JPH079137Y2 - 液晶表示板 - Google Patents

液晶表示板

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JPH079137Y2
JPH079137Y2 JP3846587U JP3846587U JPH079137Y2 JP H079137 Y2 JPH079137 Y2 JP H079137Y2 JP 3846587 U JP3846587 U JP 3846587U JP 3846587 U JP3846587 U JP 3846587U JP H079137 Y2 JPH079137 Y2 JP H079137Y2
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JP
Japan
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transparent electrode
liquid crystal
electrode
character
crystal display
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JP3846587U
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JPS63146829U (ja
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勝美 小日向
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Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、文字又は図形等を表示する液晶表示板に関
し、尚詳しくは、文字又は図形部分の液晶を透過形とし
て表示を行ない、且つ、文字又は図形部分を除いた部分
の液晶を透過形として図形等の表示を行なうことのでき
る液晶表示板に関するものである。
[従来の技術] 従来、液晶を用いて特定の文字又は図形を表示するに際
して、文字又は図形を構成する部分を透明とし、該文字
又は図形部分を除く表示板全面を黒くする表示(以下単
にポジ表示という)を行なったり、又、逆に文字又は図
形部分を黒くし、表示板全面を透明とする表示(以下単
にネガ表示という)を行なうことができる液晶表示板が
用いられることがあった。
このネガ表示及びポジ表示を行なう為には、第5図に示
す様に文字又は図形の形状を第1透明電極12で形成し、
且つ、第6図に示す様に文字又は図形の形状部分を刳り
貫いた第2透明電極16を形成し、該第1透明電極12及び
第2透明電極16と共通電極22との間に液晶34を封入する
こととし、例えば第7図に示す如く、下ガラス36の上面
に設ける共通電極22の上にネマチック液晶34層を設け、
該液晶34層の上に文字又は図形を刳り貫いた第2透明電
極16を、更に透明絶縁層40を介して文字又は図形形状の
第1透明電極12を上ガラス30の下面に設け、上ガラス30
と下ガラス36との間にスペーサー32による空間を形成し
て液晶34を封入し、上ガラス30の上に上方偏光板28を、
下ガラス36の下に下方偏光板38を設ける構造としたもの
があり、又、文字又は図形を現わす第1透明電極12に対
し、第8図に示す様に第1透明電極12の形状よりもやや
大きい形状を刳り貫き、且つ、第1透明電極用引出し線
14部分に切欠き20を設けた第2透明電極16を用い、第1
透明電極12を第2透明電極16の刳り貫き内に挿入する様
にして第1透明電極12及び第1透明電極用引出し線14が
第2透明電極16と接触しない様に配置した構造のもの
(例えば実公昭55−11.021号)がある。
[考案が解決しようとする問題点] 前述の様に第1透明電極と第2透明電極との間に透明絶
縁層を設ける液晶表示板は、該液晶表示板を形成する為
の積層数が増加し、液晶表示板の製造工程を複雑にする
のみならず、該液晶表示板の薄型化を困難とする欠点が
あり、又、第1透明電極及び第1透明電極用引出し線の
形状を刳り貫いた第2透明電極を用いる場合は、ポジ表
示及びネガ表示の場合等に第1透明電極用引出し線形状
又は第2透明電極に設けた切欠きも表示され、表示内容
を見難くする欠点があった。
[問題を解決するための手段] 本考案は文字又は図形等の所要形状をした第1透明電極
と、前記第1透明電極の形状を刳り貫いた第2透明電極
とを有し、これら第1透明電極及び第2透明電極と、共
通電極との間に液晶を介在させる様に封入した液晶表示
板において、前記共通電極を一定方向に細隙を有する格
子構造とすると共に、第1透明電極用引出し線を直線状
とし、且つ、前記共通電極の細隙の方向と一致させ、
又、第2透明電極に前記第1透明電極用引出し線用の切
欠きを設け、以て第1透明電極及び第1透明電極用引出
し線と、第2透明電極とが接触しない構造としたもので
ある。
[作用] 本考案に係る液晶表示板は文字又は図形の形状をした第
1透明電極と、文字又は図形の形状を刳り貫いた第2透
明電極とを有している故、第1透明電極に共通電極と同
相の電圧を印加し、第2透明電極に共通電極と逆相の電
圧を印加することにより文字又は図形の形状部分を透明
としてポジ表示を行なうことができ、又、第1透明電極
に共通電極と逆相の電圧を、第2透明電極に共通電極と
同相の電圧を印加することにより文字又は図形の形状以
外の部分は透明としてネガ表示を行なうこともできる。
更に、共通電極を格子構造としている故、上記ネガ表示
及びポジ表示は、多数の直線により文字又は図形の形状
が現わされるものであり、第1透明電極用引出し線及び
第2透明電極に設けた切欠きは、これら直線の間隙に紛
れて肉視し得ないこととなる。
[実施例] 本考案の実施例は、第1図に示す如く所要の形状をした
第1透明電極12及び該第1透明電極用引出し線14に対
し、僅かな間隙を有する様に第1透明電極12の文字又は
図形よりも僅かに大きい同一形状の文字又は図形を刳り
貫き、且つ、第1透明電極用引出し線14部分に切欠き20
を有する第2透明電極16を用いるものとし、又、共通電
極22としては第2図に示す如く多数の平行な直線状電極
をもって構成することにより細隙24を有する格子構造の
電極を用い、前記第1透明電極用引出し線14及び切欠き
20の傾斜は共通電極22の細隙24と同一傾斜とし、第3図
に示す如く下ガラス36の下方に下方偏光板38を配し、下
ガラス36上面に前記格子構造の共通電極22を設け、上ガ
ラス30の下面には前記第1透明電極12と第2透明電極16
とを接触しない様に設け、上ガラス30の上方に上方偏光
板28を配すると共に上ガラス30と下ガラス36との間にス
ペーサー32を設ける様にして上ガラス30と下ガラス36と
の間にネマチック液晶34を封入した構造の液晶表示板10
とする。
この液晶表示板10に於るネマチック液晶34は、共通電極
22面から第1透明電極12面又は第2透明電極16面に至る
間に分子軸が90°ねじれるツイストタイプとして配向処
理されたものであり、又、上方偏光板28と下方偏光板38
とは偏光軸の方向を90°ずらせて配置するものである。
尚、第1透明電極用引出し線14と共に第2透明電極用引
出し線18もスペーサー32と上ガラス30との間から引き出
し、又、共通電極用引出し線26もスペーサー32と下ガラ
ス36との間から液晶表示板10の外部に引き出す様に構成
することは云う迄もない。
この液晶表示板10に対し、第1透明電極12には共通電極
22と逆相の電圧を印加しつつ、第2透明電極16に共通電
極22と同相の電圧を印加すると、第1透明電極12と共通
電極22との間には電位差が生じ、液晶34の分子軸が電界
方向に沿って配列されることとなり、この電界方向は第
1透明電極12と共通電極22との方向である故、液晶34の
分子軸方向は両電極間を結ぶ方向、即ち液晶表示板10に
垂直な方向となり、液晶34中を通過する光の振動面を回
転させなくなる。この為、液晶34の分子軸が液晶表示板
10に垂直の方向に変化した部分では、上方偏光板28を透
過して直線偏光とされた光の振動面が回転せず、該直線
偏光とされた光は下方偏光板38により遮断されることと
なる。
そして、第1透明電極12は文字又は図形の形状とした平
板状電極とされているも、共通電極22が格子構造とされ
ている故、文字又は図形部分の箇所である第1透明電極
12位置にして、共通電極22の格子部分の液晶34がその分
子軸方向を液晶表示板10と垂直の方向とされ、第1図に
示す様に共通電極22の格子方向が斜方向であれば、第4
図に示す如く、文字又は図形の形状部分に斜線状の光遮
断箇所が生じ、文字又は図形が斜線により黒くネガ表示
される。
又、第1透明電極12に共通電極22と同相の電圧を印加し
つつ、第2透明電極16に共通電極22と逆相の電圧を印加
すると、第2透明電極16部分の液晶34において同様の分
子軸方向の変化が生じ、文字又は図形部分以外の部分に
斜線状の光遮断箇所が生じ、文字又は図形以外の箇所が
斜線で表示され、文字又は図形がポジ表示されることと
なる。
尚、共通電極22の実施例として、第2図は格子方向が斜
の格子構造を有する共通電極22としているも、該共通電
極22の格子方向は斜方向に限ることなく、垂直方向、水
平方向とすることも可能であり、第1透明電極用引出し
線14と同一方向とするものである。そして、第1透明電
極用引出し線14の位置を共通電極22の細隙24位置に一致
させる様にすることが望ましい。
[考案の効果] 本考案に係る液晶表示板は文字又は図形形状の第1透明
電極と該第1透明電極の形状を刳り貫いた第2透明電極
とを有する故、文字又は図形のネガ表示及びポジ表示が
可能な液晶表示板であって、第2透明電極は第1透明電
極用引出し線位置に切欠きを設けている故、第1透明電
極と第2透明電極とを多層とすることなく第1透明電極
及び第1透明電極用引出し線と第2透明電極との絶縁を
確保することができ、製造容易なネガ表示及びポジ表示
可能な液晶表示板であり、且つ、共通電極を格子構造と
して文字又は図形形状を多数の直線により表示する故、
第1透明電極用引出し線を容易に隠し、表示を見易くし
得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に用いる第1透明電極及び第2透明電極
を示す図、 第2図は本考案に用いる共通電極を示す図、 第3図は本考案に係る液晶表示板の断面図、 第4図は本考案に係る液晶表示板によるネガ表示例を示
す図、 第5図及び第6図は各々従来の第1透明電極及び第2透
明電極を示す図、 第7図は従来の液晶表示板の一例を示す断面図、 第8図は従来の他の第2透明電極を示す図である。 10……液晶表示板、12……第1透明電極、14……第1透
明電極用引出し線、16……第2透明電極、18……第2透
明電極用引出し線、20……切欠き、22……共通電極、24
……細隙、26……共通電極用引出し線、28……上方偏光
板、30……上ガラス、32……スペーサー、34……液晶、
36……下ガラス、38……下方偏光板、40……透明絶縁
層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字又は図形等の所要形状をした第1透明
    電極と、前記第1透明電極の形状を刳り貫いた第2透明
    電極とを有し、これら第1透明電極及び第2透明電極
    と、共通電極との間に液晶を介在させる様に封入した液
    晶表示板において、前記共通電極を一定方向に細隙を有
    する格子構造とすると共に、第1透明電極用引出し線を
    直線状とし、且つ、前記共通電極の細隙の方向と一致さ
    せ、又、第2透明電極に前記第1透明電極用引出し線用
    の切欠きを設け、以て第1透明電極及び第1透明電極用
    引出し線と、第2透明電極とが接触しない構造としたこ
    とを特徴とする液晶表示板。
JP3846587U 1987-03-18 1987-03-18 液晶表示板 Expired - Lifetime JPH079137Y2 (ja)

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JPS63146829U JPS63146829U (ja) 1988-09-28
JPH079137Y2 true JPH079137Y2 (ja) 1995-03-06

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