JPH0789006B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
- Publication number
- JPH0789006B2 JPH0789006B2 JP61127534A JP12753486A JPH0789006B2 JP H0789006 B2 JPH0789006 B2 JP H0789006B2 JP 61127534 A JP61127534 A JP 61127534A JP 12753486 A JP12753486 A JP 12753486A JP H0789006 B2 JPH0789006 B2 JP H0789006B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vegetable container
- refrigerator
- lid
- container
- vegetables
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/06—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
- F25D2317/061—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation through special compartments
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は野菜容器を備えた冷蔵庫に関するものである。
従来の技術 従来例を第７図、第８図に基づいて説明する。
１は冷蔵庫本体で、２は冷媒を圧縮する圧縮機、３は圧
縮機２で圧縮された冷媒を所定の温度で凝縮する凝縮
器、４は凝縮された冷媒が所定の温度で蒸発する冷却器
である。
縮機２で圧縮された冷媒を所定の温度で凝縮する凝縮
器、４は凝縮された冷媒が所定の温度で蒸発する冷却器
である。
５は冷却器４で冷却された冷気を庫内へ送風するファ
ン、６は冷蔵庫本体１の上部に設けられた冷凍室、７は
冷蔵庫本体１の下部に設けられた冷蔵室の上部貯蔵室、
８は前記冷蔵室の下部冷蔵室、9,10は前記冷蔵室を上部
貯蔵室７と下部貯蔵室８に区画する仕切板と中仕切であ
る。
ン、６は冷蔵庫本体１の上部に設けられた冷凍室、７は
冷蔵庫本体１の下部に設けられた冷蔵室の上部貯蔵室、
８は前記冷蔵室の下部冷蔵室、9,10は前記冷蔵室を上部
貯蔵室７と下部貯蔵室８に区画する仕切板と中仕切であ
る。
11は前記下部貯蔵室８内で野菜等を保存する上面を開放
とした野菜容器で、前面引出し可能な下部貯蔵室扉12に
固定されたフレームに保持されている。
とした野菜容器で、前面引出し可能な下部貯蔵室扉12に
固定されたフレームに保持されている。
発明が解決しようとする問題点 しかし上記のような構成によると、圧縮機2,凝縮器3,冷
却器４により構成する冷凍サイクル及びファン５の回転
により、冷凍室６、上下貯蔵室7,8は所定の温度に冷却
される ここで下部貯蔵室８に注目すると、冷気が野菜容器11の
上面及び下部周囲に送られ野菜容器11冷却している為、
野菜容器11内に収納された野菜特に葉菜類から蒸散する
水が、野菜容器11の上面を通過する冷気が野菜容器11内
に進入して運び去られ野菜が短期間で乾燥してしまうと
いう問題が生じていた。
却器４により構成する冷凍サイクル及びファン５の回転
により、冷凍室６、上下貯蔵室7,8は所定の温度に冷却
される ここで下部貯蔵室８に注目すると、冷気が野菜容器11の
上面及び下部周囲に送られ野菜容器11冷却している為、
野菜容器11内に収納された野菜特に葉菜類から蒸散する
水が、野菜容器11の上面を通過する冷気が野菜容器11内
に進入して運び去られ野菜が短期間で乾燥してしまうと
いう問題が生じていた。
その為、仕切板９や中仕切10にゴム製のパッキン等を取
り付け野菜容器11の上面開口部に接触させ密閉させる方
法が一般に考えられていたが、構造上複雑になりコスト
高となり、又下部貯蔵室扉12の開閉性に支障をきたした
り、さらに野菜容器11の上面を通過する冷気が阻害され
る為野菜容器11の温度が上昇するという問題が生じてい
た。
