JPH0789553A - 生ビール樽 - Google Patents
生ビール樽Info
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- JPH0789553A JPH0789553A JP6019859A JP1985994A JPH0789553A JP H0789553 A JPH0789553 A JP H0789553A JP 6019859 A JP6019859 A JP 6019859A JP 1985994 A JP1985994 A JP 1985994A JP H0789553 A JPH0789553 A JP H0789553A
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- Japan
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- mirror
- beer barrel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 上鏡の凹陥を防止し、耐久性、経済性を向上
させるようにした生ビール樽を提供する。 【構成】 上鏡2に補強用のリブ7を中央部から放射状
に設ける。上鏡2に補強用のリブ7の先端部に位置して
環状の段差部10を形成し、外周部2aが低くなるよう
に形成する。上鏡2の外周部2aに硬質ゴムから成る円
筒状の上部スカート壁11を一体に設ける。積卸し等に
際し、転倒落下等により硬質ゴムから成る上部スカート
壁11が変形して衝撃が上鏡2に加わっても、中央部で
は放射状の補強用のリブ7により衝撃を受け、周縁部で
は強度に優れた環状の段差部10により衝撃を受け、上
鏡2が凹陥するのを防止することができる。段差部は緩
やかな連続する曲面により形成することもできる。
させるようにした生ビール樽を提供する。 【構成】 上鏡2に補強用のリブ7を中央部から放射状
に設ける。上鏡2に補強用のリブ7の先端部に位置して
環状の段差部10を形成し、外周部2aが低くなるよう
に形成する。上鏡2の外周部2aに硬質ゴムから成る円
筒状の上部スカート壁11を一体に設ける。積卸し等に
際し、転倒落下等により硬質ゴムから成る上部スカート
壁11が変形して衝撃が上鏡2に加わっても、中央部で
は放射状の補強用のリブ7により衝撃を受け、周縁部で
は強度に優れた環状の段差部10により衝撃を受け、上
鏡2が凹陥するのを防止することができる。段差部は緩
やかな連続する曲面により形成することもできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、業務用の生ビール樽に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生ビールを充填するステンレス製
の業務用の生ビール樽において、円筒状の上部スカート
壁と下部スカート壁を硬度が75〜85の硬質ゴムによ
り形成し、運搬や段積みの際に衝突による衝撃音の発生
を防止することができるようにした構成が知られてい
る。
の業務用の生ビール樽において、円筒状の上部スカート
壁と下部スカート壁を硬度が75〜85の硬質ゴムによ
り形成し、運搬や段積みの際に衝突による衝撃音の発生
を防止することができるようにした構成が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の生ビール樽のように上部スカート壁と下部スカー
ト壁を硬質ゴムにより形成した構成では、生ビール樽の
積卸し等に際し、転倒して落下すると、特に、上部側に
おいて、上部スカート壁が変形して衝撃が上鏡に加わ
る。このとき、従来の生ビール樽の上鏡に放射状に設け
られた補強用のリブ(ビード)は、中央部からスカート
壁の内周面付近に達するように配置され、上鏡の周縁部
に達していないため、補強されていない周縁部の平板状
部が比較的簡単に凹陥する。この凹陥により生ビールの
容量が減少するため、凹陥した生ビール樽は使用するこ
とができず、非経済的である。
来例の生ビール樽のように上部スカート壁と下部スカー
ト壁を硬質ゴムにより形成した構成では、生ビール樽の
積卸し等に際し、転倒して落下すると、特に、上部側に
