JPH0789222A - インクジェット記録シート及び記録方法 - Google Patents

インクジェット記録シート及び記録方法

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JPH0789222A
JPH0789222A JP6070874A JP7087494A JPH0789222A JP H0789222 A JPH0789222 A JP H0789222A JP 6070874 A JP6070874 A JP 6070874A JP 7087494 A JP7087494 A JP 7087494A JP H0789222 A JPH0789222 A JP H0789222A
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ink
recording sheet
jet recording
ink jet
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JP6070874A
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Koji Idei
晃治 出井
Kenji Kadoma
憲司 門間
Sueaki Senoo
季明 妹尾
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクの吸収性に優れ、画像濃度、画像鮮明
性が高く、フェザリングの少ない、更には耐水性、耐光
性の優れたインクジェット記録シート及びその記録方法
を提供する。 【構成】 インクジェット記録用インクのインク透過時
間が、30秒以下、好ましくは、0.1〜15秒の普通
紙タイプインクジェット記録シート。又、塗工量1〜1
0g/m2のインク受理層、好ましくは、主としてカチオン
性コロイド粒子からなるインク受理層、更には、分子量
が50000以上、且つビニルアミンがモル比で20%
以上のポリビニルアミン共重合物を含むインク受理層を
設けたコート紙タイプインクジェット記録シートにおい
て、表面張力20〜60dyne/cmのインクジェット記録
用インクの該インク透過時間が15秒以下、好ましく
は、支持体の該インク透過時間が60秒以下であるイン
クジェット記録シート。又、該インクジェット記録シー
トを用いた記録方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録シ
ートに関するものであり、詳しくは、インクの吸収性に
優れ、記録された画像の濃度や鮮明性の高く、更には記
録された画像の耐水性(水滴付着によるインクのにじみ
出し)及び耐光性(光照射による画像の色劣化)の良好
なインクジェット記録シートに関するものである。又、
該インクジェット記録シートを用いて記録する記録方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、種々の作動
原理によりインクの微小液滴を飛翔させて紙等の記録シ
ートに付着させ、画像、文字等の記録を行なうものであ
るが、高速、低騒音、多色化が容易、記録パターンの融
通性が大きい、現像−定着が不要等の特徴があり、漢字
を含め各種図形及びカラー画像等の記録装置として種々
の用途において急速に普及している。更に、多色インク
ジェット方式により形成される画像は、製版方式による
多色印刷やカラー写真方式による印画に比較して、遜色
のない記録を得ることが可能である。又、作成部数が少
なくて済む用途においては、写真技術によるよりも安価
であることからフルカラー画像記録分野にまで広く応用
されつつある。
【0003】このインクジェット記録方式で使用される
記録シートとしては、通常の印刷や筆記に使われる上質
紙やコーテッド紙を使うべく、装置やインク組成の面か
ら努力がなされてきた。しかし、装置の高速化・高精細
化或はフルカラー化等インクジェット記録装置の性能の
向上や用途の拡大に伴い、記録シートに対してもより高
度な特性が要求されるようになった。即ち、当該記録シ
ートとしては、印字ドットの濃度が高く、色調が明るく
鮮やかであること、インクの吸収が早くて印字ドットが
重なった場合においてもインクが流れ出したり滲んだり
しないこと、印字ドットの横方向への拡散が必要以上に
大きくなく、且つ周辺が滑らかでぼやけないこと、耐水
性(水滴付着によるインクのにじみ出し)及び耐光性
(光照射による画像の色劣化)等の画像保存性が良いこ
と等が要求される。
【0004】インクジェット記録シートの形態として
は、所謂、上質紙・ボンド紙等に代表される普通紙タイ
プと上質紙等の紙、合成紙、合成樹脂フィルム等の支持
体面上にインク受理層を設けたコートタイプに大別され
る。
【0005】普通紙タイプのインクジェット記録シート
は、それ自体が吸収性を持たなくてはならず、ノーサイ
ズ紙又はサイズ剤を微量添加するか、填料を増加する等
の処理をした低サイズ紙にする方法が有る。しかし、こ
のような記録シートは、水性インクによる記録を行なっ
た場合、吸収性は良いものの、画像の色彩性、鮮明性、
印字ドット濃度、画像濃度等が低く、鳥の羽状にギザギ
ザのフェザリングと称するドット形状の悪化とドット周
囲のぼけがあり、インクが原紙層内に深く浸透し裏面ま
で抜けてしまうという不都合が生じたりする。
【0006】これらの問題を解決するために、例えば、
特開昭59−95186号公報には、ステキヒトサイズ
度0〜5秒の原紙に水溶性高分子を含浸させた記録用紙
の例が開示され、特開昭59−95187号公報には、
ステキヒトサイズ度0〜10秒の記録用紙の裏面にサイ
ズ処理を行う記録用紙の例が開示され、更に、特公平4
−7996号公報には 、ステキヒトサイズ度が5×
(坪量/64)2以上25×(坪量/64)2以下である
記録用紙の例が開示されている。
【0007】又、コートタイプには、1〜10g/m2程度
の低塗工量のインクジェット記録シート、10〜20g/
m2程度の中塗工量のインクジェット記録シート、20g/
m2以上の高塗工量のインクジェット記録シートがある。
特に、パルプ繊維及び填料主体の支持体としては、ステ
キヒトサイズ度が0秒から数10秒の原紙がインク付着
量に応じて塗工量との様々な組み合わせで塗工されてい
る形態が考えられる。特に、カラー記録の場合は、イエ
ロー、マゼンタ、シアン、ブラックの単色記録だけでな
く、これらの色を重ねて重色記録され、インク付着量が
極めて多くなるため、低塗工量の場合は、塗工層でイン
クが吸収しきれなくなることにより、比較的低サイズ度
の原紙を用い、支持体にも付着インクの一部を吸収させ
ることが必要になる。
【0008】これらの問題を解決するために、特公平3
−26665号公報には、坪量60g/m2基準のステキヒ
トサイズ度が4秒以下の基紙上に、微粒シリカと水溶性
高分子バインダーとを含む塗工層を設けたインクジェッ
ト記録用紙の例が開示され、特開昭59−38087公
報には、サイズ度が0〜10秒である基材上に、インク
吸収層を設けたインクジェット記録材の例が開示され、
特開昭59−95186号公報には、ステキヒトサイズ
度0〜5秒の原紙にポリビニルピロリドン等を含浸した
インクジェット記録用紙の例が開示されている。
【0009】又、染料の耐水性を改良するために、いく
つかの方法が提案されている。例えば、特開昭56−8
4992号公報では、ポリカチオン高分子電解質を表面
に含有させる方法、特開昭55−150396号公報に
は、水溶性インク中の染料とキレートを生成する耐水化
法が開示されている。更に、染料の耐水性と耐光性を同
時に改良するために、特開昭60−11389号公報に
は、塩基性オリゴマーを含有したことを特徴とするイン
クジェット記録シートの例が開示されている。ポリビニ
ルアミン共重合物を用いた例としては、特開昭64−8
085号公報に(メタ)アクリル酸モノマー単位を含ま
ないビニルアミンを用いて耐水性及び耐光性を向上させ
た被記録材の例が開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したとおり、普通
紙タイプのインクジェット記録シートの場合、それ自体
が吸収性を持たなくてはならず、ノーサイズ紙又は低サ
イズ紙にする方法が有るが、画像濃度の低下、ドット形
状の悪化等の問題が発生するため、該記録シートのイン
ク浸透性をコントロールする必要がある。又、インク受
理層が低塗工量のインクジェット記録シートの場合、塗
工層でインクが吸収しきれなくなることにより、比較的
低サイズ度の支持体を用い、支持体にも付着インクの一
部を吸収させることが必要になる。従って、支持体を含
めたインクジェット記録シートのインク吸収性を制御す
る必要が生じる。
【0011】しかし、従来から提唱されている該記録シ
ートのステキヒトサイズ度と、実際に記録される際のイ
ンク吸収性とは、相関しないことが往々にしてあるた
め、該記録シートのステキヒトサイズ度では、記録され
た画像の品位を予測することは不可能である。これはス
テキヒトサイズ度測定時の溶媒は水のみであり、インク
ジェット記録する際の記録用インクは、水及び水以外の
有機溶媒、その他添加剤を含有し、インク粘度、表面張
力、浸透性等各種インクによって異なる物性を有してい
るからである。即ち、各種インクジェット記録用インク
に合わせた該記録シートの形成は不可欠であり、実際に
記録に用いられるインクでの該記録シートのインク透過
時間を測る必要が生じる。
【0012】本発明の目的は、インクジェット記録シー
トのインク透過時間を特定の範囲内に制御することによ
り、記録された画像の濃度、フェザリング適性、画像鮮
明性を損なうことなく、インク吸収性が良いインクジェ
ット記録シートを得ることにある。更には、該インクジ
ェット記録シート上に、該記録用インクを用いて記録す
ることにより、品位の良い画像を得ることにある。又、
記録された画像の耐水性、耐光性の良好なインクジェッ
ト記録シートを得ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
記録シートは、坪量60g/m2のインクジェット記録シー
トを基準として、該記録シートをインクジェット記録用
インクの液面上に静置した時、液面側から該記録シート
の反対面へ透過するインク透過時間が30秒以下、好ま
しくは0.1〜15秒であることを特徴とするものであ
る。
【0014】又、支持体上にインク受理層を設けたイン
クジェット記録シートにおいて、該インク受理層の塗工
量が1〜10g/m2であり、好ましくは、該インク受理層
の成分が主としてカチオン性コロイド粒子で構成されて
おり、且つ該記録シートのインク受理層面を、20℃に
おける表面張力が20〜60dyne/cmのインクジェット
記録用インクの液面上に静置した時、液面側から該記録
シートの反対面へ透過するインク透過時間が15秒以下
であり、更に好ましくは、該支持体の該インク透過時間
が60秒以下であることを特徴とするものである。
【0015】又、支持体上にインク受理層を設けたイン
クジェット記録シートにおいて、該インク受理層中に、
カチオン性染料定着剤として、N−ビニルホルムアミド
とアクリロニトリルの共重合から得られる分子量が50
000以上、且つビニルアミンがモル比で20モル%以
上であるポリビニルアミン共重合物を含有し、且つ該イ
ンク受理層の塗工量が1〜10g/m2であり、好ましく
は、該インク受理層中に、カチオン性コロイド粒子を含
有し、且つ該記録シートの坪量60g/m2を基準として、
該記録シートのインク受理層面を、20℃における表面
張力が20〜60dyne/cmのインクジェット記録用イン
クの液面上に静置した時、液面側から該記録シートの反
対面へ透過するインク透過時間が15秒以下であり、更
に好ましくは、該支持体の該インク透過時間が60秒以
下であることを特徴とするものである。
【0016】更に、インクジェット記録用インクとその
記録用インクに適合した上記インクジェット記録シート
を用いてなることを特徴とする記録方法に関するもので
ある。
【0017】本発明のインクジェット記録シートは、使
用するインクジェット記録用インクに応じて、該記録シ
ートとこれを形成する支持体のインク透過時間を規定し
たものであり、本発明の特定な範囲内にあって、極めて
優れたインク吸収性の効果を発揮するものである。
【0018】本発明においては、インクジェット記録シ
ートのインク透過時間が、坪量60g/m2基準で15秒以
下とは、即ちインク透過時間(秒)/坪量(g/m2)の値
が、0.25以下ということである。従って、例えば、
該記録シートの坪量が100g/m2の場合は 、インク透
過時間は25秒以下が必要である。
【0019】本発明のインクジェット記録シート及びイ
ンク受理層を設けたインクジェット記録シートの支持体
としては、木材繊維主体の紙、又は木材繊維や合成繊維
を主体とした不織布の如きシート状物質が挙げられ、紙
の場合は、内添サイズ剤の添加又は無添加、填料の含有
又は非含有で良く、サイズプレスの有無でも何等制限し
ない。
【0020】本発明に使用される木材パルプは、NBK
P、LBKP、NBSP、LBSP、GP、TMP、D
IP等が挙げられ、必要に応じて単独或は併用して用い
られる。又、内填サイズ剤は、酸性抄紙用ロジンサイズ
剤、中性抄紙用変性ロジンサイズ剤、AKD、ASA、
カチオンポリマー型サイズ剤等が適宜用いられる。
【0021】又、内添填料は、白色顔料として従来公知
の顔料が用いられ、単独或は併用できるが、例えば、軽
質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、カオリン、ク
レー、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化
チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、サチンホワイ
ト、珪酸アルミニウム、ケイソウ土、珪酸カルシウム、
珪酸マグネシウム、合成シリカ、水酸化アルミニウム、
アルミナ、リトポン、ゼオライト、炭酸マグネシウム、
水酸化マグネシウムのような白色無機顔料、スチレン系
プラスチックピグメント、アクリル系プラスチックピグ
メント、ポリエチレン、マイクロカプセル、尿素樹脂、
メラミン樹脂のような有機顔料等が挙げられる。
【0022】表面サイズも必要に応じて用いられ、酸化
澱粉、燐酸エステル化澱粉、自家変性澱粉、カチオン化
澱粉又は各種変性澱粉、ポリエチレンオキサイド、ポリ
アクリルアミド、ポリアクリル酸ソーダ、アルギン酸ソ
ーダ、ハイドロキシメチルセルロース、メチルセルロー
ス、ポリビニルアルコール又はそれらの誘導体等を単独
或は併用して使用することができる。表面サイズ液は、
サイズプレス、ゲートロールコーター、ブレードメタリ
ングサイズプレス、ベルバパコーター、ショートドウエ
ルコーター等に代表される各種ブレードコーター、ロッ
ドコーター、エアーナイフコーター、カーテンコーター
等、各種塗工機で塗工することが可能である。
【0023】本発明に用いられるカチオン性コロイド粒
子とは、水中に懸濁分散してコロイド状をなしているも
のであり、該粒子表面が正に帯電した粒子を指し、例え
ば、ベーマイト、擬ベーマイト等のアルミナゾル、コロ
イダルアルミナ、カチオン性アルミニウム酸化物、或は
特公昭47−26959号公報に開示されているように
コロイド状シリカ粒子表面をアルミナコーティングした
粒子等が挙げられる。
【0024】又、カチオン性コロイド粒子と併用するこ
とのできる無機顔料は、従来公知の如何なるものも用い
ることができる。例えば、軽質炭酸カルシウム、重質炭
酸カルシウム、カオリン、タルク、硫酸カルシウム、硫
酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸
亜鉛、サチンホワイト、珪酸アルミニウム、ケイソウ
土、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、合成非晶質シ
リカ、水酸化アルミニウム、リトポン、ゼオライト、加
水ハロイサイト、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウ
ム等を挙げることができる。これら無機顔料の中でも、
多孔性無機顔料が好ましく、多孔性合成非晶質シリカ、
多孔性炭酸マグネシウム、多孔性アルミナ等が挙げら
れ、特に細孔容積の大きい多孔性合成非晶質シリカが好
ましい。
【0025】又、スチレン系プラスチックピグメント、
アクリル系プラスチックピグメント、ポリエチレン、マ
イクロカプセル、尿素樹脂、メラミン樹脂等の有機顔料
等を上記無機顔料と共に併用することもできる。更に、
無機顔料の代わりに生澱粉粒子、例えば、とうもろこし
(コーンスターチ)、小麦、大麦、米、馬鈴薯(じゃが
いも)、キャッサバ(タピオカ)、甘藷(さつまい
も)、サゴ等の冷水可溶性がないか、ほとんどない生澱
粉粒子を用いることも可能である。
【0026】本発明に用いられるポリビニルアミン共重
合物とは、特開昭58−23809号公報、特開平1−
040694号公報に例示される様な共重合物である。
ポリビニルアミン共重合物を合成する際のモノマーとし
て、N−ビニルホルムアミド以外にはN−ビニルアセト
アミド、N−ビニルプロピオンアミド、N−ビニルカル
バミン酸メチル、N−ビニルカルバミン酸エチル、N−
ビニルカルバミン酸イソプロピル等を例示できる。又、
N−ビニルホルムアミドと共重合させるモノマーとして
は、アクリロニトリル、炭素数1〜4のアルコールと
(メタ)アクリル酸とからなる(メタ)アクリル酸エス
テル、アクリルアミド、(メタ)アクリル酸等を例示で
きるが、特に好ましいものとして、アクリロニトリル、
アクリルアミドを例示できる。
【0027】又、本発明のカチオン性染料定着剤は、ポ
リビニルアミン共重合物の他、下記のカチオン性染料定
着剤を併用することができる。併用できるカチオン性染
料定着剤としては、水に溶解したとき離解してカチオン
性を呈する1級〜3級アミン又は4級アンモニウム塩の
モノマー、オリゴマー、ポリマーであり、好ましくは、
オリゴマー又はポリマーである。
【0028】本発明のインク受理層中に用いられる接着
剤としては、例えば、ポリビニルアルコール、酢酸ビニ
ル、酸化澱粉、エーテル化澱粉、カルボキシメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘
導体、カゼイン、ゼラチン、大豆蛋白、シリル変性ポリ
ビニルアルコール等;無水マレイン酸樹脂、スチレン−
ブタジエン共重合体、メチルメタクリレート−ブタジエ
ン共重合体等の共役ジエン系共重合体ラテックス;アク
リル酸エステル及びメタクリル酸エステルの重合体又は
共重合体等のアクリル系重合体ラテクッス;エチレン酢
酸ビニル共重合体等のビニル系重合体ラテックス;或い
はこれらの各種重合体のカルボキシル基等の官能基含有
単量体による官能基変性重合体ラテックス;メラミン樹
脂、尿素樹脂等の熱硬化合成樹脂系等の水性接着剤;ポ
リメチルメタクリレート、ポリウレタン樹脂、不飽和ポ
リエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマー、
ポリビニルブチラール、アルキッド樹脂等の合成樹脂系
接着剤が挙げられ、1種以上で使用される。これらの
内、本発明においては、水溶性高分子バインダーが好ま
しく用いられる。
【0029】本発明において、その他の添加剤として、
顔料分散剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡剤、抑泡剤、
離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、着色顔料、蛍光増
白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、防バイ剤、
耐水化剤、湿潤紙力増強剤、乾燥紙力増強剤等を適宜配
合することもできる。
【0030】本発明のインクジェット記録シート及びイ
ンク受理層を設けたインクジェット記録シートの支持体
の作製方法としては、例えば、パルプ繊維を離解してス
ラリーとし、必要に応じて填料やサイズ剤、他の添加剤
を添加し、抄紙機で抄造し乾燥するか、又は抄造後、澱
粉や高分子物質の水溶液等をサイズプレスし、乾燥して
マシンカレンダーをかけ得ることができる。
【0031】本発明のインク受理層を設ける方法として
は、オンマシンコーター、オフマシンコーターのいづれ
でも良い。例えば、従来公知のエアーナイフコーター、
カーテンコーター、ダイコーター、ブレードコーター、
ゲートロールコーター、バーコーター、ロッドコータ
ー、ロールコーター、ビルブレードコーター、ショート
ドエルブレードコーター等が使用できる。更に、塗工
後、マシンカレンダー、スーパーカレンダー、ソフトカ
レンダー等のカレンダーを用いて仕上げる。
【0032】本発明において、インク受理層の反対面に
バックコート層を設けてもよい。又、バックコート層の
配合成分は、インク受理層の配合成分と同一でも、異質
でもよい。塗工量、塗工方法等についても何等制限され
ない。
【0033】本発明で云うインクジェット記録用インク
