JPH0787845B2 - 超音波体腔内組織破壊装置 - Google Patents

超音波体腔内組織破壊装置

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JPH0787845B2
JPH0787845B2 JP61283563A JP28356386A JPH0787845B2 JP H0787845 B2 JPH0787845 B2 JP H0787845B2 JP 61283563 A JP61283563 A JP 61283563A JP 28356386 A JP28356386 A JP 28356386A JP H0787845 B2 JPH0787845 B2 JP H0787845B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は例えば生体内に生成される各種結石,血栓等
を除去する超音波体腔内組織破壊装置に関する。
[従来の技術] 超音波振動を利用して生体内に形成された結石や血栓等
を破壊する超音波体腔内組織破壊装置は例えば第11図の
ように構成される超音波伝達部に保護管が設けられて潅
流できるようになっているものがある。
図において1は内視鏡であり,この内視鏡1の手元操作
部2には接眼部3,ライトガイド用のユニバーサルコード
4,挿入部5およびチャンネル口6等が設けられている。
そして,この挿入部5の内部に設けられた図示しないレ
ンズおよびイメージガイド等を介して上記接眼部3より
挿入部5の先端側を観察することができる。
さらに,上記チャンネル口6には,チャンネル口6と連
通して上記挿入部5の先端までチャンネル7が設けられ
ている。
そして結石9を破壊しようとする場合には上記挿入部5
を体腔内8に挿入し,さらに,上記チャンネル口6より
超音波破壊装置10の超音波伝達部11を挿入して,その先
端を上記結石9に当接させ超音波振動を加えて破壊す
る。ここで上記超音波破壊装置10は超音波伝達部11の後
端に設けられた操作部12と,この操作部12と内視鏡1の
手元操作部2を接続する外カバー12aが設けられてい
る。また,上記操作部12の後部に接続された電源13およ
び潅流ポンプ14,そして,上記電源13を操作するフット
スイッチ15が設けられている。
そして,上記超音波伝達部11は柔軟性の高いテフロンチ
ューブ等の内カバー16に緩挿した状態で上記チャンネル
7に挿通されている。また,上記潅流ポンプ14によって
潅流される潅流液は,内視鏡1の境界を確保したり,超
音波伝達部を冷却するためのものであり,上記潅流ポン
プ14より操作部12を介して体腔内8に吐き出されさらに
チャンネル7を通って潅流口金17および廃液チューブ18
を介して排出される。
また,米国特許第3830240号明細書に示されるように,
例えば体腔内に挿入された図示しないガイド管にカテー
テルを挿通し,このカテーテルのルーメンに対して超音
波伝達部が挿通された構造のものがある。
このような構造の超音波体腔内組織破壊装置は前者では
超音波伝達部11が内カバー16より突出しないように構成
されており,また,後者ではカテーテルより超音波伝達
部が突出して設けられていた。
[発明が解決しようとする問題点] 上述のような超音波体腔内組織破壊装置はその超音波伝
達部の先端部が内カバーより突出しないように構成され
ていたり,また,カテーテルより超音波伝達部の先端部
が突出して設けられたりしていた。そして,超音波伝達
部の先端部が露出している場合には体腔内やチャンネル
内面等に傷を付けることがあり,また,超音波伝達部の
先端部が露出していない場合には結石や血栓等を充分に
破壊することが困難であった。
この発明な上記事情に着目してなされたものであり,調
音波伝達操作時は砕石,血栓除去等に充分な効果が得ら
れ,超音波伝達部挿入時および抜去時には内視鏡チャン
ネル内面や体腔内の組織を傷つけることのなり超音波体
腔内組織破壊装置の提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段及び作用] この超音波体腔内組織破壊装置では,超音波振動部に接
続された超音波伝達部とこれを被覆する内カバーとを備
え,この内カバーに対して超音波伝達部を進退自在に設
けるとともに,超音波伝達部の先端が内カバーより突出
しない方向に付勢する付勢部材を設けることにより砕
石,血栓除去時等には内カバーより超音波伝達部を突出
させ,挿入,抜去時等には上記付勢部材により内カバー
の内部に超音波伝達部を位置させることができるように
したことにある。
[実施例] この発明における第1実施例は第1図乃至第3図に示さ
れるが,その全体的構成は第11図に示される従来例と同
様のため同一構成部分に関しては同一符号を付して説明
