JPH078847A - 回転霧化頭型静電塗装機 - Google Patents
回転霧化頭型静電塗装機Info
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- JPH078847A JPH078847A JP5181936A JP18193693A JPH078847A JP H078847 A JPH078847 A JP H078847A JP 5181936 A JP5181936 A JP 5181936A JP 18193693 A JP18193693 A JP 18193693A JP H078847 A JPH078847 A JP H078847A
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- air
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- rotary atomizing
- shaping
- ring
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B5/00—Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
- B05B5/025—Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
- B05B5/04—Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns characterised by having rotary outlet or deflecting elements, i.e. spraying being also effected by centrifugal forces
- B05B5/0403—Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns characterised by having rotary outlet or deflecting elements, i.e. spraying being also effected by centrifugal forces characterised by the rotating member
- B05B5/0407—Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns characterised by having rotary outlet or deflecting elements, i.e. spraying being also effected by centrifugal forces characterised by the rotating member with a spraying edge, e.g. like a cup or a bell
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B5/00—Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
- B05B5/025—Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
- B05B5/04—Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns characterised by having rotary outlet or deflecting elements, i.e. spraying being also effected by centrifugal forces
- B05B5/0426—Means for supplying shaping gas
Landscapes
- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転霧化頭型の静電塗装機を明暗度および塗
着効率を高めた状態で、メタリック塗料の仕上げ塗装工
程に用いる。 【構成】 シェーピングエアリング13には小径な複数
個のエア噴出孔17,17,…を形成する。サブエアチ
ャンバ16とメインエアチャンバとの連通は圧力損失の
少ない補助リング21の各連通孔22,シェーピングエ
アリング13の環状溝18および各連通孔22を介して
行う。これにより、シェーピングエアの速度を速めるこ
とにより、塗料の被塗物への衝突速度を速め、塗装面の
明暗度を高める。一方、回転霧化頭4の外周面に対して
エア噴出孔17の角度(α+β)を45度以下で当たる
ようにしたから、被塗物への塗装パターンを大きくす
る。
着効率を高めた状態で、メタリック塗料の仕上げ塗装工
程に用いる。 【構成】 シェーピングエアリング13には小径な複数
個のエア噴出孔17,17,…を形成する。サブエアチ
ャンバ16とメインエアチャンバとの連通は圧力損失の
少ない補助リング21の各連通孔22,シェーピングエ
アリング13の環状溝18および各連通孔22を介して
行う。これにより、シェーピングエアの速度を速めるこ
とにより、塗料の被塗物への衝突速度を速め、塗装面の
明暗度を高める。一方、回転霧化頭4の外周面に対して
エア噴出孔17の角度(α+β)を45度以下で当たる
ようにしたから、被塗物への塗装パターンを大きくす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車体等の被塗物
に塗装するのに用いて好適な回転霧化頭型塗装機に関
し、特にメタリック塗料の仕上げ塗装工程に用いること
のできる回転霧化頭型静電塗装機に関する。
に塗装するのに用いて好適な回転霧化頭型塗装機に関
し、特にメタリック塗料の仕上げ塗装工程に用いること
のできる回転霧化頭型静電塗装機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車体等の被塗物の塗装に用いら
れるメタリック塗料の塗装においては、例えば2度の塗
装工程により塗膜が約15μm程度になるように塗装し
た後に、クリアー塗料を塗装し、その後に焼付け工程を
行うようになっていた。
れるメタリック塗料の塗装においては、例えば2度の塗
装工程により塗膜が約15μm程度になるように塗装し
た後に、クリアー塗料を塗装し、その後に焼付け工程を
行うようになっていた。
【0003】そして、前記2度の塗装工程のうち、前段
の第1の塗装工程においては、塗装機としてはエアスプ
レーガン,静電塗装ガンまたは回転霧化頭等を用いて塗
膜が7〜8μmとなるように塗装する。後段の第2の塗
装工程においては、エアスプレーガンまたは静電塗装ガ
ンを用いて第1の塗装工程の塗膜の上に新しい塗膜が7
〜8μmとなるように塗装し、全体として塗膜が約15
μmとなるようにしていた。
の第1の塗装工程においては、塗装機としてはエアスプ
レーガン,静電塗装ガンまたは回転霧化頭等を用いて塗
膜が7〜8μmとなるように塗装する。後段の第2の塗
装工程においては、エアスプレーガンまたは静電塗装ガ
ンを用いて第1の塗装工程の塗膜の上に新しい塗膜が7
〜8μmとなるように塗装し、全体として塗膜が約15
