JPH0792408A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JPH0792408A
JPH0792408A JP23643793A JP23643793A JPH0792408A JP H0792408 A JPH0792408 A JP H0792408A JP 23643793 A JP23643793 A JP 23643793A JP 23643793 A JP23643793 A JP 23643793A JP H0792408 A JPH0792408 A JP H0792408A
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JP
Japan
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laser
optical scanning
scanning device
polygon mirrors
light source
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JP23643793A
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English (en)
Inventor
Yuji Okamoto
裕司 岡本
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価かつコンパクトでありながら、解像度の
高い画像を形成することができる光走査装置を提供す
る。 【構成】 実施例の光走査装置1は、レーザープリンタ
に備えられるものであり、印刷される画像のデータに応
じて発光される2つのレーザー光源(レーザーダイオー
ド)11a,11bと、2つのポリゴンミラー13a,
13bと、ポリゴンミラー13a,13bを回転駆動す
るスキャナモータ15と、ポリゴンミラー13a,13
bからの偏向ビームが通過するFθレンズ17と、レー
ザービームをドラム状の感光体19の上に集光する凹面
鏡21とを備えている。2つのポリゴンミラー13a,
13bは、上下に重ね合わされてスキャナモータ15の
回転軸15aに固定されており、回転軸15aを中心と
した回転の方向に、互いに正六角形の中心角(60゜)
の半分(30゜)だけずらされて配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばレーザプリンタ
等の画像形成装置として使用される光走査装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、レーザープリンタ等には、画
像形成のためのレーザービームを感光体の上に照射して
走査を行う光走査装置が備えられており、特に、ポリゴ
ンミラー等の回転多面鏡によってレーザービームを一定
方向(主走査方向)に偏向する光走査装置が多く用いら
れている。
【0003】この光走査装置においては、図7に示す様
に、印刷される画像のデータに応じてレーザー光源P1
より発光されるレーザービームを、スキャナモータP3
にて回転駆動されるポリゴンミラーP5によって主走査
方向(矢印A方向)に偏向する。そして、このレーザー
ビームを反射鏡P6によって反射して、矢印B方向に回
転駆動されるドラム状の感光体P7の上に照射し、感光
体P7の表面上に静電潜像を形成している。
【0004】ところで、この様な光走査装置において、
印刷速度を低下させずに(即ち感光体P7の回転速度を
下げずに)解像度の高い画像を形成する場合は、レーザ
ービームの走査速度を上げることによって対応してき
た。即ち、レーザービームの発光周期を短くして主走査
方向の解像度を高めるとともに、スキャナモータP3回
転速度を高くしてレーザービームの走査速度を速め、走
査線の密度を増やして副走査方向の解像度を高めてい
た。
【0005】また、これ以外にも、解像度を高める場合
には、上述の様にスキャナモータP3の回転速度を高め
ずに、ポリゴンミラーの面数を増やして走査速度を上げ
る方法もとられていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光走査装置では、レーザービームの走査速度を上げ
て解像度の高い画像を形成する場合、次のような問題点
があった。即ち、ポリゴンミラーの回転数を上げる場合
は、スキャナモータの回転数を高くする必要があり、モ