の重複を避ける。
第1図において12は操作部であり,この操作部12におけ
るケーシング19の内部には超音波振動部20と金属ブロッ
ク部21が一体に設けられて円錐状のホーン22が形成され
ている。
また,ケーシング19の前端には上記ホーン22の外周を包
囲する第1のカバーとしてのホーンキャップ23が取着さ
れている。このホーンキャップ23は比較的剛性の高いSU
S等によって形成されている。そして,超音波振動部20
には金属ブロック部21の端面に突設したボルト24に圧電
素子25…と電極板26とを交互に貫通するとともに,後方
部に後側金属ブロック27を貫通し,これらの部材をボル
ト24の端部より螺挿したナット28で締付けられることで
構成されている。
さらに,ホーン22の先端には超音波伝達部11が連結さ
れ,超音波振動部20で発生した超音波振動を超音波伝達
部11の先端へ伝えるよう構成されている。ここで,上記
超音波伝達部11は可撓性を有する2本の長いパイプ11a
と2本の短いパイプ11bによって構成され,上記長いパ
イプ11aを2本設けるこにより剛性を増し,さらに短い
パイプ11bを2本設けることにより,長いパイプ11aに沿
って潅流液を流して冷却効果を高めている。また,上記
潅流液は潅流ポンプ14によって潅流される生理食塩水等
であり,超音波振動部20側から超音波伝達部11内および
内カバー16内を通り,体腔内8に吐出され内カバー16と
チャンネル7の隙間を介して上記外カバー12aにもど
り,この外カバー12aに設けられた潅流口金17より廃液
チューブ18を介して排出される。
そして,上記ホーンキャップ23の先端側には摺動管部29
が一体に設けられて,その側壁には調音波伝達部11の軸
心方向に平行な摺動溝30が設けられている。さらに,上
記摺動管部29の先端側にはこの摺動管部29の外周壁を上
記摺動溝30の長手方向に沿って移動可能な後端管部31を
有する第2のカバーとしての外カバー32が設けられてい
る。上記後端管部31の内側前部より,その内周壁に沿う
形状の付勢部材としてのコイルばね33が設けられてい
る。そして,このコイルばね33の後端は上記摺動管部29
の先端部に当接しており,また,後端管部31の縁部付近
には止め金34が外側より径方向に螺合されて,その先端
を上記摺動溝30に係合している。つまり,上記摺動管部
29を第1の外カバー32に対してコイルばね33によって常
に後方へ付勢しているとともに止め金34によって移動範
囲を規制している。また,外カバー32はその中途部内壁
にパイプ35が嵌合されており,このパイプ35に対して上
記超音波伝達部11の先端付近までを覆う内カバー16が接
続されている。
さらに,第2のカバー32の先端側は内視鏡接続金具36に
ねじ部32aおよび36aを介して螺合している。そして,こ
の内視鏡接続金具36の内径は上記内カバー16の直径より
も大きく形成されて,その中途部には潅流口金17が設け
られている。さらに,この内視鏡接続金具36の先端は図
示しない内視鏡のチャンネル口6に接続可能に接続ねじ
部36bが形成されている。
このような構造とすることにより第1図に示される状態
では外カバー32に対してホーンキャップ23がコイルばね
33によって押し離されているため挿入部5の先端部にお
ける超音波伝達部11の先端部は内カバー16の内部に位置
している。この状態で上記挿入部5のチャンネル7や体
腔内8に不要な傷を与えることなく安全に挿入できる。
そして,この場合の内視鏡1との着脱は内視鏡接続金具
36によって行なう。
また,上記外カバー32内のコイルばね33の付勢に反して
ホーンキャップ23を第1図に破線で示される位置に押込
むことにより,超音波伝達部11の先端部は第3図に示さ
れるように内カバー16より突出して,結石9等に当接さ
せることができる。このため充分な砕石や血栓除去等が
容易にできるとともに,超音波伝達部11の先端部が突出
した状態では矢印Aで表わされる内視鏡の視野に入り当
接状態を目視しながら操作できる。
以下,他の実施例について説明するがその基本的構造は
第1図乃至第3図に示される第1実施例と同様のため改
良点のみを説明する。
第4図は第2実施例を示し,摺動溝30の先端と末端に図
中に示されるような,超音波伝達部11の先端部が内カバ
ー16から突出した状態と等出しない状態との双方で固定
可能な,係合溝37a,37bを設け,ホーンキャップ23を前
進または後退させた状態で,このホーンキャップ23の回
動させて止め金34をこの係合溝37a,37bにロックするこ
とにより,上記超音波伝達部11の先端部を内カバー16よ
り突出した状態と同内カバー16内に退避した状態のそれ
ぞれで保持可能とし超音波体腔内組織破壊装置の操作を
より容易にすることができる。ここで上記係合溝37aに
止め金34を係合した状態では超音波伝達部11の先端部が
内カバー16より突出した状態に保持され,また,係合溝
37bに係合した状態では内カバー16内に退避した状態に
保持される。
第5図に示されるのは第3の実施例である。図中に示さ
れるように内視鏡接続金具36と端部間の寸法が異なる他
の内視鏡接続金具38を設けることにより,チャンネル7
の長さの異なる種々の内視鏡に使用可能とすることがで
きる。
以下,第6図および第7図を参照して第4実施例につい
て説明する。図示するようなクリック39…により各寸法
に固定可能な内視鏡接続金具としての伸縮接続金具40に
より,部品の交換をせずにチャンネル7の寸法の異なる
内視鏡に接続することができる。
以下,第8図および第9図を参照して第5実施例につい
て説明する。図中に示されるホーンキャップ23の摺動管
部29が設けられる前端面41,つまり超音波伝達部11の突
出時に外カバー32の後端面42と当接可能な前端面41の一
部に第10図に示されるようなスイッチ43が設けられてい
る。このスイッチ43はその後部に電源13と接続されたリ
ード線44が設けられ,このスイッチ43をOFF方向へ付勢
するコイルばね45が設けられている。つまり,コイルば
ね45の付勢により上記前端面41から上記後端面42側に突
出した状態にスイッチ43が設けられている。そして,上
記前端面41と後端面42とが第9図に示されるように当接
した場合にのみ電源13がON状態となるよう構成されてい
る。
このような構造とすることにより,操作時以外は超音波
振動を発生することがないので各装置は生体に対して安
全性の高い超音波体腔内組織破壊装置とすることができ
る。
なお,この発明は上記各実施例に限定されるものではな
い。例えば操作部12の内部構造は上記のみに限定される
ものではなく,超音波振動部20が設けられて,この超音
波振動部20より発生した超音波を超音波伝達部11によっ
て伝達される構造の超音波体腔内組織破壊装置であれば
よい。
[発明の効果] 以上説明したように,この発明によれば操作時において
超音波伝達部の先端部を内カバーより突出させることが
できるため砕石や血栓の除去等が容易であるとともに,
内視鏡や体腔内への挿入時には上記超音波伝達部の先端
部を内カバーの内側に退避させることができるため,内
視鏡や体腔内に傷を与えることを防止できる,このため
安全で操作の容易な超音波体腔内組織破壊装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの発明における第1実施例であ
り,第1図は超音波破壊装置の側断面図,第2図は内視
鏡先端部に位置する超音波伝達部の先端部の退避状態を
示す側断面図,第3図は超音波伝達部の先端部の突出状
態を示す側断面図,第4図乃至第10図はこの発明におけ
る他の実施例の要部であり,第4図は第2実施例におけ
る摺動管部に設けられた摺動溝の形状を示す斜視図,第
5図は第3実施例であり寸法の異なる外カバーを互換性
を持って設けた状態を示す側断面図,第6図および第7
図は第4実施例であり伸縮状態でそれぞれ固定可能な外
カバーを示す側断面図,第8図乃至第10図は第5実施例
であり第8図および第9図は第1のカバーと第2のカバ
ーの当接部に電源スイッチを設けた状態と,そのスイッ
チング状態を示す側断面図,第10図は第8図および第9
図に示されるスイッチの概略図,第11図は従来における
超音波体腔内組織破壊装置の斜視図である。 7……チャンネル,11……超音波伝達部,16……内カバ
ー,20……超音波振動部,23……ホーンキャップ(第1の
カバー),32……外カバー(第2のカバー),33……コイ
ルばね(付勢部材)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡チャンネル内に挿入される超音波伝
    達部と,超音波を発振させる超音波振動部と,上記伝達
    部を被覆する内カバーとを有する超音波体腔内組織破壊
    装置において,上記振動部を被覆する第1のカバーと,
    上記伝達部の少なくとも基端側を被覆し,一端を内視鏡
    チャンネル口と接続し,他端を上記第1のカバーと進退
    自在に接続する第2のカバーと,上記超音波伝達部の先
    端部を上記内カバーの先端部より突出しないように第1
    のカバーを第2のカバーに対して後側に付勢する付勢部
    材とを具備したことを特徴とする超音波体腔内組織破壊
    装置。
JP61283563A 1986-06-18 1986-11-28 超音波体腔内組織破壊装置 Expired - Fee Related JPH0787845B2 (ja)

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