μmとなるようにしていた。
【0004】一方、メタリック塗料の場合には、第2の
塗装工程での塗装機の種類によって塗装面の輝きが異な
ることが知られている。なお、一般にはこの輝きを、色
の白さ(以下、「明暗度」という)として定義されてい
る。
塗装工程での塗装機の種類によって塗装面の輝きが異な
ることが知られている。なお、一般にはこの輝きを、色
の白さ(以下、「明暗度」という)として定義されてい
る。
【0005】また、本発明者達は実験から、明暗度を1
〜10とすれば、エアスプレーガンを用いる場合には明
暗度が10となり、60kV印加の静電塗装ガンを用い
る場合には明暗度が9となり、90kV印加の静電塗装
ガンを用いる場合には明暗度が7となり、90kV印加
の回転霧化頭を用いる場合には明暗度が5となるという
結果を得ている。
〜10とすれば、エアスプレーガンを用いる場合には明
暗度が10となり、60kV印加の静電塗装ガンを用い
る場合には明暗度が9となり、90kV印加の静電塗装
ガンを用いる場合には明暗度が7となり、90kV印加
の回転霧化頭を用いる場合には明暗度が5となるという
結果を得ている。
【0006】このように、回転霧化頭の明暗度が著しく
低い原因を鋭意研究した結果、その一つの原因としてメ
タリック塗料中に拡散されたフレーク状のメタリック粒
子の0着状態にあり、この塗着状態を決定するのが塗料
の被塗物への衝突速度であることが分かった。このた
め、第2の塗装工程(仕上げ塗装工程)では衝突速度の
遅い回転霧化頭型の塗装機は使用されず、エアスプレー
ガン等の他の塗装機によって仕上げ塗装が行われてい
た。
低い原因を鋭意研究した結果、その一つの原因としてメ
タリック塗料中に拡散されたフレーク状のメタリック粒
子の0着状態にあり、この塗着状態を決定するのが塗料
の被塗物への衝突速度であることが分かった。このた
め、第2の塗装工程(仕上げ塗装工程)では衝突速度の
遅い回転霧化頭型の塗装機は使用されず、エアスプレー
ガン等の他の塗装機によって仕上げ塗装が行われてい
た。
【0007】さらに、回転霧化頭型の塗装機において塗
料の衝突速度の遅い理由として、例えば、代表的な回転
霧化頭型の静電塗装機として実公平4−51886号公
報に示すように、メインエアチャンバとサブエアチャン
バとの間を連通すべく、シェーピングエアリングに形成
したシェーピングエア通路は小径でかつ長くなってい
る。このため、メインエアチャンバからサブエアチャン
バに供給されるシェーピングエアには圧力損失が大きく
作用し、これによりシェーピングエアの流量が低下し、
シェーピングエアの噴出速度が小さくなると思われる。
料の衝突速度の遅い理由として、例えば、代表的な回転
霧化頭型の静電塗装機として実公平4−51886号公
報に示すように、メインエアチャンバとサブエアチャン
バとの間を連通すべく、シェーピングエアリングに形成
したシェーピングエア通路は小径でかつ長くなってい
る。このため、メインエアチャンバからサブエアチャン
バに供給されるシェーピングエアには圧力損失が大きく
作用し、これによりシェーピングエアの流量が低下し、
シェーピングエアの噴出速度が小さくなると思われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術においては、第2の塗装工程(仕上げ塗装工程)
にエアスプレーガンまたは静電塗装ガン等の塗装機を用
いているが、これらの塗装機は明暗度を高くして、輝き
を良好にできるという効果を有するものの、その反面、
回転霧化頭型の塗装機に比べ塗着効率が低く、塗料無駄
が多くなるという問題がある。
来技術においては、第2の塗装工程(仕上げ塗装工程)
にエアスプレーガンまたは静電塗装ガン等の塗装機を用
いているが、これらの塗装機は明暗度を高くして、輝き
を良好にできるという効果を有するものの、その反面、
回転霧化頭型の塗装機に比べ塗着効率が低く、塗料無駄
が多くなるという問題がある。
【0009】また、塗膜を十分の厚さにするためには、
レシプロケータ等によって塗装機を上下,左右に移動す
るときの移動速度をゆっくりとしなければならない。
レシプロケータ等によって塗装機を上下,左右に移動す
るときの移動速度をゆっくりとしなければならない。
【0010】さらに、エアスプレーガンまたは静電塗装
ガン等の塗装機は、回転霧化頭に比べて塗装パターンが
狭いため、塗りムラをなくすためには塗装機の移動幅を
細かくしなければならず、作業効率が低下するという問
題がある。
ガン等の塗装機は、回転霧化頭に比べて塗装パターンが
狭いため、塗りムラをなくすためには塗装機の移動幅を
細かくしなければならず、作業効率が低下するという問
題がある。
【0011】従って、従来技術におけるメタリック塗料
の仕上げ塗装工程においては、塗装面の明暗度を高くす
るために、塗着効率の低下を犠牲にしているのが実情で
あり、これに伴って塗料および塗装時間等が無駄になる
という問題がある。
の仕上げ塗装工程においては、塗装面の明暗度を高くす
るために、塗着効率の低下を犠牲にしているのが実情で
あり、これに伴って塗料および塗装時間等が無駄になる
という問題がある。
【0012】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明はメタリック塗料の仕上げ塗装工
程において使用することができるように、塗着効率と明
暗度を高めることができるようにした回転霧化頭型静電
塗装機を提供することを目的としている。
されたもので、本発明はメタリック塗料の仕上げ塗装工
程において使用することができるように、塗着効率と明
暗度を高めることができるようにした回転霧化頭型静電
塗装機を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本出願に係る回転霧化頭型静電塗装機のうち、
請求項1による発明は、内部にエアモータ等を有する塗
装機本体と、該塗装機本体の、先端側にエアモータによ
って回転可能に設けられた回転霧化頭と、前記塗装機本
体を覆い、該塗装機本体との間にメインエアチャンバを
画成する筒状のケーシングと、前記回転霧化頭の軸方向
中間まで外周を覆うように該ケーシングに固着されたシ
ェーピングエアリングと、該シェーピングエアリング内
に前記メインエアチャンバから供給されたエアを貯える
ように形成されたサブエアチャンバと、前記シェーピン
グエアリングの先端側に全周に亘って多数個穿設され、
該サブエアチャンバに貯えられたシェーピングエアを前
記回転霧化頭に向けて噴出するエア噴出孔とを具備する
構成としている。
ために、本出願に係る回転霧化頭型静電塗装機のうち、
請求項1による発明は、内部にエアモータ等を有する塗
装機本体と、該塗装機本体の、先端側にエアモータによ
って回転可能に設けられた回転霧化頭と、前記塗装機本
体を覆い、該塗装機本体との間にメインエアチャンバを
画成する筒状のケーシングと、前記回転霧化頭の軸方向
中間まで外周を覆うように該ケーシングに固着されたシ
ェーピングエアリングと、該シェーピングエアリング内
に前記メインエアチャンバから供給されたエアを貯える
ように形成されたサブエアチャンバと、前記シェーピン
グエアリングの先端側に全周に亘って多数個穿設され、
該サブエアチャンバに貯えられたシェーピングエアを前