ータの軸受けの摩耗が激しくなったり、異音の発生や振
動の増加等の不具合が生じる。また、これらの不具合を
解消できるモータを用いたとしても、そのようなモータ
は非常に高価であり、装置の低コスト化が困難である。
【0007】また、ポリゴンミラーの面数を増やす方法
では、レーザービームの走査幅を確保するためには、ポ
リゴンミラー自体を大きくするか、あるいは光路長を長
くとる必要があるため、光走査装置全体が大きくなって
しまうという不具合がある。本発明は、上述した課題を
解決するためになされたものであり、安価かつコンパク
トでありながら、解像度の高い画像を形成することがで
きる光走査装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明は、画像形成のための光線を主走査方向へ偏向
し、副走査方向に移動する被走査体の上に照射して走査
を行う光走査装置において、上記画像形成のための光線
を発光する複数の光源と、上記複数の光源の各々に対応
して設けられ、共通の回転軸を中心として回転し、各光
源からの光線を反射して偏向する複数の回転多面鏡と、
該複数の回転多面鏡を回転駆動する回転駆動手段と、上
記複数の回転多面鏡によって偏向された複数の光線を反
射して、上記被走査体の上に集光する反射体と、を備
え、上記複数の回転多面鏡は、上記回転軸を中心とした
回転の方向に互いに所定の角度だけずらして配置される
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成を有する本発明では、画像形成のため
の光線を複数の光源より発光し、各光源からの光線を、
複数の光源の各々に対応して設けられた複数の回転多面
鏡(共通の回転軸を中心として、回転駆動手段によって
回転駆動される)によって反射して、主走査方向に偏向
する。そして、これらの偏向された複数の光線を、反射
手段によって反射して、副走査方向に移動する被走査体
の上に集光することによって走査を行う。
【0010】ここで、本発明においては、上記複数の回
転多面鏡を、回転軸を中心とした回転の方向に互いに所
定の角度だけずらして配置することによって、以下に述
べる様にして、解像度の高い画像を形成することができ
る。即ち、複数の光源のうちの1つの光源(第一の光源
とする)より発光される光線は、対応する回転多面鏡
(第一の回転多面鏡とする)によって反射・偏向され、
副走査方向に移動する被走査体上に照射されて、所定の
間隔で複数の走査線が形成される。尚、走査線同士の間
隔は、被走査体の移動速度や回転多面鏡の回転速度等に
応じて決まる。
【0011】一方、第一の光源とは別の光源(第二の光
源とする)より発光される光線は、第一の回転多面鏡に
対して所定の角度だけずらして配置される別の回転多面
鏡(第二の回転多面鏡とする)によって反射・偏向され
る。よって、第二の光源による走査は、回転多面鏡の角
度のずれの分だけ、第一の光源の走査よりタイミングが
遅れて開始されるので、第一の光源によって形成される
走査線と走査線の間に第二の光源による走査線を形成す
ることができる。つまり、副走査方向の走査線の数(走
査線密度)を増やして解像度を高めることができる。
【0012】従って、本発明の光走査装置によれば、高
解像度の画像を形成するために、回転駆動手段の回転速
度を上げる必要がなく、回転駆動手段として例えば安価
な低速のスキャナモータ等を用いることができるので、
装置の低コスト化を図ることができる。また、解像度を
上げるために回転多面鏡の面数を増やす必要もないの
で、装置が大型化することもない。
【0013】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
基づいて説明する。ここで、図1は実施例の光走査装置
の斜視図、図2は同側面図、図3は同平面図、図4は実
施例の光走査装置が備えられるレーザプリンタ全体の概
略構成を示すブロック図である。
【0014】図1〜図3に示す本実施例の光走査装置1
は、レーザープリンタLP(図4参照)に備えられるも
のであり、印刷される画像のデータに応じて発光される
2つのレーザー光源(レーザーダイオード)11a,1
1bと、2つのポリゴンミラー13a,13bと、ポリ
ゴンミラー13a,13bを回転駆動するスキャナモー
タ15と、ポリゴンミラー13a,13bからの偏向ビ
ームが通過するFθレンズ17と、レーザービームをド
ラム状の感光体19の上に集光する凹面鏡21とを備え
ている。
【0015】2つのレーザー光源11a,11bは、上