とは、下記の着色剤、液媒体、その他の添加剤からなる
記録液体である。着色剤としては、直接染料、酸性染
料、塩基性染料、反応性染料或は食品用色素等の水溶性
染料が挙げられる。
【0034】水性インクの溶媒としては、水及び水溶性
の各種有機溶剤、例えば、メチルアルコール、エチルア
ルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアル
コール、n−ブチルアルコール、 sec−ブチルアルコー
ル、tert−ブチルアルコール、イソブチルアルコール等
の炭素数1〜4のアルキルアルコール類;ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセト
ン、ジアセトンアルコール等のケトン又はケトンアルコ
ール類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル
類;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル等のポリアルキレングリコール類;エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブチレングリコール、トリ
エチレングリコール、1,2,6 −ヘキサントリオール、チ
オジグリコール、ヘキシレングリコール、ジエチレング
リコール等のアルキレン基が2〜6個のアルキレングリ
コール類;グリセリン、エチレングリコールメチルエー
テル、ジエチレングリコールメチル(又はエチル)エー
テル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル等の
多価アルコールの低級アルキルエーテル類等が挙げられ
る。これらの多くの水溶性有機溶剤の中でも、ジエチレ
ングリコール等の多価アルコール、トリエチレングリコ
ールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノ
エチルエーテル等の多価アルコールの低級アルキルエー
テルが好ましい。その他の添加剤としては、例えば、p
H調節剤、金属封鎖剤、防カビ剤、粘度調整剤、表面張
力調整剤、湿潤剤、界面活性剤、及び防錆剤等が挙げら
れる。
【0035】本発明におけるインクジェット記録シート
は、インクジェット記録シートとしての使用に留まら
ず、記録時に液状であるインクを使用するどのような記
録シートとして用いることができる。例えば、熱溶融性
物質、染顔料等を主成分とする熱溶融性インクを樹脂フ
ィルム、高密度紙、合成紙等の薄い支持体上に塗布した
インクシートを、その裏面より加熱し、インクを溶融さ
せて転写する熱転写記録用受像シート、熱溶融性インク
を加熱溶融して微小液滴化、飛翔記録するインクジェッ
ト記録シート、油溶性染料を溶媒に溶解したインクを用
いたインクジェット記録シート、光重合型モノマー及び
無色又は有色の染顔料を内包したマイクロカプセルを用
いた感光感圧型ドナーシートに対応する受像シート等が
挙げられる。
【0036】これらの記録シートの共通点は、記録時に
インクが液体状態である点である。液状インクは、硬
化、固化又は定着までに、記録シートのインク受理層の
深さ方向又は水平方向に対して浸透又は拡っていく。上
述した各種記録シートは、それぞれの方式に応じた吸収
性を必要とするもので、本発明のインクジェット記録シ
ートを上述した各種の記録シートとして利用しても何ら
限定しない。
【0037】更に、複写機・プリンター等に広く使用さ
れている電子写真記録方式のトナーを加熱定着する記録
シートとして、本発明におけるインクジェット記録シー
トを使用してもよい。
【0038】更に、本発明による「インク透過時間」に
ついて、詳しく説明する。測定は、20℃−65%RH
に調湿されたインクジェット記録用インク及び紙片(記
録シート及び支持体)を用いて行う。シャーレに入れた
インクジェット記録用インク上に紙片を浮かべた瞬間か
ら、インクが浸透して反対面(上面)に3個のインクの
斑点が現れるまでの時間を測り、その秒数をもってイン
ク透過時間とする。
【0039】
【作用】本発明のインクジェット記録シートは、坪量6
0g/m2のインクジェット記録シートを基準として、該記
録シートをインクジェット記録用インクの液面上に静置
した時、液面側から該記録シートの反対面へ透過するイ
ンク透過時間が30秒以下、好ましくは、0.1〜15
秒であるインクジェット記録シートを用いることによ
り、インクジェット記録シート上に記録された画像の濃
度やフェザリングを損なうことなしに、インク吸収性の
良い記録画像を得ることができる。
【0040】本発明の支持体上に塗工量1〜10g/m2
インク受理層、好ましくは、主としてカチオン性コロイ
ド粒子からなるインク受理層を設けたインクジェット記
録シートは、該記録シートの該インク受理層面を、20
℃における表面張力が20〜60dyne/cmのインクジェ
ット記録用インクの液面上に静置した時、液面側から該
記録シートの反対面へ透過するインク透過時間が15秒
以下であり、好ましくは、該支持体の該インク透過時間
が60秒以下であるインクジェット記録シートとするこ
とにより、インク吸収性に優れ、記録された画像の濃度
や鮮明性の高い、インクジェット記録シートを得ること
ができた。
【0041】本発明のインク受理層中に、カチオン性染
料定着剤として、N−ビニルホルムアミドとアクリロニ
トリルの共重合から得られる分子量が50000以上、
且つビニルアミンがモル比で20モル%以上であるポリ
ビニルアミン共重合物を含有し、且つ該インク受理層の
塗工量が1〜10g/m2であり、好ましくは、該インク受
理層中に、カチオン性コロイド粒子を含有するインク受
理層を設けたインクジェット記録シートは、該記録シー
トの該インク受理層面を、20℃における表面張力が2
0〜60dyne/cmのインクジェット記録用インクの液面
上に静置した時、液面側から該記録シートの反対面へ透
過するインク透過時間が15秒以下であり、好ましく
は、該支持体の該インク透過時間が60秒以下であるイ
ンクジェット記録シートとすることにより、インク吸収
性に優れ、記録された画像の耐水性、耐光性の良好なイ
ンクジェット記録シートを得ることができた。
【0042】
【実施例】以下に、本発明の実施例を挙げて説明する
が、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
又、実施例において示す「部」及び「%」は、特に明示
しない限り重量部及び重量%を示す。
【0043】[インクの表面張力]インクの表面張力の
測定は、20℃の雰囲気にて測定を行った。測定に当た
っては、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色
について行い、その平均値で表した。
【0044】[インク透過時間]インク透過時間は、2
0℃−65%RHに調湿されたインクジェット記録用イ
ンク及び紙片(支持体及びインクジェット記録シート)
を用いた。インクは、実際に記録されるインクジェット
