレール11の後側となる側面部14と係合縁片
部16とに亘って、ほぼU字形状の打抜き孔19がそれぞれ
形成されており、これら打抜き孔19によって、内側に側
面部14の基部側爪部と係合縁片部16の先端側爪部とに
て、前記レール11の長手方向と直交する細長いコード保
持部20が略L字形状にそれぞれ一体に形成され、このコ
ード保持部20は、コード配線後に折曲されて電源コード
21を保持するようになっている。
また、前記レール11の基板部12の長さ方向の略中間部に
は、このレール11の長さ方向と平行で、かつ、この基板
部12に垂直な切起し片が電源コードを案内する案内突起
22として形成されている。
は、このレール11の長さ方向と平行で、かつ、この基板
部12に垂直な切起し片が電源コードを案内する案内突起
22として形成されている。
また、前記レール11の両係合縁片部15,16の他端部近傍
には切りダボによる突起23がそれぞれ下方へ膨出させて
一体に形成されている。また、前記レール11の基板部12
の他端部には突出部24が内方へ向って膨出形成されてい
る。
には切りダボによる突起23がそれぞれ下方へ膨出させて
一体に形成されている。また、前記レール11の基板部12
の他端部には突出部24が内方へ向って膨出形成されてい
る。
また、前記レール11の基板部12の両端部近傍には、この
レール11をねじにて固定するための複数の取付け孔25が
形成されている。
レール11をねじにて固定するための複数の取付け孔25が
形成されている。
なお、製造上は、前記打抜き孔19および取付け孔25をま
ず打抜き、前記案内突起22を基板部12より切起してか
ら、側面部13,14と係合縁片部15,16を折曲する。
ず打抜き、前記案内突起22を基板部12より切起してか
ら、側面部13,14と係合縁片部15,16を折曲する。
17は灯具で、合成樹脂にて成形されたブラケット31を有
し、このブラケット31は、前記レール11の基板部12に対
向する基台部32を有し、この基台部32の上面には、レー
ル11の基板部12の案内突起22により灯具17の摺動範囲が
規制されるのを防ぐために、長手方向に貫通する溝33が
形成されている。また、この基台部32の下面両側縁は、
前記レール11の両係合縁片部15,16に係合されてこのレ
ール11の長手方向へ摺動自在に嵌合支持される。そし
て、第5図に示すように、このブラケット31の基台部32
には、前記レール11の両係合縁片部15,16間の間隙18を
移動する連結部34を介してアーム取付部35が下部に一体
に突出形成され、さらに、ブラケット31の上下面に貫通
するコード引出し孔36が開口されている。さらに、この
ブラケット31の上面前側には、第5図に示すように、こ
のコード引出し孔36から引出された電源コード21を前記
レール11の他端側に向って案内保持するリブ状の案内突
部37が略平行状に一体に形成され、この両案内突部37間
の凹溝状のコード保持部38が一体に形成され、このコー
ド保持部38の先端側は前側に向って傾斜されている。さ
らに、このブラケット31の基台部32の上面後側には、こ
のレール11内に配線された電源コード21をレール11の係
合縁片部16に沿って案内保持するリブ状の案内突部39が
一体に形成され、この案内突部39は前記レール11の一端
側に向って前方へ傾斜している。
し、このブラケット31は、前記レール11の基板部12に対
向する基台部32を有し、この基台部32の上面には、レー
ル11の基板部12の案内突起22により灯具17の摺動範囲が
規制されるのを防ぐために、長手方向に貫通する溝33が
形成されている。また、この基台部32の下面両側縁は、
前記レール11の両係合縁片部15,16に係合されてこのレ
ール11の長手方向へ摺動自在に嵌合支持される。そし
て、第5図に示すように、このブラケット31の基台部32
には、前記レール11の両係合縁片部15,16間の間隙18を
移動する連結部34を介してアーム取付部35が下部に一体
に突出形成され、さらに、ブラケット31の上下面に貫通
するコード引出し孔36が開口されている。さらに、この
ブラケット31の上面前側には、第5図に示すように、こ
のコード引出し孔36から引出された電源コード21を前記
レール11の他端側に向って案内保持するリブ状の案内突
部37が略平行状に一体に形成され、この両案内突部37間
の凹溝状のコード保持部38が一体に形成され、このコー
ド保持部38の先端側は前側に向って傾斜されている。さ
らに、このブラケット31の基台部32の上面後側には、こ
のレール11内に配線された電源コード21をレール11の係
合縁片部16に沿って案内保持するリブ状の案内突部39が
一体に形成され、この案内突部39は前記レール11の一端
側に向って前方へ傾斜している。
また、前記ブラケット31の連結部34の両側には前記レー
ル11の係合縁片部15,16を挟着する突片40がそれぞれ一
体に突出形成されている。
ル11の係合縁片部15,16を挟着する突片40がそれぞれ一
体に突出形成されている。
そして、前記ブラケット31のアーム取付部35に取付けら
れるアーム45は、合成樹脂にて成形された左右のアーム
部材を、このアーム部材の上面に形成された各切欠凹部
にてブラケット31のアーム取付部35を嵌合しながらねじ
にて結合され、略中空管状に形成されている。また、こ
のアーム45の下部は二股状に軸着部46が形成されてい
る。
れるアーム45は、合成樹脂にて成形された左右のアーム
部材を、このアーム部材の上面に形成された各切欠凹部
にてブラケット31のアーム取付部35を嵌合しながらねじ
にて結合され、略中空管状に形成されている。また、こ
のアーム45の下部は二股状に軸着部46が形成されてい
る。
また、50はカバーで、合成樹脂にて形成された上下カバ
ー部材51,52にて形成され、この上下カバー部材51,52は
ねじにて接合している。そして、この上カバー部材51に
は一側上面には多数の放熱孔53が形成され、また、この
下カバー部材52の一側下面には照射開口54が形成され、
このカバー50には前記照射開口54に臨ませてランプ55を
装着するランプソケット56が設けられている。
ー部材51,52にて形成され、この上下カバー部材51,52は
ねじにて接合している。そして、この上カバー部材51に
は一側上面には多数の放熱孔53が形成され、また、この
下カバー部材52の一側下面には照射開口54が形成され、
このカバー50には前記照射開口54に臨ませてランプ55を
装着するランプソケット56が設けられている。
また、このカバー部材51,52には互いに接合した状態で
後側に突出する軸支部が形成され、このカバー50の軸支
部がアーム45の軸着部46に回動自在に軸着され、このア
ーム45の軸着部46のねじ挿通孔より挿通された調節ねじ
58の締付けによって相対的な回動が阻止される。
後側に突出する軸支部が形成され、このカバー50の軸支
部がアーム45の軸着部46に回動自在に軸着され、このア
ーム45の軸着部46のねじ挿通孔より挿通された調節ねじ
58の締付けによって相対的な回動が阻止される。
このようにして、ブラケット31、アーム45およびカバー
50にて灯具30が構成される。
50にて灯具30が構成される。
また、前記ランプ55への給電用の可撓性を有する電源コ
ード21は、前記ランプソケット56に接続されてこのカバ
ー50からアーム45内を挿通して前記ブラケット31のコー
ド引出し孔36から引出される。そして、この電源コード
21は、このブラケット31の案内突部37にて形成されたコ
ード保持部38内に圧入されて固定的に保持されている。
また、前記電源コード21は、コード保持部38からレール
11内の他端側に引出され、基板部12に形成された案内突
起22の外周面を囲むように略U字状に折返されて再びブ
ラケット31の案内突部39とレール11に形成した後側の側
面部14の内面との間の空間部に挿通され、前記レール11
に設けた一対のコード保持部20によってレール11の基板
部12と後側の側面部14との間に固定的に保持される。ま
た、前記保持部20にて保持されてレール11の一端部から
外方へ引出された前記電源コード21の他端には、本棚1
に設けられた点灯制御用のスイッチボックスなどのコン
セントに着脱自在に接続されるプラグ60が接続されてい
る。
ード21は、前記ランプソケット56に接続されてこのカバ
ー50からアーム45内を挿通して前記ブラケット31のコー
ド引出し孔36から引出される。そして、この電源コード
21は、このブラケット31の案内突部37にて形成されたコ
ード保持部38内に圧入されて固定的に保持されている。
また、前記電源コード21は、コード保持部38からレール
11内の他端側に引出され、基板部12に形成された案内突
起22の外周面を囲むように略U字状に折返されて再びブ
ラケット31の案内突部39とレール11に形成した後側の側
面部14の内面との間の空間部に挿通され、前記レール11
に設けた一対のコード保持部20によってレール11の基板
部12と後側の側面部14との間に固定的に保持される。ま
た、前記保持部20にて保持されてレール11の一端部から
外方へ引出された前記電源コード21の他端には、本棚1
に設けられた点灯制御用のスイッチボックスなどのコン
セントに着脱自在に接続されるプラグ60が接続されてい
る。
また、前記レール11を取付ける一端側の取付け孔23に挿
通したねじはブラケット31の基台部32の一端側の下側に
形成した係止突部61に係合されて移動範囲が規制され
る。
通したねじはブラケット31の基台部32の一端側の下側に
形成した係止突部61に係合されて移動範囲が規制され
る。
次に、上記実施例の作用について説明する。
使用時に際しては、主照明器具の蛍光ランプにより広範
囲の机面の照明を行うとともに、電源コード21を介して
給電されることによって点灯する可動灯具30のランプ55
によりスポット的な照明が行われる。このとき、レール
11に沿って灯具30のブラケット31を横方向に摺動させる
ことにより、ランプ55による照射位置を調節することが
できる。
囲の机面の照明を行うとともに、電源コード21を介して
給電されることによって点灯する可動灯具30のランプ55
によりスポット的な照明が行われる。このとき、レール
11に沿って灯具30のブラケット31を横方向に摺動させる
ことにより、ランプ55による照射位置を調節することが
できる。
そして、ブラケット31の摺動時、レール11のコード保持
部20により電源コード21が固定され、さらに、電源コー
ド21は、レール11の基板部12の案内突起22の外周面を囲
むように配設されていることにより、電源コード21は、
レール11の両側縁部の断面ほぼコ字形状の内面にそれぞ
れ沿った状態が保持され、ブラケット31がレール11の他
端側に移動する時は、電源コード21の略U字形状に屈曲
した位置がレール11内を移動する。
部20により電源コード21が固定され、さらに、電源コー
ド21は、レール11の基板部12の案内突起22の外周面を囲
むように配設されていることにより、電源コード21は、
レール11の両側縁部の断面ほぼコ字形状の内面にそれぞ
れ沿った状態が保持され、ブラケット31がレール11の他
端側に移動する時は、電源コード21の略U字形状に屈曲
した位置がレール11内を移動する。
このように、上記構成によれば、レール11内に配設され
た電源コード21は灯具17をこのレール11の一端部より他
端部へ摺動させる場合、第2図に示すように、コード21
の一部がレール11の前側の係合縁片部15より離反して
も、基板部12の案内突起22に当接して灯具17の摺動を可
能とする程にコード21の変形を抑制するので、電源コー
ド21は、略U字形状に屈曲した状態を保持でき、従っ
て、灯具17は安定性よく滑かにレール11を摺動する。
た電源コード21は灯具17をこのレール11の一端部より他
端部へ摺動させる場合、第2図に示すように、コード21
の一部がレール11の前側の係合縁片部15より離反して
も、基板部12の案内突起22に当接して灯具17の摺動を可
能とする程にコード21の変形を抑制するので、電源コー
ド21は、略U字形状に屈曲した状態を保持でき、従っ
て、灯具17は安定性よく滑かにレール11を摺動する。
また、上記実施例では、電源コード21の案内突起22とし
て、レール11の基板部12の略中間部をレール11の長手方
向と平行にかつレール11の基板部12に垂直に切起した切
起片としたが、これに限らず、適宜の電源コード21の案
内を目的とした部材をレール11の基板部12の略中間部に
設けても良い。例えば、略平板部材をレール11の長手方
向と平行に、かつ、基板部12と垂直に固着しても良い。
て、レール11の基板部12の略中間部をレール11の長手方
向と平行にかつレール11の基板部12に垂直に切起した切
起片としたが、これに限らず、適宜の電源コード21の案
内を目的とした部材をレール11の基板部12の略中間部に
設けても良い。例えば、略平板部材をレール11の長手方
向と平行に、かつ、基板部12と垂直に固着しても良い。
本考案によれば、レールの基板部の長さ方向の略中間部
に設けられてこのレール内に配設された電源コードを案
内する案内突起は、灯具をレールの電源コードを引出し
た一端部より他端部へ摺動させる場合、レール内に略U
字状に収納された電源コードの形状が変形するのを灯具
の円滑な摺動を可能とする程度に滞めるので、灯具は常
にレールを安定性よく円滑に摺動できる。
に設けられてこのレール内に配設された電源コードを案
内する案内突起は、灯具をレールの電源コードを引出し
た一端部より他端部へ摺動させる場合、レール内に略U
字状に収納された電源コードの形状が変形するのを灯具
の円滑な摺動を可能とする程度に滞めるので、灯具は常
にレールを安定性よく円滑に摺動できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例を示す照明器具の斜視図、第
2図は同上灯具を第1図の状態よりレールの他端部に向
けて若干摺動させた状態の斜視図、第3図は同上灯具を
第2図の状態よりレールの他端部に向けて若干摺動させ
た状態の斜視図、第4図は同上レールの斜視図、第5図
は同上ブラケットの上方からの斜視図、第6図は同上レ
ールとブラケットとの関係を示す縦断側面図、第7図は
同上照明器具を本棚への取付け状態を示す説明図、第8
図は同上灯具の上方からの斜視図、第9図および第10図
は従来の一例を示す照明器具の下方からの斜視図、第11
図は同上レールの斜視図、第12図は同上ブラケットの上
方からの斜視図である。 11……レール、12……基板部、13,14……側面部、15,16
……係合縁片部、17……灯具、18……摺動間隙、21……
電源コード、22……案内突起、31……ブラケット、55…
…ランプ、56……ランプソケット。
2図は同上灯具を第1図の状態よりレールの他端部に向
けて若干摺動させた状態の斜視図、第3図は同上灯具を
第2図の状態よりレールの他端部に向けて若干摺動させ
た状態の斜視図、第4図は同上レールの斜視図、第5図
は同上ブラケットの上方からの斜視図、第6図は同上レ
ールとブラケットとの関係を示す縦断側面図、第7図は
同上照明器具を本棚への取付け状態を示す説明図、第8
図は同上灯具の上方からの斜視図、第9図および第10図
は従来の一例を示す照明器具の下方からの斜視図、第11
図は同上レールの斜視図、第12図は同上ブラケットの上
方からの斜視図である。 11……レール、12……基板部、13,14……側面部、15,16
……係合縁片部、17……灯具、18……摺動間隙、21……
電源コード、22……案内突起、31……ブラケット、55…
…ランプ、56……ランプソケット。
Claims (1)
- 【請求項1】レールと、このレールに摺動自在に支持さ
れランプを装着するランプソケットを設けた灯具と、こ
の灯具のランプソケットに接続された給電用の可撓性を
有する電源コードとを備え、 前記レールは、基板部と、この基板部の前記灯具の摺動
方向に沿う両側縁からそれぞれ同一方向に屈曲された両
側面部と、この両側面部の先端縁からそれぞれ互いに対
向する方向に向って屈曲形成された係合縁片部を有し、
この両側係合縁片部の先端縁間に前記灯具の摺動間隙を
形成した略C字状形状とし、 前記灯具は基部両側に前記レールの両側係合縁片部に摺
動自在に係合するブラケットを有し、 前記灯具から引出した電源コードは、前記レール内にお
いて略U字状に屈曲して収納するとともに先端側を前記
レールの側面部に沿って配設してこのレールの端部から
引出し、 前記レールの基板部の長さ方向の略中間部に、このレー
ル内に配設された電源コードを案内する案内突起をこの
レールの長さ方向に突設したことを特徴とする照明器
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990034154U JPH079299Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990034154U JPH079299Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 照明器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03124527U JPH03124527U (ja) | 1991-12-17 |
JPH079299Y2 true JPH079299Y2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=31538383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990034154U Expired - Lifetime JPH079299Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH079299Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP1990034154U patent/JPH079299Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03124527U (ja) | 1991-12-17 |
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