JPH079088B2 - 大口径地盤改良工法 - Google Patents
大口径地盤改良工法Info
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- JPH079088B2 JPH079088B2 JP1016320A JP1632089A JPH079088B2 JP H079088 B2 JPH079088 B2 JP H079088B2 JP 1016320 A JP1016320 A JP 1016320A JP 1632089 A JP1632089 A JP 1632089A JP H079088 B2 JPH079088 B2 JP H079088B2
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- ground
- ground improvement
- improvement material
- pipe
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D3/00—Improving or preserving soil or rock, e.g. preserving permafrost soil
- E02D3/12—Consolidating by placing solidifying or pore-filling substances in the soil
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Soil Sciences (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Agronomy & Crop Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、地盤改良工法に関するものであり、さらに詳
しくは超高圧噴流方式によりセメントミルク等の地盤改
良材を注入して大口径地盤を改良する工法に関するもの
である。
しくは超高圧噴流方式によりセメントミルク等の地盤改
良材を注入して大口径地盤を改良する工法に関するもの
である。
[従来の技術] 地盤改良工法はすでに公知であり、その代表的なものと
してジェット・グラウト(Jet・Grout)工法とケミカル
・チャーニング・パイル(Chemical・Churning・Pile)
工法とがある。
してジェット・グラウト(Jet・Grout)工法とケミカル
・チャーニング・パイル(Chemical・Churning・Pile)
工法とがある。
ジェットグラフト工法は、超高圧噴流水とそれを取り囲
むエアーとにより地盤を切削し、その空隙に地盤改良材
を注入充填する工法であり、この工法によれば噴流水の
到達距離がのび、広い範囲にわたって地盤切削を行え得
る利点があるが、エアーのリフト作用により切削スライ
ムが地上に噴き上げる(これは地盤の切削効率をよくす
る利点がある。)ため、地上に噴き上げられた切削スラ
イムの処置の問題を生じ、また地盤改良材としてセメン
トミルクを用いる場合にはエアーのリフト作用によりそ
の一部が地上に噴き上げ、セメントのアルカリ性により
二次公害を生じるなどの問題点がある。
むエアーとにより地盤を切削し、その空隙に地盤改良材
を注入充填する工法であり、この工法によれば噴流水の
到達距離がのび、広い範囲にわたって地盤切削を行え得
る利点があるが、エアーのリフト作用により切削スライ
ムが地上に噴き上げる(これは地盤の切削効率をよくす
る利点がある。)ため、地上に噴き上げられた切削スラ
イムの処置の問題を生じ、また地盤改良材としてセメン
トミルクを用いる場合にはエアーのリフト作用によりそ
の一部が地上に噴き上げ、セメントのアルカリ性により
二次公害を生じるなどの問題点がある。
また、ケミカル・チャーニング・パイル工法は、地盤改
良材を地盤中に高圧で噴射してその破壊力で地盤を切削
し、地盤中に地盤改良材の固結体を造成する工法であ
り、エアーを用いていないためエアーのリフト作用によ
り切削スライムが地上に噴き上げないので、切削スライ
ムの処置などの問題は生じないが、地盤改良材の到達距
離がのびず、広い範囲にわたって地盤切削できない欠点
がある。そこで本出願人は、特公昭57−38728号公報に
おいて、高圧で噴射されるセメントミルクあるいはセメ
ントバチルスなどの地盤改良材をそれよりも低い圧力で
噴射される液体、通常水で取り囲むことにより地盤改良
材と土砂との摩擦抵抗を小さくし、これにより地盤改良
材の到達距離を増大させるようにした地盤改良工法を提
供した。
良材を地盤中に高圧で噴射してその破壊力で地盤を切削
し、地盤中に地盤改良材の固結体を造成する工法であ
り、エアーを用いていないためエアーのリフト作用によ
り切削スライムが地上に噴き上げないので、切削スライ
ムの処置などの問題は生じないが、地盤改良材の到達距
離がのびず、広い範囲にわたって地盤切削できない欠点
がある。そこで本出願人は、特公昭57−38728号公報に