おいて、上部スカート壁が変形して衝撃が上鏡に加わ
る。このとき、従来の生ビール樽の上鏡に放射状に設け
られた補強用のリブ(ビード)は、中央部からスカート
壁の内周面付近に達するように配置され、上鏡の周縁部
に達していないため、補強されていない周縁部の平板状
部が比較的簡単に凹陥する。この凹陥により生ビールの
容量が減少するため、凹陥した生ビール樽は使用するこ
とができず、非経済的である。
【0004】本発明は、上記のような従来例の問題を解
決するものであり、スカート壁に硬質ゴムを用いたタイ
プの生ビール樽において、転倒落下等に際し、上鏡の凹
陥を防止して容量が減少するのを防止することができ、
したがって、耐久性を向上させて経済性を向上させるこ
とができるようにした生ビール樽を提供することを目的
とするものである。
決するものであり、スカート壁に硬質ゴムを用いたタイ
プの生ビール樽において、転倒落下等に際し、上鏡の凹
陥を防止して容量が減少するのを防止することができ、
したがって、耐久性を向上させて経済性を向上させるこ
とができるようにした生ビール樽を提供することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の技術的手段は、上鏡に補強用のリブが中央部
から放射状に設けられ、上記上鏡に上記補強用のリブの
先端部に位置して環状の段差部が形成されて上鏡の外周
部が低くなるように形成され、この上鏡の外周部に硬質
ゴムから成る上部スカート壁が一体的に設けられたもの
である。
の本発明の技術的手段は、上鏡に補強用のリブが中央部
から放射状に設けられ、上記上鏡に上記補強用のリブの
先端部に位置して環状の段差部が形成されて上鏡の外周
部が低くなるように形成され、この上鏡の外周部に硬質
ゴムから成る上部スカート壁が一体的に設けられたもの
である。
【0006】上記段差部は緩やかな連続する曲面により
形成するのが好ましい。
形成するのが好ましい。
【0007】また、上記段差部は外縁側に至るに従い、
次第に低くなるように複数段に形成することができる。
次第に低くなるように複数段に形成することができる。
【0008】そして、上記上部スカート壁を構成する硬
質ゴムの硬度が強度上、85〜95であるのが好まし
い。
質ゴムの硬度が強度上、85〜95であるのが好まし
い。
【0009】
【作用】本発明は、上記構成により、積卸し等に際し、
転倒落下等により硬質ゴムからなる上部スカート壁が変
形して衝撃が上鏡に加わっても、強度に優れた環状の段
差部により衝撃を受け、上鏡が凹陥するのを防止して容
量が減少するのを防止することができる。また、段差部
を緩やかな連続する曲面により形成することにより、ご
みが溜りにくく、洗浄しやすい。
転倒落下等により硬質ゴムからなる上部スカート壁が変
形して衝撃が上鏡に加わっても、強度に優れた環状の段
差部により衝撃を受け、上鏡が凹陥するのを防止して容
量が減少するのを防止することができる。また、段差部
を緩やかな連続する曲面により形成することにより、ご
みが溜りにくく、洗浄しやすい。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。まず、本発明の第1の実施例につい
て説明する。図1は本発明の生ビール樽の第1の実施例
を示す平面図、図2は同生ビール樽を示し、図1のAー
A矢視断面図である。
しながら説明する。まず、本発明の第1の実施例につい
て説明する。図1は本発明の生ビール樽の第1の実施例
を示す平面図、図2は同生ビール樽を示し、図1のAー
A矢視断面図である。
【0011】図1および図2に示すように、胴部1と、
上鏡2と、下鏡3とがステンレスにより形成されてい
る。図示例においては、胴部1の上半部4と上鏡2とが
深絞り加工により一体に形成され、胴部1の下半部5と
下鏡3とが深絞り加工により一体に形成され、胴部1の
上半部4と下半部5とが突き合わせ溶接されている。胴
部1の外周には補強用のリブ6が一本以上複数列に設け
られている。上鏡2には補強用のリブ(ビード)7が複
数条(図示例では8条)中央部から放射状に設けられ、
各リブ7の先端は周縁部に達しないように設定されてい
る。各リブ7は上方へ突出され、両側壁が上端から下端
に至るに従い、それらの間隔が台形状(波形状)に拡が