記回転霧化頭に向けて噴出するエア噴出孔とを具備する
構成としている。
【0014】この際、請求項2による発明のように、前
記メインエアチャンバとサブエアチャンバとを連通させ
るため、前記シェーピングエアリングの基端側にはメイ
ンエアチャンバ側に位置する大径な環状溝と、該環状溝
よりもサブエアチャンバ側に位置し、前記各エア噴出孔
の総流路面積よりも大きな流路面積を確保する多数個の
エア流通孔を形成することが望ましい。
記メインエアチャンバとサブエアチャンバとを連通させ
るため、前記シェーピングエアリングの基端側にはメイ
ンエアチャンバ側に位置する大径な環状溝と、該環状溝
よりもサブエアチャンバ側に位置し、前記各エア噴出孔
の総流路面積よりも大きな流路面積を確保する多数個の
エア流通孔を形成することが望ましい。
【0015】また、請求項3による発明のように、前記
メインエアチャンバとサブエアチャンバとを連通させる
ため、前記シェーピングエアリングの基端側には大径な
連通孔を全周に亘って多数個穿設したエア流通リングを
配設することが望ましい。
メインエアチャンバとサブエアチャンバとを連通させる
ため、前記シェーピングエアリングの基端側には大径な
連通孔を全周に亘って多数個穿設したエア流通リングを
配設することが望ましい。
【0016】さらに、請求項4による発明のように、前
記シェーピングエアリングの各エア噴出孔は、該各エア
噴出孔から噴出されるシェーピングエアの角度を、前記
回転霧化頭の外周面に対して45度以下の範囲で当たる
ように設定することが望ましい。
記シェーピングエアリングの各エア噴出孔は、該各エア
噴出孔から噴出されるシェーピングエアの角度を、前記
回転霧化頭の外周面に対して45度以下の範囲で当たる
ように設定することが望ましい。
【0017】さらにまた、請求項5による発明のよう
に、前記シェーピングエアリングの各エア噴出孔の先端
と前記回転霧化頭の塗料放出端縁との距離を、30mm
以下に設定することが望ましい。
に、前記シェーピングエアリングの各エア噴出孔の先端
と前記回転霧化頭の塗料放出端縁との距離を、30mm
以下に設定することが望ましい。
【0018】
【作用】請求項1の構成により、サブエアチャンバ内に
貯えた高圧エアを、多数個のエア噴出孔から、個別的な
噴流として噴出し、この噴流がシェーピングエアとして
回転霧化頭に向けて速い速度で噴出されることになり、
回転霧化頭で霧化された塗料が被塗物に衝突するときの
衝突速度を高めることができる。
貯えた高圧エアを、多数個のエア噴出孔から、個別的な
噴流として噴出し、この噴流がシェーピングエアとして
回転霧化頭に向けて速い速度で噴出されることになり、
回転霧化頭で霧化された塗料が被塗物に衝突するときの
衝突速度を高めることができる。
【0019】また、請求項2,3の構成により、メイン
エアチャンバからシェーピングエアリングのサブエアチ
ャンバに供給されるシェーピングエアは、エア流通リン
グの各連通孔,環状溝から各エア流通孔を抵抗なく流出
でき、該サブエアチャンバから各エア噴出孔を介して前
方に噴出されるシェーピングエアの流量を多くして、そ
の流速を早くできる。
エアチャンバからシェーピングエアリングのサブエアチ
ャンバに供給されるシェーピングエアは、エア流通リン
グの各連通孔,環状溝から各エア流通孔を抵抗なく流出
でき、該サブエアチャンバから各エア噴出孔を介して前
方に噴出されるシェーピングエアの流量を多くして、そ
の流速を早くできる。
【0020】さらに、請求項4の構成の如く、早められ
たシェーピングエアを回転霧化頭の外周面に対して45
度以下の範囲で当てることにより、回転霧化頭の塗料放
出端縁から回転力により霧化して放出される塗料を前方
に向けて飛行させることができ、被塗物への塗装パター
ンを大きくすることができる。
たシェーピングエアを回転霧化頭の外周面に対して45
度以下の範囲で当てることにより、回転霧化頭の塗料放
出端縁から回転力により霧化して放出される塗料を前方
に向けて飛行させることができ、被塗物への塗装パター
ンを大きくすることができる。
【0021】さらにまた、請求項5の構成により、各エ
ア噴出孔から回転霧化頭の塗料放出端縁に向けて噴出さ
れるシェーピングエアの速度が大きく保たれた状態で回
転霧化頭にシェーピングエアを作用させ、霧化された塗
料に十分の速度を与えることができる。
ア噴出孔から回転霧化頭の塗料放出端縁に向けて噴出さ
れるシェーピングエアの速度が大きく保たれた状態で回
転霧化頭にシェーピングエアを作用させ、霧化された塗
料に十分の速度を与えることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図7によ
り説明するに、まず、回転霧化頭型の塗装機を図1およ
び図2に基づいて説明する。
り説明するに、まず、回転霧化頭型の塗装機を図1およ
び図2に基づいて説明する。
【0023】図において、1は回転霧化頭型の塗装機を
示し、該塗装機1は後述する塗装機本体2によって回転
霧化頭4を高速回転することによって塗料を霧化し、こ
の霧化塗料粒子を外部電極12と被塗物との間の静電界
に沿って該被塗物に飛行塗着させると共に、シェーピン
グエアリング13からのシェーピングエアによって塗装
パターンを形成し、塗着効率を高めるものである。
示し、該塗装機1は後述する塗装機本体2によって回転
霧化頭4を高速回転することによって塗料を霧化し、こ
の霧化塗料粒子を外部電極12と被塗物との間の静電界
に沿って該被塗物に飛行塗着させると共に、シェーピン
グエアリング13からのシェーピングエアによって塗装
パターンを形成し、塗着効率を高めるものである。
【0024】2は内部にエア軸受、エアモータ等(いず
れも図示せず)を有する筒状の塗装機本体を示し、該塗
装機本体2はエアモータによって回転軸3を介して回転
霧化頭4を高速回転するものである。
れも図示せず)を有する筒状の塗装機本体を示し、該塗
装機本体2はエアモータによって回転軸3を介して回転
霧化頭4を高速回転するものである。
【0025】4は塗装機本体2の先端側に回転可能に設
けられたカップ状の回転霧化頭を示し、該回転霧化頭4
は回転軸3の先端側に固着され、該回転霧化頭4は回転
軸3の回転力によって高速回転をすることにより、塗料
管路を介して供給された塗料を微粒化しつつ、遠心力で
径方向に噴霧するものである。なお、該回転霧化頭4の
外周面は、図5に示すように回転軸3の軸線に平行な線
に対して角度α(本実施例では、α=8°40″)とな
っている。
けられたカップ状の回転霧化頭を示し、該回転霧化頭4
は回転軸3の先端側に固着され、該回転霧化頭4は回転
軸3の回転力によって高速回転をすることにより、塗料
管路を介して供給された塗料を微粒化しつつ、遠心力で
径方向に噴霧するものである。なお、該回転霧化頭4の
外周面は、図5に示すように回転軸3の軸線に平行な線
に対して角度α(本実施例では、α=8°40″)とな
っている。
【0026】5は塗装機本体2の基端側に設けられた支
持部材を示し、該支持部材5は例えば絶縁樹脂材料から
構成され、塗装機本体2および後述する電極保持部9を
支持すると共に、内部に塗料弁、排液弁(いずれも図示
せず)等を有している。そして、前記支持部材5には色
替弁装置(図示せず)からの塗料を回転軸3内を介して