プリンターのインクを使用した。測定に当たっては、モ
ノクロプリンター用インクについては、ブラックイン
ク、カラープリンター用インクについては、ブラック、
シアン、マゼンタ、イエローの4色について行い、その
平均値で表した。瞬時にインクが透過し測定不可能なも
のは、0秒として、更に180秒時点でインクの透過な
きものは、3分以上として表記した。
【0045】[インク吸収性]モノクロプリンター印字
でのインク吸収性は、ベタ印字部分を記録5秒後に指で
こすり、汚れの程度を目視で判定した。インク吸収性の
悪いものは、汚れが発生して実使用上困難であり、他の
特性、例えば画像濃度、フェザリング等が良くても何等
意味をなさない。
【0046】[インク吸収性及び画像鮮明性]カラープ
リンター印字でのインク吸収性及び画像鮮明性は、重色
ベタ印字部分の境界、例えば、赤印字(マゼンタ+イエ
ロー)と緑印字(シアン+イエロー)の境界部分のイン
クのにじみ具合いを、目視で判定した。赤印字部分と緑
印字部分が重ならず、分離している場合を特性良好と
し、重なりが大きくなって黒線状になる場合を特性不良
とした。インク吸収性の悪いものは、著しく画像品位
(画像の鮮明性)を損なうため、他の特性、例えば画像
濃度等が良くても、何等意味をなさない。
【0047】[フェザリング]フェザリングは、文字及
び罫線印字部分を目視で判定した。
【0048】[画像濃度]画像濃度は、ブラックインク
でベタ印字した部分を、反射濃度計(マクベスRD91
8;マクベス社製)を用いて測定した。数値が高いほど
画像濃度が高く良好であるが、通常1.20以上あれば
良好である。
【0049】[耐水性]耐水性は、マゼンタインクで文
字及び罫線印字した部分に、蒸留水を1滴たらし、放置
乾燥後、にじみの程度を目視で判定した。
【0050】[耐光性]耐光性は、マゼンタインクでベ
タ印字した記録シートをキセノンフェードメーター(W
EATHER−OMETER、ATLAS社製)を用
い、照射強度0.39W/m2、ブラックパネル温度63℃
の条件で24時間照射した後の劣化の程度を目視で判定
した。
【0051】実施例1〜5及び比較例1〜3 濾水度380mlcsfのLBKP/濾水度450ml
csfのNBKP=7/3のパルプに対し 、AKD(ア
ルキルケテンタ゛イマー、ハーコン603S;テ゛ィックハーキュレス社製)量、填料
(軽質炭酸カルシウム、TP-121(吸油量90〜100g/100g、BE
T比表面積2〜4m2/g、平均粒子径0.4〜2.0μmの紡
錘形カルサイト型結晶構造);奥多摩工業社製)量 、サイズ
プレス液(PVA-117;クラレ社製)付着量等を代え、坪
量60g/m2になるように長網抄紙機で抄造し、マシンカ
レンダー処理を行い、実施例1〜5、比較例1〜3のイ
ンクジェット記録シートを得た。
【0052】表1に、実施例1〜5及び比較例1〜3に
対するインクジェット記録シートの配合内容(AKD
量、填料量、PVA付着量)、ステキヒトサイズ度、キ
ヤノン製BJ−130Jモノクロプリンターの純正イン
クジェット記録用インクを使用した場合のインク透過時
間及びインクジェット記録特性を示した。
【0053】表2に、実施例1〜5及び比較例1〜3に
対するインクジェット記録シートの配合内容(AKD
量、填料量、PVA付着量)、ステキヒトサイズ度、キ
ヤノン製BJ−10Vモノクロプリンターの純正インク
ジェット記録用インクを使用した場合のインク透過時間
及びインクジェット記録特性を示した。
【0054】表3に、実施例1〜5及び比較例1〜3に
対するインクジェット記録シートの配合内容(AKD
量、填料量、PVA付着量)、ステキヒトサイズ度、エ
プソン製HG−5130モノクロプリンターの純正イン
クジェット記録用インクを使用した場合のインク透過時
間及びインクジェット記録特性を示した。
【0055】
【表1】
【0056】表1において、*1、*2は、次の通りで
ある。 A:特性良好を示す。 B:実用上問題ない範囲で良好を示す。 C:実用上問題あることを示す。 D:特性不良を示す。 *3において、インク透過時間が3分とあるのは、3分
以上の略。又、表1において、AKD量、填料量はイン
クジェット記録シート全固形量に対する重量%であり、
PVA量はサイズプレス時に含浸するPVA固形量(g/
m2)である。
【0057】
【表2】
【0058】表2において、*1、*2は、次の通りで
ある。 A:特性良好を示す。 B:実用上問題ない範囲で良好を示す。 C:実用上問題あることを示す。 D:特性不良を示す。 *3において、インク透過時間が3分とあるのは、3分
以上の略。又、表2において、AKD量、填料量はイン
クジェット記録シート全固形量に対する重量%であり、
PVA量はサイズプレス時に含浸するPVA固形量(g/
m2)である。
【0059】
【表3】
【0060】表3において、*1、*2は、次の通りで
ある。 A:特性良好を示す。 B:実用上問題ない範囲で良好を示す。 C:実用上問題あることを示す。 D:特性不良を示す。 *3において、インク透過時間が3分とあるのは、3分
以上の略。又、表3において、AKD量、填料量はイン
クジェット記録シート全固形量に対する重量%であり、
PVA量はサイズプレス時に含浸するPVA固形量(g/
m2)である。
【0061】実施例6〜40及び比較例4〜24 [支持体の作製]濾水度450mlcsfのLBKP/濾水
度480mlcsfのNBKP=9/1のパルプに対し 、A
KDの量(アルキルケテンタ゛イマー、ハーコン603S;テ゛ィックハーキュレス社
製)、填料の量(軽質炭酸カルシウム、TP-121;吸油量90〜100
g/100g、BET比表面積2〜 4m2/g、平均粒子径
0.4×2.0μmの紡錘形カルサイト型結晶構造;奥多摩工業
社製)、サイズプレス液の付着量(酸化澱粉MS-3800;
日本食品化工社製)等を代えて 、坪量60g/m2になる
ように長網抄紙機で抄造し、実施例6〜40及び比較例
4〜24の支持体を作製した。
【0062】[インク受理層の塗工]表4、表5、表6
に記載の実施例6〜21及び比較例4〜11のインク受
理層は、合成非晶質シリカ(ファインシールX-37B;徳山曹達社
製)50部、米澱粉粉体(ミクロハ゜ール;島田化学工業社
製)50部、ポリビニルアルコール(PVA117;クラレ社
製)30部、カチオン性染料定着剤(スミレース゛レシ゛ン1001;
住友化学工業社製)30部を配合した塗工液を、塗工量
5g/m2となるように、各支持体上に塗工し、スーパーカ
レンダー仕上げをして、実施例6〜21及び比較例4〜
11のインクジェット記録シートとした。
【0063】実施例22〜25、比較例12〜15 [インク受理層の塗工]表7に記載の実施例22〜25
及び比較例12〜15のインク受理層は、非球状のコロ
イダルシリカをシリカ(SiO2 換算)に対しAl23
換算で約11重量%の酸化アルミニウム水和物により変
性した針状のカチオン変性コロイダルシリカ(スノーテ
ックスUP−AK(1)、日産化学社製、粒径;幅10
〜20nm×長さ50〜200nmの凝集体)100
