JPH0792108A - 検査用照明装置 - Google Patents
検査用照明装置Info
- Publication number
- JPH0792108A JPH0792108A JP26186193A JP26186193A JPH0792108A JP H0792108 A JPH0792108 A JP H0792108A JP 26186193 A JP26186193 A JP 26186193A JP 26186193 A JP26186193 A JP 26186193A JP H0792108 A JPH0792108 A JP H0792108A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cake
- light source
- container
- illumination light
- inspection
- Prior art date
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- Pending
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- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 附着ケーキが例えば赤色で大きいものでも、
背景に附着ケーキが写らないように撮像できる照明装置
を提供する。 【構成】 壁面にケーキ状充填物の一部が附着した透明
容器の異物検査を撮像により行うための照明装置であっ
て、撮像側に配置され前記容器を反射照明する反射照明
光源７と、撮像側とは反対側に配置され前記容器を透過
照明する透過照明光源８とを備えた検査用照明装置にお
いて、前記透過照明光源８と前記容器との間に前記充填
物と同色のフィルタ１０を配置した。
背景に附着ケーキが写らないように撮像できる照明装置
を提供する。 【構成】 壁面にケーキ状充填物の一部が附着した透明
容器の異物検査を撮像により行うための照明装置であっ
て、撮像側に配置され前記容器を反射照明する反射照明
光源７と、撮像側とは反対側に配置され前記容器を透過
照明する透過照明光源８とを備えた検査用照明装置にお
いて、前記透過照明光源８と前記容器との間に前記充填
物と同色のフィルタ１０を配置した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、医薬品のうち凍結乾燥
剤（以下、ケーキという）バイアル壜の外観検査に関
し、特に撮像による異物検査に好適な照明装置に関す
る。
剤（以下、ケーキという）バイアル壜の外観検査に関
し、特に撮像による異物検査に好適な照明装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】バイアル壜の外観検査により異物の有無
を検出する場合、異物としてはケーキ表面の異物と、ケ
ーキ上部の透明ガラス部に附着した異物とがある。ケー
キ上部の透明ガラス部にはケーキの一部が附着している
ことがあり、この附着ケーキと異物とを白黒カメラによ
る画像から識別することが困難であった。これを照明方
法で解決するものとして特開平１−１４３９４７号公報
の装置がある。
を検出する場合、異物としてはケーキ表面の異物と、ケ
ーキ上部の透明ガラス部に附着した異物とがある。ケー
キ上部の透明ガラス部にはケーキの一部が附着している
ことがあり、この附着ケーキと異物とを白黒カメラによ
る画像から識別することが困難であった。これを照明方
法で解決するものとして特開平１−１４３９４７号公報
の装置がある。
【０００３】前述の公報は、撮像側から反射照明を、撮
像側とは反対側から透過照明を均一に高輝度で行い、照
明で飽和させて背景に附着ケーキが写らないようにし
て、背景よりも暗く写る点を異物として判定するもので
ある。
像側とは反対側から透過照明を均一に高輝度で行い、照
明で飽和させて背景に附着ケーキが写らないようにし
て、背景よりも暗く写る点を異物として判定するもので
ある。
【０００４】しかしながら、附着ケーキが例えば赤色で
大きいときには、照明で飽和されないで背景に附着ケー
キが写ってしまうという問題がある。但し、赤色でも小
さいときには写らない。また、均一高輝度に照明するた
め、例えば光ファイバ束を使うので、装置が複雑高価に
なるという問題もある。
大きいときには、照明で飽和されないで背景に附着ケー
キが写ってしまうという問題がある。但し、赤色でも小
さいときには写らない。また、均一高輝度に照明するた
め、例えば光ファイバ束を使うので、装置が複雑高価に
なるという問題もある。
【０００５】本発明は、係る従来技術の問題点に鑑みて
為されたものであり、附着ケーキが例えば赤色で大きい
ものでも、背景に附着ケーキが写らないように撮像でき
る照明装置を提供することを目的とする。
為されたものであり、附着ケーキが例えば赤色で大きい
ものでも、背景に附着ケーキが写らないように撮像でき
