JPH06316355A - 巻軸装置 - Google Patents
巻軸装置Info
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- JPH06316355A JPH06316355A JP7794594A JP7794594A JPH06316355A JP H06316355 A JPH06316355 A JP H06316355A JP 7794594 A JP7794594 A JP 7794594A JP 7794594 A JP7794594 A JP 7794594A JP H06316355 A JPH06316355 A JP H06316355A
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Abstract
給用通路の加工作業が容易に行なえるようにすることで
ある。 【構成】 軸体1の周面に圧力流体供給用溝1eを軸心
長手方向に形成して軸体1の端部に穿設された導通孔5
a、5bに連通せしめ、各把持ユニット2に圧力流体を
供給するように構成してある。
Description
アルミ箔等のシート状物、あるいは、合成繊維糸条、電
線等の線状物の巻取操作に使用される巻軸装置に関する
ものである。
箔等のシート状物、あるいは、合成繊維糸条、電線等の
線状物の巻取操作に使用される巻軸装置は、コアを把持
するためのチャック部材と、該チャック部材をクラッチ
部材によって駆動用の軸体に摩擦力によって一体的に連
結せしめるように構成されている。
何れも部品形状が複雑でしかも部品点数が多く切削加工
が困難であると共に、組立作業、および、部品の交換作
業に多くの時間を必要とし、さらに、コア緊締用の把持
片が飛散するという問題点を有している。そこで、部品
形状を簡単にして組立作業、および、部品の交換作業を
容易にすると共に、コア緊締用の把持片が飛散しないよ
うに改良した巻軸装置を特願平2−199858号とし
て出願した。
部にチャック部材が位置するように組付けられた把持ユ
ニットを軸体に複数ユニット嵌込んでナットによって締
め付けて一体的にした構成になっており、該把持ユニッ
トは、シリンダーブロックと第1ベアリングが押え具に
よって鍔部を有する筒体に一体的に組付けられていると
共に、筒体の鍔部の側面部にはリング状の溝が形成さ
れ、リング状のピストンが軸心長手方向に移動可能に取
付けられている。上述のシリンダーブロックには第2ベ
アリングと押え片が軸心長手方向に移動可能に取付けら
れ、リング状のピストンによって第1ベアリング側に押
圧されるようになっている。
ングと第2ベアリングの間に位置する筒部には円周方向
に複数箇所の孔が穿設され、円柱状のピストンが直径方
向に移動可能に取付けられている。
に第1ハウジングが、第2ベアリングには周面を覆うよ
うに第2ハウジングが取付けられ、該第2ハウジングが
第1ハウジングを覆うように移動可能に嵌込まれてい
る。
有する切欠部が円周方向に複数箇所形成され、該傾斜面
に拡張ブロックの傾斜面が摺接するように取付けられて
いると共に、該拡張ブロックを覆うように把持片が取付
けられ、リング状のコイルバネによって外側から締付け
られていると共に、該把持片は筒体と押え具に形成され
た鍔部によって飛散しないようにその両端部のみが所定
の間隙を有する状態で覆われている。
体を各把持ユニットに供給するための導入用の孔が穿設
され、各把持ユニットの筒体の孔部と溝部、および、シ
リンダブロックの孔部に連通孔によって連通されてい
る。
ユニットの筒体の周面に穿設された孔に供給されると、
円柱状のピストンが外径方向に移動され、該ピストンと
第1ハウジングが摩擦力によって一体的に連結される。
該状態で軸体を回転させると、筒体、第1ハウジング、
第2ハウジング、および把持片が一体的に回転されるよ
うになっている。一方、筒体の鍔部に形成された溝部に
圧力流体が供給されると、リング状のピストンによって
押え片と共に第2ベアリングと第2ハウジングが第1ベ
アリング側に移動され、拡張ブロックと共に把持片が外
径方向に押し出されてコアの内周面を押圧して緊締す
る。
空気供給用の導入孔を長尺の軸体の略全長に対して穿設
することは非常に困難であるという点である。
めに本発明の巻軸装置は、軸体の周面に圧縮空気供給用
溝を軸心長手方向に形成して軸体の端部に穿設された導
通孔に連通せしめ、各把持ユニットに圧力流体を供給す
るように構成してある。
略正面図、図2は図1におけるI−I矢視図であって、
軸体1には端部に螺子1aが、他端部側に鍔部1bが形
成されており、複数個の把持ユニット2を鍔部1bに当
接するように嵌挿せしめた状態で螺子1aに螺着された
ナット3によって座金4と共に締付けて一体物として組
付けられている。該軸体1の外周面には軸心長手方向に
U字状の溝1eが形成され、鍔部1b側の軸部に穿設さ
れた圧縮空気導入用の孔1cと連通用の孔1dによって
連通されている。該U字状の溝1eはV字状の溝、ある
いは、図3に示すような軸体1の周面の一部1fを切除
した形状にすることもできる。これ等の溝は軸体の外周
面に螺旋状に形成することもできる。
れる筒体5の一端側に第1ベアリング6が、他端側にシ
リンダ7が一体的に取付けられており、第1ベアリング
6とシリンダ7の間に第2ベアリング8と押えリング9
が軸心長手方向に移動可能に嵌込まれている。そして、
筒体5には第1ベアリング6と第2ベアリング8の間の
円周方向位置に複数箇所の孔5aが穿設されており、円
柱状のピストン10が直径方向に移動自在に挿入されて
いる。また、第1ベアリング6には周面を覆うように外
筒11が、第2ベアリング8には周面を覆うように中筒
12が夫々取付けられ、中筒12が外筒11に軸心長手
方向に移動自在に嵌込まれている。
側面部にはリング状の溝7aが形成されており、リング
状のピストン14が軸心長手方向に移動自在に嵌込まれ
ている。
箇所略楕円形の孔11aが穿設され、図4に示すような
段部13aと傾斜面13bと溝13cを有する把持片1
3が直径方向に移動自在に嵌込まれており、外筒11の
周面に形成された溝11bに把持片13を覆うようにリ
ング状のコイルバネ、あるいは、ゴムリング等の弾性リ
ング15が取付けられている。該把持片13の個数はコ
アの直径寸法によって適宜設定する。
すように側部の角部に形成するか、あるいは、図5に示
すように側部の全周部に形成することもできる。また、
中筒12には外筒11の孔11aに対応する位置に把持
片13の傾斜面13bに摺接する傾斜面12aが形成さ
れていると共に、第2ベアリング8とは反対側の側面部
には円周方向に3箇所各傾斜面12aの間に位置するよ
うに所定深さの孔12bが穿設され、コイルバネ16が
内装されている。そのため、中筒12は図1において常
時右側に押圧される。
ダ7、第2ベアリング8、外筒11、中筒12、把持片
13等によってチャック部材17を、筒体5、ピストン
10によってクラッチ部材を形成するようになってい
る。
合面には圧力流体が洩れないように合成ゴム製のOリン
グが取付けられており、軸体1の孔1cには、圧縮空
気、圧力油等の圧力流体を供給するための圧力調節弁、
電磁切替弁等を有する圧力流体供給用管(図示せず)が
連結されている。
用管(図示せず)から圧力流体を供給すると、該軸体1
に穿設された孔1c、1d、U字状の溝1eと筒体5に
穿設された孔5aを通って円柱状のピストン10の底面
に流体圧が作用して該ピストン10が直径方向に移動し
てピストン10の頭部と外筒11の内周面が摩擦力によ
って一体的に連結され、軸体1が回転すると外筒11に
回転力が伝達される。
に穿設された孔5b、および、シリンダ7に穿設された
孔7bを通って溝7aに圧力流体が供給されると、リン
グ状のピストン14が移動して押えリング9と共に第2
ベアリング8と中筒12が第1ベアリング6側に押圧さ
れ、中筒12に形成された傾斜面12aによって把持片
13が直径方向に押出されてコアの内周面を押圧して緊
締するようになっている。
て圧力流体の供給を停止して放出状態にすると、ピスト
ン10、14に対する押圧力が無くなるため、ピストン
10と外筒11の連結が解除されると共に、コイルバネ
16によって中筒12と第2ベアリング8が第1ベアリ
ング6から離反する方向に移動され、把持片13が弾性
リング15によって軸心方向に縮小されてコアの把持を
解除する。
ク部材のシリンダ7を隣接する筒体5の間、および、軸
体1の鍔部1bと筒体5の間に位置するよう軸体1に嵌
込んでナット3によって締付ける構成にすることもでき
る。
円柱状のピストン10が中筒12の内周面を押圧する構
成にすることもできる。
流体供給用溝を軸心長手方向に形成して軸体の端部に穿
設された導通孔に連通せしめ、各把持ユニットに圧力流
体を供給するように構成すると、軸体に長尺の圧力流体
供給用孔を穿設する場合に比較してその加工が非常に容
易に、かつ、短時間に行なうことができる。
である。
図である。
示す概略図である。
面図である。
面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 コア把持用のチャック部材と、前記チャ
ック部材を軸体に連結するクラッチ部材を一つの把持ユ
ニットとして形成し、複数個の把持ユニットを軸体に装
着せしめた装置において、前記軸体の周面に圧力流体供
給用溝を軸心長手方向に形成して軸体の端部に穿設され
た導通孔に連通せしめ、各把持ユニットに圧力流体を供
給するように構成したことを特徴とする巻軸装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7794594A JPH0818730B2 (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | 巻軸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7794594A JPH0818730B2 (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | 巻軸装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4081580A Division JPH072546B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 巻軸装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06316355A true JPH06316355A (ja) | 1994-11-15 |
JPH0818730B2 JPH0818730B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=13648185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7794594A Expired - Fee Related JPH0818730B2 (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | 巻軸装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0818730B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08282881A (ja) * | 1995-04-13 | 1996-10-29 | Masaji Miyamoto | フイルム等の巻取り装置 |
EP0771751A3 (en) * | 1995-10-31 | 1997-12-03 | Nishimura Seisakusho Co. Ltd. | Winding apparatus |
JP2003182890A (ja) * | 2001-10-10 | 2003-07-03 | Yoshizo Takani | クランプ機構及びこのクランプ機構を利用する巻取軸 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102674049A (zh) * | 2012-03-02 | 2012-09-19 | 安徽省金正塑业有限公司 | 塑料薄膜收卷架的收卷辊 |
-
1994
- 1994-03-23 JP JP7794594A patent/JPH0818730B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08282881A (ja) * | 1995-04-13 | 1996-10-29 | Masaji Miyamoto | フイルム等の巻取り装置 |
EP0771751A3 (en) * | 1995-10-31 | 1997-12-03 | Nishimura Seisakusho Co. Ltd. | Winding apparatus |
US5863011A (en) * | 1995-10-31 | 1999-01-26 | Nishimura Seisakusho Co., Ltd. | Core securing device in web winding apparatus |
JP2003182890A (ja) * | 2001-10-10 | 2003-07-03 | Yoshizo Takani | クランプ機構及びこのクランプ機構を利用する巻取軸 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0818730B2 (ja) | 1996-02-28 |
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