JPH078933U - ジョイスティックスイッチ - Google Patents

ジョイスティックスイッチ

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Publication number
JPH078933U
JPH078933U JP3770693U JP3770693U JPH078933U JP H078933 U JPH078933 U JP H078933U JP 3770693 U JP3770693 U JP 3770693U JP 3770693 U JP3770693 U JP 3770693U JP H078933 U JPH078933 U JP H078933U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
main body
turned
knob
joystick
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Pending
Application number
JP3770693U
Other languages
English (en)
Inventor
陽一 中村
本田  誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xanavi Informatics Corp
Original Assignee
Xanavi Informatics Corp
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Publication date
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Publication of JPH078933U publication Critical patent/JPH078933U/ja
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  • Switches With Compound Operations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来よりも小形化を図るとともに、1つの操
作部の異なった操作で従来よりも多くの指示信号を出力
できるようにする。 【構成】 回転可能に設けられた本体部20と、この本
体部20に上下左右方向に傾動可能に設けられた操作ノ
ブ30と、操作ノブ30の傾動操作によりオン・オフ
し、操作ノブ30が回転操作されるときに本体部と一体
に回転するように設けられた第1のスイッチ55と、操
作ノブ30の傾動操作で本体部20の軸方向に操作され
て第1のスイッチ55をオン・オフするプッシュロッド
22a〜22dとを有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はジョイスティックスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
実開昭63−12125号公報に開示されている従来の操作スイッチは、上下 左右方向に傾動操作されるとともに回転操作されるノブと、このノブの傾動操作 によりノブと一体の操作板で押圧操作されてオン・オフする移動指示用プッシュ スイッチと、ノブの回転操作によりノブと一体の操作腕でオン・オフする回転指 示用プッシュスイッチとを有し、ノブの傾動操作と回転操作を検知する別々のス イッチにより、1つの操作ノブで画面表示内容の移動や表示の回転指示など複数 の指示を行うことができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の操作スイッチでは、ノブの傾動操作に応答してオン ・オフする移動指示用スイッチは回転操作されるノブの周囲に固定設置されてい る。そのため、操作スイッチの径方向の大きさが大きくなってしまう。また、ノ ブ全体が傾動する構成であり、その周囲に広いスペースが必要である。 さらに、ノブの時計回りおよび反時計回り方向の操作を検出することはできて も、ノブの回転操作量までは検出できる構造ではなく、指示できる信号に制約が ある。
【0004】 本考案の目的は、従来よりも小形化するとともに、1つの操作部の異なった操 作で従来よりも多くの指示信号を出力できるようにしたジョイスティックスイッ チを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上下左右方向に傾動操作されるとともに回転操作される操作部と、 傾動操作によりオン・オフする第1のスイッチと、回転操作によりオン・オフす る第2のスイッチとを有するジョイスティックスイッチに適用される。 一実施例である図1〜3に対応づけて説明すると、請求項1に記載のジョイス ティックスイッチは、操作部を、回転可能に設けられた本体部20とこの本体部 20に傾動可能に設けられた操作ノブ30とで構成し、第1のスイッチ55を、 操作部20,30が回転操作されるときにその操作部20,30と一体に回転す るように設け、操作ノブ30の傾動操作で操作されて第1のスイッチ55をオン ・オフするオン・オフ部材22a〜22dを本体部20に設けることにより上述 の目的を達成する。 一実施例である図4に対応づけて説明すると、請求項2のジョイスティックス イッチは、操作部の時計回り方向の回転操作量に応じて、少なくとも異なる2つ の操作位置でそれぞれ別々の信号を出力する第1の信号出力手段(25Rと60 L,24Rと60R)と、操作部の反時計回り方向の回転操作量に応じて、少な くとも異なる2つの操作位置でそれぞれ別々の信号を出力する第2の信号出力手 段(25Lと60R,24Lと60L)とを具備することにより、上述した目的 を達成する。
