JPH078904U - 調色器具 - Google Patents

調色器具

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JPH078904U
JPH078904U JP036968U JP3696893U JPH078904U JP H078904 U JPH078904 U JP H078904U JP 036968 U JP036968 U JP 036968U JP 3696893 U JP3696893 U JP 3696893U JP H078904 U JPH078904 U JP H078904U
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JP
Japan
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straight tube
color
opening
panel
lamp group
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Pending
Application number
JP036968U
Other languages
English (en)
Inventor
敦 佐藤
Original Assignee
松下電工株式会社
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Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
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Publication of JPH078904U publication Critical patent/JPH078904U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】部品点数を増加することなくパネルの両側部に
現れる色むらをなくすことができる調色器具を提供す
る。 【構成】開口6を有する器具本体1と、開口6に平行に
並ぶように器具本体1内に配設された3原色を構成する
直管ランプ群2と、開口6の直管ランプ群2の並び方向
の中央部に配設されて直管ランプ群2の光を混色する混
色パネル5とを備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、調色器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来例を図6に示す。すなわち、この調色器具は、開口30を有する器具本体 31と、開口30に平行に並ぶように器具本体31内に配設された3原色を構成 する直管ランプ群32と、開口30の直管ランプ群32の並び方向の中央部に配 設されて直管ランプ群32の光を混色する乳白パネル33とを備えている。
【0003】 乳白パネル33は器具本体31にキックばね34により着脱自在に取付けられ ている。また直管ランプ群32のランプ出力は個別に調光手段により調光される 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この調色器具は、器具高さを低くすると直管ランプ群32の並 び方向の乳白パネル33の両側が混色せずに色むらを生じた。 この色むらを改善するため、図7のように直管ランプ群32の並び方向の両端 の直管ランプ36,37の直下に遮光板や反射板などの光学系35を設けたもの があったが、部品点数が増加し、構造が複雑化しやすく、また光束を遮光するこ とで照射むらを生じやすかった。
【0005】 したがって、この考案の目的は、部品点数を増加することなくパネルの両側部 に現れる色むらをなくすことができる調色器具を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の調色器具は、開口を有する器具本体と、前記開口に平行に並ぶよう に前記器具本体内に配設された3原色を構成する直管ランプ群と、前記開口の前 記直管ランプ群の並び方向の中央部に配設されて前記直管ランプ群の光を混色す る混色パネルとを備えたものである。
【0007】 請求項2の調色器具は、請求項1において、前記開口の前記混色パネルの両側 に透明パネルを配設したものである。 請求項3の調色器具は、請求項1において、前記開口の前記混色パネルの両側 に拡散パネルを配設したものである。 請求項4の調色器具は、請求項1において、前記開口の前記混色パネルの両側 に前記直管ランプ群の両端の直管ランプの光の透過をそれぞれ抑える手段を有す るものである。
【0008】
【作用】
請求項1の調色器具によれば、直管ランプ群を点灯すると、各直管ランプの色 光が混色パネルで混色され透過する。この場合、器具本体の開口の直管ランプ群 の並び方向の中央部に混色パネルを配置したため、混色パネルの両側に色むらが 現れなくなり、部品点数を増加することもない。
【0009】 請求項2の調色器具によれば、請求項1において、前記開口の前記混色パネル の両側に透明パネルを配設したため、請求項1と同作用がある。 請求項3の調色器具によれば、請求項1において、前記開口の前記混色パネル の両側に拡散パネルを配設したため、請求項1の作用のほか、演色度を高めるこ とができる。
【0010】 請求項4の調色器具によれば、請求項1において、前記開口の前記混色パネル の両側に前記直管ランプ群の両端の直管ランプの光の透過をそれぞれ抑える手段 を有するため、請求項1の作用がある。
【0011】
【実施例】
この考案の第1の実施例を図1により説明する。すなわち、この調色器具は、 器具本体1と、直管ランプ群2と、混色パネル5とを有する。 器具本体1は開口6を有する箱形をなしており、実施例では天井3の埋込穴4 に嵌合し取付具9により固定している。
【0012】 直管ランプ群2は、3原色を構成する赤色直管蛍光ランプ11と、青色直管蛍 光ランプ12と、緑色直管蛍光ランプ13からなり、開口6に平行に並ぶように 器具本体1内に配設されている。また赤色直管蛍光ランプ11,青色直管蛍光ラ ンプ12,および緑色直管蛍光ランプ13は個別に調光手段により調光され、色 温度3000〜10000Kを再現可能にしている。
【0013】 混色パネル5は、開口6の直管ランプ群2の並び方向の中央部に配設されて直 管ランプ群2の光を混色する。実施例では乳白パネルを用いている。また開口6 の混色パネル5の両側部にはプリズムパネルを実施例として透過光を矢印のよう に拡散する拡散パネル10を配設している。 この実施例によれば、直管ランプ群2を点灯すると、各直管ランプ11〜13 の色光が混色パネル5で混色され透過する。
【0014】 この場合、器具本体1の開口の直管ランプ群2の並び方向の中央部に混色パネ ル5を配置したため、混色パネル5の両側に色むらが現れなくなる。 また開口6の混色パネル5の両側に拡散パネル10を配設したため、演色度を 高めることができる。 さらに従来の反射板等が必要でないので部品点数が削減でき、構造がシンプル になる。またランプ寿命による光束の低下よりも波長の変化の方が小さいのでパ ネル面の色の変化が少ない。さらに遮光板等を用いないのでハネルの照射むらが ない。
【0015】 このようにパネル面にアイレスポイントを設けることにより、色むらを視感的 になくし高級感を作り出せるとともに、色温度3000〜10000Kの範囲が 可変の演色度の高い調色器具が構成される。 なお、拡散パネル10はプリズムパネルに限定されない。またこの実施例の変 形例として、拡散パネル10に代えて透明パネルを設けてよもい。
【0016】 この考案の第2の実施例を図2ないし図5に示す。すなわち、この調色器具は 、第1の実施例において、開口6の混色パネル5の両側に直管ランプ群2の両端 の直管ランプ11,13の光の透過をそれぞれ抑える手段15,16を有するも のである。 各手段15,16は特定波長の反射光を吸収する反射光抑え手段17と、特定 波長の透過光を吸収等するパネル18からなっている。各直管蛍光ランプ11〜 13の分光分布R(赤色),B(青色),G(緑色)の各波長は図4および図5 に示すように異なっているため、両端の赤色直管蛍光ランプ11および緑色直管 蛍光ランプ13の直下のパネル18の透過率を変えることでパネル面の色むらを 抑えることができる。この場合、赤色直管蛍光ランプ11の直下のパネル18は 赤色のみを吸収して透過率を抑える透過材を選択し、緑色直管蛍光ランプ13の 直下のパネル18は青色のみを吸収して透過率を抑える透過材を選択している。
【0017】 また反射光抑え手段17は、赤色直管蛍光ランプ11および青色直管蛍光ラン プ13の近傍の器具本体1の側壁にそれぞれの色光を吸収する微小穴19を形成 して反射率を低下したものである。図3に示すように反射面となる器具本体1の 側壁に微小穴19を設けると、その微小穴19の径によってある一定の波長を吸 収することができる。したがって、赤色直管蛍光ランプ11の近傍の側壁には赤 色の色光を吸収する径の微小穴19を形成し、緑色直管蛍光ランプ13の近傍の 側壁には緑色の色光を吸収する径の微小穴19を形成する。
【0018】 この結果、開口6を塞ぐパネル面の全体で波長の分布が均一になり、色むらが なくなり、従来の光学系の設計が必要でなくなる。さらにランプ光束が低減して も波長の変化は少ないのランプ交換が別々に行える。 なお、手段15,16の反射光抑え手段17およびパネル18はいずれか一方 のみでもよい。
【0019】
【考案の効果】
請求項1の調色器具によれば、器具本体の開口の直管ランプ群の並び方向の中 央部に混色パネルを配置したため、混色パネルの両側に色むらが現れなくなり、 部品点数を増加することもないという効果がある。 請求項2の調色器具によれば、請求項1において、前記開口の前記混色パネル の両側に透明パネルを配設したため、請求項1と同効果がある。
【0020】 請求項3の調色器具によれば、請求項1において、前記開口の前記混色パネル の両側に拡散パネルを配設したため、請求項1の効果のほか、演色度を高めるこ とができる。 請求項4の調色器具によれば、請求項1において、前記開口の前記混色パネル の両側に前記直管ランプ群の両端の直管ランプの光の透過をそれぞれ抑える手段 を有するため、請求項1の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施例の概略断面図である。
【図2】第2の実施例の概略断面図である。
【図3】器具本体の側壁の反射特性を説明する説明図で
ある。
【図4】比視感度曲線図である。
【図5】赤,青および緑の分光パワー曲線図である。
【図6】従来例のパネルを外した状態の部分斜視図であ
る。
【図7】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 器具本体 2 直管ランプ群 5 混色パネル 6 開口