るように傾斜され、各突出上面が中央部で繋がり、その
中央に穴8が形成されている。この穴8にはステンレス
製の口金9の基部が溶接により取付けられている。上鏡
2には補強用のリブ7の先端部に位置して環状の段差部
10が形成されて上鏡2の外周部2aが低くなるように
形成されている
上鏡2と、下鏡3とがステンレスにより形成されてい
る。図示例においては、胴部1の上半部4と上鏡2とが
深絞り加工により一体に形成され、胴部1の下半部5と
下鏡3とが深絞り加工により一体に形成され、胴部1の
上半部4と下半部5とが突き合わせ溶接されている。胴
部1の外周には補強用のリブ6が一本以上複数列に設け
られている。上鏡2には補強用のリブ(ビード)7が複
数条(図示例では8条)中央部から放射状に設けられ、
各リブ7の先端は周縁部に達しないように設定されてい
る。各リブ7は上方へ突出され、両側壁が上端から下端
に至るに従い、それらの間隔が台形状(波形状)に拡が
るように傾斜され、各突出上面が中央部で繋がり、その
中央に穴8が形成されている。この穴8にはステンレス
製の口金9の基部が溶接により取付けられている。上鏡
2には補強用のリブ7の先端部に位置して環状の段差部
10が形成されて上鏡2の外周部2aが低くなるように
形成されている
【0012】上鏡2の外周部2aおよび段差部10上に
プライマーを介して硬度が85〜95の硬質ゴムから成
る円筒状の上部スカート壁11がインジェクション成形
により一体的に設けられ、外周4箇所に把持用の穴12
が形成されている。把持用の穴12の下縁は上鏡2の上
面に沿わされ、排水を兼用することができる。上部スカ
ート壁11は内周面側の裾が段差部10を覆って拡がる
ように形成され、固着面積が拡げられている。
プライマーを介して硬度が85〜95の硬質ゴムから成
る円筒状の上部スカート壁11がインジェクション成形
により一体的に設けられ、外周4箇所に把持用の穴12
が形成されている。把持用の穴12の下縁は上鏡2の上
面に沿わされ、排水を兼用することができる。上部スカ
ート壁11は内周面側の裾が段差部10を覆って拡がる
ように形成され、固着面積が拡げられている。
【0013】下鏡3には補強用のリブ(ビード)13が
中央部から外周縁に達するように複数条(例えば8条)
放射状に設けられている。各リブ13は下方へ突出さ
れ、下端から上端に至るに従い、それらの間隔が台形状
に拡がるように傾斜され、各突出上面が中央部で繋げら
れている。下部スカート壁14の下端部に下位の生ビー
ル樽の上部スカート壁11の上端部内側に嵌合し得るよ
うに内方へ段状に凹入された嵌合部15が形成されてい
る。下部スカート壁14には必要に応じて排水用の穴1
6が形成されている。
中央部から外周縁に達するように複数条(例えば8条)
放射状に設けられている。各リブ13は下方へ突出さ
れ、下端から上端に至るに従い、それらの間隔が台形状
に拡がるように傾斜され、各突出上面が中央部で繋げら
れている。下部スカート壁14の下端部に下位の生ビー
ル樽の上部スカート壁11の上端部内側に嵌合し得るよ
うに内方へ段状に凹入された嵌合部15が形成されてい
る。下部スカート壁14には必要に応じて排水用の穴1
6が形成されている。
【0014】下鏡3の外周部における平板状部とリブ1
3の上にプライマーを介して硬度が85〜95の硬質ゴ
ムから成る下部スカート壁14がインジェクション成形
により一体的に設けられている。
3の上にプライマーを介して硬度が85〜95の硬質ゴ
ムから成る下部スカート壁14がインジェクション成形
により一体的に設けられている。
【0015】以上の構成において、以下、その使用要領
について説明する。図2に鎖線で示す下位の生ビール樽
の上部スカート壁11の上部内側に実線で示す上位の生
ビール樽の下部スカート壁14の嵌合部15が嵌合され
て位置規制されるとともに、嵌合部15の段部が上部ス
カート壁11の上面に支持される。このようにして生ビ
ール樽は段積みされる。そして、上記のように段積みさ
れる場合は勿論のこと、1個ずつ並べられる場合にも、
その積卸しに際し、下部スカート壁14、上部スカート
壁11が硬質ゴム製であるので、衝突による衝撃音の発
生を防止することができる。この積卸しの際、生ビール
樽が転倒して上部側から落下し、上部スカート壁11が