【0006】
【作用】
請求項1のジョイスティクスイッチでは、第1のスイッチ55は本体部20と 一体に回転する。操作ノブ30を傾動するとオン・オフ部材22a(〜22d) により、第1のスイッチ55がオンする。 請求項2のジョイスティクスイッチでは、操作部20,30を時計回り方向に 第1の位置まで回転すると、第1の信号出力手段(25Rと60L)が第1の信 号を出力し、第2の位置まで回転すると第1の信号出力手段(24Rと60R) が第2の信号を出力する。反時計回り方向に操作する時も同様である。
【0007】 以上の課題を解決するための手段と作用の項では、説明を分かりやすくするた めに実施例の図を用いたが、これにより、本考案が実施例に限定されるものでは ない。
【0008】
【実施例】
図1〜図3により本考案の第1の実施例を説明する。 図1は本考案によるジョイスティックスイッチの全体構成を示すもので、10 は、プリント基板50にねじ51で固定設置されるレバーホルダである。ホルダ 10は円筒状大径部11と小径部12とを有し、この大径部11と小径部12の 内部に本体部20を回転可能に収容している。大径部11には、2つのクリック ボール収容部13が互いに対向して設けられ、図2および図3にも示すように収 容部13の中にはばね13aが収容され、ばね13aの先端に設けられたクリッ クボール13bが本体部20に向けて付勢されている。クリックボール収容部1 3には割り13cが形成され、後述する羽根23がこの割り13cを横断して移 動する。
【0009】 本体部20は、ホルダ10の小径部12の内径に略等しい外径に形成された略 中実の小径部21と、ホルダ10の大径部11の内径に略等しい外径に形成され た円筒状の大径部22とを有する。小径部21の頭部には、操作部30がその連 結脚部31を小径部21の頭部角孔部に挿入嵌合(スナップフィット)させて設 けられ、操作部30は、本体部20に対して全周に傾動するともに、操作ノブ3 0の回転操作により脚部31を介して本体部20が回転される。
【0010】 大径部22の外周面には、図3にも示すようにクリックボール13bを押動し て操作ノブ30に回転操作力を付与する羽根23A,23B(以下で23A,2 3Bを代表させる時は符号23で表す)が突設されている。この羽根23は、本 体部20の回転に伴ってクリックボール収容部13の割り13cを横断しつつク リックボール13bをばね13aに抗して押圧する。羽根23にはストッパ23 aが形成され、所定角度回転されるとそのストッパ23aがクリックボール収容 部13の外周面に当接して、本体部20の回転操作角度を規制する。また、羽根 23のボール当接面には段部23cが設けられ、ボール13bが段部23cを乗 越えるときの操作力の変動を利用して、操作ノブ30の操作にクリック感を持た せている。
【0011】 本体部20の中実小径部21には90度間隔で配置されて本体部20の軸心方 向に上下動する4本のプッシュロッド22a〜22dが挿設されている。図2に おいて操作ノブ30を左側に傾動させると、その脚部31が変形してプッシュロ ッド22aが下方に操作される。操作ノブ30が図3で上下左右にそれぞれ傾動 されるときはそれぞれ対応する1本のプッシュロッドが操作され、上下左右方向 と45度の角度で傾動されるときはそれぞれ2本のプッシュロッドが操作される 。
【0012】 本体部20の下端には、90度間隔で4つの丸孔41が穿設されたプレート4 0が取り付けられ、プレート40の上面には、90度間隔で4つの接点部71が 突設されたラバーコンタクト70が嵌合固定されている。接点部71の頂面には 図2に示すようにプッシュロッドコンタクト面71aが設けられ、プッシュロッ ド22a〜22dで接点部71が下方に押動されると、その脚部71bが変形し 、接点部71の中に設けられた接点72がプリント基板50の表面に印刷された 導体パターン51,52と接触して、導体パターン51,52を導通する。した がって、この接点72と導体パターン51,52がスイッチ55を構成する。
【0013】 図1〜図3において、本体部20の大径部22の外周面には遮光板24L,2 4Rも突設され、本体部20の時計回り方向の回転により遮光板24Rが反射式 赤外光フォトインタラプタ60Rと対向すると(24R’で示す)フォトインタ ラプタ60Rの出力が反転し、本体部20の反時計回り方向の回転により遮光板 24Lが反射式フォトインタラプタ60Lと対向すると(24L’で示す)フォ トインタラプタ60Lの出力が反転して、それぞれ操作ノブ30の回転方向が検 出される。なお、フォトインタラプタは基板50上にはんだ付けて設置される。
【0014】 このようなジョイスティックスイッチを図3において上下または左右方向に傾 動させると、1本のプッシュロッドが下方に押し下げられて対応する1つの導体 パターン51,52が導通し、操作ノブ30を上下左右のどの方向に操作したか を識別する信号が出力される。また、上下左右方向と45度の角度方向に傾動さ せると、2本のプッシュロッドが下方に操作されて2つのスイッチがオンして2 つの信号が出力されるから、この2つの信号を識別することにより操作ノブ30 の操作方向を識別することが可能となる。すなわち、8方向の傾動操作が検出可 能である。
