JPH0790958B2 - 巻軸装置 - Google Patents

巻軸装置

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JPH0790958B2
JPH0790958B2 JP2199858A JP19985890A JPH0790958B2 JP H0790958 B2 JPH0790958 B2 JP H0790958B2 JP 2199858 A JP2199858 A JP 2199858A JP 19985890 A JP19985890 A JP 19985890A JP H0790958 B2 JPH0790958 B2 JP H0790958B2
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JP
Japan
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gripping
gripping means
housing
chuck mechanism
shaft body
Prior art date
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JP2199858A
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JPH0485247A (ja
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正 小原
勘司 森田
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Toray Engineering Co Ltd
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Toray Engineering Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明なスリッター等におけるボビン把持用の巻軸装置
に関するものである。
(従来技術) 一般に、合成樹脂フイルム、紙等のシート状物、あるい
は、合成繊維糸条、電線等の線状物の巻取操作に使用さ
れる巻軸装置は、チューブを把持するためのチヤック機
構と、該チヤック機構を駆動用軸体に所定のトルクでも
って回転力を伝達するためのクラッチ機構により構成さ
れている。
この様な巻軸装置としては、例えば、特公昭60−30621
号公報に記載されており、圧縮空気の導入孔を穿設した
軸に対して、外輪にフランジ部材によってフリクション
リングを嵌着したベアリングと、ディスタンスカラー
と、環状シリンダーブロックを軸心長手方向にこの順序
で複数ユニット分配列すると共に、該フリクションリン
グの外周面に傾斜面を有する切欠部を形成し、該切欠部
に傾斜面に係合するように形成された楔状の拡縮片を摺
動自在に装着し、かつ、リング状のコイルスプリングを
拡縮片の上面に形成された溝とフリクションリングの凹
部に装着せしめて拡縮片をフリクションリングに対して
弾発的に拘束している。また、環状シリンダーブロック
に形成された複数個のシリンダーには、ピストンを装着
している。そして、導入孔に圧縮空気を供給すると、ピ
ストンによってフリクションリングが軸心長手方向に移
動し、該リングの傾斜面に沿って拡縮片が夫々直径方向
に拡大してチューブの内周面を押圧して把持すると共
に、フリクションリングとピストンの接触面に作用する
摩擦力によって軸に回転力を伝達するようになってい
る。
(発明が解決しようとする課題) 上述のような軸に対して各部品を順次装着して複数の把
持部を形成するものでは、部品の一部が破損した場合に
破損部品に至る全ての部品を軸から取り出し、新しい部
品に交換し、次いで、取り出した部品を順次組み付けな
ければならず、作業が煩雑であると共に、各部品を単品
の状態で保管しなければならず、保管、管理が困難であ
る。
また、1本の軸に複数の把持部がある場合に特定位置の
把持部のチヤック機構を作動状態に、他の把持部のチヤ
ック機構を不作動状態にすることができないという問題
があった。
本発明は上述の課題を解決し、把持手段の保管、管理が
容易であると共に、組立、分解作業が容易に、かつ短時
間にできる巻軸装置を提供することを目的とするのであ
る。
(課題を解決するための手段) 上述の課題を解決するために本発明の巻軸装置はチュー
ブ把持用チヤック機構とクラッチ機構を筒体に組み付け
てユニットとしての把持手段を形成し、前記複数ユニッ
トの把持手段を軸体に装着せしめた構成にしてある。
また、特定位置の把持手段のチヤック機構を作動状態