下にずらされて垂直平面上に配置されており、各々レー
ザードライブ回路12a,12b(図4参照)によって
駆動されて、印刷される画像のデータに応じてレーザー
ビームを発光する。ここで図2に示す様に、両レーザー
光源11a,11bは、ポリゴンミラー13a,13b
に向けて発光されるレーザービームが互いに平行となる
様に配置されており、上側のレーザー光源11aからの
レーザービームは上側のポリゴンミラー13aに入射
し、下側のレーザー光源11bからのレーザービームは
下側のポリゴンミラー13bに入射する。
【0016】2つのポリゴンミラー13a,13bは、
同じ大きさの六面鏡であり、上下に重ね合わされて、ス
キャナモータ15の回転軸15aに固定されている。そ
して、図3に示す様に、両ポリゴンミラー13a,13
bは、上記回転軸15aを中心とした回転の方向に、互
いに正六角形の中心角(60゜)の半分(30゜)だけ
ずらされて配置されている。
【0017】凹面鏡21は、ポリゴンミラー13a,1
3bによって偏向されてFθレンズ17を通過する2つ
のレーザービームを反射して、感光体19の同一線上に
集光するものである。即ち、凹面鏡21は、図2に示す
様に、その光軸S(一点鎖線で示す)と両レーザー光源
11a,11bからのレーザービームとが平行になるよ
うに配置されるとともに、感光体19の表面は、凹面鏡
21の内側の焦点Pに位置するように配置される。
【0018】ここで、2つのポリゴンミラー13a,1
3bが上述の様に30゜だけずらされて取り付けられて
いるために、両レーザー光源11a,11bを同時に発
光しても、凹面鏡21によって集光される2つのレーザ
ービームが感光体19の上の同じ位置に同時に結像する
ことはないが、上側のレーザー光源11aを発光させて
から、ポリゴンミラー13a,13bを30゜だけ回転
させた時点で下側のレーザー光源11bを発光させる
と、感光体19が回転しない場合は、感光体19上の同
じ位置にレーザービームが結像されることになる。そし
て、実際の印刷時には、感光体19が回転するととも
に、下側のレーザー光源11bのレーザービームによる
走査が、ポリゴンミラー13a,13bの30゜のずれ
に相当する時間だけ、上側のレーザー光源11aの走査
より遅れて開始されるので、上側のレーザー光源11a
によって形成される走査線と走査線の間に、下側のレー
ザー光源11bによる走査線を形成することができる。
よって、走査線の数(走査線密度)を増やして解像度を
高めることができる。
【0019】次に、図4に基づいて、レーザープリンタ
LP全体の概略構成を説明する。上述の光走査装置1を
備えるレーザープリンタLPは、印刷される画像のデー
タ(ビデオデータ)の処理を行うビデオデータ処理部2
3と、このビデオデータ等に基づいて光走査装置1を駆
動制御する制御部25とを備えている。
【0020】ここで、ビデオデータ処理部23は、印刷
されるビデオデータの作成等を行うCPU27と、作成
されたビデオデータを蓄えるビットマップ展開部29
と、ビットマップ展開部29のデータの内、レーザー光
源11aを発光するためのデータを一時記憶する第一ビ
デオバッファ31aと、同じくレーザー光源11bを発
光するためのデータを一時記憶する第二ビデオバッファ
31bとを備えている。
【0021】スキャナ制御部25は、両ビデオバッファ
31a,31bからのビデオデータが入力されるビデオ
インターフェース部33と、図示しないCPU等を備
え、ビデオインターフェース部33からのビデオデータ
に基づいて、2つのレーザードライブ回路12a,12
b及びスキャナモータ15等の制御を行うスキャナ制御
部35等を備えている。
【0022】尚、このレーザープリンターLPは、公知
のレーザープリンターと同様に、静電潜像が形成された
感光体19の表面に電荷を持ったトナーを付着させ、こ
のトナーを印刷用紙に転写・定着させて印刷を行うもの
であり、この印刷動作に必要なトナー供給装置や転写装
置等の構成(図示せず)を備えている。
【0023】続いて、上述の様な光走査装置1を備えた
レーザープリンタLPの動作を説明する。本実施例のレ
ーザープリンタLPによって印刷を行う場合は、まずC
PU27にて、印刷される画像のビデオデータを作成
し、ビットマップ展開部29に蓄積する。蓄積されたビ
デオデータは、1ライン(走査線)毎に、第一ビデオバ
ッファ31a及び第二ビデオバッファ31bに交互に送
られる。そして、これらのデータは、ビデオインターフ