変形して衝撃が上鏡2に加わっても、中央部では放射状
の補強用のリブ7により衝撃を受け、周縁部では強度に
優れた段差部10により衝撃を受け、上鏡2が凹陥する
のを防止して容量が減少するのを防止することができ
る。
について説明する。図2に鎖線で示す下位の生ビール樽
の上部スカート壁11の上部内側に実線で示す上位の生
ビール樽の下部スカート壁14の嵌合部15が嵌合され
て位置規制されるとともに、嵌合部15の段部が上部ス
カート壁11の上面に支持される。このようにして生ビ
ール樽は段積みされる。そして、上記のように段積みさ
れる場合は勿論のこと、1個ずつ並べられる場合にも、
その積卸しに際し、下部スカート壁14、上部スカート
壁11が硬質ゴム製であるので、衝突による衝撃音の発
生を防止することができる。この積卸しの際、生ビール
樽が転倒して上部側から落下し、上部スカート壁11が
変形して衝撃が上鏡2に加わっても、中央部では放射状
の補強用のリブ7により衝撃を受け、周縁部では強度に
優れた段差部10により衝撃を受け、上鏡2が凹陥する
のを防止して容量が減少するのを防止することができ
る。
【0016】また、万一、生ビール樽が下部側から落下
し、下部スカート壁14が変形して衝撃が下鏡3に加わ
っても、下鏡3に中央部から外周縁に達する放射状の補
強用リブ13により衝撃を受け、下部スカート壁14と
補強用リブ13との相乗作用により、下鏡3が凹陥する
のを防止して容量が減少するのを防止することができ
る。このとき、下鏡3の補強用リブ13はその先端が下
部スカート壁14の上側に潜り込むように配置すればよ
く、好ましくは先端が下部スカート壁14の内側から外
側へ向かって下部スカート壁14の厚味の約1/5の位
置から外周縁までの間で位置するように配置するのが強
度上、好ましい。
し、下部スカート壁14が変形して衝撃が下鏡3に加わ
っても、下鏡3に中央部から外周縁に達する放射状の補
強用リブ13により衝撃を受け、下部スカート壁14と
補強用リブ13との相乗作用により、下鏡3が凹陥する
のを防止して容量が減少するのを防止することができ
る。このとき、下鏡3の補強用リブ13はその先端が下
部スカート壁14の上側に潜り込むように配置すればよ
く、好ましくは先端が下部スカート壁14の内側から外
側へ向かって下部スカート壁14の厚味の約1/5の位
置から外周縁までの間で位置するように配置するのが強
度上、好ましい。
【0017】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図3は本発明の生ビール樽の第2の実施例を示
し、図2と同様の断面図である。
する。図3は本発明の生ビール樽の第2の実施例を示
し、図2と同様の断面図である。
【0018】本実施例においては、上記第1の実施例と
同一部分については同一符号を付してその説明を省略
し、異なる構成について説明する。本実施例の特徴とす
るところは、図3に示すように、上鏡2に補強用のリブ
7の先端部に位置して環状の段差部20が形成されて上
鏡2の外周部2aが低くなるように形成され、段差部2
0が緩やかな連続するウェーブ状の曲面により形成され
た点にある。すなわち上記第1の実施例における段差部
10が急傾斜に形成されているのに対し、本実施例にお
ける段差部20が連続する曲面により緩やかな傾斜状態
に形成された点にある。
同一部分については同一符号を付してその説明を省略
し、異なる構成について説明する。本実施例の特徴とす
るところは、図3に示すように、上鏡2に補強用のリブ
7の先端部に位置して環状の段差部20が形成されて上
鏡2の外周部2aが低くなるように形成され、段差部2
0が緩やかな連続するウェーブ状の曲面により形成され
た点にある。すなわち上記第1の実施例における段差部
10が急傾斜に形成されているのに対し、本実施例にお
ける段差部20が連続する曲面により緩やかな傾斜状態
に形成された点にある。
【0019】また、本実施例においては、下鏡3の外周
部においても、上鏡2側と同様に、緩やかな連続する曲
面からなる段差部21が形成されている。
部においても、上鏡2側と同様に、緩やかな連続する曲
面からなる段差部21が形成されている。
【0020】本実施例によれば、上記第1の実施例と同