り付け野菜容器11の上面開口部に接触させ密閉させる方
法が一般に考えられていたが、構造上複雑になりコスト
高となり、又下部貯蔵室扉12の開閉性に支障をきたした
り、さらに野菜容器11の上面を通過する冷気が阻害され
る為野菜容器11の温度が上昇するという問題が生じてい
た。
本発明は上記欠点に鑑み、野菜等の貯蔵物の乾燥を防止
し貯蔵物を保鮮する冷蔵庫を提供することを目的とする
ものである。
し貯蔵物を保鮮する冷蔵庫を提供することを目的とする
ものである。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明は庫内を仕切板にて区
画され形成された下部貯蔵室と、前記下部貯蔵室に設け
られ上面を開放した前後移動可能な野菜容器と、この野
菜容器の上面に密着し前記仕切板と間隔を保ち通路を形
成する蓋体と、この蓋体の両側に設けられたフランジ部
と、このフランジ部の下部に位置し野菜容器取り出し時
に前記フランジ部と係合する内箱の両側に形成された受
け部とから構成したものである。
画され形成された下部貯蔵室と、前記下部貯蔵室に設け
られ上面を開放した前後移動可能な野菜容器と、この野
菜容器の上面に密着し前記仕切板と間隔を保ち通路を形
成する蓋体と、この蓋体の両側に設けられたフランジ部
と、このフランジ部の下部に位置し野菜容器取り出し時
に前記フランジ部と係合する内箱の両側に形成された受
け部とから構成したものである。
また、蓋体は多数の貫通穴を有する樹脂製の平板と、前
記貫通穴を閉塞し前記平板に保持された透湿膜とからな
るものである。
記貫通穴を閉塞し前記平板に保持された透湿膜とからな
るものである。
作用 本発明は上記構成により、蓋体を野菜容器の上面に当接
して密閉し、野菜容器上面を通過する冷気と野菜容器を
遮断し野菜特に葉菜類から蒸散する水分により容器内を
高湿に保つものである。
して密閉し、野菜容器上面を通過する冷気と野菜容器を
遮断し野菜特に葉菜類から蒸散する水分により容器内を
高湿に保つものである。
また、野菜容器の引き出したとき、蓋体のフランジ部が
受け部に乗り保持され野菜容器だけが引き出される。
受け部に乗り保持され野菜容器だけが引き出される。
さらに、透湿膜により容器内の湿度が冷気により容器外
に吸引されるので、容器内の湿度を一定に保てる。
に吸引されるので、容器内の湿度を一定に保てる。
実施例 以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明
する。尚、従来と同一部分については同一符号を付し説
明を省略する。
する。尚、従来と同一部分については同一符号を付し説
明を省略する。
14は上面開口部に蓋体15を密接された野菜容器である。
前記蓋体15は樹脂で成型された多数の貫通穴16aを有す
る平板16と、この平板16の両側に成型されたフランジ部
16bと、前記平板16の片面に溶着保持された透湿膜17と
より構成されている。
前記蓋体15は樹脂で成型された多数の貫通穴16aを有す
る平板16と、この平板16の両側に成型されたフランジ部
16bと、前記平板16の片面に溶着保持された透湿膜17と
より構成されている。
そして、前記野菜容器14が冷蔵室の下部冷蔵室８の所定
の位置に収納されたときは、蓋体15が野菜容器14の両側
の上面と密着しており、次に下部貯蔵室扉12が引き出さ
れるとき、すなわちフレーム13がローラ18上を移動して
いるときは蓋体15は野菜容器14の両面と摺動し、内箱19
の両側に形成された受け部20のストッパ20aにフランジ
部16bの前面が当り蓋体15は移動しない。
の位置に収納されたときは、蓋体15が野菜容器14の両側
の上面と密着しており、次に下部貯蔵室扉12が引き出さ
れるとき、すなわちフレーム13がローラ18上を移動して
いるときは蓋体15は野菜容器14の両面と摺動し、内箱19
の両側に形成された受け部20のストッパ20aにフランジ
部16bの前面が当り蓋体15は移動しない。
さらに下部貯蔵室扉12及び野菜容器14が冷蔵庫本体１よ
り第２図に示す如く取り外されたとき蓋体15は前記内箱
19の受け部20に蓋体15のフランジ部16bが乗り保持され
る。
り第２図に示す如く取り外されたとき蓋体15は前記内箱
19の受け部20に蓋体15のフランジ部16bが乗り保持され
