JPH0788892B2 - プ−リ式変速装置 - Google Patents

プ−リ式変速装置

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JPH0788892B2
JPH0788892B2 JP61173330A JP17333086A JPH0788892B2 JP H0788892 B2 JPH0788892 B2 JP H0788892B2 JP 61173330 A JP61173330 A JP 61173330A JP 17333086 A JP17333086 A JP 17333086A JP H0788892 B2 JPH0788892 B2 JP H0788892B2
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pulley
sheave
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cam
driven
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博文 宮田
豊 古川
吉浩 赤星
英樹 松本
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Bando Chemical Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は伝動装置における変速機構の技術分野で利用さ
れ、特に、プーリ式変速装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に、プーリ式変速装置における互いに相対する固定
シーブと移動シーブとからなる変速プーリにおいては、
移動シーブを固定シーブ側に推すための推力を与えるた
めに、多様の手段が採用されているが、この推力付勢手
段の一つとしてコイルバネの弾発力を利用したもの(第
4図参照)は公知である。すなわち、このプーリ式変速
装置tは駆動側プーリt1および従動側プーリt2からな
り、駆動側プーリt1は、プーリ軸aに固設した固定シー
ブp1と、プーリ軸aに移動可能に設けた移動シーブp
2と、プーリ軸aに固設したバネ受け板h1と移動シーブp
2との間に介在せしめたコイルバネs1,s2とを具備する
一方、従動側プーリt2は、プーリ軸bに固設した固定シ
ーブp3と、プーリ軸bに移動可能に設けた移動シーブp4
と、プーリ軸bに固設したバネ受け板h2と移動シーブp4
との間に介在せしめたコイルバネs3,s4とを具備し、各
プーリt1,t2にまたがってVベルトvが巻き掛けられて
なり、各プーリt1,t2において固定シーブp1に対して移
動シーブp2を、固定シーブp3に対して移動シーブp4をそ
れぞれ進退させることにより、固定シーブp1,p3と移動
シーブp2,p4とで挟持されるVベルトvの旋回直径(つ
まりプーリ径)を無段階に変化させるようにしたもので
ある。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記従来のプーリ式変速装置においては、コイ
ルバネの強さは、通常、駆動側プーリt1において、固定
シーブp1と移動シーブp2の間に挟持されるVベルトvの
旋回直径が最大径d1となる場合に、移動シーブp2に対し
て適正な推力が作用するように設定されている。このた
め、この駆動側プーリt1と対応する従動側プーリt2にお
いては、Vベルトvの旋回直径が最小径d2となってコイ
ルバネs3,s4は大きく圧縮される。したがって、従動側
の移動プーリp4に作用する推力は、コイルバネs3,s4
大きな弾発力によって適正な値を超過するために、Vベ
ルトの寿命の劣下や伝動効率の低下が生じるなどの不具
合があった。
本発明は上記問題点にかんがみ、駆動側及び従動側の固
定シーブと移動シーブで挟持されるVベルトの旋回直径
(プーリ径)が変化して変速比が変わっても、各コイル
バネによる推力を常に適正値に維持できるようにしたプ
ーリ式変速装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明の上記課題を解決するための手段は、 互いに平行に配置された駆動側又は従動側のプーリ軸
と、 各プーリ軸に回転一体にかつ軸方向に移動不能に固定さ
れた固定シーブと、各プーリ軸に回転一体にかつ軸方向
に移動可能に支持され上記固定シーブとの間に断面V字
状のベルト溝を形成する移動シーブとからなり、一方の
移動シーブの固定シーブへの向きと他方の移動シーブの
固定シーブへの向きとが互いに逆向きにされた駆動側及
び従動側プーリと、 該両プーリのベルト溝間に巻き掛けられたVベルトと、 上記各プーリ軸における上記各プーリの移動シーブの背
面側に回転一体にかつ軸方向に移動可能に設けられた1
対のバネ受け部材と、 上記各プーリの移動シーブとバネ受け部材との間に縮装
され、移動シーブを固定シーブ側に付勢移動させるため