おいて、高圧で噴射されるセメントミルクあるいはセメ
ントバチルスなどの地盤改良材をそれよりも低い圧力で
噴射される液体、通常水で取り囲むことにより地盤改良
材と土砂との摩擦抵抗を小さくし、これにより地盤改良
材の到達距離を増大させるようにした地盤改良工法を提
供した。
[発明が解決しようとする課題] 前記提案自体は有効なものであるが、しかし、地盤の改
良に際し、切削のための地盤改良材噴射量だけでは、大
口径の改良固結体の必要注入量に不足する。
良に際し、切削のための地盤改良材噴射量だけでは、大
口径の改良固結体の必要注入量に不足する。
他方、切削スライムは、使用後直ちに投棄しており、投
棄費用を要する。
棄費用を要する。
一般に地盤改良のために地盤改良材と地盤中に注入する
技術は種々知られており、例えば特開昭58−62212号公
報、特開昭62−72810号公報、特公昭51−4003号公報等
に開示されている。しかしながら、これらの公知技術は
いずれも切削スライムの処理に関する技術ではない。
技術は種々知られており、例えば特開昭58−62212号公
報、特開昭62−72810号公報、特公昭51−4003号公報等
に開示されている。しかしながら、これらの公知技術は
いずれも切削スライムの処理に関する技術ではない。
本発明は、切削スライムを添加注入材に再利用して資源
の有効活用を図ると共に、大口径の良質な改良固結体が
得られる大口径地盤改良工法を提供することを目的とし
ている。
の有効活用を図ると共に、大口径の良質な改良固結体が
得られる大口径地盤改良工法を提供することを目的とし
ている。
[課題を解決するための手段] 本発明の大口径地盤改良工法によれば、先端に横方向を
向いている第1のノズルとその第1のノズルを取囲む第
2のノズルとを有する二重管をあらかじめ地盤中に削孔
した孔に挿入し、その二重管の一方の管を介して第1の
ノズルから高圧で地盤改良材を噴射させ、二重管の他方
の管を介して前記の地盤改良材の圧力よりも低い圧力で
切削スライムを再生した再生スラリーを噴射させ、二重
管を回転させながら二重管を上方に引き上げ、地盤改良
材を再生スラリーで取り囲んで噴射させることにより地
盤改良材と土砂との摩擦抵抗を小さくし、かつ地盤改良
材の噴射による到達距離を増大させ、もってアブレイシ
ブ効果を得るようになっている。
向いている第1のノズルとその第1のノズルを取囲む第
2のノズルとを有する二重管をあらかじめ地盤中に削孔
した孔に挿入し、その二重管の一方の管を介して第1の
ノズルから高圧で地盤改良材を噴射させ、二重管の他方
の管を介して前記の地盤改良材の圧力よりも低い圧力で
切削スライムを再生した再生スラリーを噴射させ、二重
管を回転させながら二重管を上方に引き上げ、地盤改良
材を再生スラリーで取り囲んで噴射させることにより地
盤改良材と土砂との摩擦抵抗を小さくし、かつ地盤改良
材の噴射による到達距離を増大させ、もってアブレイシ
ブ効果を得るようになっている。
また、本発明の大口径地盤改良工法によれば、先端に横
方向を向いた第1のノズルとその第1のノズルに近接し
て設けた第2のノズルとを有する二重管をあらかじめ地
盤中に削孔した孔に挿入し、二重管の一方の管を介して
第1のノズルから高圧で地盤改良材を噴射させ、二重管
の他方の管を介して第2のノズルから前記の地盤改良材
の圧力よりも低い圧力で切削スライムを再生した再生ス
ラリーを噴射させ、二重管を回転させながら二重管を地
中から引き上げ、前記の地盤改良材に沿って再生スラリ
ーを噴射させ、もって地盤改良材と土砂との摩擦抵抗を
小さくして地盤改良材の到達距離を増大させ、かつアブ
レッシブ効果を得るようになっている。
方向を向いた第1のノズルとその第1のノズルに近接し
て設けた第2のノズルとを有する二重管をあらかじめ地
盤中に削孔した孔に挿入し、二重管の一方の管を介して
第1のノズルから高圧で地盤改良材を噴射させ、二重管
の他方の管を介して第2のノズルから前記の地盤改良材
の圧力よりも低い圧力で切削スライムを再生した再生ス
ラリーを噴射させ、二重管を回転させながら二重管を地
中から引き上げ、前記の地盤改良材に沿って再生スラリ
ーを噴射させ、もって地盤改良材と土砂との摩擦抵抗を
小さくして地盤改良材の到達距離を増大させ、かつアブ
レッシブ効果を得るようになっている。
さらに本発明の大口径地盤改良工法によれば、先端に横
方向を向いた第1および第2のノズルとそれらの第1お
よび第2のノズルを取り囲む第3のノズルを有する三重
管をあらかじめ地盤中に削孔した孔に挿入し、三重管内
部の第1の管を介して第1のノズルから高圧で地盤改良
材を噴射し、三重管内部の第2の管を介して第2のノズ
ルから前記の地盤改良材の圧力よりも低い圧力で切削ス
ライムを再生した再生スラリーを噴射し、三重管内部の
第3の管を介して第3のノズルから気体を噴射し、三重
管を回転させながら三重管を地中から引き上げ、高圧で
噴射された地盤改良材およびそれよりも低い圧力で噴射
された再生スラリーを気体で取り囲むようになってい
る。この場合、第2のノズルは第1のノズルを取り囲む
ように設けても良く、あるいは第1のノズルに近接して