る照明装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の検査用照明装置
は、壁面にケーキ状充填物の一部が附着した透明容器の
異物検査を撮像により行うための照明装置であって、撮
像側に配置され前記容器を反射照明する反射照明光源
と、撮像側とは反対側に配置され前記容器を透過照明す
る透過照明光源とを備えた検査用照明装置において、前
記透過照明光源と前記容器との間に前記充填物と同色の
フィルタを配置したことを特徴とする。
は、壁面にケーキ状充填物の一部が附着した透明容器の
異物検査を撮像により行うための照明装置であって、撮
像側に配置され前記容器を反射照明する反射照明光源
と、撮像側とは反対側に配置され前記容器を透過照明す
る透過照明光源とを備えた検査用照明装置において、前
記透過照明光源と前記容器との間に前記充填物と同色の
フィルタを配置したことを特徴とする。
【０００７】
【作用】透過照明光源と透明な検査容器との間に充填物
と同色のフィルタを配置したので、容器に附着した充填
物と背景は同色となり、白黒画像では背景に附着充填物
は写らないため、背景に写るものを異物と判定すること
ができる。
と同色のフィルタを配置したので、容器に附着した充填
物と背景は同色となり、白黒画像では背景に附着充填物
は写らないため、背景に写るものを異物と判定すること
ができる。
【０００８】前述のように背景を附着充填物と同色とす
るため、例えば附着充填物が赤色で大きくても背景に写
らないし、また、反射照明光源、透過照明光源とも高輝
度を必要としない。
るため、例えば附着充填物が赤色で大きくても背景に写
らないし、また、反射照明光源、透過照明光源とも高輝
度を必要としない。
【０００９】例えば充填物が赤色の場合、識別すべき異
物として白色のものと黒色のものとがある。赤色のフィ
ルタを検査容器と透過照明光源との間に配置した場合
は、白色異物は背景よりも明るい点として写るが、検査
容器と撮像装置との間にフィルタを配置した場合は、白
色異物と背景との明るさの差が小さいので識別困難とな
る。
物として白色のものと黒色のものとがある。赤色のフィ
ルタを検査容器と透過照明光源との間に配置した場合
は、白色異物は背景よりも明るい点として写るが、検査
容器と撮像装置との間にフィルタを配置した場合は、白
色異物と背景との明るさの差が小さいので識別困難とな
る。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【００１１】図１は、本発明の一実施例の検査用照明装
置の説明図である。外観検査対象の透明容器であるバイ
アル壜１には、充填物として赤色のケーキ２が封入され
ている。バイアル壜１の内面には、黒色異物３、白色異
物４と共に、赤色のケーキの一部附着物５が附着してい
る。係る容器の外観は、２次元ＣＣＤカメラである撮像
装置６によって撮像され、図示しない画像処理装置によ
って撮像画面中の壜１内面の異物の有無が判定される。
置の説明図である。外観検査対象の透明容器であるバイ
アル壜１には、充填物として赤色のケーキ２が封入され
ている。バイアル壜１の内面には、黒色異物３、白色異
物４と共に、赤色のケーキの一部附着物５が附着してい
る。係る容器の外観は、２次元ＣＣＤカメラである撮像
装置６によって撮像され、図示しない画像処理装置によ
って撮像画面中の壜１内面の異物の有無が判定される。
【００１２】係る異物を明瞭に撮像画面に捉えるため
に、撮像側に配置されたバイアル壜１を反射照明する反
射照明光源７と、撮像側とは反対側に配置されバイアル
壜１を透過照明する透過照明光源８を備えている。透過
照明光源８には、照明光を拡散する拡散板９が固着され
ている。
に、撮像側に配置されたバイアル壜１を反射照明する反
射照明光源７と、撮像側とは反対側に配置されバイアル
壜１を透過照明する透過照明光源８を備えている。透過
照明光源８には、照明光を拡散する拡散板９が固着され
ている。
【００１３】本実施例においては、透過照明光源８とバ
イアル壜１との間に、バイアル壜内に充填されたケーキ
と同色の赤色のフィルタ１０が配置されている。赤色の
フィルタ１０は、例えば赤色のプラスチックシートで構
成される。
イアル壜１との間に、バイアル壜内に充填されたケーキ
と同色の赤色のフィルタ１０が配置されている。赤色の
フィルタ１０は、例えば赤色のプラスチックシートで構
成される。
【００１４】次に本実施例の照明装置の動作について説
明する。図２は、本発明の上記実施例の照明装置を用い
て撮像した黒色異物３、白色異物４及びケーキの附着物
５の白黒画像における明るさレベルを示す。
明する。図２は、本発明の上記実施例の照明装置を用い
て撮像した黒色異物３、白色異物４及びケーキの附着物
５の白黒画像における明るさレベルを示す。
【００１５】本実施例の照明装置によれば、透過照明光
がフィルタにより赤色であるため、壜１の内部に附着し
た赤色のケーキの一部附着物５は、背景の明るさと白黒
画像中で同レベルとなり、背景の明るさに埋もれて画像