に、他の把持手段のチヤック機構を不作動状態にできる
ように、チューブ把持用チヤック機構に不作動用部材を
装着可能な構成にしてある。
(作用) 本発明の巻軸装置はチューブ把持用チヤック機構とクラ
ッチ機構を筒体に組み付けてユニットとしての把持手段
を形成し、必要とする該ユニットを軸体に一体的に組み
付けた状態、あるいは把持手段をユニットの状態で保管
する。
また、複数ユニットの内把持操作のために使用しない把
持手段のチヤック機構に不作動部材を装着する。
(実施例) 本発明の巻軸装置の構成の1実施例を図面に基づいて説
明する。
1は機枠(図示せず)等に軸受によって回転自在に取り
付けられた軸体であり、圧縮空気導入用の孔1aが穿設し
てある。そして、該孔1aには、軸体1の周面に開口する
連通用の孔1bが所定の位置に穿設されており、該孔1aの
端部には栓2が螺着してある。また軸体1の端部にはロ
ータリージョイント(図示せず)が組み込まれ、軸体外
から該孔1aに圧縮空気が供給される。そして、軸体1
に、把持手段3を複数個嵌着し、ナット4によって締め
付け軸体1に固定してある。
該把持手段3は、筒体5にクラッチ機構6の外周部にチ
ヤック機構7が位置するように取り付けてある。該筒体
5は軸体1に嵌着する筒体5aと鍔部5bを有し、筒部5aの
内周には軸体1に形成された孔1bに連通する凹部5cを形
成すると共に孔5dを穿設し、その外周面に溝5eが形成す
ると共に、端部の外周に雄螺子5hが形成してある。ま
た、鍔部5bには環状の溝5fが形成してあり、凹部5cと溝
5fを連通する孔5gが穿設してあると共に、筒体5の両端
部にはOリング等のシール部材が装着できる切欠が形成
してある。該筒体5は、筒部5aと鍔部5bを螺着すること
により一体物として形成することもできる。8は筒体5
の筒部5aに嵌着したシリンダーブロックであり、円周方
向に4箇所孔8aが穿設してある。9は該シリンダーブロ
ック8に連設して嵌着したベアリングである。10は筒体
5の筒部5aの雄螺子5fに螺着された押え具であり、シリ
ンダーブロック8とベアリング9を筒体5に固定する。
11はシリンダーブロック8に穿設された孔8aに移動自在
に取り付けたピストンであり、圧縮空気の押圧力によっ
て軸心方向に移動する。該ピストン11にはシール用のO
リングが取り付けてある。12は筒体5の溝5fに移動自在
に取り付けたリングピストンであり、圧縮空気の押圧力
によって軸心長手方向に移動する。13はシリンダーブロ
ック8に移動自在に取り付けたベアリングであり、ベア
リング押え片14とリングピストン12によって押圧される
と軸心方向に移動する。該ベアリング押え片14とリング
ピストン12は一体物で形成することもできる。15はベア
リング9に取り付けた第1ハウジングであり、鍔部15a
が形成してある。16はベアリング13に取り付けた第2ハ
ウジングであり、第1ハウジング15の端部に第2ハウジ
ング16の端部が軸心長手方向に移動自在に嵌着してあ
る。該第2ハウジング16には傾斜面16aを有する切欠が
3箇所形成してあると共に、孔16bが3個所穿設してあ
る。17は第2ハウジング16の孔16bに内装したスプリン
グであり、第1ハウジング15と第2ハウジング16が軸心
長手方向に離反する方向に押圧している。18は第1ハウ
ジング15に穿設したピンであり、第2ハウジング16に穿
設された孔16cに係合して摺動自在に連結してある。19
は第1ハウジング15の鍔部15aと第2ハウジング16の傾
斜面16aを有する切欠部に装着した拡張ブロックであ
る。20は第1ハウジング15の鍔部15aに係合すると共
に、拡張ブロック19を覆うように取り付けた把持片であ
り、拡張ブロック19に螺子体(図示せず)等によって一
体的に固定してある。該把持片20の外周部に形成された
溝20aには弾性リング21が取り付けてあり軸心方向に拘
束している。該拡張ブロック19と把持片20は一体物で形
成することもできる。
上述の第2ハウジング16、拡張ブロック19、および、把
持片20には、同一位置に、少なくとも一箇所螺子孔Hが
穿設してあり、皿頭ボルト等の螺子体22が螺着できるよ
うになっている。該螺子孔Hに代えてピンが装着可能な
孔にすることもできる。
上述のシリンダーブロック8、ピストン11、第1ハウジ
ング15等によってクラッチ機構6を形成し、軸体1に圧
縮空気を供給すると、ピストン11が外径方向に移動して
ピストン11と第1ハウジング15の摩擦力により軸体1に
固着された筒体5と第1ハウジング15の間で回転力を伝
達するようになっている。また、リングピストン12、第
2ハウジング16、拡張ブロック19、および、把持片20等
によりチヤック機構7を形成し、軸体1に圧縮空気を供