設けても良い。
方向を向いた第1および第2のノズルとそれらの第1お
よび第2のノズルを取り囲む第3のノズルを有する三重
管をあらかじめ地盤中に削孔した孔に挿入し、三重管内
部の第1の管を介して第1のノズルから高圧で地盤改良
材を噴射し、三重管内部の第2の管を介して第2のノズ
ルから前記の地盤改良材の圧力よりも低い圧力で切削ス
ライムを再生した再生スラリーを噴射し、三重管内部の
第3の管を介して第3のノズルから気体を噴射し、三重
管を回転させながら三重管を地中から引き上げ、高圧で
噴射された地盤改良材およびそれよりも低い圧力で噴射
された再生スラリーを気体で取り囲むようになってい
る。この場合、第2のノズルは第1のノズルを取り囲む
ように設けても良く、あるいは第1のノズルに近接して
設けても良い。
本発明の実施に際して、上記再生スラリーは、切削スラ
イムの再生時に際し、砂分を残すのが好ましい。
イムの再生時に際し、砂分を残すのが好ましい。
[作用] 上記のように構成された大口径地盤改良工法において
は、地盤改良材噴流と再生スラリー噴流との境部での速
度差から地盤改良材の噴射軸上動圧が減少し、なだらか
な噴流動圧分布となる。これにより、噴流の持つ切削巾
が拡がり、かつ、地盤切削に必要以上な噴流動圧が作用
しないため、更に、再生スラリーで地盤改良材を増量し
て切削注入必要量が確保され、均質な大口径の改良固結
体が得られる。
は、地盤改良材噴流と再生スラリー噴流との境部での速
度差から地盤改良材の噴射軸上動圧が減少し、なだらか
な噴流動圧分布となる。これにより、噴流の持つ切削巾
が拡がり、かつ、地盤切削に必要以上な噴流動圧が作用
しないため、更に、再生スラリーで地盤改良材を増量し
て切削注入必要量が確保され、均質な大口径の改良固結
体が得られる。
また、砂分を分離しない再生スラリーと地盤改良材とは
先端部分で混合してアブレッシブ効果を発揮し、切削効
果を向上して大口径改良固結体の形成に寄与する。
先端部分で混合してアブレッシブ効果を発揮し、切削効
果を向上して大口径改良固結体の形成に寄与する。
さらに、地盤改良材と再生スラリーを例えば圧縮空気の
ような気体で取り囲んで噴出すれば、地盤改良材と土砂
との摩擦抵抗がさらに小さくなり、地盤改良材の到達距
離がより増大する。そして、地盤改良材と再生スラリー
によるアブレシッブ効果がより効率良く発揮される。
ような気体で取り囲んで噴出すれば、地盤改良材と土砂
との摩擦抵抗がさらに小さくなり、地盤改良材の到達距
離がより増大する。そして、地盤改良材と再生スラリー
によるアブレシッブ効果がより効率良く発揮される。
[実施例] 以下、図面を参照し本発明の工法を実施した一実施例を
説明する。
説明する。
第1図は本発明の工法を実施した概要を示し、作業機1
を地盤Aにあかじめ削孔した孔Bに隣接して設置し、管
(二重管)2を孔Bに挿入し、その管2の先端に設けた
ノズル(二重ノズル)3から管2を経て供給されるセメ
ントミルクあるいはセメントバチルスなどの地盤改良材
とそれを取り囲む切削スラリーを再生し、再生時に砂分
を残した再生スラリーを管2の軸線方向と直角な方向に
噴射して地盤Aを切削し、管2を作業機1によって回転
させながら引き上げることによって地盤中に円筒状の地
盤の改良の固結体Cを造成する。
を地盤Aにあかじめ削孔した孔Bに隣接して設置し、管
(二重管)2を孔Bに挿入し、その管2の先端に設けた
ノズル(二重ノズル)3から管2を経て供給されるセメ
ントミルクあるいはセメントバチルスなどの地盤改良材
とそれを取り囲む切削スラリーを再生し、再生時に砂分
を残した再生スラリーを管2の軸線方向と直角な方向に
噴射して地盤Aを切削し、管2を作業機1によって回転
させながら引き上げることによって地盤中に円筒状の地
盤の改良の固結体Cを造成する。
第2図は管2のノズル3部分の概要を示し、管2は二重
管として構成されており、内側の管は2aで外側の管は2b
で示されている。内側の管2aの先端には第1のノズル
(高圧用ノズル)3aが設けられていて、この第1のノズ
ル3aから地盤改良材Dの噴流が高圧、通常300〜400kg/c
m2で噴射される。また外側の管2bの先端には第1のノズ
ル3aを取り囲んで第2のノズル(低圧用ノズル)3bが設
けられていて、この第2のノズル3bから高圧で噴射され
た地盤改良材Dを取り囲むようにして地盤改良材Dより
低い圧力、通常10〜30kg/cm2で再生スラリー噴流Eが噴
射される。
管として構成されており、内側の管は2aで外側の管は2b
で示されている。内側の管2aの先端には第1のノズル
(高圧用ノズル)3aが設けられていて、この第1のノズ
ル3aから地盤改良材Dの噴流が高圧、通常300〜400kg/c
m2で噴射される。また外側の管2bの先端には第1のノズ
ル3aを取り囲んで第2のノズル(低圧用ノズル)3bが設
けられていて、この第2のノズル3bから高圧で噴射され
た地盤改良材Dを取り囲むようにして地盤改良材Dより
低い圧力、通常10〜30kg/cm2で再生スラリー噴流Eが噴
射される。
第3図はノズル3の詳細を示し、円筒状ボディー10内に
