JPH0791452B2 - 硬質ウレタンフオーム用ポリオール組成物 - Google Patents

硬質ウレタンフオーム用ポリオール組成物

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JPH0791452B2 JP1308370A JP30837089A JPH0791452B2 JP H0791452 B2 JPH0791452 B2 JP H0791452B2 JP 1308370 A JP1308370 A JP 1308370A JP 30837089 A JP30837089 A JP 30837089A JP H0791452 B2 JPH0791452 B2 JP H0791452B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、機械的強度、フオーム脆性及び耐熱性にすぐ
れる硬質ウレタンフオームを与えるポリオール組成物に
関する。
従来の技術 硬質ウレタンフオームは、従来、通常、ポリオール成分
として低分子量又は高官能性ポリオールを用いることに
よつて製造されている。従つて、かかる硬質ウレタンフ
オームは、機械的強度にはすぐれるものの、脆性に劣
り、また、耐熱性にも自ずから限界がある。
発明が解決しようとする課題 本発明者らは、硬質ウレタンフオームの製造における上
記した問題を解決するために鋭意研究した結果、ポリオ
ール成分として、特に、一般式 (式中、Rはエチレン基又はプロピレン基を示し、この
Rを含む二つの基は相互にメタ位又はオルソ位にある。
m及びnは1より大きい数であつて、m+n=3〜40で
ある。R′は水素又は低級アルキル基を示す。) で表わされるポリオールを用いると共に、所定の架橋剤
を併用することによつて、すぐれた機械的強度を保持し
つつ、そのフオーム脆性及び耐熱性を改善し得ることを
見出して、本発明に至つたものである。
従つて、本発明は、機械的強度、フオーム脆性及び耐熱
性にすぐれる硬質ウレタンフオームを与えるポリオール
組成物を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明による硬質ウレタンフオーム用ポリオール組成物
は、 (a) 一般式 (式中、Rはエチレン基又はプロピレン基を示し、この
Rを含む二つの基は相互にメタ位又はオルソ位にある。
m及びnは1より大きい数であつて、m+n=3〜40で
ある。R′は水素又は低級アルキル基を示す。) で表わされるポリオールをポリオール成分の20〜50重量
%含有すると共に、 (b) 炭素数2〜6の低分子量グリコール類、脂肪族
ポリアミン類及び芳香族ジアミン類から選ばれる架橋剤
をポリオール成分100重量部に対して5〜15重量部含有
することを特徴とする。
本発明による硬質ウレタンフオーム用ポリオール組成物
において、ポリオール成分として用いる上記したポリオ
ールは、例えば、レゾルシン、カテコール又はクレゾル
シン等に所定量のエチレンオキサイド及び/又はプロピ
レンオキサイドを付加させることによつて得ることがで
きる。従つて、上記一般式において、Rを含む二つの基
は、相互にメタ位又はオルソ位にある。上記ポリオール
は、通常、m及びnの種々異なる混合物として得られ
る。本発明においては、レゾルシン、カテコール、又は
クレゾルシン等へのそれぞれのエチレンオキサイド及び
/又はプロピレンオキサイド付加物を単独にて、又は混
合物として用いることができる。
また、かかるポリオールにおいて、R′は水素又は低級
アルキル基であり、低級アルキル基の具体例として、例
えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等を
挙げることができる。しかし、R′は好ましくは水素で
ある。
上記一般式で表わされるかかるポリオールにおいて、m
及びnは1より大きい数であつて、且つ、m+nで表わ
されるアルキレンオキサイド付加モル数は3〜40であ
る。付加モル数が3よりも小さいときは、得られる硬質