る。
ここで前記透湿膜17について説明する。前記透湿膜17
は、シリコン薄膜17aと親水性ナイロン繊維17bを積層し
たもので、シリコン薄膜17aは約10〜15μ程度の膜厚で
ほとんどアモルファスの鎖状分子集合体から成り、これ
ら綿状の分子の集まりが液体を完全にシャットアウト
し、10〜103Åの分子間隔によってガス透過性を有する
ものである。
は、シリコン薄膜17aと親水性ナイロン繊維17bを積層し
たもので、シリコン薄膜17aは約10〜15μ程度の膜厚で
ほとんどアモルファスの鎖状分子集合体から成り、これ
ら綿状の分子の集まりが液体を完全にシャットアウト
し、10〜103Åの分子間隔によってガス透過性を有する
ものである。
即ち、水蒸気や空気、炭酸ガスが膜の内外で濃度差があ
れば透過される性質のものである。
れば透過される性質のものである。
また、前述した如く親水性ナイロン繊維17bを使用する
のは、結露を防止する為である。
のは、結露を防止する為である。
以上のような構成であるから蓋体15は野菜容器14の上面
に密着され、野菜容器14内への冷気の直接の進入がな
く、野菜容器14に貯蔵した野菜から蒸散した水分により
野菜容器14内が高湿に保たれ野菜の乾燥を防止できる。
に密着され、野菜容器14内への冷気の直接の進入がな
く、野菜容器14に貯蔵した野菜から蒸散した水分により
野菜容器14内が高湿に保たれ野菜の乾燥を防止できる。
さらに透湿膜17により飽和湿度以上の水分は第６図に示
した如く上面に冷気が良く当たって最も冷却されやすい
蓋体15の表面の前記透湿膜17を介して低湿度である上面
側へ矢印の如く徐々に浸透していく。
した如く上面に冷気が良く当たって最も冷却されやすい
蓋体15の表面の前記透湿膜17を介して低湿度である上面
側へ矢印の如く徐々に浸透していく。
実際結果によると、前記透湿膜17の透湿度を適切なもの
を選ぶことにより、前記野菜容器14内部は野菜の保存に
適していると言われる80〜95％RHの湿度に保つことがで
きる。
を選ぶことにより、前記野菜容器14内部は野菜の保存に
適していると言われる80〜95％RHの湿度に保つことがで
きる。
よって、野菜容器14内に大量の野菜が収納され野菜容器
14内の湿度が異常に上がり結露して、その水滴が野菜に
付着し野菜の腐敗を促進させるといった異常事態も防止
できる。
14内の湿度が異常に上がり結露して、その水滴が野菜に
付着し野菜の腐敗を促進させるといった異常事態も防止
できる。
発明の効果 以上のように本発明は、野菜容器の上面と密着した蓋体
を設け、野菜容器が引き出されたときには内箱の受け部
により蓋体を保持したものであるから、高価なゴム製の
パッキン等を用いることもなく又構造上も簡単な平板に
て野菜容器を密閉でき容器内には冷気の直接の進入がな
く内部に貯蔵された新鮮な野菜自身から蒸散する水分に
より容器内が高湿に保たれ野菜の乾燥を防止できる。
を設け、野菜容器が引き出されたときには内箱の受け部
により蓋体を保持したものであるから、高価なゴム製の
パッキン等を用いることもなく又構造上も簡単な平板に
て野菜容器を密閉でき容器内には冷気の直接の進入がな
く内部に貯蔵された新鮮な野菜自身から蒸散する水分に
より容器内が高湿に保たれ野菜の乾燥を防止できる。
さらに野菜容器を引き出したときには上面が開口されて
いるので、野菜の取り出しが容易に出来る。また、透湿
膜による最適な湿度を一定に保つことにより野菜の鮮度
を長期間維持することができる。
いるので、野菜の取り出しが容易に出来る。また、透湿
膜による最適な湿度を一定に保つことにより野菜の鮮度
を長期間維持することができる。
また野菜容器を冷却する冷気の流れを阻害することもな
く野菜容器を低温に保つことができるものである。
く野菜容器を低温に保つことができるものである。
第１図は本発明の一実施例を示す冷蔵庫の下部貯蔵室の
要部断面図、第２図は同冷蔵庫における野菜容器を取り
外した際の断面図、第３図は同冷蔵庫の断面図、第４図
は蓋体の斜視図、第５図は同蓋体の要部拡大断面図、第
６図は第５図における透湿状態を示す断面図、第７図は
従来の冷蔵庫の断面図、第８図は野菜容器の斜視図であ
る。 14……野菜容器、15……蓋体、16……平板、16a……貫