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口を有する器具本体と、前記開口に平
    行に並ぶように前記器具本体内に配設された3原色を構
    成する直管ランプ群と、前記開口の前記直管ランプ群の
    並び方向の中央部に配設されて前記直管ランプ群の光を
    混色する混色パネルとを備えた調色器具。
  2. 【請求項2】 前記開口の前記混色パネルの両側に透明
    パネルを配設した請求項1記載の調色器具。
  3. 【請求項3】 前記開口の前記混色パネルの両側に拡散
    パネルを配設した請求項1記載の調色器具。
  4. 【請求項4】 前記開口の前記混色パネルの両側に前記
    直管ランプ群の両端の直管ランプの光の透過をそれぞれ
    抑える手段を有する請求項1記載の調色器具。
JP036968U 1993-07-06 1993-07-06 調色器具 Pending JPH078904U (ja)

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JP036968U JPH078904U (ja) 1993-07-06 1993-07-06 調色器具

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JPH078904U true JPH078904U (ja) 1995-02-07

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003511824A (ja) * 1999-10-14 2003-03-25 カラレイ・ディジタル・テクノロジー・(シェンツェン)・カンパニー・リミテッド 数値制御カラー光源システム
WO2009050979A1 (ja) * 2007-10-18 2009-04-23 Tesco. Eco Lighting Co., Ltd. 照明器具
CN115164164A (zh) * 2022-08-04 2022-10-11 广州市雅江光电设备有限公司 一种彩色面板灯的混光方法、装置及存储介质

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