の一対のコイルバネと、 上記各プーリ軸において互いに対向位置して設けられて
おり,各プーリ軸に対して回転可能にかつ軸方向に移動
可能に設けられているとともに上記各バネ受け部材に該
バネ受け部材と一体に軸方向に移動可能にかつ各バネ受
け部材に対して回転可能に連係された移動カムと、各プ
ーリ軸に対して回転可能にかつ軸方向に移動不能に設け
られ上記移動カムにカム接触する回動カムとからなり、
該回動カムと移動カムとの相対回転により上記各バネ受
け部材を軸方向に移動させて上記各コイルバネによる各
移動シーブに作用する推力を調整する駆動側及び従動側
推力調整手段と、 該両推力調整手段の回動カム同志を連動して回動させ、
駆動側推力調整手段にあっては駆動側プーリのプーリ径
が減少するに従ってバネ受け部材を駆動側プーリのVベ
ルト中心線から遠ざかる方向に移動させる一方、従動側
推力調整手段にあっては従動側プーリのプーリ径が上記
駆動側のプーリ径の減少に伴って増大するに従ってバネ
受け部材を従動側プーリのVベルト中心線へ近づける方
向に移動させて各々の移動シーブの移動方向と相関させ
ることで各コイルバネによる各移動シーブに作用する推
力が変速比の変化に拘らず常に適正値になるように両推
力調整手段を作動させるカム操作機構と、 を備えたものとする。
(作用) これにより、本発明では、駆動側プーリにおけるVベル
トが最大径(最大プーリ径)で旋回しているとき、コイ
ルバネによって移動シーブに適正な推力が作用してい
る。このとき、従動側プーリにおいては、Vベルトは最
小径(最小プーリ径)で旋回しており、回動カムにより
移動カムが押されて該移動カムと一体に移動するバネ受
け部材は従動側プーリのVベルト中心線から最も遠ざか
った位置にあり、コイルバネによる移動シーブへの推力
は適正に調整されている。そして、この状態から、駆動
側プーリのプーリ径を減少させる一方、従動側プーリの
プーリ径を増大させて変速比を増大変化させても、駆動
側のバネ受け部材は駆動側プーリのVベルト中心線から
遠ざかる方向に移動し、従動側のバネ受け部材は従動側
プーリのVベルト中心線へ近づく方向に移動して各移動
シーブの移動方向と相関するので、駆動側及び従動側の
各コイルバネによる各移動シーブに作用する推力はほぼ
一定の適正値に維持されることになる。また、変速比を
減少変化させる場合も、上記とは逆の動作によってコイ
ルバネの推力は適正値に維持される。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は伝動装置等に適用されるプーリ式変速装置1を
示しており、該プーリ式変速装置1は、駆動側プーリ
2、駆動側推力調整手段3、従動側プーリ4、従動側推
力調整手段5、カム操作機構6およびVベルト7を主要
構成要素として包含している。
前記駆動側プーリ2は、プーリ軸2aにセットボルト8aで
固設された固定シーブ8と、プーリ軸2aに設けた植込み
キー2bに案内されて軸方向に移動可能なる移動シーブ9
とが相対してなる。該移動シーブ9はプーリ軸2aに設け
られたバネ受け部材10との間に同心状で介装されたコイ
ルバネ11a,11bにより固定シーブ8側に付勢されてい
る。前記バネ受け部材10は植込みキー2bにより軸方向に
移動可能に構成され、各コイルバネ11a,11bの強さは、
通常、Vベルト7が最大径D1(第1図実線)で旋回して
いるときに、移動シーブ9に対して作用する推力が最大
となるように設定されている。
前記駆動側推力調整手段3は移動シーブ9とバネ受け部
材10との相対間隔を調整して、駆動側プーリ2における
Vベルト7に対し適正な推力を与えるもので、互いに係
合するスパイラル状のカム面12a,13aを有する回動カム1
2と移動カム13とで対をなし、該回動カム12はプーリ軸2
aに回転自在に遊嵌され、移動カム13は植込みキー2bに
よりプーリ軸2aに軸方向に移動可能に設けられてなる。
すなわち、回動カム12は該回動カム12に接してプーリ軸
2aに止めネジ14aで固着されたストッパ14により一側の
軸方向移動が規制されている。移動カム13は、その移動
シーブ9側に内腔13bが形成され、該内腔13bに密嵌した
球軸受15,15が前記バネ受け部材10の端部に嵌合され、
かつナット15aで固定されることで、バネ受け部材10と
一体に軸方向に移動可能にかつバネ受け部材10に対して
回転可能に連係されている一方、移動カム13は、脚部13
cと基台(図示省略)等に固設されたスライドベース16
との蟻溝嵌合等の案内手段によってその回動が規制され
るとともに、軸方向に移動可能に設けられている。そし
て、Vベルト7が最小径D2(第1図鎖線)で旋回すると
きは、移動シーブ9に作用する推力を適正値に調整する
ために、回動カム12を回動させることによって移動カム
13が調整長さLを移動し、バネ受け部材10が移動シーブ
9から退くように構成されている。
前記従動側プーリ4は、プーリ軸4aにセットボルト17a
で固設された固定シーブ17と、プーリ軸4aに設けた植込
みキー4bに案内されて軸方向に移動可能なる移動シーブ
18とが相対してなる。該移動シーブ18はプーリ軸4aに設
けたバネ受け部材19との間に同心状に介装されたコイル
バネ20a,20bにより固定シーブ17側に付勢されている。
さらに、固定シーブ17および移動シーブ18のボス部に
は、それぞれ後述の連結ロッド22を挿通せしめる複数の
ロッド挿通孔17bおよび18aが穿設されている。前記バネ
受け部材19は植込みキー4bにより軸方向に移動可能に構
成されている。さらに、固定シーブ17の側方におけるプ
ーリ軸4aには、植込みキー4bによって案内されるカム受
けスリーブ21が軸方向に移動可能に設けられ、該カム受
けスリーブ21とバネ受け部材19とは、固定シーブ17のロ
ッド挿通孔17bと移動シーブ18のロッド挿通孔18aとに挿
通した複数の連結ロッド22により連結されている。前記
各コイルバネ20a,20bの強さは、通常、Vベルト7が最
大径D1(第1図鎖線)で旋回しているときに、移動シー
ブ18に対して作用する推力が最大となるように設定され
ている。
前記従動側推力調整手段5は、移動シーブ18とバネ受け
部材19との相対間隔を調整して従動側プーリ4における
Vベルト7に対し適正な推力を与えるもので、互いに係
合するスパイラル状のカム面23a,24aを有する回動カム2
3と移動カム24とで対をなし、該回動カム23はプーリ軸4
aに回転可能に遊嵌され、移動カム24は植込みキー4bに
よりプーリ軸4aに軸方向に移動可能に設けられてなる。
すなわち、回動カム23は該回動カム23に接してプーリ軸
4aに止めネジ25aで固着されたストッパ25により一側の
軸方向移動が規制されている。移動カム24は、その移動
シーブ18側に内腔24bが形成され、該内腔24bに密嵌した
球軸受26,26が前記カム受けスリーブ21の端部に嵌合さ
れ、かつナット26aで固定されることで、カム受けスリ
ーブ21および連結ロッド22を介してバネ受け部材19と一
体に軸方向に移動可能にかつ該バネ受け部材19に対して
回転可能に連係されている一方、移動カム24は、脚部24
cと基台(図示省略)等に固設されたスライドベース27
との蟻溝嵌合等による案内手段によって、その回動が規
制されるとともに、軸方向に移動可能に設けられてい
る。そして、Vベルト7が最大径D1(第1図鎖線)から
最小径D2(第1図実線)に移行したとき、移動シーブ18
に作用する推力を適正値に調整するために、回動カム23
を回動させることによって移動カム24が調整長さLを移
動し、バネ受け部材19が移動シーブ18から退くように構
成されている。
前記カム操作機構6は、駆動側推力調整手段3の回動カ
ム12と従動側推力調整手段5の回動カム23とを同時に連
動回動させるもので、回動カム12に止めネジ28aで固定
された駆動側歯付プーリ28と、回動カム23に止めネジ29
aで固定された従動側歯付プーリ29と、軸受(図示省
略)に操作軸30aを枢支せしめた操作用歯付プーリ30と
を具備し、各歯付プーリ28,29,30にタイミングベルト31
を巻き掛けて、操作用歯付プーリ30を回動操作すること
により、各回動カム12,23が同時に回動して各移動カム1
3,24が各プーリ軸2a,4a上でそれぞれ移動するように構
成されている。操作用歯付プーリ30の操作軸30aには、
手動ハンドルもしくはモータ等の駆動手段(図示省略)
が接続される。前述の駆動側歯付プーリ28、従動側歯付
プーリ29および操作用歯付プーリ30とタイミングベルト
31との噛合せタイミングは、第1図において駆動側プー
リ2におけるVベルト7が最大径D1で旋回しているとき
に、バネ受け部材10が移動カム13に押されて移動シーブ
9に近づくと同時に、従動側プーリ4におけるVベルト
7は最小径D2で旋回していて、バネ受け部材19が移動カ
ム24に押されて移動シーブ18から退くように設定されて
いる。なお、カム操作機構6は本例に代えてスプロケッ
トおよびチェーンによる伝動構造を適用してもよい。
次に、本実施例の作用について説明する。
駆動側プーリ2におけるVベルト7が最大径D1(最大プ
ーリ径)で旋回しているとき、コイルバネ11a,11bによ
って移動シーブ9に適正な推力が作用している。このと
き、従動側プーリ4においては、Vベルト7は最小径D2
(最小プーリ径)で旋回しており、回動カム23により移
動カム24が押されて該移動カム24と一体に移動するバネ
受け部材19は従動側プーリ4のVベルト中心線から最も
遠ざかった位置にあり、コイルバネ20a,20bによる移動
シーブ18への推力は適正に調整されている。そして、こ
の状態から、駆動側プーリ2のプーリ径を減少させる一
方、従動側プーリ4のプーリ径を増大させて変速比を増
大変化させても、駆動側のバネ受け部材10は駆動側プー
リ2のVベルト中心線から遠ざかる方向に移動し、従動
側のバネ受け部材19は従動側プーリ4のVベルト中心線
へ近づく方向に移動して各移動シーブ9,18の移動方向と
相関するので、駆動側及び従動側の各コイルバネ11a,11