はインジェクター11が螺着されており、また円筒状ボデ
ィー10の先端にはノンコアービット12が螺着されてい
る。インジェクター11には第1のノズル13(第2図では
ノズル3aとして示されている。)がまた円筒状ボディー
10には第1のノズル13を取り囲むようにして第2のノズ
ル14(第2図ではノズル3bとして示されている。)が螺
着されている。円筒状ボディー10には図示されていない
二重管が螺着され、二重管の内側管(第2図で2aとして
示されている管)はOリング15で気密を保持されてイン
ジェクター11(その通路を11aで示す。)に連結され、
また二重管の外側管(第2図で2bとして示されている
管)は円筒状ボディー10の内周壁とインジェクター11の
外周壁とで形成される通路10aに連結される。したがっ
て、二重管の内側管2aを経て供給されるセメントミルク
あるいはセメントバチルスなどの地盤改良材Dは高圧で
もって第1のノズル13から噴射され、また二重管の外側
管2bを経て供給される再生スラリー噴流Eは地盤改良材
Dを取り囲むようにして高圧の地盤改良材Dよりは低い
圧力でもって第2のノズル14から噴射される。その際、
前述のようにこれら各ノズル13、14は第1図に示す作業
機1により二重管を回転することにより回転され同時に
引き上げられる。
はインジェクター11が螺着されており、また円筒状ボデ
ィー10の先端にはノンコアービット12が螺着されてい
る。インジェクター11には第1のノズル13(第2図では
ノズル3aとして示されている。)がまた円筒状ボディー
10には第1のノズル13を取り囲むようにして第2のノズ
ル14(第2図ではノズル3bとして示されている。)が螺
着されている。円筒状ボディー10には図示されていない
二重管が螺着され、二重管の内側管(第2図で2aとして
示されている管)はOリング15で気密を保持されてイン
ジェクター11(その通路を11aで示す。)に連結され、
また二重管の外側管(第2図で2bとして示されている
管)は円筒状ボディー10の内周壁とインジェクター11の
外周壁とで形成される通路10aに連結される。したがっ
て、二重管の内側管2aを経て供給されるセメントミルク
あるいはセメントバチルスなどの地盤改良材Dは高圧で
もって第1のノズル13から噴射され、また二重管の外側
管2bを経て供給される再生スラリー噴流Eは地盤改良材
Dを取り囲むようにして高圧の地盤改良材Dよりは低い
圧力でもって第2のノズル14から噴射される。その際、
前述のようにこれら各ノズル13、14は第1図に示す作業
機1により二重管を回転することにより回転され同時に
引き上げられる。
本発明の実施に際しては、まず第1図に示すように孔B
を地盤Aの所定の位置に公知の方法で削孔し、次いで作
業機1によりその孔B内に先端にノズル3を取り付けた
管2を挿入する。ノズル3の先端には前述のようにビッ
ト12(第3図)が取り付けられているので、土砂がくず
れても管2を回転させることによって容易に孔Bの下端
まで管2を挿入することができる。
を地盤Aの所定の位置に公知の方法で削孔し、次いで作
業機1によりその孔B内に先端にノズル3を取り付けた
管2を挿入する。ノズル3の先端には前述のようにビッ
ト12(第3図)が取り付けられているので、土砂がくず
れても管2を回転させることによって容易に孔Bの下端
まで管2を挿入することができる。
次いで第2図に示すように、管2の内側管2aを経て第1
のノズル3a(第3図ではノズル13として示されてい
る。)から高圧でセメントミルクあるいはセメントバチ
ルスなどの地盤改良材Dの噴流を噴射させ、また管2の
外側管2bを経て第2のノズル3b(第3図ではノズル14と
して示されている。)から高圧の地盤改良材Dより低い
圧力でもって再生スラリー噴流Eを噴射させ、作業機1
によって管2を回転させることにより各ノズル3a、3bを
回転させつつ引き上げる。これにより地盤Aは切削され
るとともに、セメントミルクあるいはセメントバチルス
などの地盤改良材及び再生スラリーが注入されて大口径
円柱状の地盤の改良固結体Cが造成される。
のノズル3a(第3図ではノズル13として示されてい
る。)から高圧でセメントミルクあるいはセメントバチ
ルスなどの地盤改良材Dの噴流を噴射させ、また管2の
外側管2bを経て第2のノズル3b(第3図ではノズル14と
して示されている。)から高圧の地盤改良材Dより低い
圧力でもって再生スラリー噴流Eを噴射させ、作業機1
によって管2を回転させることにより各ノズル3a、3bを
回転させつつ引き上げる。これにより地盤Aは切削され
るとともに、セメントミルクあるいはセメントバチルス
などの地盤改良材及び再生スラリーが注入されて大口径
円柱状の地盤の改良固結体Cが造成される。
この際、本発明の工法によれば、高圧の地盤改良材Dの
噴流が低圧の再生スラリー噴流Eに取り囲まれて噴射さ
れるので、地盤改良材と土砂との摩擦抵抗が小さくな
り、地盤改良材Dの噴流の到達距離が大巾に増大して広
い範囲にわたって地盤改良が行われる。
噴流が低圧の再生スラリー噴流Eに取り囲まれて噴射さ