様、積卸し等に際し、生ビール樽が転倒して上部側から
落下し、上部スカート壁11が変形して衝撃が上鏡2に
加わっても、強度に優れた段差部20により衝撃を受
け、上鏡2が凹陥するのを防止して容量が減少するのを
防止することができる。また、万一、生ビール樽が下部
側から落下し、下部スカート壁14が変形して衝撃が下
鏡3の周縁部に加わっても強度に優れた段差部21によ
り衝撃を受け、下鏡3が凹陥するを防止して容量が減少
するのを防止することができる。
様、積卸し等に際し、生ビール樽が転倒して上部側から
落下し、上部スカート壁11が変形して衝撃が上鏡2に
加わっても、強度に優れた段差部20により衝撃を受
け、上鏡2が凹陥するのを防止して容量が減少するのを
防止することができる。また、万一、生ビール樽が下部
側から落下し、下部スカート壁14が変形して衝撃が下
鏡3の周縁部に加わっても強度に優れた段差部21によ
り衝撃を受け、下鏡3が凹陥するを防止して容量が減少
するのを防止することができる。
【0021】また、本実施例によれば、段差部20,2
1が緩やかな連続する曲面により形成されているので、
ごみが溜りにくく、上鏡2、若しくは下鏡3が上方に位
置した状態で洗浄を行う場合、洗浄液が円滑に流れ、ご
みが溜まるのを防止して美麗に保つことができる。
1が緩やかな連続する曲面により形成されているので、
ごみが溜りにくく、上鏡2、若しくは下鏡3が上方に位
置した状態で洗浄を行う場合、洗浄液が円滑に流れ、ご
みが溜まるのを防止して美麗に保つことができる。
【0022】なお、上記第1の実施例においても、下鏡
3は上鏡2と同様の段差部10、若しくは20を形成し
て補強してもよい。また、段差部10,20,若しくは
21は外縁側に至るに従い、次第に低くなるように、若
しくは高くなるように複数段に形成してもよい。また、
下部スカート壁14はステンレスとその外面を被覆する
ゴムとから構成してもよく、この場合、このステンレス
製の本体が変形し、下鏡3の変形を防止し、本体等の変
形部を矯正することにより再使用することができるの
で、下鏡3は補強しなくてもよい。また、上部スカート
壁11の上部周囲にステンレス等のパイプを埋設して補
強ししてもよく、下部スカート壁14が硬質ゴムから成
る場合にはこの下部スカート壁14の下部周囲にステン
レス等のパイプを埋設して補強してもよい。このほか、
本発明は、その基本的技術思想を逸脱しない範囲で種々
設計変更することができる。
3は上鏡2と同様の段差部10、若しくは20を形成し
て補強してもよい。また、段差部10,20,若しくは
21は外縁側に至るに従い、次第に低くなるように、若
しくは高くなるように複数段に形成してもよい。また、
下部スカート壁14はステンレスとその外面を被覆する
ゴムとから構成してもよく、この場合、このステンレス
製の本体が変形し、下鏡3の変形を防止し、本体等の変
形部を矯正することにより再使用することができるの
で、下鏡3は補強しなくてもよい。また、上部スカート
壁11の上部周囲にステンレス等のパイプを埋設して補
強ししてもよく、下部スカート壁14が硬質ゴムから成
る場合にはこの下部スカート壁14の下部周囲にステン
レス等のパイプを埋設して補強してもよい。このほか、
本発明は、その基本的技術思想を逸脱しない範囲で種々
設計変更することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、積
卸し等に際し、転倒落下等により硬質ゴムから成る上部
スカート壁が変形して衝撃が上鏡に加わっても、強度に
優れた環状の段差部により衝撃を受け、上鏡が凹陥する
のを防止して容量が減少するのを防止することができ
る。したがって、耐久性を向上させて経済性を向上させ
ることができる。
卸し等に際し、転倒落下等により硬質ゴムから成る上部
スカート壁が変形して衝撃が上鏡に加わっても、強度に
優れた環状の段差部により衝撃を受け、上鏡が凹陥する
のを防止して容量が減少するのを防止することができ
る。したがって、耐久性を向上させて経済性を向上させ
ることができる。
【0024】また、段差部を緩やかな連続する曲面によ
り形成することにより、洗浄等に際し、洗浄液が円滑に
流れ、ごみが溜るのを防止することができ、したがっ
て、美麗に保つことができる。