b及び20a,20bによる各移動シーブ9,18に作用する推力は
ほぼ一定の適正値に維持されることになる。また、変速
比を減少変化させる場合も、上記とは逆の動作によって
コイルバネの推力は適正値に維持される。
(発明の効果) 本発明は上記の構成により、駆動側にあっては駆動側プ
ーリのプーリ径が減少するに従ってバネ受け部材を駆動
側プーリのVベルト中心線から遠ざかる方向に移動させ
る一方、従動側にあっては従動側プーリのプーリ径が駆
動側のプーリ径の減少に伴って増大するに従ってバネ受
け部材を従動側プーリのVベルト中心線へ近づける方向
に移動させて、各移動シーブと各バネ受け部材との間に
介装された各コイルバネの推力を変速比の変化に拘らず
常に適正に維持することができるので、Vベルトの寿命
が延長されるばかりでなく、伝動効率も向上するなどの
効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施態様を例示し、第1図はプーリ式変
速装置の要部を示す中央縦断面図、第2図および第3図
は推力調整手段の作用を説明する要部の断面図、第4図
はプーリ式変速装置の従来例を示す中央縦断面図であ
る。 1……プーリ式変速装置、2……駆動側プーリ、2a……
プーリ軸、3……駆動側推力調整手段、4……従動側プ
ーリ、4a……プーリ軸、5……従動側推力調整手段、6
……カム操作機構、7……Vベルト、8……固定シー
ブ、9……移動シーブ、10……バネ受け部材、11a,11b
……コイルバネ、12……回動カム、12a,13a,23a,24a…
…カム面、13……移動カム、15……球軸受、17……固定
シーブ、18……移動シーブ、19……バネ受け部材、20a,
20b……コイルバネ、21……カム受けスリーブ、22……
連結ロッド、23……回動カム、24……移動カム、26……
球軸受。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 英樹 兵庫県神戸市兵庫区明和通3丁目2番15号 バンドー化学株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−65465(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに平行に配置された駆動側及び従動側
    のプーリ軸と、 各プーリ軸に回転一体にかつ軸方向に移動不能に固定さ
    れた固定シーブと、各プーリ軸に回転一体にかつ軸方向
    に移動可能に支持され上記固定シーブとの間に断面V字
    状のベルト溝を形成する移動シーブとからなり、一方の
    移動シーブの固定シーブへの向きと他方の移動シーブの
    固定シーブへの向きとが互いに逆向きにされた駆動側及
    び従動側プーリと、 該両プーリのベルト溝間に巻き掛けられたVベルトと、 上記各プーリ軸における上記各プーリの移動シーブの背
    面側に回転一体にかつ軸方向に移動可能に設けられた1
    対のバネ受け部材と、 上記各プーリの移動シーブとバネ受け部材との間に縮装
    され、移動シーブを固定シーブ側に付勢移動させるため
    の一対のコイルバネと、 上記各プーリ軸において互いに対向位置して設けられて
    おり,各プーリ軸に対して回転可能にかつ軸方向に移動
    可能に設けられているとともに上記各バネ受け部材に該
    バネ受け部材と一体に軸方向に移動可能にかつ各バネ受
    け部材に対して回転可能に連係された移動カムと、各プ
    ーリ軸に対して回転可能にかつ軸方向に移動不能に設け
    られ上記移動カムにカム接触する回動カムとからなり、
    該回動カムと移動カムとの相対回転により上記各バネ受
    け部材を軸方向に移動させて上記各コイルバネによる各
    移動シーブに作用する推力を調整する駆動側及び従動側
    推力調整手段と、 該両推力調整手段の回動カム同志を連動して回動させ、
    駆動側推力調整手段にあっては駆動側プーリのプーリ径
    が減少するに従ってバネ受け部材を駆動側プーリのVベ
    ルト中心線から遠ざかる方向に移動させる一方、従動側
    推力調整手段にあっては従動側プーリのプーリ径が上記
    駆動側のプーリ径の減少に伴って増大するに従ってバネ
    受け部材を従動側プーリのVベルト中心線へ近づける方
    向に移動させて各々の移動シーブの移動方向と相関させ
    ることで各コイルバネによる各移動シーブに作用する推
    力が変速比の変化に拘らず常に適正値になるように両推
    力調整手段を作動させるカム操作機構と、 を備えたことを特徴とするプーリ式変速装置。
JP61173330A 1986-07-22 1986-07-22 プ−リ式変速装置 Expired - Lifetime JPH0788892B2 (ja)

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