れるので、地盤改良材と土砂との摩擦抵抗が小さくな
り、地盤改良材Dの噴流の到達距離が大巾に増大して広
い範囲にわたって地盤改良が行われる。
また、地盤改良材Dの噴流と再生スラリー噴流Eとの境
部での速度差から、地盤改良材の噴流Dの噴流の噴流軸
上動圧が減少し、第4図に示すように地盤改良材Dに比
べて両噴流D+Eのようになだらかな動圧分布となる。
これにより、噴流の持つ切削巾がWからW1に広がり、か
つ、地盤切削に必要以上の噴流動圧が作用しないため、
均質な改良固結体が形成される。
部での速度差から、地盤改良材の噴流Dの噴流の噴流軸
上動圧が減少し、第4図に示すように地盤改良材Dに比
べて両噴流D+Eのようになだらかな動圧分布となる。
これにより、噴流の持つ切削巾がWからW1に広がり、か
つ、地盤切削に必要以上の噴流動圧が作用しないため、
均質な改良固結体が形成される。
また、地盤改良材Dの噴流と砂を含む再生スラリー噴流
Eとは、先端部分で混合し、砂によりアブレイッシブ効
果で切削能力を増大し、大口径の改良固結体の形成に寄
与する。
Eとは、先端部分で混合し、砂によりアブレイッシブ効
果で切削能力を増大し、大口径の改良固結体の形成に寄
与する。
第5図は、本発明の工法を実施した別の実施例を示し、
インジェクター11と円筒状ボディー10とにノズルボディ
ー15を螺着し、そのノズルボディー15に第1のノズル16
と、この第1のノズル16の上部に近接して第2のノズル
17とを設け、第1のノズル16から高圧の地盤改良材噴流
を噴射し、第2のノズル17から低圧の再生スラリー噴流
E1を噴流Dの上面に沿わせて噴射するようにした例であ
る。この実施例でも、前記実施例と略同様な作用効果が
ある。
インジェクター11と円筒状ボディー10とにノズルボディ
ー15を螺着し、そのノズルボディー15に第1のノズル16
と、この第1のノズル16の上部に近接して第2のノズル
17とを設け、第1のノズル16から高圧の地盤改良材噴流
を噴射し、第2のノズル17から低圧の再生スラリー噴流
E1を噴流Dの上面に沿わせて噴射するようにした例であ
る。この実施例でも、前記実施例と略同様な作用効果が
ある。
第6図は本発明の工法におけるさらに別の実施例に用い
られる部材を示している。図示しない三重管に連結され
る円筒形ボディー20はその内部に第1の管22、第2の管
24、第3の管26を有しており、第1の管22は第1のノズ
ル28に連通し、第2の管24は第2のノズル30に連通し、
第3の管26は第3のノズル32に連通している。そして、
第3のノズル32は第1および第2のノズル28、30を取り
囲むように設けられている。
られる部材を示している。図示しない三重管に連結され
る円筒形ボディー20はその内部に第1の管22、第2の管
24、第3の管26を有しており、第1の管22は第1のノズ
ル28に連通し、第2の管24は第2のノズル30に連通し、
第3の管26は第3のノズル32に連通している。そして、
第3のノズル32は第1および第2のノズル28、30を取り
囲むように設けられている。
第1の管22内には地盤改良材が流れ、第2の管24内には
再生スラリーが流れ、第3の管26内には気体(例えば圧
縮空気)が流れる。そして、第1のノズル28からは高圧
の地盤改良材が噴出し、第2のノズル30から地盤改良材
の噴流を取り囲むようにそれよりも低圧の再生スラリー
が噴出し、第3のノズル32からは地盤改良材噴流および
再生スラリーの噴流を取り囲むように圧縮空気が噴出す
るのである。
再生スラリーが流れ、第3の管26内には気体(例えば圧
縮空気)が流れる。そして、第1のノズル28からは高圧
の地盤改良材が噴出し、第2のノズル30から地盤改良材
の噴流を取り囲むようにそれよりも低圧の再生スラリー
が噴出し、第3のノズル32からは地盤改良材噴流および
再生スラリーの噴流を取り囲むように圧縮空気が噴出す
るのである。
第7図ないし第10図は本発明の工法におけるその他の実
施例を示しており、この実施例は第1および第2のノズ
ルを2個ずつ設けたものである。
施例を示しており、この実施例は第1および第2のノズ
ルを2個ずつ設けたものである。
第7図ないし第9図において円筒形ボディー40には、2
つずつ第1のノズル42A、42Bと第2のノズル44A、44Bが
設けられている。第1のノズル42A、42Bは、それぞれ地
盤改良材用の第1の管46A、46Bと連通している。そし
て、第2のノズル44A、44Bは室47を介して再生スラリー
用の第2の管48に連通している。
つずつ第1のノズル42A、42Bと第2のノズル44A、44Bが
設けられている。第1のノズル42A、42Bは、それぞれ地
盤改良材用の第1の管46A、46Bと連通している。そし
て、第2のノズル44A、44Bは室47を介して再生スラリー
用の第2の管48に連通している。
第1の管46A、46Bを流れる地盤改良材は第1のノズル42
A、42Bよりそれぞれ噴出する。一方、再生スラリーは第
2の管48、室47を介して第2のノズル44A、44Bから、地
盤改良材の2つの噴流をそれぞれ取り囲むように且つそ
れよりも低い圧力で噴出されるのである。