部、ポリビニルアルコール(PVA117;クラレ社製)20
部、カチオン性染料定着剤(スミレース゛レシ゛ン1001;住友化学
工業社製)30部を配合した塗工液を、塗工量3g/m2
なるように、各支持体上に塗工し、スーパーカレンダー
仕上げをして、実施例22〜25及び比較例12〜15
のインクジェット記録シートとした。
【0064】実施例26〜32及び比較例16 [インク受理層の塗工]表8に記載の実施例26〜32
及び比較例16のインク受理層は、球状のカチオン性コ
ロイダルシリカ(スノーテックスUP−AK(3)、日
産化学社製、一次粒子径;10〜20nm)100部、
ポリビニルアルコール(PVA117;クラレ社製)20部、
カチオン性染料定着剤(スミレース゛レシ゛ン1001;住友化学工業
社製)30部を配合した塗工液を、塗工量5g/m2となる
ように、各支持体上に塗工し、スーパーカレンダー仕上
げをして、実施例26〜32及び比較例16のインクジ
ェット記録シートとした。
【0065】実施例33〜37及び比較例17〜19 [インク受理層の塗工]表9に記載の実施例33〜37
及び比較例17〜19のインク受理層は、アルミナ水和
物(カタロイドAS−3、触媒化成工業社製、一次粒子
径;約10nm)70部、合成非晶質シリカ(ファイン
シールX37B、徳山曹達社製)30部、ポリビニルア
ルコール(PVA117;クラレ社製)20部、カチオン性染
料定着剤(スミレース゛レシ゛ン1001;住友化学工業社製)30部
を配合した塗工液を、塗工量8g/m2となるように、各支
持体上に塗工し、スーパーカレンダー仕上げをして、実
施例33〜37及び比較例17〜19のインクジェット
記録シートとした。
【0066】実施例38、実施例39、比較例20 [インク受理層の塗工]表10に記載の実施例38、実
施例39、比較例20のインク受理層は、板状のカチオ
ン性コロイダルシリカ(スノーテックスPT−3−AK
(1)、日産化学社製、一次粒子;30〜50nm、凝
集粒子約280nm)100部、ポリビニルアルコール
(PVA117;クラレ社製)20部、カチオン性染料定着剤
(N−ビニルホルムアミドとアクリロニトリルを特開平
4−11094号公報に準拠した方法により合成したポ
リビニルアミン共重合物、分子量約15万、ビニルアミ
ンのモル比20%)30部を配合した塗工液を、塗工量
1.5g/m2となるように、各支持体上に塗工し、スーパ
ーカレンダー仕上げをして、実施例38、実施例39、
比較例20のインクジェット記録シートとした。
【0067】実施例40 [インク受理層の塗工]カチオン性染料定着剤をN−ビ
ニルホルムアミドとアクリロニトリルを特開平4−11
094号公報に準拠した方法により合成したポリビニル
アミン共重合物(分子量約7万、ビニルアミンのモル比
20%)とした以外は、実施例38と同様にしてインク
ジェット記録シートを得た。
【0068】実施例41 [インク受理層の塗工]カチオン性染料定着剤をN−ビ
ニルホルムアミドとアクリロニトリルを特開平4−11
094号公報に準拠した方法により合成したポリビニル
アミン共重合物(分子量約7万、ビニルアミンのモル比
40%)とした以外は、実施例38と同様にしてインク
ジェット記録シートを得た。
【0069】比較例21 [インク受理層の塗工]カチオン性染料定着剤をN−ビ
ニルホルムアミドとアクリロニトリルを特開平4−11
094号公報に準拠した方法により合成したポリビニル
アミン共重合物(分子量約7万、ビニルアミンのモル比
10%)とした以外は、実施例38と同様にしてインク
ジェット記録シートを得た。
【0070】比較例22 [インク受理層の塗工]カチオン性染料定着剤をN−ビ
ニルホルムアミドとアクリロニトリルを特開平4−11
094号公報に準拠した方法により合成したポリビニル
アミン共重合物(分子量約3万、ビニルアミンのモル比
20%)とした以外は、実施例38と同様にしてインク
ジェット記録シートを得た。
【0071】比較例23 [インク受理層の塗工]カチオン性染料定着剤をジシア
ンジアミド(ニカフロックD−100、日本カーバイド
社製)とした以外は、実施例38と同様にしてインクジ
ェット記録シートを得た。
【0072】比較例24 [インク受理層の塗工]カチオン性染料定着剤を4級ア
ンモニウム塩(アキュラック41、三井サイアナミッド
社製)とした以外は、実施例38と同様にしてインクジ
ェット記録シートを得た。
【0073】比較例25 [インク受理層の塗工]カチオン性染料定着剤を2級ア
ミン塩(スミレーズレジン1001、住友化学社製)と
した以外は、実施例38と同様にしてインクジェット記
録シートを得た。
【0074】表4には、実施例6〜9及び比較例4〜7
に用いた支持体の配合内容(AKD量、填料量、酸化澱
粉付着量)、支持体のステキヒトサイズ度、表面張力5
8dyne/cmのシャープ製IO−720カラープリンター
の純正インクジェット記録用インクを用いた場合の支持
体及びインクジェット記録シートのインク透過時間、各
支持体にインク受理層を設けたインクジェット記録シー
トに、シャープ製IO−720カラープリンターで純正
インクジェット記録用インクを用いて記録した場合のイ
ンクジェット記録特性を示した。
【0075】表5には、実施例10〜16及び比較例8
に用いた支持体の配合内容(AKD量、填料量、酸化澱
粉付着量)、支持体のステキヒトサイズ度、イソプロピ
ルアルコール及び活性剤を添加し、表面張力29dyne/
cmに調製したシャープ製IO−720カラープリンター
のインクジェット記録用インクを用いた場合の支持体及
びインクジェット記録シートのインク透過時間、及び各
支持体にインク受理層を設けたインクジェット記録シー
トに、上記調製インクを用いてシャープ製IO−720
カラープリンターで記録した場合の、インクジェット記
録特性を示した。
【0076】表6には、実施例17〜21及び比較例9
〜11に用いた支持体の配合内容(AKD量、填料量、
酸化澱粉付着量)、支持体のステキヒトサイズ度、表面
張力49dyne/cmのキヤノン製BJC−820Jカラー
プリンターの純正インクジェット記録用インクを用いた
場合の支持体及びインクジェット記録シートのインク透
過時間、及び各支持体にインク受理層を設けたインクジ
ェット記録シートに、キヤノン製BJC−820Jカラ
ープリンターで純正インクジェット記録用インクを用い
て記録した場合の、インクジェット記録特性を示した。
【0077】
【表4】
【0078】表4において、*1、*2の評価基準は、
次のとおりである。 A:特性良好を示す。 B:実用上問題ない範囲で良好を示す。 C:実用上問題あることを示す。 D:特性不良を示す。 *3は、作製したインクジェット記録シートの略。*
3、*4において、支持体及びインクジェット記録シー
トのインク透過時間が3分とあるのは、3分以上の略。
又、表4において、AKD量、填料量は支持体全固形量
に対する重量%であり、酸化澱粉量は、サイズプレス時
に含浸する酸化澱粉固形量(g/m2)である。
【0079】
【表5】
【0080】表5において、*1、*2の評価基準は、