回転霧化頭4に供給する塗料管路、エアモータ、エア軸
受を駆動するエア管路(いずれも図示せず)、シェーピ
ングエアリング13にシェーピングエアを供給するシェ
ーピングエア管路6(図2参照)等が軸方向に形成され
ている。また、前記支持部材5の支持腕5Aはレシプロ
ケータ(図示せず)に取付けられるものである。
持部材を示し、該支持部材5は例えば絶縁樹脂材料から
構成され、塗装機本体2および後述する電極保持部9を
支持すると共に、内部に塗料弁、排液弁(いずれも図示
せず)等を有している。そして、前記支持部材5には色
替弁装置(図示せず)からの塗料を回転軸3内を介して
回転霧化頭4に供給する塗料管路、エアモータ、エア軸
受を駆動するエア管路(いずれも図示せず)、シェーピ
ングエアリング13にシェーピングエアを供給するシェ
ーピングエア管路6(図2参照)等が軸方向に形成され
ている。また、前記支持部材5の支持腕5Aはレシプロ
ケータ(図示せず)に取付けられるものである。
【0027】7は前記塗装機本体2の外周を覆うように
配設されたケーシングを示し、該ケーシング7は絶縁樹
脂材料によって筒状に形成され、その基端側は支持部材
5に固着され、先端側は塗装機本体2の先端部分まで延
在している。そして、前記ケーシング7の先端側内周面
にはシェーピングエアリング13およびエア流通リング
21を固着するためのめねじ部7Aが形成されている。
さらに、前記ケーシング7と塗装機本体2との間は環状
空間となって画成されたメインエアチャンバ8となり、
該メインエアチャンバ8にはエア管路6を介して供給さ
れたシェーピングエアを貯えるようになっている。
配設されたケーシングを示し、該ケーシング7は絶縁樹
脂材料によって筒状に形成され、その基端側は支持部材
5に固着され、先端側は塗装機本体2の先端部分まで延
在している。そして、前記ケーシング7の先端側内周面
にはシェーピングエアリング13およびエア流通リング
21を固着するためのめねじ部7Aが形成されている。
さらに、前記ケーシング7と塗装機本体2との間は環状
空間となって画成されたメインエアチャンバ8となり、
該メインエアチャンバ8にはエア管路6を介して供給さ
れたシェーピングエアを貯えるようになっている。
【0028】9,9,…は支持部材5の外周側に配設さ
れた複数本の電極保持部を示し、該各電極保持部9は絶
縁樹脂材料によってL字状の棒状体となっている。そし
て、該各電極保持部9の基端側は支持部材5に対してボ
ルト10によって固着されていると共に、高電圧発生装
置からの高電圧が供給されるコネクタ11が接続されて
いる。また、先端側にはケーシング7の先端側外周に位
置して外部電極12となっている。
れた複数本の電極保持部を示し、該各電極保持部9は絶
縁樹脂材料によってL字状の棒状体となっている。そし
て、該各電極保持部9の基端側は支持部材5に対してボ
ルト10によって固着されていると共に、高電圧発生装
置からの高電圧が供給されるコネクタ11が接続されて
いる。また、先端側にはケーシング7の先端側外周に位
置して外部電極12となっている。
【0029】そして、該各外部電極12は、高電圧発生
装置から−50〜−90kVの高電圧が印加されること
により、その先端側前方にコロナ放電領域を形成し、回
転霧化頭4で微粒化された塗料粒子を帯電させるもので
ある。
装置から−50〜−90kVの高電圧が印加されること
により、その先端側前方にコロナ放電領域を形成し、回
転霧化頭4で微粒化された塗料粒子を帯電させるもので
ある。
【0030】次に、本発明の特徴となるシェーピングエ
アリング13およびエア流通リング20について図2な
いし図4に基づいて説明する。
アリング13およびエア流通リング20について図2な
いし図4に基づいて説明する。
【0031】13はケーシング7の先端側に固着された
シェーピングエアリングを示し、該シェーピングエアリ
ング13は先端側が縮径した外筒14と、該外筒14内
に螺着された段付筒状の内筒15とからなる。
シェーピングエアリングを示し、該シェーピングエアリ
ング13は先端側が縮径した外筒14と、該外筒14内
に螺着された段付筒状の内筒15とからなる。
【0032】16は内筒14,外筒15間に形成された
環状のサブエアチャンバを示し、該サブエアチャンバ1
6はメインエアチャンバ8から後述の各連通孔22,環
状溝18およびエア流通孔19を介して供給されたシェ
ーピングエアを貯えるようになっている。
環状のサブエアチャンバを示し、該サブエアチャンバ1
6はメインエアチャンバ8から後述の各連通孔22,環
状溝18およびエア流通孔19を介して供給されたシェ
ーピングエアを貯えるようになっている。
【0033】ここで、前記外筒14は、その基端側の外
周面にケーシング7のめねじ部7Aに螺着されるおねじ
部14A,内周面にめねじ部14Bがそれぞれ形成さ
れ、先端側には断面略三角形状の先端側筒部14Cが形
成され、また中央部内周側にはサブエアチャンバ16の
外側面となる環状段部14Dが形成されている。
周面にケーシング7のめねじ部7Aに螺着されるおねじ
部14A,内周面にめねじ部14Bがそれぞれ形成さ
れ、先端側には断面略三角形状の先端側筒部14Cが形
成され、また中央部内周側にはサブエアチャンバ16の
外側面となる環状段部14Dが形成されている。
【0034】17,17,…は先端側筒部14Cを軸方
向に貫通する多数個のエア噴出孔を示し、図2および図
3に示すように、該各エア噴出孔17は直径1mmをも
って、36個が全周に亘って均一に形成されている。そ
して、該各エア噴出孔17の傾きは、図5に示すよう
に、回転軸3の軸線に平行な線に対して角度β(本実施
例では、β=25°)となっている。なお、本実施例で
は該各エア噴出孔17の噴出方向は、回転霧化頭4の塗
料放出端縁4Aに向かっている。また、該各エア噴出孔
17は小径となっているから、サブエアチャンバ16内
のシェーピングエアは高圧状態となって外気との間に大
きい圧力差が生じる。これにより、各エア噴出孔17か
ら噴出されるシェーピングエアの速度を早めることがで
きる。
向に貫通する多数個のエア噴出孔を示し、図2および図
3に示すように、該各エア噴出孔17は直径1mmをも
って、36個が全周に亘って均一に形成されている。そ
して、該各エア噴出孔17の傾きは、図5に示すよう
に、回転軸3の軸線に平行な線に対して角度β(本実施
例では、β=25°)となっている。なお、本実施例で
は該各エア噴出孔17の噴出方向は、回転霧化頭4の塗
料放出端縁4Aに向かっている。また、該各エア噴出孔
17は小径となっているから、サブエアチャンバ16内
のシェーピングエアは高圧状態となって外気との間に大
きい圧力差が生じる。これにより、各エア噴出孔17か
ら噴出されるシェーピングエアの速度を早めることがで
きる。
【0035】一方、前記内筒15は、その基端側の筒部
15A外周面には前記外筒14のめねじ部14Bに螺着
されるおねじ部15Bが形成され、先端側にはサブエア
チャンバ16の内側面となる小径筒部15Cが形成され
ている。
15A外周面には前記外筒14のめねじ部14Bに螺着
されるおねじ部15Bが形成され、先端側にはサブエア
チャンバ16の内側面となる小径筒部15Cが形成され
ている。
【0036】18は前記内筒15の基端側の筒部15A