ウレタンフオームは、耐熱性においては改善されている
が、靭性が乏しく、種々の製品としての実用性に欠ける
場合がある。他方、付加モル数が40を越えるときは、得
られる硬質ウレタンフオームが機械的強度、得に、曲げ
強度に劣り、また、耐熱性にも劣る。
ウレタンフオームの製造においては、用いるポリオール
を水酸基価で表わすのが便利である。この意味におい
て、本発明において用いる上記付加物は、水酸基価が50
〜480の範囲にある。
本発明による硬質ウレタンフオーム用ポリオール組成物
において、上記付加物は、ポリオール組成物の20〜50重
量%を占める。ポリオール組成物の20重量%よりも少な
いときは、脆性及び耐熱性が改善された硬質ウレタンフ
オームを得ることができない。他方、50重量%を越えて
多量に用いるときは、得られるウレタンフオームが硬度
が小さく、硬質フオームとしての実用性に欠けることと
なる。好ましくは、付加物は、ポリオール組成物の25〜
45重量%、特に30〜40重量%を占めるように用いられ
る。
更に、本発明による組成物は、架橋剤を含有する。かか
る架橋剤としては、例えば、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、トリメチレン
グリコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオー
ル等の炭素数2〜6の低分子量グリコール類、ジエタノ
ールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールア
ミン類、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、ト
リエチレンテトラミン等の脂肪族ポリアミン類、メチレ
ン−o−クロロアニリン、4,4′−ジフエニルメタンジ
アミン、2,4−トリレンジアミン、2,6−トリレンジアミ
ン等の芳香族ジアミン類が用いられる。これら架橋剤
は、通常、ポリオール成分100重量部に対して5〜15重
量部の範囲で用いられる。
特に、本発明によるポリオール組成物は、得られる硬質
ウレタンフオームが高温環境下において、一層、長期間
にわたる使用によく耐える耐熱性を有するように、架橋
剤として上記炭素数2〜6のグリコールをポリオール成
分100重量部に対して5〜15重量部含有するのが好まし
い。
本発明による硬質ウレタンフオーム用ポリオール組成物
は、これをポリイソシアネートと組み合わせることによ
つて、硬質ポリウレタンが製造される。ここに、ポリイ
ソシアネートとしては、特に、限定されるものではな
く、例えば、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−ト
リレンジイソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネ
ートと2,6−トリレンジイソシアネートとの種々の量比
での混合物、例えば、80/20(TDI−80)や65/35(TDI−
65)の混合物、粗トリレンジイソシアネート、ジフエニ
ルメタンジイソシアネート、粗製MDIとして知られるポ
リフエニレンポリメチレンポリイソシアネート、ジアニ
シジンジイソシアネート、トルイジンジイソシアネー
ト、キシリレンジイソシアネート、ビス(2−イソシア
ナトエチル)フマレート、ビス(2−イソシアナトエチ
ル)マレエート、ビス(2−イソシアナトエチル)カー
ボネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、1,4
−テトラメチレンジイソシアネート、1,10−デカメチレ
ンジイソシアネート、クメン−2,4−ジイソシアネー
ト、4−メトキシ−1,3−フエニレンジイソシアネー
ト、4−ブロモ−1,3−フエニレンジイソシアネート、
4−エトキシ−1,3−フエニレンジイソシアネート、2,
4′−ジイソシアナトジフエニルエーテル、5,6−ジメチ
ル−1,3−フエニレンジイソシアネート、2,4−ジメチル
−1,3−フエニレンジイソシアネート、4,4′−ジイソシ
アナトジフエニルエーテル、ビス−5,6−(イソシアナ
トエチル)ビシクロ〔2,2,1〕ヘプト−2−エン、ベン
ジジンジイソシアネート、4,6−ジメチル1,3−フエニレ
ンジイソシアネート、9,10−アントラセンジイソシアネ
ート、4,4′−ジイソシアナトジベンジル、3,3′−ジメ
チル−4,4′−ジイソシアナトジフエニルメタン、2,6−
ジメチル−4,4′−ジイソシアナトジフエニル、2,4−ジ
イソシアナトスチルベン、3,3′−ジメチル−4,4′−ジ
イソシアナトジフエニル、1,4−アントラセンジイソシ
アネート、2,5−フルオレンジイソシアネート、1,8−ナ
フタレンジイソシアネート、2,6−ジイソシアナトベン
ズフラン、2,4,5−トルエントリイソシアネート、これ
らポリイソシアネートのカルボジイミド変成体、ビウレ
ツト変成体、二量体、三量体、これらポリイソシアネー
トと活性水素化合物との末端イソシアネート基プレポリ
マー等を挙げることができ、これらは単独にて、又は二
種以上の混合物として用いられる。
ポリイソシアネートとして、通常、脂肪族ポリイソシア
ネート又は芳香族ポリイソシアネートが用いられるが、
特に、得られる硬質ウレタンフオームの機械的強度及び
硬度の点から、芳香族ポリイソシアネートが好ましく用
いられる。
本発明によるポリオール組成物は、前記付加物以外のポ
リオールとしては、従来より硬質、半硬質又は硬質ウレ
タンフオームの製造において用いられる任意のポリオー
ルが用いられる。このようなポリオールとしては、例え
ば、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオー
ル、ポリエステルポリエーテルポリオール、グラフトポ
リオール等が用いられる。
より具体的には、ポリエステルポリオールとしては、例
えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ブチレングリコール、ペンタング
リコール、ヘキサングリコール等のグリコール類、又は
トリメチロールプロパン、グリセリン等のトリオールの
ようなポリオール類と、例えば、アジピン酸、セバシン
酸、イソフタル酸、フタル酸等のジカルボン酸との縮合
反応によつて得られるものを挙げることができる。
ポリエーテルポリオールとしては、例えば、グリセリ
ン、トリメチロールプロパン、トリエタノールアミン、
ペンタエリスリトール、ジグリセリン、ソルビトール、
シヨ糖等のポリオール類にエチレンオキサイド、プロピ
レンオキサイド、ブチレンオキサイド等のアルキレンオ
キサイドを付加させることによつて得られるものや、或
いはアンモニア、モノエタノールアミン、ジエタノール
アミン、エチレンジアミン、4,4′−ジアミノジフエニ
ルメタン、トリレンジアミン等のアミン化合物に前記し
たようなアルキレンオキサイドを付加させることによつ
て得られるものを挙げることができる。
ポリエステルポリエーテルポリオールとしては、上記し
たようなポリエーテルポリオールを例えばアジピン酸、
セバシン酸、イソフタル酸、フタル酸等のジカルボン酸
に反応させることによつて得られるものを挙げることが
できる。
また、グラフトポリオールとしては、上記のようなポリ
エーテルポリオールに重合性不飽和基を有する単量体、
例えば、スチレンやアクリロニトリル等を重合させるこ
とによつて得られるものを挙げることができる。
これらポリオールは単独で又は2種以上の混合物として
用いられる。
本発明によるポリオール組成物を用いて、硬質ポリウレ
タンフオームを製造するには、用いるポリイソシアネー
トにおけるイソシアネート基とポリオール組成物におけ
る活性水素との当量比(NCO/OH)が0.8〜1.5、好ましく
は0.9〜1.1の範囲にあるように、ポリイソシアネートと
ポリオール組成物とを反応させる。
更に、硬質ウレタンフオームの製造においては、触媒及
び発泡剤が用いられ、必要に応じて、界面活性剤又は整
泡剤、安定剤、着色剤等が用いられる。