り形成することにより、洗浄等に際し、洗浄液が円滑に
流れ、ごみが溜るのを防止することができ、したがっ
て、美麗に保つことができる。
【0025】また、段差部を外縁側に至るに従い、次第
に低くなるように複数段に形成することにより、耐衝撃
強度を更に一層向上させることができる。
に低くなるように複数段に形成することにより、耐衝撃
強度を更に一層向上させることができる。
【図1】本発明の生ビール樽の第1の実施例を示す平面
図である。
図である。
【図2】同生ビール樽を示し、図1のAーA矢視断面図
である。
である。
【図3】本発明の生ビール樽の第2の実施例を示し、図
2と同様の断面図である。
2と同様の断面図である。
1 胴部 2 上鏡 3 下鏡 7 補強用のリブ 10 環状の段差部 11 上部スカート壁 14 下部スカート壁 20 段差部 21 段差部
Claims (4)
- 【請求項1】 上鏡に補強用のリブが中央部から放射状
に設けられ、上記上鏡に上記補強用のリブの先端部に位
置して環状の段差部が形成されて上鏡の外周部が低くな
るように形成され、この上鏡の外周部に硬質ゴムから成
る上部スカート壁が一体的に設けられた生ビール樽。 - 【請求項2】 段差部が緩やかな連続する曲面により形
成された請求項1きさいの生ビール樽。 - 【請求項3】 段差部が外縁側に至るに従い、次第に低
くなるように複数段に形成された請求項1または請求項
2記載の生ビール樽。 - 【請求項4】 上部スカート壁6を構成する硬質ゴムの
硬度が85〜95である請求項1ないし3のいずれかに
記載の生ビール樽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6019859A JPH0789553A (ja) | 1993-07-19 | 1994-01-20 | 生ビール樽 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4382693 | 1993-07-19 | ||
JP5-43826 | 1993-07-19 | ||
JP6019859A JPH0789553A (ja) | 1993-07-19 | 1994-01-20 | 生ビール樽 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0789553A true JPH0789553A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=26356725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6019859A Pending JPH0789553A (ja) | 1993-07-19 | 1994-01-20 | 生ビール樽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0789553A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010053146A1 (ja) * | 2008-11-07 | 2010-05-14 | 株式会社Jetovo | ボンベの製造方法、ボンベおよびこのボンベを用いた噴出装置 |
JP2010112497A (ja) * | 2008-11-07 | 2010-05-20 | Jetovo Corp | ボンベの製造方法およびボンベ |
JP2011092977A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Jetovo Corp | ボンベの製造方法およびこのボンベを用いた噴出装置 |
CN108045728A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-05-18 | 尤赛飞 | 一种饮料容器 |
-
1994
- 1994-01-20 JP JP6019859A patent/JPH0789553A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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