【0015】 操作ノブ30を回転操作すると、脚部31を介して本体部20がホルダ10内 で回転する。時計回転方向に操作されると、遮光板24Rが反射式フォトインタ ラプタ60Rと対向し始めたときにフォトインタラプタ60Rからの出力が反転 され、操作ノブ30が時計回転方向に操作されたことが識別される。反時計回転 方向に操作されると、遮光板24Lが反射式フォトインタラプタ60Lと対向し 始めたときにフォトインタラプタ60Lからの出力が反転され、操作ノブ30が 反時計回転方向に操作されたことが識別される。
【0016】 このように、操作ノブ30の傾動操作を検出するスイッチ55を構成する接点 72と導体パターン51,52を本体部20と一体に回転するように配置したの で、スイッチを本体部20の外側に固定設置する必要がなく、ジョイステイック スイッチを小形化できる。また、操作ノブ30を、回転可能な本体部20に対し て傾動するようにし、その傾動操作を本体部20に設けたプッシュロッド22a 〜22dの上下方向の運動に変換してスイッチ55をオン・オフするようにした ので、従来のように操作部全体を傾動させてスイッチをオン・オフする場合に比 べて、操作部を傾動させるために操作部の外側に設ける空間スペースを小さくで き、これによっても、ジョイステイックスイッチを小形化できる。 なお、羽根23Aおよび23Bをそれぞれ一対づつ設けているのは、クリック ボール13bの付勢力を本体部20に軸対称に与えることにより、円滑な回転操 作力を得るようにするためである。
【0017】 以上の実施例では、回転方向については、操作ノブ30がいずれの方向に回転 されたかを識別するだけであったが、図4に示すように、遮光板24R側に幅の 広い遮光板25Lを突設させるとともに、遮光板24L側に幅の広い遮光板25 Rを突設させることにより、回転方向と回転操作量に応じた4種類の識別信号を 形成することができる。この場合、羽根23のボール当接面には2つの段部23 dと23eを設け、操作ノブ30を第1の操作量だけ回転させたときにボール1 3bが段部23dを乗越え、第2の操作量だけ回転させたときに段部23eを乗 越えるようにし、そのときの操作力の変動を利用してクリック感を持たせている 。
【0018】 図4のジョイスティックスイッチでは、操作ノブ30が時計回転方向に操作さ れると、まず遮光板25Rが反射式フォトインタラプタ60Lと対向し始めたと きに(符号25R’で示す)フォトインタラプタ60Lからの出力が反転され、 操作ノブ30が時計回転方向に第1の角度だけ操作されたことが識別される。さ らに操作ノブ30が時計回転方向に操作され、遮光板25Rがフォトインタラプ タ60Rを横断している間に遮光板24Rが反射式フォトインタラプタ60Rと 対向し始めたとき(符号24R’で示す)、フォトインタラプタ60Rからの出 力が反転され、操作ノブ30が時計回転方向に第2の角度だけ操作されたことが 識別される。
【0019】 操作ノブ30が反時計回転方向に操作されると、まず遮光板25Lが反射式フ ォトインタラプタ60Rと対向し始めたときに(符号25L’で示す)フォトイ ンタラプタ60Rからの出力が反転され、操作ノブ30が反時計回転方向に第1 の角度だけ操作されたことが識別される。さらに操作ノブ30が反時計回転方向 に操作され、遮光板25Lがフォトインタラプタ60Rを横断している間に、遮 光板24Lが反射式フォトインタラプタ60Lと対向し始めたとき(符号24L ’で示す)、フォトインタラプタ60Lからの出力が反転され、操作ノブ30が 反時計回転方向に第2の角度だけ操作されたことが識別される。
【0020】 操作ノブ30の傾動操作によって導体パターンがオン・オフする動作は図2の ジョイスティックスイッチと同様であり、説明を省略する。
【0021】 このように図4に示すジョイスティックでは、回転方向の識別に加えて回転操 作量も識別できるから、従来例よりも小形化したジョイスティックスイッチでよ り多くの操作指令信号を作成できる。
【0022】 以上では、操作ノブの回転操作を反射式フォトインタラプタで検出するように したが、その他の光学式、磁気式スイッチあるいはリミットスイッチのようなメ カニカルスイッチを使用してもよい。また、遮光羽根が導体パターン上を摺動す るようにし、所定回転操作位置でオン・オフするようにしてもよい。さらに、回 転操作量を2段階に検出するようにしたが、3段階以上に検出してもよい。
【0023】 以上の実施例の構成において、スイッチ55が第1のスイッチを、遮光板24 L,24Rと反射式フォトインタラプタ60L,60Rが第2のスイッチあるい は、第1および第2の信号出力手段に相当する。
【0024】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案によれば、操作ノブを本体部に対して傾動 するようにし、かつ、操作部の傾動操作によりオン・オフする第1のスイッチを 操作部の回転操作と一体に回転するように配置したので、径方向の寸法を小さく でき、小形化に寄与する。 請求項2のジョイステイックスイッチによれば、回転操作量に応じた信号を出 力するようにしたので、回転方向の操作量に応じた信号を生成でき、従来よりも 多くの指示信号を1本のジョイスティックの操作で出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるジョイスティックスイッチの一例
の分解斜視図
【図2】図3のII−II線断面図
【図3】ジョイスティックスイッチの一実施例の内部を
示す平面断面図
【図4】ジョイスティックスイッチの他の実施例の内部
を示す平面断面図
【符号の説明】
10 ホルダ 20 本体部 24L,24R,25L,25R 遮光板 30 操作ノブ 50 プリント基板 51,52 導体パターン 55 スイッチ 60L,60R フォトインタラプタ 72 接点