端面に全周に亘って十分に大径に形成された環状溝を示
し、該環状溝18はメインエアチャンバ8に各連通孔2
2を介して連通するようになっている。
端面に全周に亘って十分に大径に形成された環状溝を示
し、該環状溝18はメインエアチャンバ8に各連通孔2
2を介して連通するようになっている。
【0037】19,19,…は同じく前記内筒15の筒
部15Aの軸方向に多数個形成されたエア流通孔を示
し、該各エア流通孔19は前記環状溝18とサブエアチ
ャンバ16とを連通するため、これらの間に位置して穿
設されるもので、本実施例では、直径1.5mmの穴が
全周に亘って等間隔で60個形成されている。ここで、
前記各エア流通孔19の開孔面積を合計した総流路面積
は、各エア噴出孔17の総流路面積よりも大きな流路面
積をもって形成されている。なお、環状溝18の総流路
面積は各エア流通孔19の総流路面積よりも大である。
部15Aの軸方向に多数個形成されたエア流通孔を示
し、該各エア流通孔19は前記環状溝18とサブエアチ
ャンバ16とを連通するため、これらの間に位置して穿
設されるもので、本実施例では、直径1.5mmの穴が
全周に亘って等間隔で60個形成されている。ここで、
前記各エア流通孔19の開孔面積を合計した総流路面積
は、各エア噴出孔17の総流路面積よりも大きな流路面
積をもって形成されている。なお、環状溝18の総流路
面積は各エア流通孔19の総流路面積よりも大である。
【0038】また、シェーピングエアリング13は、前
記内筒15のおねじ部15Bを外筒14のめねじ部14
Bに螺着することにより、該内筒15の筒部15Aの外
周面を外筒14の内周面に気密に固着すると共に、小径
筒部15Cの先端面を先端側筒部14Cの基端側にOリ
ング20を介して気密に当接させることによって組付け
られる。これにより、内筒15の小径筒部15Cと外筒
14の環状段部14Dとの間にサブエアチャンバ16を
画成する。従って、エア管路6を介してメインエアチャ
ンバ8に供給されたシェーピングエアは、エア流通リン
グ21,環状溝18および各エア流通孔19を介してサ
ブエアチャンバ16内に供給され、該サブエアチャンバ
16内に貯えられた高圧なシェーピングエアは、各エア
噴出孔17を介して角度(α+β)の傾きをもって回転
霧化頭4の外周面に向けてエアを噴出するようになって
いる。また、シェーピングエアリング13の先端側と回
転霧化頭4の塗料放出端縁4Aまでの距離dは、該各エ
ア噴出孔17からの速度が保たれる距離30mm以下に
設定されている。なお、この距離dはサブエアチャンバ
16と外気との圧力差および各エア噴出孔17の直径,
個数および距離に関係する。
記内筒15のおねじ部15Bを外筒14のめねじ部14
Bに螺着することにより、該内筒15の筒部15Aの外
周面を外筒14の内周面に気密に固着すると共に、小径
筒部15Cの先端面を先端側筒部14Cの基端側にOリ
ング20を介して気密に当接させることによって組付け
られる。これにより、内筒15の小径筒部15Cと外筒
14の環状段部14Dとの間にサブエアチャンバ16を
画成する。従って、エア管路6を介してメインエアチャ
ンバ8に供給されたシェーピングエアは、エア流通リン
グ21,環状溝18および各エア流通孔19を介してサ
ブエアチャンバ16内に供給され、該サブエアチャンバ
16内に貯えられた高圧なシェーピングエアは、各エア
噴出孔17を介して角度(α+β)の傾きをもって回転
霧化頭4の外周面に向けてエアを噴出するようになって
いる。また、シェーピングエアリング13の先端側と回
転霧化頭4の塗料放出端縁4Aまでの距離dは、該各エ
ア噴出孔17からの速度が保たれる距離30mm以下に
設定されている。なお、この距離dはサブエアチャンバ
16と外気との圧力差および各エア噴出孔17の直径,
個数および距離に関係する。
【0039】21は塗装機本体2とシェーピングエアリ
ング13との間に配設されたエア流通リングを示し、該
エア流通リング21は外周面にはおねじ部20Aが形成
され、軸方向には直径が前記エア噴出孔17とエア流通
孔19よりも大径で、かつ個数の少ない連通孔22,2
2,…(本実施例では直径2.7mm,20個)が形成
されている。従って、各連通孔22の総流路面積は各エ
ア噴出孔17、エア流通孔19の総流路面積よりも大と
なるように設定されている。
ング13との間に配設されたエア流通リングを示し、該
エア流通リング21は外周面にはおねじ部20Aが形成
され、軸方向には直径が前記エア噴出孔17とエア流通
孔19よりも大径で、かつ個数の少ない連通孔22,2
2,…(本実施例では直径2.7mm,20個)が形成
されている。従って、各連通孔22の総流路面積は各エ
ア噴出孔17、エア流通孔19の総流路面積よりも大と
なるように設定されている。
【0040】なお、本実施例による環状溝18および連
通孔22は、メインエアチャンバ8からサブエアチャン
バ16にシェーピングエアを供給するシェーピングエア
通路となっている。また、エア流通孔19および連通孔
22はそれぞれ短尺に形成されているから、シェーピン
グエアの圧力損失を小さくすることができ、メインエア
チャンバ23内のシェーピングエアをサブエアチャンバ
16内に圧力損失の少ない状態で供給することができ、
エアの流通を良好にする。
通孔22は、メインエアチャンバ8からサブエアチャン
バ16にシェーピングエアを供給するシェーピングエア
通路となっている。また、エア流通孔19および連通孔
22はそれぞれ短尺に形成されているから、シェーピン
グエアの圧力損失を小さくすることができ、メインエア
チャンバ23内のシェーピングエアをサブエアチャンバ
16内に圧力損失の少ない状態で供給することができ、
エアの流通を良好にする。
【0041】さらに、サブエアチャンバ16内に貯えら
れたシェーピングエアは、シェーピングエアリング13
の各エア噴出孔17から回転霧化頭4の軸線に対して角
度(α+β)の傾きをもって該回転霧化頭4の外周面に
向けて噴出され、このシェーピングエアによって回転霧
化頭4の塗料放出端縁4Aから霧化して放出された塗料
を前方(被塗物側)に押出すようになっている。
れたシェーピングエアは、シェーピングエアリング13
の各エア噴出孔17から回転霧化頭4の軸線に対して角
度(α+β)の傾きをもって該回転霧化頭4の外周面に
向けて噴出され、このシェーピングエアによって回転霧
化頭4の塗料放出端縁4Aから霧化して放出された塗料
を前方(被塗物側)に押出すようになっている。
【0042】本実施例による回転霧化頭型の静電塗装機
は上述の如く構成されるが、その塗装工程においては、
まず回転霧化頭4を25000 〜70000 rpm 程度で高速回転
させつつ、各外部電極12に高電圧を印加し、該各外部
電極12の前方にコロナ放電領域を形成しておく。次
に、回転霧化頭4に塗料を供給すると、塗料は該回転霧
化頭4によって微粒化され、コロナ放電領域を通過する
間に帯電し、アースに短絡された被塗物(例えば車体)
との間の電気力線(静電界)に沿って飛行し、該被塗物
の表面に塗着するようになっている。
は上述の如く構成されるが、その塗装工程においては、
まず回転霧化頭4を25000 〜70000 rpm 程度で高速回転
させつつ、各外部電極12に高電圧を印加し、該各外部