通穴、16b……フランジ部、17……透湿膜、17a……シリ
コン薄膜、17b……ナイロン繊維、20……受け部。
要部断面図、第２図は同冷蔵庫における野菜容器を取り
外した際の断面図、第３図は同冷蔵庫の断面図、第４図
は蓋体の斜視図、第５図は同蓋体の要部拡大断面図、第
６図は第５図における透湿状態を示す断面図、第７図は
従来の冷蔵庫の断面図、第８図は野菜容器の斜視図であ
る。 14……野菜容器、15……蓋体、16……平板、16a……貫
通穴、16b……フランジ部、17……透湿膜、17a……シリ
コン薄膜、17b……ナイロン繊維、20……受け部。
Claims (2)
- 【請求項１】庫内を仕切板にて区画され形成された下部
貯蔵室と、前記下部貯蔵室に設けられ上面を開放した前
後移動可能な野菜容器と、この野菜容器の上面に密着し
前記仕切板と間隔を保ち通路を形成する蓋体と、この蓋
体の両側に設けられたフランジ部と、このフランジ部の
下部に位置し野菜容器取り出し時に前記フランジ部と係
合する内箱の両側に形成された受け部とからなる冷蔵
庫。 - 【請求項２】蓋体は多数の貫通穴を有する樹脂製の平板
と、前記貫通穴を閉塞し、前記平板に保持された透湿膜
とからなる特許請求の範囲第１項記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61127534A JPH0789006B2 (ja) | 1986-06-02 | 1986-06-02 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61127534A JPH0789006B2 (ja) | 1986-06-02 | 1986-06-02 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62284179A JPS62284179A (ja) | 1987-12-10 |
| JPH0789006B2 true JPH0789006B2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=14962389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61127534A Expired - Lifetime JPH0789006B2 (ja) | 1986-06-02 | 1986-06-02 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0789006B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020020527A (ja) * | 2018-08-01 | 2020-02-06 | アクア株式会社 | 冷蔵庫用支持部材およびそれを備えた冷蔵庫 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03185199A (ja) * | 1989-12-14 | 1991-08-13 | Tootsuya:Kk | 枚葉紙の冷却装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60251378A (ja) * | 1984-05-28 | 1985-12-12 | 松下冷機株式会社 | 冷蔵庫の野菜貯蔵容器 |
| JPS6138481U (ja) * | 1984-08-10 | 1986-03-11 | 松下冷機株式会社 | 冷蔵庫 |
-
1986
- 1986-06-02 JP JP61127534A patent/JPH0789006B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020020527A (ja) * | 2018-08-01 | 2020-02-06 | アクア株式会社 | 冷蔵庫用支持部材およびそれを備えた冷蔵庫 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62284179A (ja) | 1987-12-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |