JPH0792586B2 - データ写し込み機能付きカメラ - Google Patents

データ写し込み機能付きカメラ

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JPH0792586B2
JPH0792586B2 JP2254776A JP25477690A JPH0792586B2 JP H0792586 B2 JPH0792586 B2 JP H0792586B2 JP 2254776 A JP2254776 A JP 2254776A JP 25477690 A JP25477690 A JP 25477690A JP H0792586 B2 JPH0792586 B2 JP H0792586B2
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JP
Japan
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film
led
data
phototransistor
camera
Prior art date
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JP2254776A
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English (en)
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JPH03273228A (ja
Inventor
浩康 三村
豊 北沢
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は日付け・時刻あるいは撮影場所等のデーター
(以下データーと略す)を写真感光フィルム(以下フィ
ルムと略す)上にフィルムの巻き上げ動作に対応してデ
ーター写し込みを行うデーター写し込み機能付きカメラ
のフィルムの位置信号検出方法に関する。
エレクトロニクス技術の進歩によりカメラにも種々の有
用な付加機能が付与される様になった。風景・人物の像
に重畳してデーターを写し込む機能はそのうちの一つで
あり家庭の記録、旅行の写真に於いては特に有用な機能
である。
第4図は従来のデーター写し込み機能付きカメラのロー
タリーエンコーダーによるフィルム移動の位置検出の概
念図であって従来のカメラのフィルム及びカメラ本体部
分を示したものである。図に於いて1はフィルムであっ
てフィルム1には前方から風景等の写真像が記録される
と同時にシャッター2のタイミングによってデーターが
一時記憶される。一時記憶されたデーターはフィルムレ
バー4のフィルム巻き上げの動作により、フィルムが1
こま移動する。そして1桁のLEDが順次発光してフィル
ムの移動のたびに写し込みを行なっている。そしてこの
LEDの発光のタイミングはフィルム1の移動量により決
定されている。
ロータリーエンコーダー5はスプロケット6に直接接続
されている。撮影者が撮影後このフィルム巻き上げレバ
ー4によってフィルム1を巻き上げる。この動作によっ
てスプロケット6にあるスプロケット6と連動するフィ
ルム巻き上げ用歯車7がフィルム1のパーフォレーショ
ン8にかみ合ってフィルム1を1こま移動させる。この
動作でスプロケット6に接続されているロータリーエン
コーダー5はスプロケット6と同回転する。つまりフィ
ルム1が1こま移動した分だけ回転することになる。一
般の場合スプロケット6の回転はフィルム1の1こま移
動で1回転である。このためロータリーエンコーダ5は
1回転で写し込み文字の分解能を持たせてある。これに
よりロータリーエンコーダ5の設定でいくつかのフィル
ムの位置信号を得ている。
第3図は従来のデーター写し込み機能付きカメラのマイ
クロスイッチによるフィルム移動の位置検出の概念図で
あって従来の検出部分を示したものであり、スプロケッ
トに取り付けられたフィルム位置検出機構の部分拡大図
である。図に於いて7はスプロケットと連動するフィル
ム巻き上げ用歯車である。9はフィルム位置検出レバー
であり10のマイクロスイッチと連動している。シャッタ
ーが押されフィルムの巻き上げ機構が動作するのと同期
として回転するスプロケットはフィルム巻き上げ用歯車
7と連動している。そしてフィルム巻き上げ用歯車7は
フィルム1のパーフォレーションとかみ合っている。従
って、フィルムのパーフォレションは移動して行きフィ
ルムは巻き上げられる。この時、フィルム位置検出レバ
ー9はフィルム巻き上げ用歯車7とかみ合っており、ス
プロケットが廻るたびに押し上げられる。これによって
マイクロスイッチ10にはフィルム位置信号が発生する。
以上の様に従来のデーター写し込み機能付きカメラには
フィルム移動の位置検出としてロータリーエンコーダ方
式、又マイクロスイッチ方式とあるがいづれも欠点があ
る。
まずロータリーエンコーダの欠点として次の様な欠点が
ある。まず1つには形状の問題である。ロータリーエン
コーダには内部構造としてLEDフォトトランジスタを使
用しその間に分解能分のスリットを設けたもの、又分解
能分接点を設けブラシによっての接触により検出するも
の等あるがどの方式のロータリーエンコーダも形状が大
きくなってしまう。この形状の大きいロータリーエンコ
ーダをスプロケットの下側に延長させて接続しこれを回
転させてフィルムの位置信号の検出をしているためにカ
メラ本体下側が大きくなってしまう。又カメラ本体にロ
ータリーエンコーダを取り付けなくたはならないためカ
メラ本体を大きく設計し直さなくてはならない。一般的
にデーター写し込み機能付きカメラのデーター写し込み
機能の本体はカメラの裏ぶた側にある。フィルムの位置
信号検出のためにカメラ本体側にもデーター写し込みの
ための部品を設置することは好ましくない。裏ぶた側だ
けで写し込み機能を持てた方が良いのは言うまでもな
い。又ロータリーエンコーダの構造上コストは非常に高
く、低価格をめざすデーター写し込み機能付きカメラに
は適さない。このためこの種のデーター写し込み機能付
きカメラの普及のさまたげとなっていた。
次にマイクロスイッチ方式の欠点は次の様である。ロー
タリーエンコーダによる検出の様にカメラ本体側に検出
用の部品を設定しないで済み、裏ぶた側の全検出部分を
設置できる。又形状もさほど大きくない。しかし信頼性
がない。マイクロスイッチはその分解能を上げれば上げ
る程、チャタリングが発生する。これによってフィルム
の位置信号検出はチャタリング発生のために信頼性がな
い。又メカスイッチのため耐久性がない。
この様に従来のフィルム位置検出方法にはロータリーエ
ンコーダ方式、マイクロスイッチ方式とあったわけであ
るがいづれの場合もその検出方式には欠点があった。
本発明はかかる点に着目して従来のカメラのフィルム位
置信号検出のこの様な欠点を裏ぶた側に設定したLEDフ
ォトトランジスタによりフィルムの位置信号検出を行う
ことにより構成したものである。
そしてフィルム移動の位置検出をフィルムのパーフォレ
ーションを利用して赤外線LEDフォトトランジスタによ
りデーターを写し込むのに必要な位置信号検出を行って
いる。
第1図は本発明のカメラの裏ぶたの構造図である。又、
第2図はLEDフォトトランジスタとフィルムのパーフォ
レーションの関係を示した図である。本発明が従来のフ
ィルム位置信号検出と最も異なる点は、裏ぶたのフィル
ム押え11のフィルム接面側に赤外線反射型LEDフォトト
ランジスタを設置したことにある。
LEDフォトトランジスタ12、LEDフォトトランジスタ13、
LEDフォトトランジスタ14、LEDフォトトランジスタ15、
LEDフォトトランジスタ16は赤外線発光の反射型であ
る。1つのパッケージにLEDとフォトトランジスタがペ
アで内蔵されている。LEDから発光された赤外線はそれ
を反射しうる物体に反射してもどってくる。それをフォ
トトランジスタは受光し、前方に物体があることを検出
している。フィルムにLEDから発光した赤外線が当ると
フィルムは赤外線を反射する。本発明はこの原理を用い
ている。
撮影者は撮影を行ないデータを写し込む場合、まず被写
体にカメラを向けシャッターを押す。この時のデータは
一時記憶される。次にフィルム巻き上げレバーによりフ
ィルムを巻き上げる時データの写し込みは行なわれる。
撮影直後のフィルム位置信号検出は次の様になってい
る。LEDフォトトランジスタ12はパーフォレーション17
と始めに位置が合っている。これによりLEDから発光し
た赤外線はフィルムが上部にないため反射しない。従っ
てフォトトランジスタは受光せずLEDフォトトランジス
タ12は信号を出力しない。次にLEDフォトトランジスタ1
3はどのパーフォレーションとも位置があっていないた
めLEDから発光した赤外線はフィルムに当たって反射す
る。従ってフォトトランジスタは受光し信号は出力され
る。LEDフォトトタンジスタ14は、LEDフォトトランジス
タ15、LEDフォトトランジスタ16もLEDフォトトランジス
タ13と同様に、上部にフィルムがあるため信号は出力さ
れている。この様に撮影直後のフィルム位置信号検出は
LEDフォトトランジスタ12のみ信号出力しないであとのL
EDフォトトランジスタは全部信号出力をしている。これ
が巻き上げ前のフィルム位置信号条件である。次にフィ
ルム巻き上げレバーによりフィルムが巻き上げられてフ
ィルムは次第に移動していく。つまりフィルムのパーフ
ォレーションは移動する。すると次にはLEDフォトトラ
ンジスタ12上部にはフィルムが訪れる。上部に来たと同
時にLEDから発光された赤外線はフィルムで反射する。
フォトトランジスタはそれを受光して信号を出力する。
この時LEDフォトトランジスタ13上部にはフィルムのパ
ーフォレーション18と位置があっている。このためLED
フォトトランジスタ13から位置信号は出力されない。こ
の様にフィルムはLEDフォトトランジスタとフィルムパ
ーフォレーションと位置が合ったりずれたりしながら移
動して行く。このタイミングをフィルム位置信号として
検出していくのである。LEDフォトトランジスタは裏ぶ
たに5個設置され、フィルムの1巻きによりパーフォレ
ーションは8個移動する。これにより40個のフィルム位
置信号検出を行なうことができる。
これにより次に利点が生ずる。
カメラ本体側にフィルム移動の位置検出部を設ける必要
がないため裏ぶたのみで写し込みができる。このためカ
メラ本体を大型にすることはない。又フィルムの移動に
よって検出を行うためフィルムの正確な移動量が検出で
き誤差はまったくでない。そして構造は非常に簡単で信
頼性は非常によい。
コストは安くなりオートカメラ等の低価格のカメラのデ
ータ写し込み用にも利用でき、データ写し込み機能付き
カメラの普及に役立つ。
本発明で裏ぶたフィルム押えにLEDフォトトランジスタ
を5個設置したが、本発明は何らこれに限定されない。
設置数を増せばフィルムの巻上げ1回でのフィルム位置
信号は多くなり分解能はさらにます。設置数を減らせば
フィルム位置信号は少なくなるのは言うまでもない。
又LEDフォトトランジスタは1素子にLEDとフォトトラン
ジスタがペアで内蔵しているタイプであるが何らこれに
限定はされない。LEDとフォトトランジスタが別々の素
子でも発光と受光ができる様に設定すれば良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカメラの裏ぶた構造図。 第2図はLEDフォトトランジスタとフィルムのパーフォ
レーションの関係を示した図である。 第3図は従来のデーター写し込み機能付きカメラのマイ
クロスイッチによるフィルム移動の位置検出の概念図。 第4図は従来のデーター写し込み機能付きカメラのロー
タリーエンコーダーによるフィルム移動の位置検出の概
念図である。 1……フィルム 2……シャッター 4……フィルム巻き上げレバー 5……ロータリーエンコーダー 6……スプロケット 7……フィルム巻き上げ用歯車 8……パーフォレーション 9……フィルム位置検出レバー 10……マイクロスイッチ 11……フィルム押さえ 12……LEDフォトトランジスタ 13……LEDフォトトランジスタ 14……LEDフォトトランジスタ 15……LEDフォトトランジスタ 16……LEDフォトトランジスタ 17……パーフォレーション 18……パーフォレーション 19……パーフォレーション 20……パーフォレーション 21……パーフォレーション

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャッター押下時の日付・時刻あるいは撮
    影場所等の写し込みデータを記憶する記憶手段と、 シャッタ押下後のフィルム巻上動作時に順次点灯する1
    列のLEDと、を備え、該1列のLEDにより前記記憶手段に
    記憶された写し込みデータを前記フィルムに写し込むデ
    ータ写し込み機能付きカメラにおいて、 前記フィルムの巻上動作時に前記フィルムのパーフォレ
    ーション穴を照明し、前記パーフォレーション穴の移動
    を検出する発光受光手段と、 前記発光受光手段の前記パーフォレーション穴の移動検
    出により、前記フィルムの巻上量を検出するフィルム移
    動量検出手段と、を備え、 前記1列のLEDは、前記移動量検出手段により検出され
    た前記フィルムの巻上量に対応して順次点灯し、前記フ
    ィルムにデータを写し込む構成であることを特徴とする
    データ写し込み機能付きカメラ。
JP2254776A 1990-09-25 1990-09-25 データ写し込み機能付きカメラ Expired - Lifetime JPH0792586B2 (ja)

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JP2254776A JPH0792586B2 (ja) 1990-09-25 1990-09-25 データ写し込み機能付きカメラ

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JP18837482A Division JPS5977423A (ja) 1982-10-26 1982-10-26 デ−タ−写し込み機能付きカメラ

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JP12642797A Division JP2856194B2 (ja) 1997-04-30 1997-04-30 カメラのフィルム移動検出装置

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JPH03273228A (ja) 1991-12-04

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