JPH079230U - 天ぷら製造装置 - Google Patents

天ぷら製造装置

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Publication number
JPH079230U
JPH079230U JP4916893U JP4916893U JPH079230U JP H079230 U JPH079230 U JP H079230U JP 4916893 U JP4916893 U JP 4916893U JP 4916893 U JP4916893 U JP 4916893U JP H079230 U JPH079230 U JP H079230U
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JP
Japan
Prior art keywords
oil tank
tempura
small
roller
diameter rolls
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Pending
Application number
JP4916893U
Other languages
English (en)
Inventor
一成 中島
Original Assignee
株式会社備文機械製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社備文機械製作所 filed Critical 株式会社備文機械製作所
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Publication of JPH079230U publication Critical patent/JPH079230U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1油槽と第2油槽とを使用して天ぷらを
製造するさい、第1油槽から引揚げられた素材の反転コ
ンベヤーを設けることなく、第2油槽で天ぷら素材が効
率良く反転可能とした装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 第1油槽と第2油槽を使用し、天ぷら素材
を一次と二次加熱処理して製造する装置であって、第2
油槽内の天ぷら素材搬送手段として大小径の異なる羽根
付きローラを適当間隔下に交互に配設し、且つ小径ロー
ルと大径ロール用速度を前者が大で後者は小となる関係
で駆動するように構成したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は練製品材料を主体とした天ぷら製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記天ぷら製造装置としては実公昭62−23412号の提案がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
一般に上記天ぷらの製造にさいしては加温された天ぷら油を満たした二つの油 槽内へ順次連続的に供給して行われるのであり、1つの油槽から引上げて次の槽 へ投入させるさい素材が必らずしも綺麗に反転されるものとなるとは限らないこ とから、上記提案の考案では第1油槽から移送手段で引き揚げられた素材を第2 油槽へ供給するにさいし、第1油槽側が大径となるローラを、これに対し第2油 槽側を小径となしたローラで回転される反転コンベヤを別設した構成とする。
【0004】 本考案は上記した如き別設する反転コンベヤを設けたりしないで第2油槽内に 投入された素材が効率良く反転されるものとなる装置を提供することを目的とす る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記に鑑み反転手段を別設することなくして第2油槽内で適確に反転 させて効率良く実施することのできる装置であって、その特徴とするところは第 2油槽内に大小径の異なる羽根付きローラを適当間隔下に交互に配設したパドル 搬送手段を構成し、且つ小径ロールと大径ロールの周速度を前者が大で後者が小 となる関係で駆動するように構成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
第2油槽では大小径の異なる羽根付きローラを適当間隔下に交互に配設されて いることから、第1油槽から引き揚げられた素材を敢て反転コンベアを設けたり して反転させたりしないでも、上記搬送手段の箇所で即ち大小の径が異なり、且 つ周速度を異ならしめて配置したパドルローラの隣り合う間隙箇所で素材が適宜 滞留しながら且つ反転作用を受けて次のセクション(大小径の異なるパドル間隙 箇所)へ送られ、また適宜滞留し、且つ再び反転作用を受けなから次のセクショ ンへ運ばれるものとなり、自動的な反転が交互に効率良く行われるものとなる。
【0007】
【実施例】
図1は本考案装置の模式断面図てあって、1は第1油槽本体、2は第2油槽本 体である。 このさい、第1油槽は油温を凡そ130゜〜140°として天ぷら素材を上下 部搬送ベルト3、3’の作動で凡そ1〜2分間一次加熱してすわりが行われるよ うになさしめるのであり、斯有る構成は従来のものと変りがない。
【0008】 ところで本願考案では第2油槽2に於ける搬送手段を、次の如く構成する。即 ち4はパドル搬送手段であって夫々れ大小径の異なるローラ5及び6周面に複数 枚(図示例では5枚)の羽根5a、6bを等間隔位置に取付けた構成であって、 本例で小径ロールは140mmφ、大径ロールは165mmφ、羽根を含めた外 径では前者が240mmφ、後者が265mmφとなされ、且つ両ローラ間の間 隙Sは40mm〜50mmに設計されてなる。
【0009】 しかして、上記ロール径の異なる構成とした複数対(図示例では4対)を槽内 へ直線状に配設するのであり、且つ小径ロールと大径ロールの周速度を前者が早 く、後者が遅くなるよう、即ち本例では前者を60〜70r.p.m.、後者を 40〜50r.p.m.となるようにされている。
【0010】 このさい、第2油槽に於ける油温は凡そ160°〜180℃となされており、 油量は各ローラの軸心部と一致するようになされる。一方、図面で7は受入側に 設けた剥離ローラ、8は搬出側に設けた搬出コンベアー、9は槽内の一定深さ位 置に配置した内底であって上記羽根付きローラ下面との間に一定の間隙eが形成 されるようになさしめ、天ぷら素材が各ローラの羽根に押されて出口側へ順次送 られるようになされる。
【0011】 他方、10は槽上の蓋板、11は該蓋板の昇降手段、12は上記各ローラを図 示しないチェンベルトを介し駆動させるための原動用モータである。
【0012】 上記構成に於いて、第1油槽1から引き揚げられた素材13は搬送ベルト3’ を経て第2油槽2に投入される。このさい径を異ならしめた羽根付きローラ5及 び6は原動機用モーターの駆動で夫々れ矢印方向へ回動されてなり、小径ローラ 5と大径ローラ6との間に適当な間隙Sが設けられ、且つ小径ローラ5の周速度 が速く、これに対し大径ローラ6のそれが遅くなされていることから、素材13 は各ローラの羽根を介し移送されるさい間隙S内で一時的に滞留させられ、この 間自動的に反転させられるものとなる。
【0013】
【考案の効果】
本考案は以上の如く実施するものであって、第1油槽からの素材を第2油槽内 へ投入するにさいし、実公昭62−23412号に見られる如き反転コンベヤを 設置したりしないで、極めて効率良く反転させながら処理することのできるもの となるのであり、とりわけ該反転作用は小径ローラと大径ローラとの各間隙で交 互に行われることから品質的にも優れた仕上りの良いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の模式断面図である。
【符号の説明】
1 第1油槽 2 第2油槽 4 パドル搬送手段 5 小径ロール 6 大径ロール 8 搬出コンベアー 9 内底

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1油槽と第2油槽を使用し、天ぷら素
    材を一次と二次加熱処理して製造する装置であって、第
    2油槽内の天ぷら素材搬送手段として大小径の異なる羽
    根付きローラを適当間隔下に交互に配設し、且つ小径ロ
    ールと大径ロール用速度を前者が大で後者は小となる関
    係で駆動するように構成したことを特徴とする天ぷら製
    造装置。
JP4916893U 1993-07-20 1993-07-20 天ぷら製造装置 Pending JPH079230U (ja)

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JP4916893U JPH079230U (ja) 1993-07-20 1993-07-20 天ぷら製造装置

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JP4916893U JPH079230U (ja) 1993-07-20 1993-07-20 天ぷら製造装置

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JPH079230U true JPH079230U (ja) 1995-02-10

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ID=12823552

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015181476A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 日清食品ホールディングス株式会社 フライ食品の製造方法及び装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5917248U (ja) * 1982-07-26 1984-02-02 ヤンマーディーゼル株式会社 シリンダヘツド
JPS6223412U (ja) * 1985-07-27 1987-02-13

Patent Citations (2)

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