次のとおりである。 A:特性良好を示す。 B:実用上問題ない範囲で良好を示す。 C:実用上問題あることを示す。 D:特性不良を示す。 *3は、作製したインクジェット記録シートの略。*
3、*4において、支持体及びインクジェット記録シー
トのインク透過時間が3分とあるのは、3分以上の略。
又、表5において、AKD量、填料量は支持体全固形量
に対する重量%であり、酸化澱粉量は、サイズプレス時
に含浸する酸化澱粉固形量(g/m2)である。
【0081】
【表6】
【0082】表6において、*1、*2の評価基準は、
次のとおりである。 A:特性良好を示す。 B:実用上問題ない範囲で良好を示す。 C:実用上問題あることを示す。 D:特性不良を示す。 *3は、作製したインクジェット記録シートの略。*
3、*4において、支持体及びインクジェット記録シー
トのインク透過時間が3分とあるのは、3分以上の略。
又、表6において、AKD量、填料量は支持体全固形量
に対する重量%であり、酸化澱粉量は、サイズプレス時
に含浸する酸化澱粉固形量(g/m2)である。
【0083】表7には、実施例22〜25及び比較例1
2〜15に用いた支持体の配合内容(AKD量、填料
量、酸化澱粉付着量)、支持体のステキヒトサイズ度、
表面張力58dyne/cmのシャープ製IO−720カラー
プリンターの純正インクジェット記録用インクを用いた
場合の支持体及びインクジェット記録シートのインク透
過時間、各支持体にインク受理層を設けたインクジェッ
ト記録シートに、シャープ製IO−720カラープリン
ターで純正インクジェット記録用インクを用いて記録し
た場合のインクジェット記録特性を示した。
【0084】表8には、実施例26〜32及び比較例1
6に用いた支持体の配合内容(AKD量、填料量、酸化
澱粉付着量)、支持体のステキヒトサイズ度、イソプロ
ピルアルコール及び活性剤を添加し、表面張力29dyne
/cmに調製したシャープ製IO−720カラープリンタ
ーのインクジェット記録用インクを用いた場合の支持体
及びインクジェット記録シートのインク透過時間、及び
各支持体にインク受理層を設けたインクジェット記録シ
ートに、上記調製インクを用いてシャープ製IO−72
0カラープリンターで記録した場合の、インクジェット
記録特性を示した。
【0085】表9には、実施例33〜37及び比較例1
7〜19に用いた支持体の配合内容(AKD量、填料
量、酸化澱粉付着量)、支持体のステキヒトサイズ度、
表面張力49dyne/cmのキヤノン製BJC−820Jカ
ラープリンターの純正インクジェット記録用インクを用
いた場合の支持体及びインクジェット記録シートのイン
ク透過時間、及び各支持体にインク受理層を設けたイン
クジェット記録シートに、キヤノン製BJC−820J
カラープリンターで純正インクジェット記録用インクを
用いて記録した場合の、インクジェット記録特性を示し
た。
【0086】表10には、実施例38〜41及び比較例
20〜25に用いた支持体の配合内容(AKD量、填料
量、酸化澱粉付着量)、支持体のステキヒトサイズ度、
表面張力49dyne/cmのキヤノン製BJC−820Jカ
ラープリンターの純正インクジェット記録用インクを用
いた場合の支持体及びインクジェット記録シートのイン
ク透過時間、及び各支持体にインク受理層を設けたイン
クジェット記録シートに、キヤノン製BJC−820J
カラープリンターで純正インクジェット記録用インクを
用いて記録した場合の、インクジェット記録特性を示し
た。
【0087】
【表7】
【0088】表7において、*1、*2の評価基準は、
次のとおりである。 A:特性良好を示す。 B:実用上問題ない範囲で良好を示す。 C:実用上問題あることを示す。 D:特性不良を示す。 *3は、作製したインクジェット記録シートの略。*
3、*4において、支持体及びインクジェット記録シー
トのインク透過時間が3分とあるのは、3分以上の略。
又、表7において、AKD量、填料量は支持体全固形量
に対する重量%であり、酸化澱粉量は、サイズプレス時
に含浸する酸化澱粉固形量(g/m2)である。
【0089】
【表8】
【0090】表8において、*1、*2の評価基準は、
次のとおりである。 A:特性良好を示す。 B:実用上問題ない範囲で良好を示す。 C:実用上問題あることを示す。 D:特性不良を示す。 *3は、作製したインクジェット記録シートの略。*
3、*4において、支持体及びインクジェット記録シー
トのインク透過時間が3分とあるのは、3分以上の略。
又、表8において、AKD量、填料量は支持体全固形量
に対する重量%であり、酸化澱粉量は、サイズプレス時
に含浸する酸化澱粉固形量(g/m2)である。
【0091】
【表9】
【0092】表9において、*1、*2の評価基準は、
次のとおりである。 A:特性良好を示す。 B:実用上問題ない範囲で良好を示す。 C:実用上問題あることを示す。 D:特性不良を示す。 *3は、作製したインクジェット記録シートの略。*
3、*4において、支持体及びインクジェット記録シー
トのインク透過時間が3分とあるのは、3分以上の略。
又、表9において、AKD量、填料量は支持体全固形量
に対する重量%であり、酸化澱粉量は、サイズプレス時
に含浸する酸化澱粉固形量(g/m2)である。
【0093】
【表10】
【0094】表10において、*1、*2、*3の評価
基準は、次のとおりである。 A:特性良好を示す。 B:実用上問題ない範囲で良好を示す。 C:実用上問題あることを示す。 D:特性不良を示す。 *4は、作製したインクジェット記録シートの略。*5
において、支持体のインク透過時間が3分とあるのは、
3分以上の略。又、表10において、AKD量、填料量
は支持体全固形量に対する重量%であり、酸化澱粉量
は、サイズプレス時に含浸する酸化澱粉固形量(g/m2
である。
【0095】実施例1〜5、比較例1〜3で明らかなよ
うに、ステキヒトサイズ度とインク吸収性には全く相関
が見られず、インク透過時間とインク吸収性には良い相
関が認められる。又、同一インクジェット記録シートに
おいても、使用されるインクジェット記録用インクによ
り、インク透過時間が異なっている。インク透過時間が
30秒以下の記録シートを用いることにより、インク吸
収性の良いインクジェット記録シートを得ることができ
た。更に、インク透過時間が0.1〜15秒の記録シー
トを用いることにより、記録された画像の画像濃度やフ
ェザリングを損なうことなしに、インク吸収性の良い記
録画像を得ることができた。
【0096】実施例6〜21及び比較例4〜11で明ら
かなように、ステキヒトサイズ度とインク吸収性には全
く相関が見られず、インク透過時間とインク吸収性には
良い相関が認められる。又、同一記録シート、例えば、
比較例4、実施例10、実施例17においても、使用さ
れるインクジェット記録用インクにより、インク透過時
間が大きくことなる。即ち、支持体上に塗工量1〜10
g/m2のインク受理層を設け、実際に記録に使用されるイ
ンクジェット記録用インクでのインク透過時間がインク
ジェット記録シートとして15秒以下、支持体として6
0秒以下とすることにより、インク吸収性の良いインク
ジェット記録シートを得ることができ、画像濃度、画像
鮮明性を損なうことなく、インク吸収性の良いインクジ
ェット記録シートを得ることができた。
【0097】実施例22〜37及び比較例12〜19で
明らかなように、ステキヒトサイズ度とインク吸収性に
は全く相関が見られず、インク透過時間とインク吸収性
には良い相関がみられる。又、表4と表7、表5と表
8、表6と表9で明らかなように、カチオン性コロイド
粒子を主体とするインク受理層を設けることにより、画
像濃度、画像鮮明性が高く、インク吸収性の良いインク
ジェット記録シートを得ることができた。即ち、支持体
上に塗工量1〜10g/m2の主としてカチオン性コロイド
粒子から成るインク受理層を設け、実際に記録に使用さ
れるインクジェット記録用インクでのインク透過時間が
インクジェット記録シートとして15秒以下、支持体と
して60秒以下とすることにより、画像濃度、画像鮮明
性を損なうことなく、インク吸収性の良いインクジェッ
ト記録シートを得ることができた。
【0098】実施例38〜41、比較例20〜25で明
らかなように、インク受理層中にカチオン性染料定着剤
として、N−ビニルホルムアミドとアクリロニトリルの
共重合から得られる分子量が50000以上、且つビニ
ルアミンがモル比で20モル%以上であるポリビニルア
ミン共重合物を含有し、支持体上にインク受理層を塗工
量1〜10g/m2設けたインクジェット記録シートにおい
て、実際に記録に使用されるインクジェット記録用イン
クでのインク透過時間がインクジェット記録シートとし
て15秒以下、支持体として60秒以下とすることによ
り、耐水性、耐光性の良好な、インク吸収性の良いイン
クジェット記録シートを得ることができた。
【0099】
【発明の効果】本発明において、坪量60g/m2のインク
ジェット記録シートを基準として、該記録シートをイン
クジェット記録用インクの液面上に静置した時、液面側
から該記録シートの反対面へ透過するインク透過時間が
30秒以下、好ましくは、0.1〜15秒であるインク
ジェット記録シートとすることにより、記録された画像
の画像濃度やフェザリングを損なうことなしに、インク
吸収性の良い記録画像を得ることができた。
【0100】又、本発明のインクジェット記録シート、
即ち、支持体上に塗工量1〜10g/m2のインク受理層、
好ましくは、主としてカチオン性コロイド粒子で構成さ
れているインク受理層を設けたインクジェット記録シー
トにおいて、該記録シートのインク受理層面を、20℃
における表面張力が20〜60dyne/cmのインクジェッ
ト記録用インクの液面上に静置した時、液面側から該記
録シートの反対面へ透過するインク透過時間が15秒以
下、支持体として60秒以下とすることにより、画像濃
度、画像鮮明性を損なうことなく、インク吸収性の良い
記録画像を得ることができた。
【0101】又、本発明のインクジェット記録シート、
即ち、インク受理層中にカチオン性染料定着剤として、
N−ビニルホルムアミドとアクリロニトリルの共重合か
ら得られる分子量が50000以上、且つビニルアミン
がモル比で20モル%以上であるポリビニルアミン共重
合物を含有し、更に、好ましくは、インク受理層中にカ
チオン性コロイド粒子を含有し、支持体上にインク受理
層を塗工量1〜10g/m2設けたインクジェット記録シー
トにおいて、該記録シートのインク受理層面を、20℃
における表面張力が20〜60dyne/cmのインクジェッ
ト記録用インクの液面上に静置した時、液面側から該記
録シートの反対面へ透過するインク透過時間が15秒以
下、支持体として60秒以下とすることにより、耐水
性、耐光性の良好な、インク吸収性の良いインクジェッ
ト記録シートを得ることができた。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 坪量60g/m2のインクジェット記録シー
    トを基準として、該記録シートをインクジェット記録用
    インクの液面上に静置した時、液面側から該記録シート
    の反対面へ透過するインク透過時間が30秒以下である
    ことを特徴とするインクジェット記録シート。
  2. 【請求項2】 インク透過時間が、0.1〜15秒であ
    る請求項1記載のインクジェット記録シート。
  3. 【請求項3】 支持体上にインク受理層を設けたインク
    ジェット記録シートにおいて、該インク受理層の塗工量
    が1〜10g/m2であり、且つ該記録シートの坪量60g/
    m2を基準として、該記録シートのインク受理層面を、2
    0℃における表面張力が20〜60dyne/cmのインクジ
    ェット記録用インクの液面上に静置した時、液面側から
    該記録シートの反対面へ透過するインク透過時間が15
    秒以下であることを特徴とするインクジェット記録シー
    ト。
  4. 【請求項4】 インク受理層の成分が、主としてカチオ
    ン性コロイド粒子で構成されている請求項3記載のイン
    クジェット記録シート。
  5. 【請求項5】 支持体のインク透過時間が、60秒以下
    である請求項3又は4記載のインクジェット記録シー
    ト。
  6. 【請求項6】 支持体上にインク受理層を設けたインク
    ジェット記録シートにおいて、該インク受理層中に、カ
    チオン性染料定着剤として、N−ビニルホルムアミドと
    アクリロニトリルの共重合から得られる分子量が500
    00以上、且つビニルアミンがモル比で20モル%以上
    であるポリビニルアミン共重合物を含有し、且つ該イン
    ク受理層の塗工量が1〜10g/m2であり、且つ該記録シ
    ートの坪量60g/m2を基準として、該記録シートのイン
    ク受理層面を、20℃における表面張力が20〜60dy
    ne/cmのインクジェット記録用インクの液面上に静置し
    た時、液面側から該記録シートの反対面へ透過するイン
    ク透過時間が15秒以下であることを特徴とするインク
    ジェット記録シート。
  7. 【請求項7】 インク受理層中に、カチオン性コロイド
    粒子を含有する請求項6記載のインクジェット記録シー
    ト。
  8. 【請求項8】 支持体のインク透過時間が、60秒以下
    である請求項6又は7記載のインクジェット記録シー
    ト。
  9. 【請求項9】 前記請求項1〜8のいずれか記載のイン
    クジェット記録シートに、請求項3記載のインクジェッ
    ト記録用インクを用いて記録することを特徴とするイン
    クジェット記録方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018089796A (ja) * 2016-11-30 2018-06-14 大王製紙株式会社 インクジェット記録用紙及びインクジェット記録用紙の製造方法

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