JPH0790737B2 - 導電軌条 - Google Patents
導電軌条Info
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- JPH0790737B2 JPH0790737B2 JP2312999A JP31299990A JPH0790737B2 JP H0790737 B2 JPH0790737 B2 JP H0790737B2 JP 2312999 A JP2312999 A JP 2312999A JP 31299990 A JP31299990 A JP 31299990A JP H0790737 B2 JPH0790737 B2 JP H0790737B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60M—POWER SUPPLY LINES, AND DEVICES ALONG RAILS, FOR ELECTRICALLY- PROPELLED VEHICLES
- B60M1/00—Power supply lines for contact with collector on vehicle
- B60M1/30—Power rails
- B60M1/302—Power rails composite
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
運輸システムに用いられる導電軌条に関するものであ
る。
記載されており、その方法には、耐摩耗性材料の表面部
片をアルミニュームで形成された本体に密着するように
曲げ、そして、表面部片を本体に組合せ係合状態に締め
つけるための折り曲げ作業の工程とが含まれている。
3mmであるということである。これが表面部片の耐摩耗
性に制限を与えることは全く明らかである。
ニュームの本体と鋼の表面層の同時押出成型を含み、そ
れによってアルミニューム本体に対して表面層の化学結
合が得られている。この方法では例えば5mmの表面層の
ものの製造が可能であるが、それに伴う生産設備は非常
に高額なものとなる。
方法の欠点を改善した方法を提供することである。
とからなる導電軌条の製造方法において、本体と機械的
相互係合をつくる形状を有する少なくとも2個の細長い
耐摩耗性条片を、その溶接シームが本体の上部表面に位
置しかつその長さ方向に延びるように本体に配置して一
緒に溶接し、形成される表面層が本体に対して強固な機
械的相互係合を有している導電軌条の製造方法が提供さ
れることである。
相互に鏡像対称であり、したがって形成される導電軌条
が長さ方向の中央対称軸を有し、それぞれの条片が溶接
作業に先立って本体の上部表面の所定位置に載置される
上部脚部を含んでいる。
れの長さ方向の条片は組立構造体において内方に延び、
関連する上部脚部より短かい下部脚部を含んでいる。
ーム合金から形成され、溶接作業に先立って、完成され
た導電軌条において、表面層と物理的接触状態にある本
体の表面から酸化アルミニュームの表層を除去すること
が必要である。このような酸化アルミニューム層の除去
は、好適には酸化層を効果的に除去するためのワイヤブ
ラシングまたはその均等手段を含み、また研摩表面に対
して保護被覆を適用するためのグリース適用手段を含む
研摩装置を利用して行なわれる。
好な材料で形成され、その好適な材料はステンレス鋼で
ある。しかしながら、ある応用に対して、表面層を柔ら
かな鋼または銅でつくることができる。
する接触状態で一緒に溶接され、かつ本体と電気的良導
関係でそれと機械的に強固に係合される2個のまたはそ
れ以上の条片から形成された耐摩耗性表面層とからなる
導電軌条が提供される。
個のステンレス鋼片12から形成された表面層11が取り付
けられたアルミニューム本体10からなっている。第1図
に示されるように、アルミニューム本体10は、拡大基部
13と、平行側面の垂直幹部14と、そして基部13の幅に対
応する幅を有する拡大頭部15とからなっている。頭部15
は、長さ方向に延びる中央切欠部17が形成された、ほぼ
平らな上部表面16を有している。80mm幅の軌条に対し
て、切欠部17は10mmの幅と0.5mmの深さをもつことがで
きる。なお、これらの寸法は純粋に例示的であり、異な
った大きさや異なった用途の導電軌条に対しては、中央
切欠部17の寸法もそれに伴なって変えられることが理解
されるべきである。
形成し、それによって、実際に、前記両側両端部は丸棒
の部分形を構成している。頭部の下部表面は外方に向く
肩部19を形成するために図に示されるように切り取られ
または切り欠かれている。アルミニューム本体10は100m
mの高さを有し、実際上不定の長さからなっている。ア
ルミニューム本体10は鋳造または押出成型のどちらかで
形成されることができる。
12は、それぞれ断面においてほぼJ字形をなし、弧状連
結部22によって相互に連結されている2個の脚部20およ
び21、すなわち上部脚部である長脚部20および下部脚部
である短脚部21からなり、弧状連結部22は本体10の半円
表面18に対応し、機械的相互係合をつくる形状をなして
いる。2個のステンレス鋼片12がアルミニューム本体10
の所定位置に置かれ、弧状連結部が半円表面18上に緊密
に嵌められる場合には、2個のステンレス鋼片12の上部
脚部20の内面は殆んど接触状態になる。しかし、2個の
ステンレス鋼片の内面とアルミニューム本体の隣接面と
の間には小さな間隙もまた存在するだろう。
所定位置に置かれ、本体10の半円表面18上に2個のステ
ンレス鋼片12の弧状連結部22が嵌合された後に、2個の
ステンレス鋼片の上部脚部20の対向する端部は、第1図
に示されるように、長さ方向のシーム溶接23を形成する
ように一緒に溶接される。溶接用パラメータは、溶接作
業が完了した後で溶接材料が冷却される時に、2個のス
テンレス鋼片12で形成される表面層11が本体10に対して
機械的相互係合をなしてその接触状態を強化する傾向が
あることを確実にするように制御されている。表面層11
の接触しようとするこの傾向は、表面層を形成する鋼片
12内に応力を誘導し、実際に、軌条の頭部15に積極的な
把持係合をするように、2個のJ字形断面部材を内方に
引っ張る。
面は、余分の溶接材料を取り除き、前記上部表面が要求
される平滑仕上げを有するのを確実とするために、機械
加工の作業を受けるものである。機械加工の作業は軌条