電極12の前方にコロナ放電領域を形成しておく。次
に、回転霧化頭4に塗料を供給すると、塗料は該回転霧
化頭4によって微粒化され、コロナ放電領域を通過する
間に帯電し、アースに短絡された被塗物(例えば車体)
との間の電気力線(静電界)に沿って飛行し、該被塗物
の表面に塗着するようになっている。
【0043】然るに、本実施例においては、メインエア
チャンバ8からのシェーピングエアが各エア噴出孔17
から噴出されるまでの経路の途中に、エアを一時的に貯
える環状溝18およびサブエアチャンバ16等を形成
し、かつメインエアチャンバ8と各連通孔22,環状溝
18とサブエアチャンバ16との間をそれぞれ距離の短
い各連通孔22,各エア流通孔19により連通したか
ら、各連通孔22,各エア流通孔19におけるシェーピ
ングエアの圧力損失を少なくすることができる。従っ
て、サブエアチャンバ16内に貯えられるシェーピング
エアの圧力を高め、各エア噴出孔17から噴出されるエ
アの流量を多くすると共に、シェーピングエアの速度を
速くすることができる。
チャンバ8からのシェーピングエアが各エア噴出孔17
から噴出されるまでの経路の途中に、エアを一時的に貯
える環状溝18およびサブエアチャンバ16等を形成
し、かつメインエアチャンバ8と各連通孔22,環状溝
18とサブエアチャンバ16との間をそれぞれ距離の短
い各連通孔22,各エア流通孔19により連通したか
ら、各連通孔22,各エア流通孔19におけるシェーピ
ングエアの圧力損失を少なくすることができる。従っ
て、サブエアチャンバ16内に貯えられるシェーピング
エアの圧力を高め、各エア噴出孔17から噴出されるエ
アの流量を多くすると共に、シェーピングエアの速度を
速くすることができる。
【0044】また、シェーピングエアリング13と回転
霧化頭4の塗料放出端縁4Aとの距離dを30mm以下
に設定したから、該シェーピングエアリング13の各エ
ア噴出孔17から回転霧化頭4に向かうシェーピングエ
アに十分な速度を与えることができる。これにより、シ
ェーピングエアの速度を大きく保った状態で、回転霧化
頭4の塗料放出端縁4Aにシェーピングエアを作用さ
せ、霧化された塗料に対して十分な速度を与え、塗装面
に向けて飛行させることができる。
霧化頭4の塗料放出端縁4Aとの距離dを30mm以下
に設定したから、該シェーピングエアリング13の各エ
ア噴出孔17から回転霧化頭4に向かうシェーピングエ
アに十分な速度を与えることができる。これにより、シ
ェーピングエアの速度を大きく保った状態で、回転霧化
頭4の塗料放出端縁4Aにシェーピングエアを作用さ
せ、霧化された塗料に対して十分な速度を与え、塗装面
に向けて飛行させることができる。
【0045】本実施例による塗装機1では、シェーピン
グエアリング13の各エア噴出孔17から噴出されるシ
ェーピングエアの速度を早めることにより、塗料の被塗
物への衝突速度を確実に早めることができる。なお、実
験の結果、本塗装機1の速度は、エアスプレーガンまた
は静電塗装ガンのエア噴出速度,塗料の被塗物への衝突
速度よりも速くなっていることは既に確認済みである。
グエアリング13の各エア噴出孔17から噴出されるシ
ェーピングエアの速度を早めることにより、塗料の被塗
物への衝突速度を確実に早めることができる。なお、実
験の結果、本塗装機1の速度は、エアスプレーガンまた
は静電塗装ガンのエア噴出速度,塗料の被塗物への衝突
速度よりも速くなっていることは既に確認済みである。
【0046】これらの点から、本実施例による塗装機1
をメタリック塗料に用いた場合には、塗料の被塗物への
衝突速度が従来用いられている回転霧化頭型の塗装機よ
りも格段速くなっているから、被塗物の塗装面における
明暗度(輝き)を確実に高めることができる。
をメタリック塗料に用いた場合には、塗料の被塗物への
衝突速度が従来用いられている回転霧化頭型の塗装機よ
りも格段速くなっているから、被塗物の塗装面における
明暗度(輝き)を確実に高めることができる。
【0047】一方、シェーピングエアリング13に形成
した噴出口としての各エア噴出孔17は、回転霧化頭4
の外周面に対して角度(α+β)(実施例の場合、α+
β=33°40″<45°)でシェーピングエアが当た
るようにしたから、流速の速いエアがシェーピングエア
リング13から噴出されても、回転霧化頭4の塗料放出
端縁4Aから放出される霧化された塗料の塗装パターン
を確実に広げることができる。
した噴出口としての各エア噴出孔17は、回転霧化頭4
の外周面に対して角度(α+β)(実施例の場合、α+
β=33°40″<45°)でシェーピングエアが当た
るようにしたから、流速の速いエアがシェーピングエア
リング13から噴出されても、回転霧化頭4の塗料放出
端縁4Aから放出される霧化された塗料の塗装パターン
を確実に広げることができる。
【0048】従って、本実施例による塗装機1は、塗装
パターンを従来用いられている回転霧化頭型の塗装機と
ほぼ同じ幅にすることができ、塗着効率を高めることが
できる。また、塗装パターンを広げることにより、塗装
機1の移動を細かく行う必要がなくなり、塗装工程の作
業効率を高めることができる。
パターンを従来用いられている回転霧化頭型の塗装機と
ほぼ同じ幅にすることができ、塗着効率を高めることが
できる。また、塗装パターンを広げることにより、塗装
機1の移動を細かく行う必要がなくなり、塗装工程の作
業効率を高めることができる。
【0049】かくして、本実施例の塗装機1によれば、
シェーピングエアリング13から噴出されるシェーピン
グエアの速度を早めることにより、回転霧化頭4により
霧化された塗料の被塗物への衝突速度を高めることがで
き、メタリック塗料を用いた場合の塗装面の明暗度を高
めることができる。これにより、回転霧化頭型の塗装機
であってもメタリック塗料の仕上げ塗装工程に用いるこ
とができる。
シェーピングエアリング13から噴出されるシェーピン
グエアの速度を早めることにより、回転霧化頭4により
霧化された塗料の被塗物への衝突速度を高めることがで
き、メタリック塗料を用いた場合の塗装面の明暗度を高
めることができる。これにより、回転霧化頭型の塗装機
であってもメタリック塗料の仕上げ塗装工程に用いるこ
とができる。
【0050】さらに、塗装パターンを回転霧化頭4の外
周面に向けて噴出されるシェーピングエアの角度(α+
β)を45度以下にすることにより、塗装パターンを広
げることができ、塗装面の塗りムラをなくし、均一な塗
膜とすることができる。そして、塗着効率および作業効
率を著しく向上させることができる。
周面に向けて噴出されるシェーピングエアの角度(α+
β)を45度以下にすることにより、塗装パターンを広
げることができ、塗装面の塗りムラをなくし、均一な塗
膜とすることができる。そして、塗着効率および作業効
率を著しく向上させることができる。
【0051】この結果、メタリック塗料の無駄を大幅に
なくすことができると共に、作業効率を格段向上するこ
とができ、メタリック塗装のコストダウンを図ることが
できる。
なくすことができると共に、作業効率を格段向上するこ
とができ、メタリック塗装のコストダウンを図ることが
できる。
【0052】また、本発明者達は、上述した構成の塗装
機1を用いた実験により、各エア噴出孔17からのシェ