A、42Bよりそれぞれ噴出する。一方、再生スラリーは第
2の管48、室47を介して第2のノズル44A、44Bから、地
盤改良材の2つの噴流をそれぞれ取り囲むように且つそ
れよりも低い圧力で噴出されるのである。
[発明の効果] 本発明は、以上説明したように構成されているので、切
削スライムを再生利用して切削地盤改良材の必要注入量
を確保し、噴流動圧分布をなだらかにすると共に、アブ
レッシブ効果を発揮して大口径の均質な改良固結体を形
成し、地盤を改良することができる。
削スライムを再生利用して切削地盤改良材の必要注入量
を確保し、噴流動圧分布をなだらかにすると共に、アブ
レッシブ効果を発揮して大口径の均質な改良固結体を形
成し、地盤を改良することができる。
このように本発明では、切削スライムが再生利用できる
ので、従来処理上問題となった公害も発生せず、しかも
切削効率を高めることができる。
ので、従来処理上問題となった公害も発生せず、しかも
切削効率を高めることができる。
第1図は本発明の工法によって地盤中に地盤改良層を造
成する態様を示す図面、第2図はノズルから噴射される
噴流の状態を示すノズル部分の側断面図、第3図は本発
明の工法に用いられるノズルの一例の詳細を示す側断面
図、第4図は本発明の効果を説明する切削巾〜動圧線
図、第5図は本発明の工法の別の実施態様に用いられる
ノズルの一例の詳細を示す側断面図、第6図は本発明の
さらに別の実施例を示す縦断面図、第7図は本発明のそ
の他の実施例を示す縦断面図、第8図は第7図とは別の
断面を示す縦断面図、第9図は第7図のA−A線におけ
る横断面図、第10図は第7図のB−B線における横断面
図である。 A……地盤、B……孔、C……改良固結体、D……高圧
で噴射された地盤改良材噴流、E、E1……低圧で噴射さ
れた再生スラリー噴流、1……作業機、2……二重管、
2a……二重管の内側管、2b……二重管の外側管、3a、16
……第1のノズル、3b、17……第2のノズル
成する態様を示す図面、第2図はノズルから噴射される
噴流の状態を示すノズル部分の側断面図、第3図は本発
明の工法に用いられるノズルの一例の詳細を示す側断面
図、第4図は本発明の効果を説明する切削巾〜動圧線
図、第5図は本発明の工法の別の実施態様に用いられる
ノズルの一例の詳細を示す側断面図、第6図は本発明の
さらに別の実施例を示す縦断面図、第7図は本発明のそ
の他の実施例を示す縦断面図、第8図は第7図とは別の
断面を示す縦断面図、第9図は第7図のA−A線におけ
る横断面図、第10図は第7図のB−B線における横断面
図である。 A……地盤、B……孔、C……改良固結体、D……高圧
で噴射された地盤改良材噴流、E、E1……低圧で噴射さ
れた再生スラリー噴流、1……作業機、2……二重管、
2a……二重管の内側管、2b……二重管の外側管、3a、16
……第1のノズル、3b、17……第2のノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保 弘明 東京都港区元赤坂1丁目6番4号 ケミカ ルグラウト株式会社内 (72)発明者 神保 俊次 東京都港区元赤坂1丁目6番4号 ケミカ ルグラウト株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−62212(JP,A) 特開 昭62−72810(JP,A) 特公 昭51−4003(JP,B2)
Claims (3)
- 【請求項1】先端に横方向を向いている第1のノズルと
その第1のノズルを取囲む第2のノズルとを有する二重
管をあらかじめ地盤中に削孔した孔に挿入し、その二重
管の一方の管を介して第1のノズルから高圧で地盤改良
材を噴射させ、二重管の他方の管を介して前記の地盤改
良材の圧力よりも低い圧力で切削スライムを再生した再
生スラリーを噴射させ、二重管を回転させながら二重管
を上方に引き上げ、地盤改良材を再生スラリーで取り囲
んで噴射させることにより地盤改良材と土砂との摩擦抵
抗を小さくし、かつ地盤改良材の噴射による到達距離を
増大させ、もってアブレイシブ効果を得ることを特徴と
する大口径地盤改良工法。 - 【請求項2】先端に横方向を向いた第1のノズルとその
第1のノズルに近接して設けた第2のノズルとを有する
二重管をあらかじめ地盤中に削孔した孔に挿入し、二重
管の一方の管を介して第1のノズルから高圧で地盤改良
材を噴射させ、二重管の他方の管を介して第2のノズル
から前記の地盤改良材の圧力よりも低い圧力で切削スラ
イムを再生した再生スラリーを噴射させ、二重管を回転
させながら二重管を地中から引き上げ、前記の地盤改良
材に沿って再生スラリーを噴射させ、もって地盤改良材
と土砂との摩擦抵抗を小さくして地盤改良材の到達距離
を増大させ、かつアブレッシブ効果を得ることを特徴と
する大口径地盤改良工法。 - 【請求項3】先端に横方向を向いた第1および第2のノ
ズルとそれらの第1および第2のノズルを取り囲む第3
のノズルを有する三重管をあらかじめ地盤中に削孔した
孔に挿入し、三重管内部の第1の管を介して第1のノズ