給すると、リングピストン12が軸心長手方向に移動し、
傾斜面16aによって拡張ブロック19ともに把持片20が外
径方向に移動してチューブを把持する。
もし、チューブが装着されていなくても把持片20はその
両端に形成された段部で筒体5、および、押え具10の段
部と係合してそれ以上拡張しない。
上述の軸体1の孔1aには圧力調節弁、電磁切替弁等を有
する圧縮空気供給用管(図示せず)がロータリジョイン
ト等により連結してあり、制御装置からの信号、あるい
は、作業者の操作によって圧縮空気の供給停止を行なう
ようになっている。
上述の巻軸装置は、圧縮空気を同時にクラッチ機構6と
チヤック機構7に供給することによりクラッチ機構6の
ピストン11を直径方向に移動して軸体1に固着した筒体
5とチヤック機構7を連結する操作と、チヤック機構7
のリングピストン12を軸心長手方向に移動して把持体20
を押し出しチューブを把持する操作を同時に行なうこと
ができ、回転伝達力のバラツキをほとんどなくすことが
できる。
本発明の巻軸装置は、予め、把持手段3を1つのユニッ
トとして形成しておき、必要な個数の把持手段3を軸体
1に嵌着してナット4によって一体的に組み付ける。こ
の時、把持手段3は筒体5の鍔部5b同志、あるいは、他
方同志が当接するように組み合わせ、該当接部にOリン
グ等のシール部材を取り付ける。もし、把持手段3を形
成する部品が破損した場合は、把持手段3をユニット単
位で交換する。また、複数個の把持手段3の内把持操作
のために使用しないものがある場合には、チヤック機構
6に不作動用部材である螺子体22を螺着して第2ハウジ
ング16、把持片20が移動しないようにする。
上述の実施例においては軸体1に圧縮空気導入用孔1aを
穿設し、クラッチ機構とチヤック機構に圧縮空気を同時
に供給するようにしたが、クラッチ機構作動用の圧縮空
気導入用孔と、チヤック機構作動用の圧縮空気導入用孔
を別々に穿設して夫々単独に供給することもできる。
また、チヤック機構の不作用部材、拡縮部材の拡張規制
部材は、上述の実施例に限定されず、第2図における第
2ハウジング16の拡張ブロック16との係合溝をアリ状
溝、あるいは、T字状溝にしても同一の効果を得ること
ができる。
(発明の効果) 本発明の巻軸装置はチューブ把持用チヤック機構とクラ
ッチ機構を筒体に組み付けてユニットとしての把持手段
を形成し、前記複数ユニットの把持手段を軸体に装着せ
しめた構成にしているため、把持手段をユニットの状態
で保管することができ、保管場所が少なくなると共に管
理が容易になる。また、把持手段は必要とするユニット
数だけ軸体に嵌着してナットにより一体的に組み付けれ
ばよく、組立、分解作業が容易に、かつ短時間に行なう
ことができる。
また、特定位置の把持手段のチヤック機構を作動状態
に、他の把持手段のチヤック機構を不作動状態にできる
ように、チューブ把持用チヤック機構に不作動用部材を
装着可能な構成にしているため、複数の把持手段の内必
要な位置の把持手段のみ作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の巻軸装置の1実施例を示す概略断面図
である。 第2図は第1図におけるZ−Z矢視図である。 1:軸体、3:把持手段、 4:ナット、5:筒体、 6:クラッチ機構、7:チヤック機構、 8:シリンダーブロック、 9,13:ベアリング、10:押え具、 11:ピストン、12:リングピストン、 14:押え片、15:第1ハウジング、 16:第2ハウジング、17:スプリング、 18:ピン、19:拡張ブロック、 20:把持片、21:弾性リング、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チューブ把持用チヤック機構とクラッチ機
    構を筒体に組み付けてユニットとしての把持手段を形成
    し、前記複数ユニットの把持手段を軸体に装着せしめた
    ことを特徴とする巻軸装置。
  2. 【請求項2】チューブ把持用チヤック機構を有する筒体
    をクラッチ機構を介して軸体に装着せしめた装置におい
    て、チューブ把持用チヤック機構に不作動用部材を装着
    可能にせしめたことを特徴とする巻軸装置。
JP2199858A 1990-07-27 1990-07-27 巻軸装置 Expired - Lifetime JPH0790958B2 (ja)

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JPH0485247A JPH0485247A (ja) 1992-03-18
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