ーピングエアの速度を一般的な回転霧化頭型の塗装機に
よるシェーピングエアの速度の数十倍に加速できるこ
と、またこの速度の増加に伴った塗装パターンの縮小
を、各エア噴出孔17の回転霧化頭4の外周面に対する
角度を設定することにより大きくして、通常の回転霧化
頭型の塗装機と同程度の大きさに広げること等の結果を
得ている。さらに、塗装面の明暗度においても、エアス
プレーガンまたは静電塗装ガンよりも高い明暗度を得て
いる。
機1を用いた実験により、各エア噴出孔17からのシェ
ーピングエアの速度を一般的な回転霧化頭型の塗装機に
よるシェーピングエアの速度の数十倍に加速できるこ
と、またこの速度の増加に伴った塗装パターンの縮小
を、各エア噴出孔17の回転霧化頭4の外周面に対する
角度を設定することにより大きくして、通常の回転霧化
頭型の塗装機と同程度の大きさに広げること等の結果を
得ている。さらに、塗装面の明暗度においても、エアス
プレーガンまたは静電塗装ガンよりも高い明暗度を得て
いる。
【0053】なお、前記実施例では、図5に示すよう
に、シェーピングエアリング13の各エア噴出孔17か
らのシェーピングエアは回転霧化頭4の塗料放出端縁4
Aに向けて噴出するようにしたが、本発明はこれに限ら
ず、図6に示すように、回転霧化頭4をシェーピングエ
アリング13の先端より大きく突出させるようにし、該
回転霧化頭4の塗料放出端縁4Aとシェーピングエアリ
ング13の各エア噴出孔17との距離dA (dA >30
mm)としてシェーピングエアを回転霧化頭4の外周面
に当たるようにしてもよい。
に、シェーピングエアリング13の各エア噴出孔17か
らのシェーピングエアは回転霧化頭4の塗料放出端縁4
Aに向けて噴出するようにしたが、本発明はこれに限ら
ず、図6に示すように、回転霧化頭4をシェーピングエ
アリング13の先端より大きく突出させるようにし、該
回転霧化頭4の塗料放出端縁4Aとシェーピングエアリ
ング13の各エア噴出孔17との距離dA (dA >30
mm)としてシェーピングエアを回転霧化頭4の外周面
に当たるようにしてもよい。
【0054】また、回転軸3の軸線に対するエア噴出孔
17の角度βを25度にした場合を示したが、例えば図
7に示すようにエア噴出孔17′の角度β′を35度と
して大きく設定してもよい。なお、この場合には、各エ
ア噴出孔17′から噴出されるシェーピングエアの角度
が45度以下の範囲で回転霧化頭4の塗料放出端縁4A
に当たるように、エア噴出孔17(17′)の角度、回
転霧化頭4の外周面の角度を設定しても、前述したと同
様の効果を得ることができる。さらに、回転霧化頭4の
塗料放出端縁4Aとシェーピングエアリング13の各エ
ア噴出孔17との距離dB においても、距離dB >30
mmとなっている。
17の角度βを25度にした場合を示したが、例えば図
7に示すようにエア噴出孔17′の角度β′を35度と
して大きく設定してもよい。なお、この場合には、各エ
ア噴出孔17′から噴出されるシェーピングエアの角度
が45度以下の範囲で回転霧化頭4の塗料放出端縁4A
に当たるように、エア噴出孔17(17′)の角度、回
転霧化頭4の外周面の角度を設定しても、前述したと同
様の効果を得ることができる。さらに、回転霧化頭4の
塗料放出端縁4Aとシェーピングエアリング13の各エ
ア噴出孔17との距離dB においても、距離dB >30
mmとなっている。
【0055】さらに、前記実施例では、メインエアチャ
ンバ8とサブエアチャンバ16とを連通するシェーピン
グエア通路を、各エア流通孔19,環状溝18および各
連通孔22により構成し、該各連通孔22はエア流通リ
ング21に形成したが、本発明はこれに限らず、エア流
通リング21をシェーピングエアリング13に一体形成
するようにして、該エア流通リング21を廃止してもよ
く、要はシェーピングエアの圧力損失を少なくし、速度
を高めるようにすればよい。
ンバ8とサブエアチャンバ16とを連通するシェーピン
グエア通路を、各エア流通孔19,環状溝18および各
連通孔22により構成し、該各連通孔22はエア流通リ
ング21に形成したが、本発明はこれに限らず、エア流
通リング21をシェーピングエアリング13に一体形成
するようにして、該エア流通リング21を廃止してもよ
く、要はシェーピングエアの圧力損失を少なくし、速度
を高めるようにすればよい。
【0056】一方、前記実施例では塗装機1を各外部電
極12によって塗料を帯電させる外部電極方式について
述べたが、本発明はこれに限らず、回転霧化頭4に直接
高電圧を印加する直接帯電方式に用いてもよい。
極12によって塗料を帯電させる外部電極方式について
述べたが、本発明はこれに限らず、回転霧化頭4に直接
高電圧を印加する直接帯電方式に用いてもよい。
【0057】さらにまた、前記実施例ではメタリック塗
料を2度の塗装工程により行う場合について述べたが、
本発明による塗装機はこれに限らず、1度の塗装工程ま
たは3度以上の塗装工程における仕上げ塗装に用いても
よい。
料を2度の塗装工程により行う場合について述べたが、
本発明による塗装機はこれに限らず、1度の塗装工程ま
たは3度以上の塗装工程における仕上げ塗装に用いても
よい。
【0058】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の回転霧化頭
型の静電塗装機によれば、メインエアチャンバからシェ
ーピングエアリングに形成されたサブエアチャンバに供
給されたシェーピングエアを、多数個のエア噴出孔を介
して回転霧化頭に向けて噴出させる構成としたから、該
各エア噴出孔からシェーピングエアを噴出させるとき、
サブエアチャンバと外気との間の圧力差により、エアの
噴出速度を速くすることができる。
型の静電塗装機によれば、メインエアチャンバからシェ
ーピングエアリングに形成されたサブエアチャンバに供
給されたシェーピングエアを、多数個のエア噴出孔を介
して回転霧化頭に向けて噴出させる構成としたから、該
各エア噴出孔からシェーピングエアを噴出させるとき、
サブエアチャンバと外気との間の圧力差により、エアの
噴出速度を速くすることができる。
【0059】また、メインエアチャンバからサブエアチ
ャンバにシェーピングエアを流通させるとき、シェーピ
ングエアリングの基端側に形成した大流路面積をもった
環状溝と多数個のエア流通孔を介して行うことによっ
て、メインエアチャンバからサブエアチャンバに供給す
るシェーピングエアの圧力損失を小さくし、シェーピン
グエアを速い速度で各エア噴出孔から噴出することがで
きる。この結果、回転霧化頭により霧化された塗料の被
塗物への衝突速度を速めることができ、特にメタリック
塗料の仕上げ塗装工程に用いた場合でも、塗装面の明暗
度を高めることができる。
ャンバにシェーピングエアを流通させるとき、シェーピ
ングエアリングの基端側に形成した大流路面積をもった
環状溝と多数個のエア流通孔を介して行うことによっ
て、メインエアチャンバからサブエアチャンバに供給す
るシェーピングエアの圧力損失を小さくし、シェーピン
グエアを速い速度で各エア噴出孔から噴出することがで
きる。この結果、回転霧化頭により霧化された塗料の被
塗物への衝突速度を速めることができ、特にメタリック
塗料の仕上げ塗装工程に用いた場合でも、塗装面の明暗
度を高めることができる。