ルから高圧で地盤改良材を噴射し、三重管内部の第2の
管を介して第2のノズルから前記の地盤改良材の圧力よ
りも低い圧力で切削スライムを再生した再生スラリーを
噴射し、三重管内部の第3の管を介して第3のノズルか
ら気体を噴射し、三重管を回転させながら三重管を地中
から引き上げ、高圧で噴射された地盤改良材およびそれ
よりも低い圧力で噴射された再生スラリーを気体で取り
囲むことを特徴とする大口径地盤改良工法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1016320A JPH079088B2 (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | 大口径地盤改良工法 |
US07/471,488 US5006017A (en) | 1989-01-27 | 1990-01-29 | Method for improving ground of large section area |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1016320A JPH079088B2 (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | 大口径地盤改良工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02197612A JPH02197612A (ja) | 1990-08-06 |
JPH079088B2 true JPH079088B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=11913196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1016320A Expired - Lifetime JPH079088B2 (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | 大口径地盤改良工法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5006017A (ja) |
JP (1) | JPH079088B2 (ja) |
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JPH0663221B2 (ja) * | 1989-08-30 | 1994-08-22 | 鹿島建設株式会社 | 地盤改良工法におけるスラリーの再利用方法 |
US5343968A (en) * | 1991-04-17 | 1994-09-06 | The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy | Downhole material injector for lost circulation control |
US5342149A (en) * | 1992-08-31 | 1994-08-30 | Mccabe Brothers, Inc. | Long hole chemical grout injector system |
IT1283329B1 (it) * | 1995-07-13 | 1998-04-17 | Melagari Cesare | Metodo ed apparecchiatura per la bonifica di terreni tramite l'immissione e la miscelazione di un fluido e di sostanze disperse in |
IT1296214B1 (it) * | 1997-04-18 | 1999-06-18 | Cesare Melegari | Metodo ed apparato per la bonifica del terreno mediante l'immissionne negli strati del sottosuolo di un getto di liquido |
IT1296228B1 (it) * | 1997-09-12 | 1999-06-18 | Cesare Melegari | Attrezzatura migliorata, e relativo metodo, per l'iniezione di materiali nel sottosuolo |
DE10236257A1 (de) * | 2002-08-09 | 2004-02-26 | Stump Spezialtiefbau Gmbh | Düsenstrahlvorrichtung |
US6939085B1 (en) | 2002-11-21 | 2005-09-06 | Gregory J. Posch | Soil aerating machine |
US7281576B2 (en) * | 2004-03-12 | 2007-10-16 | Halliburton Energy Services, Inc. | Apparatus and methods for sealing voids in a subterranean formation |
GB2430212B (en) * | 2005-09-19 | 2008-02-13 | Charles Michael De Fran Hedges | Nozzle for apparatus for producing a containment barrier |
JP5369049B2 (ja) * | 2010-05-14 | 2013-12-18 | 東興ジオテック株式会社 | 中心孔を取り囲んだ多孔ノズルによる噴射装置を使用した地盤改良工法および地盤改良装置 |
CN103266593B (zh) * | 2013-06-19 | 2015-08-26 | 上海轨道交通十号线发展有限公司 | 一种微扰动快速喷射加固器 |
WO2015156757A1 (en) * | 2014-04-07 | 2015-10-15 | Halliburton Energy Services, Inc. | Soil and rock grouting using a hydrajetting tool |
JP6371024B1 (ja) * | 2018-02-15 | 2018-08-08 | 有限会社シモダ技術研究所 | 瞬結性硬化グラウトの注入方法 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE305235C (ja) * | ||||
FR2266791B1 (ja) * | 1974-04-05 | 1982-04-16 | Subsea Equipment Ass Ltd | |
US4084648A (en) * | 1976-02-12 | 1978-04-18 | Kajima Corporation | Process for the high-pressure grouting within the earth and apparatus adapted for carrying out same |
JPS5624052A (en) * | 1979-08-06 | 1981-03-07 | Satake Eng Co Ltd | Grain cooling apparatus |
JPS5738728A (en) * | 1980-06-30 | 1982-03-03 | Union Carbide Corp | Separation of aromatic hydrocarbon and non-aromatic hydrocarbon in mixed hydrocarbon feeding raw material |
JP2593639B2 (ja) * | 1981-08-10 | 1997-03-26 | 株式会社 半導体エネルギー研究所 | 絶縁ゲート型電界効果半導体装置 |
JPS5862212A (ja) * | 1982-04-05 | 1983-04-13 | Nippon Sogo Bosui Kk | グラウト注入工法 |
SU1122829A1 (ru) * | 1983-07-20 | 1984-11-07 | Ордена Трудового Красного Знамени Научно-Исследовательский Институт Оснований И Подземных Сооружений Им.Н.М.Герсеванова | Струйный монитор |
JPS61207712A (ja) * | 1985-03-12 | 1986-09-16 | N I T:Kk | 地盤改良工法及びその装置 |
DE3516756C1 (de) * | 1985-05-09 | 1986-07-10 | Karl Bauer Spezialtiefbau GmbH & Co KG, 8898 Schrobenhausen | Verfahren und Vorrichtung zum Verfestigen und/oder Abdichten eines vorgebbaren Bereichs im Erdboden |
JPS6272810A (ja) * | 1985-05-21 | 1987-04-03 | Fukudagumi:Kk | 地盤改良工法 |
-
1989
- 1989-01-27 JP JP1016320A patent/JPH079088B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-01-29 US US07/471,488 patent/US5006017A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02197612A (ja) | 1990-08-06 |
US5006017A (en) | 1991-04-09 |
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