ェース部33を介してスキャナ制御部35に送られる。
【0024】そして、スキャナ制御部35は、スキャナ
モータ15を駆動してポリゴンミラー13a,13bを
回転させ、回転速度が一定になると、ビデオデータに基
づいて両レーザードライブ回路12a,12bの各々に
レーザー発光信号(LDVA及びLDVB)を出力して
両ドライブ回路12a,12bの制御を行い、以下に述
べる様にして、両レーザー光源11a,11bを発光さ
せて走査を行う。
【0025】つまり、図1に示す様に、感光体19を矢
印B方向に回転させるとともに、スキャナモータ15に
よって両ポリゴンミラー13a,13bを矢印C方向に
回転させながら、ビデオデータに応じてレーザー光源1
1a,11bを発光させる。それによって、各光源11
a,11bから発光されるレーザービームは、各々ポリ
ゴンミラー13a,13bによって反射されて主走査方
向(矢印A方向)に偏向される。偏向されたレーザービ
ームは、Fθレンズ17を通過して凹面鏡21によって
反射され、感光体19の上に集光されて走査が行われ
る。この様にして、例えば図5に示す様に、感光体19
の上にレーザービームの結像点(印刷される画像を構成
する画素)を複数結像させて、静電潜像を形成する。こ
こで、図5においては、矢印A方向(右方向)が主走査
方向であり、斜線を付した円は上側のレーザー光源11
aによる結像点を示し、白抜きの円は下側のレーザー光
源11bによる結像点を示す。つまり、本実施例では、
上側のレーザー光源11aによるライン(走査線:L
1,L3)と、下側のレーザー光源11bによるライン
(L2,L4)とが、1つおきに形成される。
【0026】ここで、図5に示す様に結像点を形成する
場合は、まず、図6のタイムチャート(上段)に示す様
に、水平同期信号(BDa)からt時間だけ経過した後
に、上側のレーザー光源11aをパルス状に順次発光さ
せる(D1a〜D1n)。すると、図5に示す様に、感
光体19の上には、主走査方向に所定間隔(この場合は
1/600インチ)で複数の点(D1a〜)が結像され
て、ラインL1が形成される。尚、この主走査方向の結
像点の間隔は、レーザー光源11aの発光周期及びポリ
ゴンミラー13aの回転速度等によって決まる。
【0027】そして、ポリゴンミラー13aが回転して
次の面(ラインL1を走査した面の次の面)に移ると、
図6に示す様に、再びラインL1の場合と同様に上側の
レーザー光源11aが順次発光されて、図5に示す様
に、次のラインL3が形成される。ここで、ラインL1
の先頭の点D1aを結像してから次のラインL3の先頭
の点D3aを結像する間に、ポリゴンミラー11aが約
60゜回転するとともに、感光体19も所定量だけ回転
するので、図6に示す様に、ラインL1より所定間隔
(この場合は1/300インチ)だけ下にずれた位置に
ラインL3が形成される。そして、以下同様にして、上
側の光源11aによって、副走査方向に1/300イン
チの間隔で、複数のラインが形成される。
【0028】一方、下側のレーザー光源11bにおいて
は、下側のポリゴンミラー13bが上側のポリゴンミラ
ー11aに対して30゜だけずれて取り付けられている
ので、図6に示す様に、水平同期信号BDaから30゜
回転に相当する時間だけ遅れて水平同期信号BDbが発
生し、そのt時間後に、ラインL1の場合と同様にレー
ザー光源11bの発光(D2a〜)が行われる。よっ
て、この30゜回転に相当する時間の遅れによって、ラ
インL2は、ラインL1より1/600インチだけ下に
ずれて形成される。そして、以下同様にして、上側の光
源11aによって形成されるライン(L1,L3〜)の
間に、下側の光源11bによるライン(L2,L4〜)
が形成される。
【0029】以上詳述した様に、本実施例の光走査装置
1においては、2つのレーザー光源11a,11bと、
互いに所定角度(30゜)だけずらして配置された2つ
のポリゴンミラー13a,13b等を備えることによっ
て、スキャナモーター15の回転速度を上げたりポリゴ
ンミラーの面数を増やすことなく、解像度の高い印刷を
行うことができる。つまり、レーザー光源及びポリゴン
ミラーを各1個ずつ備える従来の光走査装置では、感光
体の回転速度(即ち印字速度)を低下させずに解像度を
高めるために、即ち、図6に示す様なライン同士の副走
査方向の間隔を例えば1/300インチから1/600
インチに狭くして、単位長当りのラインの数を増やすた
めには、ポリゴンミラーの回転速度を2倍にするか、あ