【0060】さらに、シェーピングエアリングの各エア
噴出孔から噴出されるシェーピングエアの角度を回転霧
化頭の外周面に対して45度以下で当たるようにしたか
ら、該回転霧化頭により霧化される塗料の塗装パターン
を広げることができ、被塗物への塗装面積を大きくする
ことができる。この結果、塗りムラを少なくして塗着効
率を向上させると共に、塗装工程における作業効率も向
上できる。
噴出孔から噴出されるシェーピングエアの角度を回転霧
化頭の外周面に対して45度以下で当たるようにしたか
ら、該回転霧化頭により霧化される塗料の塗装パターン
を広げることができ、被塗物への塗装面積を大きくする
ことができる。この結果、塗りムラを少なくして塗着効
率を向上させると共に、塗装工程における作業効率も向
上できる。
【0061】さらにまた、シェーピングエアリングの各
エア噴出孔の先端と前記回転霧化頭の塗料放出端縁との
距離を30mm以下に設定することにより、該各塗料噴
出孔からのシェーピングエアの速度が大きく保たれた状
態で、前記回転霧化頭から霧化された塗料に速度を与え
ることができる。
エア噴出孔の先端と前記回転霧化頭の塗料放出端縁との
距離を30mm以下に設定することにより、該各塗料噴
出孔からのシェーピングエアの速度が大きく保たれた状
態で、前記回転霧化頭から霧化された塗料に速度を与え
ることができる。
【0062】従って、本発明による回転霧化頭型の静電
塗装機を、従来使用することのできなかったメタリック
塗料の仕上げ塗装工程に使用することができるばかりで
なく、塗装面の明暗度および塗着効率の高い塗装を行う
ことができる。
塗装機を、従来使用することのできなかったメタリック
塗料の仕上げ塗装工程に使用することができるばかりで
なく、塗装面の明暗度および塗着効率の高い塗装を行う
ことができる。
【図1】本発明の実施例による回転霧化頭型静電塗装機
を示す外観図である。
を示す外観図である。
【図2】図1中の静電塗装機の要部を示す縦断面図であ
る。
る。
【図3】シェーピングエアリングを図2中の矢示III −
III 方向からみた正面図である。
III 方向からみた正面図である。
【図4】エア流通リングを図2中の矢示IV−IV方向から
みた背面図である。
みた背面図である。
【図5】シェーピングエアリングとそのエア噴出孔から
噴出されるシェーピングエアの方向を示す縦断面図であ
る。
噴出されるシェーピングエアの方向を示す縦断面図であ
る。
【図6】第1の変形例によるシェーピングエアリングを
示す図5と同様の縦断面図である。
示す図5と同様の縦断面図である。
【図7】第2の変形例によるシェーピングエアリングを
示す図5と同様の縦断面図である。
示す図5と同様の縦断面図である。
1 回転霧化頭型の塗装機 2 塗装機本体 4 回転霧化頭 4A 塗料放出端縁 8 メインエアチャンバ 13 シェーピングエアリング 16 サブエアチャンバ 17,17′ エア噴出孔 18 環状溝 19 エア流通孔 21 エア流通リング 22 連通孔
Claims (5)
- 【請求項1】 内部にエアモータ等を有する塗装機本体
と、該塗装機本体の先端側にエアモータによって回転可
能に設けられた回転霧化頭と、前記塗装機本体を覆い、
該塗装機本体との間にメインエアチャンバを画成する筒
状のケーシングと、前記回転霧化頭の軸方向中間まで外
周を覆うように該ケーシングに固着されたシェーピング
エアリングと、該シェーピングエアリング内に前記メイ
ンエアチャンバから供給されたエアを貯えるように形成
されたサブエアチャンバと、前記シェーピングエアリン
グの先端側に全周に亘って多数個穿設され、該サブエア
チャンバに貯えられたシェーピングエアを前記回転霧化
頭に向けて噴出するエア噴出孔とからなる回転霧化頭型
静電塗装機。 - 【請求項2】 前記メインエアチャンバとサブエアチャ
ンバとを連通させるため、前記シェーピングエアリング
の基端側にはメインエアチャンバ側に位置する大径な環
状溝と、該環状溝よりもサブエアチャンバ側に位置し、
前記各エア噴出孔の総流路面積よりも大きな流路面積を
確保する多数個のエア流通孔とを形成してなる請求項1
記載の回転霧化頭型静電塗装機。 - 【請求項3】 前記メインエアチャンバとサブエアチャ
ンバとを連通させるため、前記シェーピングエアリング
の基端側には大径な連通孔を全周に亘って多数個穿設し
たエア流通リングを配設してなる請求項1または2記載
の回転霧化頭型静電塗装機。 - 【請求項4】 前記シェーピングエアリングの各エア噴
出孔は、該各エア噴出孔から噴出されるシェーピングエ
アの角度が前記回転霧化頭の外周面に対して45度以下
の範囲で当たるように設定してなる請求項1,2または
3記載の回転霧化頭型静電塗装機。 - 【請求項5】 前記シェーピングエアリングの各エア噴
出孔の先端と前記回転霧化頭の塗料放出端縁との距離
を、30mm以下に設定してなる請求項1,2,3およ
び4記載の回転霧化頭型静電塗装機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5181936A JPH078847A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 回転霧化頭型静電塗装機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5181936A JPH078847A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 回転霧化頭型静電塗装機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH078847A true JPH078847A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=16109490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5181936A Pending JPH078847A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 回転霧化頭型静電塗装機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078847A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013166113A (ja) * | 2012-02-15 | 2013-08-29 | Toyota Motor Corp | 回転霧化式静電塗装機及び回転霧化頭 |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP5181936A patent/JPH078847A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013166113A (ja) * | 2012-02-15 | 2013-08-29 | Toyota Motor Corp | 回転霧化式静電塗装機及び回転霧化頭 |
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