の上部表面の全幅にわたるかまたは溶接の近接部分に制
限することもできる。
れ、摩耗用片として役立っている表面層がそのもとの厚
さの一部にまで摩耗したとしても、その効力は維持され
ている。典型的な5mm圧の表面層11は、3mm厚の摩耗用片
を有する現在使用されている軌条より顕著に大きな長い
寿命を有するものである。
とができる。しかし、本来鋼片材料は弾性があるので、
代案として鋼片の形状を、各鋼片をその位置に強制的に
押し込み、把持させることが必要であるようなものとす
ることもできる。そして、2個の鋼片を一緒に係合する
溶接作業は、形成された表面層のアルミニューム本体の
両端部への把持のための接触状態を強制し、維持するこ
とを確実にすることで役立つものである。
的接続を確実にするために、鋼片12が係合する頭部15の
表面は、酸化アルミニュームの表面層の除去を確実にす
るための予備処理を受けさせられる。この予備処理に
は、ワイヤブラシによる研摩とそれに続く、例えば亜鉛
を混合したグリースを使用するグリース塗布を含むこと
ができる。研摩とグリース塗布の作業は、表面層11を取
り付ける準備をするために、本体の長さに沿って移動さ
せられる単一の装置を使用して連続的に行なうことがで
きる。
面層は、本体との係合状態へ機械的に係止し、締め付け
る表面層を提供するために、本体の長さ方向で一緒に適
当に溶接された3個の条片によって与えられることがで
きる。これらの3個の条片は、断面でいくらかC字形の
一対の端部条片と、これらのC字形断面の端部条片とそ
の対向端部に沿って両側に溶接された平らな中央接続用
条片とからなっている。
分を形成するアルミニューム本体の垂直断面図、そして
第3図は第1図の導電軌条を形成するために第2図のア
ルミニューム本体に取り付けられる2個のステンレス鋼
片の一方の垂直断面図である。 10……本体、11……表面層、12……条片、13……拡大基
部、14……垂直幹部、15……拡大頭部、16……上部表
面、17……切欠部、18……半円表面、19……肩部、20…
…長脚部、21……短脚部、22……弧状連結部、23……溶
接シーム
Claims (4)
- 【請求項1】本体と耐摩耗性表面層とからなる導電軌条
の製造方法において、本体と機械的相互係合をつくる形
状を有する少なくとも2個の細長い耐摩耗性条片を、そ
の溶接シームが本体上部表面に位置しかつその長さ方向
に延びるように本体に配置して一緒に溶接し、形成され
る表面層が本体に対して強固な機械的相互係合を有して
いるところの導電軌条の製造方法。 - 【請求項2】前記少なくとも2個の細長い耐摩耗性条片
が、本体の上部表面の所定位置に配置される上部脚部を
それぞれ含み、相互に鏡像対称であり、したがって形成
される導電軌条が長さ方向の中央対称軸を有していると
ころの請求項(1)記載の方法。 - 【請求項3】前記本体の上部表面には長さ方向の中央に
配置された浅い切欠部が形成され、本体と2個の細長い
条片の寸法が、これらの条片が本体の所定位置に置かれ
た時に、2個の長さ方向の条片の上部脚部の隣接端部間
に小さな間隙が生じ、この間隙が本体の上部表面の中央
に配置された切欠部上にあるような寸法であるところの
請求項(2)記載の方法。 - 【請求項4】本体と耐摩耗性表面層とからなる導電軌条
において、前記耐摩耗性表面層が、本体と機械的相互係
合をつくる形状を有する少なくとも2個の細長い耐摩耗
性条片を、その溶接シームが本体の上部表面に位置しか
つその長さ方向に延びるように本体に配置して一緒に溶
接することによって、本体と電気的良導関係で、かつそ
れと機械的に強固に係合されているところの導電軌条。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2312999A JPH0790737B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 導電軌条 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2312999A JPH0790737B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 導電軌条 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH04183646A JPH04183646A (ja) | 1992-06-30 |
JPH0790737B2 true JPH0790737B2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=18036014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2312999A Expired - Fee Related JPH0790737B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 導電軌条 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH0790737B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN108788392B (zh) * | 2017-04-27 | 2020-08-14 | 天津益昌电气设备股份有限公司 | 一种导电接触轨制作方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5791880A (en) * | 1980-11-27 | 1982-06-08 | Hitachi Cable Ltd | Trolley of composite rigid body |
JPS60160233U (ja) * | 1984-04-02 | 1985-10-24 | 日立電線株式会社 | 複合剛体電車線 |
-
1990
- 1990-11-20 JP JP2312999A patent/JPH0790737B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH04183646A (ja) | 1992-06-30 |
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