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下左右方向に傾動操作されるとともに
    回転操作される操作部と、前記傾動操作によりオン・オ
    フする第1のスイッチと、前記回転操作によりオン・オ
    フする第2のスイッチとを有するジョイスティックスイ
    ッチにおいて、前記操作部は回転可能に設けられた本体
    部とこの本体部に傾動可能に設けられた操作ノブとを有
    し、前記第1のスイッチは、前記操作部が回転操作され
    るときにその操作部と一体に回転するように設けられ、
    前記操作ノブの傾動操作で操作されて前記第1のスイッ
    チをオン・オフするオン・オフ部材が前記本体部に設け
    られていることを特徴とするジョイスティックスイッ
    チ。
  2. 【請求項2】 上下左右方向に傾動操作されるとともに
    回転操作される操作部と、前記傾動操作によりオン・オ
    フする第1のスイッチと、前記回転操作によりオン・オ
    フする第2のスイッチとを有するジョイスティックスイ
    ッチにおいて、前記操作部の時計回り方向の回転操作量
    に応じて、少なくとも異なる2つの操作位置でそれぞれ
    別々の信号を出力する第1の信号出力手段と、前記操作
    部の反時計回り方向の回転操作量に応じて、少なくとも
    異なる2つの操作位置でそれぞれ別々の信号を出力する
    第2の信号出力手段とを具備することを特徴とするジョ
    イスティックスイッチ。
JP3770693U 1993-07-09 1993-07-09 ジョイスティックスイッチ Pending JPH078933U (ja)

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JP3770693U JPH078933U (ja) 1993-07-09 1993-07-09 ジョイスティックスイッチ

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JP3770693U Pending JPH078933U (ja) 1993-07-09 1993-07-09 ジョイスティックスイッチ

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JP (1) JPH078933U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009230888A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Denso Corp ダイアル式操作装置

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