上には見えなくなる。即ち、白黒画像状でケーキの一部
５は、背景と明るさの差がなくなる。これに対して、反
射照明及び透過照明により黒色異物３は、背景の明るさ
よりも暗い画像として捉えられ、白色異物４は、背景の
明るさよりも明るい画像として捉えられる。
がフィルタにより赤色であるため、壜１の内部に附着し
た赤色のケーキの一部附着物５は、背景の明るさと白黒
画像中で同レベルとなり、背景の明るさに埋もれて画像
上には見えなくなる。即ち、白黒画像状でケーキの一部
５は、背景と明るさの差がなくなる。これに対して、反
射照明及び透過照明により黒色異物３は、背景の明るさ
よりも暗い画像として捉えられ、白色異物４は、背景の
明るさよりも明るい画像として捉えられる。
【００１６】従って、壜１の内部に附着した赤色ケーキ
の一部５は、背景に埋もれるため、異物としては判定さ
れない。これに対して、黒色異物３及び白色異物４は、
背景の明るさに対して或るスレッショルド値を設けて判
定することにより、異物ありと判定することができる。
異物ありとして不良品として判定された該当の壜は、図
示しない検査装置により検査ラインから除去される。
の一部５は、背景に埋もれるため、異物としては判定さ
れない。これに対して、黒色異物３及び白色異物４は、
背景の明るさに対して或るスレッショルド値を設けて判
定することにより、異物ありと判定することができる。
異物ありとして不良品として判定された該当の壜は、図
示しない検査装置により検査ラインから除去される。
【００１７】尚、上記実施例は赤色のケーキに対して、
赤色のフィルタを用いる例について説明したが、本発明
の趣旨は赤色の充填物に限定されるものでなく、各種の
色の充填物に適用可能である。特に白と黒の中間的な明
るさの色に対して顕著な効果を発揮することができる。
又、同様に着色ケーキの充填されたバイアル壜の外観検
査について説明したが、透明又は半透明のバイアル壜以
外の容器に着色充填物が封入された場合の撮像による外
観検査に適用可能であることは言う迄もない。このよう
に本発明の趣旨を逸脱することなく、各種の変形実施例
が可能である。又、各図中、同一符号は同一又は相当の
部分を示す。
赤色のフィルタを用いる例について説明したが、本発明
の趣旨は赤色の充填物に限定されるものでなく、各種の
色の充填物に適用可能である。特に白と黒の中間的な明
るさの色に対して顕著な効果を発揮することができる。
又、同様に着色ケーキの充填されたバイアル壜の外観検
査について説明したが、透明又は半透明のバイアル壜以
外の容器に着色充填物が封入された場合の撮像による外
観検査に適用可能であることは言う迄もない。このよう
に本発明の趣旨を逸脱することなく、各種の変形実施例
が可能である。又、各図中、同一符号は同一又は相当の
部分を示す。
【００１８】
【発明の効果】以上に説明したように本発明の照明装置
によれば、着色された充填物の一部が、透明容器に附着
している場合に、該附着物を異物と判定することなく、
透明容器に附着した着色充填物より暗い又は明るい異物
を撮像により検出することが可能となる。
によれば、着色された充填物の一部が、透明容器に附着
している場合に、該附着物を異物と判定することなく、
透明容器に附着した着色充填物より暗い又は明るい異物
を撮像により検出することが可能となる。
【図１】本発明の一実施例の照明装置の説明図。
【図２】上記照明装置を用いて撮像した白黒画像におけ
る明るさのレベルを示す説明図。
る明るさのレベルを示す説明図。
１ バイアル壜 ２ ケーキ ３ 黒色異物 ４ 白色異物 ５ ケーキの附着物 ６ 撮像装置 ７ 反射照明光源 ８ 透過照明光源 １０ フィルタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年４月２１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図２】
【図１】
Claims (1)
- 【請求項１】 壁面にケーキ状充填物の一部が附着した
透明容器の異物検査を撮像により行うための照明装置で
あって、 撮像側に配置され前記容器を反射照明する反射照明光源
と、撮像側とは反対側に配置され前記容器を透過照明す
る透過照明光源とを備えた検査用照明装置において、 前記透過照明光源と前記容器との間に前記充填物と同色
のフィルタを配置したことを特徴とする検査用照明装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26186193A JPH0792108A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 検査用照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26186193A JPH0792108A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 検査用照明装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0792108A true JPH0792108A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=17367778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26186193A Pending JPH0792108A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 検査用照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0792108A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004085251A (ja) * | 2002-08-23 | 2004-03-18 | Kokusai Gijutsu Kaihatsu Co Ltd | 異物検出システム |
| JP2004340770A (ja) * | 2003-05-16 | 2004-12-02 | Sankyo:Kk | 撮像検査システム |
| US6937339B2 (en) * | 2001-03-14 | 2005-08-30 | Hitachi Engineering Co., Ltd. | Inspection device and system for inspecting foreign matters in a liquid filled transparent container |
| JP2009198182A (ja) * | 2008-02-19 | 2009-09-03 | Panasonic Corp | 電子部品の外観検査方法 |
| WO2017207175A1 (de) * | 2016-06-02 | 2017-12-07 | Robert Bosch Gmbh | Vorrichtung und verfahren zur inspektion von behältnissen |
| CN109196338A (zh) * | 2016-06-02 | 2019-01-11 | 罗伯特·博世有限公司 | 用于检查容器的设备和方法 |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP26186193A patent/JPH0792108A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6937339B2 (en) * | 2001-03-14 | 2005-08-30 | Hitachi Engineering Co., Ltd. | Inspection device and system for inspecting foreign matters in a liquid filled transparent container |
| JP2004085251A (ja) * | 2002-08-23 | 2004-03-18 | Kokusai Gijutsu Kaihatsu Co Ltd | 異物検出システム |
| JP2004340770A (ja) * | 2003-05-16 | 2004-12-02 | Sankyo:Kk | 撮像検査システム |
| JP2009198182A (ja) * | 2008-02-19 | 2009-09-03 | Panasonic Corp | 電子部品の外観検査方法 |
| WO2017207175A1 (de) * | 2016-06-02 | 2017-12-07 | Robert Bosch Gmbh | Vorrichtung und verfahren zur inspektion von behältnissen |
| CN109196338A (zh) * | 2016-06-02 | 2019-01-11 | 罗伯特·博世有限公司 | 用于检查容器的设备和方法 |
| CN109313142A (zh) * | 2016-06-02 | 2019-02-05 | 罗伯特·博世有限公司 | 用于检查容器的设备和方法 |
| JP2019517668A (ja) * | 2016-06-02 | 2019-06-24 | ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングＲｏｂｅｒｔ Ｂｏｓｃｈ Ｇｍｂｈ | 容器を検査するための装置及び方法 |
| CN109196338B (zh) * | 2016-06-02 | 2021-09-21 | 星德科技术有限公司 | 用于检查容器的设备和方法 |
| CN109313142B (zh) * | 2016-06-02 | 2022-04-01 | 星德科技术有限公司 | 用于检查容器的设备和方法 |
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