るいはポリゴンミラーの面数を2倍にする必要がある
が、これに対して、本実施例の光走査装置1によれば、
上述の様に2つのレーザー光源11a,11bによって
交互にラインを形成することができるので、スキャナモ
ータ15の回転速度を2倍にすることなく、単位長さ当
りのラインの数を増やして解像度を高めることができ
る。
【0030】従って、本実施例では、安価な低速スキャ
ナモータを使用することができ、ポリゴンミラーの面数
を増やす必要もないので、安価かつコンパクトでありな
がら、解像度の高い画像を形成することができるという
顕著な効果を奏する。以上実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の
態様で実施し得る。
【0031】例えば、回転多面鏡としては、角柱状のポ
リゴンミラーの代わりに、角錐状の多面鏡や、板状の鏡
(表と裏で2つの鏡面を有する)等を用いることもでき
る。また、レーザー光源及びポリゴンミラーの数は、各
々2つに限定されることはなく、可能であれば3つ以上
設けてもよい。例えば、光源及びポリゴンミラーを各々
3個づつ設けるのであれば、3つの光源を上下にずらし
て配設するとともに、実施例のような正六角形のポリゴ
ンミラーを互いに20゜づつずらして3つ重ねればよ
い。これによって、一層低い回転速度で高解像度の印刷
を行うことができる。
【0032】更に、複数の光線を被走査体上に集光する
反射体は、実施例のような凹面鏡に限らず、例えば複数
の平面鏡を組み合わせて使用してもよい。また、実施例
の光走査装置は、レーザープリンターに限らず、例えば
ファクシミリ装置に適用することもできる。つまり、原
稿等の被走査体にレーザービームを照射して、その反射
光から画像を読み取る画像読み取り装置として使用する
こともできる。
【0033】
【発明の効果】以上詳述した様に、本発明の光走査装置
では、複数の光源及び互いに所定の角度だけずらして配
置される複数の回転多面鏡等を用いることによって、高
解像度の画像を形成することが可能となり、高価なモー
ターを使用したり、回転多面鏡の面数を増やす必要が無
い。従って、安価かつコンパクトでありながら、高解像
度の画像を形成することができるという顕著な効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の光走査装置の概略構成を示す斜視図で
ある。
【図2】実施例の光走査装置の概略構成を示す側面図で
ある。
【図3】実施例の光走査装置の概略構成を示す平面図で
ある。
【図4】実施例の光走査装置を備えるレーザープリンタ
ーの概略構成を示すブロック図である。
【図5】実施例の光走査装置による結像点の例を示す説
明図である。
【図6】レーザー光源の発光動作を示すタイムチャート
である。
【図7】従来技術の光走査装置の概略構成を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1…光走査装置 11a、11b
…レーザー光源 13a,13b…ポリゴンミラー 15…スキャナ
モータ 15a…回転軸 19…感光体
21…凹面鏡

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成のための光線を主走査方向へ偏
    向し、副走査方向に移動する被走査体の上に照射して走
    査を行う光走査装置において、 上記画像形成のための光線を発光する複数の光源と、 上記複数の光源の各々に対応して設けられ、共通の回転
    軸を中心として回転し、各光源からの光線を反射して偏
    向する複数の回転多面鏡と、 該複数の回転多面鏡を回転駆動する回転駆動手段と、 上記複数の回転多面鏡によって偏向された複数の光線を
    反射して、上記被走査体の上に集光する反射体と、 を備え、 上記複数の回転多面鏡は、上記回転軸を中心とした回転
    の方向に互いに所定の角度だけずらして配置されること
    を特徴とする光走査装置。
JP23643793A 1993-09-22 1993-09-22 光走査装置 Pending JPH0792408A (ja)

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JP23643793A JPH0792408A (ja) 1993-09-22 1993-09-22 光走査装置

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