上記触媒としては、特に限定されるものではなく、従来
より知られている任意のものが用いられる。例えば、ア
ミン触媒としては、トリエチルアミン、トリプロピルア
ミン、トリブチルアミン、トリオクチルアミン、ヘキサ
デシルジメチルアミン、N−メチルモルホリン、N−エ
チルモルホリン、N−オクタデシルモルホリン、モノエ
タノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノール
アミン、トリイソプロパノールアミン、N−メチルジエ
タノールアミン、N,N−ジメチルエタノールアミン、ジ
エチレントリアミン、N,N,N′,N′−テトラメチルエチ
レンジアミン、N,N,N′,N′−テトラメチルプロピレン
ジアミン、N,N,N′,N′−テトラメチル−1,3−ブタンジ
アミン、N,N,N′,N′−テトラメチルヘキサメチレンジ
アミン、ビス〔2−(N,N−ジメチルアミノ)エチル〕
エーテル、N,N−ジメチルベンジルアミン、N,N−ジメチ
ルシクロヘキシルアミン、N,N,N′,N′−ペンタメチル
ジエチレントリアミン、トリエチレンジアミン、トリエ
チレンジアミンのギ酸塩等の種々の塩、第1級又は第2
級アミンのアミノ基のオキシアルキレン付加物等を挙げ
ることができる。
また、有機金属系触媒としては、例えば、酢酸スズ、オ
クチル酸スズ、オレイン酸スズ、ラウリン酸スズ、ジブ
チルスズジクロライド、オクタン酸鉛、ナフテン酸鉛、
ナフテン酸ニツケル、ナフテン酸コバルト等を挙げるこ
とができる。
これら触媒は、単独にて、又は二種以上の混合物として
用いられる。その使用量は、通常、組成物において活性
水素を有する化合物100重量部に対して、0.001〜5重量
部の範囲が好適である。
また、発泡剤としては、水や種々のハロゲン化炭化水
素、例えば、トリクロロフルオロメタン、ジクロロジフ
ルオロメタン、塩化メチレン、トリクロロトリフルオロ
エタン、ジブロモテトラフルオロエタン、トリクロロエ
タン、及びペンタン、n−ヘキサン等の脂肪族炭化水素
を挙げることができる。これら発泡剤も単独にて、又は
二種以上の混合物として用いられる。通常は、水は、ポ
リオールを含む活性水素化合物及びポリイソシアネート
の合計量に基づいて0.05〜2重量%、好ましくは0.2〜
1.0重量%の範囲で用いられる。また、ハロゲン化炭化
水素は、ポリオールを含む活性水素化合物及びポリイソ
シアネートの合計量に基づいて0〜12重量%の範囲で用
いられる。
整泡剤も、従来より知られている通常の有機ケイ素系界
面活性剤が用いられる。具体例として、例えば、日本ユ
ニカー(株)製のL−520、L−532、L−540、L−54
4、L−550、L−3550、L−3600、L−3601、L−530
5、L−5305、L−5307、L−5309、L−5710、L−572
0、L−5740M等や、トーレシリコーン(株)製のSH−19
0、SH−192、SH−194、SH−200、SRX−253、SRX−274
C、SF−2961、SF−2962、SRX−280A、SRX−294A等、信
越シリコーン(株)製のF−114、F−121、F−122、
F−220、F−230、F−258、F−260B、F−317、F−
341、F−601、F−335等を挙げることができる。これ
ら整泡剤は、組成物において、活性水素を有する化合物
とポリイソシアネートとの合計量100重量部に対して、
通常、0.25〜2重量部の範囲である。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、ポリオール成分とし
て、前述したようなレゾルシン、カテコール又はクレゾ
ルシン等への所定量のエチレンオキサイド及び/又はプ
ロピレンオキサイド付加物を特定の割合にて含む組成物
を用いることによつて、機械的強度にすぐれると共に、
脆性及び耐熱性が改善された硬質ウレタンフオームを得
ることができる。
実施例 以下に本発明にて用いる前記付加物の製造例を示す参考
例と共に、本発明の実施例を挙げて本発明を説明する
が、本発明はこれら実施例により何ら限定されるもので
はない。
参考例1 温度計と撹拌機とを備えた加圧可能な反応容器にレゾル
シン3kgを仕込み、次いで、水酸化カリウムのフレーク3
0gを仕込んだ後、反応容器内を窒素置換し、120〜130℃
の温度に加熱して、水酸化カリウムを溶解させた。
混合物の温度を110〜130℃に保持しつつ、これにエチレ
ンオキサイド24.4kgを8時間にわたつて加え、更に、上
記温度にて約1時間、撹拌した後、僅かに残存する未反
応のエチレンオキサイドを窒素にてストリツピングし
た。次いで、反応混合物を90〜110℃の温度に冷却し、
これに少量の水及び合成ケイ酸マグネシウム200gを加え
て、約1時間撹拌した後、ケイ酸マグネシウムを濾過に
よつて除き、脱水し、ジ−t−ブチルヒドロキシトルエ
ン27gを加えた。
このようにして得たポリオールは、水分0.02%を含有
し、水酸基価111、pH6.9、レゾルシン1モル当りのエチ
レンオキサイド全付加量20.2モルの淡黄色の粘稠な液体
であつた。
参考例2 参考例1と同様の反応容器にカテコール3kgと水酸化カ
リウムのフレーク45gを仕込み、水酸化カリウムを溶解
させた後、減圧下に反応容器内に窒素を吹き込んで脱水
した。
この混合物に最初にプロピレンオキサイド7kgを3時間
にわたつて加え、次いで、エチレンオキサイド10kgを7
時間にわたつて加えて反応させ、以後、参考例1と同様
に処理して、水分0.03%を含有し、水酸基価157、pH6.
8、カテコール1モル当りのエチレンオキサイド全付加
量8.4モル、プロピレンオキサイドの全付加量4.4モルの
付加物を淡黄色の粘稠な液体として得た。
実施例1、2及び比較例1 第1表に示す処方の組成物を調製し、鉄からなる1000mm
×250mm×10mmの金型を50±5℃とし、ヘネツケ社製の
発泡機を用いて、3分間加熱発泡させ、硬質ウレタンフ
オームを製造した。第1表にその物性を示す。
尚、第1表において、ポリオールAはシヨ糖グリセリン
のプロピレンオキサイド付加物(水酸基価460)、ポリ
オールBはトリメチロールプロパンのエチレンオキサイ
ド付加物(水酸基価920)、ポリオールCは、前記参考
例1にて得たレゾルシンへのエチレンオキサイド付加物
(水酸基価111)、ポリオールDは、前記参考例2にて
得たカテコールへのエチレンオキサイドプロピレンオキ
サイド付加物(水酸基価157)を示す。また、ポリイソ
シアネートとしては、ポリフエニレンポリメチレンポリ
イソシアネート(日本ポリ ウレタン(株)製ミリオネートMR−200)を用いた。
物性測定において、曲げ強度及び曲げ弾性率は、13×11
0×10mm(厚み)の試験片を調製し、スパン50.8mmにて
測定した。また、圧縮強度は、30×30×10mm(厚み)の
試験片を調製し、厚み方向に30%圧縮した。
次に、得られた硬質フオームを100℃の温度にて1000時
間放置した後、同様にして、曲げ強度、曲げ弾性率及び
圧縮強度を測定し、耐久試験後の物性として示す。
本発明による硬質ウレタンフオームは、強度及び脆性の
バランスにすぐれると共に、耐熱性にすぐれ、耐久試験
後にも物性の低下がない。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 一般式 (式中、Rはエチレン基又はプロピレン基を示し、この
    Rを含む二つの基は相互にメタ位又はオルソ位にある。
    m及びnは1より大きい数であつて、m+n=3〜40で
    ある。R′は水素又は低級アルキル基を示す。) で表わされるポリオールをポリオール成分の20〜50重量
    %含有すると共に、 (b) 炭素数2〜6の低分子量グリコール類、脂肪族
    ポリアミン類及び芳香族ジアミン類から選ばれる架橋剤
    をポリオール成分100重量部に対して5〜15重量部含有
    することを特徴とする硬質ウレタンフオーム用ポリオー
    ル組成物。
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